Ⅱ.調査結果の要約2.平均寿命・・・・・P.23...

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    Ⅱ.調査結果の要約

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    【市場環境および平均寿命について】1.現在飼育率、平均飼育頭数、飼育頭数、飼育意向 ・・・・・P.17~19

    ・飼育頭数・飼育率共に、犬は減少、猫は緩やかに増加の傾向にある。飼育意向についても同様の傾向。

    2.平均寿命 ・・・・・P.23・犬の平均寿命は14.44歳、猫の平均寿命は15.03歳。超小型犬の平均寿命は小型犬、中・大型犬に比べて長い。

    【種類および飼育場所、フードタイプについて】 ・・・・・P.20,72・種類: 犬は「純血」が9割近く、18年と同水準。猫も「純血」が15年より徐々に増加している。

    ・飼育場所:犬は「散歩・外出時以外は室内」が経年で増加。猫では「室内のみ」が2018年から僅かにスコアを下げ、2017年と同水準。

    ・フード: 犬猫ともに「市販のドライタイプ」が最も多い。

    【飼育実態・意識について】1. 飼育きっかけ TOP3 ・・・・・P.32,56

    犬:「以前飼っていたペットが亡くなったから」「ペットショップで見て欲しくなったから」「毎日ペットの世話をできる状況になったから」

    猫:「ペットを拾った、迷い込んできたから」「友人/知人などから飼育を頼まれた、もらったから」「以前飼っていたペットが亡くなったから」

    2. 飼育理由 TOP3 ・・・・・P.32,56犬:「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」「過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから」「家族や夫婦間のコミュニケーションに役立つと思ったから」猫:「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」「過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから」「生活を充実させたいから」

    3. 生涯必要経費 ・・・・・P.38,62

    犬:全体:2,004,139円 超小型:2,201,448円 小型:1,864,155円 中・大型:1,903,980円

    猫:全体:1,344,751円 外に出る:1,375,716円 外に出ない:1,391,199円

    4. ペットフード・市販ペット用品購入チャネル TOP3 ・・・・・P.73,74犬:「ホームセンター・ディスカウントストア」「インターネット通販」「スーパー」

    猫:「ホームセンター・ディスカウントストア」「スーパー」「ドラッグストア」

    5. ペット飼育阻害要因(MA) TOP3 ※非飼育・意向者 ・・・・・P.92,93犬:「旅行などの長期の外出がしづらくなるから」「別れがつらいから」「集合住宅に住んでいて、禁止されているから」

    猫:「集合住宅に住んでいて、禁止されているから」「旅行などの長期の外出がしづらくなるから」「お金がかかるから」

    調査結果のまとめ

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    犬について、飼育率は最近5年間で低下傾向がみられ今後の飼育意向もやや低下傾向。猫の飼育率は緩やかに増加しているが飼育意向は横ばいとなっており、引き続き市場環境の厳しさは続くものと推察される。飼育には「生活に癒し・安らぎ」が求められているが、犬・猫共に「純血」が増加、「室内での飼育」が進んでいる中「集合住宅での飼育が禁止」されている住環境問題が大きな飼育阻害要因となっている。さらに飼育阻害要因には「旅行などの長期の外出ができない」点もあり、外出時の世話代行サービス等の紹介・利用促進を行い、飼育率UPに向けた取り組みが、引き続き望まれる。