Post on 24-Jul-2015
パブリシティ
• スポンサーが CM ではなく,番組の中で,商品やサービスを告知すること
• 無償のケースがほとんどだが,有償の場合 ( ペイド・パブ ) もある
• 新聞・雑誌だと「 PR のページ」など,編集記事と区別するルールがある
• 放送の場合は,厳格なルールが存在しない ( 慢性的なネタ不足 )
ヤラセの分類①テレビ固有ヤラセの分類①テレビ固有• 捏造―まったく存在してもいない事実
を事実であるかのように報道する• 再現―少なくとも一度は存在した事実
をカメラの前で演じること• 仕込み―偶然を装って出来事が起きる
ように,予め“仕掛け”を用意しておく• 演出 ( 誇張 )― 表現者の意図に沿って,
登場者に誇張したリアクションなどを強いる
ヤラセの分類②表現全般ヤラセの分類②表現全般
• 捨象―本来は存在することを,演出上の意図によって「なかったこと」とする
• 誤った推測―事実から出発しながら,虚偽の事実に視聴者を導くこと
• 統計の恣意的解釈―統計を都合良く解釈し,そこから無理な仮説を導き出し,結果的に“嘘”をつく
「取材にならない「取材にならない !! 」」
•国土交通省が「事実誤認」と指摘•業者は通常,効率を考えて国道との交差点もブラシで清掃していた•番組スタッフが「交差点でブラシを止
めてくれないと取材にならない」と依頼した
根源的問題根源的問題
• スキャンダル (私刑・断罪型 ) 報道に際しては,告発者・内部通報者の証言の信憑性が厳密には吟味されず,「ありそう」と思えれば使って OK?
• 取材者がその問題を継続的に追いかけているわけではないので,基礎知識に欠ける場合があり,虚偽証言を見抜けない