自己紹介

鹿児島大学理学部地球環境科学科 岩松 暉

背広の似合わないGeologist

←

鹿大のロゴ

典型的モンゴロイド（ゴビ砂漠において）

サンプルラベル

褌ではない 読めるかな？ 読めないだろうなあ

＜ヒント＞

Pull up your socks !

和名：岩 松 暉

学名：Homo mobilis iwamatsui

雌雄：♂ 番号：19380826

原産地：臺湾新竹縣出礦坑

採取地：日本鹿児島市武岡

あきら

フンちゃん

本当は長岡生まれ

小泉演説で有名になった米百俵の小林虎三郎 米百俵で国漢学校創設

文教予算削って何が米百俵か！

Trails of Homo mobilis iwamatsui

越後の渡り土方は流れ流れてどこへ行く？

炎天八月

涸れた河原の掘建小屋で

越後の若い渡り土方が

故郷の便りを読んでいた。

渡り歩いて枯れ行く人生

秋にはどこで，

秋にはどこで

月と焼酎眺めるのか。

鹿児島

新潟

西山柏崎

栃尾

東京千葉

秋田

札幌

台湾からの引揚船

岩松 暉の研究?史 東大時代 ｜ 新大時代 ｜ 鹿 大 時 代 ｜ 将来

構 造 地 質 学 情報地質学

岩 石 力 学

災害地質学 → 総合防災科学

環境地質学

褶曲の構造階層 断層解析・油田褶曲 四万十帯の地質構造

軟岩の物性 岩石破壊過程のフラクトグラフィー

第三紀層地すべり シラス災害・大規模崩壊 災害の時間的空間的予知

山地保全→自然保護

発散しすぎて雲散霧消？

いや棺桶行き

頭脳硬化の方向

純粋科学（理学的）

Pure Sci. =Poor Sci.

Cool-headed pure scientist

「人間くささ」の度合い

応用科学（工学的）

Applied Sci. =Rich Sci.

Warm-hearted geologist

ウソ

熱いハート絶対に必要！

学生時代―褶曲の構造階層―

構造地質学講座誕生（木村教授） 最初で唯一人の学生

北上・阿武隈山地の中・古生層 スレート劈開の発達と褶曲様式

構造階層の概念

新大時代―褶曲と地すべり―

背斜軸部に地すべり集中 そのメカニズムを岩石物性で説明(岩松・他，1974)

災害研究ではなく，構造地質学的研究の副産物

3

%

2

1

x104

kg/cm2

2

1

10

%

5

00.5 0.5 0.51 km 1 km 1 km

背斜軸からの距離

灰爪層上部

灰爪層下部西山層

ダクティリティー ヤング率 縦ひずみ

学生下宿野崎荘の災害 鹿大生形見の目覚まし時計

鹿大応用地質学講座へ 鹿大文理学部改組により理学部新設

応用地質学講座誕生 • 露木利貞教授（温泉地質学）が開設 • 「地すべりと岩石物性」の論文で応用地質の専門家と誤解？→鹿大へ招かれる

1976年赴任直後にシラス災害 鹿大生４人死亡 人生観変わり，災害科学へ本腰 時間的空間的予知から防災まちづくりまで

地質屋は評論家？

九大水工土木・山内豊聡教授のお話 地質屋は「そもそもシラスは2万年前に姶良火山から噴出した火砕流で…」と解説だけしていればよい。

土木屋は自分の設計した構造物が壊れたら，道義的責任はもとより刑事責任まで追及されかねない。一件一件のケーススタディが真剣勝負なのだ。

九大島原観測所・太田一也所長のお話 論評だけなら学者災害（学災）

災害科学から防災科学へ

より実践的な研究へシフト 空間的予知（どこが危ないか）→ハザードマップ 時間的予知（いつ崩れるか）→シミュレーション

地質精査

地形・植生調査

←外科手術

←内視鏡検査

←Ｘ線直接撮影

←集団検診

工事

地質踏査

Danger

Danger

鹿児島市紫原団地

亀裂群

象牙の塔から出る

谷埋め造成は地震時危険と指摘(1976)

宮城県沖地震(1978)で予言通り被災

NHK伊藤和明解

説委員（私の恩師） 学術誌の片隅に書いて先見を誇っても，死者が出てからでは意味ない

学問の成果を市民へ

白石市緑が丘団地

地域に密着した研究

報告書を印刷して行政に配布する 市販して誰でも入手可能にする

現在の職業＝旅芸人 ―応用地質学の宣伝マン―

集中講義にお邪魔した大学 琉球

宮崎

熊本

山口 島根

金沢

京都 名古屋

信州

静岡 東京

筑波

茨城

秋田（隔年）

それでは講義を始めます

質問大歓迎!! 私の講義は，いつでも中断してよいですから，どしどし質問してください。