学生・教職員ワークショップ 鹿大のピア・サポートを考える

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学生・教職員ワークショップ 鹿大のピア・サポートを考える. 小貫有紀子 ( 九州大学教育改革企画支援室 ) [email protected] 2011/02/15. "Why I am here" Stories. 259 大学 (約 35.6 %:平成 22 年度). ピア・サポートを実施している 4 年制大学の数。 「今後実施したい」を合わせると、 477 大学( 65.6 %)。. 例えば. 新入生キャンプ 大学院生による学習相談、学習コンシェルジェ ボランティアコーディネーター 学生アドバイザー(時間割やコース選択の相談) 就活サポーター - PowerPoint PPT Presentation

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小貫有紀子 ( 九州大学教育改革企画支援室 )[email protected]

2011/02/15

学生・教職員ワークショップ

鹿大のピア・サポートを考える

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"Why I am here" Stories

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259大学(約 35.6%:平成 22年度)

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ピア・サポートを実施している 4 年制大学の数。

「今後実施したい」を合わせると、 477大学( 65.6%)。

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例えば

新入生キャンプ大学院生による学習相談、学習コンシェルジェボランティアコーディネーター学生アドバイザー(時間割やコース選択の相談)就活サポーター寮長会(生活相談)留学生オフィスアワー聴覚障がい者の授業補助ひきこもり学生の支援

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ピア・サポートを実施している大学が感じているその影響

 1 位 学生の能動的態度やコミュニケーション能力が高まった( 89.6%)

2 位 自律的学生が増えた( 74.5%)

3 位 学内に一体感・協調感が育成された( 70.7%)

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Case1:学生生活の支援

同志社大学

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Case1:学生生活の支援

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Case1:学生生活の支援

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Case2:履修・学習相談実は九州大学でも・・・

11 鹿児島大学教育・学生支援担当教職員講習会 ,20100323

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「学習」に特化した戦略学生スタッフの成長が著しい月一度の学生、教職員ミーティングメンターとしての専従スタッフの存在

学年、分野を超えた学生同士のつながり互いに学び合う場の提供

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Case2:履修・学習相談

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ピア・サポートを始めるために、何を考えれば良いのでしょう?

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大学教育のトレンド

教員中心の大学教育 (teacher centered)

『教員が何を教えたか』

大学は学生に「何」を提供できたのか  →「何」=モノ、ヒト、カネ

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学習( Learningへ)

学習者中心の大学教育 (learner centered)

『学生は何ができるようになったか』

「何」は学生が身に付けた内容  (=成績とは言い切れない?)

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ピア・サポートで学習者中心とは?

•サービスを提供•一方向の関係•評価の焦点は「サービスの充実」

•関係性の構築•相互の関係•評価は…数値で見えにくい!

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2 つの関係性を整理すると…

サービス(マネジメント)モデル

コミュニティ(コラボレーション)モデル

焦点 物・情報(内容)の交換 関係性の交換

学生同士の関係 与える人と受ける人が明らか

役割が異なるが、対等な学び合う仲間

求められる能力(目標)

円滑なサービス提供のための技術、処理能力の向上

自己認識力、内省的思考力、コミュニケーション力

成果の中心 コンテンツの重視(満足度の向上)

プロセスの重視(学生の成長、キャンパス活性化)

組織のあり方 ピラミッド型、伝授型 拡散型、自律分散型

評価の視点 効率性(比較的数値で表しやすい)

(教育の)効果性(比較的数値で表わし難い)

教職員の役割 指導者、監督 コーディネーター(支援者、促進者)

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ピア・サポートを実施している大学が感じている課題

 1 位 参加が一部の学生に留まり、広がらない( 77.3%)

2 位 実施や支援体制が弱い( 55.9%)

3 位 自校の教育全体での位置づけが不明瞭( 49.2%)

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考えてみてください

みなさんは、鹿児島大学の中で、どんなピア・サポートがあると良いと思いますか?

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今日のメニュー

1

2

3

ウォームアップ

チームごとにダイアログ

全体で共有・ふりかえり

チーム分け自己紹介練習

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ワークショップの内容

鹿児島大学の新しいピア・サポートを設計し

ていく際に、核となるようなビジョン(価値

)を、教員・職員・学生によるダイアログ(

対話)を通して、皆で創り出していく。

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ビジョンって?

“ 集合知の力は、ときに単なる問題解決の方法

と勘違いされるが、実際には、皆で問題を解

決する方法についての発想を転換させる力と

いう方が正しい。

(センゲ 2010)

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学習目標

ピア・サポートのビジョン(価値)を、教員・職員・学生など様々な立場の言葉を使いながら他者に説明できるようになる現代的ピア・サポートの特徴とメリットを、鹿児島大学の現状に置き換えて他者に説明できるようになる。

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それではまず、自己紹介から。

Misson 1:仲間ヲ知ル!

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Mission1:仲間ヲ知ル!

自己紹介(1 分)所属(学部・部署)今日一日、何と呼んで欲しいか?好きな食べ物・嫌いな食べ物

話終えたら左隣りの人に2番目の人は1番目の人+自分の自己紹介3番目の人は1番目+ 2番目+自分…

メモ禁止!

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Mission2:三角を数える

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Mission3:チームデ対話スル

ダイアログ ディスカッション

前提

誰もが良いアイデアを持っているはずだ。それらを持ちよれば、よい解決案が見いだせるだろう。

正しい答えがあるはずだ。それは自分の答えだ。

態度協力的:参加者は、共通の理解を目指して協力する。

戦闘的:参加者は、相手が間違っていることを証明しようとする。

目的 共通の基盤を探すこと。 勝つこと。

聴き方理解しよう、意義を見いだそう、同意しようとして相手の話を聴く。

相手の欠点を探しながら、そして反論を組み立てながら、相手の話を聴く。

相手の評価 相手の強さと価値を探す。相手の欠点と弱点を探す。

ダイアログ(対話)とディスカッションの違い

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今日の皆さんの役割(ダイアログのルール)

全員が平等に参加する

学ぶ仲間を尊重する(人の話はさえぎらない、相手を頭から否定・非難しない)

一人一人が今回のワークショップに貢献する(テーマから逸脱しない、時間を守る)

Mission3:チームデ対話スル

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   それでは、ダイアログの練習を。

「ピア・サポート」と聞いて、あなたが思い浮かべるもの(こと)は何ですか?その理由は?

①一人で考える<1分>② チームでダイアログ< 10分>

Mission3:チームデ対話スル

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それでは、いよいよ「ダイアログ」の本番に入ります。

チームの中で一人、「提出シート」を書く人を決めてください。

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Q. あなたは鹿大で取り組むピア・サポートは、どんなものになって欲しいと思いますか?

①一人で考える< 1 分>② チームでダイアログ< 10分>

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いったん休憩です。

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Q. 新たなピア・サポート制度が導入されたら、鹿大の未来はどのようなものになるでしょうか?

①一人で考える< 1 分>② チームでダイアログ< 10分

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  ③一人で考える④ 派遣先でダイアログ< 10分>⑤ 元のチーム再びダイアログ< 10分>

ダイアログの内容を、他のチームとも共有しましょう。

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いったん休憩です。

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Q. ここまで話し合ってきた、新たなピア・サポート制度に対して、あなたはどのように貢献できるでしょうか?

①一人で考える< 1 分>② チームでダイアログ< 10分

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今日最後のダイアログです

最後のダイアログは、チーム全員が同じように答えられるように、一つの答えを見つけてください。

最後の 5分間で、ホワイトボードにチームごとに書き込んでいただきます。   ※発表はありません。

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Q. 今日のすべての話し合いを 1冊の本に見立てて、タイトルをつけるとしたら?

①一人で考える< 1 分>② チームでダイアログ< 10分>③ ホワイトボードに書き込む< 3

分>④ 鑑賞タイム< 10分>

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全体で共有・ふりかえり

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