月刊TRUNDLE(トランドル) - 2016年1月号

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AutomobileTire&WheelMagazineTRUNDLE(毎月1回発行)2016年1月4日発行(1月4日発売) Vol.4 AutomobileTire&WheelMagazine TRUNDLE トランドル 世界の一流ブランドで あり続け BBS 電子版 定価 600 月号 JAWAの中嶋部会長に聞く 新車販売の4割、保有台数の3割以上を占める軽自動車の進化が 著しい。K―Carとしてカテゴライズされて久しいが、その中でも 細分化が進み、いまや新車購入に200万円以上かけるユーザーも珍 しくなくなった(某カーディーラー)という。ブリヂストンが打 ち出した軽攻略の新たな施策が、軽タイヤのプレミアム化に向け 化学反応を起こせるかどうか…。2016年のタイヤ市場における注 目点の第一に挙げてもいいかも知れない。 EGN REGN GR GR eggel eggel レジェーラ ホイール市場活性化のキー ホイール市場活性化のキー 軽自動車にプレミアムタイヤの風

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AutomobileTire& WheelMagazineTRUNDLE(毎月1回発行)2016年1月4日発行(1月4日発売)

Vol.4

AutomobileTire&WheelMagazine

TRUNDLEトランドル

世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界ののののののののののののののののののののののののののののののののの一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブララララララララララララララララララララララララララララララララランンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドででででででででででででででででででででででででででででででででで世界の一流ブランドでああああああああああああああああああああああああああああああああありりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけあり続けるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSBBS

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電子版定価600円

月号1

JAWAの中嶋部会長に聞く

新車販売の4割、保有台数の3割以上を占める軽自動車の進化が著しい。K―Carとしてカテゴライズされて久しいが、その中でも細分化が進み、いまや新車購入に200万円以上かけるユーザーも珍しくなくなった(某カーディーラー)という。ブリヂストンが打ち出した軽攻略の新たな施策が、軽タイヤのプレミアム化に向け化学反応を起こせるかどうか…。2016年のタイヤ市場における注目点の第一に挙げてもいいかも知れない。

ブブブリリリヂヂヂススストトトンンンががが軽軽軽自自自動動動車車車用用用「「「レレレグググノノノ」」」ブブブララランンンドドド初初初投投投入入入RREGNREGNOO GRGR――LLeggeleggelaa

レジェーラ

ホイール市場活性化のキーホイール市場活性化のキーはは……

軽自動車にプレミアムタイヤの風

Page 2: 月刊TRUNDLE(トランドル) - 2016年1月号

2月刊TRUNDLE1月号 Vol.4

「最後に1度は履いてみ

たい」――クルマを持つ多

くの人がそう思うホイール

ブランドといえば「BBS」

(製造販売・BBSジャパ

ン㈱)が筆頭に挙げられる

だろう。その圧倒的なブラ

ンド力は、国内外で模倣品

が後を絶たないことに象徴

される。

BBSは鍛造ホイールの

草分け。まだ鋳造ホイール

しかなかった時代に鍛造ホ

イールのドアを開け(19

83年)、世界の常識を変え

た。その後、F1でマグネ

シウム鍛造レーシングホ

イールを供給開始(199

2~2013年)、さらに超

超ジュラルミン鍛造ホイー

ルの販売開始(2011年)

といった具合に軒並み「世

界初」が並ぶヒストリーを

もつ。

とくにF1では常勝チー

ムだったフェラーリをはじ

め、多いときには12チーム

中6チームがBBSを指名

するなどBBSの名が世界

に知らしめられた歴史はあ

まりに輝かしい。

現在も継続してモーター

スポーツ活動に力を入れて

おり、SUPER

GTの

GT500およびGT30

0、スーパーフォーミュラ

とトップカテゴリーでレー

シングホイールを供給し、

参戦チームの勝利に貢献し

ている。

2年ほど前からBBS

ジャパンの顧問を務める

「ゼットの柳田」こと柳田

春人(やなぎだ・はるひと)

氏(㈱セントラル代表取締

役)は、「BBSはまだ日本

のスポーツカーが15とか

15

16

インチが多かった時代に19

インチのレーシングホイー

ルを供給していて、私自身

もBBS装着車両で走って

いた時がある。その優秀さ

はよくわかっているつも

り」と語る。

ちなみに、なぜBBSの

FOCUS

一度は履いてみたい。

きっと誰もがそう

思うに違いない。

「ゼットの柳田」こと柳田春人さんも絶賛

世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世世界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界界のののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララランンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドでででででででででででででででででででででででででででででででででででででででででであああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああありりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりりり続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続続けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS

1983年、「ホイールは鋳造」という常識を覆した量産型鍛造ホイール。1992年、不可能と思われた世界初のF-1用マグネシウム鍛造ホイール。2011年、世界で初めて商品化を実現させた超超ジュラルミン鍛造ホイール。BBSの歩みは、あくなき挑戦の歴史でもある。

Page 3: 月刊TRUNDLE(トランドル) - 2016年1月号

3 月刊TRUNDLE1月号 Vol.4

をはじめとした大型プレス

機が複数台設備されてお

り、1本1本ていねいに1

次鍛造、2次鍛造……と段

階を追ってホイールの基礎

の形から意匠面までを成形

する。これは「型鍛造」と

呼ばれるBBS独特の工法

である。

その鍛造工程では、まず

高い鍛錬比が強みだとい

FOCUS

顧問を引き受けたのかと水

を向けると、「断る理由はな

かったし、やはり一流はい

いでしょう」と頬に皺を寄

せた。

BBSが世界の一流であ

り続ける裏側にはモノづく

りに対する「妥協なきクラ

フトマンシップ」がある。

彼らが造り出す製品はもは

や工業製品の枠から逸脱

し、工芸品の域にあると

言っても過言ではない。一

寸見ただけでも感じられる

質感は、多くの者を魅了し

続けてきているのだ。

どうやら製造工程に秘密

がありそうだ。

高岡市の本社工場には最

大9000t、8000t

最大9,000tの鍛造プレス機

妥妥協協ななききククララフフトトママンンシシッッププ

世世界界にに誇誇るる鍛鍛造造技技術術

Page 4: 月刊TRUNDLE(トランドル) - 2016年1月号

5 月刊TRUNDLE1月号 Vol.4

TIRE&

TIRE&WHEEL

WHEEL

AutomobileTire& WheelMagazine

TRUNDLE

妥協なきクラフトマンシップ、世界に誇る鍛造技術 p2-4

ブリヂストンが軽用プレミアムタイヤ投入「REGNO GR―Leggela」軽タイヤ市場に化学反応を起こせるか

〈FOCUS〉

世界の一流ブランドであり続けるBBS

p13

2016年1月号 Vol.4contents

いまさら聞けないタイヤの基礎知識 第4回 タイヤの摩耗

〈INTERVIEW〉■NAPAC JAWA事業部 中嶋部会長に聞く

品質第一に、楽しいものを提供する8月2日「 オートパーツの日」を契機に p6-10

アルミホイールの歴史と変遷④日本でのアルミホイールの発展と進化(その3)p11

海外見聞録/台湾のソリッドタイヤ工場Zeetah Rubber Industrial

p18

〈COLUMN〉

〈NEWSCLIP〉

2016年のタイヤ国内需要見通し2015年の冬用タイヤ需要は大幅減の見込み

p12-13

p19-21

p14-15

(表紙の写真:BBSジャパン提供)

p16

p16

ブリヂストンの米国小売チェーン買収、第三者による介入で二度の買収額引上げフジ・コーポレーションの10月期は2ケタ増収増益人事住友ゴムの1月1日付大型人事、タイヤ国内リプレイス営業本部長に増田氏東洋ゴムの1月1日付人事、駒口会長が代表取締役に、TTJ植松社長は執行役員に日本グッドイヤーの社長に金原氏

Page 5: 月刊TRUNDLE(トランドル) - 2016年1月号

6月刊TRUNDLE1月号 Vol.4

――近年ではクルマが変

わり、また消費者の嗜好も

随分と多様化してきたので

はないかと思いますが、そ

うした中でアルミホイール

市場はどのような状況にあ

るのでしょうか。

中嶋

現在のアルミホ

イールの置かれている環境

は、非常に難しくなってき

ています。以前のようにア

ルミホイールが「憧れの商

品」という位置づけだけで

は難しくなってきたという

ことです。ただ需要量とし

てみれば、スタッドレスタ

イヤとのセット品が広まっ

たことなどにより、アルミ

ホイールが(お客様にとっ

て)より身近な環境が多く

なったと思います。

しかし我々が本来目指す

部分というのはアフター

マーケットですから、やは

りカーライフにおけるお洒

落だとかドレスアップと

いった非常に嗜好性の強い

部分を目指すべきだと思っ

ています。

ですからユーザーに向

かって「楽しいものを提供

できる」というところで各

社が競い合いながらが、も

ちろんきちっとしたルール

の中でそれぞれ取り組みを

進めていくことが大事だと

思います。

――そのための前提条件

として挙げられることは何

でしょうか。

中嶋

やはり品質の維持

が第一です。品質維持の仕

組みはどうなっているのか

といいますと、我々JAW

Aと日本アルミニウム協会

(JAA)、日本車両検査協

会(VIA)が協力して

「自動車用軽合金製ホイー

ル試験協議会(JWTC)」

という組織を運営していま

す。そ

れは第三者公的機関と

しての役割を担っていて、

国で定められた技術基準

(JWL/JWL―T)に

適合した製品かどうかを確

認するために厳格な品質・

強度確認試験を実施し、V

IA登録の認定を行ってい

NAPACJAWA事業部

部会長(NAPAC副会長)

中嶋

敬一郎氏

NAPAC

JAWA事業部は10月10

21日の第

10

21

44期総会で

新役員体制が決まり、中嶋敬一郎部会長を筆頭とした新役

員体制がスタートしたところ。そこで本誌では中嶋部会長

にインタビューし、アルミホイール市場の現況と課題、ま

たJAWAの取り組みについて聞いた。

いま大事なことは

品質を第一に、ユーザーに向かって「楽しいもの」を提供すること

INTERVIEW