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Real.UI発表資料 研究と実用の間: 70万ダウンロードの...
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株式会社アトモスデザイン 代表 児玉 哲彦 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-28-805 080-3310-7453 [email protected] http://atomos-design.com
研究と実用の間: 70万ダウンロードの ロケーション情報アプリ 「tab」を題材に
第一回Real.UI向け発表
2014.6.27
はじめに
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ディレクター/デザイナー 児玉哲彦 慶應SFC 安村研究室で博士号取得後、頓智ドット株式会社(現tab株式会社)にてtabの立ち上げ、フリービット株式会社にてフリービットモバイルの立ち上げなどに参加、2014年3月に独立して株式会社アトモスデザインを立ち上げ。tab株式会社tabアンバサダー/BBT大学専任講師
本日、2本目の製品リリース!
10年間の研究生活
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なかなか使われない/サービスを継続できない
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たとえば、いけそうだったアイデア
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ここHOREアキバ(児玉哲彦/清水友理/宮内隆行) フィーチャーフォン向けサービス 2006年12月 秋葉原電気街にて電気街振興会40店舗と実証実験 ロケーションをクリップして、キーワードでまとめて共有 !Twitter/iPhone/もちろんFoursquareもない頃 !プロジェクトが研究資金の関係で途中でストップ 某学会の研究機で発表するもほぼ無反応
疑問
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CoolなUIを作ってもそのままでは使われない
ビジネスモデルやマーケティングが必要
頓智ドット株式会社にJoin
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やはり使われない
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セカイカメラの問題
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ニーズ UI
精度の問題があり期待したような体験が得られなかった 公共の場でカメラをかざす行為が受け入れられなかった メディアとしての「編集」がない
価値のあるコンテンツがあまりない コンテンツを発信する側にインセンティブがない
ビジネスモデル
明確なビジネスモデルがない
そういえば…
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tab
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70万DL/20万AU/300パートナー/4億円調達して社名も変更(2014年1月)
自分で便利に使っています
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使われるプロダクトにするために1 関係者のニーズを満たす
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閲覧ユーザー
キュレーター店舗事業者
フォロー/クリップ 等のフィードバック
自分のこだわりで 情報を編集して発信
クリップした情報 ジオフェンシングで アクションに繋げる
情報をフィルター/編集して拡散
情報発信の元ネタを提供
サービス提供
課金
使われるプロダクトにするために2 メディアとしてのUI
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ARのUIも実用的に
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使われるプロダクトにするために3 初期ユーザーの獲得
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サービス立ち上げ時に、街情報について発進力のある200人ほどの方にご参加いただく 結果、立ち上げ当初から魅力的なキュレーションを実現
実用のUIを作るうえで1. 欲望レベルのニーズを発見する
Nice-to-haveでは駄目、お金を払ってでも使いたいようなニーズを見つける 2. サービスのユーザーは一人じゃない
ユーザーはエンドユーザーしかいないように思ってしまいがちだが、サービスには様々なステークスホルダーが関わり、全員のニーズを満たすことが必要
3. 最初からビジネスモデルを持つ ユーザーさえ増えればなんとかなる、では難しい 収益化のシナリオを持つことでステークスホルダーの協力を得られる
4. UIは主役じゃない 研究であればUIそのものが主役だが、実用のUIでは(当たり前だが)ユーザーのニーズを満たすことが先 Fancyかどうかは重要でない
5. ユーザーが慣れているスタンダードに従う iOSやAndroidのようなプラットフォームの標準、またよく使われているアプリやサービスのUIを参考にすることも重要
6. 人手を使う すべてをシステム/テクノロジーで解決しなくてもいい 人力で解決できるのならその方がいい場合もある
7. 継続的な改善が何より重要 様々なユーザーのフィードバックやKPI計測、ユーザビリティテストを通じて最適化していく 最初から最高のUIはない
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