Pita リトイレ (L型 手洗カウンター)...Pita リトイレ (L型...

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施工説明書 このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠に ありがとうございました。 ● この施工説明書をよく読み、正しく本商品を施工してく ださい。 ● 施工後は必ず試運転を行ってください。 ● お客さまに必ず本書と取扱説明書をお渡しください。 Pita リトイレ (L 型 手洗カウンター) 施工方法 9 部品の確認 8 各部のなまえ 7 安全に関するご注意 1 施工前の確認・注意 4 標準施工図 3 GDS-35 * HU(HU2)R(L)12 GDS-35 * HU(HU2)R(L)15 もくじ 1. 手洗カウンターの設置‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 2. カウンター受けの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 3. 手洗器の設置‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10 7. 止水栓と分岐栓の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14 8. 裏目地の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 9. 排水ソケットの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 10. 便器の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16 12. タンクキャビネットの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 13. タンクの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18 14. 給水ホースの接続‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20 4. 手洗用排水の接続‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 5. ホース類の固定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 6. 前板・トラップカバーの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14 16. 前パネルの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21 17. ハンドルの作動確認‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23 18. シャワートイレの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23 19. 通水の確認‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 21. 棚の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 20. タンクフタの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 22. 便器横パネルの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 27 23. スライド扉の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28 24. カウンターの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29 26. 当たり止めの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 30 27. ペーパーホルダーの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31 28. フルオート便器洗浄の試運転‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31 29. カウンターのコーキング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31 25. ポケット収納の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 30 11. ポケット収納取付部材の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 15. 流せるもんコードの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20 商品・施工方法についてのお問い合わせは、 (株)INAX お客さま相談センター商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570-017173 お客さま相談センター商品相談窓口は、平日「9:00~19:00」対応、土日・祝日「10:00~18:00」対応(年末年始、夏期休暇は除く)となります。 ※ ナビダイヤルは、PHS・ IP電話などからはご利用できません。TEL 0562-31-0793 をご利用ください。

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施工説明書

このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。

● この施工説明書をよく読み、正しく本商品を施工してください。

● 施工後は必ず試運転を行ってください。● お客さまに必ず本書と取扱説明書をお渡しください。

Pita リトイレ (L型 手洗カウンター)

施工方法 9

部品の確認 8

各部のなまえ 7

安全に関するご注意 1

施工前の確認・注意 4

標準施工図 3

GDS-35*HU(HU2)R(L)12 GDS-35* HU(HU2)R(L)15

もくじ 1. 手洗カウンターの設置‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

2. カウンター受けの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

3. 手洗器の設置‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10

7. 止水栓と分岐栓の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14

8. 裏目地の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15

9. 排水ソケットの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15

10. 便器の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16

12. タンクキャビネットの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17

13. タンクの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18

14. 給水ホースの接続‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20

4. 手洗用排水の接続‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12

5. ホース類の固定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12

6. 前板・トラップカバーの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14

16. 前パネルの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21

17. ハンドルの作動確認‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23

18. シャワートイレの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23

19. 通水の確認‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26

21. 棚の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26

20. タンクフタの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26

22. 便器横パネルの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 27

23. スライド扉の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 28

24. カウンターの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 29

26. 当たり止めの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 30

27. ペーパーホルダーの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31

28. フルオート便器洗浄の試運転‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31

29. カウンターのコーキング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31

25. ポケット収納の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 30

11. ポケット収納取付部材の取付け‥‥‥‥‥‥‥‥ 17

15. 流せるもんコードの取付け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20

商品・施工方法についてのお問い合わせは、(株)INAX お客さま相談センター商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570-017173 お客さま相談センター商品相談窓口は、平日「9:00~19:00」対応、土日・祝日「10:00~18:00」対応(年末年始、夏期休暇は除く)となります。 ※ ナビダイヤルは、PHS・IP電話などからはご利用できません。TEL 0562-31-0793 をご利用ください。

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安全に関するご注意

安全に関する注意

■安全のために守ってください!商品を安全に取り付け、使用時の事故を回避するための注意事項をあげさせていただきます。施工前に、この項目をよくお読みいただき、事故のないように正しく取り付けてください。

警告

ガタついているコンセントは使用しないでください。※ 感電・火災の原因になります。

上水道以外に接続しないでください。※機械内部の腐食により感電・火災および皮膚の炎症の原因になります。

ぬれた手で、電源プラグを抜き差ししないでください。※感電の原因になります。

修理技術者以外の人は、分解したり修理・改造は行わないでください。※ 感電・火災・ケガの原因になります。

電源コードを傷つけたり、破損させたり、加工したり、無理に曲げたり、引っぱったり、ねじったり、束ねたり、重いものを載せたり、挟み込んだりしないでください。※ 電源コードが破損し、感電・火災の原因になります。

● 交流 100V以外では使用しないでください。

● タコ足配線など定格をこえる使い方をしないでください。

※ 火災の原因になります。

手洗器・キャビネット類の固定は確実に行ってください。※ 落下・転倒などによってケガをする恐れがあります。

電源プラグにホコリがたまらないよう、コンセントから抜いて定期的に乾いた布でふき取ってください。※ホコリが火災の原因になります。

● シャワートイレ本体・暖房便座・自動水栓・電源プラグ・コードが故障(異音・異臭・発煙・高温・割れ)した場合、ただちにコンセントから電源プラグを抜き、修理を依頼してください。※ 感電・火災の原因になります。

● シャワートイレ本体および給水部から漏水した場合、コンセントから電源プラグを抜き、止水栓を閉めてください。※ 感電・火災・室内浸水の原因となります。

警告 「 取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定されます。」

注意 「 取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。」

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

「 注意しなさい!」(上記の『警告』、『注意』と併用して注意をうながす記号です。必ずお読みになり、記載事項をお守りください。)

この表示は、してはいけない「禁止」の記号です。

この表示は、必ず実行していただく「強制」の記号です。

2

安全に関するご注意

安全に関する注意

注意施工後の漏水点検を必ず行ってください。※ 漏水により室内浸水の原因になります。

お客さまにお渡しするまでに凍結が予想される場合は水を抜いておいてください。※ 凍結破損で漏水し、室内浸水の原因になります。

陶器は割れ物です。● 施工前に輸送中の破損がないことを確認してください。

● 施工後に施工段階での破損がないことを確認してください。

※ 破損部でケガをしたり、漏水により室内浸水の原因になります。

給排水管の接続は確実に行ってください。※ 漏水により室内浸水の原因になります。

● 機能部の注意につきましては、機能部に同梱されている施工説明書をご覧ください。

3

標準施工図

標準施工図

メーターモジュールの場合

W:841~920

()

(1200タイプの場合:1190)

(1200タイプの場合:1025)

U

※既設の給排水管を利用するため( )内寸法は参考寸法、給水位置は寸法表示せず。

便器セット:GBC-340SUYキャビネットタンク部:GDS-353HUR15

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施工前の確認・注意

施工前の確認・注意

■取付の確認事項(1) トイレブースについて● 部屋の四隅に柱があること。● 柱の横に間柱(壁から最低25mm)があること。● 取り付ける便器後方壁の中央部に間柱があること。また、取付壁面に間柱が455mmピッチ以下で入っていること。

● 間口は、780~ 840、841~ 920mmであること。奥行寸法は、手洗カウンターの長さにより異なりますので、下図を確認してください。

● 巾木がある場合、巾木の厚さ10mm以下、高さ50~100mm以下であること。※ 正面扉の場合、扉と手洗器の関係によって入り口が狭くなったり、手洗器と干渉したりします。事前に位置関係を確認してください。

*1:排水芯位置が中心からずれた場合は、扉の左右で飲込み代が異なります。

(2) 便器排水位置についてについて● 便器排水芯が後壁から230~ 580mmの範囲に入っていること。

230~580

25以上

W/2±10

間口W(780~840,841~920)

奥行寸法1220(1470)以上

455以下

排水芯

※( )内は、カウンター1500タイプ

便器排水芯位置*1

間柱

455以下 455以下

(3) 給水位置について給水位置が右図の対応範囲に入っていない場合は、給水位置の移動が必要になります。A部:設置可能な範囲B部: 取 替 止 水 栓 用 施 工 部 材( 別 売

SUC-P822/ 色)が必要となります。この場合、便器が30mm前に出ます。また排水芯は壁から260mmからの対応となります。

C部:取り付けできません。※ 右図は、手洗カウンターが右側設置の場合です。(左側設置の場合は、左右逆になります。)

100 55

200

200

便器排水芯

800

200 10055

200 200250 250

100

315520

50

■取付前の注意

(4) コンセントについて● 1口以上のアース付コンセントが右図の位置にあることを確認してください。

● 寒冷地ヒーター付便器の場合は、1口コンセントを別に設置してください。

※ コンセントはPR2タイプの場合は AC100V、最大定格 349Wに適していること。PR3タイプの場合は最大定格 409Wに適していること。

  PR5、PR4タイプの場合は最大定格 1200Wに適していること。ヒーター付便器の場合は、最大定格に27Wを加えた電気配線をしてください。

●必ずアース工事(D種接地工事)を行ってください。

●右図の位置にコンセントが入っていない場合は、別途移動工事が必要です。

● 配線工事は電気工事店にご依頼ください。● 施工が完了するまで、電源プラグをコンセントに差し込まないでください。故障する恐れがあります。

● 電源コードの長さはシャワートイレが 1.2mです。コンセントは、取付不可部にかからないようにしてください。

便器排水芯

250

520

520

400

520

400

200

390

210

390

210

200

:1口アース付コンセント(シャワートイレ)

:1口コンセント(寒冷地ヒーター付便器用)

250

5

施工前の確認・注意

施工前の確認・注意

(1) 水圧の確認●給水圧力は、0.06MPa以上です。また最高水圧は 0.75MPa{7.6kgf/cm2}です。

(2) 配管、給水・排水ホース類の注意●給水は必ず上水道に接続してください。※ 中水道や工業用水、井戸水などを使用すると電気部品や機械部品の耐久性が低下して、事故の原因となります。また、ぼうこう炎や皮膚の炎症、および機械内部の腐食により感電・火災を起こす恐れがあります。

● 給水配管はぐらつきがないように、しっかりと固定してください。※ 漏水する恐れがあります。

クリップ (大)・(中)

●給水・排水ホース類の接続は、クリップで確実に固定してください。

※ 漏水する恐れがあります。

●クリップは、4種類あります。本書の指示に従って適切なクリップを使用してください。

正しい付け方 悪い付け方

クリップリング(中 )・( 小 )

6

施工前の確認・注意

施工前の確認・注意

(3) シャワートイレの注意● シャワートイレは、便器を設置してから施工してください。● シャワートイレを便器に設置する際、シャワートイレに接続してあるホース類を挟み込んだり、折ったりしないように注意してください。

※ 漏水の原因になります。

● シャワートイレを直接床に置かないでください。※ 取付ボルトが折れる恐れがあります。

●クリップリングの取り付け方

クリップリング

① ホースをフランジ部がぴったりと合わさるまで差し込みます。

このとき、Oリングを傷つけないように注意してください。※ 漏水の原因になります。

② 両フランジ部を挟み込むように「パチン」と差し込みます。

③ クリップリングを折り曲げ、「カチッ」と音がするまではめ込みます。

Oリング

フランジ部

■専用工具水栓金具を取り付ける場合、専用工具(KG-1)が必要です。

専用工具(KG-1)

● クリップリングの外し方 クリップリングを外す際は、クリップリングを指で押さえ、マイナスドライバーを差し込んだ後、図のように下方向に押すようにして外してください。

押す

7

各部のなまえ

各部のなまえ

8

カウンター受け

タンクキャビネット

前パネル

タンクフタ

タンク 止水栓

給水口ソケット ワン座

横パネル

パッキン

ユリアねじ

型紙

プラスチックアンカー

ねじ

ねじ

プラスチックアンカー (小)

ねじ

ユリアねじ

クリップ(大)タンク給水ホース

前板

手洗カウンタートラップカバー

プラスチックアンカー (中)

ねじ

クリップ(大)

縦排水ホース

防露材

横排水ホース

ホースバンド(金属)

ホースバンド(樹脂)

トラップ

補助木

ペーパーホルダー

エンドキャップ

排水金具

水洗金具

給水ホース(短)ねじ

定流量弁

給水ソケット

クリップ(中)

分岐金具クリップリング(中)

給水ホース(長)

クリップリング(小)

パッキン

当たり止め

裏目地

カウンター

エンドキャップ

プラスチックアンカー

ねじ

化粧キャップ

手洗器

ブラシホルダー

かんたんナット

ハンドル

クリップリング(小)

ビス 網カゴスポンジパッキン

タンク横前パネル

ポケット収納取付部材

ねじ(トラスφ4×20)

化粧ねじ(φ4×16)

部品の確認

部品の確認

●便器およびシャワートイレの梱包につきましては、それぞれに同梱されている施工説明書をご覧ください。

●タンク部

●キャビネット部

●手洗カウンター部

●手洗器部

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施工方法

施工方法

1. 手洗カウンターの設置(取付け前に必ず、“施工前の確認・注意”をお読みください。)(1) 間柱の確認市販の壁裏センサー、プッシュ式針を使って間柱の位置を確認します。

(2) カウンターの固定(a) カウンター高さ位置決め用の補助木を壁に置き、カウンターをその上にのせ、プラスチックアンカーねじ固定位置(5箇所)と間柱固定用ねじ穴(4箇所)をケガキます。※ 取替止水栓用施工部材に同梱の奥行調整部材を使用する場合、30mm手前に取り付けてください。

(b) ケガキ位置に合わせてプラスチックアンカー固定用の穴(φ6)5箇所を開け、プラスチックアンカー5本をセットします。

(c) カウンターを元に戻し、プラスチックアンカーにねじ5本で固定します。(d) 間柱にねじ4本で固定します。

(750)

※イラストはR仕様です。L仕様は、左右対称になります。

プラスチックアンカー(中)下穴φ6

カウンター間柱

補助木

(φ 4.1 × 50)

(φ 4.1 × 50)

プラスチックアンカー(中)下穴φ6

2. カウンター受けの取付け(a) 手洗カウンター側の壁にはプッシュラッチ無のカウンター受けを、カウンターと反対の壁には、プッシュラッチ付のカウンター受けをそれぞれ床から835± 1mmの高さにケガキます。(左右両壁)

※ 奥行調整部材を使用する場合、奥行調整部材の厚み分、手前に取り付けます。

(b) カウンター受けを仮置きし、ねじ穴位置をケガキます。

(c) ケガキ位置に合わせて、下穴(奥側はφ3、手前側はφ6)を各2カ所開けます。

※ 下地が入っている場合は、プラスチックアンカーは、不要です。その場合、ねじ穴はφ3です。

835±1 554±1

取替止水栓用施工部材・奥行調整部材・エンドパネルを使用する場合、事前に部材の設置・準備が必要です。必ず、先に上記部材の施工説明書をお読みください。カウンター受け・裏目地・便器などの設置や取付ねじ・下穴の変更などがありますのでご注意ください。

この4本は間柱のあるところに打ちますので、下穴はあけてありません。

プッシュラッチ付カウンター受け

(φ 4.1 × 50)

手洗カウンター

※手洗カウンター側 に取り付けます。

プッシュラッチ無カウンター受け

補助木

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施工方法

施工方法

(1) 排水金具の取付け(a) 排水金具にスポンジパッキンを差し込み、手洗器の排水口を差し込みます。

(b) 三角パッキン(大)とワッシャーを下から通して、固定ナットでしっかりと固定します。

3. 手洗器の設置排水金具

三角パッキン

ワッシャー

固定ナット

スポンジパッキン

(d) 手前側の穴にプラスチックアンカーを差し込みます。(奥側は隅柱に固定)

(e) 木製巾木の場合、あとで裏目地を挟み込むため、ねじ2本で仮固定します。樹脂製のソフト巾木(厚さ 2mm 以下)の場合、裏目地は使用しませんのでねじ 2本を締め込み、カウンター受けを固定します。

カウンター受けプラスチックアンカー(中)

(皿φ 3.8 × 51)

(φ6)

(φ3)

(2) 手洗器の仮置き(a) 手洗器をカウンターに仮置きします。(b) 手洗器のプラスチックアンカーねじ固定位置(上部2箇所)をケガキ、手洗器を外します。

(c) ケガキ位置に合わせてプラスチックアンカー固定用の穴(φ8)2箇所を開けます。

(3) 水栓金具・給水ホース(長)の取付け(a) 水洗金具にスポンジパッキンを差し込み、手洗器の水洗金具取付穴に差し込みます。

(b) 三角パッキン(小)とワッシャーを下から通してナットを専用工具 (KG-1) で締め付けます。

(c) 給水ソケットにパッキンを入れ、水洗金具に取り付けます。

(d) 給水ソケットを専用工具 (KG-1) で締め付けます。(e) 給水ホース(長)にホースの長さに合わせてカットした防露材を差し込み、給水ソケットに差し込んでクリップリング(小)で固定します。※クリップリングの外し方は6ページを参照してください。

三角パッキン

ワッシャー

ナット

給水ホース ( 長 )

専用工具 (KG-1)

水栓金具本体

給水ソケット

クリップリング(小)

スポンジパッキン

パッキン

防露材(ホースに合わせてカットする)

ねじ位置をケガキ、下穴をあける(下穴φ8)

11

施工方法

施工方法

(6) 手洗給水ホースのセット(a) 給水ホース(短)にカットした残りの防露材を差し込みます。

給水ホース (短)

カットした残りの防露材

注 意 1

手洗器用給水ホース(長)が折れ曲がらないように注意してください。※ 漏水の原因になります。

(4) 手洗器の取付け(a) 下穴にプラスチックアンカー 2本をセットします。

(b) カウンターの給水ホース穴に給水ホース(長)を差し入れ、手洗器をカウンターにセットします。

このとき、給水ホース(長)は、止め木の上を通します。

(c) 手洗器上部をねじ2本で固定し、化粧キャップを取り付けます。

(d) 排水金具に固定プレートを差し込み、固定ナットを工具で締め付けます。

注意 1 参照固定ナット

固定プレート

給水ホース ( 長 )

化粧キャップ

ねじ

止め木

プラスチックアンカー

(5) 排水トラップの取付け(a) 排水ソケットにパッキンを入れ、排水金具に取り付けます。

(b) 排水ソケットに排水トラップを差し込み、クリップ(大)で確実に固定します。

トラップ

クリップ(大)

パッキン

排水ソケットOリング

注意 2 参照

注意 2Oリングを傷つけないように注意してください。※ 漏水の原因になります。

ホースは止め木の上を通す

12

施工方法

施工方法

(b) 定流量弁に手洗用給水ホースと止水栓の給水ホースを接続し、クリップリング(小)で確実に固定します。※クリップリングの外し方は6ページを参照してください。

注意 2 参照

定流量弁

クリップリング (小 )

給水ホース ( 短 )

給水ホース (長 )

Oリング

Oリング

(b) 横排水ホースを縦排水ホースに接続し、クリップ(大)で確実に固定します。

縦排水ホース

クリップ(大) 横排水ホース

Oリング

4. 手洗用排水の接続(a) 手洗器の排水口に横排水ホースを接続し、クリップ(大)で確実に固定します。

参考:ソケットは、20mmスライドできます。ホースがたるんだり、短かったりした場合に調節してください。

20mm

スライド

クリップ(大)横排水ホース

排水口

Oリング

注意 2 参照

(1) 縦排水ホースの固定(a) 下穴に合わせて、ねじ2本で縦排水ホースをカウンターのホース台に固定します。

(b) 縦排水ホースを便器の排水ソケット付近に出しておきます。

5. ホース類の固定

防露材

トラス(φ 4× 12)

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施工方法

施工方法

(3) 手洗給水ホースの固定(a) 給水ホースをホースバンド(樹脂)でカウンター裏に止めます。

(b) 給水ホースをホースバンド(樹脂)で壁に止めます。

ホースバンドの固定位置は、接続金具部の上側です。

ホースバンド(樹脂)

ホースバンド(樹脂)

注意 4 参照

(2) 横排水ホースの固定横排水ホースに同梱のホースバンド(金属)を傾斜板から 150mmのところに取り付け、ねじ 2本でカウンターの背板に固定します。

ホースバンド(金属)背板注意 3 参照

注意 3横排水ホースは、必ず勾配をつけて固定してください。※ 勾配をつけないと、水が腐敗し、異臭の原因になります。

給水ホース(長)

注意 4給水ホースにたるみ・浮きができないように固定してください。

※ 排水ホースが逆勾配にならないこと

カウンター裏にねじでとめる。

傾斜板

横排水ホース

(4) 網カゴの取付け網カゴをビス2本で下穴に合わせて取付けます。

トラス(φ 4× 20)

網カゴ

トラス(φ 4× 12)

トラス(φ 4× 20)

トラス(φ 4× 20)

14

施工方法

施工方法

6. 前板・トラップカバーの取付け(1) 前板の取付けカウンターのダボに前板のダボ穴を差し込み、ユリアねじ2本で前板をカウンター前面に固定します。

前板

ユリアねじ

ダボ

(2) スポンジパッキンの張付けスポンジパッキンの両面テープをはがし、前板とカウンターの端面に張り付けます。このとき、テープがしっかり張り付くようにスポンジパッキンを前板とカウンターに押しつけてください。

(3) トラップカバーの取付けカウンターのダボにトラップカバーのダボ穴を差し込み、ユリアねじ2本でトラップカバーを固定します。

スポンジパッキン

トラップカバー

ユリアねじ

ダボ

7. 止水栓と分岐栓の取付け

注意 5 参照

止水栓

【床給水の場合】

シール材

【壁給水の場合】

シール材

止水栓

給水口ソケット

給水口ソケット取替用止水栓を使用する場合、

取替用止水栓の施工説明書を参照してください。

(a) 止水栓を取り付けます。止水栓は、タンク部に同梱してある止水栓(品番:TF-4810EF-10)を使用してください。

● 止水栓は、専用止水栓をご使用ください。● 止水栓に手をかけたり、踏んだりしないでください。※ 配管がぐらついたり、破損して漏水の原因になります。※ 壁や床を傷める恐れがあります。

● 給水ホースが折れ曲がったり、無理な曲げ半径にならないように取り回してください。

注 意 5

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施工方法

施工方法

9. 排水ソケットの取付け(排水ソケットの固定方法は、便器の施工説明書をご覧ください。)便器の施工説明書とは排水ソケットの取付位置が異なります。1.排水ソケットの位置決め 施工型紙のミシン目を切り取ります。※ 取替用止水栓を使用しない場合:「4」 取替用止水栓を使用する場合 :切り取りなし

以降の作業は、便器の施工説明書にしたがって排水ソケットを取り付けてください。

(b) 止水栓から給水口ソケットとパッキンを外します。(c) 袋ナット式分岐金具にパッキンを入れ、止水栓にしっかり取り付けます。

※ 分岐栓は、シャワートイレの梱包箱に入っています。(d) 給水口ソケットにパッキンを入れ、袋ナット付分岐金具にしっかり取り付けます。

(e) クイック式分岐金具を給水ソケットに差し込み、クリップリング(中)で固定します。※クリップリングの外し方は6ページを参照してください。

給水口ソケット

止水栓

クリップリング(中)

パッキン

袋ナット式分岐金具(シャワートイレに同梱)

Oリング

注意 6O リングを傷つけないように注意してください。※ 漏水の原因になります。

注意 6 参照

ストレーナー付パッキン

(b) 裏目地のねじ穴をケガキます。(c) 下穴(φ6)を2カ所開けます。 ただし下地が入っている場合は、プラスチックアンカーは不要です。その場合の下穴はφ3です。

(d) 下穴にプラスチックアンカー ( 小 ) を差し込み、裏目地のテープのハクリ紙をはがして取り付けます。

(e) 裏目地のねじは軽く締め込みます。直角

注意 7 参照

8. 裏目地の取付け(木製巾木の場合)

裏目地

巾木

プラスチックアンカ ( 小 )下穴φ6

注 意 7裏目地が垂直であることを確認してください。※ 傾いているとスライド扉が取り付かなくなります。

(トラスφ4× 35)

クイック式分岐金具

(a) 裏目地材の切り欠きのある方を上・奥に向け、下端を巾木の上面に乗せ、上端をカウンター受けと壁の間に挟み込みます。

参照参 考

ねじを少しゆるめる

裏目地(L, R違いあり)

壁とカウンター受けの間に挟み込む

巾木の上に乗せる

【木製巾木の場合】

※ 左右両側の壁に取り付けます。

※ 樹脂製巾木の場合は、裏目地を使用しません。

※ シールも併用して取り付けます。

注 意 8取替用止水栓を使用する場合と使用しない場合では、位置決め部の使用方法が異なりますのでご注意ください。※ 使用方法を間違えると、施工不良の原因になります。

5

5

1234

1234

C穴

C穴

E穴

E穴 固定部材側

壁側

固定部材側

D穴B穴

A穴

B穴

1234

456

取替用止水栓を使用しない場合ミシン目「4」の位置で排水ソケットを取付けます。

施工型紙

取替用止水栓を使用する場合「切り取りなし」の位置で排水ソケットを取付けます。

注意 8 参照

16

施工方法

施工方法

(c) 縦排水ホースの差込部を排水エルボに合わせ、差込しろを40mmにして切断します。

(d) 縦排水ホースの差込部の差込しろとエルボの排水口内側に接着剤を塗布し、縦排水ホースの差込部とエルボを接着します。

差込しろ (40mm)

排水エルボ 縦排水ホース(差込部)

切断

10. 便器の取付け(便器の固定方法は、便器の施工説明書をご覧ください。)150±10

型紙

壁に当てる

(a) 便器を排水ソケットに差し込み、床に仮置きします。(b) 型紙を便器の上に置いて壁に当て、便器のボルト穴が型紙の穴から見える範囲(150± 10mm)にあることを確認します。もし、範囲内にない場合は、便器位置を調整してください。 ※奥行調整部材を使用する場合は、その厚み分手前に取り付くことになります。

(c) 便器の施工説明書に従って便器を固定します。

ボルト穴中心

参 考裏目地をカウンター受けに挟み込むと、カウンター受けの上部に2mmのすき間ができますが、最終的にカウンターをつけるとほとんど目立たなくなります。

17

施工方法

施工方法

12. タンクキャビネットの取付け(a) 左右の側板の中心を便器の中心に合わせて仮置きします。(型紙を使用すると容易にできます。)

(b) タンクキャビネットを固定します。・壁(間柱へ):2本(皿φ3.8 × 51)・床:2本(トラスφ4.0 × 35)

型紙

タンクキャビネット

側板

間柱

(皿φ 3.8 × 51)

2本(トラスφ 4.0 × 35)

壁とすき間がないこと

キャビネットは便器の中心にあわせて置く

手洗カウンターと反対側に壁給水がある場合

⇩トラスねじで左扉裏に取り付けます。

⇩トラスねじで右扉裏に取り付けます。

止水栓

トラスねじ(φ4×20)

取付部材

トラスねじ(φ4×20)取付部材

トラスねじを使用

手洗カウンター側に壁給水がある場合もしくは床給水の場合

⇩化粧ねじでタンクキャビネット左側に取り付けます。

⇩化粧ねじでタンクキャビネット右側に取り付けます。

止水栓 止水栓

化粧ねじ (φ4×16)

化粧ねじ(φ4×16)

化粧ねじを使用

4~5mm 4~5mm

化粧ねじは使用しません。

トラスねじは使用しません。

プッシュラッチ受け

プッシュラッチ受け

※ 取付けの際は、扉などにキズが付かないようにダンボールの上などに置いて取り付けてください。

※ 取付けの際にキャビネットに寄りかかったりしないでください。破損する恐れがあります。

下穴 下穴

下穴下穴

11. ポケット収納取付部材の取付け 止水栓の位置により、下記のようにポケット収納取付部材を取り付けます。

ポケット収納用部品

ポケット収納 取付部材トラスねじ(2本)

化粧ねじ(2本)

止水栓 止水栓 止水栓

18

施工方法

施工方法

13. タンクの取付け(1) タンクの固定

ディストリビューター

フロート弁(a) タンク下面にある密結ボルト2本と便器のボルト穴を合わせてロータンクを設置します。このときフロート弁の内径部にディストリビューターの差込部が入り込むようにロータンクをおろします。

(b) かんたんナット2個でタンクを固定します。※ 鉄板は外さないでください。

漏水の原因になります。

便器

タンク

かんたんナット

注意 8 参照

注 意 8● ディストリビューター式便器の場合、ディストリビューターは、必ずフロート弁の内径部に確実にはめ込んでください。

※漏水の原因になります。

●ディストリビューターを確実にはめ込むため以下の点に注意してタンクを設置してください。1. ディストリビューターの中心と固定ボルト穴芯が合っている。

2. ディストリビューターが便器上面に対して垂直である。 上記の 2点を満たしていない場合は、便器からディストリビューターをいったん取り外し、正しい位置と角度に取り付けなおしてください。

フロート弁

ディストリビューター

ディストリビューター

固定ボルト穴

垂直

ボルト穴

注 意 9●ナットの締付けは片利きのないように左右くりかえし、少しづつ行ってください。 ※便器が割れる恐れがあります。 ※漏水の原因になります。●かんたんナットは、黒いゴム部分が上です。ゴム部分を上に向けて組み付けてください。

タンクが水平になるように左右少しずつ締めつける

鉄板

かんたんナットの締め付け方1. かんたんナットが開いていることを確認します。

もし、開いていない場合は、下図のように゛カチッ″というまで引っぱって開きます。

4. かんたんナットを手で回して、締め付けます。

3. かんたんナットを上に押し込み、閉じさせます。

2. かんたんナットを固定ボルトに通します。

閉じている状態 開いている状態

便器

固定ボルト

かんたんナット

押し込む

締め付ける

注意 9 参照

19

施工方法

施工方法

(2) タンクの傾き調整

タンク固定後、タンクの傾きを確認します。

確認1:タンクの前側への傾き確認型紙をキャビネットの背板に当て、タンクが型紙から出ていないことを確認します。出ている場合には、次の手順にしたがって調整してください。

型紙タンクが出ている場合

当てる

(a) かんたんナットをゆるめて、タンクの下部にあるタンク調整スペーサー(黒色)2個を外します。

(b) タンク調整スペーサーの向きを変えて差し込みます。(穴が2個の方を内側にします。)

(c) 再度、カンタンナットを締め付け、タンクが型紙からはみ出ていないことを確認してください。

※ 鉄板は外さないでください。

漏水の原因になります。

当っている

確認2:タンクがキャビネットの背板に当たっていないことを確認当たっている場合には、次の手順にしたがって調整してください。型紙から出ていない、背板に当たっていない場合は、調整は不要です。

(a) かんたんナットをゆるめて、タンクの下部にあるタンク調整スペーサー(黒色)2個を外します。

(b) 再度、カンタンナットを締め付け、タンク背面がキャビネットに当たっていないことを確認してください。

※ 鉄板は外さないでください。

漏水の原因になります。

タンクが型紙から出ている場合の対応

タンクが後側に当たっている場合の対応

前側の傾き:型紙からタンクがでていないこと

後側の傾き:背板にタンクが当たっていないこと

鉄板

タンク調整スペーサー穴を内側にして差し込む

タンク調整スペーサーのみ外す

鉄板

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施工方法

施工方法

注意 10 参照 注意 11 参照

注 意 10● O リングを傷つけないように注意してください。※ Oリングが切れたり、傷ついたりすると漏水します。

注 意 11● クリップおよびクリップリングは確実にはめ込んでください。※ きちんとはまっていないとクリップが外れ、漏水事故の原因となることがあります。

正しい付け方 悪い付け方

クリップリング (小 )(a) 給水ホースからキャップ(青)を外します。

(b) 止水栓に給水ホース類(手洗用とタンク用)を差し込み、クリップリングで確実に固定します。

Oリング

給水ホース(タンク用)

クリップリング (中 )

給水ホース(手洗用)

Oリング

(2) 分岐栓への接続

14. 給水ホースの接続(1) ボールタップ側の接続(a) 給水ホースからキャップ(白)を外し、タンクとキャビネットの間を通します。

(b) ボールタップに給水ホースを差し込み、「パチン」と音がするまでクリップ(中)で確実に固定します。

タンク給水ホース

クリップ(中)

Oリング

注意 10 参照● クリップリングの外し方 クリップリングを外す際は、クリップリングを指で押さえ、マイナスドライバーを差し込んだ後、図のように下方向に押すようにして外してください。

押す

15. 流せるもんコードの取付け(フルオート便器洗浄仕様の場合)右図にしたがって流せるもんコードを取り回します。※ コードは無理に引っ張らないでください。故障の原因になります。

流せるもんコード

コードはキャビネット内に引き込むこと

E59,E57タイプ

E53,E51タイプ

流せるもんコードは、 16. 前パネルの取付け をした後、18. シャワートイレ取付け にしたがって、シャワートイレと接続します。

コードは、必ずシャワートイレと接続すること

21

施工方法

施工方法

16. 前パネルの取付け(a) タンクキャビネット横(外側)から壁までの寸法を測定し、そこに7mm足します。

(b) タンク横前パネルに(a) で求めた寸法に線を引き、余った部分をノコギリ等で切断します。

切断部分

(a) で測った寸法+7mmの寸法

(d) タンク横前パネルをユリアねじに引っかけ、ユリアねじを締め込んで取り付けます。

(e) 切断部分にエンドキャップを貼り付けます。

ユリアねじ

タンク横前パネル

エンドキャップ

注 意 12● 施工後、取付ねじはしっかりと締め直してください。

※ ガタつきの原因となります。

測定

前パネルを取り付ける上部のユリアネジを外し、取り付けます。

タンク横前パネル

(c) カウンター受けのネジをゆるめます。 カウンター受け

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施工方法

施工方法

(f) タンク前パネルをユリアねじに引っかけ(4カ所)、ユリアねじを締め込んで取り付けます。

ユリアねじ

前パネル

(a) 前パネル取付後、タンク内にある流動ボタンを取り出し、化粧ナットとワッシャーを外します。

(b) 流動ボタンを前パネルのボタン穴に差し込み、ワッシャーと化粧ナットで取り付けます。

このとき、ボタンの印刷面を上にして取り付けます。 ワッシャー

【流動式便器の場合】流動ボタン

化粧ナット

流動ボタンの取付け印刷面

(g) L 字アングルをスライドさせて、手洗カウンターにタンク横前パネルが接するように調節します。

※ 調節後、必ずねじを締め直してください。

注意 12 参照

タンク横前パネル取付ねじ 手洗カウンター

すき間を均一にすること

手洗カウンター

タンク横前パネルL字アングル

23

施工方法

施工方法

17. ハンドルの作動確認流せるもんハンドルを回し、キャビネットに干渉してないか確認します。

流せるもん

ハンドル(レバーは後向き)

18. シャワートイレの取付け(シャワートイレの取付けは、同梱の施工説明書をご覧ください。)

接続コネクター

コネクターカバー

コードフック

本体底部

■ フルオート便器洗浄ユニットコネクターの接続方法〈フルオート便器洗浄ユニット付の場合〉【CW-E59型 , E57型の場合】1. 電源を「切」にします。

2. 本体をスライド着脱で便器から外し、便器の上に立てます。

3. プラスドライバーを使ってねじ1本を外し、コネクターカバーを外します。

4. 中からコネクターを取り出し、フルオート便器洗浄ユニットのコネクターと接続します。

5. 接続したコネクターを本体内部に納め、フルオート便器洗浄ユニットコードをコードフックにかけます。

6. コネクターカバーを取り付け、ねじ1本を締め付けて固定します。

7. 本体を便器に取り付けます。8. 電源を「入」にします。

フルオート便器洗浄ユニットコネクター

フルオート便器洗浄ユニットコード

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施工方法

施工方法

本体底部【CW-E53型 , E51型の場合】1. 電源を「切」にします。

2. 本体をスライド着脱で便器から外し、便器の上に立てます。

3. シャワートイレ本体底部の右側にあるコネクターにフルオート便器洗浄ユニットコネクターを接続します。

4. 本体を横に寝かせて、便器に取り付けます。

5. 電源を「入」にします。

フルオート便器洗浄ユニットコネクター

■ フルオート便器洗浄ユニットコネクターの接続方法〈フルオート便器洗浄ユニット付の場合〉

シャワートイレの給水ホースと電源コードは、横パネルと便器の開口を通して取り回します。

■ 給水ホース・電源コードの取り回し

シャワートイレ電源プラグ

アース線

タンク給水ホース

シャワートイレ給水ホース

手洗用給水ホース

給水ホースをシャワートイレの給水口に接続してください。

■ 給水ホースを接続する前に

給水ホース

給水口

※別途手配されたシャワートイレ(E53,E51)とセットする場合、両端エルボの本体給水ホース(品番:322-1013)を手配してください。

25

施工方法

施工方法

(a) コードは、横パネルと便器のすき間を通します。※ ヒーターコードが横パネルと干渉する場合、横パネルのパッキンを一部切り欠きます。

(b) 巾木がない場合:壁にコードを固定します。 巾木がある場合:裏目地をコード分の長さカットし、壁に固定します。※ コードの固定部材は、現場手配してください。

(c) 電源コードの長さを考慮して、ヒーターコントローラーの取付位置を決め、木ねじにて固定します。※ 扉との干渉を避けるため、壁から400mm以上離してください。

(d) ランプ(オレンジ色)が点灯、故障ランプ(赤色)が消灯していることを確認します。

【ヒーター付便器の場合】ヒーターコードの取り回し

400mm以上

ヒーターコード

【巾木がある場合】

巾木

裏目地

カット

コントローラー

26

施工方法

施工方法

20. タンクフタの取付けタンクフタをタンクの上に設置します。※ 矢印(図中)4カ所を押して、パチンと音がするまではめ込んでください。

タンクフタ

21. 棚の取付け(a) タンクキャビネットの横から壁までの寸法を測り、棚の長さを調整します。 壁

タンクキャビネット

19. 通水の確認別紙の点検シートで通水の確認・漏水の確認を行ってください。通水されていない場合は、点検シートをカウンターの上に置き、通水時に確認してください。

(b) 棚の裏には、切断用の溝がありますので、寸法に合わせてカッターを棚の裏から2回ほどなぞるように当てます。

折る(c) 両手で持ち、棚の裏側から割ります。切断面のバリは、カッターで取り除きます。

※ 収納部にホースがくる場合、棚の後ろ側(AまたはB部)をカットして、回避することもできます。

A

B

③②

測定寸法 カット位置

150mm以下の場合 ①の位置

151~ 175mmの場合 ②の位置

176~ 200mmの場合 ③の位置

※ カッターで一度に切り取ろうとしてもうまく切れません。切り取りたい箇所のすべての溝に切り込みを入れてから折ってください。

リブ

カッター●2回程度なぞる。●リブにも切り込みを入れる。

測定

201mm以上の場合 カット不要

27

施工方法

施工方法

(d) 棚のハンガー部をキャビネットの棚取付用穴に奥まで差し込んで水平にします。

キャビネット

①奥まで差し込む

②降ろす

ハンガー部

22. 便器横パネルの取付け

(b) 右側の便器横をパネルユリアねじに引っかけ(各2カ所)、ユリアねじを締め込んで取り付けます。

パッキンが便器にぴったりついて、すき間のないように調整してください。

(c) 左側の便器横パネルも同様に取付けてください。   ※リム横のグレーのパッキンはキャビネットの奥側を向き、

 シャワートイレのホース、コードなどで押さえる様にカットしてください。

横パネル

ユリアねじ

(a) パッキンのテープのハクリ紙をはがし、下端を合わせるようにして便器横パネルに張り付けます。

このとき、テープがしっかり張り付くようにパッキンを強く便器横パネルに押しつけてください。

パッキンハクリ紙

下端を合わせる

横パネル

パッキン

28

施工方法

施工方法

23. スライド扉の取付け(1) スライド扉の長さ調節(a) キャビネットと壁(巾木)との間を測ります。

キャビネット

巾木

(b) スライド扉のねじを外し、下表を参考にして付け直します。仮止めで、スライド扉の長さを調節後、保護フイルムをはがし、ねじを増し締めます。 内側

中央

外側

スライド扉

(2) スライド扉の取付けと調節

①座に軸をはめる(上下同時に)

② カチッと音がするまではめ込む

Bねじ

Aねじ

Cねじ

(a) 扉側の蝶番をキャビネット側の蝶番に上下同時にはめ込んで、扉を取り付けます。

(b) 扉の目地を調節します。

キャビネット扉

注意 13 参照

参照参 考

はめにくい場合

測定

測定寸法 取付位置

195mm以下の場合 内側の穴

196~ 215mmの場合 中央の穴

216~ 230mmの場合 外側の穴

【メーターモジュール仕様(間口W:841~ 920)の場合】

測定寸法 取付位置

155mm以下の場合 内側の穴

156~ 175mmの場合 中央の穴

176~ 190mmの場合 外側の穴

【尺モジュール仕様(間口W:780~ 840)の場合】

注 意 13調節後は必ず、Aねじ・Cねじが固く締まっていることを確認してください。※ ゆるんでいると、扉が落下する恐れがあります。

参 考● 扉の蝶番がはめにくい場合はCねじをゆるめて、はめた後にCねじを締めてください。

29

施工方法

施工方法

扉と前パネルの目地が傾いている場合(目地すき間約3mmにする)

扉と前パネルが同一面になっていない場合

扉と前パネルの高さが上下でずれている場合

Bねじで調節します。Aねじで調節します。 Cねじで調節します。

(c) スライド扉のねじをゆるめ、壁とのすき間が均等になるように調節します。

(d) 手洗カウンター下の扉を開閉し、干渉しないか確認し、目地すき間を約4mmにCねじで調節します。

面のずれ傾き

高さのずれ

24. カウンターの取付け(a) キャビネットのダボ中心から壁までの距離を測り、カウンターにケガキます。(左右両側)

壁 ダボ

C測定

(b) ノコギリ等で切断し、切断面はヤスリ等で仕上げます。 カウンター

【尺モジュール仕様(間口W:780~ 840対応用)の場合】( 参考) 206 ー C(mm) で切断すると、壁と3.5mmす

き間があきます。【メーターモジュール仕様(間口W:841~920対応用)の場合】( 参考) 246 ー C(mm) で切断すると、壁と3.5mmす

き間があきます。ノコギリで切断

カット寸法尺モジュール仕様(カウンターサイズが860mm)の場合 206ーCmm

メーターモジュール仕様(カウンターサイズが940mm)の場合 246 ー Cmm

前にでる後に下がる

(e) マグネット式プッシュラッチを調節します。 扉を開閉して、プッシュラッチの作動具合を確認します。

必要に応じてプッシュラッチ先端を回して前後させ、調節します。

手洗カウンター下の扉の高さが上下にずれている場合

目地すき間約4mmにする。

高さのずれ

30

施工方法

施工方法

(c) キャビネットとカウンター受けの上にカウンターをのせます。

(d) カウンターエンドキャップの両面テープをはがし、カウンターの左右両端に張り付けます。※手洗無しの場合、カウンターと壁とエンドキャップの間に2mm程隙間をあけてください。点検の為、カウンターの着脱が必要になります。

カウンター

カウンターエンドキャップ(壁と2mmすき間をあける)

25. ポケット収納の取付け【手洗カウンターの反対側に壁給水がある場合】

スライド扉裏側の収納金具に、ポケット収納を引っかけて取り付けます。

スライド扉

収納金具

ポケット収納

タンクキャビネット

化粧ねじ

ポケット収納

【床給水、手洗カウンター側に壁給水がある場合】タンクキャビネット側面の化粧ねじに、ポケット収納を引っかけて取り付けます。

(b) シャワートイレに同梱されている施工説明書を参照し、カウンターに便フタの当たり止めを張り付けます。

当たり止め

26. 当たり止めの取付け(a) 便器に向かって左側の扉を開け、扉がシャワートイレ表示部に当たるようであれば、扉に同梱の当たり止めを貼り付けます。

当たり止め

カウンター

31

施工方法

施工方法

29. カウンターのコーキングカウンター、手洗器周りの壁との隙間にコーキングをします。

コーキング

お客さまにお渡しするまでに凍結が予想される場合は、水を抜いておいてください。(便器・シャワートイレの施工説明書参照)

28. フルオート便器洗浄の試運転リモコンの「大」・「小」スイッチを押して正常に便器洗浄が行われることを確認します。

ねじ4本でペーパーホルダーを下側から下穴に固定します。

ペーパーホルダー27. ペーパーホルダーの取付け

PSU-1206(07060)