Moodle 1.9 eラーニングサイト 利用マニュアル(教 …...2. Moodleの利用 3 2....

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Moodle 1.9 eラーニングサイト 利用マニュアル(教師用)

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Moodle 1.9 eラーニングサイト

利用マニュアル(教師用)

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目次

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目次

目次 i

1. Moodle概要 1

1.1 Moodle(ムードル)とは 1

1.2 Moodleでできること 1

1.3 Moodleの主な用語 1

2. Moodleの利用 3

2.1 ログイン 3

2.2 プロファイル 3

2.2 プロファイル 4

2.3 コースの選択 5

2.4 エディタの利用 5

2.5 オンラインヘルプ 6

2.6 ファイルアップロード時の注意 6

3. Moodleコースの管理 7

3.1 コースのトップページ 7

3.2 コースの設定 8 3.2.1 設定 8 3.2.2 コースのフォーマット 10

3.3 ロールの割り当て 11 3.3.1 ロールとは 11 3.3.2 コースへの学生の登録 11 3.3.3 コースへの教師の割り当て 12

3.4 コースを編集する 13 3.4.1 編集モード 13 3.4.2 ロールの切り替え 13

3.5 ファイルの管理 14 3.5.1 講義資料のアップロード 14 3.5.2 動画ファイルのアップロード 15 3.5.3 ファイル/フォルダのリネーム 15

3.6 リソースの追加 16 3.6.1 テキストページの作成 16 3.6.2 ウェブページの作成 17 3.6.3 ファイルまたはウェブサイトにリンク 17 3.6.4 ディレクトリの表示 19 3.6.5 ラベルの挿入 19

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目次

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3.7 活動(コンテンツ)の追加 20 3.7.1 フォーラム 20 3.7.2 Wiki(ウィキ) 21 3.7.3 課題 22

4. Moodleコースの利用 24

4.1 課題の確認 24

4.2 フォーラム 25 4.2.1 トピックの追加 25 4.2.2 返信 25

4.3 Wiki 27 4.3.1 編集 27 4.3.2 オートリンク機能の利用 27

4.4 レポート(ログ)の利用 28 4.4.1 コース全体のレポートの利用 28 4.4.2 各ユーザの活動レポートの表示 29

5. こんなときには(目的別索引) 30

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1. Moodle 概要

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1. Moodle概要

1.1 Moodle(ムードル)とは

❒ Moodle とは Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment の頭文字を取って名付けられた e ラーニングソ

フトウェアで、社会構築主義(Social Constructivism)の教育原理に基づいて開発されたコースマネージメントシステム

(CMS)です。

❒ Moodle はウェブベースの e ラーニングソフトウェアであるため、インターネットに接続できるパソコンがあれば、時間や

場所を選ばず利用することができます。

❒ すべての作業をウェブ上で行うことができるため、教師は Moodle 上に教材を配置したり、学生への課題の出題やアン

ケートを簡単に実施することができます。

❒ 学生は Moodle 上のコンテンツにアクセスすることによって学習を深め、課題やアンケートに解答することで講義を進め

ることができます。

1.2 Moodleでできること

❒ コースを簡単に作成することができます。また学生はそのコースにアクセスすることによって教師の作成したコンテンツ

(連絡事項や授業のレジュメ、小テスト、課題、フォーラムなど)を閲覧するだけでなく、自らがフォーラムに参加したり、

小テストを受けたり、課題を提出したりすることができます。

❒ コースは設定によってインターネット上のすべての人が閲覧できるようにすることも、登録した学生のみに公開すること

もできます。

❒ 多言語に対応しており、約70の言語を使用できます。(2006 年 5 月現在)

❒ 補助教材を Moodle 上に保管しておいて、学生にダウンロードさせることができます。

❒ フォーラムやメールにより、Moodle 上で学生と議論を行ったり、学生の質問に答えたりすることができ、授業外での教

師と学生、あるいは学生間の接触を促進します。

❒ 課題や小テストを行い、その結果を集計することができます。

1.3 Moodleの主な用語 Moodleで使用される主な用語を紹介します。

❒ ブロック

各ページ上に配置ができるコンテンツの単位です。例えば「コース一覧」「ニュース」「トピック」「管理」といったものがあ

ります。

❒ モジュール

Moodle で標準的にインストールされている各種機能です。例えば、「チャット」「フォーラム」「小テスト」といったものがあ

ります。Moodle はオープンソースソフトウェアなので、標準機能のほかにも、世界中の他の開発者が作成した拡張モジ

ュールを追加でインストールすることができます。

❒ コース

Moodle 上では「授業科目」をコースと呼んでいます。

❒ リソース

教師がコースで使用する教材や資料といった情報コンテンツで、以下のようなものがあります。

テキストページ、ウェブページ、ファイルやウェブサイトへのリンク、ディレクトリの表示、ラベル

❒ 活動

コース上に作成することができる機能を指します。活動には以下のようなものがあります。

活動 内容

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1. Moodle 概要

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フォーラム 一般にいう掲示板と同様のものです。

課題 Moodle上に課題を掲示します。オフラインでの提出(紙媒体のレポートなど)かオンライン

での提出かを指定することができます。評価機能があります。

Wiki Wikiは参加者がウェブブラウザから簡単にウェブページコンテンツの追加、拡張、修正を

行うことができます。内容の編集、削除が自由なので、掲示板やメモ帳のように使用する

ことが可能です。古いバージョンのコンテンツは削除されることはなく、リストアすることが

できます

投票 教師が質問および質問に対する複数の選択肢を定義し、その質問に対して学生が投票

のような形で回答します。これはトピックに対する考えを刺激するためや、コースの方向

付けを行うため、リサーチ・コンセントを集める場合などに便利です。

調査 アンケートのような形で複数の質問を掲示し、学生に回答させることができます。オンラ

イン学習環境における評価および刺激に関して有益であると検証された多くの調査手段

を提供します。自身の授業に関して学ぶことや、指導に反映させる手助けとするため、教

師は学生からデータを収集する目的で使用できます。

小テスト 教師が多肢選択問題、正誤問題、記述問題などの小テストをデザインおよび設定するこ

とができます。学生がテストを受験すると自動的に採点され、教師は学生に結果をフィー

ドバックするか、正解を表示するか選択することができます。

SCORM SCORM標準規格に基づいて作成された一連のウェブコンテンツです。ウェブページ、グ

ラフィック、Javaスクリプト 、フラッシュ、その他ブラウザで動作するファイルをコースに加

えることができます。

Hot Potatoes

教師がMoodle経由でHot Potatoesクイズを管理することができます。ク

イズは教師のコンピュータで作成して、Moodleのコースにアップロードします。

学生がクイズを受験した後、個々の問題がどのように答えられたのかや、評点における

統計的なトレンドを表示するいくつかのレポートを利用することができます。

チャット 参加者がウェブを通してリアルタイムに同時ディスカッションを行うことができます。

レッスン 複数の質問ページで構成された分岐型質問集です。

ワークショップ 教師による見本となる提出物を判断基準とし、コース参加者同士で互いの提出物を評価

しあうことができる機能です。

用語集 参加者が辞書の様な定義リストを作成・管理することができます。

登録データは、様々なフォーマットで検索または閲覧することができます。

また、教師は用語集エントリを1つの用語集から同一コース内の別の ( メインの ) 用語

集にエクスポートすることができます。

コース内から自動的に、用語集のエントリにリンクを作成することができます。

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2. Moodle の利用

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2. Moodleの利用

2.1 ログイン Moodleにログインするためには、学内システムの共通IDとパスワードが必要です。

アカウントをお持ちの方は、以下の手順でログインしてください。

① インターネットブラウザで、Moodleサイトにアクセスします。

https://lms.osaka-ohtani.ac.jp/moodle/

右のような「セキュリティの警告」ウィンドウが表示された場合

には、「はい」をクリックしてください。

② 左上のログインブロックにあなたの「ユーザ名」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。

③ トップページが表示されます。

「マイコース」ブロックには、あなたが登録しているコースの一覧が表示されます。

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2. Moodle の利用

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2.2 プロファイル Moodleでは、自己紹介や写真を含むプロファイルの作成が可能です。プロファイルは、以下の手順で確認、編集してください。

① ログイン後のトップページで、右上のログイン名をクリックします。

④ プロファイル画面が表示されます。他のユーザがあなたのプロファイルを閲覧したときには、この内容が表示されます。プ

ロファイルを編集するには、「プロファイルの編集」タブをクリックします。

② プロファイルの編集画面が表示されます。各項目を編集して、「プロファイルを更新する」ボタンをクリックしてください。

プロファイルに表示される写真を

アップロードすることができます。

JPG形式またはPNG形式のファイ

ルで、サイズが8MBまでのものを

利用してください。

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2. Moodle の利用

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2.3 コースの選択 Moodleトップページのマイコースブロックには、あなたが現在登録しているコースが表示されます。

コース名をクリックすると、コースのトップページが表示されます

表示されていないコースを選択するためには、「コースの検索」または「全てのコース」をクリックしてください。

2.4 エディタの利用 リッチテキストHTMLエディタでは、ワープロのように直感的に文書を作成することができます。

<HTMLエディタツールバー各部の説明>

フォント フォントの種類およびサイズを指定します

スタイル 段落のスタイルを設定します

文字スタイル 文字のスタイルを指定します

左から、太字、イタリック、下線、打ち消し線です

下付き文字/上付き文

文字の下付き、上付きを設定します

コピー/切り取り/貼り

付け

文字のコピー、切り取り、コピーした文字の貼り付けを行います

元に戻す/やり直す 直前の作業を元に戻したり、やり直したりできます

左寄せ/中央寄せ/右

寄せ/均等

段落の配置を指定します

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2. Moodle の利用

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順序付きリスト/黒丸付

きリスト

番号リスト/箇条書きリストを設定します

文字色の変更/背景色

の変更

選択範囲の文字色や、文字の背景色を変更します

水平線 カーソル位置に水平線を挿入します

リンクの挿入/リンクの

削除

選択範囲に、他のページへのリンクを挿入/削除します

イメージの挿入 PCから画像ファイルをアップロードしたり、コースのファイルに保存

してある画像ファイルを表示したりします

表の挿入 行数や列数を指定して、表を作成します

表の詳細設定(列の追加、削除等)は、エディタを 大表示した状

態で可能です

スマイリーの挿入 感情を表現する顔文字アイコンを挿入します

エディタの 大化/ 小

エディタウィンドウの 大表示/元の表示を切り替えます

2.5 オンラインヘルプ このマニュアルのほかに、Moodle内のオンラインヘルプが利用できます。

Moodle内の マークをクリックするとオンラインヘルプがポップアップで表示されます。

2.6 ファイルアップロード時の注意 全角文字ファイルの取り扱い

課題の提出などで Moodle へファイルをアップロードする際に、ファイル名に日本語などの全角文字を使用していると、全角文字

部分が文字化けしてしまいます。アップロードするファイルは、事前に半角文字で名前を書き換えておくようにしてください。

例)全角文字使用時 経済レポート.doc → c_a_a_a_a_.doc

半角文字使用時 keizai_rpo.doc → keizai_rpo.doc

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3. Moodleコースの管理

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3. Moodleコースの管理 この章では、教師としてのコースの管理、教材のアップデートや各種モジュールの利用について説明します。

3.1 コースのトップページ コースのトップページは、複数のブロックで構成されます。

<各ブロックの説明>

① 人 参加者 コースに登録されている教師および学生の一覧を表示します

② 活動 講義資料や課題、フォーラムなどへのリンクが表示されます

フォーラム コースのフォーラム一覧を表示します

リソース コースのリソースの一覧を表示します

③ 検索 フォーラム内をキーワードで検索します

④ 管理 コースの設定、プロファイル編集、コースのユーザ管理等のコースの管理メニューが表示

されます。

⑤ マイコース 登録しているコースの一覧が表示されます

ここから他のコースへ移動できます

⑥ トピック一覧 各活動の実施・確認ができます

⑦ 新ニュース コースフォーラムに投稿されたお知らせが表示されます

⑧ 直近イベント 期日の迫っている課題等、コースでの直近の活動が表示されます

⑨ 近の活動 コース参加者の 近の活動が表示されます

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3. Moodleコースの管理

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3.2 コースの設定

3.2.1 設定 コーストップページ左下の「管理」ブロック内の「設定」をクリックします。

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<主な項目の説明>

省略名(半角英数字) ナビゲーションバーに表示されるコースの省略名を設定します。

コースIDナンバー 省略可能、科目コード等を入力します。

要約 コースの概要について入力します。

フォーマット

コースの表示形式を変更することができます。(詳細は3.2.2を参照)

ソーシャル:フォーラムを中心に構成される

トピック:各課題、フォーラムなどを単元ごとに表示する

ウィークリー:各課題、フォーラムなどが週ごとのブロックに置くように構成される(→開

講日を設定してください)

週/トピックの数 各フォーマットで、設定した数のモジュールを表示します。

開講日 コースの開講日を設定します。ウィークリーフォーマットの場合は必ず設定してくださ

い。

コースセクションの非表

ここでは、「非表示セクションを折りたたんで表示する」を選択します。

ニュースアイテムの表示

件数

ニュース(学生に対する連絡)の表示数を設定します。

学生に評定表を表示する 様々な活動で評定を行うことができます。

教師が評定を行わない場合や、学生に評定を見せたくない場合のみ「No」を選択、そ

れ以外の場合は「Yes」を選択します。

活動レポートを表示する 現在のコースに関する活動内容を各参加者に表示するか設定します。レポート生成は

サーバ負荷が高いので、ここでは「No」に設定しておきます。

このコースはメタコースで

すか?

メタコースは、他のコースから自動的に受講者が登録されるコースです。

ここでは、「No」を選択します。

利用有効期限 コースの利用期限を設定します。

グループモード ここでは、「グループなし」を選択します。

コース利用 学生のアクセスの許可について設定します。学生のアクセスを禁止する場合は「利用

できません」を選択してください。

登録キー コースのパスワードです。登録キーを設定すると、学生が参加登録するとき、この登録

キーを入力する必要があります。登録した受講生以外のアクセスを禁止する場合には

必ず登録キーを設定してください。

ゲストアクセス 受講生以外のゲストのアクセスの許可について設定します。

言語の強制 コース内で使うことのできる言語を強制することができます。

ロールのリネーム 学生・教師に対する呼称を入力します。

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3.2.2 コースのフォーマット コースの表示フォーマットには、トピックフォーマット、ウィークリーフォーマット、ソーシャルフォーマットがありますが、よく利用されるトピッ

クフォーマットとウィークリーフォーマットを紹介します。

トピックフォーマット 主題やテーマ別に資料をまとめて表示する場合に適しています。

ウィークリーフォーマット コースの開講日を基準として、1週間ごとにブロックが作成されます。毎週の講義に合わせて資料を掲示したい場合に適していま

す。

※ウィークリーフォーマットを使用する場合は、コースの設定(→ 3.2.1)で、開講日を必ず設定

してください。また、週/トピックの表示数を講義回数に合わせて設定してください。

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3.3 ロールの割り当て

3.3.1 ロールとは ロールとケイパビリティはMoodle 1.7以降で導入された機能で、コースや各種の活動の中でユーザに対してどのような行動を許可

するかを管理できます。

当サイトでは、「ゲスト」「学生」「編集権限のない教師」「編集権限のある教師」「コース作成者」「管理者」の6つのロールが利用

できます。特定の活動におけるユーザの動作を個別に変更するために、さらに新たなロールを追加することもできます。

ロール コンテクスト内でのユーザの識別子です。例えば、教師、学生、フォーラムモデレータ

があります。

コンテクスト コース、活動モジュール、ブロック等、Moodleにおける「空間」です。

ケイパビリティ ユーザが利用できるMoodleの機能または行動の種類です。例えば、“フォーラムへの

投稿”があります。

パーミッション ケイパビリティの設定です。「設定なし」「許可」「抑制」「禁止」の4種類です。

3.3.2 コースへの学生の登録 コースに学生を登録します。

① 左下の「管理」ブロックから「ロールの割り当て」を選択します

② 「ロール」の列から「学生」を選択します。

コース設定でロールに対する呼称を変更している場合は、その呼称を選択してください。

③ 潜在的な学生から新たに割り当てるユーザを選択するためには、検索ボックスにユーザ名を入力し、「検索」ボタンを

クリックします。

④ 登録する学生を右のボックスで選択し、「追加」ボタンをクリックします。

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⑤ 登録済みの学生をコースから削除する場合は、左のボックスで削除する学生を選択し、「削除」ボタンをクリックしま

す。

3.3.3 コースへの教師の割り当て コースに教師を割り当てます。操作は、コースへの学生の登録と同様です。

① 左下の「管理」ブロックから「ロールの割り当て」をクリックします。

② 「ロール」の列から「教師(編集権限あり)」または「教師(編集権限なし)」を選択します。

「教師(編集権限なし)」を選択した場合は、登録した教師にはコースの編集権限が与えられま

せん。

コース設定でロールに対する呼称を変更している場合は、その呼称を選択してください。

③ 潜在的なユーザから新たに割り当てるユーザを選択するためには、検索ボックスにユーザ名を入力し、「検索」ボタンを

クリックします。

④ 登録する学生を右のボックスで選択し、「追加」ボタンをクリックします。

⑤ 登録済みの教師をコースから削除する場合は、左のボックスで削除する教師を選択し、「削除」ボタンをクリックしま

す。

教師はその特定のコースにおける役割です。例えば、あるユーザをAコースでは「教師」、Bコース

では「学生」というように割り当てることもできます。

「非表示」にすると、学生には

教師一覧でその教師が表示さ

れません

Ctrlキーを押しながらク

リックで、複数選択でき

ます

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3.4 コースを編集する

3.4.1 編集モード 編集モードでは、リソースや活動の追加、ブロックの追加、ブロックの配置変更などのコースの編集ができます。教師は、コース内

で「編集モード」の 開始・終了 の切り替えが可能です。

❒ 編集モードの開始:画面右上に表示される「編集モードの開始」をクリックします

❒ 編集モードの終了:画面右上に表示される「編集モードの終了」をクリックします

次の図は、トピックフォーマットの編集モードです。

リソースの追加(→ 3.6 )や、活動の追加(→ 3.7 )は、各ブロック内のコンボボックスより操作できます。

また、ブロックやリソースの横にアイコン が表示されます。アイコンは、ブロックやコンテンツの移動、編集を行うため

のものです。アイコンにマウスカーソルを合わせると簡単な説明が表示されます。主なアイコンの使用方法は以下のようになります。

<各アイコンの説明>

アイコン 説明

右へ移動:一マス分右にインデントします

移動:項目の上下を入れ替えます

編集:その項目についての詳細を表示させる

削除:項目を削除します

表示/非表示:学生に対してその項目を表示するか決定します

グループ設定

/ そのトピックのみ表示させる/全てのトピックを表示させる

マーカー:そのトピックを注目表示させます

ヘルプ:各項目の説明が別ウィンドウで表示されます

3.4.2 ロールの切り替え コースが他のユーザにどのように表示されるかを確認するためには、ロールの切り替えを行います。

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3. Moodleコースの管理

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画面右上の「ロールを切り替える」コンボボックスから表示したいロールを選択すると、そのロールのユーザがログインしたときのコース

の状態が表示されます。

元の状態に戻るには、右上の「通常のロールに戻る」ボタンをクリックします。

3.5 ファイルの管理

3.5.1 講義資料のアップロード コース内で利用する講義資料(PDFファイル、パワーポイントファイル等)をアップロードします。アップロードしたファイル・フォルダはそ

のままでは学生は閲覧できないので、リソースの「ファイルまたはウェブサイトにリンク」( → 3.6.3 参照)を追加することによって学

生に表示することができます。

① ファイルのアップロードを行うには画面左の管理ブロックにある「ファイ

ル」をクリックします。

② コース内のファイル一覧が表示されます。「ファイルをアップロード」を ク

リックします。

「参照」をクリックして、パソコン内からアップロードするファイルを選択します。選択後、「ファイルをアップロードする」をクリックします。

③ アップロードしたファイルが表示されます。

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Moodle へファイルをアップロードする際に、ファイル名に日本語などの全角文字を使用している

と、全角文字部分が文字化けしてしまいます。アップロードするファイルは、事前に半角文字で名

前を書き換えておくようにしてください。

3.5.2 動画ファイルのアップロード 一般に動画ファイルはサイズが大きいため、Moodleから直接アップロードすることができません。情報教育センターに連絡し、スト

リーミングサーバへのファイルのアップロードを依頼してください。

リソース「ファイルまたはウェブサイトにリンク」の追加により、アップロード後の動画ファイルへリンクを

作成することができます(→ 3.6.3 参照)。

3.5.3 ファイル/フォルダのリネーム ファイル、フォルダの名前を後から変更することが可能です。

① 変更したいファイル/フォルダの「リネーム」をクリックしてください。

② リネームウィンドウが表示されるので、新しいファイルの名前を入力し、「リネーム」ボタンをクリックします。

文字化けを防ぐため、ファイル名には全角文字を使用しないでください。

「moddata」フォルダは、フォーラムや課題にアップロードされたファイルが保存されるシステムフォルダ

なので、名前を変更しないでください。

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3.6 リソースの追加 リソース(resource)とは、コース内で用いる教材や資料です。リソースの追加は、コースの編集モードを開始した状態で、「リソー

スの追加」メニューから行います。

3.6.1 テキストページの作成 テキストのみからなる単純なページを作成します。

① 「リソースの追加」メニューから「テキストページの作成」を選択します。

② 「テキストページの作成」画面が表示されます。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

リソースをMoodleの画面と同一のウィ

ンドウに表示するか、新しいウィンドウ

を開いて表示するかを選択できます

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3.6.2 ウェブページの作成 Moodle内のHTMLエディタを利用してウェブページを作成します。HTMLタグがわからなくても、ワープロで文書を作成するように簡

単にウェブページを作成することができます。エディタの使用方法については 2.4 を参照してください。

① 「リソースの追加」メニューから「ウェブページの作成」を選択します。

② 「ウェブページの作成」画面が表示されます。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

3.6.3 ファイルまたはウェブサイトにリンク アップロードされたファイルへのリンクをコースに作成することができます。

① 「リソースの追加」メニューから「ファイル・サイトにリンク」を選択します。

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② 「ファイルまたはウェブサイトにリンク」画面が表示されます。

③ ウェブサイトにリンクする場合には、「ロケーション」にサイトのURLを入力します。

ファイルにリンクする場合には、「ファイルを選択またはアップロードする」をクリックします。

④ ファイルの選択画面が表示されるので、リンクしたいファイルの「選択」をクリックします。

⑤ 外部のウェブサイトにリンクする場合等、Moodleサイトとは別なウィンドウを新たに開いて表示させたい場合には、ウィ

ンドウから「新しいウィンドウ」を選択してください。

⑥ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

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3.6.4 ディレクトリの表示 コース内のフォルダを一覧表示します。ディレクトリへのファイルのアップロードについては 3.3 を参照してください。

① 「リソースの追加」メニューから「ディレクトリの表示」を選択します。

② 「ディレクトリの表示」画面が表示されます。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

3.6.5 ラベルの挿入 トピックやモジュールの説明に用いるテキストラベルを挿入します。

① 「リソースの追加」メニューから「ラベルの挿入」を選択、または アイコンをクリックします。

② ラベルの編集画面が表示されます。HTMLエディタを用いてラベルとして表示する文章を編集します。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」をクリックします。

表示するフォルダを選

択します

学生への表示/非表

示を設定します

空白で構いません

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3. Moodleコースの管理

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3.7 活動(コンテンツ)の追加 活動(activity)の追加は、編集モードを開始した状態で「活動の追加」メニューから行います。

3.7.1 フォーラム Moodleのフォーラムは一般的な電子掲示板と同等の機能を持っています。コース参加者による情報交換や、テーマ毎の討論等

に利用できます。フォーラムでは、投稿時にファイルを添付したり、投稿された意見に評価を付けたりすることができます。

以下の手順で、コースにフォーラムを追加します。

① 「活動の追加」メニューから「フォーラム」を選択します。

② フォーラム編集画面が表示されます。

学生のトピック投稿や、トピッ

クへの返信の可否を選択しま

メール購読を強制すると、登録

者には全ての投稿内容がメー

ルで配信されます

投稿内容の評点の種

類を選択します

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③ 設定を入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

3.7.2 Wiki(ウィキ) Wikiは、コースメンバーが自由に編集のできるWebページです。共同制作のように、コースに所属する複数のユーザでコンテンツを

作成するのに適しています。

以下の手順で、コースにWikiを追加します。

① 「活動の追加」メニューから「Wiki」選択します。

② 「Wiki」設定画面が表示されます。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。

教師:教師だけが編集できます

グループ:教師と学生の両方が編

集できます

学生:学生だけが編集できます

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3. Moodleコースの管理

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3.7.3 課題 課題モジュール利用すると、学生に課題を提示し、ファイルの提出やオンラインでの記述によって学生に課題を提出させることがで

きます。

以下の手順で、コースに課題を追加します。

① 「活動の追加」メニュー「課題」の中から課題のタイプを選択します。

ファイルの高度なアップロード ファイルのアップロードにより課題の提出をします。学生は、複数のファ

イルをアップロードすることができます。

オンラインテキスト Moodle上でのテキスト編集による課題提出

単一ファイルのアップロード ひとつのファイルのアップロードによる課題提出

オフライン活動 紙媒体等での提出

② 「課題」編集画面が表示されるので、各種設定を行います。

①で選んだ課題のタイプによ

って、設定の項目が異なりま

す。

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3. Moodleコースの管理

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課題名 レポート課題の名前を入力します。

詳細 課題の詳細について入力します。

評点 コース全体での評定の配分で、100を上限として自由に決定します。

Moodle内での評価を行わない場合は、「評点無し」を選択してください。

開始日時/終了日時 提出期限を設定することができます。「提出期限後の提出を許可しない」を「Yes」に

すると期限後の提出は受理されません。

③ 入力後、「保存してコースに戻る」または「保存して表示する」をクリックします。これで課題のセットアップが完了しまし

た。

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4. Moodle コースの利用

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4. Moodleコースの利用

4.1 課題の確認 提出された課題は以下の手順で確認します。

① コーストップページの活動ブロックから課題をクリックします。

② コースの課題一覧が表示されるので、確認したい課題の「提出課題を確認する」リンクをクリックします。

③ コース参加者の一覧が表示されるので、確認したい課題をクリックします。

④ コメントによるフィードバックを行うためには、評価したい学生の行の「評点」をクリックします。

⑤ 評価コメントを入力し、「変更を保存する」をクリックします。

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4. Moodle コースの利用

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4.2 フォーラム

4.2.1 トピックの追加 フォーラムへのトピックの追加は以下の手順で行います。

① 「新しいトピックを追加する」ボタンをクリックします。

② トピックの題名、メッセージ等を入力し、「フォーラムに投稿する」ボタンをクリックします。

4.2.2 返信 トピックに返信をします。

① 新ニュースブロックから、表示するトピックを選択します。

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4. Moodle コースの利用

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② トピックのディスカッションが表示されるので、「返信」をクリックします。

③ 返信の入力画面が表示されるので、HTMLエディタでメッセージを入力し、「フォーラムに投稿」ボタンをクリックします。

④ 投稿した返信が表示されます。

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4. Moodle コースの利用

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4.3 Wiki

4.3.1 編集 コーストップページから、Wikiを選択すると次のような画面が表示されます。「編集」をクリックすると、編集を始めることができます。

文章を作成して、「保存」ボタンをクリックします。

4.3.2 オートリンク機能の利用 Wikiのオートリンク機能では、単語をキャメルケースで記述することにより、他のページへのリンクを自動で設定します。キャメルケー

スとは、“OsakaOhtaniUniversity”のように、大文字+小文字で構成される単語を2個以上連結した文字列のことです。

ペ ー ジ 内 に 、 キ ャ メ ル ケ ー ス 形 式 の 単 語 を 含 め る と 、 自 動 で リ ン ク ペ ー ジ が 作 成 さ れ ま す 。 例 え ば 、 下 の 例 で は

「OsakaOhtaniUniversity」などに自動的にリンクが設定されているのがわかります。

リンク先のページが存在しないばあい、単語の右に青い?マークが表示されます。?マークをクリックすると、リンク先のページを編

集することができます。

単語が1つだとリンクが

できません

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4. Moodle コースの利用

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4.4 レポート(ログ)の利用

4.4.1 コース全体のレポートの利用 Moodleは、ユーザがサイトで行った活動をすべてログとして記録しています。

コースのレポートを利用すると、コースに登録した学生のログイン状況や、講義資料(リソース)の閲覧状況、フォーラムへの参加状

況等を知ることができます。

① 管理ブロックの「レポート」をクリックします。

② レポートの表示選択画面が表示されます。表示対象とする「ユーザ」「日付」「活動内容」「行動内容」「出力形式」

をコンボボックスから選択し、「これらのログを取得する」ボタンをクリックします。

③ 以下のようにログが表示されます。

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4. Moodle コースの利用

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4.4.2 各ユーザの活動レポートの表示 コースに所属するユーザ別の活動レポートを表示することができます。個別に学生の活動状況を管理したいときに役立ちます。

① コーストップページの「人ブロック」の「参加者」をクリックします。

② 参加者の一覧が表示されるので、レポートを表示したい学生の名前をクリックします。

③ プロファイルが表示されるので、「活動レポート」タブをクリックします。

④ 活動レポートが表示されます。

タブ内のリンクをクリックすると、レポートの種類を切り替えて「アウトラインレポート」「詳細レポート」「本日のログ」「すべ

てのログ」「評点」をそれぞれ表示することができます。

アウトラインレポート トピック毎または週毎の活動状況が表示されます。

詳細レポート トピック毎または週毎に、より詳細な活動状況が表示されます。

本日のログ その日のアクセス状況がグラフおよびログ形式で表示されます。

すべてのログ すべての日付のアクセス状況がグラフおよびログ形式で表示されます。

評点 コース内の評点一覧が表示されます。

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5. 目的別索引

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5. こんなときには(目的別索引)

コースの全員に一斉に連絡をするには?

コースのニュースフォーラムは、コースの登録者全員にメール購読が強制されています。そのため、ニュースフォーラムに投稿があると

コースの全員にメールで通知が行われるので、コース参加者への一斉連絡に利用することができます。

フォーラムへの投稿についての詳細は 4.2 フォーラム(p.25)を参照してください。

学生に個別にメッセージを送信するには?

コーストップページの「人ブロック」の「参加者」をクリックします。参加者の一覧が表示される

ので、メッセージを送信したい学生を選択します。

メンバーのプロファイルが表示されますので、メールアドレスをクリックすると、ご利用のメールソフトウェアからメールを送信することができます。

学生に課題を提示するには?

Moodleでは、ファイルのアップロードやオンラインでの文書作成による課題を提示することができます。課題の提示について、詳細

は 3.7.3 課題(p.22)を参照してください。

課題の提出状況を確認するには?

課題の提示について、詳細は 4.1 課題の確認(p.24)を参照してください。

学生の出欠状況を管理するには?

講義中に学生に Moodle 上で何らかの活動を行わせることで、Moodleのログを出欠代わりに利用することができます。

例えば、講義中に学生に Moodle にログインし、リソースの閲覧を指示します。(下の例では講義資料第1回(PDF) の閲覧を

指示します。

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5. 目的別索引

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講義終了後に管理メニューの「レポート」から、当該日の講義資料第1回(PDF) を選択すると、以下のようにログが表示されます。

ログについての詳細は 4.4.1 コース全体のレポートの利用(p.28)を参照してください。

特定の学生の活動内容を管理するには?

活動レポートを利用すると、学生毎の活動内容を詳細に管理することができます。活動レポートについての詳細は 4.4.2 各ユーザの活動レポートの表示(p.29)を参照してください。

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