『どぶろくって何？』

どぶろくの歴史は古く。飛鳥奈良時代に行われてい

た、豊作の祈願や収穫への感謝を示す場において、米

から作った白く濁った酒を神様に捧げるという風習が

ありました。このお酒を「どぶろく」と呼んでいまし

た。

『日本酒とどう違うの？』

アルコール発酵によってできた醪（もろみ）を、固体

（酒粕）と液体（原酒）にわけたものが「日本酒」。

この工程を行わないものが「どぶろく」となります。

『中能登町のどぶろく』

中能登町は古くからどぶろくと大変縁の深い地域

であります。全国に約８万社ある神社の内、どぶろ

く製造の許可を受けている神社は約３０社しかな

く、そのうち３社（天日陰比咩（ｱﾒﾋｶゲﾋﾒ）神社、

能登比咩（ﾉﾄﾋﾒ）神社、能登部（ノトベ）神社）が

中能登町に存在しております。この３社は、藩政期

以前より、神事用「どぶろく」醸造が行われてきて

おり、現在も国税局の許可を受けて、その歴史と伝

統を連綿と受け継いできております。そういった歴

史と伝統を踏まえ、中能登町では、「どぶろく特区」

の認定を受け、「どぶろく」を町おこしの一環、また

特産品にしようと動き出しました。

そういった中、「どぶろく」の供給に資するべく、そ

の生産者・生産予定者を始め関係者・賛同者が集い

『「こだわり米」中能登どぶろく研究会』を発足致し

ました。今後、当研究会では、どぶろくを醸造でき

る「農家レストラン」や「農家民宿」の拡大事業を

一つの柱として、どぶろくを始め、関連料理・関連

商品の研究・開発を推し進めていくと同時に、その

原材料にもこだわった商品提供を行い、併せて広報

活動に至るまで、幅広く事業展開していく予定であ

ります。

『中能登どぶろく研究会の【こだわり】』

・農薬や化学肥料を使わずに育てたお米（自然栽培米）

でのどぶろく造り

・石動山、眉丈山からの豊富な湧き水を使用

・能登の豊かな発酵文化食（かぶら寿司、甘酒など）を

守り、さらに新しいメニューを開発し、全国やがては

世界に発信していく。

・地元の子供達や福祉施設などと一緒に田植えなどの農

作業をしながら自然に親しみ、食べることの大切さを

共に感じ、学んで行きたい。

『どぶろく研究会行事』

どぶろく祭り（１２月）

甘酒祭り（２月）

どぶろく用酒米田植え（５、６月）

稲刈り（10月）

町祭・織姫夏物語（７月）

その他

どぶろくや発酵文化に関する講演会

スイーツ料理教室

郷土料理教室

農家民宿

「中能登アヅマの百笑宿」

築 200年のアヅマ建ての農家民

宿。味噌作りやかぶら寿しなど

の伝統料理作りも体験出来ま

す。どぶろく用のお米も育てて

います。

石川県中能登町東馬場リ 44

℡090-5170-6621宿主：藤井浩

自然栽培農家の農家レストラン

京都で焼肉店を経営していたが、食の大切さを知りヴィーガンカフェを開業。その

後、父の故郷中能登町に移住。自然に寄り添い愉しく田んぼと畑をしています。

現在農家レストランオープンに向けて着々と準備中です！

石川県中能登町東馬場リ-45-1

松田泰一、淳子夫妻

自然栽培農家の農家民宿＆ジャズミュージシャン

関西での音楽活動を経て、中能登町に移住。自然に近い形で小さな田んぼと畑をし

ています。農と音楽のある暮らしを実践中！！

農家民宿開業に向けて頑張っています。

須藤雅彦、慶子夫妻

農家レストラン『太郎右衛門』

中能登町どぶろく造りの第 1人

者。季節の郷土料理が味わえる

農家レストラン（冬季オープ

ン）が大人気！すっきりした飲

み口のどぶろくは全国から注文

がきています。

石川県中能登町二宮ロ部 111

℡0767－76－1204

宿主：田中良夫

『こだわり米』中能登どぶろく研究会事務局

石川県鹿島郡中能登町二宮ロ 95

事務局長亀井：090-2093-2376

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