株式会社レナウン様 CylancePROTECT...

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Transcript of 株式会社レナウン様 CylancePROTECT...

Page 1: 株式会社レナウン様 CylancePROTECT 導入事例の導入が決まったのは2016年11月のこと。導入の 対象は、レナウンのネットワークに接続されているす

(UAC)の画面がポップアップしており、外部と通信しようとするソフトウェアが設定変更の許可をユーザーに求めている状況でした」(小沼氏) 大事には至りませんでしたが、この出来事を機に、レナウンの情報システム室はセキュリティ対策の見直しに着手。未知のマルウェアを検知・ブロックできる新しい形式のソリューション導入に向けた検討を開始しました。

 レナウンからの提案依頼書(RFP)に応じたセキュリティソリューションベンダーは、日立ソリューションズを含めて5社。各社の提案内容を比較検討した情報システム室は、日立ソリューションズが提案した「CylancePROTECT」が同社に最適なソリューションだと判断しました。 「提案書には、導入メリットがとてもわかりやすく記載されていました。まず第1のポイントは、未知のマルウェアについても高い検知率が得られること。第2に、インターネットに接続されていないオフライン状態でも検知と隔離ができるという特長がありました。第3に、社内のPCで業務に使っているWindowsだけでなく、Mac OSにも対応していることも魅力でした」(後藤氏)

 海外の工場に生産を依頼することが多いレナウンにとって、電子メールは業務遂行に欠くことのできないビジネスツールになっています。知らない人や企業から受け取った外国語の電子メールであっても、開けないわけにはいきません。そこで同社はエンタープライズ版のウイルス対策製品を導入し、電子メールを介してマルウェアが侵入するのを防ぐ“入口対策”に努めてきました。 従来のウイルス対策製品の仕組みでは、パターンファイルに一致したマルウェアを検知して隔離などの措置をします。亜種や未知のマルウェアが発見されると、メーカーがパターンファイルを作成しますが、PC側でそのパターンファイルを更新するまで、マルウェアに感染するリスクは避けられません。 「日々新しいウイルスが登場している今、パターンファイルで検知・ブロックする従来のウイルス対策製品だけでは、どうしても後追いになってしまいます」(後藤氏) そうした懸念が実際のものとなったのは、2015年のある日のことでした。 「社内のユーザーから『変なメッセージがPCの画面に出ています』という問い合わせがあり、早速調査を開始しました。すると、ユーザーアカウント制御

従来型のウイルス対策だけでは未知のマルウェアを検知できない

従来からの課題

AI技術を利用した次世代マルウェア対策製品で検知率向上運用管理コストを増加させることなくセキュリティを強化アパレル製品の企画・製造・販売で知られる株式会社レナウン。同社は、高度化するサイバー攻撃の脅威から企業を守るための切り札として、次世代マルウェア対策製品「CylancePROTECT」を2017年2月に導入。機械学習(AI)でマルウェアの特徴を予測検知することで未知のマルウェアも対策が可能になり、ゼロデイ攻撃への備えを強化しました。

導入の経緯

高い検知率とクラウド管理方式など4つのポイントを評価

 ネットワークに接続されたすべてのPCに対するITソリューションでの取り組みが一段落した今、レナウンは2つの方向でセキュリティ対策を強化していこうと考えています。 その一つの方向は、セキュリティに対する社員の意識をさらに高めることです。 「昨年から、全社員に年1回のセキュリティ講習を受けてもらっています。他社の事故事例、また当社内で実際に発生した事例などを基に、日常の業務の中でどういった点に注意しなければいけないのかという意識を持ってもらうことを目的として実施しています。社員の意識向上が、セキュリティ対策として最も重要なことだと考えていますので、継続して実施していく予定です」(後藤氏) もう一つは、働き方改革の一環として在宅勤務を含めた環境構築への対応です。 「現状は営業が外出時に会社支給のPC・スマートフォンを使って情報共有をしている状況ですが、今後はいつでもどこでも業務ができるという環境構築をめざしています。そうした環境変化へのセキュリティ対策としても、『CylancePROTECT』を活用していきたいと考えています」(堀氏) セキュリティ対策にとって、何も問題が起きないことが最大の効果です。日立ソリューションズは今後もセキュリティ強化と運用負荷の低減を支援していきます。

をクラウド上で一元管理するため、サーバーを社内に設置しなくて済むことも選定のポイントでした。導入作業についても、当社が以前から使っているJP1(日立製作所の統合運用管理ソリューション)のソフトウェア配布機能を利用すれば、各PCへのソフトウェア導入を自動的にできると日立ソリューションズから説明がありました。高い検知率と運用負荷の低減という導入メリットがすぐにイメージできました」(堀氏)

 経営会議の裁可がおりて、「CylancePROTECT」の導入が決まったのは2016年11月のこと。導入の対象は、レナウンのネットワークに接続されているすべてのPC(関係会社を含む)約1,200台です。 実際の導入に当たって、情報システム室は、まず少数のユーザーに試験的に使ってもらって動作と効果を検証し、その後に部署単位で順次導入していく方式を採りました。 「次世代型のAIを利用したセキュリティ対策ソリューションを導入するという案内を全社に事前アナウンスしたうえで、検証に参加していただく方々のPCに先行配布して使ってもらいました」(小沼氏) 「検知時にPCの動作が遅くなってしまうことを心配したのですが、実際に使ってみるとスローダウンは全くなし。業務アプリケーションの使用に支障はありませんでした」(堀氏) 検証の完了後は、JP1のソフトウェア配布機能を利用して「CylancePROTECT」を全員のPCに自動インストールしました。JP1を利用できない部署には本社からのリモート操作で組み込むようにしましたが、特に大きな手間を必要とすることはありませんでした。 「検証や実際のインストールの際にも、日立ソリューションズの説明は非常にわかりやすく、質問へのレスポンスもこれまで利用してきた他の海外製品に比べて早かったです。インストールのマニュアルは英語でしたが、日本語のものをすぐに送ってくれるなど、きめ細やかなサポートをしていただきました。JP1のソフトウェア配布機能の設定も事前にチェックしていただき、安心してリリースできました」(小沼氏)

 2017年2月、レナウンのネットワークに接続されたすべてのPCへのインストールが完了。それ以後、「CylancePROTECT」は同社のPCをマルウェアから守り続けています。 「マルウェアの検知率は、期待通りでした。過去にインストールしたソフトウェアが残したファイルも漏れなくチェックしてくれますし、既存のウイルス対策ツールがワーク領域に溜めているファイルも先んじて検査する仕組みには感心しています」(小沼氏) 「東京の本社、大阪支店、福岡オフィス、国内数カ所の工場にあるPCをCylanceクラウドで一元的に管理できますから、ハードウェアの費用もそれだけ抑えられました。また、パターンファイルを定期的に更新する必要がないため、運用管理工数も増加することはありませんでした」(堀氏) また、「CylancePROTECT」は、2017年5月に猛威を振るったWannaCry(Windowsを対象とするランサムウェア)への備えとしても役立ちました。 「当社の社長はサイバーセキュリティへの関心が高く、世の中でセキュリティ関連の事件が起きると、そのたびに『当社はどうなのか』と対応状況を質問します。WannaCryのときも尋ねられたのですが、事件の直後に日立ソリューションズから『「CylancePROTECT」がWannaCryを検知・隔離することは検証済みです』との一報が入っておりましたので、自信を持って『安心してください。大丈夫です』と答えることができました」(後藤氏)

株式会社レナウン 様導入事例

CylancePROTECT

株式会社レナウン管理統括部情報システム室室長 後藤 穣 氏

株式会社レナウン管理統括部情報システム室小沼 由美 氏

株式会社レナウン管理統括部情報システム室課長 堀 正志 氏

Interview

 「製品の特長だけでなく、運用面でのメリットも評価しました。さまざまなセキュリティ対策を施すとその分費用もかかりますが、1カ所での対策で効果が見込める点、さらに、『CylancePROTECT』は情報

課題

パターンマッチング形式のウイルス対策製品をすり抜けたマルウェアが社内で発見され、未知のマルウェアへの対策が必要となった

セキュリティ対策を強化したいが、運用管理コストの増加は避けたかった

効果

機械学習を利用した検知エンジンにより、パターンファイルなしでマルウェアの高精度な検知が可能に

クラウドでの一元管理によりサーバー設置が不要であること、またパターンファイルの定期更新も不要であることから、運用管理コストを増やさずにセキュリティの強化を実現

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Page 2: 株式会社レナウン様 CylancePROTECT 導入事例の導入が決まったのは2016年11月のこと。導入の 対象は、レナウンのネットワークに接続されているす

(UAC)の画面がポップアップしており、外部と通信しようとするソフトウェアが設定変更の許可をユーザーに求めている状況でした」(小沼氏) 大事には至りませんでしたが、この出来事を機に、レナウンの情報システム室はセキュリティ対策の見直しに着手。未知のマルウェアを検知・ブロックできる新しい形式のソリューション導入に向けた検討を開始しました。

 レナウンからの提案依頼書(RFP)に応じたセキュリティソリューションベンダーは、日立ソリューションズを含めて5社。各社の提案内容を比較検討した情報システム室は、日立ソリューションズが提案した「CylancePROTECT」が同社に最適なソリューションだと判断しました。 「提案書には、導入メリットがとてもわかりやすく記載されていました。まず第1のポイントは、未知のマルウェアについても高い検知率が得られること。第2に、インターネットに接続されていないオフライン状態でも検知と隔離ができるという特長がありました。第3に、社内のPCで業務に使っているWindowsだけでなく、Mac OSにも対応していることも魅力でした」(後藤氏)

 海外の工場に生産を依頼することが多いレナウンにとって、電子メールは業務遂行に欠くことのできないビジネスツールになっています。知らない人や企業から受け取った外国語の電子メールであっても、開けないわけにはいきません。そこで同社はエンタープライズ版のウイルス対策製品を導入し、電子メールを介してマルウェアが侵入するのを防ぐ“入口対策”に努めてきました。 従来のウイルス対策製品の仕組みでは、パターンファイルに一致したマルウェアを検知して隔離などの措置をします。亜種や未知のマルウェアが発見されると、メーカーがパターンファイルを作成しますが、PC側でそのパターンファイルを更新するまで、マルウェアに感染するリスクは避けられません。 「日々新しいウイルスが登場している今、パターンファイルで検知・ブロックする従来のウイルス対策製品だけでは、どうしても後追いになってしまいます」(後藤氏) そうした懸念が実際のものとなったのは、2015年のある日のことでした。 「社内のユーザーから『変なメッセージがPCの画面に出ています』という問い合わせがあり、早速調査を開始しました。すると、ユーザーアカウント制御

 ネットワークに接続されたすべてのPCに対するITソリューションでの取り組みが一段落した今、レナウンは2つの方向でセキュリティ対策を強化していこうと考えています。 その一つの方向は、セキュリティに対する社員の意識をさらに高めることです。 「昨年から、全社員に年1回のセキュリティ講習を受けてもらっています。他社の事故事例、また当社内で実際に発生した事例などを基に、日常の業務の中でどういった点に注意しなければいけないのかという意識を持ってもらうことを目的として実施しています。社員の意識向上が、セキュリティ対策として最も重要なことだと考えていますので、継続して実施していく予定です」(後藤氏) もう一つは、働き方改革の一環として在宅勤務を含めた環境構築への対応です。 「現状は営業が外出時に会社支給のPC・スマートフォンを使って情報共有をしている状況ですが、今後はいつでもどこでも業務ができるという環境構築をめざしています。そうした環境変化へのセキュリティ対策としても、『CylancePROTECT』を活用していきたいと考えています」(堀氏) セキュリティ対策にとって、何も問題が起きないことが最大の効果です。日立ソリューションズは今後もセキュリティ強化と運用負荷の低減を支援していきます。

をクラウド上で一元管理するため、サーバーを社内に設置しなくて済むことも選定のポイントでした。導入作業についても、当社が以前から使っているJP1(日立製作所の統合運用管理ソリューション)のソフトウェア配布機能を利用すれば、各PCへのソフトウェア導入を自動的にできると日立ソリューションズから説明がありました。高い検知率と運用負荷の低減という導入メリットがすぐにイメージできました」(堀氏)

 経営会議の裁可がおりて、「CylancePROTECT」の導入が決まったのは2016年11月のこと。導入の対象は、レナウンのネットワークに接続されているすべてのPC(関係会社を含む)約1,200台です。 実際の導入に当たって、情報システム室は、まず少数のユーザーに試験的に使ってもらって動作と効果を検証し、その後に部署単位で順次導入していく方式を採りました。 「次世代型のAIを利用したセキュリティ対策ソリューションを導入するという案内を全社に事前アナウンスしたうえで、検証に参加していただく方々のPCに先行配布して使ってもらいました」(小沼氏) 「検知時にPCの動作が遅くなってしまうことを心配したのですが、実際に使ってみるとスローダウンは全くなし。業務アプリケーションの使用に支障はありませんでした」(堀氏) 検証の完了後は、JP1のソフトウェア配布機能を利用して「CylancePROTECT」を全員のPCに自動インストールしました。JP1を利用できない部署には本社からのリモート操作で組み込むようにしましたが、特に大きな手間を必要とすることはありませんでした。 「検証や実際のインストールの際にも、日立ソリューションズの説明は非常にわかりやすく、質問へのレスポンスもこれまで利用してきた他の海外製品に比べて早かったです。インストールのマニュアルは英語でしたが、日本語のものをすぐに送ってくれるなど、きめ細やかなサポートをしていただきました。JP1のソフトウェア配布機能の設定も事前にチェックしていただき、安心してリリースできました」(小沼氏)

こちらのQRコードより、本事例の詳細ページをご覧いただけます。http://www.hitachi-solutions.co.jp/cylance/case07/

 2017年2月、レナウンのネットワークに接続されたすべてのPCへのインストールが完了。それ以後、「CylancePROTECT」は同社のPCをマルウェアから守り続けています。 「マルウェアの検知率は、期待通りでした。過去にインストールしたソフトウェアが残したファイルも漏れなくチェックしてくれますし、既存のウイルス対策ツールがワーク領域に溜めているファイルも先んじて検査する仕組みには感心しています」(小沼氏) 「東京の本社、大阪支店、福岡オフィス、国内数カ所の工場にあるPCをCylanceクラウドで一元的に管理できますから、ハードウェアの費用もそれだけ抑えられました。また、パターンファイルを定期的に更新する必要がないため、運用管理工数も増加することはありませんでした」(堀氏) また、「CylancePROTECT」は、2017年5月に猛威を振るったWannaCry(Windowsを対象とするランサムウェア)への備えとしても役立ちました。 「当社の社長はサイバーセキュリティへの関心が高く、世の中でセキュリティ関連の事件が起きると、そのたびに『当社はどうなのか』と対応状況を質問します。WannaCryのときも尋ねられたのですが、事件の直後に日立ソリューションズから『「CylancePROTECT」がWannaCryを検知・隔離することは検証済みです』との一報が入っておりましたので、自信を持って『安心してください。大丈夫です』と答えることができました」(後藤氏)

期待通りの高い検知率を発揮WannaCryの猛威にも安心感

導入の効果

PCへの負荷を事前に検証導入作業はツールで自動化

導入時の取り組み

セキュリティ意識を高めて働き方改革も支えていく

今後の展望

株式会社レナウン 様導入事例

本社所在地設 立従 業 員 数事 業 内 容

東京都江東区有明三丁目6番11号 TFTビル東館6F2004年3月1日(2006年3月1日に現商号に変更)1,080人(連結、2017年2月期時点)アパレル製品および雑貨の企画・製造・販売

株式会社レナウン

http://www.renown.com/

Company Profile

 「製品の特長だけでなく、運用面でのメリットも評価しました。さまざまなセキュリティ対策を施すとその分費用もかかりますが、1カ所での対策で効果が見込める点、さらに、『CylancePROTECT』は情報

※ご相談、ご依頼いただいた内容は、回答などのため、当社のグループ会社に情報を提供し対応させていただ くことがあります。取り扱いには十分注意し、お客さまの許可なく他の目的に使用することはありません。

このカタログは資源保護のため、再生紙を使用しています。

H29S-03-00 2017.10

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※本事例の内容は取材時点(2017年8月)の情報です。※本資料にはCylance Inc.の著作物が含まれています。※Cylance、CylancePROTECTは、Cylance Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。※その他、本文中の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。※本文中および図中では、TMマーク、®マークは表記しておりません。※製品の仕様は、改良のため、予告なく変更する場合があります。※本製品を輸出される場合には、外国為替および外国貿易法並びに米国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上、必要な手続きをお取りください。なお、ご不明な場合は、当社担当営業にお問い合わせください。※本カタログ中の情報は、カタログ作成時点のものです。