40% 蒸発散作用

10%表面流出

25%浅い浸透

自然な地表面

25%浸透

30% 蒸発散作用

10%浅い浸透

75%-100% 浸透しない地表面

5%浸透

50%表土流出50%

表土流出

J・ミックス

貯留材の材料費

プラスチック製雨水貯留浸透槽

空隙率 41%（1㎥当たり410㍑貯留）95%（1㎥当たり950㍑貯留）

1.82（基礎設置必要なし）

地盤掘削ボリューム（比率で表示、1,000㌧で計算）

1.0（必要土かぶり厚、基礎設置厚を加算）

1.65改変面積を同等とした場合の掘削深さ比率 1.0

そのまま路盤の設置が可能設置時の土被り厚 T-25対応で水槽天端から50cm必要

J・ミックス底面は地下水位より50cm以上離す

地下水位の高い場所での浸透槽

水槽底面は地下水位より50cm以上離す

基礎工事 必要 不要

一般土工による転圧のみ部材の組み立てに慣れを要する施工の難易度

可能不可水槽上部に構造物を建設

可能不可経年後の材料リユース

日本では、リサイクル素材を使って、より安全で安価に解決する方法がスタートしました。

Ｊ・ミックス主用途

①雨水貯留浸透槽として

プラスチック製雨水貯留浸透槽の側面浸透力を強化し、目詰まり抑制を可能にします。また、プラスチック槽の必要ボリューム軽減と費用の低減につながります。

建築物周囲の地下貯留浸透基盤材として利用。単粒度砕石4号（空隙率30%）に比べて、使用ボリュームを約70%に減らせるなど、多くのメリットを有します。

芝生の下地材をJ・ミックスに変更すると、排水機能だけでなく雨水貯留浸透槽および芝生の生育基盤材の機能が付加できます。

J・ミックス槽内の水分を樹木の根が吸収し、葉からの蒸散作用や保水ブロックからの蒸発により、周囲を冷やします。

残土搬出が７０％に減少し、材料費が約７０％に。全体の工期短縮にも繋がります。

②雨水貯留浸透槽の周辺に設置

⑤芝生下地材を貯留浸透槽として利用

プラスチック製雨水貯留浸透槽浸透

浸透

J・ミックス槽 J・ミックス槽300

浸透

地表面土かぶりスペース

プラスチック製雨水貯留浸透槽とJ・ミックスの比較（貯留量1,000ﾄﾝ当たり、残土は場内処分可能の場合）

●特許取得済

公益財団法人 都市緑化機構グリーンビジネス・マネジメント共同研究会 共同開発品

公益社団法人雨水貯留浸透技術協会

高空隙・目詰まり抑制貯留浸透基盤材

●技術評価認定品

その解決策！ 世界の主流は自然に倣うこと。 =Urban Natureの考え方

都市型集中豪雨（ゲリラ豪雨）に対応 グリーンインフラ活用プラス

側面にJ・ミックスを設置。浸透面の増加とプラスチック槽のボリュームを軽減。

浸透 浸透

雨水 雨水

駐車場

車道

雨水の流入

雨水の流入

J・ミックス

J・ミックス

④建築物の周囲に使用

※ご採用検討の際にはご連絡ください。

浸透

芝生

500以上

■東京　　TEL：03(5907)5500（代）■福岡　　TEL：092(687)7120（代）

緑化関連事業部　連絡先│■大阪　　TEL：06(6767)1110（代）

Vol.7(2016.7.g)製造・販売製造・販売 パートナーパートナー

浸透基礎材（M40）

基礎基礎

J・ミックス

J・ミックスJ・ミックス

60～90

30

600～900

計画地盤面浸透U字溝保水ブロック

グレーチング蓋

砂砂

地下水位500以上 2000

植樹桝ブロック

改良土

洗掘防止シート　　　　　(長織維不織布　t=4.0mm)W=2000

透水シート　　　　　　　(長織維不織布　t=4.0mm)

単粒度砕石4号

調整用基礎材M40 t=50

③打ち水効果舗装と　グリーンインフラ活用

浸透桝（塩ビ桝）

塩ビ製蓋

Ｊ・ミックス

300～500

流入接続管φ150(有孔管)　

透水シート(長織維不織布 t=4.0mm)

(長織維不織布 t=4.0mm)

オーバーフロー管

H.W.L.

メッシュキャップ

孔：φ20 @300

ゴミ取りバスケット

地下水位500以上

透水シート　透水シート　

礫間空隙率30%の単粒度砕石4号に比べて、費用を約70%に節約できます。また掘削搬出土の軽減や掘削深さを約70%にできる点など、さらに全体工期の短縮にもつなげることが可能です。

礫間空隙率30%の単粒度砕石4号に比べて、費用を約70%に節約できます。また掘削搬出土の軽減や掘削深さを約70%にできる点など、さらに全体工期の短縮にもつなげることが可能です。

J・ミックス

芝生基盤材・グラスミックスt=150

流入接続管φ150(有孔管)　

50

再生砕石(RC-40)

芝生

150

メッシュキャップ

地下水位

500以上

孔：φ20 @300

透水シート　　　　　　　(長織維不織布 t=4.0mm)

ゴミ取り金網

透水シート　　　　　　　(長織維不織布　t=1.0mm TT-100同等品)

流入桝

200

150

泥だめ

300程度

表面流集水用Ｕ字溝

調整用基礎材M40 t=50

オーバーフロー管

表面集水方向

浸透

リサイクル骨材を使用した、高機能で安価な雨水貯留浸透施設のことです。

　従来の礫間雨水貯留浸透施設は、目詰まり物質の付着や堆積により、

早期に目詰まりを起す事例が多く見られました。そこで東邦レオでは、

リサイクル骨材を基材として、それに高機能助材を付着させ、pHの安定

・高空隙率・目詰まり抑制効果を実現すると同時に、構造的に安定した

雨水貯留浸透基盤材及び充填材を開発しました。

それがJ・ミックスです。

　単粒度砕石4号の空隙率は、一般

的に30%とされている自治体が多

いようです。J・ミックスの空隙率は

41%ですから、単純に計算しますと

約1.37倍の性能アップになります。

空隙率アップの秘密は、リサイクル

骨材ならではの割れ方と骨材表面

の凹凸にあります。

　仮に雨水貯留浸透槽や雨水浸透

トレンチを建設する際に、空隙率が

41%のJ・ミックスと30%の単粒度

砕石4号の使用を比較した場合、次

のようなメリットが得られます。

　コンクリート再生砕石のpHは、普通10.0～11.0

程度です。水質汚濁防止法が施行されて以降、敷地

内から直接河川に流れ込む排水構造ではpHを一定

に調整しなければなりません。J・ミックスはそれを

解決しました。秘密は骨材間に付着させた緩衝助材

にあります。

　右図のように、24時間以内に全量浸透するよう

に設計された雨水貯留浸透施設において、地下浸透

を上回る雨水が流入した際のオーバーフロー水の

pHは、常に9.0未満であることを実現しました。これ

は、化学的pH降下剤のみの使用では実現できない

技術です。安心してご使用頂けます。破線は単粒度砕石4号における目詰まり物質の透水係数低下モデルです。目詰まりとされる1×10-4cm/sとの交点が目詰まりの時点とした場合、赤色実線は約3倍程度の時間がかかることが分かります。

J・ミックスとは。

A 使用ボリュームを約70%に減らすことができます。

驚くほどのユーザーメリットがあります。

　目詰まり試験を実施したところ（右図）、

単粒度砕石4号の目詰まり時期と同等の

透水係数に至るまで約3倍の期間を要し

ました。このことから、長寿命の雨水貯留

浸透施設の供給が可能になりました。

目詰まり防止効果が明確です。空隙率（礫間貯留率）が41%と驚異的です。 排水の pH(H2O) を9.0未満に保持できます。

　最近の設計では、環境配慮項目を明確

にすることが必要です。J・ミックスはリサイ

クル骨材を有効に活用し、雨水貯留浸透

槽や雨水浸透トレンチの性能を高めてい

ることから、環境配慮設計として認められ

ることが可能です。

環境配慮設計に一役買います。

施工要領

項 目 結 果 必要条件

目詰まり抑制効果 単粒度砕石4号より高い 認定書※で証明

認定書で証明41%空隙率（礫間貯留率）

第三者機関で証明8%以上CBR

排水試験結果表を提出9.0未満pH(H2O）

第三者機関で証明1.1～1.4湿潤密度

乗用車1,000回以上通過後異常なし沈下試験

第三者機関で証明SS、BOD、COD、全窒素、全リン、電気伝導度水質試験（排水）

第三者機関で証明単粒度砕石4号と同等骨材破砕率試験

第三者機関で証明異常なし有害物質溶出試験

第三者機関で証明異常なし放射能濃度試験

※認定書とは、公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会による「技術評価認定書」

公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会技術評価認定品 です。

1 空隙率（礫間貯留率）…41％を実現。

2 目詰まり抑制効果…約３倍（弊社測定値）。

3 従来工法に比べて安価。

4 構造的に安定しています。

5 環境への配慮がなされています。

1.施工適地は3×10-4cm/s 以上の透水係数を前提にしています。2.貯留浸透槽の満水時から浸透完了まで24時間以内でご計画ください。3.オリフィス管付き雨水貯留槽へのご使用はできませんのでご注意ください。4.施工完了後の人孔内チェックは、必ずガス検知器で事前に安全を確認し、　有資格者にてご実施ください。5.製品の仕様は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

注意

J・ミックスの設置状況

①工場出荷時のチェック　pHなど安全チェック

②ダンプで搬入 ③敷き均し、転圧状況（一層仕上がり30cmで転圧）

④出来上がり

24時間で浸透するように設計されている雨水貯留浸透施設において、J・ミックスを通過して上部からオーバーフローした雨水の pH は 9.0 未満であることを証明。

「J・ミックス」層を通過したオーバーフロー水のpHの変化（東邦レオ株式会社 独自試験一例）

通過回数

8.5

8

7.5

101 20 307

pHC 掘削深さを約7 0 %に減

らすことができるため、水位の高い場所での使用には有利です。

D 浸透トレンチに使用した場合、施工延長を約70%に縮めることができます。

B 掘削搬出土のボリュームを70%に減らすことができます。

E 従って、全体工期を削減できます。

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

00

相当対応年数

「J・ミックス」による目詰まり抑制効果試験（東邦レオ株式会社 独自試験結果）

20 40 60 80

0

「J・ミックス」

砕石

⑤出来上がり

目詰まりライン