日本医療マネジメント学会東京支部会2012 pdf用

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日本医療マネジメント学会 東京支部会 2012年2月25日シンポジウム「ITを活用した医療・介護連携」において講演しました。アニメーションがたくさん入っているのですが、反映されずにすみません。桜新町アーバンクリニック遠矢純一郎

Transcript of 日本医療マネジメント学会東京支部会2012 pdf用

スマートフォンを活用したクラウド型地域医療介護連携システムの運用

医療法人社団プラタナス

桜新町アーバンクリニック

遠矢 純一郎

@jtoya

日本医療マネジメント学会 東京支部会 2012.02.25

医療の目標の変化

治癒 QOL

健康とは、「健やかに生活すること」

保健

これからの「医療」の位置づけ

医療 福 祉

保 健

医療

福祉

包括ケアシステム

「生活の質を支える」には、当事者の生活環境での

サービス提供が望ましい

これからのケアシステムの場

Hospital Home

= 自宅、居住地域

在 宅 医 療

救急

0~100歳

緩和ケア

がん・脳血管 認知症・難病

多職種 連携 看取り

アウェイ

グループ診療

情報共有

当院の在宅医療 疾病別新患数

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

2010年前期 2010年後期 2011年前期 2011年後期

その他

認知症

神経疾患

脳血管疾患

呼吸不全

心不全

がん

在宅医の一日

1.効率性

地域包括ケアが成立する条件

2.より高度な連携

介護施設

ホームヘルパー

ケアマネージャー

在宅医

訪問看護師

訪問リハビリ

訪問薬剤師

地域包括ケアを支えるプレーヤー

病院

在宅医療の課題 地域連携の難しさ

多職種多事業所間での情報共有

医療・介護間の言語の違い

治療やケアの目標が見えにくい

地域連携で共有すべき情報とは

病院-診療所間における連携

基本情報

生活情報 介護状況

身体状況 治療情報 サービス提供者情報

バイタル 診療・ケア記録

入院退院時や在宅移行時に必要な情報

診療サマリーがあれば良い

在宅での医療・介護中に発生する情報

地域の医療看護介護の担当者間における連携

日々の診療・ケア記録の共有が必要

日々の診療・ケア記録の共有が必要

日々の診療・ケア記録の共有が必要

在宅医療・介護間の情報共有の現状

患者宅にある連絡ノート FAXや郵便によるやりとり

• 患者宅でしか見ることが出来ない • 記録の二度手間、情報の統一性が無い • 情報の二次活用が出来ない

紙情報

地域連携の情報の流れ

診療所

電子化 診療録

毎回の診療記録を 連携先にFAX配信

クラウドで 一元的に共有

グループ診療

クラウド型地域連携システム「EIR」の特徴

(株)EIR

医師:褥瘡が悪化しています。

しばらく処置を連日行うべき。

除圧マットレスも必要です。

ケアマネ:了解、早速福祉用具業者に手配します。訪問入浴は延期した方がよいでしょうか?

看護師:褥瘡のためにも、なるべく入浴は継続した方がよいです。処置方法は写真をご覧下さい。

介護ヘルパー:写真拝見しました。これなら出来そうです。体位についての注意はいかがでしょうか?

クラウド型地域連携システム「EIR」 の特徴

- 医療・介護の多職種が 等しく記入

- 記録に画像やファイルを添付可能

- 治療・ケア進捗管理

- 訪看指示書・報告書など書類作成 機能

- SNS・スケジュール機能

- 安価な利用料

家族

薬剤師

医師

看護師

ヘルパー

治療・ケアのプロジェクト管理

©エイル社

「EIR」 携帯電話やiPhone(アプリ版)でも利用可

クラウド型地域連携システム EIR www.eir-note.com

携帯電話やスマートフォンでも利用可能

iPhone版、Android版あり

“EIR”による情報共有を実践し、

在宅医、訪問看護師、薬剤師が感じた変化*

・ により、判断や指示を適切に行えた

・患者さんを が強くなった

・他職種からの

*)EIR使用感インタビューより

・医師の説明内容や治療方針が判り、

・自分の が、いつでもすぐに得られる

・口頭では無く により、不安や間違いが減った

・ 出来るので、報告に手間がかからない

・ 出来るので、服薬指導しやすい

・医師に相談しやすくなり、患者の になった

訪問看護師

薬剤師

在宅医

同じ言葉で説明出来る

担当以外の利用者情報

文書化された指示

看護記録から転載

患者情報をいつでも閲覧

病状把握が可能

写真付きの報告

チームで支えている意識

患者紹介が増えた

在宅医療における情報システムのあり方

毎日の情報を院内外の

ケアチームで共有する

必要な時に、必要な人に、

情報をすぐ送れる

主に院外で使用する