yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

172
"#$#%& %'('$')' !"#$%"&'" )**+,)*-*

description

my name is yusuke kabasawa. this is my full portfolio. include architecture,design,product,photograph,graphic,etc.

Transcript of yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Page 1: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$#%&!%'('$')'!"#$%"&'"()**+,)*-*

Page 2: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 3: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!"#$#%&!%'('$')'!"#$%"&'"()**+,)*-*

Page 4: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 5: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!"#$#%&!%'('$')'!"#$%"&'"()**+,)*-*

."/$0/$1

*-(2(34/.$54#6(,($474(4#$(5/'80#1'$6(9'!&"74()*-*(

*)(2(!:4/$"7(,(:"510(;(<"#=(1!4.0

*>(2(=4#4.:"(,(0?'@'$(&0(@4'/

*A(2(!46(B#"5/91(,(0/8'#"70/$4&(C""

*D(2(%"#7&011(:"70(,($"9"#"='(!#"E0.$1

*+(2(4%$0#($:0(&41$(15!!0#(,(:'1$"#6("%(<01$0#/(4#$1

*F(2(80#$'.4&(B#"5/91(,(75&$'(%5/.$'"/4&(0/8'#"70/$

*G(2(:"510('/(/4$5#0(,(76("</(15770#(:"510

*H(2(4980#$'C0(,(1$6&'/B(;(!:"$"

-*(2(1.4&0(1.4!0(,('/$0B#$09(901'B/(74/0580#(I4"='(14$"(."&&"J5'7

--(2(0J5'&@#'57(,('/$0B#$09(901'B/(74/0580#($4=07414(:'90E'(."&&"J5'7

-)(2(7"8'/B(&'@#4#6(,(!'/B!"/B(!#"E0.$(->(2(0?:''@'$'"/(,(>>>-(4#$1(.:'6"94

-A(2(@'"B4!:6(;(!#'C0(.4#00#

Page 6: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 7: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!"!#!$!%!&!'!#!(!)*+,+!+-*!./012-30*4!50678,+!9:;:

Page 8: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#"$"%"&"'"#"(")"*合成ず耇合の方法による、掻動を促す公的領域の創出

建築や郜垂は、様々な芁玠によっお成り立っおおり、それらは耇合しおいる。䟋えば壁柱や、雚戞などように、合成語が倚い。このこずから、モノを画䞀的に芋るのではなく、人がモノに察しお愛着や新たな機胜を発芋するよう芖点が必芁であるず考えた。そのような掻動を促す耇合斜蚭パブリックスペヌスを提案する。

Page 9: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()"*")

麻垃狞穎町

敷地は枯区麻垃狞穎町を遞択。特筆する皋のコンテクストはないが、地圢は倉わらずに残っおおり、呚囲から切り離され、神聖な雰囲気を持っおいる。たた、町名は唯䞀江戞から倉わらずに残っおいる地区であり、日本経緯床の原点が存圚する、地霊の匷い堎所である。

ここは地圢がスリバチ状に陥没しおおり、呚囲ずは時間軞が少し違った様盞を瀺しおいるが、特に䜕も䜿われず、駐車堎などにしおそのたた攟棄されおいる。ここに耇合斜蚭を蚈画するこずで、呚囲ずの関係性を高め、この攟棄された堎所の未来を描きたい。

Page 10: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Design process

  䜕を「合成/耇合」するかは倚様にあるが、スケヌル倧きさを軞にするず、䞋蚘である。

  1__________であり、 2____________でもあり、さらに 3____________ である。   行為、家具 建築の芁玠階段等 䜕かの空間、堎所、環境等

      

     䟋怅子であり、階段でもあり、さらに広堎である。

    → 、、、の語が合成、耇合しおいるようなデザむンを怜蚎する。        → その圢態が「でもあり、」ずいう蚀葉で結ばれるような関係性を瀺したい。

建築

家具



建築家具 →         →       →

Concept diagram

         地圢であり、家具であり、さらに広堎である。

          →         →   static      clash     relent no interaction building vs topography inverse topography

埓来のように建築を建おるず、建築ず人の距離が明確になっおしたう。

そこでその距離を曖昧にするため、地圢ず建築が䞀䜓ずなるような構成を考えたい。建築が地圢ず䞀䜓化するこずは文字通り自然化であり、そうするこずによっお、どこからが自然でどこからが建築かがわからないような曖昧な領域を䜜りたい。

環境 環境 

method

Page 11: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

%&'(!"#$

)'(!"#$

*'(!"#$

&((+ studio()((+(,#'-*((+(-.-$/(0#""1((+(23"/4(!35!67-8((+(966:(706!;((+(#5/(<#""-5=>((+(0#""(?3$,/46$@((+(7/65#<-A((+(7"6!-

1

2

3

4

6

7

8

9

5

10

11

12

13&B((+("495#5=&&((+(6''4,-&)((+(,#'-(C(<#""#5=706!&*((+(23"/4(!35!67-&1((+(5-#D4$<(7!#,-&8((+(/-55#,-

Page 12: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

east  section

north  section

eravation  &  section

Page 13: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%!&"'"$()*

#)+$,%!&"'"$()*

-!#$%!&"'"$()*

*)&$,%!&"'"$()*

Page 14: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 15: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 16: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 17: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 18: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 19: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 20: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 21: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 22: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 23: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!!!!!"#$%&'(#')*+!,!-'./!*"$0+

Page 24: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'&(")*&$+,-%&.//0+!,12"3

4&5&6789:;<&;8=<:=<

敷地 | 台東区谷䞭甚途 | 䜏居、アトリ゚、芏暡 | >//㎡構造 | )-造、䞀郚石匵り

.&&;?@A=<&&

小山 穂倪郎 / 矎術家

1984幎、東京藝術倧孊倧孊院矎術研究科修了。1999幎から東京藝術倧孊矎術孊郚准教授

敷地は台東区谷䞭、 日暮里駅付近、 小山氏が教鞭をずられる東京芞術倧孊にも皋近く、 叀くから寺や孊問、 商売などが根付き、 江戞以降の面圱を残す数少ない文化的䟡倀を持぀地域である。たたここは断厖の゚ッゞにあり、 本郷ず䞊野に囲たれた谷地であり、 地圢の切断面である。この土地の持぀唯䞀無二の固性を生かした建築を創造したい。

Page 25: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#!$%&

&'()$*+*),(-$

小山穂倪郎は油絵科の孊生時代から玠材ずしお写真を甚い、 被写䜓を塗ったり、 焊がしたり、 挂癜剀やダスリ等で傷぀ける。䜜品は特に決たった意味を持たない。挂癜剀やダスリ等の身振り行為における痕跡の集玄、 自身の䜓隓や経隓、思考の過皋による時間の䞭でできた事柄が、 そのたた䜜品になるような、 その過皋におけるコントラストだけで、 䜜品を成立させおしたうのだ。

今回、小山氏の䜏宅 ・ アトリ゚を蚈画するにあたっお、 その土地の持぀固有性を痕跡ずしお残しながら、尚䞔぀照準を合わせたコントラストを、䜏宅内に創出しようず考えた。

Page 26: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'(#)"#*

+,#$%&&-

敷地の痕跡を蟿る。

+,#$%&&&.

敷地のアプリオリによる軞線が䌞びる。

+,#$%&&&/

さらに盎角に新たな線が生たれる。䟵食を開始する。

+,#$%&&&0

無数のグリッドが敷地を芆い぀くしおいく。

+,#$%&&&1

無数のグリッド筆跡がこの土地の痣ずなり、建築を圢成しおいく。

!"#$"%&'&"()

*""+'"$)',*-!,

%".'/)0"&1

("*'/)0"&1

$*&0-',)%$-!,

"++&!,)%$-!,

$.23&!)%$-!,

,4&%',(')%'"(,

Page 27: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 28: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

%&&'(!"#$

)'(!"#$(

*#+,-,$.(!"#$

1

45

67

8

9

1010

10

11

12

13

14

)(((/(,$.%#$0,1(((/("232$4(5(((/(62$2$4(7(((/(82.09,$:(((/(;<0<=(((/(*#.9(%&&->(((/(-?".2(!?%!&+,@(((/(*,6(%&&-A(((/(+.#2%

    )B((/(3&26    ))((/(.,%#0,    )1((/(;&%8+!#0,    )5((/(4#""#%C    )7((/(0&?%.(C#%6

Page 29: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%"&'('$)*+

+*&$,%"&'('$)*+

+*&$,%"'#$%#"-$)*+

"&'('$)*+

"'#$%"&'('$)*+

#*.$,%"&'('$)*+

#"-$)*+

"'#$%#*.$,%#"-$)*+

Page 30: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 31: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 32: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 33: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 34: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 35: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!"#$#%&'()*+*,!-!./!+0*1

Page 36: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%$&'()**)+,-*!-%)$.-/001----------------------- 2343567

89.8!:&-; 島 日頃生掻で䜿甚する補品

家電、楜噚、家具の展瀺空間を蚈画する。

敷地は西麻垃にある、レリアンスのギャラリヌ件ショヌルヌムのある斜蚭、ルバむンである。

ここは六本朚ヒルズにも皋近く、最近の郜垂開発で急成長を遂げおいる地域であるが、 そこから䞀歩抜けた閑静な䜏宅街に䜍眮し、 非垞にむンテリゞェンスな様盞を醞し出しおおり、恵たれた環境にある。

Page 37: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

唐玙

十䞃䞖玀半ばに創業した「京唐玙」の「唐長」には 1792幎を最叀ずする板朚が玄600枚あり、 幟倚の灜害をくぐりぬけお珟圚たで受け継がれおきた。珟圚、 京唐玙を補䜜しおいるのは、日本でもこの「唐長」䞀軒だけ。 京郜垂巊京区、 修孊院離宮の近くの閑静な䜏宅街の䞭に唐長はある。

京唐玙ずは、 襖に斜される䞀皮の版画で、桂離宮や寺院、茶宀などに珟圚でも䜿われ、 和玙に雲母

キラや絵の具を䜿った 矎しい文様は、 公家奜み、 寺瀟奜み、 茶方奜み、 町家奜みなど範囲は広く、 珟圚でも新鮮で掗緎された矎しさがある。

空間構成

斜蚭構成はショップ、ギャラリヌ、カフェ、バヌ、茶宀が入る。党䜓構成ずしおこの建物を 「島」 ずしお考え、 たた各斜蚭も島の䞭の島ずしお 、キュヌブを入れ子状に収めた。配眮は、 既存の匷いシンメトリヌの配眮をサむトスペシフィックからの手掛かりを導き出し、 日本的な砎調構成に䜜り替え、奥行を持たせた。

既存壁ずセル店舗を離すこずにより、回遊匏に回れるように、その結果、路地空間が䜜りだされ、 日本的な隙間空間を挔出するこずができた。壁偎はガラスのオヌプンギャラリヌずしお、楜したせるものにもなっおいる。

Page 38: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

%&''!"#$

(&'!"#$

%)*$+,#$-*()./0!1)+*#',0023)4#,'"05$6*7)6#""#,8'9:);#""'6#""#,8<)./0!'='6#""#,8>);#+*,?)-#&*'='+*,,#-*

1

2

3

4

5

6

66

78

9

0  5  10   20   30 50

Page 39: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$#%&'(

!#)%*!"#$#%&'(

+!)%*!"#$#%&'(

)',%-*!"#$#%&'(

('"%-*!"#$#%&'(

)!.%&'(

/&#0"#1*2*.'13')&%&'(

3-#)!24

敷地における絶察軞である方䜍軞のグリッドを可芖化、均質な空間の䞭の玄10℃の斜線が䌞びだす。

3-#)!25

巊偎に斜線を反転させる。芋えない力線が空間に介入する。

3-#)!*6

巊右からグリッドが展開しおいく。䟵食を開始する。

3-#)!27

グリッドからカタチが圢成されおいく。シンメトリヌな空間から砎調空間ぞず移行する。

Page 40: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 41: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 42: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 43: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 44: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 45: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 46: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 47: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!"#$!%&'()*+,-./01+,234!500

Page 48: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

環境動物園

動物園のあり方が倉わり぀぀ある。動物園の始たりは、地球䞊にどのような動物が存圚するかを 集めおみせるこずであったが、次第に生態芳枬をするようにたでなっおきおいる。しかし䞀歩間違うず、人集めのショヌの方向ぞ進んで行っおしたう惧れもある。

!"#$%&'()%&**(+#$"%#&$+,#&'(-,./"$+$+,#(01$234#5+%,."#$&'(6,, 動物園が人間の知識を広めるため

のものであるのは確かだが、 環境動物園はさらに進んで、人間䞭心ではない動物ずの新たな関係を構築するこずを望む。環境動物園で求めるものは、 あらゆる皮類の動物を集めるこずや、単なる動物舎のデザむンではない。持続可胜な地球環境の為に 、 人間ずしお䜕ができるであろうかずいうこずの䞀環ずしお、 動物ず共生する環境を考えるこずである。

Page 49: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()*+

人工密集地域の生掻に慣れた者にずっお、 圓然の生掻基盀だず認識されおいる郜垂ずは、 人間が人間のために造り䞊げた極めお特殊な゚リアである。人間は飛び抜けお進化しおいく過皋においお、 その生掻の䞭心ずなる郜垂から動物たちを次 ず々远攟しおいった。

本蚈画では、 手を加えた郜垂的デッドスペヌスを本来共に生掻しおきた仲間である動物たちに新たな倧地ずしお返還する。たた、このひず぀のモデルが増えおいくこずにより、 動物ずのより倧きな共生可胜な環境ぞず発展しおいくこずが珟代に望たれる。

Page 50: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

敷地は銀座7䞁目付近、銀座通りに面した区域である。珟圚の銀座は、 衚局的にむンテリア化した街だが、 裏通りに入るず突然、路地の入り組んだ深局的な光景を目の圓たりにする、衚裏䞀䜓の゚リアである。この入り組んだ獣道を動物園ぞの゚ントランスずし、 既存ビルの屋䞊を園舎ずしたい。

Page 51: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$"

%&'()

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%*#)"+,(-%.")/""#%.0*-1*#2

30&(#%4%(#*&(-

珟行の動物園環境における起䌏や檻、堀を郜垂のスカむラむンにおける高䜎差やビル同士の間隔ぞず翻蚳する。地䞊の人間の通路を、垂盎に立ち䞊げるこずで、 動物園における人間の通路ずなり、 たた各々のビルは動物の領域を決定する党く新しい檻ずなる。

5%6%"7*8)*#2%&'1"-%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

9%6%)+(#8%!'+&%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

:%%6%(1;08)

Page 52: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()*

'+),-),-.-%$/&0-1-."#$%&'()*2

Page 53: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%#&

'()*+,-.,/

01--,.2"1-/

'()*)#/#$,

34*/5#+2/

6%2"+"."#7*$%18-9

:8"79"-$

01&;7,#2

108 m108 m

:%"9$,

<2#"%/

(1;,

=#99

Page 54: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'

Page 55: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 56: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()'*$(#+(),

10 f

9 f

8 f

7 f

6 f

5 f

4 f

3 f

2 f

-../),&%&)0'"1'/)(%/#

Page 57: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&&%$'(")(*)+,-#(".#)'"*-%#$-/0$/-,

+,1,#$-'%")1,02

,&,3%$,-)#4%*$

!"#$%&&%$'(")(*)%"'5%&.#)'"*-%#$-/0$/-,

+,1,#$-'%")1,02)6%"'5%&7)

Page 58: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 59: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 60: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'%()&#*$&+",)+-&#%+,-&#(&#*$&.((&,"&#*$&$-$/+#(%0

動物園ぞは獣道から゚レベヌタヌで入堎するこずになる。各箇所に蚭眮されおおり、 様々な堎所から回遊できる。

Page 61: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%"&'()#"'*"$%+,+-"*$"#).#"#)+"',/0.*#012#10+"-$,3#*)1#"$1#"#)+"&'()#4

むンフラは光を遮断しないようにトップラむトが開けられおいる。たた、パッサヌゞュずなり、倩空ず地䞊の皋よい関係性が生たれる。

Page 62: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()*%+,$-.#.',/01#%.#230456(5/#07(.%/58#

ラむトアップにより、動物の陰圱が倖郚ぞ映し出される。䌁業がスポンサヌになるこずにより、瀟䌚貢献ぞの態床を広告でき、たたその広告収入が動物園の運営費ずなる。

Page 63: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&#'($)

最終的に、このモデルが増えるこずにより、人間ず動物ずの良い関係、環境が望めるのではないだろうかず考えた。人間は動物ず同等に生きるこずは出来ない。私達は動物を食べお生きおおり、䜕かしらの壁、境界が存圚しおしたう。

そういったこずを螏たえお䞊で、人間が動物に察しお䜕ができるだろうか今回、私は人間ず動物ずの物理的な境界を消しおみた。それが私にずっおの、動物ぞの優しさです。

Page 64: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

コンペ提出パネル

Page 65: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&''()"$&*#"+&,-(."#(-"/"#"01

Page 66: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()"$&

*+),-.((/"#(0",1('234&*

私達の生掻の原点は䜏居に間違いはないが、瀟䌚的な掻動や創䜜掻動では䜏居や働く堎所以倖の、集たる堎所を必芁ずしおきた。それは特定の堎所ずいうよりは、䞭庭や孊校の屋䞊であったり小さな段差であるように、䜕でもない堎所が人々の語らいの堎ずしお開攟されおきた。

私達は決たったカタチを求めおはいない。そんなどこにでもある、䜕でもない堎所を䜜りたいず思った。この建築は機胜を特定しない。䜿う人間によっお垞に倉化し続ける。この建築は人間のアクティビティによっお、動き続ける。

Page 67: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%!&'(")"(

等々力は郜心にも皋近く、閑静な䜏宅街ず23区内唯䞀の枓谷を挟み、叀墳や原生林など、 叀くからの歎史も垣間芋れる郜䌚でも数少ない過去ず珟圚が共存しおいるコントラストの匷い地域である。敷地は駅前にある枓谷にも隣接した日本家屋のレストラン, 材朚停ずその呚蟺である。

枓谷ず隣接しおいるものの、どちらかずいうず枓谷ず建物ずが分断されおおり、街自䜓も枓谷に察しお開いおいない為、等々力枓谷の存圚が瀺しにくい。そこで街のシンボルずなるような、新たなコンテクストを䜜り出し、この街や人々の掻動を掻性化させるこずを意図し、ここにアヌトセンタヌを蚈画したい。

Page 68: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%#&

'(#)*+,

敷地のアプリオリから、この堎所固有の芁玠を抜出する。

'(#)*+-

この堎所を通過する絶察軞である方䜍軞を可芖化させる。

'(#)*+.

蚈画地における地勢の方向を抜出する。

'(#)*+/

蚈画敷地の地型からのグリッドを抜出。

'(#)*+0

それぞれのグリッドをオヌバヌラップさせる。

Page 69: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

%&'!"#$

(&'!"#$

)#*+,+$-'!"#$

16

10 13

10

13

12

11

14

15

3

3

5

5

7

6

8 9

4

17

9

9

7

18

18

18

18

3

('.')//0'*1/!%'.'#2-'*1/!3'.'*"/!+'4'.'"/5$6+'7'.'-/8""+-''9'.',+:8#'"8)2#2;'<'.'=#&+>'.'08-=1+$?'.'*-#82

0  20  40    80    120 200

1/200

(@'.'6#""#2;'2//,(('.'*-/2#6+(%'.'/&&8=+(3'.'1#""'6#""#2;(4'.'*-5:8/(7'.'A/8:(9'.'!#-8/(<'.'"+=-52+'1#""(>'.'2//&'-+22#=+

Page 70: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

eravation

east eravation

south eravation

section

east section

0  20  40    80    120 200

1/200

Page 71: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

west eravation

north eravation

south section

0  20  40    80    120 200

1/200

Page 72: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 73: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 74: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 75: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 76: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 77: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 78: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 79: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!!!!!"#$!%&'"!'())$*&*"!#+'",*-!,.!/$'"$*0!1

Page 80: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

タヌゲット

小山 穂倪郎

矎術家 東京藝術倧孊 准教授

1955幎 東京生たれ、1984幎東京藝術倧孊倧孊院矎術研究科絵画専攻修了1987 同倧孊博士埌期過皋満期退孊1999東京藝術倧孊矎術孊郚助教授

07准教授 

「宎の痕跡」

キリスト受難䌝をテヌマずしお䜜品を䜜るにあたり、過越の食事を遞んだ。キリストが磔になる前、 匟子達ず行われた最埌の晩逐である。その様子が描かれおいる絵画で最も蚘号化されおいる、レオナルドの絵をモデルずし、その食事の蚘憶を痕跡ずしお封じ蟌めたテヌブルを補䜜した。

刻々ずう぀ろいゆく陰圱が空間内に広がり、む゚スたちがいるかのような䞍思議な感芚を誘う。

Page 81: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

䜜家の特城

小山穂倪郎は油絵科の孊生時代から玠材ずしお写真を甚い、被写䜓を塗ったり、焊がしたり、挂癜剀やダスリ等で傷぀ける。その行為は被写䜓の珟実ずいう察象物が持っおいる情報を抉りずり、消し去る。その欠劂によっお生たれた残䜙が、異様な雰囲気を醞し出す事物ずしお生たれ倉わる。

圌の䜜品は特に決たった意味を持たない。挂癜剀やダスリ等の身振り行為における痕跡の集玄、自身の䜓隓や経隓、思考の過皋による時間の䞭でできた事柄が、そのたた䜜品になるような、その過皋におけるコントラストだけで䜜品を成立させおしたう。

Page 82: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

↓

↓

↓

↓

!"#$%#&

'()*+,)-#.*)./00,%

)

1)()#2.*%#3*"45)6%4&)-#.*)./00,%

7)()#%%#5$,)64%)*+,)#2.*%#3*)!".+,

8)().,#-)64%)*%#.,)"5*4)*+,)*#2-,

9)()34&0-,#*

Page 83: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'

()*'

Page 84: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 85: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 86: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 87: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!"#$%&'()!*$+,-./0123!4056237581!95:3;7/952

Page 88: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()*#+,-.

我々を取り巻く環境は、 様々なスケヌルを持぀領域によっお成り立っおいる。たず家具のスケヌルがあり、次にそれを取り囲む建築のスケヌル、 そしおさらに広がりを持぀郜垂空間的 スケヌルの領域ぞず倧きくなっおいく。これらは単独で完結しおいるずいうよりも、 むしろ互いに重なりあっおいる堎合が倚い。このように、 様々なスケヌルを貫く重局性を発芋し、新たに造圢する。

Page 89: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

芋぀けおしたったその出来事が気になり、その出来事から認識し、それにあわせお䜕かを挔じるこずがある。 有であるものが虚になり、虚であるものが有になる。

察比しおいるず認識しおいたモノは、 察称しおいる出来事でもある。 このポゞずネガが起こす、日々移り倉わっおいく情景を確認しながら、遠いようで近い、近いようで遠いよう

vertical ground

inside | outside

普段、䜕かを知芚するずき、自分の䞭で、「そうである」ず認識しおから出来事を読み蟌み、 その出来事を挔じる。これは有なのか、これは虚なのか、シロなのか、クロなのか、様々な事を自分のフィルタヌを介しお定矩しおいく。しかしそのシナリオ通りに動いおいく䞭で認識する前に出来事が起きる事がある。

な、たるで写真のように、いく぀かのネガが出来事が、特殊なポゞずしお郜垂に珟像されるこずを願う。

Page 90: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!"#$

!!"#

$

%&#$!!"#$

!!"#$

750

!!"#

$

750

'()*)+,-./')0+/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////'()*)+,-./1'0+/

23).

Page 91: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$

%%&#$

%%&#

$

'!(')#

1400

%'$$

!'#$

%'#$

1400

*+,-,./012304.52222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222*+,-,./01210+.5222

Page 92: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 93: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 94: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 95: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 96: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 97: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

house in naturemy own summerhouse

Page 98: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&#'(!!)*#+$(')

,$&-)&-##垞日頃の孊業や仕事、あるいは諞々の雑倚事から解攟されお.唯䞀人で静かに思玢にふけり、たた心身共にゆったりずした䌑息の時を過ごす私自身の為の「倏の家」を蚭蚈する。

        

site

敷地は静岡県の埡殿堎で、急な傟斜にサむを転がしたように、建物を配眮したした。たるで、建物自䜓がく぀ろいでいるように、斜面に建っおいたす。建物からは、富士山ず海が、絶奜の䜍眮で芳賞でき、自然党お感じれる堎所を、遞びたした。

→

diagram

単玔な幟䜕孊に新たな力を加える。圢態を振るこずによっお、より耇雑な圢態が生たれ、新しい空間性を埗るのではないかず考えた。

Page 99: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'(&()*#+%     光、颚、森、空、海、山 党お芋れお生掻ができたら、すごく気持ちがいいず思いたす。そんな自然党おを五感で感じられる自分だけの倏の家を提案したす

Page 100: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

design

幟䜕孊の圢が䜕らかの力を新たに加えられたカタチずしお考え、加えられた力によっお、起こる珟象、行為自䜓を物質ずしお、自分なりに衚珟したした。倉則面䜓を基本ずしおおり、倖ず䞭の関係性は、同じようにしおいたす。開口も、気持ちよく倧きく開けたした。

この䜏宅の導線は垞に䞘庭を介しお移動したす。埓来の機胜ずしおは、䞍䟿かもしれたせんが、情報が浞透しお䟿利な時代だからこそ、こういった自然の䞭に囲たれながら、生掻をするのが良いず思いたす。䞀芋無駄に芋えるこの庭のスケヌルは生掻を豊かにしたす。

10

50

0

10

38

9.6

1 4 0 0

35

0

1 1 9 4 7 . 9

10

50

0

1 2 0 0 0

1 4 0 0

35

0

!"#$

%&'!"#$

())&'!"#$

%'*'+$,(#$-+.'*'/0$0$12'*'"030$14'*'5+/'())67'*'8$0,'5#,9:'*'0$$+('90""

+(#3#,0)$'+#;,                +(#3#,0)$'<+;,

80

00

1 2 0 0 0

+(#3#,0)$

1 2 0 0 0

Page 101: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$#%&'()*'+%,            !"#$#%&'()('"%,

79

97.

5

60

00

22

00

1 0 0 0

section

*!-%&'().

*!-%&'()/

40

006

00

0

9 9 4 7 . 3

20

0

3 0 0

1 1 0 5 4 . 3

80

00

Page 102: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 103: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 104: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 105: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 106: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 107: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 108: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 109: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!"#$%&'(!)!*+,#,-./01#&"&'(!2,1!'&'#0'.,

Page 110: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

styling  &  photoadvertising  for  nintendo

実際にある䌁業ず商品を想定し、人物ずスタむリングで広告を䜜る。特に問題点のある商品に察し、どういった点をフォヌカスすれば良いかを考え、同時に広告制䜜の技法を孊ぶ。

䌁業名株匏䌚瀟 任倩堂

商品名ゲヌムボヌむアドバンス

テヌマ倢䞭になる女性

コンセプトGAME GIRL

タヌゲット10代30代女性

Page 111: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 112: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 113: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 114: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 115: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 116: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 117: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!!"#$%&!'#$(&)$*+,!"$-*!#*%%*./,0

Page 118: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

䜐藀盎暹れミ

「デザむンず非デザむンの境界」

非デザむン領域ずは、文字通りデザむンではないもののこずですが、デザむンずは呌べないもの、積極的にデザむンずしお芋なされおこなかったもの、本来のデザむン意図からズレおしたっおいるもの、ずいうように察象は広範に及びたす。そこから䜕をどうデザむンに生かしおいくか。ものすごく倧きな問題です。

!"#$%感觊 猪瀬 たな矎   倧滝 唯蒲柀 雄介西岡 理恵岩氞 亜玀  田䞭 勇䞀 石神 嘉兌

&'%()'%(*'%(+&%(+&%(+&%(&'%,

Page 119: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&!"#'%遠ざかりず近づきにおける感觊

珟実ずの察比的な質量を、異様な感觊ずしお䜓感、知芚するような装眮を提案したいず考えた。非垞に小さいもの、非垞に倧きいもの。ある皮の質が珟実のスケヌルに萜ずし蟌たれたずき、既存の質が倉化するようなギャップを埗る。

極小の怅子やテヌブル、極倧な怅子などの様々なスケヌルが入り混じる䞭に入り蟌む。芳察者は次第に近いようで遠い、遠いようで近いような䞍思議な感芚を芚えるはずである。

Page 120: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 121: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 122: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 123: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 124: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 125: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 126: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

講評颚景  BRUTUS 取材

講評颚景  BRUTUS 取材2009 2/1 号掲茉

「芳念だけ語るのではなく、たずはモノを䜜りながら、発想や衚珟力を鍛えおいく。情報に流されやすい時代だからこそ、自分の䞭の軞を明確にしおくれる䜐藀れミの存圚は貎重だ。今埌はコヌスに「所属」するのではなく、自由に領域を組み合わせお孊べる環境を探っおいくずいう、たくたしいクリ゚むタヌ達がこれからも誕生しそうだ。」

ブルヌタス線集郚

Page 127: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Tama art competition 2008

「矎倧入詊」むンスタレヌション小田島等賞

䜐藀れミメンバヌの有志でTama art competitionに参加。テヌマは矎倧入詊で、珟圚の矎倧入詊詊隓を批刀的に颚刺しようず詊みた参加型むンスタレヌション。

Tama art competition 2008

「矎倧入詊」むンスタレヌション小田島等賞

参加者は甚意した映像を芋ながら朚炭で自由にデッサンをし、なんずもいえない味のある絵を描いおくれたした。(小田島等審査員賞を受賞。)

Page 128: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 129: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

       !"#$%&'$#()*#+$,-./0(.1.,23%%3"#$(

Page 130: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

歊正秀治れミ 「もの぀くりのデザむン」

魅力あるデザむン

本挔習では自由な発想で、生掻のあるべき姿を実珟するデザむンを探求する。たたその衚珟にあっおは、ものづくり玠材を䜿ったデザむンモデルに䞻県を眮き、既存の䟡倀芳や補造技術に瞛られないデザむンを志向する。

Design resarchデザむンリサヌチ

: design of society attraction 瀟䌚においお評䟡されおいる魅力あるデザむン

生産性、経枈性の高い補品、補䜜、加工のしやすさ、安䟡な材料でシンプルなデザむン。無印良品のような補品は、「これでいい」ずいう、ズルズルずした安心感を䞎えおくれる。

: design of non society attraction 魅力あるデザむンで瀟䌚に評䟡されおいないもの

過去に䜜られた補品、叀くなっお颚化したモノ、誰がデザむンしたかわからないアノニマスな補品

: think about my design自分の考える魅力

玠材感、物質感、透明感のあるもの。たるで生呜のように平衡状態にあるような、ナチュラルなもの。むンタラクティブであり、か぀様々な機胜(アフォヌダンス)に溢れおいるもの

Page 131: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Concept image process

1 | 自然のかたち

自然物が創りだす颚景は、刻 ず々移り倉わったりしお衚情を倉え、私達を楜したせおくれる。䞀方で私達はそのような自立した耇雑な自然物を䜜るこずは出来ないず、あらかじめ他者ずしお扱っおきた。そこでもっずアブストラクトに、このような珟象を人工物に取り蟌むこずは出来ないだろうか、そういった人工ず自然ずを曖昧にしおいくこず、぀たり自然を他者ずしお扱うのではなく、等䟡にしお考えるこずにより、䞡者の関係性や、デザむンの幅が広がるのではないか。

2 | 埮分されたかたち

「埮分」ずは数孊における関数のカタチを知る為に甚いるような、局所的な情報である。䜕かを埮分するこずによっお、そこになかったかたちが芋えおくる。埮分には党䜓を統合するルヌル公匏があり、ある䞀定のルヌルを敷くこずによっお党䜓のかたちが芋えおくる。その䞭で、私にずっお関心があるのは现かく埮分された「モノ」に、光や圱が溶け蟌み、たた反射したりなど、それが倖を巻きこんで、圱響を及がすような性質である。

3 | 時間のかたち

時間ずは時刻ず時刻の間、その長さだったり、う぀ろい、流れゆく動的な状態である。時は垞に間を䞎えおくれる。間はあるものずあるものの隔たりを意味する。䞀方でそれはひず぀ながりの空間や時間も意味しおいる。そういった意味も螏たえお、私が提案したい間は、たるで雲をみおいるような、がんやりした間。動いおいるのか、止たっおいるのか、あたり意味を持たない曖昧な間である。そういった間をかたちにするこずで芋えおくるもの、そのかたちにフィゞカルがどう知芚するかに興味がある。

Page 132: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Time of form | 時間のかたち

時間ずは時刻ず時刻の間、その長さだったり、う぀ろい、流れゆく動的な状態である。時は垞に間を䞎えおくれる。間は、あるものずあるものの距離を意味する。䞀方でそれは空間や時間も意味しおいる。そういった意味も螏たえお、私が提案したい間は、たるで雲をみおいるような、がんやりした間。

!"#$%!&$'()

→→→

*'!+%!,

-./'0"%'/,

棒状のスタンドラむトである。倖装はアクリルで、䞭の圫刻はアルミニりムである。頭頂郚から 発光ダむオヌドで圫刻を照らし、鏡面の反射で拡散させるこずを意図しおいる。䞊郚のラむトず䞋郚の圫刻は 磁石の反発による、埮劙な平衛で保たれおいる。

たた同じく、頭頂郚に球䜓の磁石を取り付け、 倩井郚にある軜量鉄骚䞋地などの鉄補品に取り付けるこずで、自立する仕組みになっおいる。これにより、照明自䜓を自由に動かすこずが可胜になり、様々な䜓隓を誘発させるこずを想定した。

動いおいるのか、止たっおいるのか、あたり意味を持たない曖昧な間である。そういった間をかたちにするこずで芋えおくるもの、その動き、そのかたちにフィゞカルがどう知芚するかに興味があった。

Page 133: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

棒状の照明を想定しおいたす。頭頂郚に磁石を取り付け、宀内の倩井郚における軜量鉄骚䞋地に磁力で取り付けたす。磁石は球状のものなので、手で動かすず揺れたす。そういったむンタラクティブな機胜を持぀こずにより、照明ずいう機胜を超えれるのではないかず考えたした。

1290

50

50

200

Page 134: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 135: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 136: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 137: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 138: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 139: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 140: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 141: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!"#$%&'!(%)*+*,-%&'-#&'!-*#./01

Page 142: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$!%#$&!'%()*+

「!"#$!%#$」は固有名やカテゎリヌなどの蚘号論的名指しからではなく「行為」ずいう芳点から私たちの回りにあるさたざたなモノ・コト、さらにデザむンのあり方を捉え盎すこずを可胜にするこずを目的ずする怜玢゚ンゞンです䞖界䞭のWeb情報ず珟実䞖界からの行為のロギングを通じお埗られる情報を抜出し行為の耇数性から珟れる関係を明らかにするこずでナヌザの新しい気づきや䟡倀の発芋を支揎したす.

開発䞭の方法論・ツヌルを甚いたデザむンフレヌムワヌクの構築に向けた詊みの第䞀歩ずしお、倚摩矎術倧孊生を察象に、倚摩矎術倧孊八王子図曞通のアヌケヌドギャラリヌをデザむンするワヌクショップを行いたした。ワヌクショップでは「行為から考えるデザむン」をテヌマに、アヌケむドギャラリヌを掻性化するためのデザむン案を提出するこずを課題ずしたした。

Page 143: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$!%#$&'%()*+%!

今回pingpongワヌクショップ第䞀匟を「぀くる図曞通」ずしお造られた倚摩矎術倧孊八王子図曞通に斌いお開催したした。ワヌクショップを通じお孊生・ラむブラリアンず共にこの図曞通における行為の地図を䜜り䞊げ、実装したす。そしお、図曞通ず利甚者の関係がより滑らかにうごき出すこずを目指したす

pingpong001pingpongプロゞェクトがはじたるヌ぀くる図曞通をうごかしたす

ワヌクショップ

タむトル「぀くる図曞通をうごかす」日時09/10/ 3土)13:00-17:00  第1回09/10/10土13:00-17:00 第2回09/10/17土13:00-17:00 第3回09/10/24土13:00-17:00 第4回

pingpongプロゞェクトは東京倧孊知の構造化センタヌを拠点ずし、倚分野が連携しおデザむンを構造化する詊みです本プロゞェクトによるトヌクセッションず第䞀回目のワヌクショップを倚摩矎術倧孊の図曞通を舞台に開催したす

東京倧孊 知の構造化センタヌにおデザむンを構造化しようずいう詊みが始たりたしたそれがpingpongプロゞェクトですこのプロゞェクトは、コンピュヌタ科孊者デザむナヌそしお様々な関連分野の専門家を巻き蟌んで行われおいたすpingpongは行為ずいう芳点からデザむンを再構造化するこずを目暙ずしその手段ずしお蚀語を甚いたす。Webからそしおデザむンを必芁ずする珟堎に぀いおのむンタビュヌから蚀語凊理技術を応甚しお行為のパタヌンによるpingpong map行為の地図を぀くりたすこれがみんなで぀くる行為による蚭蚈図ずなり挞進しおいく時間構造を持ったむンタヌフェむスずしお環境に実装されおいきたす

ここからうごくデザむンが始たりたす

倚摩矎術倧孊図曞通

a.ueta           gondo情報            情報

k.kakuda                 y.kabasawaプロダクト                 スペヌス

y.katou      s.ishiyama情報          情報

Page 144: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 145: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 146: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 147: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 148: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 149: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

「぀くる図曞通を぀くる」

この冊子は、『぀くる図曞通を぀くる』ずいう倚摩矎図曞通が䜜られたのず同時期に䜜られた図曞通の䜿われ方に関する挿絵ペヌゞの増版ペヌゞずしお機胜するようにもデザむンされおいたす。読者が気軜に持ち歩けるよう、たた読んでも開いおも情報ずしお䜿えるようにデザむンしおいたす。

Page 150: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%

10月3日、倚摩矎術倧孊八王子図曞通においおpingpongワヌクショップ

『぀くる図曞通をうごかす』の第䞀回目が実斜されたした。pingpong workshopは、蚀語を通じお人間の行為からデザむンを捉え盎すこずを目暙ずしおいたす。

第䞀回目のワヌクショップでは、図曞通を舞台に、利甚者、勀務する人、蚪れる人、それぞれの立堎から図曞通アヌケヌドギャラリヌの芳察を行いたした。

[ワヌク 1チヌムビルディング]

孊生、枡邉朋也さん倚摩矎術倧孊図曞通勀務、pingpongメンバヌが混ざり合うように二぀のグルヌプに分かれお、グルヌプ名の決定、グルヌプロゎの䜜成ずプレれンテヌションをしたした。

぀目のグルヌプの名前は、「たたびっち」。もう䞀方のグルヌプは「gontter」私はロゎのデザむンをしたした。gontterの「G」ず぀ぶやきのむメヌゞでふきだしをモチヌフにし、芪しみやすいゆるめのロゎキャラクタヌにしたした。

わずか10分での案決めはさすがに動揺したしたが、なんずかロゎの決定はずおもスムヌズにいきたした。

お互いにロゎずチヌム発衚をし、チヌムのテンションも䞊がりたした。

Page 151: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

[ワヌク 行為の収集]

䌑憩を挟んで、いよいよ䞀回目のメむン䜜業です。図曞通のアヌケヌドギャラリヌをそれぞれに芳察しなおし、この堎で、

「する」「した」「したい」「するだろう」こずをTwitterに投皿しおいきたす。

その埌、Twitter投皿を読み返しながらのディスカッションぞ。実際に芳察しおみるず、音の反響や倧きなガラス越しに芋える行き亀う人の姿、特城的な䞞むスを転がしおみたらどうなるのかなど、芖芚だけでなく、身䜓党䜓を通した倚摩矎図曞通アヌケヌドギャラリヌの特城が浮かび䞊がっおいきたす。

pingpong ワヌクショップでは、実際の環境に身を眮いたずきの、人、物、事、堎所、時間の間で亀換されおいる行為を、蚀語を通しお抜出するための方法ずしおTwitterを利甚しおいたす。Twitterでは、その堎、その時でしか埗られない情報を個人個人の䞻䜓的な぀ぶやきを通しお、気楜に収集できるずいう利点がありたす。今回のワヌクショップDay 1では、Twitterの導入により、芳察、収集、振り返りをそれぞれの立堎の芖点を掻かしたたた、そしお䜕よりも楜しみながら埗るこずができたした。

Page 152: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

Day 2

10月10日、倚摩矎術倧孊八王子図曞通においおpingpongワヌクショップ

『぀くる図曞通をうごかす』の第二回目が実斜されたした。

第二回目のワヌクショップでは、芳察を経おTwitterで投皿した行為の぀ぶやきを、チヌムごずに玙の地図䞊にマッピングしたした。

[ワヌク 1ロゎのデヌタ化]

䞀回目に手曞きで䜜成したロゎを、この日たでに孊生でデヌタ化したした。このロゎを自分たちのネヌムプレヌトや地図などに貌っお、ここからさきのチヌムワヌクに備えたした。

[ワヌク 玙地図䞊ぞの行為マッピング]

Day2のメむン䜜業は、投皿した行為の぀ぶやきを、アヌケヌドギャラリヌの玙地図にマッピングしおいくこずです。孊生でDay1からDay2たでの週間で図曞通のアヌケヌドギャラリヌをそれぞれに芳察しなおし、この堎で「する」

「した」「したい」「するだろう」こずをTwitterにたくさん投皿したした。そしおpingpongチヌムスタッフが、これらの行為の぀ぶやきを付箋倧に出力しお倚摩矎に持参。

そしお、1、自分芖点で぀ぶやかれた行為 察 他者を芳察しお぀ぶやかれた行為

2、珟実に起こっおいる行為 察 非珟実垌望や願望などの行為

のパタヌンで地図䞊にマッピングしおいきたす。投皿された数も倧量なので、玙を切り貌りするだけでもかなりの䜜業量でした。

Page 153: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

[ワヌク ディスカッション]

䜜成した地図を芋比べお、䞀䜓なにがこのアヌケヌドギャラリヌで起こっおいるのか、起こっおいないのか、行為から芋えおくる事に぀いお぀の芖点

自分、他者、珟実、非珟実から分析、ディスカッションしたした。

その結果、どの芖点からも、行為を誘発しない空間の存圚や、利甚されるべきものなのに誰の関心もひいおいない蚭備などが、芖点の比范によっお明らかになっおいきたした。

ここで䞀番重芁なのは、行為の集合を様々なパラメヌタずその組み合わせを可芖化しお比范・分析するこずで、この環境に隠れおいたパタヌンを芋いだすこずができたずいうこずです。

ここたでのワヌクショップを通しお、pingpong ずしお、今埌のプロゞェクトを進める䞊での姿勢もより明らかになっおきたした。

Twitterを導入する利点でもある「䞻䜓的な぀ぶやき」であるずいうこずが、かえっお芳察にバむアスをかけおしたう点は圓初から無芖できないず考えおきたした。

たたワヌクショップに参加しおいるから、芳察しおいる。芳察しおいるから、瑣现なこずや突飛なこずを意識的に呟く。では、それは果たしおどこたで自然な芳察ずなりえるのかそのような問いを、どのように私たちは匕き受けお曎には掻かしたプロゞェクトをすすめおいくのか孊生の立堎ずしおもそのような制玄をどうデザむンに掻かしおいくのか自問自答する過皋もたたワヌクショップをおもしろくしおいきたした。

Page 154: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%

10月17日、倚摩矎術倧孊八王子図曞通においおpingpongワヌクショップ

『぀くる図曞通をうごかす』の第䞉回目が実斜されたした。 第䞉回目のワヌクショップでは、前回の玙地図ぞの行為マッピングを可芖化したマップpingpong mapに反映し、各チヌムでのディスカッションを通じた分析を行いたした。

[ワヌク 1pingpong mapを利甚した分析]

いよいよ、前回の玙地図ぞの行為マッピングを反映させたpingpong mapが登堎したした。pingpomg map ずは、前回のワヌクショップたでにTwitterを通じお投皿した人々の行為を以䞋のような芖点によっお分類した結果を可芖化した地図です。

・珟実非珟実・自己他者・時刻24:00 - 12:00、12:00 - 15:00、15:00 - 18:00、18:00 - 23:59

䞊蚘の図は、それぞれの芖点によっおTwitterの投皿結果を堎所の情報ず共に可芖化したものです。色が濃く郚分は、より倚くの行為が起こったこずを瀺しおいたす。たた、色の圩床が高い郚分は、異なる芖点による行為が重なっお起こったこずを瀺しおいたす。孊生は、pingpong mapを甚い、実際に可芖化゜フトりェアを動かし地図を觊りながら、どのような新しい芖点を持ち埗るのでしょう

:珟実非珟実範囲狭い

珟実           非珟実

:自己他者

自己            他者

党䜓:時刻党時間

12:00、           12:00 - 15:00、

15:00 - 18:00、       18:00 - 23:59

Page 155: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

[ワヌク 2レクチャヌ]

チヌムごずのレクチャヌの合間を瞫っお、李明喜pingpong ディレクタヌによるsmall lectureが隅のテヌブルで開かれたした。今回のワヌクショップはデザむンするこずではなく、マップを䜿っお芋えないルヌルを芋぀け出す過皋こそ重芁芖しよう、ずいう話を我々孊生に䌝えたした。

[ワヌク 3ディスカッション]

ここで、今埌の分析やアりトプットに至る過皋をどのように進めおいくのかに぀いお孊生で話し合いたいずいう芁望を出したした。その結果、ここたで進めおきたチヌムワヌクを解䜓し、党員で分析を進めおいこうずいうこずに。pingpong mapずのむンタラクションを䜿っお、さたざたなパタヌン、行為の解析を通じお、図曞通がどのように䜿われおいるのか、人々は䜕をしたいず思っおいるのか、ずいった分析を行いたした。

[ワヌク 4 ディスカッション 2]

さらに、堎所を移動しお、分析に基づいたディスカッション、アむディア出しぞ。チヌム統合は匱冠迷いもありたしたが、アりトプットの粟床が高たるこずや、議論も掻発になるのではず、䞍安ず期埅入り混じりたしたが緊匵感のある状況に身を眮き、確かな手応えのようなものを感じられた䞀日ずなりたした。

ワヌクショップ最終日ずなる第回目では、これたでに分析に基づいた、孊生による最終的な提案のプレれンテヌションが行いたす。

Page 156: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%

10月24日、倚摩矎術倧孊八王子図曞通においおpingpongワヌクショップ

『぀くる図曞通をうごかす』の第四回目が実斜されたした。

第四回目のワヌクショップでは、孊生によるこれたでのプロセスの結果を螏たえた最終的なアヌケヌドギャラリヌのデザむン提案のプレれンテヌション、そしお、pingpongチヌムメンバヌずの質疑応答・議論が行われたした。

[孊生による最終提案のプレれン]

孊生によるワヌクショップの最終成果ずなるプレれンです。

たず、これたでのワヌクショップの振り返り、そしおそこから把握するこずができた倚摩矎図曞通の珟状、埗られた芖点に関する説明です。

倚摩矎術倧孊図曞通にどのような「行為」が存圚しおいるのかを、Twitterを通じお投皿

投皿内容を図曞通の地図䞊に配眮し「行為の地図pingpong map」の䜜成

、の結果、「自己の行為」には珟圚あたり䜿甚されおいない堎所に

「?したい」ずいう願望が倚く芋られ、「他所の行為」には珟圚の図曞通での人の導線や䜿甚されおいない堎所の発芋があり、このようなプロセスを振り返りながら、発芋された行為のパタヌンから導かれたものが䞋蚘の図の青線で瀺されおいる図曞通の来蚪者の導線です。

図の青線で瀺されおいるように、䞡偎にある建物の入り口から

図曞通ゲヌトぞの入り口ぞ向かう導線

カフェスペヌスぞ向かう導線

ずいった䞻に2぀の導線が生たれおいるずいうこずが芋い出されたした。

この掞察から、「珟状をうごかす」ずいうテヌマのもず、珟状の良いずころはそのたたに図曞通の新しい可胜性を広げるための「導線を広げる」ずいう芖点に立ったデザむン提案がされたした。

Page 157: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

デザむン提案

図曞通に来る、たた、来堎者が䞭に入っおから留たるようになるための行為の可胜性、たたその行為を自然に匕き出すきっかけも同時に提瀺するための以䞋のようなアむディアをそれぞれのスペヌスごずに提案したした。

この提案でのポむントは、図䞭の蚘述にもあるように、「図曞通ずいう同䞀の空間が堎所ずしお分割され、ある行為を誘発するずいうこずがわかった。そこから、それぞれの堎所に合った提案が生たれた」ずいう芖点だず思われたす。これは図曞通で行われる行為をpingpong mapを通じお扱うこずにより、集合ずしお行為を捉えるこず、たたそれら集合の関係性を芋出せたずいうこずが倧きいず蚀えたす。

たた、䞊蚘の提案デザむンは、『぀くる図曞通を぀くる』ずいう倚摩矎図曞通が䜜られたのず同時期に䜜られた図曞通の䜿われ方に関する挿絵ペヌゞの増版ペヌゞずしお機胜するようにもデザむンされおいたす。

1

2

34

5

6

1・バスの時刻衚をモニタヌに映す   2・公開講評䌚の堎に䜿甚する    3・むンフォメヌションスポットを眮く

4・2、3人で座れる゜ファヌを眮く    5・図曞通の入荷情報を茉せる       6・話し合いスペヌスにする

Page 158: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

design tide 2009 での展瀺

Page 159: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!"#$%&'!%'(#)$#*(%+'#,-%.%(%+'!/(!0001!/)($!*-%2+"/

Page 160: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()→)"!$*"+","

幎月日日の日間に枡っお開催された「倚摩矎術倧孊造圢衚珟孊郚デザむン孊科卒業制䜜遞抜䜜品展」は、秋葉原に新しく月からオヌプンしたばかりのアヌトスペヌス「3331 ARTS CYD」にお開催されたした。旧緎成䞭孊校を改修しおできた「3331 ARTS CYD」にはギャラリヌだけではなく、幅広い業皮の䌚瀟やクリ゚むタヌが集っおいたす。遞抜䜜品展はそんな「3331 ARTS CYD」の䞀角で開催されたした。

Page 161: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

展瀺プロセス

䌚堎䞋芋

千代田区末広町にある展瀺䌚堎、3331 arts chiyoda旧緎成䞭孊を䞋芋。ただオヌプン前で工事䞭でしたがここの地䞋で展瀺するこずが決定。圓初想像したよりも仕䞊げも党お既存の孊校そのたたなので、より工倫が必芁なこずを実感。

展瀺前颚景

䜐藀盎暹准教授や䌚堎からの説明などを受け、珟状理解やこれからを含めた話合いをしたした。

3331では䞉宀の郚屋を借りれたした。特に展瀺甚に補敎しおいない、孊校の教宀そのものなので、通垞のような展瀺はしにくいが、孊校の特城を生かした展瀺を行いたい。

図面䜜成

実枬しお図面を䜜成。䞉郚屋が繋がっおいるので、各々の郚屋の性栌や関係性、導線をどうするかを盞談。備品発泚や予算も怜蚎。

Page 162: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

展瀺者堎所決め

展瀺者に展瀺堎所垌望や方法の垌望を図や蚀葉で予め提案しおもらい、それを参考にしながらテむストやスケヌルなども含めおバランスを考えたした。

展瀺空間コンセプト

gradation

展瀺空間のテヌマはグラデヌション。䞉宀の展瀺宀は以䞋のコンセプトにした。

calm平穏、

暖色系のラむティングでプロダクトやノィゞュアルの䜜品を倚く配眮。

symbol象城、

蛍光灯で明るい構成を考えたした。スケヌルや他ずの関係が難しいロボットを配眮し、象城的な郚屋にした。

tension緊匵、

映像䜜品、りェブ、建築など緊匵感のある展瀺でたずめた為、寒色系で足元照明を倚く䜿いたした。

抂芁

デザむン孊科は専攻がデゞタル、ノィゞュアル、プロダクト、スペヌス、映像、ず5぀の領域が存圚し぀぀も混ざりあっおいるのが良くも悪くも特城ずいえたす。そんなたるでグラデヌションの䞭に身を投じるかのように、曖昧な感芚を䜓隓しお貰う為、倚領域の海に挂流しおいくような空間挔出を考えたした。

展瀺蚭営䜜業

展瀺者に女性や瀟䌚人の方が倚く、䜜業者が人皋しか垞時出来ない為非展瀺者などのボランティアの方に手䌝っおもらい、蚭営は出来たした。たた、ラむティングや空間構成ぞの䞍満や゚ラヌなど、想定しおいない事態が倚く、非垞に困惑したしたが、結果ずしおうたく収めるこずができたした。

!"#$%#&

'"!(#)**!"$"+#)**,%-!(.+**/,#.0**"&#$0

Page 163: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

展瀺空間の構成に぀いお

「3宀䜿甚できるずいうこずで、

1.暖色でたずめた萜ち着きのある空間2.象城的な空間3.ドラむで冷たい感じの空間

ずいう3぀の構成でそれぞれたずめおみたした。

最初は䜜品同士がぶ぀かり合わないように空間をそれぞれ統䞀する予定だったのですが、実際に展瀺しおみるず思っおいた以䞊に䜜品によっお差異が出おきおうたく行きたせんでした。

そんななか、展瀺䌚の準備で秋葉原に通っおいるうちに、秋葉原ずいう街自䜓がさたざたな灯りの色が混じり合っおバラバラになっおいるにも関わらず、雑倚なものが集たるこずによっおある皮の秩序を持ち、秋葉原ずいう雰囲気を䜜っおいるこずに気づいたんですね。

結果的には秋葉原が宀内化したような空間になり、秋葉原ずいう地だからこそできた展瀺になりたした。

東京ピストル、玙屋さんから私ぞのむンタビュヌ蚘事

1

2

3

Page 164: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 165: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()*+*'%",-*.&%--%

Page 166: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'()!"!略歎

)*+*,-.,&/&+&0& | 蒲柀 雄介

#$#%&&$#!東京郜枋谷区千駄ヶ谷'%(#%#$

)*++!,-./*!"!&0&%0&&1%#'11!!!!!!!*%234+!"!567&'#089234+:).2

1&%--%!"!経歎

#0;(!'<#0!%!!=!東京生たれ

'&&(!%!!!!!!!!!!=!>?@ ファッションデザむン科スタむリスト専攻卒業

'&&(!%!'&&$!=!アンド゚ヌ株匏䌚瀟アパレル業

'&&A!%!'&&B!=!株匏䌚瀟 新建築瀟アルバむト

'&&B!%!   !=!株匏䌚瀟  信蚭蚈アルバむト

'&&;!%!!!!!!!!!!=!早皲田倧孊!芞術孊校卒業鈎朚了二スタゞオ

'&#&!%!!!!!!!!!!=!倚摩矎術倧孊 造圢衚珟孊郚デザむン孊科卒業 (3幎次線入孊)

'&#&!0<'#!%!'&##!1<#!=!有 藀本壮介建築蚭蚈事務所むンタヌン

'%"2-3.1#4'-55"#63.#5(-% | 受賞暊、コンペ参加、れミ、その他

䜐藀盎暹れミデザむン領域ず非デザむン領域雑誌CD5E56䜜品掲茉

E323!3DE!).2,*E4E4./!'&&;!参加 小田島等賞

セントラル硝子囜際コンペ!'&&B「環境動物園」参加

ナニオン造圢デザむンコンペ!'&&A「察立のある䜏宅」参加

,4/9,./9ワヌクショップ、「぀くる図曞通を動かす」参加

'&#&幎床!倚摩矎術倧孊卒業補䜜優秀䜜品遞奚 䜜品集掲茉

Page 167: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#"$%&'()(#(*(

+(,-&&&&&&&&&&&&&&.&"#$/01234+(,-567+&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&(78(9"-(#:)7;3<767+75=%5>?&@&6%--&?87=%&A

12BC&&&&&&&&&&&&&.&)79=&,=&D7$;7

0//1E0//C&&&.&DFG

0//CE0//H&&&.&I=<&I&675-:<5

0//JE0//K&&&.&L8,=$%=68,$"E#8(&675-:<5

0//KE&&&&&&&&&&&.&L8,=&(968,:%6:#&<%#,4=&675-:<5

0//B&&&&&&&&&&&&.&49(<"(:%<&M97+&I9:&N&I968,:%6:"9%&#6877-&7M&O(#%<(&P=,Q%9#,:;&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&#:"<,7&(:&R;7>,&L"S"$,

0//BE&&&&&&&&&&&.&D(+(&I9:&P=,Q%9#,:;&M"6"-:;&7M&<%?(9:+%=:&7M&<%#,4=&

0/1/E&&&&&&&&&&&.&49(<"(:%<&M97+&D(+(&I9:&P=,Q%9#,:;&M"6"-:;&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&7M&<%?(9:+%=:&7M&<%#,4=

0/1/E0/11&&&.&#7"&M">,+7:7&(968,:%6:#&@,=:%9=#8,?A

67+?%:,:,7=T?9,S%T6(--7U",+T7:8%9

.&=(7$,&#(:7&6(--7U",+&&V<%#,4=&N&=7=&<%#,4=&W&)9":"#5

.&:(+(&(9:&67?%:,7=&0//B&8,:7#8,&7<(>,+(&?9,S%5

.&6%=:9(-&4-(##&67+?%:,:,7=&0//K&V&%=Q,97+%=:(-&S77&W

.&"=,7=&<%#,4=&67+?%:,7=&0//J&

.&?,=?7=4&*79$#87?&V&+7Q,=4&M79&+($%&-,)9(9;&W

.&:(+(&(9:&"=,Q%9#,:;&#%-%6:%<&49(<"(:,7=&*79$#&0/1/

Page 168: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 169: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 170: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010

!"#$%&'(!"!䜿甚゜フト

#()*+,)&-./'&%,+0."!$%& ゜フト

'!()$#*+!,*+-.!/0

'!1,!$%&!23*#!4**&5

1"/(-.23.4.23.モデリング゜フト

'!+673*$)+*.!89:

'!;<!.#=&7*!>%?!23*#!4**&5

'!$73)>%!8<!23*#!4**&5

1&55,+06.-,0$*,+06'(+/(',+0.4.レンダリング゜フト

'!@A+%B

'!C+%D7E

'!>)3#%E!+%B!23*#!4**&5!

5"7$.5'"/8)$,"+.4.その他のプレれン䜿甚゜フト

'!%&*C)!F6*#*.6*F

'!%&*C)!7E=.#+%#*+

'!%&*C)!73&).743!23*#!4**&5

'!%&*C)!GE%.6!23*#!4**&5

'!%&*C)!&)+%>,)%()+!23*#!4**&5

"##,)(.4.事務系゜フト

'!>7$+*.*G#!,*+&

: >7$+*.*G#!)?$)EE!23*#!4**&5

-&+08&0(7.| 蚀語

'!1%F%3).)!2>*#6)+!E%34=%4)5

'!)34E7.6!23*#!4**&H!C=#!7!$%3!$*>>=37$%#7*3!#*!G*+E73)+!I.!G+7)3&.95

Page 171: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010
Page 172: yusuke kabasawa portfolio full 2006-2010