Windows 8.1 のモバイルワークを最大化する マイクロソフトとシ...

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ROOM E Windows 8.1 のモバイルワークを最大化する マイクロソフトとシトリックスの 仮想化テクノロジー 日本マイクロソフト株式会社 ビジネスプラットフォーム統括本部 Windows デバイスソリューション営業本部 シニアテクノロジースペシャリスト 青木 祐二 シトリックス・システムズ・ ジャパン株式会社 俊介 氏

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ROOM

EWindows 8.1 のモバイルワークを最大化するマイクロソフトとシトリックスの仮想化テクノロジー

日本マイクロソフト株式会社ビジネスプラットフォーム統括本部Windows デバイスソリューション営業本部シニアテクノロジースペシャリスト

青木 祐二

シトリックス・システムズ・

ジャパン株式会社

𡌶 俊介 氏

本セッションでお伝えすること

• 仮想化による柔軟なワークスタイルの実現

• 仮想環境への接続元デバイスとしての Windows 8.1

• Windows Server 2012 R2 の仮想化機能

• シトリックスとマイクロソフトの組み合わせによるメリット

オフィス 訪問先 PC タブレット自宅 移動中

作業する場所の変化 作業するデバイスの多様化

更なるセキュリティの強化 いつでもデータにアクセス

ストレージ デバイスデータ ネットワーク メール Webアプリ

予定表 業務アプリ

働き方の多様化とその変化への対応

スマートフォン

クライアント仮想化による柔軟なワークスタイルの実現

支社

自宅 外出先

本社

ファイアウォール

Remote Desktop Services (RDS)デスクトップセッション

プール型仮想マシン

個人用仮想マシン

場所やデバイスにとらわれず、常に自分のデスクトップ環境の利用が可能

クライアント仮想化によるメリット

セキュリティ 管理コスト削減 OS, アプリケーションを集中管理

端末へデータを保存しない

互換性

デスクトップやアプリをそのまま使える

データセンターで集中管理

仮想化を進めるうえでの検討要素

接続元デバイス

セッションベースのデスクトップ(RDS)

Hyper-V

仮想デスクトップ(VDI)

仮想化基盤

クライアント仮想化に最良の選択肢Windows 8.1 タブレット

快適な操作• デスクトップおよびタッチインターフェースに対応したアプリの提供

• 最新のリモートデスクトッププロトコル(RDP 8.1)

外出先からの安全なアクセス• DirectAccess• RD ゲートウェイ• Inbox VPN クライアント

セキュリティ• Active Directory や SCCM / Intune による管理

強化された機能 機能の概要

クイック リコネクト切断されたリモート デスクトップ セッションへの再接続にかかる時間を短縮

RemoteApp の機能向上内容を表示したままのウインドウの移動に対応タスクバーでアプリケーションウインドウのプレビュー表示

動的なディスプレイ変更への対応モニターの追加と削除画面の回転 (ローテーション) への対応

圧縮率の向上とネットワーク帯域使用率の改善

ビデオ コンテンツ配信の場合、WAN 越えで 50%の削減 (Windows Server 2012 との比較)

DirectX 11.1対応RemoteFX 仮想 GPU の DirectX 11.1 対応(DX 11.1 対応 GPU が必要)

Windows Server 2012 R2 と Windows 8.1 で強化された機能

DEMO

Windows 8.1 からのリモートデスクトップ接続

マルチデバイスへの対応

• Mac OS, iOS, Android 向けのリモートデスクトップアプリを提供

• Windows デスクトップおよび RemoteApp などを利用可能

リモートデスクトップ (Mac OS 版)https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-remote-desktop/id715768417

リモートデスクトップ (iOS 版)https://itunes.apple.com/us/app/microsoft-remote-desktop/id714464092?mt=8

リモートデスクトップ (Android 版)https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.rdc.androidiPad Android Mac OS

仮想化を進めるうえでの検討要素

接続元デバイス

セッションベースのデスクトップ(RDS)

Hyper-V

仮想デスクトップ(VDI)

仮想化基盤

セッション仮想化/デスクトップ仮想化の選択セッションの仮想化 (SBC) デスクトップの仮想化 (VDI)

定型業務ユーザー適性

メリット

デメリット

集約率が高く低コスト集中管理が容易実績が豊富

ハードウェア コストが高い

集中管理や展開が容易ユーザー毎に独立 OS 環境を提供可能

対応アプリケーションの制約あり

定型業務ユーザー & 高度なユーザー

ハードウェア ハードウェア

サーバー OS 仮想化基盤

アプリ

クライアントOS

アプリ

クライアントOS

アプリ

クライアントOSセッション

アプリケーション(マルチユーザー)

OS単位接続

セッション セッションセッション単位

接続

リモートデスクトップサービス (RDS) 仮想デスクトップ基盤 (VDI)

マイクロソフトのおすすめ: ハイブリッド方式• 適材適所によるコストと使い勝手の最適化

– セッション仮想化、デスクトップ仮想化の両方を提供

– ユーザー要件によって使い分け

– 導入コストを抑えることができる

– System Center で両方の基盤を共通管理可能

サーバー側クライアント側操作結果

キーボードとマウス、タッチ操作 セッション仮想化&デスクトップ仮想化

クライアント端末

シトリックスのおすすめも同じ

Windows Server 2012 RDS/VDI 全体像

RD Web アクセス

RD ゲートウェイ

RD ライセンスサーバー

RD セッションホスト(RDS)

サーバーマネージャー

SQL Server (オプション)

RD 接続ブローカー

RD 仮想化ホスト(VDI)

RDS/VDI どちらも Windows Server 2012 RDS サーバー役割でカバー

Windows Server 2012 おもな機能強化点• RDS/VDI 共通

– インストールの簡素化(シナリオベースのインストール)

– RDS/VDI 共通の管理コンソール

– ユーザー プロファイル ディスク

– フェアシェア スケジューリングのサポート強化

– ユーザーエクスペリエンスの強化

• RDP 8.0 によるネットワーク帯域最適化&マルチタッチ サポート

• RDP/RemoteFX の WAN 対応(UDP ポートの利用)

• RemoteFX USB リダイレクションの RDS サポート

• Windows 8 スタイル リモートデスクトップ接続 クライアントの提供(Windows 8)

• VDI(仮想デスクトップ基盤)– 仮想デスクトップの複数イメージ展開と、パッチ適用の自動化

• その他– SMB 対応、PowerShell コマンドレット強化、など

Windows Server 2012 R2 で強化された機能

• シャドウセッション

• VDI 記憶域のデータ重複除去

• ユーザーエクスペリエンスの向上

Windows Server 2012 R2 RDS での基本機能強化によるシンプルな展開と運用は非常に魅力的

マイクロソフトとシトリックスの関係

• Windows Server RDS の機能拡張によっても、アライアンス関係は変わりません!

より多様な環境で利用できる基本機能の拡充で、仮想化市場をけん引

高度な仮想環境での要件に対応した機能とアーキテクチャにより、これまで仮想化が難しいと考えられていた領域を実現可能に

XenDesktop 7 全体像

StoreFront

Access Gateway

(NetScaler)

シトリックスライセンスサーバー

サーバー共有

XenDesktopStudio

SQL Server

XenDesktopController

VDI仮想デスクトップ

RDS/VDI どちらも XenDesktop で一元管理

ProvisioningServer(PVS)

マスターイメージから配信

シトリックス製品のおもな付加価値

さらなるモバイルの強化

HDXによる使い勝手大規模での実績運用管理の機能

ポリシー制御や運用のきめ細かさ

非Windows デバイスからの利用も、各プラットフォーム用の Receiver の提供により対応

ICA のパーフォーマンスだけではなく、周辺機器の扱い、動画やビデオカンファレンス等のコンテンツへの最適化

PVS (Provisioning Services)による、リソース効率化と運用管理の一元化完全な負荷分散と冗長構成

グループポリシーに加え、150以上の独自のポリシー項目と設定単位がユーザー、端末、接続ネットワークなど多様な項目

ユーザーエクスペリエンス 運用管理

これらの項目は規模にかかわらず、多くのお客様で必要になります

さらなるモバイルの強化• モバイル回線での画面転送の改良

– 3G/4G回線向けに設計

– H.264ベースの圧縮アルゴリズム 従来より2倍のフレームレート増加

使用帯域が1/2に

バッテリーの改善

• タブレットデバイスでの操作性の向上を画面転送時に補助

– HDX Mobile• タッチ、ジェスチャー、慣性検知

– Mobility Pack• Windows メニューの最適化

– Mobile SDK for Windowsアプリケーション• アプリケーションのモバイル対応

HDX 3D Pro によるハイエンドグラフィックス

• OpenGLとDirectXに対応

• グラフィックスカードベンダーを問わない

• ※高いフレームレートを要求する場合は、NVIDIAを選択

• Losslessモード対応

• ※セッション毎にモードの選択が可能

• 解像度は、利用するGPUでサポートされるすべてのモニター解像度がサポート

• マルチモニター対応

仮想化

Provisioning Services 7.0ネットブート方式による集中管理とスケーラビリティ

• シングルマスターイメージから複数マシンの展開

• ターゲットマシンの再起動のみでマスターイメージを適用

• Windows 8 および Windows Server 2012 対応

• Windows Server 2012 Hyper-V / SCVMM に統合

• XenDesktopセットアップウィザードの機能強化

中央化 プロビジョン

設定項目と設定単位の違い

• ドライブマッピング

• 周辺デバイスの扱い

• プリンタの設定

• 認証方式

• パフォーマンスと品質の調整

など

ポリシーA

きめ細かいポリシー設定による管理

ポリシーB

ポリシーa ポリシーbポリシー

GPOに加え、独自の柔軟な適用単位と設定項目を標準で準備

GPOによる設定・セッションホスト・ユーザー

GPOの単位のユーザーポリシー

利用するセッションホストのコンピューターポリシー

ユーザーやクライアントコンピューター、接続ネットワークの単位

XenDesktop 7で拡張基本機能

Director/EdgeSightによる運用監視ユーザーのサービスレベル維持を支援

ヘルプ

デスク

問題解決性能分析

高度な分析

リアルタイム情報の確認ポイントの絞込みサイト全体の稼働チェック接続デバイスとの通信状況チェック

安定稼働時との比較データ参照過去履歴との比較分析

ネットワークレイヤ分析キャパシティ管理

比較マイクロソフト シトリックス

仮想OS Windows 7 / Windows 8 / 8.1Windows Server 2012 / 2012 R2

Windows XP / Windows 7 / Windows 8 / 8.1Windows Server 2008 R2 / Windows Server 2012 / 2012 R2

接続端末 (RDP 8) Windows 7 SP1 以降 / iOS/Mac / Android(RDP 7.1) Windows XP

すべて最新バージョンのICA(Windows XP 以降、iOS / Mac /Android / Linux / HTML5)

ハイエンドグラフィックス

RemoteFX で、DirectXに対応 HDX 3D Pro で、DirectX、OpenGLに対応。vGPUにも対応。

仮想マシン展開 スナップショット+差分展開 MCS(マイクロソフトと同等)PVS(ネットブート)で大規模も対応

ポリシー管理 GPOで、多くがセッションホスト単位 左記に加え、独自のポリシーをユーザー、端末、接続ネットワークセグメントなどで設定

運用管理 プロセスやネットワーク単位の監視System Centerによる管理

セッション単位の監視、ログ

多様な OS やアプリケーションの混在環境で、最高の管理性とエクスペリエンスを提供

基幹インフラとしての管理要件、運用管理性を標準装備

拡張や具体的な要件に応じて検討

両社の位置づけ

最新の Windows 環境で統一することで、最高のパフォーマンスを発揮

シンプルな展開と要件では、高い投資対効果

シンプルにスタート仮想化のメリットを体感

VDI

アプリケーション仮想化(SBC)

アプリケーション仮想化(ストリーミング)

接続端末 システム管理

ハイパーバイザー

SBC

Application Virtualization

Desktop Virtualization

シトリックス - マイクロソフト 製品の連携

Hyper-V

(XenApp)

(XenApp)

Hyper-V : Windows システムとしての一貫性と、トータルコストのメリット

クライアント仮想化により、柔軟なワークスタイルを実現

Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 でリモートデスクトップ機能を大幅に改善

多くの要件を満たすためにはシトリックスを組み合わせることがおすすめ

本セッションのまとめ

EXPO会場にてタッチ&トライ実施中!

EXPO(展示会場)WindowsZoneで紹介中Windows ストア アプリ

業務アプリケーションも続々リリース!!

アンケートにご協力ください。