Unity™ 480/480F、680/680F 880/880F - Dell ·...
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Unity™ 480/480F、680/680F、880/880F
クイック スタート
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関連会社の商標又は登録商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標又は登録商標です。P/N
300-015-628 リビジョン 01
開始する前に □ dell.com/supportで、Dell EMCオンライン サポートのアカウントを
作成します。このアカウントは後のインストール処理において、ソフト
ウェア ライセンスをアクティブ化してセキュア リモート サービスを構成す
るために必要になります。
□ もう 1人の助けを借りてエンクロージャをラックに取り付けるか、機械式
リフトを使用します。
□ 取り付けるエンクロージャが複数ある場合は、『Unity 480/480F,
680/680F, 880/880F Installation and Service Guide』に従って設置
を完了します。このガイドには、追加のエンクロージャに必要なラックとケー
ブル接続に関する手順が記載されています。これについては、ここでは取
り扱いません。『Unity 480/480F, 680/680F, 880/880F Installation
and Service Guide』は http://bit.ly/unityinfohubにあります。
□ http://bit.ly/unityinfohub から、Connection Utility をダ
ウンロードします。このユーティリティーは、システムに固定
IP アドレスを割り当てる場合に必要になります。
DHCP を使用してご使用のシステムに自動的に IP アドレ
スを割り当てる予定の場合は、必要ありません。
□ インターネット アクセスが制限されている場所にシステムを
インストールする場合は、インストール処理を開始する前
に、Connection Utility とライセンス ファイルをダウンロード
してください(http://bit.ly/unityinfohub)。
□ エンクロージャの追加と Unisphere オンライン ヘルプの使
用に関する重要事項の詳細については、「次のステップ」の
節を参照してください。
このドキュメントの目的
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1. システムの開梱 Unityシステムはラックに配置済みの状態で届きます。このガイドのステップ4からインストールを開始してください。
次のコンポーネントがあることを確認します。
2Uディスク プロセッサー エンクロージャ(DPE)(1)
レール(2)
電源ケーブル(2)
ベゼル(1)
静電気放電クリップ(1)
また、CAT 5以上の Ethernetケーブルが少なくとも 2本必要になります。
2. レールの取り付け レールを取り付けるときは、レール ピンが正しく並んでいることを確認します。
• レールの前端では、レールの下部ピンを下方の Uの中央の穴に通し、上部ピンを上方の Uの一番上の穴に通します。
• レールの後端では、レールの下部ピンを下方の Uの一番下の穴に通し、上部ピンを上方の Uの一番上の穴に通します。
1. ラベルの前面がラックの前面にあり、ラックの内側を向くようにレールを配置します。また、レールの背面をラックの背面にある穴に
合わせて位置を調整します。
2. ラックの背面から、ラッチがロックされるまでレールをまっすぐ手前に引き出します。
3. レールの前端を取り付けるには、ラッチが開くまで回転させ、青いラッチ リリース ボタンを押します。
4. ピンがスライドしてラックの前面にある穴に入るまでレールを前方に引き出し、ラッチを外してレールを所定の位置に固定します。
5. もう一方のレールにも同じ手順を繰り返します。
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3. レールへのシステムの取り付け
エンクロージャは重いため、ラックでの取り付けおよび取り外し作業は 2人で行う必要があります。けがや装置の損傷を避ける
ため、自動リフトや他の作業者の助けを借りずに 1人でエンクロージャを持ち上げたり、取り付けたりしないでください。
1. ラック前面から、エンクロージャをレールにスライドさせます。
エンクロージャの位置がラックの前面にぴったりと合い、キャビネットに完全に固定され、簡単には外れないことを確認します。
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2. (オプション)システムを輸送するためにキャビネットに固定したり、その他の不安定な環境向けに固定したりする場合は、
a. 各ラッチの内側にある拘束ネジを#1のプラス ドライバーでキャビネットの前面に締め付けます。
4. システムのシリアル番号の記録 DPEの前面にある黒いタグから製品シリアル番号タグを見つけて記録します。設置プロセスの後半で、この番号を使用して製
品のライセンスを取得します。
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5. ネットワークへのシステムのケーブル接続 ローカル ネットワーク(LAN)から 2本の CAT 5(以上)Ethernetケーブルをシステムの背面にある RJ45管理ポートに
接続します。
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6. 電源オン 1. キャビネットのサーキット ブレーカーがオンの位置にあること、およびキャビネットに電源が接続されていることを確認し
ます。
2. システム電源のコンポーネントと PDUに、それぞれ DPE電源ケーブルを接続します。
3. 電源ケーブルを挿入し、システム コンポーネントへの各ケーブルをケーブル クリップで固定します。
電源ケーブルを接続した後、即座に電源が入ります。
4. システムの初期化に進む前に、サービス プロセッサーの LEDに正しい状態が表示されていることを確認します。サー
ビス プロセッサーの電源ライト(1)は緑色に点灯し、サービス プロセッサーの障害ライト(2)は青色に点灯する
か、3秒間隔で青とオレンジが交互に点灯しているはずです。
出荷時の構成によっては、最初のシステム起動が完了するまでに 15~60分かかることがあります。
7. 管理アドレスの割り当て Unityシステムを構成および管理する前に、システムにネットワーク アドレスを割り当てる必要があります。
注:Connection Utilityがシリアル番号を認識して追加するまでに、10~15分程度かかる場合があります。
注:初期化されたシステムの検出を妨げる可能性のある、ワークステーションで実行中のセキュリティ ソフトウェアを無効化します。
管理アドレスを割り当てる方法は次の 2通りあります。
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• システムに静的アドレスを割り当てます。Connection Utilityソフトウェアをダウンロードしてインストールします。次
に、Unityシステムを設置したサブネットへのアクセス権を持つコンピューターで Connection Utilityを実行します。
Connection Utilityは次の情報を必要とします。
o システムのシリアル番号。ネットワーク上でシステムを識別します。
o システムの IPアドレス。ネットワーク管理者から IPアドレスを取得します。
o サブネット マスク。
o デフォルト ゲートウェイ。
• システムが DHCPを使用して IPアドレスを動的に取得できるようにします。ご使用のネットワークで DHCPがサ
ポートされている場合は、Unityシステムの電源が投入されたときにネットワーク アドレスが自動的に取得されます。ご
使用のネットワークの DHCPの可用性について、ネットワーク管理者に確認してください。
8. Unisphereの初期構成ウィザードの起動 初期構成ウィザードでは、ライセンスのインストール、ネットワーク設定の構成、プールの作成、アラートの管理、サポート オプ
ションの定義、ネットワーク インターフェイスの構成、NASサーバの作成に関する手順をガイドします。
1. 構成ワークシートに記入します。ワークシートはこのドキュメントの最後にあります。
2. Unisphere管理アプリケーションにアクセスします。
• Connection Utilityでシステムを手動で構成した場合は、[Unisphereの起動]をクリックするか、Webブラ
ウザーを開き、Unityシステムに割り当てた IPアドレスを入力します。
• DHCPによって IPアドレスが自動的に取得された場合、Unityシステムのシリアル番号とそのネットワーク ドメイ
ンを、ブラウザーのアドレス バーに入力します。
サンプル URL:FM100000000017.mylab.xyz.com
注:Unisphereにアクセスしようとして証明書エラーが発生する場合は、インターネット ブラウザーの指示を参
照してエラーをバイパスするか、自己署名アレイ証明書をインストールしてください。システム証明書の詳細につい
ては、『Dell EMC Unity ファミリー セキュリティ構成ガイド』を参照してください。
• システムのライセンスを取得します。
o Unisphereの初期構成ウィザードでは、SW Licensing Centralに自動的に誘導されます。
o SW Licensing Centralの説明に従って、ライセンス ファイルを登録、アクティブ化、ダウンロードし
ます。
o Unisphereの初期構成ウィザードを使用してアレイにライセンスをインストールします。
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次の手順 □ 構成プロセス全体の詳細については、Unisphereオンライン ヘルプを参照してください。
□ 後でシステムにディスク アレイ エンクロージャ(DAE)を追加する必要がある場合は、『オプション ディスク アレイ エンクロージャ
(15または 25 ドライブ)の設置』ガイド(http://bit.ly/unityinfohub_cru)を参照してください。
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構成ワークシート
次のツールを使用してシステムを構成するうえで必要な情報を収集および記録します。
• Connection Utility
• Unisphereの初期構成ウィザード
このワークシートは、Connection Utility と Unisphereのオンライン ヘルプとともに使用してください。Unityシステムの設置の概要お
よび追加ガイダンスの情報が得られます。
注:インターネット接続が制限されている場所では、システムを構成する前に、Connection Utilityソフトウェアをダウンロー
ドし、製品のライセンス キーを入手しておく必要があります。詳細な手順については、Unity Info Hub
(http://bit.ly/unityinfohub)にアクセスしてください。
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Connect
ion U
tility
システム管理アドレス
名前: DHCPを使用してシステムの IPアドレスを取得した場合は、システムのシリアル番号を名前として使用します。
注:ESRSを有効化する予定の場合、DHCPは使用できません。
管理 IPアドレス: ストレージ システムに割り当てる管理 IPv4または IPv6アドレス。
サブネット マスク:(IPv4のみ)
ストレージ システムが接続されるサブネットの IPアドレスの範囲を識別する IPアドレス マスク。
ゲートウェイ:
ストレージ システム管理インターフェイスのデフォルト ゲートウェイ IPアドレス。
プレフィックス長(IPv6のみ): ルーティングの目的で使用されるアドレス内の重要なビットの桁数です。
Un
isp
he
re
Unisphere ログイン情報:
Unisphereに初めてログインするときは、デフォルトのシステム アカウントのユーザー名とパスワードを使用します。
ユーザー:admin
パスワード:Password123#
初期構成設定
□ 使用許諾契約書に同意し、新しい 管理者およびサービス アカウントのパスワードを指定します。
(次ページに続く)
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構成ウィザード
以下のセクションはオプション
DNS(ドメイン ネーム システム)サーバ(手動構成)のネット
ワーク名または 1つ以上の DNSサーバの IPアドレス。
注:ESRS(EMCセキュア リモート サービス)には DNSサーバが必要です。
NTP(ネットワーク タイム プロトコル)サーバ
1つ以上の NTPサーバのネットワーク名または IPアドレス。
注:Windows Active Directory(マルチプロトコルでは必須、仮想ボリュームでは推奨)
を使用する SMB共有で NASサーバを作成する前に、NTPサーバを構成する必要があり
ます。また、レプリケーション機能を正常に機能させるため、両方のシステムに NTPサーバを
構成することを推奨します。
□ ライセンス ファイルをオンラインで取得し、ライセンス ファイルをアップロードします。
アラート メールと SMTPの設定
アラート送信先のメール アドレスを入力し、それらのアラートの重大度レベルを設定し、SMPTサーバを構成します。
プロキシ サーバ
プロキシ サーバの認証情報(オプション)
プロトコルのタイプを選択し、プロキシ サーバーの IPアドレスと認証情報を入力します。
□ FAST Cache とプールの構成
□ サポート認証情報の入力
□ 連絡先情報の指定
□ EMCセキュア リモート サービス(ESRS)の構成
□ iSCSIネットワーク インターフェイスの作成
□ NASサーバーの作成(サポートされている場合)
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