【UDC2015】大津市におけるオープンデータの取組み - 木下克己
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大津市におけるオープンデータの取組み
アーバンデータチャレンジ2015開催に向けて
平成 27 年 6 月 22 日
びわ湖花火大会アイデアソン
データ需要調査: 2014 びわ湖花火大会(アイデアソン)
テーマ:市民自らが情報技術を使って地域課題を解決する特徴: データ提供(オープンデータの仕組みではない) 地域クリエイタ-とのコラボ エリア:大津市・草津市主催: 大津商工会議所(委託先: Code for Shiga /Biwako )
協力: 大津市 大津百町まちなかバル実⾏行委員会 びわ湖大花火大会実⾏行委員会
びわ湖花火大会:主な提供データ
データ需要調査&効果~ケーススタディ~
高槻市「観光と防災」アイデアソンのケース アイデア:住民意見を重視(平常時と緊急時)
・市に対するデータ需要:地理空間情報 ・効果:①地域の活性化 ②地域のつながり強化(自治会・コミュニティ・店舗・大学など)
大津市「花火大会」アイデアソンのケース アイデア:クリエイター間の意見交換(クリエイター&大学関係者)
・市に対するデータ需要:地理空間情報 ・効果:①地域の活性化 ②新ビジネス創造<9種類のアプリ>
特徴① 自治体は公開の義務を負うだけで、目的までは踏み込まない。② ただし、データの「ビジネス活用」と「地域活用」で、求められるも のに違いがある。③ 加工・編集が必要かどうかは考え方が分かれる。(民の役割?)
2014 自治体ヒアリング: KIIS の「e‐kansaiレポート」
市独自のサイト公共クラウド
オープンデータシティの実現① データカタログサイト( CKAN ) 地域重視:
4 STAR 以上 公共クラウドとの住み分け ②CCBY による 地理空間情報の重視③ アイデアソンハッカソンの開催 協働(フィードバックサイクルが必要)のためのプラットフォーム
今後の課題 住民情報のオープン化:本来求められている情報? ・個人情報保護との関係:法令&マスキングレベル ・サイトへのアップロード手法:自動生成の方式(トライ)
大津市のオープンデータ取組みの方針
大津市の地理空間情報: 2014 既存統合型GISをクラウド化
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PC
△△△△ 市市ノードノード
○○○○県県ノードノード
LGWAN
Internet
職員
住
民
スマホ
タブレットPC
ケータイ
A課
B課
C課
D支所
<庁内共通利用 GIS >
<住民公開用 GIS >
LGWANデータセンター
インターネットデータセンター
連携
データセンターデータセンター
空間情報基盤
オルソ
主題データB
主題データA
地理空間情報の価値創造
その他 空間情報
法規制
道路主題
税務主題
地名辞典、目標物
航空写真
空間情報基盤
情報資産情報資産DB構築(保護)
供給分野
都市計画、税務、水道、下水
など
公開分野住民への情報発信・公開
協働と参画、ほか
活用分野福祉、農業、商工、建築
etc
分析分野行政評価、政策支援、広域的な計画立案など
活用
オープンデータ化により情報資産の価値が増大
流通空間データ基盤情報、ゼンリンなど
ホームページ ・地理空間情報の公開 地図・航空写真・道路網図・公共施設 防災マップ・屋外広告物・都市計画図 同一の CMS で管理
など データカタログサイト ( 2015年度開設予定)
・地理空間情報のオープンデータ化 3 D 地理空間情報( G 空間シティ構築事業)
地理空間情報を重視したオープンデータ化
成果活用: G 空間シティ構築事業(総務省平成 25 年度補正予算)
(公益財団法人)京都高度技術研究所
3 D 地理空間情報のオープンデータ化
(公益財団法人)京都高度技術研究所
京都市東山地区
大津市坂本地区