① 磁気吹きの無いスタッド溶接

②　ブローホール(接合部の気泡)無し

③　アンダーカット(母材側凹み)無し

④　小さなビード(美しい接合形状)

⑤　スタッドの全周を確実に接合

⑥　スパッタがほぼ発生しない

⑦　溶接時の衝撃音が発生しない

この画像は実際の作業風景です！

これまでのスタッド溶接作業風景とは

異なる点にお気づきでしょうか？

①　木製テーブルの上に製品を置いている

②　製品がアース接続されていない

③　溶接ガンが下向きでは無く横向き

④　右側の溶接機は片手で持てるほどの大きさ

ガン重量；1.35 kg

溶接範囲； Ｍ３～Ｍ８

材　　質； 鉄、ステンレス

寸　　法； 190 x 300 x 400 mm

重　　量； 9.5 kg

電　　源； 200 Ｖ

溶接時間； 20～500ms

ガン・ヘッドに

アース機構を搭載

PH-9 SRM12+G

溶接機ＢＭＫ－８ｉ

アース無し

横向き

小型/軽量

木製テーブル

常識外れの溶接風景であるにも関わらず

下記のような溶接結果が得られます。

〒194-0215　東京都町田市小山ヶ丘3-7-11　TEL . 042-798-7177 FAX. 042-798-7188

URL http://www.eurotec21.comユーロテック株式会社

磁界リング式(SRM)スタッド溶接機磁界リング式(SRM)スタッド溶接機磁気吹き不具合根絶と広がるアプリケーション

ＢＭＫ－８i は、従来のスタッド溶接機では不安定だった

溶接中のアーク放電を磁気コイルで制御。　強力な磁界を

発生させる事でリング状のアーク渦巻きが発生します。

これによって周囲の電位差や重力の影響を受け

ずにリング状の溶融池が得られ、美しく接合力

の高いスタッド溶接結果が得られます。

アーク挙動を制御出来る画期的なスタッド溶接機アーク挙動を制御出来る画期的なスタッド溶接機

ＳＲＭ

溶接箇所の周囲に強力な磁気リングを発生させる事により、最大の

溶接不具合要因であった磁気吹きの無いスタッド溶接が可能です。

これまで発生を予防する事が極めて困難たっだ、しっかりと溶接が

出来ているかのように見える溶接スタッドなのに外れてしまうなど

の不具合が根絶できます。

さらに、これまで磁気吹きの影響で溶接不可能だった部分へのスタ

ッド溶接が可能。　スタッド溶接が使えるアプリケーション(製品)

が大幅に増加しました。

スタッド溶接適用範囲の常識が変わりました。例えば、これまでスタッド溶接が使えなかった

パイプや、狭い面、穴開き部品の傍にも

ＢＭＫ－８i を使って“ねじ”を溶接する事が出来ます。

① 磁気吹き無し

② 全姿勢(下向き 横向き 上向き)での溶接

③ 製品へのアース接続不要

スタッド溶接を使った製品が増えるスタッド溶接を使った製品が増える

あなたの会社の受注が拡大！

こんな奇抜な溶接も可能

詳細な磁気吹きとＳＲＭの解説ページ

全１４コンテンツ　・薄板スタッド溶接における磁気吹きの実状

・ＳＲＭが薄板のスタッド溶接に与える影響

などを詳細に解り易く解説

閲覧無料

磁界リング式(SRM)スタッド溶接とは、どんな工法なのか？

もう少し詳しく知りたい方のために

スタッド溶接 最大の不具合原因は“磁気吹き”

“磁気吹き”は簡単に見つけられない

問題の解決方法は、磁気コイルで磁界を制御する事

不具合が減るというだけではなく、アプリケーションが増える

さらに、溶接が終わった後、溶融部分は板

とスタッドの間に隠れますので、スタッド

溶接を行った製品を見ただけでは“磁気吹

き”が発生した事は解りません。製品出荷

された後、スタッドが外れる不具合が発生

するまで、気付かない事が多く、これに悩

まされた金属製品製造業の方が沢山おられ

ます。

磁界リング式(SRM)スタッド溶接工法

は、放電が位置に磁気コイルでリング

状の磁界を発生させる事で、アークを

高速回転させリング状の溶融池を形成

させるものです。　同時に外部の磁気

からも遮断されるので“磁気吹き”が

発生しません。　さらに、重力の影響

磁界リング式(ＳＲＭ)スタッド溶接は、単に不具合が少

ないだけではなく、スタッド溶接が使える製品のバリ

エーションが何倍にも増えるという大きなメリットがあ

ります。　これまで下向きでしか行えなかったスタッド

溶接を、横向きなど、全方向で行う事が出来ます。　さ

らに、Ｇタイプガンを使用すれば製品へのアースの接続

が必要ありません。

また、従来のスタッド溶接では不可能であった表面処理

鋼板への溶接や高張力スタッドの溶接も可能です。(要コ

ンサル)スタッド溶接を行っておられる方ならば、これら

によってスタッド溶接の適用範囲が、何倍にも広がる事

を御理解頂けると思います。

金属製品製造業における全てのスタッド溶接の方式は、

将来、磁界リング式(SRM)スタッド溶接工法となります。

磁界リング式スタッド溶接(SRM)によって可能になった製品例

全て、これまでは溶接不可能でした！

鉄の細いリングに６つのスタッド溶接を行った製品です。

これまでは、激しい磁気吹きが発生し生産不可能でした。

スタッド溶接を行ってから板の曲げ加工を行ったのでは

エッジ部分の曲げが出来ません。　このような形状でも

曲げが終わった後からスタッド溶接が可能になりました。

エレベーターのフロアー表示盤部品です。

穴の近傍にスタッド溶接を行わねばなりませんが、

これまでは激しい磁気吹きによって生産不可能でした。

地底探査レーダーの部品です。

こちらも大きな開口部があるために

磁気吹きによって生産不可能でした。

開口部があって磁気吹きが発生するだけではなく

“ニッケルめっき”を行った後のスタッド溶接の例です。

自動車部品にはパイプ成形品が多用されています。

そこに、信頼性の極めて高いスタッド溶接を行う事が

出来るようになりました。

これらは、ほんの一部。　製品の小型化、軽量化、部品点数削減に結びつく、顧客への提案が可能になります。

磁気吹きは、電流と磁界と力の関係から発

生します。　フレミングの左手の法則を覚

えておられるでしょうか？ 中指の方向に

電流が流れ、人差し指の方向に磁界がある

時、親指の方向に力が作用するというもの

で電磁誘導とも呼ばれています。　スタッ

ド溶接で放電(アーク)が発生した時、アー

クは支えがなく、周囲に磁界があると風に

吹かれたように流れます。　溶接箇所の周

囲に磁石があれば磁気吹きが発生します。

磁石を近付けなくても母材(鉄板)の中に

入った電気は母材の何処かを通るので周囲

に磁界が発生します。　偏った方向に電気

が流れると偏った磁界が発生しアークが真

直ぐには飛びません。　普通のスタッド溶

接では、放電現象によって発生した熱で鉄

(チップ)が溶けますが、その溶融鉄はアー

クに誘導されながら重力で落下します。　

磁気吹きが発生すると真下に落ちる事は無

く、ずれた位置に落下。 そこにスタッド

がバネの力で没入し溶接不良となります。

“磁気吹き”は機械の設定や材質などが完

全でも、母材の形状、アース位置、周囲の

導電体の影響を大きく受け発生しますので、

予防が最も難しい溶接不具合原因です。

あなたの会社の受注が拡大！

を受けないなど、これまでのスタッド

溶接が抱えていた多くの問題点を消滅

させる事が出来る画期的なスタッド溶

接方式です。日本で、磁界リング式

(SRM)スタッド溶接工法が使えるのは、

BMK-8iのシリーズだけです。