整形外科学講座― 181 ― 整形外科学講座 講座担当教授:丸毛 啓史 膝関節外科,骨・靱 帯の生化学 教 授:大谷 卓也 股関節外科 教 授:杉山
Q-conference 2013 (Q-Links 活動報告会) · 02 賛同者:島根大学 教育開発センター...
Transcript of Q-conference 2013 (Q-Links 活動報告会) · 02 賛同者:島根大学 教育開発センター...
Q-conference 2013(Q-Links 活動報告会 )
Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education
20Q-Links STUDIES
賛同校 (私)九州産業大学 http://www.kyusan-u.ac.jp/基本情報〒813-8503 福岡県福岡市東区松香台2-3-1学生数:10,807 [男]8,405 [女]2,402学部・大学院:8学部、5研究科 *2013年5月1日現在学習・教育の最新話題 本学でも、学生がチームを組んで課題を一つ一つ解決する方法を探し、ワクワク心が躍り、身体が動き、楽しく学ぶ
「KSUプロジェクト型教育」を推進しています。これを浸透させ、広く成果を報告するために、『大学教育フォーラム』を年2回開催し、学内外に発信することで、KSUプロジェクト型教育の振り返りを行っています。 また、全学的な見地から教養教育及び外国語教育の見直しを図り、九産大生としての堅固な土台づくりを目的として、「KSU基盤教育」を導入しました。Q-Linksへ一言 Q-conference2012の会場校として、運営の一端に関わることによって、SDについて振り返る良い機会を得ることができました。Q-Links事務局の皆様にはかなりご迷惑をお掛け致しましたが、我々にとっては、まさに教職協働で取り組むPBL?でした。
賛同校 (私)九州女子大学/九州女子短期大学 http://www.kwuc.ac.jp/基本情報〒807-8586 福岡県北九州市八幡西区自由ケ丘1番1号
(九州女子大学) 学生数:1,425 学部数:2学部
(九州女子短期大学) 学生数:332 学科数:1学科、1専攻科 *2013年5月1日現在学習・教育の最新話題 本学は、「強くしなやかな女性の育成」という教育理念のもと、学生の学習意欲を喚起させ、学修成果(ラーニング・アウトカム)が社会貢献に繋がる教育の実践を目指して活動を行っております。 九州女子短期大学では、平成24年度より実施した産業界のニーズに対応した教育改善・充実整備事業「地域力を生む自律的職業人育成プロジェクト」に取り組んでおり、九州・沖縄・山口グループ 平成25年度学生代表学修成果発表会では「九女キャラバン隊」の取り組みについて発表を行いました。Q-Linksへ一言 本学では、全国の国公私立大学で推進されているFD・SD活動を参考にすべく、様々な講演会・研修会に参加してきました。この地元九州におけるQ-Linksの活動は、地元であることの利点を活かした人的ネットワークの構築や各機関との連携強化が図れるものと期待します。
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conference2013
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Links活動報告会)
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Q-conference 2013 (Q-Links 活動報告会)
「Trial & Error for NEXT !〜私たちは変われているのか?〜」
Q-conferenceは、Q-Linksメンバーシップが一堂に会し、未来の大学教育のあり方や、各大学の取り組みや挑戦を
学び合うことを目的に、年に一度開催しています。年を重ねるごとに来場者数も増え、現在では約250名の教職員や
学生が集う、Q-Links最大規模のイベントとして発展しました。
2013年度は11月2日(土)に九州大学伊都キャンパスを会場として、Q-conference2013を開催しました。
Q-conference2013のテーマは、試行錯誤をしながらも勇気を持って一歩を踏み出し、共に最高の大学教育へとバー
ジョンアップ(NEXT)させていこう!という意味を込め、「Trial & Error for NEXT! 〜私たちは変われているのか?
〜」としました。当日のポスターセッションでは、九州・沖縄地域を中心に、全国から234名の参加があり、過去最高
の50パネル(19大学・短大5賛同者2コンソーシアム)が会場に立ち並び、活発に意見交換を行いました。また企画セッ
ションでは、「誰が大学教育を改善するのか」と名打ち、参加者全員によるワールドカフェで大いに盛り上がりました。
2009年4月にQ-Linksが立ち上がってから4年。私たちは大学教育の何を変えることができたのか、未来の展望を
どのように描いていくか等を改めて語り合う、意義深いQ-conferenceとなりました。
日 時 2013年11月02日(土) 12:30 〜18:30(11:00 〜ランチセッション)
場 所 九州大学伊都キャンパス(〒819-0395福岡市西区元岡744番地)
当日タイムテーブル
ランチセッション
時刻
ポスターセッションPRタイム
ポスターセッション
15:30
15:00
内容
11:00
12:00
13:00
12:3012:45
16:30
18:00
18:3018:45
クロージングセッション
情報交換会
企画セッション「誰が大学教育を改善するのか」
シエスタ(全体休憩)
オープニングセッション
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ランチセッション 11:00 〜 12:00
今年度は初の伊都キャンパスでの開催となり、初めて伊
都キャンパスに訪れた方のためにランチセッションでは伊
都キャンパスの紹介がありました。「prezi」というプレゼ
ンテーションソフトウェアを用いて、実際に伊都キャンパ
スを散策した気分になるような「伊都キャンパスウォーク」
と題した紹介が行われました。プレゼンテーション終了後
は、参加者同士の自己紹介タイムが設けられ、初対面とは
思えないほど一気にお話に花が咲き、和やかな雰囲気のま
ま昼食タイムへ入りました。また、会場内では童夢カフェ
出店ブースが設けられており、特製ランチボックスを食べ
ながら楽しくランチセッションを終えることができました。
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オープニングセッション 12:30 〜 12:45
西南女学院大学の小田氏の司会のもと、オープニング
セッションが行われました。開会挨拶として、会場校であ
る九州大学基幹教育院の若山正人院長代理からご挨拶をい
ただきました。ネットワーク発足から今日までの活動や、
九州大学での教育に関する取り組みを紹介しつつ、参加者
やゲストに対する御礼と、Q-Linksメンバーシップの交流
がさらに深まることへの期待が述べられました。その後、
当日のプログラムの説明および諸注意がありました。
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ポスターセッション 13:00 〜 16:30
ポスターセッションでは、大学、コンソーシアム、賛同者
から50のポスター発表がありました。教職員と一緒になっ
て熱心に発表する学生の姿も多く見られ、会場の活気をよ
り一層盛り上げてくれました。
ポスターの発表は、FD・SD、学習支援、教育改善、学生
のピアサポート活動などなど幅広いテーマで行われました。
各機関がまさに今、向き合っている取り組みについての成果、
悩み、数々の試行について情報共有し、「同じ立場で同じ悩
みを持つ方と話すことができて、有意義でした。」等の感想
をいただいています。
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conference2013
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Links活動報告会)
Q-conference 2013 ポスターセッション発表一覧
№ 機関名 タイトル
01 福岡大学 教育開発支援機構 大学から始める「言葉の力」育成プログラム
02 賛同者:島根大学 教育開発センター全学共通教育における世界史授業の実践と改善:大学生に必要な世界史授業をめざして
03 九州大学 歯学部 チーム基盤型学習法で実現する屋根瓦方式統合型学習
04
西南学院大学経済学部小出秀雄ゼミ、福岡工業大学社会環境学部鄭雨宗ゼミ
福岡超大学環境ゼミナール〜「ふくお環(かん)ゼミ」で創る学生の環(わ)〜
05
国公私立大コンソーシアム・福岡(九州大学、西南学院大学、福岡女子大学、
福岡工業大学)4大学合同ゼミナール −学生達の合宿研修、5年目の挑戦−
06 九州大学 大学院人間環境学府 アクティブ・ラーナーの評価方法の開発
07 九州産業大学 美術館アートで鍛える読解力−学芸員養成教育を通じた実践事例報告−
08 九州大学 大学院工学研究院工学部(府)生向け海外研修プログラムELEP
(Engineering Leaders English Program)
09 福岡教育大学福岡教育大学における国際交流の取り組み−学生から見る教員養成系大学の国際交流−
10九州大学 大学院芸術工学府デザイン人間科学国際コース
芸術工学府におけるSummer School 実施による教育の国際化
11 九州大学 学務部学生生活課 九州大学新入学生サポート制度について
12 福岡歯科大学 8大学連携による口腔ケア、災害口腔医学カリキュラムの作成について
13 鹿児島大学 理学部 理学部理数教育特別プログラムで培う課題把握能力と問題解決能力
14九州大学 基幹教育科目実施WG基幹教育セミナー班
基幹教育セミナー試行授業でのミニレクチャーの実践例
15 中村学園大学 栄養科学部 管理栄養士養成課程における初年次教育から臨地実習までの取組
16 九州大学 21世紀プログラム課程 21世紀プログラムって?
17賛同者:九州工業大学 学習教育センター
工学分野における教育質向上のためのプログラムパッケージ−九州工業大学 これからの取り組み−
18 九州大学 大学院工学研究院 工学系国際交流支援室における夜間日本語補講の取り組み
19 大学コンソーシアム佐賀 大学間発達障害支援ネットワークの構築と幼保専門職業人の養成について
20 九州大学 大学院工学研究院教育の質向上支援プログラム(Enhanced Education Program:EEP)国際工学教育環境整備と若手教員の海外研修
21 九州大学 工学部・大学院工学府『地球資源工学グローバル人材養成のための学部・大学院ビルドアップ協働教育プログラム』について
22 九州国際大学 日韓共同セミナー大会を通じた自律型グローバル人材の育成
23 福岡歯科大学 臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化
24 九州大学 学務部キャリアサポート課「キャリア支援ミニ研究会」第21回Q−placeレポート〜各大学の就職支援の取組みについて〜
25福岡工業大学
(九州・沖縄・山口大学グループ幹事校)「地域力を生む自律的職業人育成プロジェクト」〜九州・沖縄・山口の23短大・大学で取組むキャリア教育連携〜
24Q-Links STUDIES
26 福岡大学 商学部・商学部第二部 コラボレーション型キャリア教育の導入によるビジネスリーダーの養成
27 賛同者:島根大学 教育開発センター 山陰地域ソーシャルラーニング(SoLc)の取組
28 九州大学 大学院農学研究院糸島現代GP−地域と共に創った新しい大学教育・研究のかたち−
29 崇城大学 総合情報センター Office 365 Educationの段階的導入によるICT環境改善
30九州大学 附属図書館付設教材開発センター
ICTを活用した教育支援の取り組み
31 中村学園大学 短期大学部中村学園大学短期大学部学園マナーの取り組み−マナーの充実には「周囲の支援」が必要である−
32 賛同者:早稲田大学学費を通して大学や社会の状況を知る−Waseda Vision 150の取組、その後の展開−
33 筑紫女学園大学・短期大学部どこでも学習のススメ−多様な学習・教育実践の場への転換を目指して−
34 沖縄国際大学 総合文化学部 正課教育と正課外活動の融合:サークル「SmiLife」を事例として
35 賛同者:島根大学 教育開発センター 「学生プレス研究会」の活動について
36鹿児島大学 ピア・サポート鹿ナビ
学生と教職員の架け橋へ〜鹿ナビの挑戦〜
37 九州大学 学務部学生生活課マンション型学生寮のコミュニティ形成
(寮生サポーターつづれ織り)
38 九州産業大学ピアサポート〜学生相互支援を通しての居場所&仲間づくり〜
39 香蘭女子短期大学 香蘭教職員活性化プロジェクト!
40 崇城大学 崇城大学教育刷新プロジェクト 検証におけるICT環境活用
41賛同者:島根大学 教育・学生支援部学務課
学生の多様な学びを支える教職協働の新しい形
42九州・沖縄アイランド女性研究者支援ネットワーク(Q-wea)
Q−weaだからできること−大学間連携で進化し深化する女性研究者支援−
43九州大学 附属図書館Cute.Supporters
九州大学図書館学習サポーター "Cuter"のいま、これから
44 賛同者:福島大学大学で学びたいこと、学ばせたいこと−FD合宿を通じた「調査」と「改善」の連動の試み−
45 西南女学院大学・大学短期大学部実践報告〜ボトムアップで取り組んだ2013年度FD研修の成果〜
46 日本文理大学 全学的FD研修の推進と成果
47 九州大学 大学院人間環境学府学際連携教育の展開−コーディネータ制度の導入とその活動−
48 宮崎公立大学ご意見ください!〜宮崎公立大学の「教員相互の授業参観」という未知への挑戦〜
49 福岡教育大学ボトムアップ型SDにおける長所と課題〜福岡教育大学「スタッフ・ディベロップメント推進事業」をとおして〜
50 賛同者:岡山大学 若手職員塾 ぼっけぇおもれぇでぇ!岡山大学若手職員塾
25Q-Links STUDIES
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Links活動報告会)
「大学から始める『言葉の力』育成プログラム」は、さまざまな学部の
学生たちによるコミュニケーションを軸とした、学生参加型の授業です。
コミュニケーションには、技術が必要です。このプログラムでは、グ
ループでディスカッションをするために必要な基本的なコミュニケー
ションの技術を身につけながら、柔軟に思考したり、意見や主張を相手
に理解してもらえるように表現したりするための「ツールとしての日本
語」を学び、実際にそれらを実践しました。
ポスター発表では、このプログラムの特徴、成果、アンケート結果を
通じて見えてきた福岡大学の学生の姿などを提示します。
1大学から始める「言葉の力」育成プログラム
(福岡大学 教育開発支援機構)
福岡大学教育開発支援機構事務課092-871-6631
歴史学習については、初等・中等教育における学習指導要領の中で
その内容が定められており、児童・生徒の発達に合わせ、教員の授業実
践を通じて教授法が研究・開発されてきた。他方で、多くの大学の共
通教育・教養教育では、歴史学専攻に限らず全ての学生が学ぶべき科
目として歴史学が入っているものの、その内容・方法ともに広く検討
されてきたとは言い難い。
本発表では島根大学で発表者が担当している全学共通教育の授業「大
学で学ぶ世界史」について、昨年の授業の実施内容・結果をふまえて、
どのような授業が望ましいのか、今年どのように改善を計画したのか
を発表し、高等教育における世界史学習の必要について広く意見交換
したい。
2 全学共通教育における世界史授業の実践と改善:大学生に必要な世界史授業をめざして
(賛同者:島根大学 教育開発センター)PRタイム13:04
島根大学教育開発センター0852-32-9848
26Q-Links STUDIES
医療系高等教育機関の学生は、基礎・臨床・医療倫理など様々な分
野を統合的に学ぶとともに、単なる知識の詰め込みではなく、医療人と
して社会に出たとき直ぐに知識を使えるようトレーニングを積まなけ
ればならない。九州大学歯学部では以前から統合系科目として「歯学総
論Ⅴ」(5年次)と「総合歯科学」(6年次)を置いているが、平成24年度
から2科目を統合して合同授業とし(履修者105名前後)、チーム基盤
型学習法(TBL)の形式で実施している。クラスをメンバー固定で2学
年混成の18チームに分け、4年次までの全領域から選んだ11の応用
課題に取り組ませることで、屋根瓦方式の効果と相俟って有効な総ま
とめ学習を実現している。
3チーム基盤型学習法で実現する屋根瓦方式統合型学習
(九州大学 歯学部)
九州大学歯学部092-642-6332
福岡超大学環境ゼミナールは、西南学院大学の「教育インキュベートプログラ
ム」の一つとして小出ゼミ(3・4年)が中心となって進めている、学生の基礎能
力を向上させるための取り組みです。
見学会や勉強会、研究発表会などのイベントを行う一方で、小出ゼミでは日々、
人前で話す度胸や説得力のある対話能力を養うための訓練に取り組んでいます。
当ゼミナールは、環境問題の効果的な教育方法を確立するために、次の3つの
目的を掲げています。
(1)文系・理系の学生が定期的に集まり、ともに学び発言する機会を創ります。
(2)その学生たちが主体的に協同し、双方の研究分野を理解しようと努力し
ます。
(3)学生を指導する立場の教員がその活動を見て、自身の教育姿勢を改善し
ます。
4 福岡超大学環境ゼミナール〜「ふくお環(かん)ゼミ」で創る学生の環(わ)〜
(西南学院大学 経済学部小出秀雄ゼミ、福岡工業大学 社会環境学部鄭雨宗ゼミ)PRタイム13:07
西南学院大学経済学部(小出秀雄)092-823-4318
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Links活動報告会)
教育連携事業の一環として平成21年度より毎年夏季に開催している
「4大学合同ゼミナール」では、4大学の学生、教職員の直接交流を通じ
て、通常の座学では得られない実践的な問題解決力、コミュニケーショ
ンスキル、プレゼンテーションスキルを高めることを目的に、学生達が
2泊3日の合宿中、環境・エネルギーに関連する集中講義、施設見学、テー
マに基づくグループディスカッションとプレゼンテーションに取り組
みます。5年目を迎えた今回、初めて学生達の活動成果に「評価」を与
える試みに挑戦しました。ここでは、現在までのプログラム改善の取
り組み、次年度以降の課題と併せ、今年度の活動内容と得られた成果に
ついて詳しくご紹介いたします。
54大学合同ゼミナール −学生達の合宿研修、5年目の挑戦−
(国公私立大コンソーシアム・福岡 九州大学、西南学院大学、福岡女子大学、福岡工業大学)
福岡工業大学FD推進室コンソーシアムオフィス092-606-7430
どうすればアクティブ・ラーナーに成長したと評価できるのか?何
をもってアクティブ・ラーニングに効果があると判断できるのか?
日本の大学では次々にアクティブ・ラーナー(*)を育てるプログ
ラムやアクティブ・ラーニングという教育手法が導入されています。
PDCAサイクルを尊重するとPとDが終わり、次はCの番です。しかし、
その方法を持ち合わせているでしょうか?「授業評価」や「成績評価」
で冒頭の質問に応えられるでしょうか?
本ポスターでは、アクティブ・ラーナーの評価方法の開発を検討し、
改善のAに繋げることを目指します。
*定義は九州大学基幹教育院のものを参考にします。
6 アクティブ・ラーナーの評価方法の開発
(九州大学 大学院人間環境学府)PRタイム13:10
九州大学大学院人間環境学府092-642-4156
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国際的な学習到達度調査であるPISAで、我が国は「科学的リテラ
シー」「数学的リテラシー」の項目で上位グループに入ったが、「読解力」
については、OECD平均程度まで低下していることが判明し、大いな
る危機感が生まれた。これを受け、文部科学省は改善策として「様々な
文章や資料を読む機会や、自分の意見を述べたり書いたりする機会を充
実すること」等を挙げ、テキストを読むことを中心に実践例を紹介した。
九州産業大学美術館は、こうした青少年の緊喫な課題に対し、本学の
学芸員養成教育などを通じて、「アートで何ができるか」を研究・開発
している。
本発表では、アートを媒体に読解力を鍛える「オノマトペ(擬音語・
擬態語)カード」について、実践事例とその効果を紹介したい。
7 アートで鍛える読解力−学芸員養成教育を通じた実践事例報告−
(九州産業大学 美術館)PRタイム13:13
九州産業大学美術館092-673-5160
平成24年度、工学部(府)学生向けに、米国シリコンバレーにて
5週間の短期集中留学プログラム(Engineering Leaders English
Program, 通称ELEP)を工学部・九大カリフォルニアオフィスが協
同で初めて実施。工学系国際交流支援室はこのELEPの全面的支援を
行った。参加者は、サンノゼ州立大学での英語研修に加えて、起業家
やベンチャーキャピタルの方々の講義、シリコンバレーにある大学や
ハイテク企業等へのフィールドトリップに参加し、イノベーションの
起きる仕組みや起業家精神を学んだ。参加学生達においては、英語力・
学習意欲・積極性等の向上がみられ、学生のELEPに対する評価も非
常に高い。参加希望者も多く、平成25年度は研修期間を4週間とし募
集人数を増加し実施予定である。
8工学部(府)生向け海外研修プログラムELEP
(Engineering Leaders English Program)(九州大学 大学院工学研究院)
九州大学工学系国際交流支援室092-802-2999 内線8031
29Q-Links STUDIES
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Links活動報告会)
福岡教育大学は、教員養成を主眼とする大学ならではの独自の取り
組みを、国際交流に関しても行っています。
交流協定校であるスウェーデンのリンネ大学では、本学学生が教育実
習を行い、またリンネ大学の学生は、福岡でTeaching Practice Plan
というプログラムのもと、学校現場で授業観察と授業実践を行います。
これらを例とする本学の国際交流に関する特徴ある取り組みを、国
際交流サークルKIZUNA(KImito ZUtto NAkama)のメンバーの視点
から、ご紹介いたします。
9 福岡教育大学における国際交流の取り組み−学生から見る教員養成系大学の国際交流−
(福岡教育大学)PRタイム13:19
福岡教育大学国際共生教育講座0940-35-1315
九州大学芸術工学府デザイン人間科学国際コースでは、2011年から
毎年Human Science Summer Schoolを実施し、海外の大学院生(今
年度は6カ国12人)を10 〜20日程度受け入れている。プログラムは
15回の講義、研究室演習、文化歴史市内tourから構成され、すべて英
語で実施する。講義は本国際コースの教育内容を概観する臨時科目で、
学生交流協定校の学生には本学履修学生同様に単位認定も行う。この
Summer Schoolを通じて教員の英語による教授能力の向上、交流をす
る九大学生の国際化促進、本国際コースの広報を図っており、この国際
化に関する取り組みを報告する。
10 芸術工学府におけるSummer School 実施による教育の国際化
(九州大学 大学院芸術工学府デザイン人間科学国際コース)PRタイム13:16
九州大学芸術工学研究院092-553-4555
30Q-Links STUDIES
九州大学では平成21年4月から「新入学生サポート制度」を実施して
いる。入学直後の新入学生が直面する様々な問題を解決し、早期に円滑
な学生生活を開始することができるよう、一年先輩の学部2年生で組織
された「新入学生サポーター」が、新入学生からの質問や相談を受け付け
アドバイスする。サポーターは毎年、全学部から計数十名が選出され、4
月から7月までの4 ヵ月間、当番制でサポート室に待機する他、新入学生
のためのイベントも企画する。サポーターには従事時間に応じて謝金が
支払われる。この制度は新入学生の支援が目的であるが、サポート活動
を通して生まれるサポーター間の学部を越えた交流で、サポーター自身
の成長という二次的効果も生まれている。
11 九州大学新入学生サポート制度について
(九州大学 学務部学生生活課)PRタイム14:52
九州大学学務部学生生活課学生支援係092-802-5962
本学では、従来の歯学の概念を拡大して、口腔領域全体を教育、研究、
診療の対象とする「口腔医学(口腔科)」の創設・育成を目指している。
近年、超高齢社会の到来や大規模災害の経験により、高齢者への口腔
ケア教育や大規模災害時での歯科医療の教育がさらに重要になってき
た。これらの教育は、歯学だけではなく、医学知識・技術の習得や他の
医療職種との連携に関する知識が必要であり、口腔医学教育として取
り入れ、カリキュラムとしてさらに充実させていく必要がある。そこ
で本学を含めた医学部、歯学部の8大学が連携し、口腔ケアカリキュラ
ム、災害口腔医学カリキュラムとして作成に取り組んでおり、その詳細
を報告する。
12 8大学連携による口腔ケア、災害口腔医学カリキュラムの作成について
(福岡歯科大学)PRタイム14:01
福岡歯科大学口腔保健学講座092-801-0616
31Q-Links STUDIES
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Links活動報告会)
本プログラムは、理数分野に強い学習意欲を持つ学生を対象に、通常
の教育課程のほかに、「基礎学力・技能を身につけるための正課教育」と、
「学習意欲・研究意欲を刺激するための課外教育」により、①国際的に
活躍する研究者、②指導力に優れた理数系教員、③産業界をリードする
高度技術者等の輩出を目指し、より高度な理数系教育による幅の広い、
応用力に優れた人材育成を育成することを目的として実施してきてい
る。それらの教育内容と成果について報告する。
13理学部理数教育特別プログラムで培う課題把握能力と問題解決能力
(鹿児島大学 理学部)
鹿児島大学理工学研究科生命化学専攻099-285-8101
九州大学はアクティブ・ラーナーを育成するために次年度から基幹
教育を実施します。基幹教育において要となる科目の1つが基幹教育
セミナーであり、学生はここで異分野の学生や教員と大学で学ぶ意味
を語って聴いて深めます。発表者は本年度開講中の基幹教育セミナー
試行授業を担当しており、ポスター発表ではこの試行授業での経験を、
特にミニレクチャーに焦点を当ててお話ししたいと思います。
14 基幹教育セミナー試行授業でのミニレクチャーの実践例
(九州大学 基幹教育科目実施WG基幹教育セミナー班)PRタイム14:04
九州大学基幹教育院092-802-4433
32Q-Links STUDIES
先進国では、過剰なエネルギー摂取とビタミン、ミネラル不足の現代
型栄養障害が問題視されている。同時に、長期療養施設などにおいて、
重篤な低栄養が見過ごされた「栄養難民」が存在する。これは医学部、
看護学部、薬学部などにおいて「栄養」に関する教育の時間が極めて少
ないことが一因である。一方、家政系から発展してきた栄養系学部で
は、「栄養」に関するあらゆる知識教育がなされるが、傷病者との接触
や診療を学ぶ機会が少ない。したがって、栄養系学部における医療の
実践教育は、将来、この隙間を埋め栄養障害患者をなくすことにつなが
る。今回は、本学部において最近6年間に授業化してきた初年次からの
実践教育の取組を紹介する。
15 管理栄養士養成課程における初年次教育から臨地実習までの取組
(中村学園大学 栄養科学部)PRタイム14:07
中村学園大学教務課092-851-6742
21世紀プログラム課程について5W1Hをふまえながら説明する。
①What... 21世紀プログラムとは何をするところか?
②Who... どんな人が21世紀プログラムにいるのか?
③Why... 21世紀プログラムはなぜ設立されたか?
④When... ③につづき、21世紀プログラムの歴史
⑤Where... 21世紀プログラム生はどこでどんな活動を行っているか?
⑥How... 21世紀プログラム独自の試験制度について
16 21世紀プログラムって?
(九州大学 21世紀プログラム課程)PRタイム14:10
九州大学21世紀プログラム課程092-802-5951
33Q-Links STUDIES
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Links活動報告会)
2012年度に行われた国立大学工学系学部の「ミッション再定義」に
ついて、九州工業大学の「教育」に関するミッションとして、①主体的
学習を促進するための環境整備を進める中で「創造する個」の育成を図
ること、②"Global Engineer"としての資質の涵養を図ること(グロー
バル人材育成)、以上2つがその柱として定められた。九工大の目指す
人材育成を具体化するために、いくつかの教育プログラムと環境整備
のパッケージが構想され、実行に移されようとしている。本ポスター
ではそれらについて報告する。
17工学分野における教育質向上のためのプログラムパッケージ −九州工業大学 これからの取り組み−
(賛同者:九州工業大学 学習教育センター)
九州工業大学学習教育センター093-884-3064
工学系国際交流支援室では、2010年より大学院留学生を対象に夜間
の日本語講座を実施している。本取り組みの目的は2つである。第1に、
日本企業、日系企業への就職を希望する留学生への支援を行うこと、第
2に、研究室内における円滑なコミュニケーションの支援である。2010
年度の開講時は、受講者数が少なかったため、改善を目指し、大学院留
学生に対し、インタビュー調査を行った。調査に基づき、授業内容およ
び、情報伝達方法を検討し、6週間単位のコース設定、会話中心の授業
編成、就職活動前の学生に対する個別指導実施などの工夫を行った。
その結果、2013年度現在、受講者数の大幅な増加とともに、受講生
の日本企業就職などの成果があった。
18 工学系国際交流支援室における夜間日本語補講の取り組み
(九州大学 大学院工学研究院)PRタイム14:13
九州大学工学系国際交流支援室092-802-3873
34Q-Links STUDIES
幼児教育の専門職業人を目指す学生の専門性を向上させることによ
り、発達障害の幼児がニーズにあった療育を幼稚園や保育所で受ける
ことが出来るようにするため、以下の事業を進める。
①発達障害等をテーマとする大学間共通教育プログラムを共同開発
−各分野に亘る体系的知識の習得と支援実習により、幼児がもつ
「困り感」を様々な視点から捉える力の育成と支援スキルの習得
−大学間共通評価観点を設ける他、「子ども発達支援士」(大学コ
ンソーシアム佐賀認定)等の認定により教育の質保証
②連携校が有する療育指導資源を生かして、大学間発達障害支援ネッ
トワークを構築し支援実習に活用する
他、地域の療育ニーズに対応
19 大学間発達障害支援ネットワークの構築と幼保専門職業人の養成について
(大学コンソーシアム佐賀)PRタイム14:16
佐賀大学学務部教務課0952-28-8164
九州大学大学院 工学府/工学研究院では平成23年度から学府内の
全専攻にグローバルコース(英語教育コース)を設置している。これに
関して、教員の英語による講義力の向上など、国際工学教育環境の整備
が急務な課題として認識され、平成21年度から平成24年度にかけて
若手教員の海外工学教育研修、英語教材資料収集・開発、異文化理解推
進の事業を展開し、大きな成果を挙げた。海外での研究研修は多いが、
教育研修はほとんどない現状を踏まえ、海外工学教育研修では数多く
の教員に英語での工学教育の在り方を実体験して頂いた。平成25年度
は英語による双方向の講義法を取り込むなど、研修内容の更なる改善
に努め工学教育力のレベルアップを図る。
20教育の質向上支援プログラム(Enhanced Education Program:EEP)国際工学教育環境整備と若手教員の海外研修
(九州大学 大学院工学研究院)
九州大学工学系国際交流支援室092-802-3870
35Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
将来ASEAN での鉱物資源・エネルギーの安定供給確保は、我が国
の資源外交、エネルギー安全保障にとって、極めて重要な課題である。
本構想では、陸地から海洋にいたる資源開発とそれに関係する地球環境
問題に関わる学術(地球資源工学)分野で、日・ASEAN の学生が将来
グローバルに活躍するために実践経験を積む「国際インターンシップ」、
相互学生交流を強化する「スクールオンザムーブ」、高度研究者・技術
者リーダーを養成するための「大学院ダブルディグリー」の質保証を伴
う3つの学部・大学院ビルドアップ(積上式)協働教育プログラムを九
州大学と国内外の連携大学とともに共同開発し、本格実施することを
目的とする。
21 『地球資源工学グローバル人材養成のための学部・大学院ビルドアップ協働教育プログラム』について
(九州大学 工学部・大学院工学府)PRタイム14:19
九州大学大学院工学研究院地球資源システム工学部門092-802-3886
九州国際大学経済学部では、問題解決能力と実践力を身につけた職業
人の育成を目標とする様々な研修プログラムを準備しています。今回、
その一つとして、南ソウル大学、群山大学と本学の3大学の日韓学生に
よる、日本語を活用した共同セミナーを実施しました。
本プログラムは、「価値観や言語、立場といった文化的背景が異なる
韓国学生に対してコミュニケーションを図る」という異文化交流を通じ
て、どのような環境においても自分の役割を理解し、自主性や協調性を
発揮できる人材の育成を目的としています。今回のセッションでは、
このプログラムの内容とその成果についてご報告いたします。
22 日韓共同セミナー大会を通じた自律型グローバル人材の育成
(九州国際大学)PRタイム13:31
九州国際大学 経済学部093-671-8910
36Q-Links STUDIES
歯科医師の能力獲得への意欲を強め、就業意識及び職業態度の向上
を目的に①就業情報掲載・臨地体験のための施設取材②歯科医師キャ
リアパス講演会③臨地体験④臨地体験報告会・歯科医師キャリア形成
シンポジウム⑤勤務歯科医師キャリア・アンケート⑥就業情報通信シ
ステム及びデータベース化を行った。口腔医学の実践及び訪問診療等
の一般医学の知識を活かした特色ある優れた診療施設の視察・取材に
よる就業先のきめ細かな情報、新卒者の勤務実態に関わる情報及び求
人情報等をデータベース化し、検索履歴等在学生のポートフォリオ情
報の活用等ICT利用により就業先と学生ニーズの適合を図り、遠隔地
等就業の多面的な情報提供が可能となった。
23 臨地体験と就業情報通信システム構築による歯学生の就業支援強化
(福岡歯科大学)PRタイム13:34
九州国際大学学務課092-801-1884
学生のキャリア・就職支援に関する現状や取組みは、各大学によって
大きく異なるが、情報交換を行う場は少ない。そこで、各大学の多様な
取組み等を共有し、今後の業務の充実に反映させることを目的として、
平成25年9月20日、九州大学において第21回Q-place「キャリア支
援ミニ研究会」が開催された。九州地区国公私立大学でキャリア教育や
就職支援に携わる職員28名が集まり、意見交換を行った。本ポスター
では、今回、話題提供として報告いただいた九州大学、沖縄国際大学、
九州産業大学の特色ある取組みや、それに対する参加者の意見や感想、
またアンケートでお答えいただいた各大学の現在の課題などについて、
報告する。
24「キャリア支援ミニ研究会」第21回Q-placeレポート
〜各大学の就職支援の取組みについて〜(九州大学 学務部キャリアサポート課)
九州大学学務部キャリアサポート課092-642-4487
37Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
本取組は、九州・沖縄及び山口地域において、学生の社会的・職業的
自立に向けた産学協働の取組を推進している国公私立23大学・短大が
連携し、産業界の人材ニーズを踏まえながら「地域に活力(地域力)をも
たらし、主体的に考える力をもった自律的職業人を輩出すること」を目
的とし、「インターンシップの高度化」、「キャリア系科目の授業改善」、
「学修評価方法の検討」の3つのテーマに取り組むものである。また、
大学グループと産業界8団体をメンバーとした「九州・沖縄連携会議」
を設置し、サブグループからの提案や実施報告に関して産官学による
議論と評価を行い、連携校にフィードバックすることで各校取組の質
的向上を図っていく。
25「地域力を生む自律的職業人育成プロジェクト」〜九州・沖縄・山口の23短大・大学で取組むキャリア教育連携〜
(福岡工業大学(九州・沖縄・山口大学グループ幹事校))
福岡工業大学FD推進室092-606-7370
本取組みは、「福岡大学 魅力ある学士課程教育支援」制度の補助を
受け、商学部・商学部第二部で推進している教育プログラムである。ビ
ジネス実践を指向したものが多い商学部・商学部第二部では学部教育
の推進が学生達のキャリア形成に寄与するところが大きい点に着目し、
コラボレーション型キャリア教育という枠組みを機軸にこれを推進し
ている。コラボレーション型キャリア教育とは、学内外の諸機関との
連携(コラボレーション)を通じた正課内外の教育プログラムで構成さ
れ、平成25年度は正課内外の三つの取り組みで実施した。
26コラボレーション型キャリア教育の導入によるビジネスリーダーの養成
(福岡大学 商学部・商学部第二部)
福岡大学商学部092-871-6631 ext.4413
38Q-Links STUDIES
2012年度より島根大学他山陰地域5大学で、大学間連携事業「大学
と地域社会を結ぶソーシャルラーニング」を行っている。本事業の目標
は地域を担う人材の育成にある。高等教育機関の果たす役割として、
高度な専門性を備えた人材の育成があることは自明のことであるが、
一方で、特に近年、所謂「ジェネリックスキル」といった社会人として
備えるべき能力の育成に関して、高等教育機関が果たせる役割を希求
される場面は少なくない。そこで本事業では地域社会のステークホル
ダーと協働し、大学間連携に基づく豊かな教育リソースを活用し、主体
性を持って地域の課題に取り組める人材の育成を目指し活動を行って
いる。本発表はその取組の概要報告である。
27山陰地域ソーシャルラーニング(SoLc)の取組
(賛同者:島根大学 教育開発センター)
島根大学教育開発センター0852-32-6626
本取組みは、九州大学と糸島地域が有機的連携を図りつつ、糸島地域
社会の持続的発展にも寄与し得る新しい学生教育ひいては大学研究の
基盤形成を目指したものである。本取組みでは、糸島地域に分散して
いる農地、畜舎等の生物生産基盤、森林、ため池、河川等の環境資源、
歴史的・文化的資源等を積極的に活用した参加型・体験型の学生教育
プログラムを編成している。その一部は大学教育だけでなく、地域の
初等中等教育にも提供され、教育の世代間交流にも発展させている。
これらの連携によって構築された地域住民との人的ネットワークは、
地域フィールドを活用した複数の大学研究の実施にも繋がっている。
28 糸島現代GP−地域と共に創った新しい大学教育・研究のかたち−
(九州大学 大学院農学研究院)PRタイム13:37
九州大学大学院農学研究院環境農学部門生物生産工学研究室092-642-2928
39Q-Links STUDIES
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conference2013
(Q-
Links活動報告会)
Office 365 Educationはマイクロソフト社が大学に無償で提供する
クラウドサービスである。紹介される導入事例としては学内の認証基
盤と統一した全体的な一括導入がほとんどであるが、本学では既存の環
境を維持したまま新入生のみという形で段階的(試験的)な導入を行っ
た。ベンダーへの依頼なしで全体の設定から管理までを独自に行って
いる。現時点では電子メールの機能強化という側面より既存の学内
サービスと学生が日常的に利用しているインターネットサービスとの
乖離を埋めるという効果に注目をしている。ただ将来の認証基盤統一
には課題を残している。これまでの経緯と現状、および今後の課題を
報告する。
29Office 365 Educationの段階的導入によるICT環境改善
(崇城大学 総合情報センター)
崇城大学総合情報センター096-326-3926
九州大学附属図書館教材開発センターでは、ICTを活用した教育支
援の取り組みを行っています。具体的には、学習へのモチベーション
が向上するような3Dコンテンツやゲーム性を活かしたインタラクティ
ブな電子教材の開発を開発しています。また、OCW, WebCTやYou
Tube, iTunes U等の教育コンテンツや授業動画を配信する仕組みを提
供することで、反転授業やブレンディッドラーニングへの支援を試み
ています。
本ポスターセッションでは、これまで教材開発センターで取り組ん
できたICTを活用した教育支援の内容をご紹介いたします。
30ICTを活用した教育支援の取り組み
(九州大学 附属図書館付設教材開発センター)
九州大学附属図書館付設 教材開発センター092-642-3983
40Q-Links STUDIES
本学部では建学の精神に則り、「理論と実際の統合」を図った教育の
充実を図ることを目的として、平成23年度に「短期大学部学園マナー」
を制定した。これを初年次教育などの時間を利用し全学生に対して周
知・指導するとともに、教職員が一致した取り組みとして実施してい
る。これらの効果と改善点を検討するために、学生アンケートを実施
した結果、「学園マナーが必要である」と回答する学生は8割に及び学
生のニーズとして「授業環境」改善と「共同利用施設環境」の整備が挙げ
られた。マナー改善の強化因子としては「周囲の支援」が抽出された。
今回は平成23年−平成25年度のアンケート結果と取組状況について
報告する。
31 中村学園大学短期大学部学園マナーの取り組み −マナーの充実には「周囲の支援」が必要である−
(中村学園大学 短期大学部)PRタイム13:40
中村学園大学教務課092-851-6742
昨年は、「学費を通じて大学や社会の状況を知る−Waseda Vision
150の取り組みとして−」と題し、学費の値付を試みたこと、学内外の
様々な状況の分析を通じて学費を検討してきたこと、検討状況を学内
で共有した取り組みを紹介し、ポスターセッションの場で意見交換を
させていただいた。
今年は、これまで検討してきたことが現在どの程度具体化されたか
紹介したい。また、過去や現在のみならず、未来に向けた取り組みとし
て、20年後の本学を見据えた目標に向けた Waseda Vision 150の検
討状況や今後の学費の在り方についての本学における検討状況につい
ても紹介したい。
32 学費を通して大学や社会の状況を知る−Waseda Vision 150の取組、その後の展開−
(賛同者:早稲田大学)PRタイム13:43
早稲田大学教務部教務課03-3204-2253
41Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
「学生の居場所づくり」、「きめ細かい学生(学習)支援」、「アクティ
ブラーニング」。
本学では、これらの要素に「ラーニングコモンズ」を加えた新たな取
り組みの実現に向けて、具体的に検討中です。そこでは、学習意欲を刺
激し、学生の主体的な学びを支援すると同時に、「どこでも」学習でき
る仕掛けを提供します。
今回のポスターセッションは、現時点での構想の先にある「こうなっ
たらいいな!」という未来の形を、チームメンバー有志で提案しまし
た。「こうあるべき」という思い込みを捨て、Q-Linksチックな発想に
挑んだ成果をどうぞご覧ください。
33どこでも学習のススメ−多様な学習・教育実践の場への転換を目指して−
(筑紫女学園大学・短期大学部)
筑紫女学園大学・短期大学部 企画室 中原092-925-9623
「学士課程答申」以来、正課教育と正課外活動の有機的な関連が求め
られている。また、学生の将来を鑑みた場合、大学で学んだことを活
用した社会体験を積ませることが大事になってくる。そこで、沖縄国
際大学総合文化学部社会文化学科の学生だけで構成されるサークル
「SmiLife」を事例として、正課教育と正課外活動との融合の一形態を紹
介する。「SmiLfe」の中核的活動は、沖縄県外からの修学旅行生に対す
る平和学習支援であり、沖縄の地域研究を教育目的とする社会文化学
科での学びを、社会的に実践できるサークルである。
34 正課教育と正課外活動の融合:サークル「SmiLife」を事例として
(沖縄国際大学 総合文化学部)PRタイム13:46
沖縄国際大学総合文化学部098-893-2456
42Q-Links STUDIES
島根大学は地元新聞社である山陰中央新報社と2013年6月13日、
包括協力協定を締結した。学生の情報収集や分析、取材を通して文章
力、コミュニケーション能力を高めるため、新聞社の協力で本学での授
業を立ち上げ、同時に課外活動として「学生プレス研究会」が発足した。
学生プレス研究会(通称・プレ研)は学内外の行事、授業などを取材、「島
大新聞」(A3版、2ページ)を月1回発行するほか、島根大学の広報誌「広
報しまだい」(季刊)、山陰地域ソーシャルラーニングセンター(SoLC)
ホームページへの記事掲載などの活動を行っている。その取り組みの
概要を報告する。
35 「学生プレス研究会」の活動について
(賛同者:島根大学 教育開発センター)PRタイム13:49
島根大学教育開発センター0852-32-6627
私たち鹿ナビは、平成24年度にピア・サポート制度がスタートして
以来、学生のみならず教職員の方々に向け様々なサポート・イベント
を行いました。そのモットーは「学生による学生のための学生支援」そ
して「学生と教職員の架け橋へ」!!
今回のポスターセッションでは2年間の活動報告ならびにこれから
の展望を紹介させていただき、鹿ナビの新しい風を感じていただけれ
ばと思っています。
36 学生と教職員の架け橋へ 〜鹿ナビの挑戦〜
(鹿児島大学 ピア・サポート 鹿ナビ)PRタイム13:22
鹿児島大学ピア・サポート 鹿ナビ080-1775-4719
43Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
マンション型・個室寮は、寮生を個人の生活に陥いらせる傾向にあ
ります。本学では、個人的な生活に陥らないように、人間関係の核とな
る寮生サポーターを縦・横(つづれ織り)に配置することで、寮生間の
人間関係の形成をサポートしています。これまでの取り組みと今後の
課題について、発表を行います。
37 マンション型学生寮のコミュニティ形成(寮生サポーターつづれ織り)
(九州大学 学務部学生生活課)PRタイム14:31
九州大学学生生活課寮務係092-802-5991
九州産業大学基礎教育センターでは、2012年の7月より学生支援と
してピアサポートの活動を開始した。ピアサポートとは仲間同士によ
る相互援助のことであり、お互いを尊重できる関係性を構築できるこ
とが特徴である。この活動は、コミュニケーションスキルを身につけ
る「ピアコミュニケーション」講義と、学生に居場所作りが目的である
「ピアルーム」の2つから成り立っている。それぞれには学生スタッフ
が常駐し、ピアサポートを利用する学生と同じ目線にたち援助を行う。
クラスルームの意味合いを持つ「ピアルーム」では、スタッフ・メンバー
間に「仲間意識」が構築されともに成長できる環境となっている。
38 ピアサポート〜学生相互支援を通しての居場所&仲間づくり〜
(九州産業大学)PRタイム14:34
九州産業大学基礎教育センター 鬼塚先生092-673-5470
44Q-Links STUDIES
香蘭女子短期大学では、本年度教職員有志によって『香蘭活性化プロ
ジェクト』が始動した。このプロジェクトの目的は、教職員の垣根を越
えた柔軟な連携によって、香蘭の活性化および学生サービスの視点に
立った多様なプロジェクトを発信・実践し続けることである。本年度
は、自らのアイデアを誰でも何でも気軽に発信できる仕組みづくりと、
教職員一人一人が実践力を磨く機会の提供を目指して、①香蘭活性化
プロジェクトメンバーを中心とする学生サービスの取り組み、②FD委
員会との連携による『全学教職員研修会』をコアにした取り組みを二本
柱として、複数のプロジェクトが進行中である。ここではその活動の
一部を紹介する。
39香蘭教職員活性化プロジェクト!
(香蘭女子短期大学)
香蘭女子短期大学092-581-1538
崇城大学では、教職員の横断的で密接な連携に基づく徹底したマン
ツーマン型指導により「豊かな人間力と本物の実践力を有する人材育
成」を目指すため、平成23年度より崇城大学教育刷新プロジェクト
(SEIP)を実施している。本プロジェクト内プログラムの遂行または検
証作業を行うにあたり、既存のICT環境を活用した複数の事例につい
て紹介する。
40 崇城大学教育刷新プロジェクト 検証におけるICT環境活用
(崇城大学)PRタイム14:37
崇城大学工学部総合教育(大嶋康裕)096-326-3652
45Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
島根大学では、今年度から「学びのセルフプロデュース」と総称され
る、多種多様なプログラムを学生のニーズとやる気に即した形で、学生
自身が自らの学びをデザインする新たな個別カリキュラム制度を構築
した。
学務課では、そのマネジメントを行っているほか、学修を成功に導く
プログラムを選択する上で細やかなコンサルテーションを行っていく
「学修コンシェルジュ」も設置し、支援体制も整えている。
プログラムの構築、実施、学生登録受付、サポートなど、それぞれの
段階で関わる教員・職員が有機的に連携し、PDCAを効果的に回すこ
とで、学生のニーズに迅速に対応できる教職協働の新しい形を探求す
る上での成果や課題を紹介する。
41学生の多様な学びを支える教職協働の新しい形
(賛同者:島根大学 教育・学生支援部学務課)
島根大学教育・学生支援部学務課(担当:宮脇)0852-32-6053
Q-wea(きゅーうぃ)とは、九州・沖縄地区で男女共同参画推進や女
性研究者支援関連事業に携わる大学等のゆるやかなネットワークで、
平成25年9月現在11大学が参加しています。Q-weaでは、各大学の
事業担当教職員による学習会やビデオ会議の開催などを通じた密接な
交流を活動のベースにおき、女性研究者支援や働きやすい環境づくりに
関する意見・情報交換を行っています。また、持ち回りによる年1回の
シンポジウム開催や広報紙発行などによる情報発信も進めています。
事業に携わる人々が所属や立場を越えて自由に意見・情報を交換でき
る場づくりとともに、連携による相乗効果、波及効果を目指して、進化
し深化するQ-weaの活動を紹介します。
42Q-weaだからできること −大学間連携で進化し深化する女性研究者支援−
(九州・沖縄アイランド女性研究者支援ネットワーク(Q-wea))
九州大学女性研究者キャリア開発センター092-642-7233【箱崎地区内線(99-)7233】
46Q-Links STUDIES
図書館学習サポーター "Cuter"は活動2年目に入り、メンバーが増え、
活動を行うキャンパスも追加されるなどその活躍の幅を広げている。
主な活動内容は、前年に引き続き図書館内での学習相談、新入生向け図
書館活用セミナーの講師補助、自身の専門知識を生かした分野別調べ
方案内の作成に加えて、新たに留学生へのサービス向上を目指した調
査の実施など、よりよい図書館となるよう各々が考えて活動を行って
いる。また現在は、来年度の全学的なカリキュラム変更への対応や、各
館Cuterの強みを生かし独自色を出すための新たな企画および行動指
針を作成しているところである。日々活躍の場を広げるCuterの活動
を報告し、今後の方向性について紹介する。
43 九州大学図書館学習サポーター "Cuter"のいま、これから
(九州大学 附属図書館Cute.Supporters)PRタイム14:40
九州大学附属図書館092-642-2336
「アンケートは、たくさんやっているのだけれど、改善に結びついて
いる実感がない」「時間のむだ」との声が、繰り返し、学生調査の自由記
述欄に書かれてきます。耳の痛い話です。協力してくれた学生の労力
を無駄にしないためにも、なんとかしなければいけないと思います。
「大学で学びたいこと、学ばせたいこと」をテーマとした今年度の福
島大学のFD合宿は、このような課題意識の下、学生調査を改善案の創
出へと結びつけるための試行錯誤の場となりました。当日の発表では、
実際の学生調査の結果とともに、調査結果の情報提供を受けて、学生・
職員・教員の三者がゆっくり話し合って考えだしたアイディアの数々
を、ご紹介したいと思います。
44大学で学びたいこと、学ばせたいこと−FD合宿を通じた「調査」と「改善」の連動の試み−
(賛同者:福島大学)
福島大学総合教育研究センター02-4548-5223
47Q-Links STUDIES
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conference2013
(Q-
Links活動報告会)
2007年の大学設置基準等の一部改正に伴うFDの義務化を受け、本
学においても、2008年度より組織としての教育力向上を目指す全学規
模でのFD研修が開始された。2013年度FD研修を企画するに当たり、
それまでの研修のあり方を振りかえる目的で、昨年、教員全員を対象に
「FDに関する意識調査」を実施し、従来の受動的な研修スタイルを一変
した教員の主体的・積極的参加によるFD研修を実施するべく、プロジェ
クトチームを中心とするFD研修の企画・実施に至った。
本報告では、2012年度より準備を開始し、今年度その実施に至った
ボトムアップでのFDの取り組みの経緯と実際を紹介するとともに、そ
の成果を明らかにする。
45 実践報告 〜ボトムアップで取り組んだ2013年度FD研修の成果〜
(西南女学院大学・大学短期大学部)PRタイム13:01
西南女学院大学・大学短期大学部093-583-5246
本学では、現在、教育理念「産学一致」「人間力の育成」「社会・地域
貢献」に直結するカリキュラム改革を教職員が一致団結して強力に推進
している。教育理念の実現性を飛躍的に高め、就職後に地域や産業界
で活躍できる人材を適切に輩出しようとするために不可欠なアクティ
ブラーニング教育を授業内外で実践し、そのために必要となる教員の
研修体制の構築を目的とする事業を複合的に実施している。今回のポ
スター発表では、近年に実施した全学的FD研修会の推進状況と成果を
ご紹介する。これらの内容は、全教職員が把握しており、いつでも参照
して教育活動に活用できるよう、学内LANで全データを共有している。
46 全学的FD研修の推進と成果
(日本文理大学)PRタイム14:43
日本文理大学 人間力育成センター(吉村 充功)/ FD委員会(近藤 正一)/教務担当(釘宮 啓) 097-524-2611(吉村 充功)/097-524-2629(近藤 正一)/097-524-2704(釘宮 啓)
48Q-Links STUDIES
人間環境学府で行っている教育の質向上支援プログラム(平成21年
〜)の活動報告です。人間環境学府の特徴である学際性をより発展させ
るため、六つの専攻の若手教員からなる学際研究・教育コーディネー
タ制度が導入されました。コーディネータは学内外の学際的活動を調
査し、それに基づいて様々な活動を行いました。多分野連携プログラ
ムの立ち上げ、マンスリー学際サロンの実施、二度の学際シンポジウム
開催、冊子「人間環境学リファレンス」の作成、翻訳書『学際研究』の出
版などです。多分野連携プログラムが授業科目「学際連携研究法」へと
発展し、『学際研究』が授業科目「学際研究論」のテキストとなるなど、
活動は実を結びつつあります。
47学際連携教育の展開 −コーディネータ制度の導入とその活動−
(九州大学 大学院人間環境学府)
九州大学人間環境学府学際企画室092-642-3147
今年度の宮崎公立大学FD部会は、授業の指導方針や内容、教授法等
の共有と充実を図ることを目的とした「教員相互の授業参観」を企画し
ました。この「教員相互の授業参観」の特徴は、1カ月間にわたり全教
員が授業を公開し、相互に参観する点にあります。
今回のカンファレンスでは、その翌週にいよいよ始動する未知の企
画について、実施に至った経緯や具体的な取り組み方法等の構想を打
ち上げさせていただきます。より充実した授業参観に向けて、カンファ
レンス参加大学さんによる事例の共有やアドバイスを頂戴できますと
幸いです。
48ご意見ください! 〜宮崎公立大学の「教員相互の授業参観」という未知への挑戦〜
(宮崎公立大学)
宮崎公立大学FD部会0985-20-2000
49Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
福岡教育大学では、平成22年度より「スタッフ・ディベロップメン
ト(SD)推進事業」と称した、事務職員の資質能力向上を図るための事
業を実施している。
本事業は、事務職員が企画立案したSDに関する事業を厳正なる審査
の上で予算を与え実施する内容となっており、これまでに様々な事業
が実施されている。
そこで、本事業の制度及びこれまでに実施した事業を紹介すると共
に、本事業の特徴である事務職員が企画立案するというボトムアップ
型のSDの長所および課題について報告する。
49 ボトムアップ型SDにおける長所と課題 〜福岡教育大学「スタッフ・ディベロップメント推進事業」をとおして〜
(福岡教育大学)PRタイム14:46
福岡教育大学教育支援課0940-35-1331
私達は、平成24年に大学支援による職員有志企画として活動を始めま
した。今年度は、昨年度の塾生が1年を通して得た知識や経験を活かし
て企画した「大学職員のキャリアデザイン」と「外部からみた岡山大学」と
いう二本のテーマのもと活動しています。主な活動内容は、若手職員に
はない多様な視点をもった学内外の講師を招いての講演・ワークショッ
プを中心として、塾生によるプレゼン・ディスカッション・各回に向け
ての自主勉強会等です。
まだまだスタートしたばかりの私達ですが、塾を通してどんな気付き
を得たのか、これからの課題とは等、一生懸命発表させていただきます!
“ぼっけぇおもれんじゃけん、岡大んブースに来てみられぇ!!”
50 ぼっけぇおもれぇでぇ!岡山大学若手職員塾
(賛同者:岡山大学 若手職員塾)PRタイム14:49
岡山大学施設企画部086-251-7144
50Q-Links STUDIES
Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education
ポスターセッション PR タイム 13:00 〜 15:00
ポスターセッションPRタイムは、「もっと沢山のポスター
を見たい」という多くの方から寄せられたご要望に基づき、
Q-conference2012からスタートした新たな企画です。ポ
スターセッション会場内に設けられた「PRタイム発表ブー
ス」において、事前に希望した30組の発表者から3分ずつ
PRを行っていただきました。一人で聴衆に語りかけるオー
ソドックスな演説スタイルからBGMを活用し情報TV番組
のアピールタイムのようにグループで語りかけるものなど、
個性豊かな自由なスタイルでのPRとなりました。このポ
スターセッションPRタイムは、聴衆の方に、多くのポスター
発表の内容を短い時間で一度に知ることができる機会を提供するために企画したものですが、PR発表者の方から「自
分のポスターの発表内容を改めて整理できて良かった。」との声もいただきました。
Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education
シエスタ(休憩) 15:00 〜 15:30
ポスターセッションの熱気が一山超えた頃、「シエスタ」と銘打った休憩時間となりました。会場校である九州大学
から差し入れされたのは、伊都キャンパス内にも店舗のある「石窯パン工房 童夢の森」さんの特製Qちゃんパンです。
もちもちとした生地に味はイチゴジャムとブルーベリージャムの2種類が用意されており、有志から成るシエスタ隊
がパンと飲み物を手際よく全員に配っていきました。参加者だけでなく、発表者も、スタッフも一斉に手を休め、おや
つを片手に和やかに語り合ううちに、あっという間にシエスタの時間は過ぎていきました。
51Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education
企画セッション 16:30 〜 18:00
「誰が大学教育を改善するのか」というテーマのもと、企画セッションは展開されました。Q-conference2013の題
目に記された<NEXT!>には、臆せず試行錯誤する勇気を持って前へ踏み出し、大学教育をバージョンアップしよう
といった意味が込められていました。続くサブタイトル<私たちは変われているのか?>は、大学教育改善と格闘す
る個人へ向けられた問いかけです。当事者となって行動を起こそうとすれば、棚上げせず(他人まかせにせず)に課題
と向き合ったり、その課題へ何らかの影響を及ぼしているかもしれない自身にさえ気づいたりすることが求められる
でしょう。カンファレンスの題目をセッション参加者の皆さんが主役となって深める(試行錯誤の意味を捉え返す)場
づくりに、企画セッションは取り組んだのです。コンセプトは、主体を発見する機会づくり。
このコンセプトを具現する方略として、「ワールドカフェ」という対話プロセスが採用されました。それは、参加者
が互恵的な関係のもとで質の高い対話を楽しみ、創造的な時間と空間を過ごそうとするものです。
インビテーションカードを受付で渡された参加者は、会場内のテーブルに散らばって着席していきます。プログラ
ム冒頭でのスタートアップ(導入)が終わると、Lecturerである川島啓二氏から『大学教育改革のスペクトラム』と題
する話題提供へ。これは、コモングラウンドづくり(課題背景や現状認識の共通理解、大きな齟齬の解消など)という
段階です。その後は、『大学教育が展開されている場<所・面>は?』、『では、誰<何>がそれを改善<しようと>し
ているのだろうか?』という問いかけを契機に、参加者による対話(dialogue)のラウンドが続けられました。テーブ
ルホッピングが加わることで、テーブルに広げられた模造紙に描かれるメモやイラスト、記号はカラフルさを増して
いきます。Facilitatorは、田中岳氏と小菜辰郎氏。
最後のラップアップ(まとめ)を受けて、ハーベスト(収穫)で締め括り。会場前に掲げられた模造紙には、参加者か
らの知恵やアイディア、学びや感想、決意や想いが貼られていきました。大学教育改善と向き合う意味を発見するプ
ロセス(World Cafe Communityによる試行錯誤)は、Q-Linksが目指すビジョンの可視化にもつながるものでした。
参加者数・・・・・・・・・・・・・・・ 82名(17テーブル)
Facilitator・・・・・・・・・・・・・ 田中 岳(九州大学基幹教育院/Q-Links事務局)
co-Facilitator・・・・・・・・・・ 小菜 辰郎(福岡教育大学教育支援課)
Lecturer・・・・・・・・・・・・・・・ 川島 啓二(国立教育政策研究所高等教育研究部)
set up・・・・・・・・・・・・・・・・・ 井手添 彰(九州大学学務企画課)他Q-Links事務局
52Q-Links STUDIES
●当日のタイムライン
10:30 − 13:00 Q-conference 受付:「企画セッション参加整理券」を発行
16:15 − 16:30
ポスターセッション会場から移動
企画セッション受付:整理券と引換えに「セッション案内(開始までに読んで行って欲しいことリスト)カード(簡単なプログラム紹介、ground rule、着席テーブルでの自己紹介、手荷物置き場など)」を発行▽会場には BGM
16:30 − 16:35 着席確認
Opening
理解する16:35 − 16:45 スタートアップ:GRIP 等の説明、チェックイン
16:45 − 17:05 コモングラウンド:Lecturer(川島啓二氏)話題提供
17:05 − 17:17
ラウンド 1 :Dialogue『大学教育が展開されている場<所・面>は ?』
World Cafe
Community
共感する
場所・場面とは“where & when”であり、どうしてそう思ったのか“why”(理由)とあわせてアイディアを披露▽テーブル模造紙に落書き
17:17 − 17:21 テーブルホッピング 1:ホストを予め決めて、該当者が移動
17:21− 17:33
ラウンド 2 :Dialogue『では、誰<何>がそれを改善<しようと>しているのだろうか ?』
ホストがラウンド 1 の様子を紹介▽誰・何とは“who & what”であり、どうしてそう思ったのか“why”(理由)とあわせてアイディアを披露▽テーブル模造紙のラウンド 1 落書きに加え・補う
17:33 − 17:35 テーブルホッピング 2:ホストが残るラウンド 1 のテーブルへ戻る
17:35 − 17:41 ラウンド 3 :Dialogue『アイディアを(学びや感想なども)収穫しよう』
Harvest
収穫する
17:41− 17:46 コメント:Lecturer(川島啓二氏)コメント
17:46 − 17:50 ラップアップ:簡潔なまとめ、ポスティングの案内
17:50 − 18:00
ポスト:学びや感想、アイディアなどを 1 カ所に集め披露し合う
会場前にあるハーベスト用の模造紙に、各自が自身のアイディア(学びや感想などで良い)を書いたカード(ポストイット)を貼る▽この模造紙は、情報交換会会場へ▽各テーブルの模造紙も集めて情報交換会会場へ
53Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
●参加者の声
FD・SDの研修において従来からよくあった教員と職員の対話に、教育の対象であり学習の主体である学生の意見
が加わることにより、新たな知見が見出せました。また、ある程度議論した後のテーブルホッピングにより、全く異
なる視点に触れることができ、参加者一同、1つステップアップできたような気がします。そのような意味で、大学
教育の主要なファクターである3者がそれぞれの立場から発言し合うワールドカフェは、相互理解の点からもFD・
SDにおいて有効活用できると思います。ただ、私の座ったテーブルだけかもしれませんが、年長の教職員の勢いに
押されて学生が少し遠慮気味だったのが気になりました。学生には、事前に少し準備させてあげた方が良かったの
かなという気がしています。【私立大・職員】
ワールドカフェ形式のセッションは、個人的には初めての経験でもあり、大変新鮮でした。私自身はホストを担当
したため、同一のテーブルに座り続けることになりましたが、「メンバーが替わると視点も変わる」という状況を
目の当たりにすることができました。また、教育改革をテーマに学生の皆さんとテーブルを囲んで話をすることも、
普段はなかなかできない貴重な経験でした。他方で、学生・教員・職員の三者がそれぞれ異なるバックグラウンド
を背負って発言しているために、対話に難しさを感じる場面もしばしばありました。(もちろん、コモングラウンド
を作るパートもありましたが…)このような状況は、大学における対話の難しさの縮図であるようにも思われました。
簡単なことではないからこそ、対話しようとする意思・姿勢を持ち続けることの意義を考えさせられたセッション
でした。【私立大・教員】
対話を行う上で、一体感を持てる場を用意すること、参加者が主体的に意見を述べる気持ちになれることはとても
大切なことだと分かっていてもなかなかそれを実現することはむずかしいものです。それを教員・学生・職員といっ
た複雑なバランスの上に成り立っている大学関係者を中心としたFD/SDにおいて実践することはなおのことです。
そういった意味で自分の意見が尊重されるという前提の下、相手と自分の意見を交換し新しい考えを生み出してい
くワールドカフェというかたちはひとつの解決方法だなと今回改めて気付きを得ました。今後、参加者それぞれに
とってリラックスできる環境や置かれている背景というものにさらに配慮できれば、大いなる成果を生みだしそうな、
そんな予感を覚えました。【国立大・職員】
「大学教育」をテーマとしたワールドカフェは、はじめての体験でした。普段から考えているつもりでも、いざ「ど
こで」「だれが」と考えてみると、見落としている点、頭が固くなっている点があるのだなと、所属や立場を交えて
の対話から、改めて気づかされました(あと、トーキングオブジェクトを持って話すことや、他の人の書きとめたア
イディアに落書きのように自分の考えを重ねる非日常な体験が、純粋に楽しかったです)。特に、良い仕掛けだなと
思ったのが、1)レクチャー、2)対話、3)ハーベストの流れです。 新しい知識を得たうえで、それをもとに話し合
い、最後に対話から得たものを書きだす(収穫する)ことで、話しっぱなし、聞きっぱなしではない、自分なりの発見
を形にすることができたように思います。自大学のFD・SD活動でも、ぜひ取り入れてみたいです。【国立大・教員】
54Q-Links STUDIES
Kyushu Learning Improvement Network for Staff Members in Higher Education
クロージングセッション 18:00 〜 18:30
企画セッションに引き続き、岡山大学若手職員塾のお二人(内藤氏、松本氏)による司会のもと、クロージングセッ
ションが行われました。Q-conference2013を振り返って、「ポスターセッションPRタイム(沖縄国際大学学生 濱
里氏)」、「ポスターセッション(九州国際大学 楢原氏)」、「企画セッション(宮崎公立大学 田辺氏)」について、それ
ぞれ報告をいただきました。当日の来賓である文部科学省の安部田康弘氏からのご挨拶の後、Q-Links事務局より、
Q-Linksの今後の活動について説明がありました。閉会にあたって、Q-Links運営校である九州大学の丸野俊一理事・
副学長からご挨拶をいただきました。最後にQ-conference恒例の全参加者による集合写真の撮影が行われ、参加者
には充実した表情が見られました。
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情報交換会 18:45 〜
55Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
質問1 今回のQ-conference2013の全体を通しての満足度をお答えください。
※( )は実数
※参加者234名に対し67名の方から回答をいただきました。
質問2 自大学内で活用できそうな知見やアイデアは得られましたか。それはどの企画で得られましたか。
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アンケート
やや満足27%(18)
とても満足72%(48)
無回答1%(1)
●情報発信
●学生の主体的な活動
●学生が大学教育を感じる場として1人でレポートを書いているとき、みんなでdiscussionをしているとき、という対照的なアイディアがあがったこと。
●実習に行かせる時の学生の心理状態の対応のやり方。
ポスターセッション
企画セッション
ポスターセッションPRタイム
シエスタ
特に得られなかった
無回答
その他
0 20 40 6010 30 50 (人)
51
34
5
5
2
1
0
56Q-Links STUDIES
●多数の特色ある取組に触れることができた。
●正課外の日本語教育プロジェクト
●「なぜ、満足度は改善されたのか」
●教育−学習の関係、変化−改善・改悪の関係。
●学生に多くの“経験”をさせることとその効果。学生間交流による学生の成長と学びの機会の提供。学生のために何ができるかを考えている教員・職員の熱い想いに触れ、自分も頑張らなくてはと感じました。
●ポスターセッションでは、様々な大学でのヒントとなり得る発表が多く、過去のconferenceに比べ、他大学さんの話を深く聞けるものとなっていた。→質の向上!企画セッションでは、原点回帰的な問いを設定いただき、大学で働く者として必要な根本・心根を見つめ直すことが出来た。
●GP評価アセスメント開発
●SD評価アセスメント開発
●大学のポジショニング・戦略の必要性
●学生が主体的に動いている取り組みが多数あり、今後そのような取り組みを積極的に支援していきたいと思った。また、自大学の取り組みについて知れてよかった。
●図書館における学生サポート
●大学教育について
●同じ立場で同じ悩みをお持ちの方と話すことができて、有意義でした。
●丸野先生の言葉に今年も勇気をいただきました。ありがとうございました。
●peer supportの取り組みがすばらしいと思いました。
●ピアサポート、SDの起動。
●プロジェクト学習型キャリアプログラム
●マナー講座
●日本語力とコミュ力の統合。
●FDの取り組み。
●枠の外へ発進する。大学は「学び」の場。教員・職員・学生が学んでアイディアを出す!
●ワールド・カフェ
●ポスターセッション(学内でも真似をするとすれば、各部局ごとでポスターを出して発表するなどしたらおもしろそうです。学内のことを知る機会にもなりそう。)
●教員がブレインストーミングを行うことの有用性に気付いたこと。
●九州産業大学の美術館を利用した教育プログラムはユニークでした。
●Google Appsの活用方法など。
●ワールド・カフェを実現したいと思いました。
57Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
●“どのように教育を改善していくか”というお題で、「改善していくのではなく、外部の力で変わっていくことも多い。」、「授業アンケートのまとめを教員と学生が共に行う。」など、とても興味深い意見がありました。
●ワールド・カフェのやり方などは学内勉強会にて参考にいたします。休憩の取り方はとても良かったです。頭の中を一度整理できました。
●大学教育→いつでも・どこでも・だれでも変えられる。
●学生と教員の感じたことの埋め合わせをするために、評価アンケートをとること。
●ピアサポート、新入生サポート制度など学生サポート体制。
●SD…岡山大学若手職員塾は刺激的でした。
●FDの取り組み。
●ピアサポート
●大学の組織について、など。
●他大学との教職員交流(東部三大学連携事業の内容として)。
●基礎ゼミナールからのPBL教育(チャレンジ)。
●教育の問題課題(FD)の多様性がよく見えました。
●教職連動の問題課題がよく見えました。
●他大学の例や今後の予定など。
●学生さんと一緒に大学での学びについて考えられたことで、新しい大学像が得られました。内容はひみつ。
●教員同士の授業参観。
●Q-Linksの方のパワーポイントはすばらしい。あんなパワポがつくれれば、本学でもやってみたい。
●グループワークの場づくりはやはりすばらしい。
●みんなアクティブ・ラーナーでした。
●FD研修のあり方。
●他大学のFD・SDの状況、取り組みを知ることができました。知見やアイディアだけでなく「やる気」や「モチベーション」を得ることができました。
●大学改善について改めて考えさせられた。
質問3 今回のテーマは「Trial&Error for NEXT!-私たちは変われているのか?-」でした。Q-conference2013を通して、テーマについて感じたことを自由にご記入ください。
●「変われている」けれど、それで満足してはいけないと思った。
●多くの人がいるから大学は運営できていること。自分から行動しようと思いました。
●NEXTをMEXTに変えるとおもしろいですね。
●Trialの大切さ。
58Q-Links STUDIES
●OK
●日々進化しなくてはならない。(これは本当に難しい。)
●自分の「変化」を見直すきっかけとなった。
●まず“自分自身が変われているのか”どうかを意識したことがなかったので、大変気付きの多い一日となった。企画セッションでも話にのぼりましたが、“自分が何を持ち帰れるのか”を真剣に考えて、週明けからの業務に臨みたいと思います。
●2011年以来2度目の参加でしたが、圧倒的に充実度が増していることを強く感じた。あとは、私個人ではなく所属大学全体として今日の学びを浸透させる方法を自問・実践していきたい。
●企画セッションを通して、誰が大学を変えるのかについて考えさせられた。
●今回の会議を通して変わるきっかけになるのではないかと思います。
●やはり違う人と接することは大切だと思いました。モチベーションの高い人と接することができ、良かったです。
●大学教育、学びとは何かという原点に戻ることを考えることができたテーマだった。
●変われたこととこれからのところがあるなあと改めて感じました。
●他大学のTrial&Errorについて聞けてよかったです。
●「変わらねば」と想う人の力。
●SD事業に取り組むことに必死で、変われているかどうかについて検討できていなかったなと感じた。
●変われているのかという問いを自分自身に問いかけ続けることこそ変われる一歩ではないかと思いました。
●参加したからこそ、変われたんだと実感できた。また、他大学の様々な取り組みが聞くことができ、参考になった。
●今回ポスターセッションをさせて頂いて、大人の方々に説明するということで、緊張してうまく説明できたかは分からないのですが、この企画を通して、説明の仕方だったり、言葉の大切さというのを学べたと思います。
●本当に私たちは変われているのか。
●変わるにはどうしたらよいかを、継続して考え、議論していくことが大事だと思う。
●補助金終了後の運営は厳しいと思いますが、ここからが真価が問われるところです。賛同者として支援していますので、宜しくお願いします。
●私は、3年連続参加してきましたが、自分自身がこの3年間、大学教員として少しですが、成長できていると感じています。
●2Lのルールで話し合い、Trial&Errorを継続すればきっと変われると感じました。
●大きく変わるのは難しいと思いました。
●試行錯誤で良いんだ、と少し安心しました。でも、これから自らで考え、Trial&Errorを続けて行かねばと思いました。
●改めてテーマを自分に問うことで様々なことを再確認できたのではないか。
●Q-conferenceを通して、毎年様々な方が集まり、互いの取り組みを発表しあうことにより、お互いに感じ方、考え方が影響を受けている。「私たちは変われている」と思う。
●1つのコミュニティ(学生・教員・職員)だけでなく、全てが協力し合うことが重要。
●教職員の方々から企画セッションなどで話して考え方など違いを色々学ぶことができた。
59Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
●私たちが変われた成果を来年度以降におひろめしたいと思います。
●他大学の様々な取り組みを知れて、少しずつでも取り入れていけるようにしたい。意識が変わった。
●時代の変化により、変わらざるを得ないと感じている。
●変わろう、変えようというアクションがなかったのではないかと思います。
●賛同する方、参加を通じて仲間を増やすのが遠いようで近いように思います。
●変われているのか⇒変わっていっている。
●Trial&Error for MEXT っていうギャグは誰か言いましたよね?
●日々、自分は進歩しているのか考えさせられている。
●変わりたいなら変わろう!!という自発的な気持ちを持ち続けたい。
●いろんな意見を聞きましたが、今いる自分に疑問を持ち、人の意見や社会の流れに“聞く耳”を持って、改善していくことが大切だと思いました。
●各大学が変わろうとしていることを体感することができました。他の大学に負けないように、新たな活動を展開していきたい。
●学生の視点から見て、なかなか触れないことが多くて、すごくいい機会になりました。ポスターセッションは“説明”することの難しさを実感し、今後に活かしていきたいと思いました。
質問4 今後、Q-Linksのどの活動に参加してみたいと思いますか。(複数可)
質問5Q-conference2013に対するコメントをお願いします。(全体を通しての感想、特に印象深かった企画やその理由、改善点、今後取り上げて欲しいテーマ、今後の企画や活動への期待、学内でQ-Linksを薦めたい相手…などなど)
●先生や職員さんとお話しできてよかったです。学校に戻って、友達にこのことを話したいです。
●自分のポスターの前にいながらPRタイムを見られるといいと思います。
●最後に来ることが出来て、参加することが出来て良かった。
●素晴らしい企画でした。これからもよろしくお願いします。
●ワールド・カフェ、あらためて効果も含めて実感できた。
●今回は、自大学の発表を行ったので、より得るものも多かったように思う。
Q-conference2014
Q-place(学習・交流会)
Q-Lab(教職協働型研修)
Q-caravan(賛同校訪問)
無回答
その他
0 20 40 6010 30 50 (人)
52
33
27
14
3
1
60Q-Links STUDIES
●ぜひ、継続を!
●初めての参加でしたが、本当に刺激の大きい一日でした。大学を取り巻く環境が厳しさを増す中、必死に頑張っておられる方々が多いことに気付くことができました。学生が大学の主役であることには変わりがない為、“学生”がハッピーになるためにできることを一つずつ着実にやっていきたい。
●質問4の通りです。本当はPRタイムも見たかったのですが、ポスターの量が充実しており、ポスター巡りを優先してしまいました。時間が別になっているといいかも?(ランチセッションの余興的に行うとか)企画セッションは参加型が良いですね。次回も期待します。
●制度が変動している中で、もう少しゆっくり「職員に求められる力」「大学とは?」の議論がしたかったです!(関係者の意識を知るうえで。)
●ランチセッションで他大学の方と交流できて良かった。
●スタッフみなさんの準備が行き届いていたと思います。ありがとうございました。
●最初の立ち上がりからもう5年なのかというのが正直な気持ちです。学びの場として、今後も大切にしたいと思います。
●ワールド・カフエが楽しかったです。特に学生、職員、教員とそれぞれの立場の人のお話が聞けてよかったです。
●企画→本日までスタッフの方々本当にお疲れ様でした。
●各大学の新しい取り組み(学生支援・学習支援・仲間づくり)
●普段お会いする機会のない人と話をし、アドバイスをいただいたり本当にいい時間を過ごすことができました。
●企画セッションにて、自分の意見を上手に言えなかったのが悔しいです。これから大人になるにつれて、自分の考えをきちんと持ち、それを他の人に上手に伝えられる人になりたいと感じました。
●体験してみないと分からないこと、体験したからこそ分かること、いろんな収穫がありました。来て本当に良かったです。ありがとうございました。
●ワールド・カフェは大変おもしろく有意義だったが、時間が短かったのが残念でした。
●ワールド・カフェは参加者に新鮮だったと思います。自大学でもやってみようと思ったのではないでしょうか。
●企画セッションのワールド・カフェ、やはりテーブルごとに視点が異なることが分かり興味深かったです。
●企画セッションでの話題提供によるワールド・カフェが刺激的でした。ファシリテータによる進行も含めて、参考になりました。特に、この手法を会議や授業に組み込みたいと思いました。
●企画セッションでいろんな意見が聞けて良かったです。
●シエスタは、良いクールダウンの機会となりました。発表者の方には大変かもしれませんが、もっとポスターセッションの時間を長く頂きたかったです。時間があっという間なくらいに楽しめました。
●様々な大学の多様な取り組みを知ることができて本当におもしろかった。
●テーマセッション、非常に楽しかったです。
●他大学のポスターセッションを見てそれぞれの大学での特徴があると感じた。
●ポスターセッションで九州外からの参加校も多く、意識も高いので大いに参考になりました。
●教員の参加が少ない。ここが変わっていかないと大学の体質改善ができたとは言えないでしょう。
●ポスターセッションの時間が長いと感じました。
61Q-Links STUDIES
Q-
conference2013
(Q-
Links活動報告会)
●ポスターセッションのPRタイムのアイディアはよかった。
●ワールド・カフェは今後も続けられた方がよいと思います。
●企画セッションはもっと長くてもよかった。ポスターセッション長くてつらかった。
●細かなところまでありがとうございました。
●SD担当部署の人事課の職員にも企画に参加してほしい。
●企画セッションがおもしろかった。ポスターセッションはもう少し短くてもいいと感じた。
●ポスター発表の内容も良かったですが、大学を変えようとしている教職員、学生と話をする機会を得ることができてよかったです。昨年と違い、企画セッションでワールド・カフェを導入したことで企画セッションに参加した感が強かったです。補助金がなくなりますが、活動が活発になることを望みます。Q-Linksのカンファレンスについては、教職員や学生に参加を薦めたいと思います。
●どのような活動をしているかなど、色々な事を知ることができて、今後どのようにポスターを作成したらいいかや、どのように説明すれば相手に伝わりやすいかなど、自分自身のいい成長の場になったと思います。
質問6 今回のQ-conference2013の情報は、何から得ましたか。
1.Q-Links事務局からの案内 33票
2.Q-Linksのホームページ 9票
3.ポスター 0票
4.チラシ 2票
5.所属機関の広報(広報紙、ホームページ等) 5票
6.知人からの紹介 17票
7.その他 7票
8.無回答 2票
(その他) ・職員の方、大学の先生 ・Q-caravan ・事務局担当教員の紹介 ・教授からの紹介 ・顧問からの紹介 ・顧問からの依頼 ・大学からの案内
質問7 最後に、あなたのご所属等についてお答えください。
■所属(機関) ■職種
※( )は実数 ※( )は実数
その他4%(3)
無回答2%(1)
九州・沖縄以外の大学・短大10%(7)
賛同校以外の九州・沖縄の大学・短大5%(3)
賛同者15%(10)
賛同校(運営校)64%(43)
その他2%(1)
教員22%(15)
職員63%(42)
学生13%(9)
62Q-Links STUDIES
■所属機関での役割
質問 ポスターセッションで特に印象に残った発表パネルを一つお答えください。
【得票数上位パネル】※五十音順
・岡山大学 若手職員塾「ぼっけぇおもれぇでぇ!岡山大学若手職員塾」
・沖縄国際大学「正課教育と正課外活動の融合:サークル「SmiLife」を事例として」
・鹿児島大学 ピア・サポート 鹿ナビ「学生と教職員の架け橋へ 〜鹿ナビの挑戦〜」
・宮崎公立大学「ご意見ください!〜宮崎公立大学の「教員相互の授業参観」という未知への挑戦〜」
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
18
30
42
4
FD担当者
SD担当者
学長・学部長等
その他
無回答
(人)
私がQ-Linksと出会ったのは、2011年7月のQ-Lab第1回ODプロジェクトでした。Q-Links初参加の私は元来のあが
り症に加えて、その時のテーマが「コンフリクト」だったせいか、極度に身構えていたように思います。しかし、一歩、会場
に足を踏み入れたとたん、「しつらい」「よそおい」「もてなし」が整った非日常の世界にアッという間に引き込まれてしま
いました。万全を期した準備と心地良く演出された場は、共通のルールに守られていて、初めて参加した私でも安心してす
ぐに打ち解けられるものでした。
その一方で、身内だけに通じる甘えや馴れ合いの無い緊張感に満ちた空気も感じました。初めて出会った人を気遣うよう
に、旧知の友人や毎日顔を会わせている同僚に対しても、なおざりな態度を許さない心地よい緊張感です。京女の私は、そ
こに「一見さんお断り」に通じるものを感じました。いつかQ-Linksのご贔屓さんになれるよう通い続けたいと思っています。
C O L U M N◆ Q-Linksで味わった安心と緊張 ◆山﨑 その(京都外国語大学 総合企画室参事)