戦前日本資本主義の貿易構成の変化について...一論 文- 二四二...
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一論
文-
二四二
戦前日本資本主義の貿易構成の変化について
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筆者はかつて、 「昭和初期・体制的危機の一側面」なる拙論において、生糸輸出の崩落過程を分析し、それが日本
資本主義の全機構の体制的危機の、重要な基礎的要因であることを論じた。しかし、そのさい、日本資本主義の構造
そのもの、とくに、その反映であると同時にそれを規定する貿易の全構成、およびそのなかにおける生糸輸出の位置
については、一のシェーマが前提されるにとどまった。
その前提された貿易に関するシェーマとは何か。それは、低賃銀一低コストが輸出を増大させ、輸出産業の高成長
をもたらすというようなものではない。また、地主制下の日本農業に規定された低所得.低賃銀が国内市場を狭隘な
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らしめ、その結果、輸出が増大せしめられるというものでもない。 これらは、 いずれも、輸入との関連をみていな
い。さらに、 「大陸市場への二重の依存(朝鮮・中国にたいする棉布・棉糸の輸出、米・棉花の輸入)」 「欧米市場にたい
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する二重の依存(絹糸・絹布の欧米輸出、機械・鉄等の輸入)」、つまり「二方面への二重の依存」や、第一環節対米貿易U
後進国型、第二環節対東南アジア貿易H帝国主義型・後進国型、第三環節対満洲・中国貿易U帝国主義型という三環
ハづレ
節論でもない。それらは、それぞれの環節を特徴づけるに急で、日本資本主義の構造との相互規定関係の解析が不充
分である。
筆者の前提したシェーマは、」つぎの一文に基礎づけられていた。 「繊維・織物の輸出額は輸出総.額の略五五%(明
治二七~大正八年平均)という圧倒的な重さをもち、国際収支の上では、これを基金として、一方では棉花輸入が、他
方では鉄鋼・重機械などの輸入を可能ならしめ、そのようにして〔繊維工業を中核体として〕、我国における一(第
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ー、生産手段恥生産部門)とH(消費資料臨生産部門)との両部門の成立を基礎づけていた」。すなわち、筆者のシ
ェーマとは、地主制に規定された低所得・低賃銀、国家の財政・金融政策、規制・組織化政策による底辺収奪の結果
である国内消費の制限が、繊維の大量輸出を可能にし、さらにこれが、生産財輸入を可能にし、とくに、日本の軍事
的な国家的独占資本主義、なかんずくその軍車的中枢(綿業”紡績資本は中枢ではなく、中枢の支柱にすぎない)の確立・
展開を可能ならしめた、というものである。そして、この裏面は、国家による所得再配分叫底辺収奪n軍事的中枢へ
の資金集中と、その資金による輸入生産財の取得であり、つまり、底辺の消費財”繊維を軍事的中枢の生産財におき
かえるメカニズムだったのである。
だが、これはあくまでも仮説にとどまる。われわれがわが国貿易構成を一目でもみればわかるように、輸入の大宗
は棉花であり、また、米や油かすの輸入も相当な重さをしめしている。これらが、軍事的中枢のための鉄鋼・重機械
i戦前日本資本主義の貿易構成の変化について- 二四三
1論 文- 二四四
の輸入とどう関嘗ているのかどの点は蟹さるべ詩題として残っている.また、わが国の貿易構成の明治以降
の変遷、それの確立期、その解体過程の分析は、多くは部分的であって、一貫した、全体的な把握はなお果されてい
ないように思える。
本稿は、以上の視点から、わが国の貿易構成を、明治元年(一八六八)から昭和八年(一九三三)までにわたって、
全体として把握しょうとするものである。
(1) 『商学論集』二一、一三の四・所収、一九六五年。
(2) この、いわゆる国内市場狭隘論、および、いわゆる国内資源貧困論についての論評は、水沼知一「外国貿易の発展と資本
の輸出」・『日本経済史大系や第六巻所収・一九六五年を参照されたい。
(3) 『服部之総著作集』・第七巻。なおその紹介については、毛利健ゴ」一「昭和恐慌期日本経済への基礎視角」.『福島県史』.
第五巻所収・一九七一年を参照されたい。
(4) これについては、中西市郎「『金輸出再禁止』以後の貿易・為替問題」・川合一郎他編『講座日本資本主義発達史論』第
三巻所収・一九六八年をみよ。
(5) 山田盛太郎『戦後再生産禰造の段階と農業形態』・一九六三年。
[ 輸入構成の変化、
これから検討する貿易の品目構成は、むろんのことであるが、輸入と輸出との二つの構成からなりたっている。こ
の節では、まず、明治元年(一八六八)から昭和八年(一九三三)にいたる六六年間の輸入品目構成の変化を検討する
こととする。
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このため、最初に、つぎの表111-A・Bから表1」41A・Bにわたる八つの表をかかげなければならない。
これらの諸表の作成の方法および諸記号の意味は、つぎのとおりである。
〔表1-1-A・B~表1-41A・Bの説明〕
1 これらの表は、すべて、東洋経済新報社『日本貿易精覧』によって作成した。乙の書は、明治元年から昭和八年までを対象
としているので、この六六年間を全体としてとりあつかうこととした。これまで、この書を利用した研究は数多いが、この六
六年間を全体として包括的にあつかった研究は、少ないこ思われる。たとえば、松井清編『近代日本貿易史』全三巻にして
も、部分的にとりあつかっているにすぎない。
〔1)
2 これらの表は、 『貿易精覧』にでてくる輸入品目のうち、六六年間のいずれかの年に、輸入「外産通計」のなかにしめる構
成比一パーセント以上に達した品目のみを抽出して作成されている。なお、この場合、輸入「外産通計」は、むろん、数量で
はなく価額であり、したがって、構成比一パーセント以上に達するのは、その品目の数量ではなく価額を意味している。それ
故いま輸入「外産通計」を一定とすれば、たとえば、第一次世界大戦中のように、数量がさがっても、価額したがって構成比
が上昇する場合がある。また、この構成比は、各年次の輸入「外産通計」にしめる各品目の割合であるから、それぞれの品目
自体の六六年間にわだる輸入価額の変化を完全にはしめしてはいない。いま、 「外産通計」が上昇した場合を考えると、その
品目の輸入価額が上昇しても、その上昇率が「外座通計」の上昇率よりひくければ、 「外産通計」にたいする繕成比は、前年
にくらべさがることになる。この点をカバーするために、 「外産通計」がとくに上昇した時点を、各表中の横線でしめすこと
と七た。こうして、だいたいにおいて、構成比の上昇は、その品目の輸入額の上昇を意味するものと考えられるであろう。だ
が、その品目の六六年間にわたる数量の変化は、さらに不完全にしか表現しないであろう。これらの表は、これらの不完全さ
を充分に配慮しつつ、この構成比を指標として、輸入構成を検討してゆこうというのである。
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一 二五七
ド
i論
文1
除 外 し た 品 目
除外した品目 11パーセントをこえた年次 1
薪糊難欝纒撫轍明5W (186) 其他ノ染料及顔料 1明13 11X 其他ノ純絹布 i明13 明14
X 肌衣(綿メリヤス製) 明6
X (2引) 其他ノ帽子及帽体 明6
X (252)靴,其他ノ履物 明5
X皿 硝子薄板(1平方米以下) 明5
XVK 傘 一 1明6XW(49の其他ノ雑品 1蹴騰明18一明22
二五八
なお、明治前半期に、構成比一パーセント以上に達したが、それが二回を
こえなかっだ品目は、除外した。ま仁、二回をこえても、 「図く冒(おO)潜
、喜、譲強」はこれを除外した。いま、除外した品目、エ、れが一パーセント
をこえた年次を表示すればつぎのようである。
3 表中の「機関車など・同部分品」は、(西oo)鉄道機関車及同炭水車と(8㎝)
鉄道車輌及同部分品との合計である。このうち、 (亀oo)は、表中の「機械
類」のなかにも合算されている。それ故、表中の「機関車など.同部分品」
と「機械類」には、少量ではあるが、重復した部分をふくんでいる。
4 輸入「外産通計しの一パーセントをこえる品目から、2でのべた品目を除
外し、残った品目を、消費材および消費材用原料と、労働手段と、労働手段
用原料との三つに区分した。この区分は、 マルクス再生産表式の二部門分
割、生産手段と消費資料との二部門への分割とはことなる。いま、こ乙での
三区分と、表式の二分割との関係をしめすと、つぎの表のごとくである。表
中の、㎞は消費材、繋蕩対等羅恕労撃段である.
この表は、一つの消費材の、迂回生産の過程をしめしている。と同時に、
これはすべての消費材の迂回生産のプロセスをも表現するものである。そし
て、この表では、消費材を生産するに必要な原料を、便宜上、五段階の生産
過程の五つの原料としてある.これが何段階でも、この表の意味はかわらな
三区分と二分割との関係肖費材 1 生産材消費材 生産材
消費材・消費財用原料 κ皿 、48 .48 コ48 、48 」48
労働手段・労働手段用原料
ハ瓢
、4π1
^48
S4皿
48
河川
恥。8v4餌
v48
v4m
`8C4餌
v48
v4飢
A48
R4m
n8nπ}
n8Sπ}
A皿
コ4用
・8ハπ1
』4皿
ヮ
A8
A48
A48
v48
A48
E48
、48
v4餌
E48
」4m
48A4π1
v48
v4餌
S9S柵`8v4π1
S8轤Sm
B48
ヘ川R48
D4川
A48
D4πi
.4柵
、4餌
A4肌
、4肌
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
いであろう。
この表において、三区分は、表の左欄外にしめした
ような区分であり、表の上一段が、消費材および消費
材用原料であり、そのほかは、労働手段ないし、労働
手段用原料である。これにたいし、二分割は、表の上
欄外にしめしたような区分を意味するものである。こ
れによって、三区分と二分割との差異と関連は明らか
であろう。
5 これらの諸表には、台湾、朝鮮からの移入品をもふ
くめることとした。そのさい、各年次の両植民地から
の移入品のうち、輸入「外産通計」の一パーセントを
こえる品目のみを抽出し、これを表中にしめすことと
した。構成比一パーセント以上の品目は、台湾からの
米類と砂糖類、朝鮮からの米類と豆類とである。
6 これらの表は、まったく印刷上の便宜のため、明治
三三年までと、それ以後とに分割されず、いる。そし
て、明治三.一二年までの表には、A、それ以後のものに
Bの記号を付すこととしだ。
7 これらの表の各品目の欄に、数字をゴチックでしめ
二五九
1論 文- 二六〇
した年次がある。これは、その年次に、その品目の構成比が大きく変化したことをしめすものである。したがって、このゴチ
ックの数字の間の年次は、ほぼ構成比が大きな変化をしめさない二とを意味することになる。しかし、この中間の年次にあっ
ても、例外的に、構成比の上下への変動がみられる、そこで、この期間の平均的な構成比をこえるものには、0印を 平均的
な構成比より低いものには▽印を付すこととし九。
8 これらの表の、皮革の明治三八年、毛糸の大正十二年、石炭の明治三七年の欄に、それぞれ、◎印が付してある。これは、
つぎにかかげる表1-1-C~表1141Cに関連するものである。すなわち、のちにのべるように、表11Cの四つの表
は、表11-A・Bにかかげられ忙品目のうち、三パーセントをこえる品目を抽出して作成されるのであるが、右の三品目、皮
革・毛糸・石炭は除外される。それらは、例外的に三パーセントをこえたと考えられるからである。そこで、この例外的な年
次をしめすために、表IIA・Bのその品目のその年次に、◎印を付したのである。
さて、これらの諸表、表1-1-A・B~表1-41A・Bから、とりあえず、 つぎの諸点が指摘できるであろ
う。
11 表1-4-A・Bの総合計の欄は、これら八つの表にかかげられたすべての品目の構成比の合計である(むろ
んのことであるが、朝鮮・台湾からの移入品の構成比は除外されている)。この総合計によると、それはほぼ、八○パーセン
トから九〇パーセントの間にある。これは、構成比一パーセント以上の品目を抽出しても、総輸入額の大部分をカバ
ーできることを意味している。したがって、この方法による輸入構成の変化の検討は、ほぼ、全輸入額の輸入構成の
変化の検討と同じ意味をもつものと言えるであろう。
12 表1-3-A・Bの消費材・同原料合計の欄は、それらの合計をしめすものであるが、これによると、わが国
の輸入構成のなかで、消費材・同原料が、つねに六()パーセント以上の高い比重をしめしていることがわかる。しか
し・よりくむく奮と虜治三八年(一九()五)翌つの劃窪すの器って、明治+五年(天八二)暴の構
成比六五パーセント毛五ずセント鷲、この時以降歪+三年(一九二四)瑳、六。-ぎパーセントに低下
するのである・他方・表・一4人・Bの叢叢向原料合計の運よると、明治二七年(天九四)が;の劃
期を携護て、明治+七年(天八四)以来の構成些二-西パーセントから、この時以降歪四年(一九一
五)まで、生麦パーセシーに上昇するのである.これらの事実は、明治二・年(天八七)から明治四。年(一
九・七)の間に潔垂つの変化があ軌その変化が、労働手段.同原料の輸入の比重を上昇させる方向に作用
す陥轟羅鵠講熱繋る兵明治+七年(天八四)~明治三二年(一八八九)の八-一二
パ}セントに対し一・、響二三隻一九8)以降、五~九パーセントで、やや低下している.これにたいし、労攣
段用原料の合鑑ヤ、晦治三二年(天九九)を劃εて、それまでの四~五パーセントから、七~δ下セント
に上奪ぎ.こ畢の作塁巷て、さきの皿の労働手段.同原料の構成比の変化とな.てあらわれたの通
ある・この事実箏禁国機械工業の葦の発辱しめすとともに、またその発展が微少であることをしめしてし
る。
以謹難鷲ケ矯さ穿だめに裏・-・-A・B裏}4-A・Bをそれぞれ整響て、表----C-
Σ4 11 ’【^} ⊂
表-司4到。の男』萎雛露菱に襲物.『ヨ一二茎』一
将雄蜂鋲論難鞍髭ぎ臨§にみ で 表・-C旨ぞ
一一六一
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
一論
文一
二六二
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ー/ロコ
報酬-.f。濫、噛。..“皿矯設計%q“証耀遍殉糎.い並舗輔醐轟蹄S掛^『
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一戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
二六三
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↓桑
し 一 ↓ 一
頓~一〇
-酬-翻倒一
;~も
れ表、人・Bのうち落成比三パ↓・ントをこえるも2抽出して作成し、・てれらの・冒の構成比の変化、牢]しめしたも9.、
ある。ただし、表11A・Bの説明8で関説したように、皮革・毛糸.石炭は、六六年間に一度一
あるが、例外としてこれを除外した。
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
ニパーセントをこえる年次が
二六五
r
一論 文一 二六六
2 これらの表において、Mは明治を、Tは大正を、Sは昭和をあらわしている。また、各欄における~線は、期間ないし構成
比の幅をしめすものである。
さて、これらの諸表、表111-C~表114-Cから、とりあえず、つぎの諸点を指摘しうるであろう。
21 表111-Cの合計欄は、食料用農作物と肥料との合計をしめすものであるが、これによると、明治初年の高
い構成比を除外すれば、明治二一二年(一八九〇)からその構成比を上昇させ、明治三六年(一九〇三)以降、ほぼ一五
~二(」)パーセントの安定的な構成比をしめしている。 ただし、第一次大戦期のおちこみをしめしてはいるが。これ
に、朝鮮・台湾からの植民地米などの移入額を加算すれば、明治三六年以降、大戦期の動揺を除外すると、一八~二
四パーセントの安定的で高い構成比をしめすことになる。とくに、大正十三年(]九一西)から昭和八年(一九三三)
までは二五~三〇パーセントの高い構成比をしめしているのである。このことは、地主制下の日本農業、したがって
日本資本主義の、高水準の、農作物・肥料の対外依存度をしめしているのであり、また、朝鮮・台湾の両植民地が、
この依存度を緩和していることをしめしている。
22 表112-Cにおける砂糖の輸入は、明治三八年(一九C五)からその構成比を低下させ、大正五年(一九一六)
には決定的にさがっている。しかし、この輸入額に、植民地台湾からの移入額を加算すれば、明治三八年以降も、明
治二八年(一八九五)~明治三七年(一九〇四)の六~一〇パーセントの水準が維持されているのである。したがっ
て、明治三八年以降の砂糖輸入額構成比の低下は、植民地台湾からの砂糖移入によって可能になったということがで
きよう。
23 表1-31Cの合計欄は、繊維の合計をしめしている。これによると、繊維の構成比は、明治十五年(一入入
璽
二)以降、三五~四五パーセントの高い構成比をしめし、しかも昭和八年までほぼ安定している。さらに綿関係品の
小計をみるに、、これも、明治十六年(一八八三)以降、二五~三五パーセントの高い構成比をしめし、昭和八年まで
安定している。また、毛関係品の小計をみるに、これも、明治三〇年(一八九七)にそれ以前の構成比をややさげる
が、このとき以降、昭和八年まで、五~八パーセントの構成比を維持している。しかし、綿関係品の内容にたちいる
と、実棉・繰棉の、明治二四年(一八九一)、とくに明治三二年(一八九九)を劃期とする急上昇と、実綿.繰綿以外三
品の、明治壬二年(一八九〇)、とくに明治三六年(一九〇三)を劃期とする急落がみられる。また、毛関係品の内容に
ついても、明治四つ年(一九〇七)の、毛織物の低下と、大正四年(一九一五)の羊毛の上昇がみられる。これらの事
実は、安定的な合計・小計の背後に、はげしい変化がかくされていることをしめしている。
24 表1-41Cの労働手段の欄によると、汽船は、明治三三年(一九〇〇)を劃期として、その構成比を低下さ
せるが、機械類は、明治二一年(一八八八)から昭和八年まで、大戦期の動揺をのぞいて、三♪六パーセントの安定
的な構成比を維持している。これは、わが国機械工業の発展が微弱であり、局部的であることをしめすものである。
以上の諸点をよりほりさげ、かつ、これを全体として把握するために、表1111C~表114-Cを整理して、
つぎの表115をかかげよう。
〔表の説明〕
1 表1-Cの諸品目を、A・B・Cの三つのグループに分類した。Aは、明治二〇~明治四〇年にその構成比を低下させるタ
イプであり、Bは、同じ時期に、逆に構成比を高めるタイプである。Cは、大正中期に、その構成比を高めるタイプである。
さらに、Aを、飢から湿までの四つのタイプに細分した。その意味は、表の特徴欄にしるしたとおりである。
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について1 二六七
)
一論 文一
藩一一㎝ 輻一~困oo・誉再拝8陽論8C菅計サ伊摯計蓋>罰皿8躍猶健
二一六八
図ゆ
>一
蕊一汁。滋鳥目苦く,渥8~馬出επ
、二“ヂ葵隙州S叫婚
零出懸…彗盗一R」 主 1コー1 毒 ! 蒸蓬 糞_ 眞 一 ヤ謹書萎※§!
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一顰盤㌻翌、郵.曇
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⑫ 8蚤一〇~遇“O
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團
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⑱⑱⑱⑬
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㊨ ⑱
竃?吐き一罷一~晶。。、
目◎
囲囲◎囲㊦⑤㊧⑨◎圓◎目目目
⑥
i囲
8◎b㊨囹
圓國㊤
二印、。印のなかの馨・それぞれ年次をあらわし、愚、その年次から構成比が上昇したことを、目印は逆にその年
次から構成比が低下したことをあらわす。
さてごの表、と奮、つぎの諸点が、明確に、箋ぎる器ろう.
傑ずAグループよりみよ-・綿簗ら覆いたるえの諸口明目は、綿織物.銃砲同部分品のように明治
二。年(天八七)以鶉少笹めるもの羅織物・砂糖霧澱粉.磧油のよ-に明治四C年(一九。七)以後
にもその構成比華喜るものどれらの葦のは塞くみ菱も、ほぼ、この明治二。年~明治四。年の間
に、その叢比牽させじたがって淫明治四・年差、Aグループ全体の構成比の低下が完成し、定着し
たと考えることができる.
これらの品目の構成比の低下の原異つぎの三つに大別箋.第一は、国内諸産業の形成ないし確立である.
綿糸難物の低下は・紡繁の聾織布兼営の形盛よる.毛織物の低下は、毛織物工業の形成による.穀粉.
澱粉の低下は・製粉工業の形肇る・難の低下は、電気産業の形成による.第二は、国内の軍事的工業の確立で
ある。篶部分品●汽船の低遷れによる.第三は、植民地支配による植民地物産の移入である.砂糖の低下は
これによる。
華これらの構盛の低下の華・決定的な比悪しめるのは、いうまでもなく、綿糸.綿織物葵の低下で
ある。舘
右のAグルきは漢明治二・年蔦治四・年の間に、その構成比を高め、Aグループにかわ.て輸入
畿の大宗となるのが・実棉毳毳かすにい釜グループの諸口朗目である.したがって、このBグループの
二六九
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
i論 文- 二七〇
諸品目は、ほぼ明治四〇年ごろには、その構成比を上昇させ、このグループ全体として、わが国輸入の大宗として定
着したといえるであろう。
Bグループの諸品目は、つぎの三つに細分することができる。第一は、実綿・繰棉であり、紡績業の原料である。
紡績業の形成.確立とともに、実棉・繰綿の輸入が増大し、紡績業の形成・確立とともに、外国産の輸入綿糸・綿織
物の駆逐が進行したのである。しかも、輸入綿糸・綿織物の構成比の低下は、Aグループの構成比低下のなかで決定
的な位置をしめているのである。したがって、輸入品目の、綿糸・綿織物から棉花への変化は、輸入構成変化の基軸
としての意味をもつものといえる。それのみではない。のちにのべるように、紡績業の発展、棉花輸入の増大は、わ
が国の綿糸.綿織物輸出を展開させ、総輸出額を増大させ、したがって総輸入額を増大させるのである。明治三〇年
以降の輸入額急増はこれと無関係ではない。こうして、総輸入額を拡大することによって、つぎにのべる第二、第三
の諸品目の輸入をささえるのである。したがって、この意味でも、この時期の輸入構成の変化において、基軸として
の役割をはたすのである。これを要するに、棉花輸入に反映される確立した紡績業は、つぎの第二、第三の品目の輸
入を可能にし、これをささえる支柱なのである。
第二は、鉄類および機械類を中心とする労働手段および同原料である。これらは、形成・確立する諸産業および確
立した軍事的国家独占体.それを補完する軍事的私的独占に供給されるものである。ところで、明治四〇年前後は、
軍事的国家独占体およびそれを補完する私的独占体を中枢とする、後進国型の、早熟な国家的独占資本主義の確立期
であり、また、大戦後の大正中期は、軍事的国家独占体と、その補完的・従属的な地位を脱却しよシとして軍事的国
家独占体に肉迫する軍事的私的独占体(結局はその凌駕は実現できなかった)とを中枢とする早熟な国家的独占資本主義
ハ レ
の再確立期であるから、したがってまた、これら中枢の経済成長がもっとも山月同度であったと目されるから、これらの
労働手段・同原料は、右の中枢にむけて、主として供給されたと考えられる。したがって、紡績業やその地の諸産業
への、労働手段・同原料の供給の流れは、従属的なものであったと思われるのである。こうして、この労働手段.同
原料の輸入構成比の増大は、明治四〇年以降の日本資本主義の経済構成からして、主として、その中枢の経済成長を
ささえるものであったといえよう。
第三は、食料農産物および肥料である。これら米および肥料の輸入の増大は、地主制下におかれた日本農業が、諸
産業の形成、紡績業などの輸出産業の確立・発展、中枢的産業部門の確立・再確立、総じて早熟的な国家的独占資本
主義の確立と展開に、したがって、わが国経済の軍事的工業化に、対応しえなくなる側面をしめしている。 すなわ
ハ ロ
ち・明治三〇年代における農民および地主の組織化、農業の規制の完成にもかかわらず、また、肥料輸入の増大にも
かかわらず、地主制下の日本農業の農業生産力水準は、国家的独占資本主義の確立と展開が必要とする農産物の需要
にとって、全く不充分なものであることをしめすのである。したがって、地主制下の日本農業は、これまでそれを収
奪し・利用しつつ形成されてきた日本の国家的独占資本主義にとって、ひとつの制限.矛盾としてあらわれ、米を中
心とする食料農作物の輸入は、この制限・矛盾の応急的な解決としての意味をもつのである。かくて、食料用農産物
の輸入は、日本の国家的独占資本主義、なかんずく、その中枢たる国家的.私的独占体をささえるものといえるであ
ろう。さらにまた、輸入農産物の中心である米.籾の輸入は、すでに21で指摘したように、植民地朝粛.台湾からの
移入によって、大はばに緩和されている。したがって、この植民地支配・植民地米の移入は、米.籾の輸入額を相対
的に低減し、国家的独占資本主義にたいする日本農業の制限性を緩和し、このことによって、結局は、中枢たる軍事
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一 二七一
一論 文- 二七二
的産業部門をささえたといえるのである。
33 ところで、32でのべた意義を有する鉄類・機械類および米籾・肥料の輸入構成比増大を可能ならしめたのは、
なにであろうか。第一は、そして決定的な比重をしめるのは、肌でのべたように、綿糸・綿織物・実棉繰綿以外綿三
品の輸入の凋落と、実棉繰棉の輸入構成比増大に反映される綿紡績業の確立・展開であり、とくに、その輸出産業と
しての確立・展開である。これが、どのように、そしてどの程度、鉄類などおよび米類などの輸入をささえたか、さ
らに生糸・絹織物輸出のささえかたとの差異と関連については、後に、輸出構成比の変化の検討をへて明らかにされ
るであろう。第二は、銃砲同部分品および汽船の輸入構成比の凋落に反映される中枢的・軍事的産業部門そのものの
確立・展開である。第三は、毛織物・穀粉澱粉・磧油の輸入構成比の低落に反映されるその他諸産業の形成である。
第四は、砂糖の輸入構成比の低落と、米籾などの輸入構成比の相対的低位とが反映している、植民地物産の移入、植
民地の収奪的支配がこれである。
だが、32でのべたように、鉄類などおよび米類などの輸入は、究極的には、中枢的.軍事的産業部門の確立.展開
をささえるものであるから、鉄類などなどの輸入を可能にする、第二の中枢的・軍事的産業部門そのものの確立は、
いま、これを除外してもよいであろう。また、第三のその他諸産業の形成も、それらが、輸入構成比を低下せしめる
ことによって、鉄類などなどの輸入構成比増大に貢献する度合がそれほど大きくないから、ここではこれを除外する
ヤ ヤ ヤ
ことができよう。こうして、中枢的・軍事的産業部門を究極的にささえる鉄類など.米類などの輸入を、さらにささ
ヤ ヤ や
えたものは、主として、第一の、綿紡績業の、とくに輸出産業としての確立・展開であり、第四の、植民地からの
米・砂糖の移入、植民地の収奪的支配であったといえるのである。
誕かくて・表、15は虜治二・年(一・八八七)か畠茜)年(一九・七)の間に、愛護にひとつの劃的
な変化がおこったこと・その変化は・籍績業の確立農閑と植鑑の収奪要配によ.て、主としてひきおこさ
れぎさえられていをとじ恕その変化した麺募入叢は、究極的には中枢的.軍事的産業部門の確立.再
確立・展馨可軽しどれ馨さえるものであっをと、そして、この新たな、中枢的.軍事的産業部門のための
輸入構成はぽ磧治四・告2呆の国家的独占資奎義の焚震も莞惑、定着したこと、さらに、
この輸入構成はごの薯以来・すくなくとも昭和八窒九三一二)までは、基本的には全く固定してしまうこと、
以上の諸点書めすの誇る・つまり虜富・年馨を、呈の象的独占資奎義の確立響みなすならば、そ
の同じ時期にぞの愛護もぞ是慧セいものとして完成し、定着したといえるのである.
%右の新たな輸入構成はじ倉、歪蜀、とくに大戦後、葦の小変化塞こす.それは、表}5のCグ
ル》蜜び豪しめすと乞である・小麦の焚増加は、製粉工業の確立を、木材の焚増はパルプ工業の確立
を葦毛の葵狸毛織物工業の確立農映し、藩の焚繧、燃料としての需要増をしめしている. !
以上の輸入構成の変化をぎ畠肉づ写るために、つぎに、主要輸入品目の輸入先の国裂、表11?A裏
1161Cをかかげることにしょう。
〔表の説明〕
、これらの表は呈として廟日新軽編冒本経済統計醤』に吉、部分的には、松井清編『近代某貿量』第暮第
一章蜜り・作盛た・したがって、これらの書は、昭和三年(死二八)までの警しかあっかわれていない.
2これらの書と晶げ義人品昌皿霧、表3Cの品旱、構成比五パーセントをこえる品目のみに限定した.ただ
二七三
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
表1-6-A11
1論
.一 U-A11 明13~明44・綿織物・綿糸・国別・輸入先の変化
綿織物 …綿 織 糸A許…B英国IAIB…iA計iB英国ic蕎副A・Bic・Al計
文1
9471 87.61 12.31 99.g1,536!77.7121.1198.8
1,758!72.2126.899.。 ト リ
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痴明13
二七四
し、主として英国を中心とするヨーロッパ先進国から輸入さ
れたと目される銃砲は、五パ:セントをこえるのが明治元年
だけなので、これを除外した。
エ
3 これらの表の、馬・馬~Cの記号は、表115の馬~Cの
記号と照応するものである。したがって、これらの表にとり
あっかわれる年次は、表1-5の馬~Cの性格にしたがい、
それぞれの品目の輸入構成比の多い期間に限定されている。
4 これらの表の数字は、単位一〇〇〇円の金額をあらわし、
切\>・0\>などは、百分比をあらわしている。
4,868 14,093! 94.8/
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14
15
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38
39
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1戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
七五
表1-6-A12 明13~大6毛織物・砂糖・国別・輸入先の変化
漁次\
明13 14
567890123456789012345678901234
111112222222222333333333344444
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3
4
5
6
毛 織 物
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B/A C/A
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1
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37.1
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78.31
1
表1-6-A‘ 明13~昭3・石油・国別輸入先の変化
分“\一
区\
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油
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言口 B米国 BIA
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一論
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1111111222222222233333333
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文一
七山ハ
表1-6-B1明21~昭3・実綿・繰棉・国別・輸入先の変化
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
七七
1餓陸次」
明21 22
実 棉・繰 棉
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大1 2
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21.31 98.8 キ 23.21 97.8
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τ5107-、渇6.濯453.澄3,8&ユ熟」
量器量器路99鉱鐙99器
油川一袖-』、--刎渇一向,蟄葛「-舜2名
9乳5王乳側臥H-玩丘7H5679
表1-6-B2 明30~昭2・鉄類・国別・輸入先の変化
\区分1
\i年次\1
明3。l
ll
鉄類(条・竿・板・線・管)
ル【
ベギ
D財ツ
C国英B計A
8,0395,2035廃!1,403!
10,38816,280 8122,337
10,7145,415 5332,463
20,364!11,854-1,4084,057
12,46416,0362,0862,267 卜
12,933-6,528 2,075 2,650
14,19317,446 2,175 2,726
17・168 P8・88012・2972・939
29,537!15,0333,0706,427 1 1 23,366112,20413,726 4,155 1 1
34,288118,655 4,981 7,29527,758114,44416,5482,934
21,1821t1,34614,76811,776
28・377113・900i7・7993・011 1 133・956P16・86!18・847 奄Q・147
47・747120・076i12・175r3234
44,227119,53712,94613,673 1 ! 31,777,13,313 9,689 2,875
26・27・冝C轡41517270,91421,504 442- 28
1 i176・090r7・449:3!
219・862P4・28712・!
171・231 P22・・55ヨ
217・507144・89615671197127,54429,30814,441!2,6401 1 1 1136・086i31・466i16・78116・481
102,68944,267!11,3678,849 1 1 1173,225166,73422,005・14,254 1 1 182,573,27,584116,83214,225
1 ト103・650!28・387P2・65615・876
91,510122,1仙24,63d6,319 卜 」 一ト
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1,222・ 48.4 16.7
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1,813 51.7 13.4
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161・!24…4・20・O P208・062i1・glO・Oh1畿瑚・三1銘,56623.d3.引
77,277123.112.3
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4.3
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16.2
計
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99899999999909999999
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96.6
98.1
97.4
97.9
97.0
88.2-
96.3
95.2
94.0
92.8
一論
文1
七八
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
七九
表1-6-B31数
明21 22
塁囂囂器竪器壽蔓器鮭農大1 2
345678910111213悟123
昭
A
機
明21禅昭3・機械類・国別・輸入先の変化
械 類
計
13,22312,306i
2・93111・9991 13 213-2,1761 , し1・544i1・0771
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1
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1
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一 一
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19.7
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27・ohll:11
34.6
42,53443.0
44,076 50.8
-論
文1
八○
表1-6-B4明23~昭3・米・籾・油糟・国別・輸入先の変化
1戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
ノ\
1\区
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羊毛・国別・輸入先の変化
1論
毛羊
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76・516・21942i!111・8561・447…105・23911・3-9生1
BIA
6.3
1.6
6.6
13.2
8.8
12.51
9.2
14.5
11.5
二八二
さて、これらの表を検討すると、つぎの諸点が
確認できる。
41 表116一んからわかるように、綿織物・
綿糸の輸入先は、主として英国である。ただし、
綿糸の場合には、英領印度が相当の比重をしめ、
とくに、明治十八年(]八八五)から明治二二年
(一
ェ八九)の間に、それがいちじるしい。しか
し、明治壬二年以降、その比重が低下するので、
一応、綿糸・綿織物ともに、主たる輸入先は英国
であったといってよいであろう。つぎに、表1一
ぼ
6-Aの毛織物についてみるに、その主たる輸入
先は、英国であり、これにつぐのがドイツであ
る。すでにのべたように、Aグループに属するこ
れらの品目は、明治二〇年から明治四〇年にかけ
て、その輸入構成比を低落させるものであった。
したがって、これら繊維晶の輸入構成比の低落
は、英国を中心とするヨーロッパ先進国からの繊
大3~昭3・木材
材
D劉 _1
286P1・610P3,291i3,788t
16633-1量 X461
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6,884
表1-6-C 大3~昭」
\区分 木 材
麺・計塑囲:大3! r -i
l Il 4 一 一1 一
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12!89・522111・845162・752
B1129,07311,39g1102,685
昭1レ},ili灘131P1111。。8:12;81。184,927
が・明治一八年から明治二九年(一八九六)の間は、砂糖のうち、
入で中国の比重が犠禦のである馨、明治二九彗ろまで、中国の比重が高か.たものと思われる.
の表にみるようにどく協治三五隻天・一一)以降、急速に蘭領印度の比重がたカまり
には、砂糖の全輸入の八○パーセントをこえるにいたる。これは、
蘭印に転換したことを意巷ている.それとともに、すで垢べ装うに、
年。明治三八年夫正五年にその焚構成比置下させ、台湾鷲の移入に依存するのであるから、右の転遷、蘭
印とともに、台湾への転換をも意味している。
二八三
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
縷品の輸入構成比の低落ということになろう。そ
して、Aグループのなかでも、これら品目の輸入
構成比の低落が最大の比重をしめていたのである
から、右のヨーロッパ先進国からの輸入構成比の
低減が、他の国々からの輸入構成比の低減にくら
べて最もいちじるしいといいうる。
ユ
42 表116一んの砂糖をみるに、明治二六年
(一八九三)まで、白砂糖の輸入では、中国の比
重が圧倒的である。 『日本貿易精覧』によれば、
砂糖は、白砂糖・砂糖・精糖にわけられている
白砂糖の比重最大である。それ故、白砂糖の輸
しかし、こ
) 、明治三八年(一九〇五)
明治三つ年代前半に、砂糖の輸入先が、中国から
Aグループに属する砂糖は、明治二八
一論 文一 二八匹
また、表116ーヘによれば、Aグループに属する石油の輸入先は、米国が圧倒的である。したがって、明治二八
年以降の石油輸入構成比の低下は、米国からの石油輸入構成比の低下と考えてよいであろう。
姶 表116一臥によって棉花の輸入先をみるに、明治二八年(一八九五)までは中国が最大の比重をしめるが、
翌二九年以降、英領印度がその比重を最大とし、明治三〇年(一八九七)には米国が中国をぬいて第二位となってい
る。したがって、このとき以降、ほぼ、英領印度・米国が、棉花の主たる輸入先となったといいうる。そして、英
印.米国からのこの棉花輸入が、わが国紡績業の確立.展開を介して、41でのべたヨーロッパ先進国からの繊維輸入
を低落せしめ、とくに、輸出産業としての紡績業の展開を介して、鉄類・機械類・米類などの輸入増加を可能ならし
めたのである。
44 表1161恥によって、鉄類の輸入先をみると、英国が第一位の比重をしめ、明治四一年(一九〇八)以降、
それまで二位であったベルギーをドイツがぬいて二位に躍進する。と同蒔に、米国もベルギーをぬいて三位となる。
しかし、米国の比重は、大戦前までさほどではないから、その主たる輸入先は、英国・ドイツの、ヨーロッパ先進国
といいうるであろう。つぎに、表1-6一島によって、機械類の輸入先をみると、英国が第一位をしめ、米国がこれ
についでいる。したがって、その主たる輸入先は、英国および米国である。
45 表1-6一島によって、米および籾の輸入先をみるに、明治三四年(一九〇一)までは仏領印度が第一位・翌
三五年以降は、英領印度がこれをぬいて第「位となり、明治四二年からは、ふたたび仏印が第一位にかえりざいてい
る。したがって、その主たる輸入先は、仏印.英印であるといえる。つぎに、同じ表によって、油かすの輸入先をみ
るに、その王たる輸入先は中国である。
46
ネ上は薪た藷入畿楚着葛明醤。年(一九c七)に焦点をあてた諸表の検討であるが、右の検討か
ら・つぎのこと鵡らかである・それは、明治言年か扇治四。年の間におこった焚構成の変化は、英国.ドイ
ツを忠与るヨムッ発進国奮の羅・叩の焚構盛低蓬かわって、英国.ドィッを忠と葛ヨーロッパ
先進国ならび粟国からの無機類の焚構成比の奨、および、仏領印度.英領印度を中心とする.-.ッパ
先進国のアジア植民地ならびに中国からの米類・難ずの愛護比契への変化であり、さらに、米類.砂糖の植
民地台湾朝簸存への変化であり、お護変化を可能にし、これをささえた棉花の瑛先は、英印hヨー.ッパ
先進国のアジア植民地および米国露(その難的性格に注意)であ.たことこれである.したが.て、明治四。年
毫髪着た葵構盗難・機械年ヨー・ッバ先進国.米国、農産物-.i.ッパ先進国のアジア植民地.
中国●灘●台湾禧苧ヨとッパ先進国のアジア植民地.米国南部の一二系列に要約することができる.
壇右の三系裂喜の器輸入震とは廷督、第茨世昊戦後、大きな変化をうける.第素列、鉄
類●機楚ついて・ま裏}6歳、鉄類をみるに、歪四年(一九一五)を劃期として英国.ドイツの優位が
くずれ・米国蕉倒的覆位をしめるにいたる.歪+二年(一九二一二)簒奪、大戦の痛手からたちなお.た英
甲ドィッの喜かえしがはじまるが、米国・ドイツ.英国が相拮抗する震5か回復しえず、英国の優位奨わ
れたままとなる・つぎに蓑一6ム、機械類をみるに、歪五年(一九一六)を劃期として、米国が完全箋国
を追いぬいている・以上かむて、第素列では、ヨーロッ発進国の比重が低下し、米国の比垂、同まることを確
認しうる・第三系列棉藷ついて、表・-6止募るに、歪七年(i八)を劃もて、英印の優位が失
われ、米国南部が英印に拮抗するにいたる。
二八五
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
一論 文一
二八六
さらに、35でのべた輸入構成の、大正中期における小変化は、米国の比重を高める方向に作用する。表1161C
によって、木材をみるに、米国の比重が圧倒的である。また、大正中期にその輸入構成比を再上昇させる石油の主た
る輸入先は米国である。こうして、大正中期の変化は、ヨーロッパ先進国やそのアジア植民地にたいして、米国の比
重がいちじるしく高まる点にある。ただし、表116-Cの羊毛のみは、濠洲の比重の増加を意味し、これに反する
傾向を有する。しかし、大勢としては、米国の比重の増大を、とくに、第一系列と第三系列について言いうるであろ
}つ。
(1) 『貿易精覧』には、輸入額の年次ごと合計として、輸入「外産通計」のほか、再輸入品を含めた「輸入全計」がある。こ
こでは、再輸入品を含まない輸入「外産通計」を母数としてとることとした。
、(2) この点については、山田盛太郎『日本資本主義分析』を参照されたい。なお不充分ではあるが、前掲拙稿「体制的危機の
一側面」をも参照。
(3) この点については、拙稿「日本経済における本県産業経済の位置の確定」・『福島県史』第四巻所収・一九七一年を参
照。
(4) 砂糖輸入先、棉花輸入先の変化か、-っわかるように、この時期に、中国からの輸入が低下したことは、注意しておく必要が
ある。
二輸出構成の変化
前節で検討した輸入は、いうまでもなく、輸出によって、
直接にささえられている。この節では、同じ六六年間の
輸出管構成の変化を検討することにしたい. ごれらの襲
このため・最初に・つぎの表21人・B奮表2-3人.Bにいたる六つの嚢かかげよう
の作成の方法および諸記号の意味は・前節の表一・人・B-表・-4-A.Bと全く同一であるから、ここ茜には
くりかえ悪い・廷焚の場合と異っている点だけ奪謹のべて菱う.
〔表の説明〕 ミ
、これらの襲は・輸出「外産通計」のなかにしめる構成比不セント以上の品目を抽出して作成されたものであるが一
pーセントをこえる舞』覆以下のものはこ墾除外した.また、一二年次以上にわたって一パーセントをこえても、
@「蓋ノ雑品」は・これを除外した・い“峯、除外した品目と、それ裳[センーをこえた年次を表示すれば、つぎのとおり
である。
Qこれらの襲に・台湾●朝鮮への移出・叩を劇-めることとした.そのさい、各年次の両植民地への移出品のうち、輸出
@「外産通計」の不セントを孝。品目のみを督し、これ裏中にしめすこととした.この構成些パーセント.グ」こえる
@品昌台湾への綿絹甥朝鮮への壷蘂ど、綿織物、絹織物である.なお、朝鮮への糸縷などは、その内容の大部分が
綿糸とみられるので、表中では、綿糸としてあつかった。
さてご逡の黍らちあえず、つぎの諸点が駕しうるであろう.
U表-一A・Bの総合計の欄は、これら六つの表にかかげられたすべての品目纏篠縫の欝
をあらわしている(いうまで妻く、朝鮮・台湾への移出品はこの総計から除外されている).
八。パきトから九・パーセンあ運あり、構成比下セント以上の口叩目を抽出しても、総笹額の大部分を
おさ奎とがで茎とをしめしている.そ設この方法による輸出構成の変化の検討は、ほぼ、全輸出額の輸
二八七
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
1論
文i
二八八
農産物・同加工品など
合 計
品好嗜品工力日物・同塵水
ノ1、
計煙草
酒類
精製茶
ノ
28.9
25.7
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34.3
34.4
33.6
49.4
47.1
29.9
37.8
43.4
39.2
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31.3
26.5
26.3
23.3
40.1
39.2
20.3
20.3
17.1
27、2
40.1
35.4
32.1
29.0
33.6
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-戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
区分\
表2-1-A
消費材および消費材用原料
明1~明33・消費材および消費材用原料・
農産物・同加 工
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1論
文1
二九〇
農産物・同加工品など
合 計
口口口好嗜口
口日工力口物・1司産
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ノ1、
計煙草
酒類
精糖
製茶
ノ1、
計
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寒天
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九
一戦前日本資本主義の貿易構
表2_2-A明1棚33・淑材および撒材用原料●
一\区 1
’ t\ 分1
1
消費材および消費材用原料
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難-卿鷺認制器鴇色・魏贈辮禦一一一
締陣遍奪皐翠蔓あコ㌔や二、
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一-卜呈-盆一名ー舟弁ーヒf盛者
竺・・・…。巳。aaa。。。
引導コ」」一二二器面吸器器、■i
一リヤス 一--」-
認訓-一。一-一一!二 二』i一-一一一一一一一二一
移出 i-i11一∴、
鋤聾口-「ご/、」「コー,「Pに躯二…
i助-器αn器㈹器一器讐ま融軌翌
輸 一-一
一輸計ヨ「コ」一一一二二一一三
移出 一lL
融[、網ヨー旧劇≡ヨヨギ一
二棚~t一 ~ t~~
--\\「2345678910H12131415161718
蒔惰ヒーーーー
副の貿■易構成の変化について一
九
一品別織
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糸
綿
織 一綿
181-
1創
劉2墾1劃
」61 271 28i 2g t
30 31 32 33
羽.一目聖瞬一期一叢
蕪些※押
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関二
ぺ屑
絹玉績
糸紡
生際
輸移出■
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一輸出
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引 29。4:
一、▽22・31
レ5、呈3-63一一9-洛3コ
臥4334寛寛32乳21112
一論
文i
二九四
繊維品
輸移出小計
54.8
55.0
53.8
56.5
50.8
50.8
49.7
51.1
53.8
56.0
58.3
57.6
60.0
58.8
48.7
移出台湾
綿絹織物
輸出小計
その地
絹 物
人 織
輸移出計
輸出
十
壬西
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繭絹手巾
物織絹
34
0054 75
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00000L軌軌軌
54.5
54.6
53.3
056.!
50.1
50.3
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53.2
55.2
二一 二
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043.8
▽35.6 37.6
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1
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62
輸計一一
移出
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「旨、、、-年一一転
義前果資奎義の貿易構成の変化についてt
表2_2_B明34一昭8・消費材および消費湘原料●
九五
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綿一
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11.4020.7…122・7
1.5
1論 文1
表2-3-A 明1~明33・消費材・同原料・その他および労働手段・同原料
二九六
労同1輸
働原出
調馨・計1計
「
1_
甑1?1引3211
2.4tg2.6
4.9194.5
r8.8191.84.0189.7 13.7:88.8
3.7187.4 卜
1.8-91.3 」4.088.84.8185.6
4.6188.9
3.3184。6
3.3184.8 1
3.5・88.6
3.285.8
6.181.816・8:81・81
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合 計 軌-乞4
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区!消費材.同原料
分:その他1
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22〔,ゐ3333
表2+B明3柵8・消費財・同原料・その他および労働手段●同原料
、豊奮、箆燃合1饗趨
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-蟹嶽瑠膿鑑嶽艦恥
21乞9軌軌2乳98側側999
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到覧4721
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00000100000色0011卜O-U-
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一拳-裂3烈懇望劉、
縞轡%豊郷蟹病繋慨-編
銑飢凱飢生乳乳別集乳22飢生4556
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y冊鴛盟神錦盤祁∬一品穏掻捨毘渦p協四
一.チ熱、観相狙型,◎で3.隅謄際、旨”
二九七
0.7ゆ.410.9:
0.5-0.4…1.0
【フー 17
11 10
--44一勿,21
甑000
一56-16
軌0100.5 0.2 0.60.5io.1to.7!
I IO・510・110」0.5-0.1 0.6
0.5-0.110.6
0.5…0.2ゆ.6
JJゆ9・ゆ5
00 10 11
47 26 56
軌01111
か漁i溜一泊一コ溢
00 00 11
t戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてt
1論
文-
除 外 した 品 目
除外した品目一1パーセントをこえた年次
皿(50)海鼠 明6,明7VI(1G4)人参 明7
VI 牡丹皮 1明3VI (128) 其ノ他ノ薬材・化学薬品・ F大5 製薬及其ノ調合品 1
皿 地髭 ;明26・明271X 毛織物 一大4X【 (284) 印刷用紙 !昭5,昭6
X皿. 硝子・同製品 1大9
XW 鉄 !大7,大8 ドXW 真 鍮 1大6XVI 車輛・同部分品 卜昭8 !XW 其ノ他ノ雑品
二九八
出構成の変化の検討と同じ意味をもつものと言えるであろ
やつ0
12 表2131A・Bの消費材・同原料の輸出合計の欄
によると、それは、ほとんどつねに、七Cパーセント以上
の高率をしめし、とくに、明治前期と大正後期には、八こ
パーセント以上の高率をしめしている。これにたいし、労
働手段・同原料合計の欄によると、それは、ほとんどつね
に一∩)パーセント以下にあり、明治後期から大正前期にか
けて一〇パーセント前後をしめすにすぎない。だから、わ
が国輸出の大宗は、消費材・同原料であったことは明白で
ある。
13 表2-2-A・Bの、繊維品輸出小計の欄によれ
ば、それは、明治元年から大正七年(一九一八)まで、四
二~五六パーセントの高率をしめ、大正八年から昭和四年
までは、六六~七四パーセントの、さらなる高構成比をし
めす。これは、消費材・同原料のなかでも、繊維品が大宗
となっていることをあらわしている。そして、昭和五年以
降におけるその葦の低下は奮が響きえ、輸入が国家的独占資本主義、なかんずくその軍事的中枢をささ
えじかも・蟄の奈畿維曇ある与れば、莞の犠裏現している.
な謹で・台湾.朝鮮への移出品の比重をみると、それは、つねに六パーセンーをこえず、昭和五年以降、五パ
ーセント奪窪す蒸・移出市場としての番地の嚢は、移入の場盒-らべて大きくないことがわか
るロ美
右の諸委そうくわし-検討するために、つぎに、表21-c匙表2-3-cの一二つの表をかかげるこ
とに葛。これらの表の作成奉記号は・前節・表・一C寺キCと全く同一である.ここでは、輸出
であるこ彪かかわる相違点だけをのべて誓う.
喉藩の表は、表2t、-A。B~表2-A・Bの品-ミ三パーセンーをこえる品目のみを抽出して作成された
@ものであるが・三fセント窪した年次が少期間である木材・汽船.人絹織物はこれを除外した.
さてごれらの製表21、-C-表2-3-C奮、とりあえず、つぎの諸点を指摘しうる.
班表2t2との絹関係品讐萎と、明治後期の低下、大戦中の低下をふくみながらも、昭和五年まで、
喜憂の構成比をしめし・わが国勢切棄菱とをしめしている.そして、曇かで最大の構成比をし
めすのが素である』れ寒して嶋治一星(天九七)以来、構成比を急速に増大させたのが綿関係品であ
り、とく実正中期以降の・綿織物を忠としたその構成比の増大はいちじるしい.しかし、生糸を中㎏する絹
関簿は箋豪いのであって・それにつぐ位警めているにすぎない.だが、生糸.絹関係品が昭和五
二九九
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
表2-1-C 目
口坦
明1~昭8消費材● 」料濃産肱ど’構成比の変化
:期間遡間
農産物・同加工1 米 ・籾 小 一
一
M1~M22
M23~M44
T1~S8
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1構成比
M6~:M14
M15-M32
0岬3
3~8
M33~一 1~2T6
・叩計
.一林 産望・同 加 工 品
マッチ 小 計
・Mタi・一31M副・一2…M面i1-3期間構成比』期一 竅c構成比i期間献比、
目 ,,
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M1~lM22
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1 構成比1期 一
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M1~M20M2!~M26
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:M1二M142・一3・
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器磨響
1諭
明1~昭8・労働手段・同原料・構成比の変化表2-3-C
文1
言十合
構成比
にノ
~ ~
3 【フ
期 問
M1~ M16M17~ M22
労働手段用原料
石 炭1 銅期間構成比噺間隔戯M畝・一2!M畑1=3
品
目
期
問 ク
~ ~
1 4
M1~ M16
M17~ T7
M1~M21
8~13M23~ T6
ロノ
~ ~
つフ 一
・一21丁輪 lT11-
l S8
T8~ S8,
M22~ 1 3~5 M28
M29~ 5~8 M36
M37~ 3’}5 T3丁論い一3
M23~ M44
T1~ S8
三〇ニ
ヤ ヤ ヤ
年、危機の現象化によって低下するのにたいし、
綿織物・綿関係品が低下せず、かえってこれをカ
バーするうごきをみせる点は、注意しておく必要
がある。
22 表2111Cによれば、水産物・同加工
品.昆布類・製茶が同一のうごきをしめすので、
あって、明治のはじめからの高い構成比が、明治
中期以降、低下してしまう。これにたいして、
米.籾は、明治中期にその構成比をたかめ、明治
三三年以降、それを低下させる。前節、21でのべ
たように、米の輸入は明治…二年から上昇する
が、その輸出が低下した明治三三年(一九〇〇)
をもって、わが国が米の完全な輸入国になったと
言ってよいであろう。また、農産物同加工品(そ
れは主として真田.花莚のうごきをしめす) ・林産物
同加工品およびマッチは、その構成比を明治中期
に上昇させ、大正中期に低下させている。
要が拡護これによって、その輸出構成比は低落したのである 乙の表の作成方法お
鶴繰鱗を離離欝欝p墾籍
は虜常理その構盛銭下巻るタイプで曹 警騰
る。cは』箪高い麗をしめる--プき.さらに、AおよびBはそれぞれ一一一つに細分さ般
盃中狸誇る対称的変化によ.て区別されている. 。
さて、この表によ.て、つぎの礫罐繋縫明治元き昭和八年ま:ね の大委し
肌すでに墾のべ装うに、 したがって招和逢齢の
多にのべる諸変化に かわら嘆一貫してわが国輸入の最大の擁駿独占資本き しむるこ
生糸蟄の葦の低落は、そのささえる輸入を動揺せしめ、ひいては、
と既なギ翻明治一五年・天八二)前後に、 成に』つの小変化があ.ζがわ終翻
熊蜂諜縫騒酸擁鍵舞※に属する諸
義善本資奎携簑震の変化についてー
表2-4 明1~昭8・構成比の変化からみた輸出品目の諸類型}
i区分 特 徴lAI l明1より構成比高く明10~
1明40に下降以後そのまま ∫
IA21製以前に下降・以後その
一A3明10~明20に上昇,明20~
明40に下降,以後そのまま
BJ明20~明40に上昇,大正期1にさらに上昇
B21明2・一明4・に上昇・大IE期
1に下降
l I !
卜
B耀縮明40に上昇・師期
C…全期問にわたって圧倒的な「 構成比をしめ湖30ごろや1
や構成比さげ,大正期に再 1 上昇・昭和5に糟鵬r
品
、
年 次
目卜
製 茶
1昆布類一水産物・同加工品小計
輩覧腱墨燈、
蟄画圏酔
i卜図國
1
蚕 卵 紙 回米および籾
屑糸など絹 手 巾
一陣『
覇鐙
⑮⑫⑳
1 1
綿織 物綿関係品計
綿 糸
看 炭
銅
労働手段用原料合計
農産物・同加工品小計
マ ッ チ
林産物・同加工品小計
絹 織 物
生糸など
絹関係品計
繊維品小計
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1回
国圖圖
一論
文1
〇四
Bグループに属する諸島とは、綿糸・綿織物.絹織
品目の低落と、鼠孟グループに属する諸口菅の上昇である. このような
物、毎銅・真田・華マッチで萱このなか塁の比重をしめるのが、綿糸.綿織物である.
籠目構成は・ 年に窶したと考えられ、この輸出構成が、前節の、同じく明治四。年ごろ蒲
諸人構成きえるのである・そして、この輸入構成をささえる最大の品目こそ、生糸.絹織物輸出であり
につぐのが、綿糸・綿織物輸出である。 、
讐の蟄構成は・奮翌蒙大きな変化を-ける.それは、跳グループに属する諸口叩狙綿糸、、石
炭遍真黒態マッチの簗萱琶難物、&の生糸.絹織物への輸出の収斂であるここにレた
って萌茜建定着藷入構成髪柱は、生糸・絹織物箆と綿織物輸出とに単純化される.
讐ころが・右 構成婁のもきる生糸.絹織物輸出は、昭和五年(一九、二。)を劃期とし無縫
まじめる。つ直無物笹だけが・わ麓の輸入をきえるものとなる傾向があらわ羨誓そ、
♂九二。)を起魯し・と芝繋・絹織物蟄をつ畠く体制的犠の現象懸架らない.
以上の箆構成の諸変装建肉つけするために、釜、主要蟄品目、すなわち、蟄構盛五パーセン
ト以上の品目について・その糟先の疑・表2--人-表2志し。をかかげよ-.これらの表は、前節表-
16志~表・一61Cと同じように作成されている.
〔表の説明〕
Aこれらの表にとりあげた輸入品珪ル嬰--Cの・軍構成崔-センーをこえる品目であるが、主としてフラン
スにむけ輸出されたと目される蚕卵紙は、これを除外した。
三〇五
1戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
表2-5-A、 明13~大2
分区製
’製茶’ D『別●輸出先の変化
年 次
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1論 文- 三〇六
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t戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてi
表2-5-A31明14一明26・籾国別・鞘先の変{ヒ
1\区1 米 ・籾
〇七
表2-5-A証明13一明28・屑綿ど・国別・輸出先の変化
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織 物
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1論
文1
0八
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
表2-5-B2、明29一昭2・綿織糸・国別・輸出先の変化
〇九
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表2-5-B22 明16~大5・石炭・銅・国別・輸出先の変化
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一 一
1論文1
○
1戦前日本資本主義の貿易構成の変化につい
表2-5-B3明22パ昭3・絹織物・国別・輸出先の変化
卜・.区分絹 織 物
34123
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表2~5-C 明13~昭3・生糸・国別・輸出先の変化区分-
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!論
文ー
さて、これらの表を検討すると、つぎの諸点が確認できる。 触
狙表215舟よって繋の糟先をみるに、米国が圧倒的な比重をしめている.また、表2-5副Aによ
って、米・籾の蟄先萎に・奎たるものは、英国および濠洲畠である.さらに、表213-Aによっ
て、累真綿の蟄菱窪・フランスが圧倒的琵重言めしている.そして、これらの口釣目は、いずれもA
グ・ルー芝賢明治二。年か扇治四・年にかけて、その構成比を低下させるのであるから、右の輸出先への笹
は、その比重をさげることとなる。 一
覗表2キCによって・喜て蜀禦構成比をしめる生糸の、明治四。年ごろまでの輸出先をみるに、則
治+六年(天八三)ま蓬英畢首位にあ-、明治+七年以降、米国と英国とが相拮抗し、明治一一一七年([九。四)
以降・米票圧倒的菟位をしめ窪いたっている.つぎに、表2-5氏によって、明治四。讐ろまでの絹渤
の輸出先をみ畠明治三五髪九・二)以降、米国と英累層をならべ、明治四。年以降、これに英領印度が血
わるという形唾ている・毒麦2と-私儀て綿織物の蟄先をみるに、明治四。年前後では、中国が圧
倒的な地位をしめている・遵・表-一慶って綿糸の輸出先をみるに、明治四。年前後では、中国が圧個
的な地位をしめている・毒麦2と良によって、石炭・銅の蟄先をみるに、中国が圧倒的な地位をしめてし
ることは明白である。
これを要するに・明治二。年馨囲・年にかけての輸出震の変化は、製茶.蚕卵紙.屑糸など.米および籾↓
米国・フランス畜蜜び濠洲山の低落にかわって、綿糸毒物.石炭.銅↓中国、絹織物↓米国.英国.
英領印度の出現なのであり複雑轟出構成の、つぎの二系列への轟化の過程でもあ.た.すなわち、生糸.絹織
三一三
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
1論 文一 . 三一四
物↓米国・英国・英領印度、綿糸・綿織物・石炭・銅↓中国がこれである。
娼 すでに、33でのべたように、大正中期には、輸出品目の綿織物、生糸・絹織物への収斂が行われる。いま、表
215!以によって、綿織物の大正期の輸出先の変化をみるに、大正五年(一九一六)から、中国のほかに英領印度
が相当な比重をもつようになり、さらに、大正九年(一九二〇)からは、蘭領印度がこれに加わってくる。 つぎに、
表2-51Cによって、生糸の輸出先をみるに、米国の比重が、大正八年(一九一九)以降、ますます圧倒的になる
ことがわかる。つぎに、表2151銑によって、絹織物の、大正期の輸出先をみるに、大正五年以降、これまで、英
国.米国とならんでいた英領印度が脱落し、かわって、大正一〇年(一九二一)から濠洲がこれに加わっている。こ
うして、大正中期から、輸出構成はますます単統化し、綿織物1中国・英印・蘭印、生糸・絹織物↓米国・英国・濠
洲の二系列となる。
(1) この点については、前掲拙稿「体制的危機の一側面」をみよ。
三貿易構成の変化
第一節では輸入構成を、第二節では輸出構成を検討し、多くの点を確認してきた。ここでは、これらの諸点を総括
することとしたい。
n すでに確認したように、輸入構成・輸出構成ともに、明治二()年から同四〇年にかけて変化し、ほぼ明治四〇
年ごろに一定の型として定着した。したがって、わが国の貿易構成は、ほぼ明治四〇年に確立、定着したということ
ができる。そして、その輸入構成は三系列からなり、第一系列“鉄・畿械↑欧米先進国、第二系列H米・油かす↑ア
懸轍灘禦霧.離饗雛講
ち重郡対欧米先輩機雲晃輸窪糸毒物輸出、第二環節H対アジア植民地.中国[米.油
かす掩撃綿糸難物●石炭卑絹織物箪塞ある.さらに、二つの地域にまたがる棉花輸入をの
雲叢比の箸置限定すると重環節-躍鉄筆生糸.絹織物笛第二環節“米.油かす輸入-
綿糸・綿織物輸出というように単純化ができる。
皿明治四。年前後は・私的独占体に補完発墨占体を中心とする早熟的な、軍事的な国家的独占資本主義
の確立の時期である・し瑳嵩じ時期に定糞右竃構成は、この確立過程の反映であると同時に、これ
をささえるものであったといえるで蓉-・そして、日本の国家的独占資奎義、なかんずくその軍事的中枢の確
立寵を霧罷置碁さ たのは、輸入第系列-鉄.機械と輸入第二系列一米.油かすとである.
輸奎系列蕪は看ろ・箋一・第素列きえるものとして位確づけられる.すなわ‡れ憶、
綿糸毒物の蓼著てそれらの萸構成比隼させ、第一.第二系列の輸入構成比を増大させたのであ
る。さ亀そ蔑蟄第素列藁・綿織物蟄を増奪、総輸出額を増加させることによって、篁.第
二系列の輸入構成比の増大を可能にしたのである。
Bところ:の箋三系列と壌二系列とが、どのよ-に、輸入第一.第二系列をささえたかを検討して
みよう・おため、つぎに表3!人.Bをかかげる.
三一五
-戦前日本資本主義の貿易構成の変化についてー
表3-1-A 明1~明33・綿関係品輸出入対比区・分 輸 出
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次\
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3
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22 _23 2r
24 81 25 8
26 59
27 956
28 1,034
29 4,029
30 13,490
31 20,117
3228,521
3320,589
輸 棉棉
B実繰
入
…綿メiA
1綿織物脳l i秘冷言+
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1121111
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2,512
2,598
3,910
5,724一
」一
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2・951 P19・611
3,447i24,822
6・3781132・573’
1
綿糸 綿織物
躍1雛132,66172,211
26,54859,472 11
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3,41812,6237,129、
4,5222,9828,132
3,5205,5259,252
5,3354,88810,309,
灘繹1i矧
4,1524,9089,516!
4,085 4,195 8,698一,
7,2065,00812,5021
6,180 5,83112,113
7,7005,52313,394
7・2645・・4412,5・5i・
6,562 4ナ21911 248 ’ 1
6,165 2,785 9,198-
5,1532,4888,2021
5,1902,8848,883
5・9052,3178,917i-
8,2353,38012,529] 1
4,69220,5261
4,66822・859
4・12919,4221
5・5893・41817・2061!
7,1324,66824,1251「
7,284 5豊67929,115一 ほ
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11,372
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4,963
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10,879
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〔表の説明〕
1 これらの表は、前掲『日本貿易精覧』によって作成した。
2 これらの表の品目は、綿関係品のうち、貿易構成比、一パーセント以上のものである。
3 これらの表の数字は、単位 000円の金額をあらわしている。
これらの表によると、綿関係品の場合、つねに輸入が輸出を上まわっていることがわかる。この点から言えば、の
ちにのべる生糸・絹織物の場合とは異なり、輸出が第一・第二系列の輸入をささえているとはいいがたいであろう。
だが、国内紡績業展開せず、国内市場が外国綿製品に席巻されている段階にくらべて、それが展開し、外国製品を駆
逐し、さらに輸出が伸長する段階は、輸出にたいする輸入の比重が相対的に低下するであろう。 この相対的低下こ
そ、生糸・絹織物とことなる綿糸・綿織物の、したがって棉花輸入と綿糸・綿織物輸出とが、輸入第一.第二系列を
A
ささえる独特のしかたなのである。事実、これらの表によると、明治三〇年(一八九七)を劃期として、研は二倍台
に落ち、明治三六年(一九〇三)以降、越はコンスタントに二倍台に安定するのである。こうして、こういう形で、
C
輸入第三系列目棉花、輸出第二系列U綿糸、綿織物が、輸入第一系列U鉄.機械、輸入第二系列一米.油かすをささ
える役割を果していることが明ら.かとなる。
14 この輸入第一・二系列の支柱として、すでにのべたように、朝鮮・台湾からの米.砂糖の移入を見落してはな
らない。このような日本の植民地支配は、輸入第一・第二系列を、それぞれ異なる仕方でささえたのである。
15 しかし、輸入窮一・第二系列を、最大の比重で、そして相対的にではなく絶対的にささえたのは、輸出第一系
列U生糸・絹織物であった。かくて、輸入第一・第二系列の支柱は、輸出第一系列、輸入第三系列”輸出第二系列、
植民地支配の三本であることになる。そして、これを要するに、乙の貿易構成は、生糸.絹織物、綿糸.綿織物とい
う消費材を、国内消費を制限することによって輸出し、これを、日本の国家的独占資本主義にとって不可欠の、生産
材“鉄・機械類、消費材日米・油かすとおきかえるしくみであるということができる。そして、国内消遣の制限によ
る消費材輸出は、地主制支配の日本農業を基礎とする低所得・低賃銀によってその条件をあたえられ、権力の規制.
組織化、財政による収奪によって実現されたものであり、いわゆる国内市場狭隘論が反映するところのものである。
1戦前日本資本主義の貿易構成の変化について1 三一九
-論 文一 三二〇
生産材・消費材輸入のうち、消費材輸入は、それが地主制目歴史的社会的条件にかかわるものであるが故に、しばし
ば、無視されてきた。また、生産材を必要とする軍事的中枢の存在も国家一般に解消されてきた。このような限界が
あるにせよ、この輸入の側面は、いわゆる資源貧困論に反映されてきたところのものである。だが、いずれの論も、
消費材と生産材・消費材との、軍事的中枢のためのおきかえであるという、決定的な論点が忘れられている。さら
に、一方における消費制限そのものが、他方における、とくに軍事的中枢の生産材取得の条件をなしているという決
定的な点を見落している。
21 つぎに、この貿易構成の大正期における変化をみることにしよう。すでにのべたように、輸入三系列には変化
はない。ただ、第一および第三系列において、米国の比重の増大がみられるだけである。輸出構成では、品目が単統
化し、そのかわり、輸出先が多様化している。すなわち、輸出第一系列”生糸・絹織物-米国・英国・濠洲、第二系
列n綿織物-中国・英印・蘭印となっている。これを地域にまとめると、第一系列11生糸・絹織物-欧米先進国・ア
ジア植民地、第二系列U綿織物ーアジア植民地となり、基本的な変化はみられない。ただ、貿易における米国の比重
の高まりが一つの変化であることは忘れてはならない。
22 いま、地域を基準として、輸出入の環節をみると、つぎのとおりである。第一環節”対欧米先進国-機械・
鉄.棉花輸入一生糸・絹織物輸出、第二環節U対アジア植民地・中国-米・油かす・棉花輸入一綿織物・絹織物輸
出。したがって、明治四〇年に定着した貿易構成は、 その基本的性格をかえることなく存続したということができ
る。したがってまた、大戦後の、私的独占体の躍進をてことする国家的独占資本主義の再確立も、この貿易構成にさ
さえられて行なわれたということができる。
%この貿易構成の解体じたがっ画家的独占資奎義の犠は、お震の婁の轟である輸出第系列u
生糸■難物蟄の霧馨はじまる・それは、歪九年を起点叢昭和五年の震比低下とな.て現象する.世
界の雷主義列強のな袈その弱い蓼蔑する日本雷主義は、まず国際貿易“生糸輸出から破綻し、それが輸
入第丁第一素列の支柱でありごの二系裂国家的独占資本義その軍事的中枢の支柱であるが故に、体制的危
機を必然化するのである。
一戦前日本資本主義の貿易構成の変化について一
三二一