「多様性と調和」の 実現を目指して ·...

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-オリンピック・パラリンピックと人権- -オリンピック・パラリンピックと人権- 「多様性と調和」の 実現を目指して 「多様性と調和」の 実現を目指して この冊子には、音声コードが右ページ右下に印刷されています。 専用の読み上げ装置等で読み取ると、記録されている情報を音声で聞くことができます。

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-オリンピック・パラリンピックと人権--オリンピック・パラリンピックと人権-

「多様性と調和」の実現を目指して

「多様性と調和」の実現を目指して

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 2020年、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。 世界中のアスリート、 大会を訪れる様々な国のお客様、 そして東京に住む私たち自身にとっても史上最高のオリンピック・パラリンピックとなる東京大会を目指しています。 国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック憲章には、 オリンピズムの根本原則として、 人権に配慮した大会であるべきだということがうたわれています。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、 年齢や障害の有無、 国籍、 文化などの違いにかかわらず、 社会の一員としてお互いが尊重し合い、 支え合う、 そんな共生社会の実現に大きな弾みをつける機会です。 東京都は、 ラグビーワールドカップ2019、 そして、 東京2020大会、 この二つの大会を一体のものとして捉え、成功に導いてまいります。 そのためには、 東京を人権尊重の考え方が浸透した都市とし、 オリンピック憲章が掲げる人権尊重の理念を、 東京において実現させることが不可欠です。 東京都では昨年8月、 「東京都人権施策推進指針」の見直しを行いました。 社会経済状況の変化が激しさを増す中、 人権を取り巻く状況は複雑多様化し、新しい人権課題も顕在化しております。 東京都は、 これら人権課題を取り巻く状況の変化に迅速に対応し、効果的な人権施策を実施し、 2020年の先の価値あるレガシーの実現に全力で取り組んでまいります。 日本には、 他者を思いやり、 尊重し、 お互いに助け合って生活してきた伝統や多様な文化を受け入れ発展してきた歴史があります。 都民・国民の力を結集し、 人権が尊重される都市・東京にしていきましょう。

平成28(2016)年7月  東京都

人権尊重都市・東京の実現に向けて

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このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。(日本オリンピック委員会「オリンピック憲章」(2015年版・英和対訳)よりオリンピズムの根本原則 第6項)

※レガシー:オリンピック・パラリンピック競技大会等の開催により開催都市や開催国が、 長期にわたり継承・享受できる、大会の社会的・経済的・文化的恩恵のこと。

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 国際パラリンピック委員会(IPC)も「IPCハンドブック」で人権尊重の理念を強く表明しています。 私たちは、東京2020大会の開催都市として、これらの理念を実現することが求められています。

IPCハンドブック「人権に関する立場表明」(抜粋)4 IPCは、スポーツが平和の推進に寄与し、万人に対して人間の尊厳と平等を守るものであると信じている。

 オリンピズムとは、オリンピックの「あるべき姿」を示した理想であると言われています。国際オリンピック委員会(IOC)が定める「オリンピック憲章」には、オリンピックは「人権に配慮された」スポーツ大会であることが明確にうたわれています。

オリンピズムの根本原則(抜粋)4 スポーツをすることは人権の1つである。すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。オリンピック精神においては友情、連帯、フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。

6 このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教(中略)などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。

オリンピック・パラリンピックと人権

 IPCはパラリンピックの価値として次の4つを掲げています。    「勇気 (Courage)」   「決断力 (Determination)」   「平等 (Equality)」   「鼓舞 (Inspiration)」 東京は、パラリンピックの開催に

よって、一人ひとりがこれまで以上に障害のある人や外国人など様々な立場の人への理解を深め、東京2020大会が掲げる基本コンセプト「多様性と調和」を実現することが求められます。

「オリンピズム」を知っていますか?

パラリンピックと人権

パラリンピックの価値

4 5日本オリンピック委員会「オリンピック憲章」(2015年版・英和対訳)より

(「人権に関する立場表明」4より)

1964年東京パラリンピック大会開会式

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東京大会と人権

 東京2020大会ビジョンでは、3つの基本コンセプトが掲げられています。 「全員が自己ベスト」「未来への継承」と並んで示されているのが「多様性と調和」です。 これは、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、 政治、 障害の有無など、 あらゆる面での違いを肯定し、 自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩するのであり、 東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、 共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする、という想いが込められています。

 東京都は、 東京2020大会の開催を契機に、 人権尊重都市・東京の実現を目指しています。 このため、 東京都は、 以下に掲げた基本理念のもと人権施策の推進に取り組み、 国際都市にふさわしい人権が保障された都市を目指します。

東京都人権施策推進指針 基本理念①人間としての存在や尊厳が尊重され、思いやりに満ちた東京②あらゆる差別を許さないという人権意識が広く社会に浸透した東京③多様性を尊重し、そこから生じる様々な違いに寛容な東京

 アジアで初めて開催された1964年東京大会。オリンピックには当時の史上最多となる93の国と地域が参加し、5,000人を超える選手が世界から集まりました。 一方、2012年のロンドン大会の参加国・地域は「204」。 半世紀ぶりの東京大会。トップアスリートとともに、世界中の文化、価値観に触れるチャンスが東京にやってきます。 なお、パラリンピックという名称は、東京大会の際に日本で名付けられた愛称で、もともとは「Paraplegia(対まひ者の)」と「Olympic」という言葉を組み合わせたものでした。現在では「Parallel(もう一つの)」と「Olympics」を組み合わせ、「もう一つのオリンピック」という意味で用いられています。

東京2020大会のビジョンに掲げられた「多様性と調和」

東京都の人権施策推進指針

1964年東京大会

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アスリートからメッセージ 杉山

さん

杉山 愛さん/プロフィール(テニス/アトランタ・シドニー・アテネ・北京 オリンピック大会出場)元プロテニスプレイヤー。グランドスラム(※)のシングルス連続出場62回の女子歴代1位の記録を樹立。日本人選手として初のダブルス世界ランキング一位を獲得。2009年に現役を引退。(※世界四大大会。全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンの四大会のこと。)

○ オリンピックに4大会連続出場された杉山さんにとって、オリンピックはどのような舞台ですか。 グランドスラムとは違った雰囲気を味わうことが

できる、私にとっては「5つめのグランドスラム」

です。日の丸の旗を振って応援してもらうなど、普

段のツアーよりも日本人として意識するところはあ

りますね。

○ 自国開催となる東京2020大会。選手にとってはどのような大会となるでしょうか。 自分の国でオリンピック・パラリンピックが開催

されること自体がすごいことですが、実際に選手と

して体験できるのは、限られた選手生命の

中でタイミングがぴったり合わないとでき

ない、貴重なことだと思います。特に若い

選手にとってはモチベーションになります

し、ベテラン選手にとっても、東京大会ま

で頑張ろうというきっかけになるのではな

いかと思います。

○ テニスはネットを挟んで相手と対戦しますが、最後に握手をしたり、互いに声

を掛け合ったりしますね。 試合後の、勝った選手のスピーチなどを聞いてい

ただければ分かりますが、勝った方も負けた方も相

手をたたえ合い、相手のチームも「おめでとう」と

祝福したりします。また、選手へのリスペクトだけ

ではなく、大会運営の皆さんやスポンサーの方、ボ

ランティアの方など、大会を作り上げ携わっている

全ての人に対しての感謝の念などが語られますが、

それは選手が日常感じていることなんです。「する

側、見る側、支える側」と言われますが、みんな

に感謝の気持ちがありますね。

相手のことを知って、お互い に認め合うことが大切だと思い ます

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○ ダブルスのパートナーも様々な国籍の方と組んでいらっしゃいましたが、文化の違いを感じることはありましたか。 自分自身が中学生の頃から海外の大会に出て、海外の生活を長く

経験しているので、国籍などの違いに対する先入観はありませんでし

たね。テニスに関して言うと、「日本が大好き」と言ってくれる海外

の選手は多いですね。日本食も好きですし、「安全だ」という話も聞

きました。

 私がダブルスのパートナー選びで一番大切にしていたのは、「この

選手がパートナーだったら楽しめるかな」というところでした。パート

ナーの人柄や温かさ、優しさに魅力を感じて、お互いに認め合うこと

ができたことが、結果にもつながったのかなと思います。

○ 多様性への理解を深めるにはどのようにすればよいでしょうか。 SNSの普及などで急激に世界が小さくなったように思います。い

ろいろな国があり、いろんな人たちがいる、それを知るのが容易に

なったと思います。まず自分を知るということも重要ですが、相手の

ことを知り、そして相手を尊重する。2020年までの間にいろいろ

な国を知るということも準備として良いことだと思います。私自身は、

小さい頃から家にウィンブルドンのポスターが貼ってあったこともあっ

て、7歳の頃には「海外で活躍できるプロテニスプレイヤーになりた

い」という夢があったので、英語への興味がわきました。多様性を

受け入れるためには、外国語を学んでみるのも良いですよね。

○○○○○○○○○○○○○○写真提供:株式会社ベリィ・ボタン

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山田 拓朗選手/プロフィール(競泳/アテネ・北京・ロンドン パラリンピック大会出場、リオデジャネイロ大会日本代表候補 自由形・S9クラス)1991年生まれ 左先天性前腕亡失 株式会社NTTドコモ所属13歳中学一年生で史上最年少で臨んだアテネ大会以降、4大会連続でパラリンピック出場を決めた競泳パラリンピアン。

○アテネ・北京・ロンドン・リオと4大会連続出場されているパラリンピック。山田選手にとっては、どのような舞台ですか。 四年に1回の開催ですし、全ての障害を持つアス

リートがトップをめざす舞台なので、大会の雰囲気

が他の大会とは違いますね。選手にとっては特別な

大会で、ピリピリした感じもあり、でもやっぱりす

ごく楽しい舞台です。それから、2012年に開催

されたロンドンパラリンピックはパラリンピック発祥

の地ということもあって、お客さんの関心がすごく

高かったです。本当に温かい雰囲気の中で競技をす

ることができたので、素晴らしい大会でした。日本

ももっともっと盛り上げていきたいですね。

○様々な街の大会に出場されて、障害のある方へのアプローチについて、どんな場面で日本との違いを感じますか。 ハード面でのバリアフリーでは日本の方が

整っていると思います。ただ、例えばロンド

ンに関しては、石畳とか、車いすにとって動

きやすいとは言えない道も多い中で、それ

が問題とならないような、街の人の意識が

あるんです。日本もそういった意識をもっと

広めていくことが大切だと思いますね。

○気持ちの面でのバリアフリーが広まるために、私たちに大切なことはどんなことだと思いますか。 困っている人がいたら助けるというのは、障害の

あるなしに関わらず、普通の感覚ですよね。その「一

緒にいるのが普通」っていう感覚を根付かせるため

には、障害のある人と交流する機会を増やすという

ことがまず一つ大事だと思いますね。

○ 東京2020大会を通して、障害のある人もない人も共に支え合えるような東京にしていきたいですね。 そうですね。オリンピック・パラリンピックは多様性の理解を深め

るために、とてもいい機会だと思います。

 だからこそ、方向性を間違えちゃいけないなという想いがすごくあっ

て。「サポートしなければならない」という感覚だと、より壁ができ

てしまう気がしています。ぼくら、遠征に行っても何かしら障害があ

るチームメイトしかいないんですけど、必要以上にサポートはしませ

ん。それが普通なんです。僕の母もいい意味での“雑さ”があって、

僕自身も何でも自分でやりたがる子供だったので、幼稚園のころから

アイロンがけや皿洗いをしていました。最低限のサポートはありまし

たけど、「やめておきなさい」とは言わなかったですね。

 そうした自然な関わり方が大切だと思うんです。それが普通になれ

ば、サポートも負担にならないと思いますし、障害のある人もない人も

お互いに「あたりまえ」という感覚に繋がっていけばいいなと思います。

パラリンピアンの姿を通して、 障害との関わりが、あたりまえに感じられるように なってほしいですね

アスリートからメッセージ

山田

拓朗

選手

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写真提供:株式会社NTTドコモ

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ここにも注目!

オリンピック・パラリンピック

 パラリンピックに参加する選手が実力を最大限に発揮して大会に臨むことができるよう、さまざまな人々が選手を支えています。 例えば、水泳では、視覚障害の選手が壁の位置を把握できるように、ターンやゴールの直前に、コーチ等が「タッピングバー」(上写真)を使って、選手に壁が近づいていることを伝えます。 陸上競技のトラック種目・マラソンでは、視覚障害の選手は「ガイドランナー」(下写真)と呼ばれる伴走者とともに走ります。

おもてなしの気持ちを形に(ピクトグラム)

障害者アスリートを支える人

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 オリンピック・パラリンピック競技大会の開催地には、世界中の国や地域から、国籍や言語などが異なる多くの人々が集まります。 1964年東京大会(第18回夏季大会)では、誰にでもわかるように工夫された、言葉に代わる絵文字(ピクトグラム)が活用されました。競技種目を表すピクトグラム(競技シンボル)だけでなく、施設案内用のもの(施設シンボル)が体系的に作られたのは、世界で初めてのことでした。 その後も、ピクトグラムは、デザインを変化させながら継承されています。

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大会を通して〝人権〞を見つめなおそう

 近年のオリンピック・パラリンピック競技大会では、「多様性」が強調されています。これはオリンピック・パラリンピックに多種多様な人々が参加し、オリンピック・ムーブメント(※)を広めていくという考え方に基づいています。 東京2020大会を全ての人が参加し、楽しめる大会にすることで、多様性を尊重する共生社会の実現というレガシーを作り出すため、身近な人権課題をもう一度見つめ直してみましょう。

※スポーツを通じて、心身ともに調和のとれた人間を育て、友情、連帯、フェアプレーの精神を培い相互に理解し合うことにより世界の人々が手をつなぎ、世界平和を目指す運動。

 障害者の方にとってのバリアは、店舗等における段差といった「物理的バリア」などハードのバリア以外にも、情報の入手が困難などの「情報面のバリア」や、偏見や差別といった「心のバリア」などがあります。 東京は、世界で初めて2回目のパラリンピックを開催する都市として、障害のある人もない人も互いに尊重し、支えあう共生社会を実現するなど、大会で確かなレガシーを残していかなくてはなりません。

 東京2020大会には、選手だけでなく、 多くの観光客などが外国から訪れることが予想されます。日本の「おもてなし」の質の高さが世界的に称賛される一方、 言語・文化・宗教・生活習慣などの違いへの無理解から、 外国人に対する差別や偏見が見られます。 オリンピック・パラリンピックは世界的なスポーツの祭典でもあり、「平和の祭典」とも言われます。国籍や人種などを超えて、世界トップクラスのアスリートが躍動する姿を通し、外国人と日本人が互いを尊重し合い、多様性を受け入れることの大切さを考えてみましょう。

外国人の人権

障害のある方

「多様性の尊重」という価値あるレガシーを見据えて

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1964年東京オリンピック大会閉会式。日の丸を持つ日本選手団の旗手を担ぎ上げ、仲良く行進する各国の選手たち。

2014年ソチパラリンピック大会閉会式

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(参考情報)公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)HP http://www.joc.or.jp/ http://www.joc.or.jp/olympism/charter/ (オリンピック憲章)日本パラリンピック委員会(JPC)HP http://www.jsad.or.jp/paralympic/jpc/公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会HP https://tokyo2020.jp/jp/東京都オリンピック・パラリンピック準備局「2020 年に向けた東京都の取組 -大会後のレガシーを見据えて-」 http://www.2020games.metro.tokyo.jp/公益財団法人人権教育啓発推進センター 「オリンピック・パラリンピックと人権」 「いっしょに学ぼう!障害のある人の人権~パラリンピックへ向けて~」 http://www.jinken.or.jp/

東京都総務局人権部HP「じんけんのとびら」 http://www.soumu.metro.tokyo.jp/10jinken/tobira/人権部ツイッター https://twitter.com/tocho_jinken東京都人権部チャンネル(YouTube)https://m.youtube.com/playlist?list=PLBuPgafouWckVRBKcEz9OA9Ye6sZzLa1H

平成28年7月発行編集・発行 東京都総務局人権部人権施策推進課      〒163-8001 新宿区西新宿二丁目8番1号      電話番号 03-5388-2588(ダイヤルイン)写   真 フォート・キシモト印   刷 株式会社清光社

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