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NPO インターンラボ キックオフシンポジウム ■日時 9 月 15 日(土)14:00~17:30 ■会場 駒澤大学 駒沢キャンパス 1号館 301 教室 ■参加者 63 名(一般:32 名、関係者:31 名) 一般内訳 中間支援 NPO:14 名 NPO:6 名 大学:5 名 企業:5 名 他:1 名 関係者内訳 実行委員:13 名 学生スタッフ:12 名 ゲスト:7 名 ■タイムライン 14:00- オープニング 14:15- 基調講演:NPO インターンシップが地域で果たす役割 赤澤清孝准教授(大谷大学) 15:00- 分科会事前プレゼンテーション 15:30- 分科会 分科会テーマ①:想いを活かせるプログラムの作り方 分科会テーマ②:プログラムを支える運営資金~誰が出す?どう集める?~ 分科会テーマ③:NPO×学生のホンネ対談~本当に若者や地域は変わるのか!?~ 16:30- 分科会シェアタイム 17:00- 交流会 17:30- 閉会 ■ 主催:NPO インターンシップ・ラボ実行委員会 助成:公益財団法人トヨタ財団 オープニング ご挨拶:トヨタ財団大野様 趣旨説明:アクションポート横浜 高城

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NPO インターンラボ キックオフシンポジウム

■日時 9 月 15 日(土)14:00~17:30 ■会場 駒澤大学 駒沢キャンパス 1号館 301 教室 ■参加者 63 名(一般:32 名、関係者:31 名) 一般内訳 中間支援 NPO:14 名 NPO:6 名 大学:5名 企業:5名 他:1名 関係者内訳 実行委員:13 名 学生スタッフ:12 名 ゲスト:7名 ■タイムライン 14:00- オープニング 14:15- 基調講演:NPO インターンシップが地域で果たす役割 赤澤清孝准教授(大谷大学) 15:00- 分科会事前プレゼンテーション 15:30- 分科会 分科会テーマ①:想いを活かせるプログラムの作り方 分科会テーマ②:プログラムを支える運営資金~誰が出す?どう集める?~ 分科会テーマ③:NPO×学生のホンネ対談~本当に若者や地域は変わるのか!?~ 16:30- 分科会シェアタイム 17:00- 交流会 17:30- 閉会 ■ 主催:NPO インターンシップ・ラボ実行委員会 助成:公益財団法人トヨタ財団

オープニング

ご挨拶:トヨタ財団大野様

趣旨説明:アクションポート横浜 高城

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基調講演:NPO インターンシップが地域で果たす役割

基調講演は赤澤清孝様(大谷大学准教授、NPO 法人ユースビジョン代表)より。 <主な内容> ①京都における NPOインターンシップのあゆみ ・阪神淡路大震災をきっかけに当時の学生が中心となって 96 年にきょうと学生ボランティアセンター(現ユースビジョン)を設立。 ・98 年、大学コンソーシアムを中心に NPO でのインターンを開始(トヨタ財団助成)。しかし、2003年あたりから大学にインターンが普及し、仕組み化、インターンシップがつまらなくなる。 ・2006 年に NPO 側が主催する NPO インターンシップを開始。自分たちが育てたい人材は自分たちで育てていこう。やりがい・充実度120%の「本気」インターンシップ。しかし、東日本の震災を機に、活動を終了する。 ②主な成果と課題 ・参加学生がハブとなり、NPO のネットワークが作られたことや卒業生に NPO スタッフを多く輩出したこと、人を育てるインフラとして機能していたと言える。また、長期インターンを実施することで、プロジェクトを任せて責任感、達成感が得られる他、失敗してもリカバリーすることができる。複数の NPOが合同運営することでメリットも多い。人材育成のアイデアやノウハウの共有ができる、NPO の価値や大切している価値感を伝えられる、などが挙げられる。 ・一方で、課題としては学生に価値を伝えることが難しい、フィットする学生を見つけるのが大変、事務局の負担が大きいが外に伝わりにくい、資金面や大学との連携面の難しさなどがある。 ③今後に向けて 京都は NPO インターンシップを終了したことで、ソーシャルな人材が育ってないことに危機感がある。人材育成は継続が大事だと実感している。事務局の負担の軽減や資金獲得については知恵を絞っていきたい。

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分科会

[分科会①:想いを活かせるプログラムの作り方] ファシリテーター:東樹康雅さん(認定 NPO 法人藤沢市民活動推進機構) 事例報告:西尾愛さん(認定 NPO 法人藤沢市民活動推進機構) 高城芳之さん(NPO 法人アクションポート横浜) 参加者:22 名 主な内容 プログラム作り分科会には既にプログラムを運営している団体や類似プログラムを運営している団体、今後運営を希望している団体など、プログラム運営に関心の高い層が集まり、課題や思いを共有できた。 プログラムの目的や地域性による違いはあるものの、プログラム運営をするコーディネーター同士が情報交換やノウハウ共有の場が今後は必要であるとわかった。

[分科会②:プログラムを支える運営資金~誰が出す?どう集める?~] ファシリテーター:今井迪代さん(NPO 法人まつど NPO 協議会) 事例報告:大木本舞さん(とちぎコミュニティ基金) 野地 理恵子さん(ふくしま NPO ネットワークセンター) 参加者:13 名 主な内容 プログラムとしての成果を置くかによって必要な資金額は変わってくるが、参加学生と丁寧にコミュニケーションをとって個々の成長を促したり、団体とのよりよいマッチングを目指すのであれば、コーディネート(伴走・調整)に相応のコストはかかることが見えた。今後は、NPO と同じく同じく人材不足に悩む地域の中小企業との連携したり、遺贈を含む個人寄付やコミュニティ財団のプログラムの 1 つとしてNPO インターンシップを設計・展開できたらおもしろいのでは、という展望も見えた。

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[分科会テーマ③:NPO×学生のホンネ対談~本当に若者や地域は変わるのか!?~ ] ファシリテーター:川田虎男さん(聖学院大学コミュニティサービスラーニング講師) 事例報告:國井美歩さん(明治学院大学3年生) 加藤彬さん(障害者自立生活センター IL・NEXT) 門倉啓介さん(社会人) 参加者:27 名 主な内容 参加側/受入側から、“本当に若者や地域は変わるのか!?”という問いに対して本音で話して頂いた。結論として、3 名から「変わる」という力強い言葉をもらったが、その中で、間に入っている中間支援のサポート・相談が大きな役割を果たしていたことも見えてきた。

交流会

各分科会の議論を共有しました

全体通じて赤澤さんよりご講評いただきました。

今後のラボの方向性の説明と呼びかけをしました。

交流会は大いに盛り上がりました!