Mis31 qol 20140224(最終)
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“QOL” for MIS31~学びの質を高めるために~
第 31 回医学情報サービス研究大会実行委員会mis31_nagoya @ googlegroups.com
http://mis.umin.jp/31/2014/02/16 作成
もくじ
第 31 回医学情報サービス研究大会2014/07/26-27@Nagoya 2
1. はじめに
2. 発表者ガイド →2.から読む
3. モデレーターガイドライン →3.から読む
4. 聴衆の楽しみ方とマナー →4.から読む
5. おわりに
P
A
M
1. はじめに
第 31 回医学情報サービス研究大会2014/07/26-27@Nagoya 3
はじめに >もくじ
第 31 回医学情報サービス研究大会2014/07/26-27@Nagoya 4
• MIS31 の “ QOL” とは?• だれのために?–発表者–モデレーター–聴衆
• なんのために?–発表の場の質向上→” QOL”
MIS31 の ” QOL” とは
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• Quality of Learning =学びの質
• MIS31 運営方針–発表の場をよりよいものに• 公式サイト:大会所信を読む
2014/07/26-27@Nagoya 第 31 回医学情報サービス研究大会
だれのために?
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• 研究発表に集うすべての人たち–発表者–モデレーター• タイムキーパー含む
–聴衆
2014/07/26-27@Nagoya 第 31 回医学情報サービス研究大会
P発表者のために
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• 対象– 主に口頭発表者
• 特に未経験・経験の浅い人– ポスター発表者
• MIS公式サイト「経験者の声」へ ※おすすめ資料あり
• 目的– 発表への足がかり・ステップアップに
• スライド• プレゼンテーション• 心構え
Mモデレータのために
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• 意義・メリット
• 役割
• 実務–当日まで–当日
A聴衆のために
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• 発表の場の一員として–楽しみ方–マナー
発表の場を 3 つの視点で考える
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AP M
2. 発表ガイド
P
P2. 発表ガイド>もくじ
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• MIS31 での口演環境• つくる–スライド–シナリオ
• そなえる• つたえる• うけとめる• つづける
MIS31 での口演環境
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P
P口演会場と機器
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• 会場–メインホール
• PC–運営側で用意– OS : Windows7–ソフト: Microsoft Power point 2010• 本資料では内容に応じて「 PPT 」「スライド」と
略します。–インターネット接続不可
P口演での発表条件
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• 発表時間: 10 分– 7 分経過:ベル 1 回– 10 分経過:ベル 2 回→終了
• 質疑応答: 3 分
• 発表前に打ち合わせあり–発表者,モデレーター,タイムキーパー集合
• モデレーターの指示に従う
つくる
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P
つくる>スライド
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P
Pスライドをつくる前に
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• 不安という名の「壁」–スライドをつくる機会はあっても• 本当にこれでいいのかよくわからない
–そもそもつくったことがない…
• スライドはただの「道具」–いきなり PPT をたちあげない• まずはセルフ・ブレーンストーミング
– 伝えたいことを紙に書き出してみる– 全体像のイメージを膨らませてみる
Pスライド作成のコツ
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• 頭もスライドもシンプルに– 何を伝えたいのかを一番に考える
• 「 10 分で」「このスライドで」– 便利な機能が不要なことも
• アニメーション,クリップアート,ワードアートなど
• 「まなぶ」は「まねる」– ヒントはまわりにたくさんある
• スライドの作り方や発表のコツを記したもの• わかりやすいと感じた人のデザインや手法
Pおすすめ>図書その1
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• Thomas A. Lang 著 . 宮崎貴久子;中山健夫訳.トム・ラングの医学論文「執筆・出版・発表」実践ガイド.シナジー.2012.– 発表手法を学ぶだけでなく医師の情報生産について
学ぶことができる– [ トリビア ] 著者は日本古武術の使い手
Pおすすめ>図書その2
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• 看護研究の進め方:論文の書き方. JJNスペシャル 94 ,第 2 版.医学書院. 2012 .– 医療・健康情報関連の研究初心者向けの簡潔で凝縮
された内容がまとまっている– 口頭・ポスターのメリット・デメリットやモデレー
ターの役割も書いてある
Pおすすめ>図書その3
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• 黒木 登志夫.知的文章とプレゼンテーション,中公新書 2109. 中央公論新社.2011. [ISBN: 978-4121021090]– 癌研究者であり査読・教育に携わった著者ならでは
の的確な資料作成・発表指南– 新書なので手軽に入手できる
Pおすすめ>専門雑誌記事
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1. 渡邊成.分かりやすいプレゼンテーションの心と技 . ほすぴたるらいぶらりあん . 2013;38(3) : 115-21.– 司会やモデレーターの役割についても触れている
2. はじめてさんでも大丈夫!臨床でできる看護研究:後編 . Brain Nursing. 2012; 28(7) : 710-26.– 学会発表から投稿までの進め方を案内している
3. 学会発表の仕方 . 精神科治療学 . 2013; 28.– 28(7-9) の連載記事
– 具体的で読みやすい
Pおすすめ>そのほか
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• 高橋佑磨;片山なつ.伝わるデザイン : 研究発表のユニバーサルデザイン[Internet] .– http://tsutawarudesign.web.fc2.com/– サイトがそのままお手本になる
• 図解 資料の作り方 . プレジデント. 2013; 51(8) .– ビジネス向けだが役立つテクニックが満載
つくる>シナリオ
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Pシナリオとは?
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• 手元に置いておく原稿のようなもの–ただし読み上げるだけの役割ではない
• 発表の補助ツール–イメージは「演劇のシナリオ」そのまま–伝えるためのポイントや留意することを記載
シナリオ>書いておくこと
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• 全体の流れ
• 強調したいセリフ・キーワード
• 目線や姿勢の注意
• 書いておいた方がいいと思うこと– 自分なりのポイント– ひとそれぞれ
シナリオ>作成の視点
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• 全体–俯瞰:発表全体を見渡して管理–管理する方法はいろいろ• A4 用紙 1枚程度でまとめると扱いが楽• スライド総数の把握
– 各スライドにページ番号をふって進捗を管理
• 個別–特定のスライドで伝えるべきこと–各スライドにかかる時間
シナリオ>強調すべきこと
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• キーワード– これから話す内容の前ふりとなることば– 必ず伝えたいこと
• 自分だけがわかることばで伝えない– 指示語(そこの,これらを比較して)を使わない など
• セリフ– 「あと 2枚で終わります」などのアナウンス
• 夢中になって忘れそうなことを書き留めておく
• しぐさ– 「ここを指す」「手に持って見せる」など
• レーザーポインタは運営側で用意あり
シナリオ> N さんの実例
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• 全体– 9枚分を俯瞰– 両面印刷で裏表 1枚に– 並び順は横方向– 上部に全体の注意
• 目立つよう赤字で
• 個別– 各スライドの下に
• その箇所で伝えたいこと• 所要時間(分)
シナリオ> K さんの実例
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• 全体– 10枚分を俯瞰– 読み上げ原稿形式
• 練習用• 本番では読まない
• 個別– スライド番号別に
セリフをまとめる– 強調・アクションの箇所にマーキング
そなえる
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スライドが完成したら
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• 練習,練習,何度でも練習–声を出して,立って• 繰り返し練習しておけば当日の緊張が和らぐ• 伝わりやすい話し方やことばが見つかる
–職場の同僚や家族などを相手に• 身近な人ほど忌憚のない意見がもらえる• 他者の視点と共に調整ができる
–本番ではない=何をやらかしても OK• スライドの動作や所要時間の確認にも
つたえる
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P
発表本番!
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• MIS に集う人たちはあなたの仲間です
• 発表を楽しみましょう
当日の服装
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• MIS は「インフォーマルな集まり」–基本的にどんな身なりでも OK• 自分にとって無理のない楽な服装で臨もう• 夏の開催なので涼やかな雰囲気もまたよし
– 聴衆があなたの発表をさわやかに感じてくれるかも
–実際の様子• MIS31公式サイト「経験者の声」のページへ
P登壇したら
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• 発表前には不安がつきもの–緊張は適度にあった方がいい
• 「姿勢」は大切–背筋を伸ばすだけで自信が出てくることも• シナリオの片隅に「背筋を伸ばす!」と書くだけ
でも不安が拭えるかもしれない–聴衆の反応を感じる• 難しいかもしれないが意識してみる• 今後のためにもスライドや原稿のみに集中しない
– 場数を踏んで会場全体を見渡すクセをつける
うけとめる
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P
質問は必ずくる
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• まず覚悟をする–原則は挙手 1 回につきひとつの質問–予想外のアプローチもある• とりあえず受け入れる(反応があることに感謝)• 内容以外の質問はモデレーターが軌道修正
–質問を聴きながらメモをとる• 「知りたいことは何か」を意識する
• モデレーターの指示に従う–勝手に指名しない・発言しない
質疑応答はいつでもどこでも
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• 時間内に答えられなくても大丈夫–時間外に• よりインフォーマルな雰囲気の中で新たな発見も
–積極的に• 休憩時間や懇親会で質問者に声をかけてみよう
–アフターフォローも• スライドや配布物にメールアドレスを記すと大会後日に質問や感想が届くかも
• 質問は「学びの種」–感謝の気持ちを持って大切に育てよう
つづける
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P
Pはじめの一歩
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• 登壇を終えた時からが本当の学び–発表が研究のゴールではない
• 論文化を考えてみよう–あなたの Milestone を形にするために–投稿できる専門誌はいくつもある『医学図書館』『ほすぴたるらいぶらりあん』『薬学図書館』『病院図書館』『看護と情報』『図書館雑誌』『情報管理』『情報の科学と技術』…
–まずは各誌の投稿規定を確認してみよう
Believe in yourself!
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P
3. モデレーターガイドライン
M
Mモデレーター>もくじ
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• モデレーターとは–モデレーターのメリット
• MIS31 モデレーターガイドライン–MIS31 での口頭発表の条件–当日までに–当日–こんなときは
• モデレーター募集!
Mモデレーターとは
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• 仲介人–発表者と聴衆をつなぐ–場をまとめる
Mモデレータのメリット
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• 発表をより理解・吟味できる–場をまとめる意識を持って聴くことができる–自身の研究へのフィードバックにつながる
• まとめる力が身に付く・向上する–聴いたばかりのことをその場で要約する–他者のコミュニケーションをサポートする–決められた時間でその場を収める
MIS31 モデレーターガイドライン
M
PMIS31 での口演発表の条件
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• 1 セッションにつき 3題程度• 1題の発表時間: 10 分– 7 分経過:ベル 1 回– 10 分経過:ベル 2 回→終了
• 質疑応答: 3 分
• 発表前に打ち合わせあり–発表者,モデレーター,タイムキーパー集合
• すべてモデレーターの指示で動く
当日までに
M
事前準備
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• 担当セッションの確認–全体テーマ–発表者の名前(特にヨミ)と所属
• 各発表–スライドの枚数–抄録に目を通す• おおまかな内容を把握
–質問の用意• 会場を活性化させるような
当日
M
当日>セッション前
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• 発表者との顔合わせ–タイムキーパーも同席–みんなで前向きなコミュニケーション• 発表者の様子を伺う• 発表者の過度な緊張をほぐす• 発表者やタイムキーパーと軽く会話することで、
発表や進行が円滑になる
当日>進捗管理
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• 発表時間 10 分/質疑応答 3 分–タイムキーパーは規定どおりベルを鳴らす• 規定時間内に発表が終了した場合は鳴らさない
• 原則モデレーターの判断で進める–規定時間を過ぎてしまったら• すぐ終わりそうなら多少の延長を認める• もしくは一旦止めて継続・終了を指示する
• 担当セッションの全体時間内で調整する
当日>実務の流れ
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• 演題と発表者(所属・名前)を紹介• 発表スタート–タイムキーパー計測開始
• 発表おわり~質疑応答–内容を手短に紹介してから質疑応答に入る–質問を受ける前に以下を伝える• 質問者は最初に所属・名前を述べる• 原則 1挙手あたり 1 質問とする
–発表内容についての質問のみ受ける• 発表や表現方法等に対するアドバイスは OK
M当日>こんなときは
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• 発表者が終了を告げても止めない–マイクを使って制止してよい
• 質問が出ない–モデレーターから質問をする• 用意した質問でもその場で思いついた質問でも• 会場の興味を喚起するような内容だとなおいい
• 内容外の質問が出る・議論が長引きそう–セッション外に個別で行うよう指示してよい
M当日>セッション終了後
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• タイムキーパーに挨拶
• 荷物を持って退席
• 発表者への声かけ–直後でなくてもいい–休憩時間や懇親会で感想や労いのことばを
モデレーター募集!
M
Mまとめ役を経験するチャンス
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• MIS31 は誰でもモデレーターになれる–未経験の方もできる• 本資料のガイドラインをご活用ください
• 興味のある方,ぜひご連絡ください–事務局でお受けいたします• 依頼を差し上げる際にはなにとぞご快諾ください
Let’s Challenge!
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4. 聴衆の楽しみ方
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A
A4. 聴衆の楽しみ方>もくじ
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• 発表を聴くときは
• 質問をするときは
A発表を聴くときは
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• 発表は聴く人がいてこそ成り立つ–「聴き役」を与えられた発表の場の一員
• 発表者の立場になって聴く–何を一番伝えたいのかを考えながら
• 自分の立場や経験に置き換えて聴く–自分だったらどうする(した)か
A質問をするときは
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• あなたの質問はみんなの学びの種• マナーを守る– 1挙手 1問–モデレーターの指示に従って発言• 最初に名前と所属を告げる• 質問内容は発表にあったことのみ
–意見や感想,長引きそうな話題は別の席で• 休憩時間や懇親会など議論の場はほかにある• アドレス交換をすれば大会後も交流できる
おわりに
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発表の場はみんなで学ぶ場
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• 異なる立場を思いやる
• 自分の立場に置き換える
• 次は異なる立場での参加を考える
互いに学び,力を合わせて発表の場の質向上に努めましょう!
~学びの種,育ててみませんか?~
672014/07/26-27@Nagoya 第 31 回医学情報サービス研究大会