マルチベンダーKELから見た HPE 3PAR StoreServ Avamar HPE 3PAR StoreServ 8200 HPE MSA...
Transcript of マルチベンダーKELから見た HPE 3PAR StoreServ Avamar HPE 3PAR StoreServ 8200 HPE MSA...
KEL HPEユーザー会
兼松エレクトロニクス株式会社
システム本部 第二システム部
タスクフォースグループ
グループ長 藤岡 淳
マルチベンダーKELから見た HPE 3PAR StoreServ
アジェンダ
2
KELのストレージ製品ビジネスの取り組み
HPE 3PAR StoreServの特徴
まとめ KELから見た3PARの良さ
1
2
3
3
KELのストレージ 製品ビジネスの取り組み
KELが取り扱うストレージ製品
Price
/ Perfo
rmance
Low
Dell EqualLogic
Middle
High
EMC DataDomain
バックアップ専用 ストレージ
KEL VSE9900
プライマリーストレージ
EMC Avamar
HPE 3PAR StoreServ 8200
HPE MSA
NetApp FAS8040
EMC Unity 400
EMC Unity 500
EMC Unity 600
NetApp FAS2552
NetApp FAS8020
NetApp FAS8060
NetApp FAS8080EX HPE 3PAR StoreServ
8400
HPE 3PAR StoreServ 20800
EMC XtremIO
EMC VNX 8000
※3PAR StoreServ、EMC Unity、NetApp(AFF)は All FlashモデルもありPerformanceが向上。
Service-Level
4
ストレージメーカーとのパートナーシップ
5
HITACHIDell EMC
(旧EMC)HPE
Dell EMC
(旧DELL)NetApp
OEMXtremIO,Unity,
Datadomain等3PAR StoreServ Equallogic FAS,AFF
DAS・ブロック
・バックアップブロック iSCSI NAS
●ハイエンドディスク
OEMパートナー
●累計数百台導入(34年間)
●IBMメインフレームを主体
とした基幹システム用スト
レージとして販売。
●SilverPartner
●ブロックストレージは主に
仮想環境用で販売。
バックアップストレージの
DataDomainはEMC社に
よる買収前より取扱い販売
●2012 特別分野部門
特別賞ニュー・テクノロジー
受賞
●2013 特別分野部門
ベスト グロース賞 受賞
●Platinumメンバーシップ
●HPE製品のサーバー、
ストレージ、ネットワーク、
サポートサービスを取扱い
しておりトータルでの
ご提案が可能。
●主に仮想環境用ストレージ
として販売。
●プレミアパートナー
●Equallogic製品はDell社に
よる買収前より取扱い販売
(9年間)
常にNo.1パートナーとして
販売。
●2012年6月
Asia Pacific
APJ Channel Award
受賞
●スター・パートナー
●5000システム以上導入
(20年間)
●主にファイルサーバ用途
及び仮想環境用ストレージ
として販売。
●2016年度
Partner Of The Year
受賞
システム本部の取り組み
■テクニカルワーキンググループ
技術部門の分野別の横断組織
・新技術やトレンドの基礎調査、実機検証
・マルチベンダーとして複数社の製品を比較
(HPE、NetApp、Dell EMCなど)
・スキルイネーブルの促進
・活動レポートの作成、社内共有、蓄積
6
システム本部の取り組み
システム本部 KTS/NOS
KELグループ 技術部門
設計SE
PM 提案SE
設計SE
ストレージ&バックアップTWG
仮想化TWG
VDI TWG
構築SE
テクニカルワーキンググループ組織イメージ
7
技術部門を横断的に専門家グループを組織化
構築SE
設計SE
提案SE
提案SE PM
PM
設計SE
設計SE 構築SE 設計SE
VDI TWG
VDI TWG
システム本部の取り組み
テクニカルワーキンググループの役割
8
お客様
営業部門 製品営業
VDI TWG メーカー
お客様
お客様
仮想化TWG メーカー
ストレージTWG メーカー
お墨付き構成
情報共有 提案構成 直接連携
みなさまにお届けする提案構成は、技術部門のお墨付きです。
システム本部の取り組み
製品実機検証
・検証計画を立案し、実行管理
・VMware連携機能なども 重点的に検証
・メーカーをも巻き込んで協力要請
・検証結果を成果物として作成し、 社内情報連携
検証計画
検証報告
9
システム本部の取り組み
ストレージ製品機能比較表の策定
HPE、NetApp、Dell EMC、ほか新興メーカー、クラウド
ゲートウェイストレージなど統一された項目で比較
機能比較項目
を統一
メーカ/製品ごとに調査
10
11
HPE 3PAR StoreServの特徴
HPE 3PAR StoreServ 導入メリット
高運用性 容易な管理性でTCO削減 $
高容量効率 シンテクノロジー + 重複排除機能
ミッドレンジからハイエンド対応可能なフレキシブルなブロックストレージ
高可用性 豊富な災害対策方法の提供
12
HPE 3PAR StoreServ 導入メリット
13
高可用性
高容量効率
高運用性
ミッション・クリティカルの信頼性
稼働率:99.9999% ストレージ内でのデータ保全機能だけでなく、ホストレイヤーでのデータ担保を確実に行いシステムとして、高いビジネス継続性を実現
革新的な仮想ストレージ
オンラインRAIDレベル変更・拡張 サービスレベルに応じたボリュームの階層化機能を提供。パフォーマンス要件に応じオンラインでボリュームの再構成が可能 マルチプロトコル対応 統合プロトコル、スモールスタート可能で完全共有可能な共通ストレージリソースプールにより、利用効率を最大化し、コスト削減を実現します。業界最高のThin Technologyと高パフォーマンスの状態でリソース提供可能
導入メリット
お客様の「価値創造・進化を追及可能」なストレージをご提案
管理者を選ばない 容易な運用管理性
容量を無駄にしない アーキテクチャ
共通ストレージプール エンタープライズ向け最大容量のSSDと、リソース利用効率を最大化するテクノロジーにより、消費電力、スペース含めたTCO削減を実現 チャンクレット 物理設計が不要、かつ最高のパフォーマンスが得られるアーキテクチャ
特徴 詳細
仮想化環境との親和性・統合運用 本番機、開発機、統合運用、ストレージレイヤーだけでなく、仮想環境、VMware連携機能によりvCenter Web クライアントより一元管理が可能 シングル共通・統合管理 統合用ストレージ、マルチプロトコルに対応した共通の管理ツールSSMCを提供し、運用の最適化と柔軟なクラウド基盤構築可能
13
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
運用コストを削減し、戦略投資へコスト移行するテクノロジー
徹底的なストレージの複雑性を排除する機能、圧倒的な差別技術
高容量 効率
重複排除 Thin DeDupe
自律型階層化 マルチプロトコル 完全・共有プール
柔軟 俊敏性
人を選ばない 簡単・操作性
設計不要 システムワイドストライピング
! 性能 スピード
独自開発のハードウェア オフロードエンジン
高可用性
フルメッシュNUMAクラスタ フル・アクティブ・アクセス
キャッシュスルー 防止機能
14
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
従来と大きく異なる優れたアーキテクチャーを備えるHPE 3PAR StoreServ
METADATA
DATA
METADATA
DATA
HPE 3PAR
ASIC
ASIC
15
従来型ストレージ
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
Most Arrays
Any Processors
RAID パリティ演算
レプリケーション
混合I/O負荷
シンプロビジョニング
サブLUN階層化
領域解放
スナップショット
RAID再構成
ノード間クラスタ制御
HPE 3PAR
RAID パリティ演算
レプリケーション
混合I/O負荷
シンプロビジョニング
サブLUN 階層化
領域解放
スナップショット
RAID再構成
ノード間クラスタ制御
+ 3PAR ASIC
Intel x64
Processors
重複排除 重複排除
CP
U 負
荷
CP
U 負
荷
全てのStorage機能をソフトウェア機能
により提供
3PAR ASICは、
ほとんどのStorage
機能をハードウェア
で処理
HPE 3PARは、独自ハードウェASICと 併用し、システム性能・可用性能を向上
従来型アレイは、単一プロセッサのみで処理
ASICで処理
特にインライン重複排除をASICで処理することにより、性能劣化が発生しない
ASICが担う処理
性能の安定性が高いのは Good Point!
16
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
高い可用性を維持しつつ、容量/性能を拡張
• 最小2ノードからで構成可能。
(SS8200,SS8400,SS20800 →百の位が最大ノード搭載数)
• 拡張カード、コントローラノード、ディスクシャーシはオンライン増設可能
• 各コントローラノードはPoint to Point フルメッシュで
結線され、低遅延のI/O処理を実現
• バックプレーンは配線のみのパッシブ基盤で、
通信の高速化とSPOF排除とを両立
• すべてのコントローラがActiveであるため
無停止でのファームウェアをローリングアップデート可能
PCI express
Full-Mesh Backplan
e
初期導入 2 Node
0 1 Nodes
Cache Cache
ドライブ シャーシ
増設
2
3 Cache
Cache
ドライブ シャーシ
増設
4 5
Cache Cache
ドライブ シャーシ
増設
6
7
Cache
Cache
ドライブ シャーシ
スケールアウトアーキテクチャ
17
HPE 3PAR StoreServ
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
RAID5
Set
RAID1 Set
RAI
D1
RAID5
Set
RAID6 Set
LUN 1 LUN 0
LUN 3
LUN 4
LUN 5
Spare
LUN 7
LUN 6 LUN 2
0 1 2 3 4 5 6 7
R1 R1 R5 R1 R5 R1 R6 R6
Spare
Snapshot Pool
既存ストレージ
それぞれのボリュームは構成されているディスク本数分の性能しかでない。
・物理設計と性能の関係が非常に強く、複雑になりがち ・各RAIDレベルごとに異なるドライブが必要 ・専用のスペアドライブも必要 ・ドライブ障害時、全体容量を再構築するため、 リビルドに長時間かかる。 ・ボトルネックが起きやすい仕組み
・物理設計が不要、かつ最高のパフォーマンスが得られる ・各RAIDレベルごとのスペア領域が不要 ・同一ドライブ上に異なるRAIDレベルを混在可能 ・全てのドライブからチャンクレットを集める分散スペア ・ドライブ障害時、破損した使用済み”チャンクレット”のみ を再構築対象とするため、短時間でリビルドが完了 ・ボトルネックにならない仕組み
設計範囲
設計範囲
チャンクレット&ワイドストライピングによる分散処理
0 1 2 3 4 5 6 7
R1 R1 R5 R1 R5 R5 R6 R6
Physical
drives
全ての ボリュームで3PARに搭載している同じ種類の全ディスクの性能を引き出せる。
18
高速リビルドは Good Point!
効率良く ディスクを活用
Good Point!
3PAR Virtualization – 3PARの内部仮想化の仕組み
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
FC
SSD LDs
FC LDs
SSD NL LDs
3PAR Virtualization – 3PARの内部仮想化の仕組み 3ドライブタイプ (SSD, Fast Class(FC), Near Line(NL))
NL
AO = Adaptive Optimization(自動階層化)
Exported LUNs
(VLUN)
CPG(s)
3PAR 内部で自律的に構成 ユーザーが操作
Virtual Volumes
(VV)
SSD
FC Drives
NL Drives
AO
ドライブタイプ別にLogical Disks (LD)
を生成
全てのドライブを1GB チャンクレット
(Chunklets) に 論理分割
ユーザー作業は以下のみ! ・AOの定義付け ・CPG(RAIDグループ)の作成 ・ボリューム作成 ・ボリュームマウント
SSD単価が下がってきたので、シンプルで高速なALL FLASH構成がおすすめです。
19
HPE 3PAR StoreServアーキテクチャ
Persistent Checksum
Writes Reads
Host HBA
SAN Switch
3PAR Front-end
3PAR Back-end
3PAR Drives
T10-PI 準拠 エンド to エンドの データ保護
Persistent Cache
パフォーマンス劣化や キャッシュスルーの防止
Ctrl 1
0:0:1 0:0:2 1:0:2 1:0:1
Ctrl 0
MPIO
0:0:2 0:0:1 Ctrl 1
1:0:2 1:0:1
Persistent Ports
0:0:2 0:0:1
すべてActiveのためパス のフェイルオーバー防止
信頼性向上のための機能を実装
20
信頼性向上のための機能がしっかり備わっています。
管理ツール SSMC
SSMC 使いやすさの極みへ
検索 探しモノを瞬時に見つけ、出力 数秒で探しモノが見つかるインテリジェント なサーチ機能
ダッシュボード 一画面で状態、性能、容量の状況を把握 最大32台の3PAR StoreServをひとつの 管理画面から操作可能
System Reporter 性能と容量の履歴を可視化・レポートを出力 ワンクリックでシステム性能の状態を評価
小規模スタート&拡張の場合はリソース管理は必須。わかりやすさはGood Point!
取扱い説明書が不要なほど使いやすい 管理ツール SSMC (StoreServ Management Console)
21
管理ツールの統合
HPE OneView 3PAR SSMC
共通
HPE ハードウェア管理 属人化を排除し、すばやく、シンプルにIT 管理を向上
IT 管理者 ストレージ管理者
SSMCはOneViewに統合されており、OneViewからも3PARの管理が可能!
GUIが同じなのはGood Point!
22
高機能なQoS
IOPS上限値・下限値・優先順位を設定可能、かつ瞬時に反映
共有ストレージで確実なアプリ運用
よりきめ細かく、しかも容易にQoS を設定
• 上限値設定: IOPS, 帯域幅
• 下限値設定: 遅延(0.5ms~, 0.1ms毎), IOPS, 帯域幅
• 優先順位設定: High, Medium, Low
使用例
• 共有ストレージながら特定アプリへ高いサービスレベルを提供
• ミッションクリティカル環境でのアプリケーション保護
• プロダクションシステム上での確実なボリューム統合
Volume A
Volume B
Volume C
その他
アプリケーション
性能
High Medium Low
上限値
下限値
下限値
23
数少ない下限設定が 可能なストレージ Good Point!
3PAR リモートサポート
■自動通報はイチ早くUSへ通知されるため、開発部隊のエンジニアによる解析が可能 ■リモートアクセスにより迅速な対応が可能。ソフトウェアアップデートも可能
自動通報
リモート アクセス
リモートサポートのメリット
・障害の早期発見
・障害時のログ取得などの
煩雑な作業を軽減
・解決時間の大幅短縮
24
数少ないリモートサポートが可能な製品 Good Point!
3PARを活用したDR構成イメージ
25
ARC log file
プライマリサイト
データファイル 初期化パラメータ
ARC log file
Oracle DBファイル
システム領域
DRサイト
データファイル 初期化パラメータ
Virtual Copy
Virtual Copy
Oracle DBファイル
システム領域
Voting File Oracle Cluster
Registry
制御ファイル1 オンライン
Redo領域1
SSD領域(RAID1) SAS領域(RAID1)
Remote Copy
Remote Copy
Remote Copy
NL-SAS領域(RAID6)
3PAR SS 7400 3PAR SS 7200
世代保管
世代保管
26
まとめ KELから見た3PARの良さ
Good Point まとめ
27
高可用性
高容量効率
高運用性
ASIC 安定した性能を維持できるアーキテクチャ
きめ細かいQoS設定が可能(下限設定)
OneViewと同じ操作感なのでリリース後の運用定着がスムーズ
わかりやすいインターフェースは属人性を軽減
数少ないリモートサポートが提供できる製品
チャンクレットにより効率よくディスクを活用できる
物理的なディスク配置は設計不要
3PARがマッチする領域は・・・
安定した性能 が必要
サーバー冗長化 高可用性
データベース
仮想化基盤 WEB
VDI
ブロックストレージ(SAN)
データベース 仮想化基盤
安定性能 高信頼性
このようなキーワードが出たら
HPE 3PAR StoreServ をおすすめします。
3PARは安定性能が求められる仮想化/DB環境において最適
28
29
ご清聴ありがとうございました。