九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 ·...

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2017 年3月 経済産業省 九州経済産業局 九州 IoT 活用事例集 2017

Transcript of 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 ·...

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2017 年3月

経済産業省 九州経済産業局

九州 IoT 活用事例集 2017 

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■はじめに

本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成 28 年度 IoT 推進のためのシステムインテグレーション・

ネットワーク構築に係る調査」の中で、先進的な IoT プロジェクトに取り組んでいる企業や自治体にヒアリン

グを行った中から 16 事例を、本事例集としてとりまとめました。各プロジェクトの経緯やシステム概要、導

入メリット、今後の展開について記載しています。なお、本事例集の記載内容は 2016 年9月から 2017 年

1月に実施したヒアリング時点での情報となりますので、ご留意下さい。

■目次

<農業>

Case01 産学官連携によるITを活用した次世代農業の創出(株式会社オプティム)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

Case02 データ活用による稼ぐ農業経営(テラスマイル株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

Case03 土壌データを利用した抗酸化力のある野菜作り

(株式会社アグリガーデンスクール&アカデミー)・・・・・・・・・・・・ 5

<ものづくり>

Case04 IoTと職人技を融合させた付加価値向上(株式会社三松)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

Case05 機械学習を活用した故障予知(安川情報システム株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

Case06 あたらしい衣服生産のプラットフォーム(シタテル株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

<生活支援>

Case07 ドローンを活用した買い物代行サービス(株式会社NTTドコモ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

<観光>

Case08 観光アプリ×ビッグデータ(株式会社 エヌ・ティ・ティ・アド)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

<健康・医療>

Case09 センサーによる筋力トレーニング(株式会社ネットワーク応用技術研究所)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

Case10 医療 and IT and 金融(株式会社エーエヌディー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

Case11 IoTによる人命救助((一般社団法人)救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会)・・・・・・・ 21

Case12 IoTによる救急医療の「見える化」(佐賀県)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

<交通>

Case13 移動体データ銀行プロジェクト(西鉄情報システム株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

<インフラ>

Case14 IoTを支えるセンサーノード基盤(富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27

Case15 IoTによる橋梁モニタリング(九州通信ネットワーク株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

Case16 ドローンを活用した橋梁検査(新日本非破壊検査株式会社)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

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IT

稼げソフ

賀県と

農業所

見と佐

解析や

ってい

また

野菜を

安心・

同社

の 適

したデ

この

で基調

た渡邉

また、

締結し

するこ

トとし

農業」

もらい

の向上

開発を

見ない

みを構

する基

に関す

の IT

界 No

から目

プロ

0C

を導入

げる農フトウェア開

と三者連携協

所得の伸び悩

佐賀県の実用

やデータ解析

いる。

た、他の野菜

を「スマート

・安全な農作

社は、2015

適化、病気の

データ解析、

の三者連携協

調講演した際

邉教授(佐賀

フィールド

し、世界初の

こととなった

して「楽しく

を掲げ、若

い、次世代へ

上を図る。ま

を推進し、知

い新しい産学

構築し、佐賀

基礎的な学術

する実用的な

・IoT テクノ

o.1 となる I

目指している

ロジェクトの

01 Case 

入して

農業」開発業者であ

協定を締結し

悩みなどの課

用的な知見に

析などの技術

菜との差別化

トやさい」と

作物の提供に

5 年8月に佐

の予防、労働

ウェアラブ

協定による IT

際、将来にわ

賀大学農学部

ドの提供者と

の IT 農業の

た。三者連携

く、かっこよ

若い世代に農

への技術伝承

また、IT 農業

知財の構築や

学官のオープ

賀大学農学部

術知見や、佐

な知見・ノウ

ノロジーを融

IT 農業の実

る。

の経緯

産学官

て「楽し

を実践ある株式会社

し、農業従事者

課題を解決す

に、同社独自開

術を融合させ

化を図るため

として、ブラ

に取り組んで

佐賀県、佐賀

働時間の削減

ブル端末(ス

T 農業の取組

わたり農業を

部長)が、IT

として佐賀県

の取組を開始

携のコンセプ

よく、稼げる

農業を担って

承、農業収益

業分野の研究

や世界に類を

プンな枠組

部の農業に関

佐賀県の農業

ウハウ、同社

融合させ、世

実現を佐賀県

官連携に

しく、

践 社オプティム

者の高齢化と

するため、佐賀

開発のドロー

せた IT 農業の

め、IT 農業か

ンディング化

でいる。

賀大学と IT

減を目指して

スマートグラ

組は、同社の

を発展させて

T ソリューシ

県の協力が必

による

資料)(株

1

かっ

ムは佐賀大学

と担い手の減

賀大学の学術

ーンによる画

の実証実験を

から生産され

化し、消費者

農業に関す

おり、佐賀県

ラス)による

の菅谷社長が

ていくための

ションの実績

必要であるこ

IT を活

株)オプティム

こよく

、佐

減少、

術知

画像

を行

れた

者に

る三者連携協

県の圃場にて

農作業など農

が、母校であ

アプローチの

績がある菅谷

ことから、同

活用した

▼IT 農

ム提供

く、

協定を締結し

て、ドローン

農業の実証実

ある佐賀大学

の一つとして

谷社長に相談

社、佐賀大学

た次世

農業の仕組み

した。IT 活用

ンによる画像

実験を行って

学農学部創立

て、IT 技術

談したことが

学、佐賀県が

世代農業株式会社

用による収穫

像解析や AI を

ている。

60 周年記念

の活用を考え

きっかけだっ

が三者連携協

業の創出社オプティ

穫時期

を利用

念式典

えてい

った。

協定を

出ィム

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国内

万人減

が 65

今後、

れてお

佐賀

実現を

ドロ

害虫の

形状で

虫を駆

農作

的に病

虫が判

農場

ない若

今回

ついて

を想定

サービ

IT 農

収穫方

野菜と

導入

シス

本プ

株htt 〒8

内農業の基幹

減少しており

5 歳以上であ

輸入品の増

おり、国産農

賀県において

を目指すこと

ローンで空撮

の早期発見が

で異常のある

駆除する実証

作物によって

病害虫検知が

判別可能であ

場でウェアラ

若い人にとっ

回取り組んで

てもより加速

定している。

ビスと同様に

農業で収穫し

方法やトレー

との差別化を

入理由

ステムの概要

プロジェクト

式会社オtp://www.o

840-0047

幹的農業従事

り、担い手不

あり、生産者

増加が予想さ

農産物のブラ

ても、全国と

ととなった。

撮した 4K 画

が可能であり

る葉を識別し

証実験も行っ

て病気、害虫

ができるよう

ある。また、

ラブル端末を

っても作業が

資料)(株)オ

でいる、IT 農

速していくと

生産者にど

にライセンス

した野菜につ

ーサビリティ

を図る。

要と導入メリ

トの今後の展

オプティムoptim.co.j

7 佐賀県佐

事者数は、1

不足が表面化

者の高齢化が

される中で、

ランド化、差

と同様の課題

画像のデータ

り、農薬の減

している。ま

っている。

虫も異なるの

うな仕組みに

ドローンの

を着用して作

が容易となっ

オプティム提

農業サービス

と思われる。実

どのように、

ス販売による

ついては、「ス

ィ、生産者の

ット

展開

ム jp/

佐賀市与賀町

993 年の 2

している。ま

が著しく、生

輸入品との

差別化、生産

題を抱えてお

タを OPTIM

量、収穫量の

また、高電圧

ので、それぞ

にする予定で

の画像、気温

作業すること

っている。

▼同社のド

提供

スの提供につ

実用化後、販

どのチャネ

る提供を考え

スマートやさ

のメッセージ

4 番 18 号

2

270 万人か

また、2013

生産性の向上

の競合により

産コスト削減

おり、課題解決

Cloud IoT

の向上に繋げ

圧ライトを装

ぞれの教師デ

である。害虫

温のデータか

とで、ベテラ

ドローンとウ

ついては、ド

販売先につい

ネルを通して

えている。

さい」の商標

ジを情報発信

から 2013 年

3 年において

上や次世代へ

、国産農産

に取り組む必

決のため、三

OS に集約し

げることがで

装備したドロ

データを作成

虫によって食

ら収穫時期も

ラン農家が遠

ウェアラブル

ドローンの活

ては現段階で

て、普及させ

標で販売する

信することで

年の 174 万

て年齢階層別

への技術伝承

物の価格低下

必要がある。

三者連携協定

し、AI を利用

できる。具体

ーンを夜間

し、システム

べ方も違うの

も予想できる

隔で指示する

活用が広がれ

で特定はして

ていくかが課

る。商品に Q

、安心安全、

万人と、この

別に見てみる

承が課題とな

下や国内生産

定を締結し、

用した画像解

体的には、全体

に自動飛行さ

ムに学習させ

ので、葉の形

る。

ることが可能

ればプラット

ていないが、

課題であり、

QR コードを

、減農薬をア

の 20 年間で

ると、その内

っている。さ

産の減少が危

次世代 IT 農

解析により、病

体の画像から

させることで

せることで、

形である程度

能となり、経

フォームの提

基本的には

、 終的には

添付し、消費

アピールし、

で 100

60%

さらに

危ぶま

農業の

病気、

ら色、

で、害

、汎用

度の害

経験の

提供に

BtoB

は他の

費者に

、他の

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ICT

のテラ

した

簡単に

農業シ

分析サ

数値化

せ、カ

業(農

IT

農家が

コシス

同社

特に九

九州の

大きさ

ターゲ

ためで

同社

生産を

営カイ

後半か

心に構

市役所

ICT/I

月の定

経営の

西都

10 年

という

た農業

プロ

導入

0C

T/IoT

「見えラスマイル株

「ICT/IoT デ

に経営を「見

シンクタンク

サービスを提

化や、オープ

カイゼンの気

農業者の活動

を使って農業

が稼いだ利益

ステムを創造

社の顧客は、

九州の若手農

の農業は国内

さを持ってお

ゲットとして

である。

社は、2015

を行っている

イゼンを支援

から 40 代前

構成されてい

所、農協を巻

oT データや

定例会でお互

の強化に努め

都市は、ピー

年後に半減す

う危機感があ

業経営を彼ら

ロジェクトの

入理由

02 Case 

T デー

える化株式会社は、

データを利活

見える化」出

クを通じ、デ

提供している

プンデータ及

気づきを抽出

が経営カイ

業経営を予測

益を地域や子

造したいと考

若手の生産

農業経営者に

内野菜出荷額

おり、また、

ているのは、

5 年から、宮

る営農集団

援している。

前半までの若

いる。今では、

巻き込んだ

や出荷データ

互いに情報交

めている。

ーマンの産地

すると推測さ

あった。そこ

らに指導して

の経緯

タを活

」によ2014 年設

活用した地域

出来るウェブ

デジタルマー

る。産地が持

及び産地デー

出することで

ゼンに効果的

測、管理する

子供の教育に

考えている。

産者、農業経

にフォーカス

額の 1/4 を

若手農業経

農業経営者

宮崎県西都市

「西都ハッピ

ハッピーマ

若手農業経営

、農業改良普

一大集団と

タの「見える

交換を行うこ

地として知ら

されており、産

こで、宮崎県

ている。その

データ

活用し

より営設立の農業コ

域戦略会社」

ブサービスや

ーケティング

つ暗黙知(勘

ータと、同社

で、農業経営

的に繋がる農

ることで、農

に還元するこ

経営者であり

スを当ててい

を占めるほど

経営者をメイ

者の経営改善

市でピーマン

ピーマン」の

マンは、20

営者 12 名を

普及センター

なっており

る化」、そして

ことにより産

れているが、

産地全体の出

県が同社に農

の結果、西都

タ活用

3

して農業

営農を支コンサルティ

であり、若

や、カイゼン

グの手法を応

勘や経験)の

社が持つ知見

営の強化を図

農業)を目指

農家の所得を

ことで、地域

いる。

どの

イン

善の

ンの

の経

を中

ー、

り、

て毎

産地

資料)

、現在約 17

出荷量が向上

業経営のア

都ハッピーマ

用によ

▲西都

から

支援 ングを主と

若い担い手が

ンラボという

応用した経営

の形式知化・

見を組み合わ

図り、稼ぐ農

指している。

を改善させ、

域活性化のエ

テラスマイル

70 ある施設

上しなければ

ドバイスの委

ンでは、2年

よる稼

都ハッピーマ

ら 13 トンに

ル(株)提供

設園芸のピー

ば、産地を維

委託事業を依

年で既に収量

稼ぐ農

マンでは2年

にカイゼンし

ーマン農家は

維持できなく

依頼し、同社

量が 10 トン

農業経テラスマイ

▼西都ハッピ

年ですでに収

している。

は、高齢化等に

なるかもしれ

社が IT 技術を

ンから 13

経営 イル株式会

ピーマン

収量が 10 ト

により

れない

を用い

トンに

会社

トン

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カイゼ

若い

また、

に厳し

同社

の可視

市況デ

である

に 30

ながる

これ

が多く

今週・

の経営

比較分

現在

ケージ

タ使用

る農業

ビック

け、費

ボが行

シス

本プ

〒8

ゼンした。

い世代の農業

過去の勘と

しくなるとい

社が開発した

視化・分析サ

データなどと

る。九州の自

00 以上の農

るデータベー

れまで農家は

く、技術を磨

・今月がどれ

営力強化(戦

分析し、経営

▼テラ

資料

在は、自治体

ジ化し、有償

用料を還元す

業経営を目指

クデータを流

費用対効果の

行い、地域の

ステムの概要

プロジェクト

ラスマイ

(お問

880-2214

業経営者は、

と経験、補助

いう不安を持

た ICT/IoT デ

サービスで、

と組み合わせ

自治体や試験

農家から経営

ースを整えて

は、栽培技術

磨き作物を作

れくらいの収

戦略的発想と

営力の向上に

ラカイゼンに

)テラスマイ

体からの委託

償化して販売

する仕組みを

指している。

流し込むこと

の可視化とい

の未来に貢献

要と導入メリ

トの今後の展

イル株式会

問い合わせ

4 宮崎県宮

規制緩和が

助金・JA 頼み

持っている。

データを利活

温湿度など

せて比較分析

験場、JA、農

営相談を受け

てきた。

術には重きを

っても、出荷

収入になるか

と行動)を目的

につながる成

よる成績表の

イル(株)、西

託事業(コン

売する予定で

を準備してい

具体的には

とで、複合要

いったオラン

献できるよう

ット

展開

会社 hせ先 k

宮崎市高岡町

行われる中で

み、年金を前

活用する経営

どの環境セン

析することで

農業生産法人

たりする中で

を置いていた

荷伝票が手元

か把握し難い

的に、市場の

成績表や分析

の例(成績表

西都ハッピー

ンサルティン

であり、ベン

いる。データ

、土壌分析や

要因や地域特

ンダレベルで

う研究開発を

http://wwwaizen@teras

町小山田字麓

4

での経営や競

前提とした部

営分析サービ

ンサーや選果

で農業経営の

人と協力して

で、自らの農

たが、出荷以

元に届くまで

い状況にあっ

のオープンデ

析レポートを

表の項目は、

ーマン提供

ング形式)が

ンチマークす

タ入力の自動

や作業分析、

特性・土壌特

での経営分析

を進めている

w.terasumasuma.jp)

973 番地 2

競争するため

部会運営では

ビス「テラカ

/出荷情報シ

の改善につな

てデータの収

農業経営につ

以降のプロセ

で一週間から

た。テラカ

データなどを

提供している

設定した目

主であるが、

るデータを提

化も検討して

コスト分析

性に対応した

・アドバイザ

a.jp/

2 Mukasa

めの戦略が分

は、現世代も

カイゼン」は

システムから

がる仮説を導

収集や分析を

ついての勘と

スについて

ら長い時では

イゼンはこ

を用いて産地

る。

目標によって

、この春から

提供してくれ

ており、将来

析とも組み合

た予測や、改

ザリーサービ

a-HUB

分からないと

もしくは次世代

は、農家を対

ら様々な情報

導き出し、提

をしたり、3

と経験や、農

は、農協にお

は一か月のタ

うした現状を

やマーケッ

て組み替えて

らは「テラカ

れた農家・産

来的には人工

合わせ、勘と経

改善のポイン

ビスを民間で

という問題が

代の所得獲得

象とした農業

報を習得し、

提案するサー

年間で九州を

家の経営改善

お任せするケ

イムラグがあ

を解決し、担

トを「見える

て提供)

カイゼン」を

産地にはその

工知能(AI)

経験を数式化

ントの優先順

であるカイゼ

がある。

得は更

業経営

気象・

ービス

を中心

善につ

ケース

あり、

担い手

る化」・

をパッ

のデー

によ

化し、

順位付

ゼンラ

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デー

知見

日本

題と言

て、日

を熟慮

その

デミー

れる抗

高い野

作りに

しよう

同社

月に開

JA、

康食・

同社

共同で

特化し

中国や

が普及

抗酸

「美味

実証し

と定義

相関関

プロ

0C

ータに

見の共

本の基幹産業

言える。大規

日本はどのよ

慮しなければ

のような中で

ー(AGSA)

抗酸化力(活

野菜作りを目

に注力してお

うとしている

社は民間主体

開校された。

農業生産者、

・生命食)を

社は実証実験

で研究してい

した農業技術

や南米の耕作

及してくるよ

酸化力(活性

味しい野菜に

している。抗

義付けている

関係及び発酵

ロジェクトの

03 Case 

に基づ

共有化

業である農業

模な農業を展

ようなスタン

ばならない。

で、株式会社

)は、身体の

活性酸素消去

目指している

おり、野菜の栄

る。

体の農業版ビ

週 2 日の授

、新規就農者

を追求してい

験圃場を保有

いる。その中

術・農業経営

作面積は日本

ようになると

性酸素消去能

には力がある

抗酸化力(活

る。そこで、

酵土壌のため

資料)総務省

の経緯

土壌

く発酵

を目指

業を存続させ

展開する米国

ンスを取り、生

社アグリガー

の健康と相関

去能)に着目

る。同社は、デ

栄養価を高め

ビジネススク

授業を行い、

者、現役企業

いる。

有し、ICT に

中で、ICT を

営指導を展開

本の耕作面積

と、大量生産

能)のある野

る」、すなわち

活性酸素消去

土壌微生物

めのナレッジ

身近な IoT

データ

酵土壌

指す

せることは重

国や中国など

生き残りを図

デンスクール

関関係のある

し、より付加

データに基づ

める栽培手法

クールであり

付加価値の

業人、セカン

よるデータ検

を活用した科

開している。

積よりも遙か

産において国

野菜を食べ続

ち、旬の美味

去能)の高い

物の働きに着

ジの確立に向

▼プ

プロジェクト

タを利用株式会

5

壌作りの

重要な課

どに対し

図るのか

ル&アカ

ると言わ

加価値が

づく土壌

法を確立

、福岡県立

の高い農業ビ

ンドキャリア

検証と分析を

学的農法や経

現在、一般

かに広大であ

国内産の野菜

けることによ

味しい野菜は

い野菜とは、

着目し、抗酸

向けて、デー

プロジェクトの

第 1 回会合

用した抗会社アグリ

朝倉農業高校

ビジネスを行

ア等)を対象

を NEC ソリ

経営管理・品

般的に農業法

あり、今後、

では勝負する

より、心と体

は抗酸化力(

土壌微生物

酸化力(活性

タの蓄積と研

の概要

合会議資料より

抗酸化リガーデンス

校跡地(福岡

行いたいと考

象とし、作物

リューション

品質管理手法

人では量や規

それらの地域

ることができ

体の健康が改

(活性酸素消

による地力の

酸素消去能)

研究に取り組

り抜粋

化力のあスクール&

岡県朝倉市)

考える個人や企

物の付加価値

ンイノベータ

法を追究し、

規模を求める

域に栽培や機

きない。

改善したとの

消去能)が高

の高い発酵土

)の高い野菜

組んでいる。

ある野菜&アカデミー

)に 2014

企業(農業法

として機能性

タ(株)や九州大

「機能性野菜

ることが多い

機械等の農業

の報告事例も

いというデー

土壌で採れる

菜と発酵土壌

菜作りー(AGSA

年 10

法人、

性(健

大学と

菜」に

いが、

業技術

もあり、

ータを

る野菜

壌との

A)

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日本

業経営

EU が

省)。さ

この

限界が

菜を作

土壌

ノウハ

ゴリズ

ことが

抗酸

ること

現在

繋がる

で、病

が栽培

菜を広

本プ

さらに

様な人

導入

シス

本プ

株htt 〒8

本の農業は課

営へと移行す

が 14.2ha、

さらに、基幹

のような状況

がある。近年

作り、付加価

壌データ(地

ハウ提供サー

ズムの開発を

が判明し、微

酸化力(活性

とができる科

在は、医師と

ることで、新

病気を未然に

培した野菜を

広く普及する

プロジェクト

に、受講者、

人材が繋がる

入理由

ステムの概要

プロジェクト

式会社アtp://www.a

838-0023

課題が山積し

することが目

豪州が 3,0

幹的農業従事

況下で規模や

年は、食料の

価値を高めて

地温や水分値

ービスを行う

を進めている

微生物が生息

性酸素消去能

科学的手法を

資料)総

と管理栄養士

新しい産業を

に防ぐことが

を消費者に提

ることも検討

トは、学者や

講師共に専

ることにより

要と導入メリ

トの今後の展

アグリガーagrigarden

3 福岡県朝

している状況

目指されてい

076.4ha、日

事者の平均年

や量を求める

の安全性に対

ていく方向性

値、EC、pH

うため、セン

る。畝の異な

息する条件と

能)が高い野

を導き出し、

総務省 身近

士が連携して

を作り出すこ

ができれば、

提供し、トレ

討している。

やベンダー、流

専門家が専門

り、オープン

ット

展開

ーデンスクn.co.jp/

朝倉市三奈木

況にある。現

いる。しかし

日本が 2.5h

齢は 67.0 歳

るだけでは新

対する注目度

性も検討する

H、土壌成分

ンシングネッ

なる深さ毎に

として適度な

野菜は、ミネ

より健康的

▼リファレ

近な IoT プロ

ている事例も

ことも可能で

全国的な課

レーサビリテ

流通、JA、地

門家を呼ぶこ

ンイノベーシ

クール&ア

3070 番地

6

現在は農業の

し、日本の平

ha となって

歳であり、着

新たな農業を

度も高まって

る必要がある

分等)のセン

ットワークシ

に土壌センサ

な温度が必要

ネラルが豊富

的な食料提供

レンスモデル

ロジェクト

もあり、医療

である。抗酸

課題である医

ティを明確に

地域、銀行、

ことで人材の

ションを実現

アカデミー

の労働生産性

均耕地面積は

おり、圧倒

着実に高齢化

を作り出すこ

ており、安全

ンシングと同

システムの開

サーで測定し

であることも

富であり、こ

を実現する

ルの全体概要

第 1 回会合

療と農業の距

酸化力(活性

医療費の削減

に示すことで

管理栄養士

の輪が広がっ

していく方針

ー(AGS

を向上させ、

は世界と比較

的に規模が小

化が進んでい

とは難しく、

性が高く、

データに基づ

発と効果的な

し、畝の深度で

も分かった。

のような機能

ことが期待さ

合会議資料よ

離が近づいて

酸素消去能)

にも寄与す

、抗酸化力

士、セラピー

ている。この

針である。

SA)福岡

、効率的、か

較すると、米

小さい(20

いる(2016 年

、生産性を維

また、栄養価

づく発酵土壌

なノウハウ提

で微生物の生

能性が高い野

される。

より抜粋

ている。今後

)のある野菜

る可能性があ

(活性酸素消

など多職種

の好循環をさ

岡・朝倉校

かつ、大規模

米国が 175

015 年、農林

年、農林水産

維持すること

価が高い高機

壌づくりのた

提供のための

生息状況が異

野菜を効率的

後、医療と農

菜を摂取する

ある。また、

消去能)が高

が参画してい

さらに拡大

模な農

5.6ha、

林水産

産省)。

とにも

機能野

ための

のアル

異なる

的に作

農業が

ること

、同社

高い野

いる。

し、多

Page 10: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

作業

工場

日本

を受け

や低コ

価値向

株式

現場の

や勘に

ること

同社

し、各

たもの

産や海

自社で

構築し

生産

て工場

の資材

も台車

台車が

スが増

いた。

そこ

場外に

ムを構

後、単

と連携

たシス

プロ

0C

業ロス

場内資

本の製造業の

けている。し

コスト化が求

向上を実現す

式会社三松は

の職人をサポ

に依存してい

とで無駄なロ

社は 1972 年

各種機械装置

のの、徐々に

海外拠点)の

でシステムエ

し、技術者の

産管理システ

場内の台車管

材を台車で運

車を利用する

が一度納品し

増加し、年間

こで、システ

に台車が出た

構築すること

単なる通知機

携したリアル

ステム構築へ

ロジェクトの

04 Case 

スを削

資材の

の強みである

しかし、市場

求められる中

するのかとい

は、この課題

ポートするシ

いた生産管理

ロスの削減を

年に設立し、

置の組立も行

に市場環境や

の動きが強ま

エンジニアを

の経験・ノウ

テムを導入し

管理に着目し

運搬しており

ることが多か

してしまうと

間の損失額も

テム上で台車

た際には通知

とから開発を

機能ではなく

ルタイムの台

へと方針を転

の経緯

IoT

減した

「見え

る精巧で緻密

場環境や企業

中で、いかに

いうことが課

に対して、現

システム構築

理をシステム

を実現させた

、シートメタ

行う小ロット

や顧客企業の

まっていった

を雇用し、生

ウハウ・勘に

した後、次の

した。以前は

り、顧客企業

かった。しか

と、返ってこ

も多大なもの

車を管理し、

知を出すよう

をスタートし

く、生産管理

台車管理機能

転換させた。

と職人

える化

密な職人技は

のニーズの変

日本の強み

課題となって

現場目線の IT

築を実現して

ム化し、資材管

た。

タル(薄物板

ト製造代行サ

のニーズ等が

た。そこで、

生産管理シス

に依存してい

の課題とし

は、工場内

業への納品

かし、この

こないケー

のになって

万が一工

うなシステ

した。その

理システム

能を付加し

人技を

7

化」

は世界的にも

変化に伴って

を活かしなが

ている。

T 導入を進め

ている。従来は

管理を「見え

板金)加工か

サービス会社

が変化し、顧

迅速的かつ

ステム(SINS

いた生産管理

を融合

資料(株)三

も高い評価

て、効率化

がら、付加

めており、

は、経験値

える化」す

から始まり、

社である。創

顧客企業の商

つ効率的な変

S(Sanmat

体制からの脱

合させた

▼台車

三松提供

現在は、付

業時から職人

品サイクルの

種・変量生産

tsu Integra

脱却を図った

た付加

▼セ

車管理システ

付加価値が高

人による生産

の短期化や

産への対応が

ated Netwo

た。

加価値株

センサー付き

テムの概要

い製品作りに

産体制をとっ

適生産(外

が迫られたた

ork System

値向上株式会社三

き台車

に移行

ってい

外注生

ため、

m))を

三松

Page 11: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

8

従来の台車管理は作業員がおおよその台車の保管場所を記憶し、その都度探しており、無駄な作業時間と手間が

かかっていた。また、自社で開発した生産管理システムは工程完了後に入力するが、リードタイムの長短や技術者

の判断によりそのタイミングがバラバラであり、リアルタイムな工程までは把握できていなかった。

そこで、台車ナンバー毎の位置情報を把握し、工番と紐付けすることで、台車の保管場所を「見える化」するだ

けでなく、リアルタイムに工程を把握できるシステムを構築した。

同社が開発した台車管理システムは、ビーコン+Location Data Analyzer(パナソニックソリューションテク

ノロジー(株))を活用したものである。具体的には、各台車にビーコンが装着され、工場内に設置された受信機で各

台車の位置情報を収集し、システム上で「見える化」されており、目的の台車を検索できる。また、生産管理シス

テムと連携し、工番と台車番号を紐付けることで、リアルタイムで工程の進捗状況を把握できる。

システムの導入後、台車を探す時間が削減され、年間総工数が約3%も減少した。さらに、工程滞在時間が長い、

又は、多い台車を把握できるため、改善が必要な工程を特定でき、業務効率の改善に結びついている。現場の職人

がより効率的に作業できるようにサポートしており、従来から蓄積してきた技術も尊重したシステムである。

▼台車管理システムの工場内マップ表示イメージ

資料)(株)三松提供

今回、台車の位置情報は「見える化」できたが、半径5m ほどの誤差が生じているため、システムの精度向上を

目指す。現在はデスクトップ上でしか台車情報を確認できないが、iPad 等のモバイル端末の活用も考えており、受

注表や加工指示書等のデジタル化も検討している。さらに、ウェアラブル機器(スマートウォッチ等)も開発動向

を見ながら、検討を進めていきたいと考えている。

今後は、真3次元化を目指し、まず、受発注システムの自動化に着手していく。顧客企業は既存設備のままで、

同社の機器又はシステムに発注すると、受注情報を生産管理システムに自動登録させ、工番までとれるものを検討

する。現状は、自社工場でシステムを実証している段階にあるが、将来的には、独立系のシステムインテグレータ

ーを目指し、ものづくりだけではなく、同社のノウハウを活かしたコンサルティング業務などのサービス業への展

開も視野に入れている。

導入理由

システムの概要と導入メリット

本プロジェクトの今後の展開

株式会社三松 http://www.sanmatsu.com/ 〒818-0013 福岡県筑紫野市岡田 3 丁目 10 番 9 号

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9

工場の

ダウンタイムゼロへ

装置メーカーやエンジニアリング会社にとって、装

置の故障は 大のリスクと言える。このリスクに対し

て、安川情報システム株式会社は、ビッグデータや

AI・機械学習を活用した故障予知システムを開発した。

同社は、システムを企画する段階からユーザーと共

に考えることで、よりユーザーの課題や問題点に沿っ

たソリューション開発を実現しようとしている。

同社は長期的に IoT 事業に取り組んできている。通信機器の開発から始まり、クラウドサービスの開発も含めて、

データ収集からアプリケーションの提供まで一連のシステムを同社一括で揃えられる体制が完成している。2016

年6月に「IoT デザインセンター」を設立し、同社がワンストップで窓口となり、IoT ビジネスの検討・検証から実

現方法までトータルに支援する体制を整えた。システムの導入側が持つ課題や問題点の明示化から解決に至るまで

を、同社のコンサルティング部門やシステム開発部門が一緒に検討している。

また、同社はこれまでデータを「見える化」するた

めのソリューションを開発してきたが、現在は蓄積し

たデータを活用する部分に対応している。その 1 つと

して、ビッグデータや AI・機械学習を活用した故障予

知サービス「MMPredict」を開発した。顧客となる装

置メーカーやエンジニアリング会社などは保守業務の

効率化を強く望んでいるため、 適な保守点検業務を

実現することをサポートしている。

このようなサポート体制の下で、いくつかのユース

ケースが生まれている。1つの事例として、(株)前川

製作所が挙げられる。(株)前川製作所は以前から同社

のシステムを導入し、データの「見える化」に取り組

んでおり、蓄積したデータを活用したいという意向が

あった。そこで、産業用冷凍機の故障を予知する保全

手法の検討を行い、産業用冷凍機を長期間、かつ、効

率的に維持管理するためのシステムを構築した。

プロジェクトの経緯

機械学習を活用した故障予知 安川情報システム株式会社

05 Case 

▼「MMPredict」サービスの概要

▼IoT デザインセンターの概要

資料)安川情報システム(株)報道発表資料より抜粋

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10

(株)前川製作所は産業用冷凍機を提供する総合機器メーカーである。提供する冷凍機は大型機器のため、高価格で

あり、消耗品交換等で多大な保守コストが発生する状況にあった。また、万が一、冷凍機が故障した場合、保管品

の品質が損なわれ多額の損失が発生する可能性がある。そこで、保守コストを削減しつつ、効率的に冷凍機の機能

を保全できるとともに、故障の予兆をいち早く捉えることのできるシステムが必要とされた。

産業用冷凍機に設置されたセンサーから通信機器を介して、電流等の稼働データを収集・送信し、IoT クラウド

基盤「MMCloud」にデータを蓄積する。この稼働データを故障予知サービス「MMPredict」で解析することで、

故障予知や故障個所の推定情報をユーザーに通知する。現場の保守作業者は通知を受けると、機器の点検や修理を

行う。「MMPredict」は装置の正常稼働状態時のセンサー間の相関関係を機械学習させモデル化し、装置の稼働デ

ータとの乖離度合から高精度な予測を実現する。故障の予兆を判断し、推定される異常個所を特定することのでき

るシステムである。

システム導入後は管理計画に合わせた保守業務が可能になり、故障停止による保管品ロスを抑制することができ

ている。また、必要な部品のみ交換することで保守コストが削減された。さらに、推定異常箇所が把握できること

で、効率的な対策が可能になっている。

▼導入システムの概要

資料)安川情報システム(株)報道発表資料より抜粋

故障予知の分野に関しては、1つのユースケースが生まれたことで、導入を検討する企業が増えている。産業用

装置メーカーにとって、故障予知は非常に重要な機能であり、同様のユースケースを拡大していきたいと考えてい

る。その1つの事例として、同社はリンナイ(株)が各施設(例:病院やホテル)に設置する業務用給湯器に対して、

遠隔監視サービスを提供している。万が一、給湯器が故障した場合、設置する施設の業務に多大な影響を及ぼす可

能性がある。そこで、通信機器とクラウドサービスにより、遠隔で機器の稼働状況を把握し、異常が見られる場合

には通知するシステムを導入している。

今後は、製造業をメインターゲットとしながら、ワンストップ対応で短期、かつ、低コストで提供できる IoT ソ

リューションを波及させていくことを目指す。

導入理由

システムの概要と導入メリット

本プロジェクトの今後の展開

安川情報システム株式会社 マーケティング本部 http://www.ysknet.co.jp/

〒806-0037 福岡県北九州市八幡西区東王子町 5 番 15 号

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中小

衣服

事業

構造が

り出し

同社

ロット

者を結

築した

同社

を置い

従来

権益で

かが経

さら

ショッ

までに

を作る

代表

して関

業界内

の手で

界自体

営や生

いので

を設立

タート

設立

してい

層を省

洋服を

を繋ぐ

プロ

0C

小・零

服生産

業所数や出荷

が固定化して

したシタテル

社は、閑散期

トでカスタマ

結びつける役

た。

社は 2014 年

いている。同

来の縫製業界

で硬直化して

経営を安定さ

らに、縫製工

ップや EC サ

に長時間を要

ることができ

表取締役の河

関わる中でこ

内から新しい

で課題解決に

体も全く IT 化

生産管理を導

ではないかと

立し、衣服業

トさせた。

立後、同社は

いた商社や卸

省いた形で、

を作りたいニ

ぐプラットフ

ロジェクトの

06 Case 

零細の

産のあ

荷額が激減し

ていた縫製業

ル株式会社。

期の顧客獲得

マイズされた

役割を果たす

年3月に設立

同社は縫製工

界は取引構造

ていた。また

させる 重要

工場の製作ロ

サイトで販売

要する状況に

きるのかが分

河野氏は当時

このような業

い動きは出て

に踏み切るこ

化が進んでお

導入すること

と考え、201

業界のプラッ

は縫製工場と

卸会社、企画

縫製工場と

ニーズと閑散

フォーム「シ

の経緯

あた

縫製工

らゆる

しながらも、

業界に新たな

得に苦しむ縫

た衣服を求め

すプラットフ

立されたファ

工場と販売事

造が多重にな

た、全国的に

要課題であっ

ロットは基本

売するような

にあった。洋

分からない状

時、コンサル

業界の課題を

てこないと判

ことを決意し

おらず、デー

とで好転でき

4 年3月にシ

ットフォーム

と販売事業者

画会社、メー

と販売事業者

散期を埋めた

シタテル」を

らしい

工場を

る課題

従来の取引

な仕掛けを作

縫製工場と小

める販売事業

フォームを構

ァッション系

事業者の間に

なっており、

に縫製業界の

った。

本的には大手

な小ロットの

洋服を販売す

状況も存在し

ルティングと

を見聞きし、

判断し、自分

した。縫製業

ータによる経

きる部分も多

シタテル(株

ムの提供をス

者の間に存在

ーカーの中間

者の間に入り、

たい縫製工場

を構築した。

い衣服

11

をネット

題を解決

系のベンチャ

に入り、中間

縫製工場と

の経営状況も

手ブランドの

のニーズへの

する側もどこ

していた。

株)

服生産

資料)ま

トワー

ャー企業であ

サービスの担

と小売店の間

も苦しい状態

の大量生産に

の対応が乏し

こに相談すれ

産のプ

ち・ひと・しごと

ーク化

ある。本社は

担い手となっ

には中間業者

にあり、生産

対応したもの

しかった。結

ば、自分が作

プラッ

▼シタテルの

と創生本部 第4

は熊本市にあ

っている。

者が多数存在

産の閑散期を

のであり、小

結果的に、コ

作りたい洋服

トフォシタテ

の体系図

4回地域しごと創

り、東京にも

在し、彼らの

をいかに無く

小規模のアパ

ストも高く、

服や売りたい

ォームテル株式会

創生会議資料より

も拠点

の既得

くすの

パレル

、納品

い洋服

ム 会社

り抜粋

Page 15: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

日本

ークに

また

させた

減して

27 万

この

ォーム

ユー

ーとチ

ザーの

できる

同シ

にとっ

イデア

今後

みも、

ンサー

タイム

さら

作って

導入

シス

本プ

シhtt 〒8

本の繊維産業

に 2014 年

た、バブル経

たことで、繊

ている。198

万人まで減少

のような厳し

ムを作ること

ーザー(販売

チャットを利

のニーズに合

る。当初は、

システムのメ

っては、小ロ

アベースのも

資料)ま

後、プラット

機能として

ーを自社で開

ムの稼働状況

らに、誰もが

ていく方針で

入理由

ステムの概要

プロジェクト

タテル株tps://sitate

860-0834

業は、非常に

は 3.8 兆円

経済の崩壊を

繊維産業の素

85 年当時は

少している(

しい縫製業界

とが求められ

売事業者)と

利用して双方

合わせて、必

登録工場数

メリットは、

ロットでカス

ものをカタチ

まち・ひと・

トフォームの

て追加してい

開発し、実証

況も把握し、

がプラットフ

である。

要と導入メリ

トの今後の展

株式会社 eru.com/

4 熊本県熊本

に厳しい時代

と約 1/3 以

を契機に経済

素材や製品の

は、事業所数が

(2016 年、

界の旧態依然

れていた。

と縫製工場は

方向にやりと

必要な技術や

数が3カ所か

縫製工場に

スタマイズさ

チにできる点

しごと創生

の機能として

いく予定であ

証的に導入し

より正確な

フォームを利

ット

展開

本市南区江越

代を迎えてい

以下まで減少

済情勢が厳し

の海外調達を

が 6.6 万カ所

経済産業省

然とした取引

はシタテルの

とりを行い、

や生地等の情

からスタート

にとっては、

された商品を

点などがある

▼「シタテ

生本部 第4

て、ユーザー

ある。また、

している。直

な情報を得る

利用できるよ

越 1 丁目 10

12

いる。まず、繊

少している(

しさを増す中

を誘発した。

所、従業者数

省)。

引構造を刷新

のサイトに会

デザインの

情報をシステ

トし、現在は

新規顧客の

を販売できる

る。

テル」連携工

4回地域しご

ーに加え、工

縫製工場の

直接的なやり

ることを目指

ように API 提

0 番 18 号

繊維産業の製

(2016 年、

中で、価格の

そのため、

数が 115 万

するためにも

会社名やメー

CAD デー

テムに入力す

200~250

の獲得を代行

る点や個人の

工場の概要

と創生会議資

場、デザイナ

稼働状況を把

取りで得られ

す。

提供なども含

製品出荷額は

経済産業省

低下圧力が増

国内繊維産業

人だったが、

も、新たな関

ルアドレス

ータもシステ

ると、 適な

0 カ所が登録

している点で

ものづくりへ

資料より抜粋

ナーなどサプ

把握するため

れる情報に加

含め業界全体

は 1991 年

省)。

増し、製造原

業の事業所数

、2014 年に

関係性を構築

を登録する。

テム上で受け

な縫製工場を

録されている

である。一方

への参入を容

プライヤーが

めに、機械の

加えて、セン

に貢献できる

の 12.6 兆円

原価の低下を

数・従業者数

には 1.3 万カ

築するプラッ

。同社は、ユ

取る。また、

を検索するこ

る。

方で、販売事

容易にした点

が利用できる

の稼働率を見

ンサーからリ

るような仕組

円をピ

を加速

数は激

カ所、

ットフ

ユーザ

、ユー

ことも

事業者

点、ア

る仕組

見るセ

リアル

組みを

Page 16: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

ドロ

買い

全国

するこ

業サー

常生活

導き出

この

株式会

クを活

による

ながら

ノロジ

全国

ービス

い状況

ととも

ーの力

実証

境をい

本実

・(株)

MIK

ービス

に関す

トは産

あり、

実証

用した

買い物

の通信

検証し

プロ

0C

ローン

い物代

国的に直面す

ことが求めら

ービスが不足

活を担保する

出さなければ

の課題に対し

会社・株式会

活用したセル

る宅配サービ

ら、本土から

ジーの力で作

国的な人口減

スを維持でき

況にある。「3

もに、過疎地

力で変えたい

証フィールド

いかに作るの

実証実験は、

)エンルート

KAWAYA2

ス等を提供す

するノウハウ

産業用無人機

ドローンの

証実験を行う

たセルラー

物代行サービ

信品質や地上

している。

ロジェクトの

07 Case 

ンを活

代行を

する人口減少

られている。

足しがちな地

るのかという

ばならない。

して、株式会

会社エンルー

ルラードロー

ビスの有用性

ら必要な商品

作り出そうと

減少により、

きないほどの

300m 先の

地域の労働力

いという思い

ドを提供する

のかという課

(株)NTT ド

トの 3 社共同

21(株)は、シ

する企業であ

ウを提供して

機の設計・製

の開発を中心

うにあたり、

ドローンの長

ビスの実現性

上の携帯電話

の経緯

ドロ

用して

支援

少下で、住み

特に、離島

地域において

う社会的な課

会社 NTT ドコ

ートは、携帯

ーン(携帯電

性の検証に着

を受け取れ

としている。

過疎地域に

の人口減少が

の商店までの

力不足による

いからドロー

る福岡市にお

課題を抱えて

ドコモ・MIK

同で実施して

シニア世帯向

あり、シニア

ている。また

製造・販売を

心的に担って

携帯電話ネ

長距離目視外

性、及び上空

話ネットワ

ーンを

て過疎

やすい生活環

や中山間地域

て、いかに地域

課題に対する

コモ・MIKAW

電話の通信ネ

話を搭載した

着手した。離島

る宅配サービ

における商業

が起こってお

の買い物に行

るラストワン

ーン宅配サー

おいても、島

ていた。

KAWAYA2

ている。

向けのお手伝

ア世帯のサポ

た、(株)エンル

を主に行う企

ている。

ネットワーク

外運航にお

空のドローン

ークへの影

を活用

13

疎地にお

環境を維持

域などの商

域住民の日

る対応策を

AWAYA21

ネットワー

たドローン)

島に居住し

ビスをテク

業サービスの

おり、高齢者

けない」「人

ンマイル問題

ービスを実証

島しょ地域の

21(株)

伝いサ

ポート

ルー

企業で

を利

ける

ン周辺

響を

用した

資料

おける

の提供は困難

者世帯につい

人に頼むのは

題に直面し、

している。

の住民(特に

た買い

料)(株)NTT

になっている

ては買い物

は申し訳ない

この社会的な

、高齢者や子

物代行

▼「セ

▼システム構

T ドコモ提供

る。特に、離

に行くための

い」と諦めて

な課題を先進

子育て世帯)

行サー株式会社

セルラードロ

構成と検証項

離島地域は民

の交通手段も

しまう高齢者

進的なテクノ

)が住みやす

ービス社 NTT ドコ

ローン」

項目

民間サ

も乏し

者の声

ノロジ

すい環

ス コモ

Page 17: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

買い

地域の

関が高

これ

厳しい

そこ

セル

人手で

電話で

各自宅

ない地

同社

法令に

ドロ

料であ

のドロ

に行う

今後

ため、

導入

シス

本プ

htt〒8

い物支援が必

の不便な点と

高齢者には使

れらの傾向は

い社会情勢は

こで、人口減

ルラードロー

で操縦せずに

で注文した商

宅までは短距

地域(島しょ

社は、セルラ

に基づきなが

ローンの飛行

ある。ドロー

ローンの位置

うためにも検

後、同社とし

買い物弱者

入理由

ステムの概要

プロジェクト

式会社 N

tps://www810–0004

必要とされる

と感じている

使いにくい、

は、都市規模

はあるものの

減少下におい

ーンは、LTE

に自律飛行で

商品を載せた

距離用ドロー

ょや中山間地

資料

ラードローン

がら、技術的

行に関しては

ーンとセルラ

置や傾きなど

検証を続けて

しては、過疎

者の支援策の

要と導入メリ

トの今後の展

NTT ドコ

w.nttdocom4 福岡県福

ることを示す

る項目として

または整備

が小さい地域

の、生まれ育

いても、住民

E 方式の携帯

できることが

た状態で、セル

ーン又はトラ

地域)でも安

料)(株)NTT

ンの活用が進

的な検証を継

は、強風や降

ラーネットワ

どの情報を把

ていく方針で

疎地域(島し

の1つとして

ット

展開

コモ 九州

mo.co.jp/ 福岡市中央区

す指標の1つ

て、「日常の買

されていな

域ほど割合が

育った地域で

民が住み続け

帯電話回線を

が特徴である

ルラードロー

ラックへ積み

安心して暮ら

▼実

T ドコモ提供

進むことで、

継続して行い

降雨時に飛ば

ワークが組み

把握できるよ

である。

しょや中山間

てドローンを

州支社 法

渡辺通2丁

14

つとして、以

買い物が不便

い」という項

が高くなる傾

で暮らし続け

けられる地域

を使って、目視

る。本サービ

ーンを島内の

み替えて配送

らせる社会シ

実証実験のフ

自社のアセ

いたいと考え

ばすことがで

み合わされる

ようになる。

間地域)に住

を活用するこ

法人営業部

目 6 番1号

以下のアンケ

便」を挙げる

項目は、11.

傾向にあり、

ることへのニ

、あるいは、

視外の長距離

ビス内容は、

の中継拠点ま

送する。社会

ステムの構築

フロー

セットを 大

ている。

できないとい

ることで、遠

ドローンが

住む高齢者世

とを目指して

部 ICT ビ

西鉄薬院駅

ート調査結果

る割合は、17

7%となって

今後も増加

ニーズも依然

、社会システ

離を、予め入

福岡市能古島

まで、約 2.5k

実装が実現

築が期待でき

限活用できる

う大きな課題

隔操作が可能

が浸透する中で

帯の買い物代

ていく。

ビジネス

駅ビル 13 階

果がある。高

7.1%である

ている(20

することが見

然として強い

テムを構築す

入力した飛行

島の島内住民

km を飛行さ

されれば、商

きる。

るため、電波

題があるため

能になるだ

で、飛行時の

代行へのニ

デザイン

高齢者が居住

る。また、「交

10 年、内閣

見込まれてい

い状況にある

する必要があ

ルートに従っ

民が本土の店

させるもので

商業サービス

波法や航空法

め、今後の検

けでなく、飛

の機体管理を

ーズが非常に

ン担当

 

住する

交通機

閣府)。

いる。

る。

ある。

 

って、

店舗に

である。

スが少

 

法等の

検討材

飛行時

を正確

に高い

Page 18: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

観光

地域

株式

広告代

略の立

同社

下、J

進を図

た観光

提供し

NT

観光サ

用し、

験を提

慣れた

ストー

このア

となっ

時点で

また

社団法

九州観

年 6 月

の整備

による

開及び

産業

「Kyu

を開始

プロ

0C

光アプ

域創生

式会社エヌ・

代理店である

立案など、全

社と(株)JTB

JTG)」は、

図ることで地

光資源の発見

している。

TT グループ

サービスの実

主に海外か

提供した。外

た自分の端末

ールする専用

アプリで GP

った。同アプ

で約 1 万 90

た、同社と N

法人九州経済

観光推進機構

月から、利便

備促進、情報

る観光情報配

びビッグデー

・地域経済の

ushu_Free

始している。

ロジェクトの

08 Case 

プリと

生を推

・ティ・ティ

る。マーケテ

全方位から、

B 総合研究所

主に外国人観

地域の活性化

見や活性化の

プと JTB グル

実証実験「地

からの訪日観

外国人観光客

末に専用アプ

用アプリ「J

PS 等から得

プリには 201

000 人が登録

NTT グルー

済連合会、一般

構と連携して

便性が高い

配信アプリケ

配信・プロモー

ータ活用を通

の活性化を目

e_Wi-Fi プロ

の経緯

ビッグ

ィ・アドは、

ティング、メ

顧客が求め

所が開発した

観光客を対象

化を狙う。同

のヒントを、

ループは、2

地域活性化ト

観光客に向け

客などのユー

プリをダウン

TG」は、同

得られる位置

15 年 3 月末

録している。

プは、一般

般社団法人

て、2015

Wi-Fi 環境

ケーション

ーション展

通じた観光

目的とする

ロジェクト」

観光

グデー

1985 年設

メディアプラ

めるソリュー

た観光アプリ

象としており

同アプリを通

地域創生を

2014 年 10

トライアル」

けて、スマー

ーザーが所有

ンロードして

同社と JTB

情報と統計化

資料)(株)

光アプ

▼「

15

ータを

設立の NTT

ランニング、

ーションを提

リ「Japan T

り、外国人観

通じて、ビッ

を推進する自

0 月から 20

を実施して

ートフォンや

有するスマー

て使ってもら

グループの

化したユーザ

エヌ・ティ

プリ×

「JTG」とビ

活用し

T100%出資

クリエイテ

案している。

Travel Gui

観光客の消費

ッグデータを

自治体や観光

015 年 4 月

おり、無線

やタブレット

ートフォンや

らうことで、

の(株)JTB 総

ザーの属性情

・ティ・ア

×ビッ株

ビッグデータ

して

資の総合

ティブ戦

de(以

費行動促

を利用し

光産業に

末まで、福

LAN(Wi-

向けのアプ

タブレット

快適な利用

総合研究所が

情報を使い、

ド提供

ッグデ株式会社エ

を活用した地

福岡市周辺で

-Fi)を通信

リケーショ

を端末とし、

を演出した。

が中心となっ

適な観光情

データエヌ・ティ

▼観光アプ

地域活性化の

訪日観光客向

インフラと

ンを通じた観

、ユーザーが

。この端末に

て開発してお

情報の提供が

タ ・ティ・ア

プリ「JTG」

のイメージ

向けの

して活

観光体

が使い

にイン

おり、

が可能

アド

Page 19: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

九州

市場は

ド力を

光客は

図るた

事業の

「J

動分析

語で観

1 月末

Wi-Fi

施設情

自治

分析手

同社は

20

基盤整

社団法

を九州

(For

グ情報

活性化

導入

シス

本プ

株htt 〒8

州を訪れる外

は消費単価を

をアピールし

は、無料 Wi

ため、一般社

の実績を持つ

JTG」は九州

析も可能にな

観光情報をク

末時点で約

i との連携機

情報を備えて

治体にとって

手法で自治体

はデータ分析

居住

資料

016 年 4 月

整備事業(Io

法人ジャパン

州エリアで開

r Tourists)

報、位置情報

化に繋げる。

入理由

ステムの概要

プロジェクト

式会社エtp://www.n

810-0001

外国人観光客

を上げること

し、更なる外

-Fi スポット

社団法人九州

つ同社を「K

州 7 県の観光

なった。日本

クラウド上か

12 万人に上

機能を併せ持

ており、観光

ては、登録者

体それぞれの

析だけではな

住国別位置情

料)(株)エヌ

月から、(株)ジ

oT 活用おも

ンショッピン

開始している

」を連動させ

報とカードの

要と導入メリ

トの今後の展

エヌ・ティntt-ad.co.j

福岡県福

客は年々増加

とで 1 兆円市

外国人観光客

トの数と飲食

州経済連合会

Kyushu_Fre

光コンテンツ

本語、英語、

から配信して

上る。地域企

持ち、JTB グ

光地への来訪

者情報や GPS

の課題の抽出

なく、そのた

▼同アプ

情報© Open・ティ・テ

ジェイティー

もてなし実証

ングツーリズ

る。JTG と訪

せ、利用者が

の決済情報を

ット

展開

ィ・ティ・jp/

福岡市中央区

加しており、

市場に拡大す

客の増加とリ

食店や観光ス

会と一般社団

ee_Wi-Fi プ

ツを有し、2

簡体字、繁

ている。訪日外

企業・店舗の

グループ、各

訪、観光地で

S による位置

出が可能とな

ための打ち手

プリから得た

nStreetMap ィ・アド提供

ービーが受託

証事業)」にお

ズム協会が協

訪日外国人旅

が入力した属

を統合・解析

・アド 九

天神 2 丁目

16

その数は 2

する可能性が

リピーターを

スポット等の

団法人九州観

プロジェクト」

2016 年 1

繁体字、韓国

外国人の 8

の広告やお得

各自治体、NT

での消費を促

置情報などの

なり、地域活性

手、プロモー

た位置情報の

contributo供

託した経済産

おいて、同社

協同して「JT

旅行客のため

属性(国籍、

析を行い、マ

九州支店

目 8 番 30 号

015 年で 2

があり、九州

を育成するこ

の情報不足に

観光推進機構

」のパートナ

月から全国

語、タイ語の

割超をカバ

得なクーポン

TT グループ

すために、効

のビッグデー

性化のための

ション提案ま

のデータマッ

ors

産業省の公募

社と(株)JTB

TG」とカー

めに開発され

年齢、性別

マーケティン

号 天神西通り

283 万人に

州の自治体は

とが課題とな

に不満を感じ

は、福岡市で

ナーとして選

国展開したこ

の 6 言語で

ーしており、

ンの配信機能

プ併せて 3,7

効果的に情報

ータと、アプ

の観光政策立

までをひとつ

ッピング

募事業「IoT

B 総合研究所

ード型商品券

れたカード型

別など)情報

グに利活用す

りビジネスセ

に上った。九州

は、富裕層に

なっている。

じており、これ

で「地域活性

選定した。

とから九州

で対応してお

、アプリの登

能、Japan C

700 を超え

報を提供して

プリ利用情報

立案に役立て

つのパッケー

推進のため

所、(株)ジェ

券(無料配布

型商品券「JC

報やスマート

することで、

センター3 階

州のインバウ

対して地域ブ

。また、外国

れらの問題解

性化トライア

へのインアウ

り、それぞれ

登録者は 20

Connected

る観光施設

ている。

報を活用し、多

てることがで

ージとしてい

の新ビジネス

ーシービー、

)による実証

CB プレモカ

フォンアプリ

、消費拡大や

ウンド

ブラン

国人観

解決を

アル」

ウト行

れの言

017 年

d-free

・商業

多様な

できる。

いる。

ス創出

、一般

証実験

カード

リのロ

や地域

Page 20: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

筋電

動き

株式

ォーム

ステム

在は、

その

である

するこ

確認で

なった

同社

ば、筋

サーを

療用途

可視化

スポー

同社の

積され

できる

筋肉

トプラ

ロジカ

を開発

って、

に採択

の認定

実証実

だ改善

ングを

が乱れ

有効で

どの声

プロ

0C

電セン

きを「

式会社ネット

ムや防災 GIS

ムの開発など

BtoBtoC

の取組の一つ

る。小型セン

ことで、運動

でき、効果的

た。

社の社員が、

筋肉を意識し

を活用した筋

途で使用され

化されるため

ーツ動作分析

のシステムは

れるので、リ

る。

肉の「見える

ランナーズと

カルプロダク

発した。福岡

3年前に九

択され、20

定も受けてい

実験を行った

善の余地があ

を行うと重量

れ易くなるた

であり、怪我

声が聞かれ、

ロジェクトの

09 Case 

ンサー

「見え

トワーク応用

S(Geogra

ど、BtoB の

の事業にも

つが、小型無

ンサーを装着

動時の筋肉へ

的なトレーニ

スポーツジ

しながら運動

筋肉の動きの

れるものが多

め、持ち歩き

析の専門家の

は、無線でタ

リアルタイム

る化」の運動

と、筋電セン

クトと協業し

岡県中小企業

九州経済産業

16 年6月に

いる。福岡市

たところ、装

あるものの、

量を追求する

ため、正しい

我の防止にも

高い評価を

の経緯

セン

で筋肉

る化」

用技術研究所

aphic Inform

の事業をメイ

力を入れてい

無線筋電セン

着し、筋肉の

への負荷度合

ニングを行う

ジムのトレー

動ができ、よ

の「見える化

多く、高価で

きにも不便で

の使用に留ま

タブレット端

ムの状態表示

動装置タブレ

サーの設計開

し、同社独自

業団体中央会

業局のものづ

に同局の新連

市内の某スポ

装着方法や固

一般的に筋

る傾向があり

いフォームの

も役立つので

を得た。

ンサー

肉の

所は、IoT プ

mation Sys

インとしてい

いる。

ンサーシステ

の動きを「見

合を簡便かつ

うことができ

ーナーやトレ

より効果的な

化」を提案し

であった。有

である。さら

まっており、

端末を使用す

示だけではな

レットと運動

開発を(株)

自のシステム

会の支援もあ

づくり補助金

連携事業計画

ポーツジムで

固定方法にま

筋力トレーニ

り、フォーム

のチェックに

ではないかな

ーによ

17

プラットフ

stem)シ

いるが、現

テムの取組

見える化」

つ視覚的に

きるように

レーニーが、

なトレーニン

した。これま

有線接続のた

らに、データ

誰でも使い

するため、操

なく、直前の

動パッケージ

よる筋

資料)(

運動中に鍛

ングが可能に

までの筋肉の

ためトレーニ

タ分析に専門

い易い筋電セ

操作は簡単で

の運動データ

ジ開発支援を

筋力株式会

▼小型無線

(株)ネットワ

えている筋肉

なるのではな

動きを把握す

ングの妨げ

知識が必要で

ンサーシステ

あり、データ

や、保存した

トレーナー器

トレ会社ネット

線筋電センサ

ワーク応用技

肉の動きが見

ないかと考え

するセンサ

となり、デ

であり、検証

テムは存在

タはクラウ

たデータを再

器具製造会社

ーニトワーク応用

サーシステム

技術研究所提

見えるように

え、小型筋電

ーシステムは

ータはパソコ

証用として医

していなかっ

ドサーバー上

再度表示して

社の(株)フ

ング用技術研究

ムの概要

提供

になれ

電セン

は、医

コンで

医療、

った。

上に蓄

て確認

フィッ

グ 究所

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18

近年の健康ブームにより体を鍛える人が増えているが、スポーツジムなどで健康トレーニングを行う上での課題

として、運動していても体型があまり変わらないケースや、運動中、関節などを痛めるケース、また、トレーニー

がトレーナーの言葉をよく理解できていないケースがあった。トレーニーは筋肉の使い方を十分意識、理解してい

る訳ではなく、トレーナーも指導するトレーニーの骨格がそれぞれ異なるため、各人に合わせた対応が必要である。

同社のシステムはこれらの課題を解決するために考案された。

タブレットアプリと小型無線筋電センサーによって、運動を妨げずにリアルタイムで情報を取得できる。運動時

の筋肉への負荷度合を簡便かつ視覚的に確認でき、筋肉がどのような順番で、どう連係しているのかを可視化する

ことで、誰にでも上手な筋肉の動かし方が分かり、故障も防ぐことができる。

鍛えたい箇所に小型センサーを取り付け、Bluetooth で体表面の電位データを送信し、タブレット端末で筋肉の

動きを確認できる。利用者層や目的により、下半身強化や体幹向上、お腹引き締めなどの運動パッケージを選択し、

パッケージ内の運動選択から、ベンチプレス、レッグカールなどのトレーニング器具を選択する。そして、画面指

示に従いセンサーを装着後、トレーニングを開始する。小型無線のため、運動の邪魔にならず、力が入っている部

位が一目で分かる。

▼同社の小型筋電センサーとタブレット

資料)(株)ネットワーク応用技術研究所提供

ターゲットとする市場は、健康志向の高まりによって増加しているスポーツジムやパーソナルトレーナーである。

大手のスポーツジムでは、トレーナーの多くが学生のアルバイトであり、知識も乏しい。正しい筋肉の動かし方を

把握しているトレーナーは少数であるため、このシステムにより、トレーナー養成も可能となる。また、公共トレ

ーニングジムでは、トレーナーが存在しない場所もあり、利用者が間違った運動をしていることが多いので、その

ような場所にも有効である。また、医療介護の分野においても、入院中の高齢者のリハビリに活用することで、早

期の在宅復帰を支援することができると考えている。

同システムにおいて、サービス提供料で稼ぐと同時に、トレーニーから得たデータを蓄積しビッグデータを得る

ことが重要であり、データの応用を検討している。

導入理由

システムの概要と導入メリット

本プロジェクトの今後の展開

株式会社ネットワーク応用技術研究所 http://www.nalab.jp/(担当渡邊、上野)Tel 092-473-4020 Fax 092-473-4022

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前 1 丁目 4 番 4 号 JPR 博多ビル 6 階

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医療

を支株式

メーカ

用した

「労働

売上向

同社

SPD

掛金支

ービス

げてい

同社

等の物

Frequ

消費し

いる。

省力化

トから

は独自

医療

掛債権

たは短

特定目

て、取

掛債権

て、医

ービス

買代行

サービ

プロ

1C

療機関

支援 式会社エーエ

カーである。

た業務効率化

働集約型」か

向上のみなら

社の代表的な

システムと

支払サイトの

スであり、設

いる。

社は、医療機

物流管理のソ

uency IDen

したり倉庫に

煩わしい伝

化でき、削減

らの要望もあ

自のフィンテ

療機関側から

権」の取引を

短縮するサー

目的会社(S

取扱点数の多

権の流動化ス

医療資材(医

ス「smile20

行サービス「

ビス「Chall

ロジェクトの

10 Case 

関の資

エヌディーは

医療物流業

化が浸透して

から「装置産

らず、コスト

なサービス

、納入業者

の延伸を SP

設立 4 期目で

機関向けの S

ソリューショ

ntification)

に戻したりす

伝票処理が簡

減できた人的

あり、医療機

テックサービ

らみた「買掛

を仲介し、そ

ービスを提供

SPC)を設立

多さや管理の

スキームを確

医薬品、医療

0」、医療機器

「TrustME」

enge20」を

の経緯

材管理

は、2013 年

業界において

ておらず、同

産業型」に転換

削減に主眼を

は、医薬品

の売掛金回収

D システムに

で売上 100

SPD(Supp

ョンサービス

を活用した

すると、セン

簡易となり、

的リソースを

機関の真のニ

ビスを組み込

掛債務」と納

それぞれの支

供している。金

立し、これま

煩雑さから困

確立した。具体

療材料)を対象

器(設備投資

」、診療報酬債

を提供してい

医療

理と資

年設立の医療

ては、他産業

同社は IT 技術

換させること

を置いたサー

や医療材料

収サイトの短

に組み込んで

億円を突破す

ply Process

スを主要事業

た専用機器も

ンサーが反応

また、手術

を本来の業務

ニーズが物流

込んだシステ

納入業者から

払いサイトを

金融機関と連

まで医療業界

困難とされて

体的なサービ

象とする購買

資)を対象と

債権ファクタ

いる。

療 a

19

資金管理

療機関向けの

業に比して IT

術により、医

とで、クライ

ービスを提供

料の購買管理

短縮及び医療

でいるフィン

するなど、急

sing Distrib

業としている

もあり、RFID

応し、常にリ

術に使用した

務に投入でき

流管理ではな

テムにも注力

みた「売

を延伸ま

連携して

界におい

てきた売

ビスとし

買代行サ

とする購

タリング

and I

のシステム

T 技術を活

医療業界を

イアントに

供している。

理等を行う

療機関の買

ンテックサ

急成長を遂

bution)シス

。同社の SP

D タグが付い

アルタイムの

資材を自動的

るようになる

く、資金管理

している。

T an

資料)(株)エ

ステムによる

PD システム

いた医療資材

の在庫状況を

的に正確に記

るシステムで

理であること

nd 金株

▼RFID

▼smile

エーエヌディ

る医療資材の

ムには、RFI

材を倉庫から

を把握できる

記録し、請求

である。さら

とに気付いた

金融 株式会社エー

D を活用した

e20 の仕組み

ー提供

の受発注や、

D(Radio

ら持ち出した

る仕組みとな

求にかかる作

らに、クライ

た同社は、現

ーエヌディ

た SPD システ

在庫

たり、

なって

作業も

イアン

現在で

ィー

テム

Page 23: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

医療

上後に

金繰り

管理の

るソリ

同社

ムは、

度が増

ラクチ

き受け

本サ

ができ

な設備

システ

が低く

簡易版

アジ

ジア諸

そもそ

グする

「Asi

もあり

められ

ると睨

開を行

拡大を

模の売

20

ること

ンセン

用して

介護に

なビジ

導入

シス

本プ

株htt 〒8

療機関におい

に入金され、

りに苦慮する

の面で相当な

リューション

社のフィンテ

医療機関の

増す。支払い

チャードファ

け、この売掛

サービスは、

きる。医療機

備投資を実施

テムはクラウ

く、中小規模の

版の SPD シ

ジア諸国での

諸国へ広め、

そも、「エー

ることで新

ian Next D

り、アジアに

れている。将

睨んでおり、

行う。中国に

を踏まえ、20

売上高を目指

016 年 10

とを目的に、

ンター」をオ

てトレーニン

に関わる人材

ジネス機会の

入理由の一例

ステムの概要

プロジェクト

式会社エtp://www.a

812-0007

いても、仕入

その診療報

ることとなる

な労力がかか

ンサービスを

テックサービ

の在庫管理に

いサイト(取

ァイナンス資

掛債権を、SP

支払いサイ

機関は、支払

施することが

ウド型のシス

の医療機関で

システムを無料

の医療課題を

医療の発展

エヌディー

しい価値を

Distribution」

において、次代

将来的に医療

今後も福岡

貿易子会社

020 年には

指している。

月には、多

本社が入居

オープンした

ングやシミュ

材や企業との

の創出の場と

要と導入メリ

トの今後の展

エーエヌデandinfo.co

7 福岡県福

入れ先からは

報酬も、請求

る。そうなる

かる。このよ

を導入する医

ビスは、既存の

に力点を置いて

取引代金の締

資金を利用す

PC(特定目的

イトの見直し

払いサイトの

ができるよう

ステムであり、

でも採用し易

料で提供し、

を解決するた

展に貢献する

(AND)」の

を創出する姿

」のそれぞれ

代の医療物流

療ビジネスが

岡を拠点に、ア

の設立を予定

は株式上場と

くの医療従事

居するビルの

た。先進医療機

ュレーション

の接点を生み

となることを

ット

展開

ディー 経o.jp/

福岡市博多区

は早期の資金

求業務におい

ると医療機関

ような例をは

医療機関が増

の SPD シス

ているが、同

め日から支払

ることで可能

的会社)に譲

により医療機

コントロール

になり、業務

、ライセンス

易いように工

プライベー

ために、国内

ることが同社

の社名は、ヒ

姿勢を意味し

れの単語の頭

流を実現する

盛んになるの

アジア市場を

定するなどア

と国内外合わ

事者に新たな

フロアにおい

機器を展示

ンを体験する

み出すことも

を想定してい

経営企画本

東比恵 3 丁

20

金回収を求め

いて不備が発

関は複数の購

はじめ、資金

増えてきてお

ステムに金融

同社の SPD

払日までの猶

能になった。

譲渡する。SP

機関が慢性的

ルによって生

務改善と質の

ス数に合わせ

工夫されてい

ートブランド

で培ったノ

社の使命と捉

ヒト・組織を

した「&」と

頭文字を取っ

るという強い

のも、アジア

をメインとし

アジア進出に

せて約 1,00

な情報や体験

いて「先端医

しており、そ

ることができ

も目的として

いる。

本部

丁目1番2号

られる一方、

発生し、予定

購入先に対し

金繰りの課題

り、高い評価

融サービスを付

D システムは

猶予期間)の

同社が、医

PC がその売

的に抱えるキ

生まれる資金

の高い医療サ

せた月額利用

いる。さらに小

ドの医療資材

ウハウをア

捉えている。

をマッチン

とは別に、

った略称で

い思いが込

ア諸国であ

した事業展

に伴う事業

00 億円規

験を提供す

医療デザイ

それらを利

る。医療や

おり、新た

東比恵ビ

、収入、即ち

していた資金

して支払日を再

を解決する

価を得ている

付加したもの

は、在庫管理

の延伸は、地

医療機関の買

売掛債権を証

キャッシュフ

金余力により

サービスを提

用料負担モデ

小規模なクリ

を販売するこ

ジネスセンタ

▼先端医

資料)九経

ち診療報酬は

金回収が叶わ

再調整する必

ことが可能な

る。

のである。他

理に加えて資

地域の金融機

買掛債務を、

証券化すると

フローの問題

り、優秀な人

提供できるよ

デルのため、I

リニックや診

ことで収益を

ター8 階

医療デザイン

経調撮影

は請求の2カ

わない場合に

必要があり、

な、同社が提

他社の SPD シ

資金運用面でも

機関と連携した

売掛債権と

いう流れであ

題を改善させる

人材の獲得や効

うになる。同

IT の初期投資

診療所に対して

を得ている。

ンセンターの

カ月以

には資

、資金

提供す

システ

も自由

たスト

して引

ある。

ること

効果的

同社の

資負担

ては、

の風景

Page 24: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

IoT

災害

救急

ルデバ

療や災

療・災

議会

救急

IT テ

率化や

くの命

20

安全で

などの

をより

開発者

を検討

同団

務省)

救急医

ってい

魔法の

所(IS

偶然

こした

のかと

療・災

急や火

確に状

におい

テム構

モデル

プロ

1C

T を活

害対応

急医療の現場

バイス等の Io

災害対応の変

災害対応無人

(EDAC)。

急医療従事者

クノロジーで

や迅速化を実

命を救うため

016 年1月に

で効率的なソ

の立場から専

り強化すべく

者やパイロッ

討している。

団体は、20

を活用し、

医療・災害対

いる。参加メ

の大鍋、(株)

SIT)等で構

然にも同団体

た熊本地震を

という思いか

災害対応への

火災の現場に

状況把握し、

いて重要であ

構築から実運

ルとして構築

ロジェクトの

11 Case 

活用した

応の変

場において、

oT 技術を導

変革を目指す

人機等自動支援

者や消防関係

で補助するこ

実現させる。

めのシステム

に設立された

ソリューショ

専門家が集ま

く法人化され

ット、システ

16 年度 IoT

九州大学伊

対応における

ンバーは、E

ゼンリン、(

構成されてい

体の参加メン

を体感し、自

から、各方面

のドローン・

においては、

共有できる

ある。同団体

運用まで全て

築に取り組ん

の経緯

(一社)救

た救急

ドローンやウ

導入すること

す一般社団法

援システム活

係者の救助・消

ことにより、

同団体は、一

ム構築を目指

た EDAC は

ョンを提案す

まり、2015

れたものであ

テムインテグ

T サービス創

伊都キャンパ

るドローン活

EDAC の他に

(公財)九州

いる。

ンバーが甚大

自分達に何か

面の技術者が

IoT 活用を

救急隊や消

ることが、人

体は、この課

て内部で行い

んでいる。

Io救急医療・

急医療

ウェアラブ

とで、救急医

法人救急医

活用推進協

消防業務を、

、更なる効

一人でも多

指している。

は、救急医療

する組織であ

5 年 9 月にス

ある。具体的

グレーターな

創出支援事業

パス(福岡市

用の実証実験

に、九大 COI

先端科学技術

大な被害を引

できることは

が集まり、救

本格化させた

防隊が迅速か

命救助や被害

課題に対して、

い、具体的な利

oT に災害対応無

21

療や災害対応

ある。EDAC

スタートした

的には、現場

などとをマッ

業(総

市)で

験を行

や(株)

術研究

引き起

はない

救急医

た。救

かつ的

害防止

、シス

利活用

による無人機等自

資料)

応などに対し

C は、救急医

た Project H

場で働く救急

チングし、

る人命自動支援シス

▼救急医療

【「ヘカ

)総務省「身

して、ドロー

医療、ドロー

Hecatonche

医療従事者、

課題やニー

命救助ステム活用

療・災害対応

トンケイルシ

身近な IoT プ

ンやセンサ

ーン開発、ク

eir(ヘカト

、消防関係者

ズに対する具

用推進協議会

応の IoT 利活

システム」の

プロジェクト

ーを活用し、

ラウド技術、

ンケイル)の

者と、ドロー

具体的な解決

会(EDAC

活用モデル図

の概念図】

ト」より九経

、より

、行政

の活動

ーンの

決手法

C)

経調作成

Page 25: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

20

20 年

かる時

防庁)

災害

本実証

対応を

本プ

ラブル

消防隊

行って

例え

本部の

るとい

期待さ

本実

援する

トンケ

ムに必

験も重

今後

めに、

導入

シス

本プ

(一

htt

〒1

015 年の救急

年間の傾向と

時間は、199

。人命救助

害時において

証実験では、

を実現するこ

プロジェクト

ルデバイス、

隊員及び救急

ている。

えば、119 番

の管制室にフ

いうものであ

されている。

資料)(

実証実験を通

る「ヘカトン

ケイルシステ

必要な機器の

重ねていく方

後も、救急医

ドローンや

入理由

ステムの概要

プロジェクト

一般社団法

tp://www.e

113-0033

急出動件数

としては、救急

95 年は平均

は初期対応が

ては、道路や

救急医療分

ことで、災害

トでは、救急

IoT などを

急隊員とどの

番通報を自動

フィードバッ

ある。将来的

一社)EDA

通して、消防

ンケイルシス

テム」を普及

の要求仕様と

方針である。

医療・災害対

やウェアラブ

要と導入メリ

トの今後の展

法人)救急

edac.jp/

3 東京都文

株式会社

(全国)は、

急出動件数と

均 6.0 分であ

が重要であり

や建物の被災

分野でドロー

害時にも対応

急医療の時間

を活用し、よ

のように実連

動化するとと

ックする。こ

的には、家屋

▼実証中

AC 提供

防による救命

ステム」構築

及展開してい

とその調達方

対応に着目し

ブルデバイス

ット

展開

急医療・災害

文京区本郷 7

社リアルグロ

約 605.5

と搬送人員数

あったが、2

り、時間短縮

状況によって

ーンやセンサ

応できるシス

間短縮を目指

より迅速な救

連携をしてい

ともに、ドロ

これにより、

屋の延焼の防

中の救急医療

命活動や災害

築のための課

いくロードマ

方法などを検

し、非常事態

ス、クラウド

害対応無人

7 丁目 3 番

ローブ内 ED

22

万件となっ

数ともに増加

2015 年では

縮とともに、

て、さらに時

サー等の IoT

ステムを構築

指し、救命・

救命・消防活

いくのかを実

ローンを現場

迅速に現場

防止、人命救

療・災害対応

害対応といっ

課題や要件を整

マップを描い

検討する。ロ

態の発生時か

ドサービスな

人機等自動

1 号 東京大

DAC 窓口

ており、前年

加傾向にある

は同 8.6 分

現場の状況

時間がかかり

機器を日常

していくこと

消防活動の

活動のシステ

実際にやり取

場に飛ばし、

場にたどり着

救助の確率向

応システム・

た、市民サ

整理する。ま

いていく。さ

ロードマップ

から病院への

ど様々なツー

動支援シス

大学アントレ

年対比で約

る。また、救

と約3分弱延

況の把握・共

り、状況把握

常的に導入す

とが目標であ

業務フロー

ムを構築す

りしながら運

要救助者の

く経路を、瞬

上など、社会

ドローン

ービスの改善

また、実証実

らに、普及展

プを作成する過

搬送までの

ールの活用を

テム活用推

レプレナープ

7.0 万件増加

救急自動車が現

延伸している

共有が重要で

握も困難にな

することを目指

ある。

に対して、

るだけではな

運用方法も含

の位置、交通情

瞬時に救急車

会的な価値を

善、行政運営

実験の結果を

展開の運用ル

過程で、必要

フロー全てを

を引き続き検

推進協議会

プラザ 205

加している。

現場到着まで

る(2016 年

である。

る可能性が高

指し、迅速な

ドローンやウ

なく、現場で

含めて実証実

情報を半自動

車や消防車に

を生み出すこ

営の効率向上

を踏まえて、

ルールや、シ

要に応じて実

を迅速化させ

検討していく

会(EDAC

 

。ここ

でにか

年、消

高い。

な救急

 

ウェア

で動く

実験を

動的に

に伝え

ことが

 

上を支

「ヘカ

システ

実証実

せるた

く。

C)

Page 26: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

救急

医療

人命

争う緊

が求め

いかに

重要

この

療情報

するこ

急隊員

人でも

プロ

教育の

のかと

受入病

の救急

そこ

必要と

有でき

ット)

らに、

く、操

シス

した組

に任せ

にはで

し、導

防隊員

ものの

で理解

プロ

1C

急医療

療施策

命を預かる医

緊張感を持ち

められている

に迅速に医療

要課題となる

の切迫した課

報システムの

ことで、1 つ

員と医療機関

も多くの人命

ロジェクトを

の3分野では

ということを

病院と連絡を

急搬送情報や

こで、救急車

と判断した。

きるシステム

」が存在した

救急車に搭

操作性も 適

ステムの導入

組織となって

せられている

できなかった

導入までこぎ

員や医療機関

の、システム

解を得ること

ロジェクトの

12 Case 

療の「

策への

医療現場、特

ちながら、迅

る。多忙を極

療機関に搬送

る。

課題に対し、

の構築とポー

つの解を導き

関が情報を即

命を救う体制

を推進した当

は IT 導入が特

を把握するた

を取っており

や病院の受入

車両内でも情

具体的には

ムの構築を目

たため、この

搭載できるデ

適な iPad を

入に際しては

ており、シス

るため、県が

た。しかし、担

ぎつけること

関からシステ

ム構築の段階か

とができた。

の経緯

IoT

見える

反映

特に、救急医

迅速、かつ、

極める救急医

送するのかと

佐賀県は現

ータブルデバ

き出そうとし

即座に共有す

制を作ってい

当時の担当者

特に遅れてい

ために実際に

り、病院の情

入情報が関係

情報を把握で

はどの病院に

目指した。佐

のシステムを

デバイスとし

採用した。

は、消防組織法

テム導入に関

システムを統

担当職員自ら

とができた。

テムに対する

から積極的に

によ

る化」

医療は 1 秒を

正確な対応

医療において

ということは

現場主義の医

バイスを導入

している。救

することで、1

いる。

者によれば、佐

いる状況であ

に現場の声を

情報を正確に

係者間で共有

できるような

に、どんな病

佐賀県には、既

をより現場の

して、スマー

法で各消防組

関しても各組

統一させるこ

らが各消防組

導入当初は、

る不安の声が

に参画しても

る救

23

から

て、

1

佐賀県がシス

あった。そこ

を聞いた結果

に把握するこ

有できていな

なポータブル

病態の患者が

既に「佐賀県

の救急医療従

ートフォンや

組織は独立

組織の裁量

ことは容易

組織に依頼

、現場の消

が聞かれた

もらうこと

救急医

ステムを検討

こで、救急医

果、救急搬送

ことが難しい

い現状が存在

ル端末と地域

が搬送されて

県医療機関情

従事者が使い

ノート PC

医療の

資料)佐賀

討した 2010

医療の現場に

を行う救急隊

ということが

在した。

内の情報を俯

いるのかと

情報・救急医

いやすい仕様

等も検討し

の「見

▼救急医療情

賀県提供

0 年頃、全国

はどのような

隊員は携帯電

が分かった。

俯瞰できる

いうことを

医療情報シス

様に再構築す

したが、 終

見える

情報システム

国的に医療・

な課題が存在

電話と無線の

。つまり、地

システムの構

リアルタイム

ステム(99 さ

ることにした

的には画面が

る化」佐賀

ムの全体像

行政・

在する

のみで

地域内

構築が

ムで共

さがネ

た。さ

が大き

賀県

Page 27: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

佐賀

から 2

ってお

ら病院

縮を図

救急

索する

実績や

率も 1

本取

データ

これま

その結

本取

でには

有効な

未然に

ウェア

きれば

また

ル端末

も目指

導入

シス

本プ

佐賀

佐賀

ドロ

佐賀

〒8

賀県ではシス

2011 年は約

おり、搬送先

院までの搬送

図るため、現

急車両に設置

ることができ

や患者の大ま

100%とな

取組の成果と

タの「見える

までのように

結果、佐賀県

取組は現状の

は至っていな

な手段として

に病気の発症

アラブル端末

ば、身体の変

た、ドローン

末や UAV(

指していきた

入理由

ステムの概要

プロジェクト

賀県医療機関

賀県 医務課

ローン活用な

賀県 政策部

840-8570

ステムを導入

約 3.1 万人

先も特定の医

送時間が平均

現場目線のシ

置された iPa

きるシステム

まかな病態を

っている。

としては、ま

る化」が実現

に県を一律に

県にこそ必要

資料)佐

の業務効率化

ない。今後の

て考えられる

症を知ること

末の活用が不

変化を把握で

ンを活用して

(固定翼ドロ

たい。

要と導入メリ

トの今後の展

関情報・救

など 新技

部 政策課

0 佐賀県佐

入する以前か

まで約 7,00

医療機関に負

均 34.3 分(

システム構築

ad に患者の病

ムである。病

を入力する。

ず、救急搬送

したことによ

に見るのでは

要な医療政策

佐賀県提供

化にはつなが

の対応策とし

る。例えば、既

とができれば

不可欠になっ

でき、病気の

て空から命を

ーン)、ロボ

ット

展開

急医療情報

術活用に関

佐賀市城内

から右肩上が

00 人増加し

負担が集中し

(2010 年)

築が必要とさ

病態や該当す

病院側は朝と

簡易なシス

送にかかる時

より、年間約

はなく、地区ご

策としてドク

▼シス

がったが、救

して、医療情

既往歴や服薬

ば、事前に病院

ってくる。血

の予測も可能

を救う方法に

ボット等の先

報システム(

関すること

1 丁目 1 番

24

がりで救急搬

していた。ま

し、救急現場

となってお

されていた。

する診療科等

と夕刻に受入

ステム構築を

時間を短縮で

約3万件の救

ごとの現状に

クターヘリを

ステム導入後

救急搬送され

情報とバイタ

薬情報、アレ

院に行くこと

血液データと

能になる。

についても有

先進技術を活

(99 さがネ

番 59 号

送者数が増加

また、搬送先

場スタッフが

おり、延伸傾

等の情報を入

入状況を入力

を目指した結

できたことが

救急搬送デー

に沿って、施

導入すること

後の成果

れる患者の予

タルデータを

レルギー、血

とができ、救

と健康診断の

効な手段であ

活用して、さ

ネット)に関

https://ww

加傾向にあっ

先の医療機関

が疲弊する状況

傾向が続いて

入力すると、

し、救急隊

果、救急隊員

が挙げられる

ータを蓄積し

施策を実施す

とができた。

防及び予測

組み合わせた

血液のデータ

救急車を使用

情報をリアル

あると考えら

らに安心安全

関すること

ww.pref.saga

った。2001

を見つける

況にあった。

ていた。そこ

寄りの受

は消防署に帰

員による搬送

る(2011 年度

して分析でき

することがで

という根本的

た大病の予測

などを組み合

用せずに済む

ルタイムで解

られる。今後

全な医療体制

a.lg.jp/

1 年の約 2.4

までに時間が

。これらの要

で、搬送時間

入可能な病院

帰着する間に

送実績情報の

度上半期)。次

るようになっ

きるようにな

的な課題の解

測モデルの構

合わせること

む。この実現に

解析すること

後は、ウェア

制を提供する

4 万人

がかか

要因か

間の短

院を検

に搬送

の入力

次に、

った。

なり、

解決ま

構築も

とで、

には、

とがで

アラブ

ること

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企業

新た

西鉄

テム開

外のシ

あり、

同社

金と同

発した

ータを

移動

部に異

んだ。

合理化

常時へ

ば平常

ど)で

るか、

移動

ハイブ

テムを

おり、

NEXC

ロケー

者の利

鉄、J

データ

ービス

お金と

利用を

も広げ

開発し

プロ

1C

業が持

たな価

鉄情報システ

開発会社であ

システム開発

公共交通の

社は、交通イ

同等の価値を

た。移動体デ

を集め、共同

動体データ銀

異常事態を知

その中でハ

化が中心であ

への対応に切

常時は、バス

では、平常時

バスや他の

動体データ銀

ブリッドシス

をバスの位置

、それと同

CO 西日本と

ーションのデ

利便性向上を

JR 九州、福

タを共有する

スを展開して

と同様な価値

を交通インフ

げるため、移

した。

ロジェクトの

13 Case 

持つデ

価値を

テム株式会社

あり、西鉄グ

発を受託して

のソリューシ

インフラのシ

を持つように

データ銀行と

同利用する仕

銀行が生まれ

知らせる仕組

ハイブリッド

あったが、ハ

切り替わると

スの位置やバ

時からモード

の公共交通機

銀行も基本的

ステムがある

置情報などの

同時に平常時

とも連携し、

データを蓄積

を図るため、

岡市営地下鉄

ることで、公

ている。同社

値を持つと考

フラだけでは

移動体データ

の経緯

ータを

創造

社は、1983

グループのシ

ている。運輸

ションサービ

システム運営

になると考え

とは、多種多

仕組みである

れるきっかけ

組みがなく、

ドのシステム

ハイブリッド

という考え方

バスの到着予

ドが切り替わ

機関の復旧情

的な考え方の

る。これまで

のデータを基

時でのバス

GPS を使っ

積してきた。

福岡市内の各

鉄、福岡空港

公共交通機関

は、企業が持

考えており、

はなく、多種

銀行を NED

動体

を集約

3 年設立の西

システム開発

輸関連のシス

ビスを提供し

営で蓄積して

え、「移動体デ

多様な業種の

る。

けとなったの

本社からの

を体系化した

ドのシステム

方である。例

予測時間など

わり、バスド

情報など、平

の根幹に、

で緊急通報シ

基に作ってき

の運行情報

って高速バス

同社は、利

各交通機関

港)とお互い

関データ相互

持つデータが

データの共

種多様な業種

DO 事業によ

体デー

25

約し、

西鉄グループ

発及び自治体

ステム開発が

している。

てきたデータ

データ銀行」

の移動体に関

のは、2000

の要請もあり

た。国内では

ムは、異常事

例えば同社が

どを提供して

ドライバーが

平常時とは違

シス

きて

報や

スの

利用

(西

いに

互サ

が、

共同

種に

より資料)

ータ銀

プのシス

など社

中心で

が、お

を開

するデ

年に起きた

危機対応時

はそれまでコ

事態の時に、

が開発したス

ているが、異

が発信する緊

う情報をリア

西鉄情報シ

銀行プ

▼移

た西鉄バスジ

の情報発信

コンピュータ

コンピュータ

マホアプリ

常時(テロ、

急情報や、現

アルタイムで

システム(株)提

プロジ西鉄

移動体データ

ジャック事件

を支援するサ

ターは業務の

ターが平常時

「にしてつバ

、自然災害が

現在バスが何

で提供してい

提供

ジェク鉄情報システ

タ銀行の仕組

である。当時

サービスに取

の効率化、生産

時への対応か

バスナビ」で

が起こった場

何処で止まっ

いる。

クト テム株式会

組み

時は外

取り組

産性、

から異

であれ

場合な

ってい

会社

Page 29: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

デー

利用し

えば、

要があ

きる。

移動

かるだ

するこ

実証

ていく

いくた

事業に

組みを

20

である

ニーズ

域の活

せ、IT

導入

シス

本プ

西htt 〒8

ータの重要性

して何か事業

移動経路の

ある。移動体

動体データ銀

だけだが、移

ことで、アイ

証実験では、

く。そのデー

ため、そのデ

になりそうで

を検討してい

018 年に福岡

る。ITS(In

ズに、インフ

活性化や経済

TS の先進事

入理由

ステムの概要

プロジェクト

鉄情報シtp://www.n

812-0044

性が高まって

業を行う際に

のデータやモ

体データ銀行

銀行はデータ

移動体データ

イデアも出易

西鉄グルー

ータを企業に

データをまた

であればデー

いる。

岡で開催され

telligent T

フラと移動手

済発展を図っ

事例を九州か

資料)西鉄情

要と導入メリ

トの今後の展

システム株nishitetsu.

4 福岡県福

ているなか、

に、企業が他

モバイル空間

行は、情報の

タセンターに

タ銀行では、

易くなり、デ

ープが持って

に貸し出して

た預けてもら

ータを貸し出

れる ITS アジ

ransport S

手段と IT 技術

っていくため

から発信して

情報システム

ット

展開

株式会社 .ne.jp/

福岡市博多区

企業にとっ

他社のデータ

間統計データ

のセキュリテ

に新たな付加

そこに集ま

データ取得に

ているデータ

て、企業から

らい、また別

出し、企業が

ジアパシフィ

Systems:高

術を活用して

めのシステム

ていく。

ム(株)提供

営業推進

千代 4 丁目

26

て情報セキ

タを利用した

タが欲しいの

ティと他社の

加価値が加え

まったデータ

に費やす労力

タを移動体デ

らは利用料を

別の企業に貸

が新規事業か

ィックフォー

高度道路交通

て、交通の

ムである。フ

▼同社の ITS

進本部

目 1 番 33 号

ュリティの問

たい場合、デ

のであれば、

のデータ利用

えられたもの

タを有効活用

を商品開発な

データ銀行に

を徴求する。

貸し出す。企

から得た利益

ーラムでも、

通システム)

適化や事故

フォーラムを

構想

号 西鉄千代

問題に取り組

ータの取得が

交通機関と通

の2つの問題

であり、デ

することがで

などに振り向

預け、それ

情報は流通す

業にデータ

をデータ利用

移動体デー

とは、人

故渋滞の解消

契機に移動体

代県庁口ビル

組む必要があ

が困難で面倒

通信会社の両

題を同時に解

ータセンタ

できる。他社

向けることが

を流通させて

すれば中身、

を用いた事業

用料として後

タ銀行の概念

の移動に関わ

消、省エネや

体データ銀行

ある。また、

倒な点がある

両方と交渉す

解決すること

ーでは、情報

社のデータを

ができる。

てデータを加

、用途が変わ

業を提案させ

後から徴収す

念を説明する

わる様々な課

環境との共存

行の取組を加

IT を

る。例

する必

とがで

報を預

を活用

加工し

わって

せて、

する仕

る予定

課題や

存、地

加速さ

Page 30: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

セン

を活

今後

ための

ーのニ

は、デ

富士

ーネッ

Platfo

な付加

するこ

してい

同社

用・管

技術要

ら、同

リュー

ている

同社

ーネッ

ムを安

る。

開発

ムがあ

が多発

ルタイ

センサ

ている

握する

れてい

プロ

1C

ンサー

活用し

後、IoT ビジ

のセンサーネ

ニーズは様々

データ収集す

士通九州ネッ

ットワーク基

orm))を開

加価値創造に

ことで、ユー

いる。

社は富士通グ

管理システム

要素として、

同社のコア技

ーション統括

る。

社が開発した

ットワーク運

安定的に稼働

発した基盤の

ある。近年、

発しており、

イムの下水道

サーの設置や

る。少数のセ

る下水道水位

いた。

ロジェクトの

14 Case 

ーノー

した Io

ジネスが拡大

ネットワーク

々であるが、

するセンサー

ットワークテ

基盤(QSIP

開発し、様々な

にスピーディ

ーザーに合わ

グループの中

ムやネットワ

基板実装技

技術を活用し

括部が IoT 事

た QSIP はセ

運用基盤で構

働させ、付加価

の活用事例と

局所的な集中

その予防策

道水位モニタ

や運用管理に

ンサーで下水

位モニタリン

の経緯

IoT

ド基盤

oT 事業

大すれば、デー

クの需要がま

IoT ビジネス

ー基盤が重要

テクノロジー

P(QNET Se

な IoT システ

ィーに対応で

わせた IoT シ

中で、主にネ

ワークサービ

技術の提供や

して新たな事

事業をメイン

センサーノー

構成され、多

価値を高める

として、下水道

中豪雨による

策として、ICT

タリングが期

に必要なコス

水道管路内の

ングシステム

T を支

盤(QS

業の展

ータを収集

ますます高ま

スを加速させ

要となる。

ーズ株式会社

ensor Netw

テムの安定稼

できるシステ

システムの構

ネットワーク

ビス基盤、伝

や信号・画像

事業展開を模

ンとして、様

ード基盤とセ

多様な IoT シ

る基盤となっ

道氾濫検知シ

る都市の浸水

T を活用した

期待されてい

ストが課題と

の状況を正確

ムの実現が求

支える

27

SIP)

展開

・通信する

まる。ユーザ

せるために

社は、センサ

work IoT

稼働・高度

テムを提供

構築を実現

クシステムの

伝送・交換シ

像処理などの

模索する中で

様々な顧客に

センサ

システ

ってい

システ

水被害

たリア

いるが、

となっ

確に把

求めら

るセン富士通

資料)富

R&D を行

システム、ワ

ソフトウェア

で、IoT に着

に対する提案

ンサー通九州ネッ

▼下水道氾濫

富士通九州ネッ

行う企業であ

イヤレスシ

ア提供などを

目した事業

案や実証事業

ーノートワークテ

濫検知ソリュ

トワークテクノ

ある。同社は

ステムの開発

を行ってきた

を実施するた

業、サービス

ード基テクノロジー

ューションの

ノロジーズ(株)報

ネットワーク

発に加えて、

た。2014 年

ため、同社内

開発などを手

基盤ーズ株式会

のシステム構

報道発表資料より

クの運

、先端

年頃か

内のソ

手掛け

会社

構成

り抜粋

Page 31: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

近年

して、

防法で

従来

高額な

必要が

そこ

きる水

同シ

センサ

電力を

速な対

電池交

ホール

また

柔軟に

る。

資料

QS

ある。

えてい

今後

提案し

いく方

導入

シス

本プ

富htt 〒8

年、局所的な

下水道管路

では、地下街

来の光ファイ

な導入コスト

があり、高額

こで、既存の

水位把握シス

システムは、

サーにはマン

を供給してい

対応が可能と

交換メンテナ

ル蓋に直接搭

た水位センサ

に選択可能で

料)富士通九

SIP は、様々な

ユーザーの

いる。

後は、IoT シ

し、QSIP を

方針である。

入理由

ステムの概要

プロジェクト

士通九州tp://www.f

814-8588

な豪雨の多発

路の増改築や

街などの周辺

イバーを用い

トがかかる。

額な保守コス

の下水道施設

ステムの構築

水位センサ

ンホール蓋と

いる。下水道

となった。特

ナンスが不要

搭載が可能と

サーは、電源

である。同シ

九州ネットワ

なセンサーや

の要望に即し

システムの開

活用しなが

要と導入メリ

トの今後の展

州ネットワfujitsu.com

8 福岡県福

発や都市化の

や迅速な水位

辺地域に対し

いた下水道管

また、バッ

ストがかかる

設を活用しな

築が必要であ

サーを下水道

と蓄熱材との

道管路内の水

特徴としては

要となる。熱

となっている

源や光ファイ

システムは、

ワークテクノ

やネットワー

したシステム

開発実績・ノ

ら、用途に合

ット

展開

ワークテクm/jp/group

福岡市早良区

の進展などに

位情報の収集

し、下水道施

管路内の水位

ッテリーを搭

るという課題

ながら、電池

あった。

道のマンホー

の温度差によ

水位上昇を検

、メンテナン

熱電変換ユニ

る。

イバーケーブ

福島県の郡

▼実証実験時

ノロジーズ(株

ークモジュー

ム構築に対応

ウハウを基

合わせた運用

クノロジーp/qnet/

百道浜2丁

28

により、下水

集が求められ

施設の水位情

位測定方式は

搭載したセン

題があった。

池交換周期を

ールに設置し

より得られる

検知すること

ンスコストの

ニットは、小

ブルの敷設が

郡山市で実証

時のマンホー

株)提供(左

ールの組み合

応が可能であ

に、ユーザー

用支援システ

ーズ株式会

目2番1号

水道氾濫の被

ている。さ

報を周知する

、測定箇所ま

ンサーによる

を長期化し、

し、無線通信

るエネルギー

とで、局所的

の削減が挙げ

小型化・高効

が不要なため

証実験を実施

ールと検証結

左)、(株)富士

合わせが実現

あるため、様

ーのサービス

テムのカスタ

会社 ソ

富士通九州

害が甚大化す

らに、2015

る制度が創設

まで専用ケー

水位測定方式

導入や保守

により水位情

を電力に変換

な集中豪雨

げられ、標準

率化を実現

、既存マンホ

しており、現

士通研究所報

現できるセン

々なユースケ

スイメージの

タマイズや統

リューシ

州 R&D セン

する傾向にあ

5 年度に改

設された。

ーブルを設置

式は、頻繁

に係るコス

情報をクラ

換する熱電変

に伴う氾濫被

準的な利用環

しており、国

ホールから測

現在、ビジネ

報道発表資料

ンサーネット

ケースを作

の実現に向け

統計分析等の

ション統括

ンター

あり、浸水対

正・施行され

置する必要が

に電池交換を

トの削減も両

ウドに収集す

変換ユニッ

被害を軽減す

境では約5年

国内で初めて

測定したい箇

ネスを展開中

より抜粋(右

ワーク共通基

っていきたい

けて 適な方

要望にも対応

括部

対策と

れた水

があり、

を行う

両立で

する。

トから

する迅

年間、

てマン

箇所を

中であ

右)

基盤で

いと考

方法を

応して

Page 32: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

デー

長寿

電気

多様化

力を入

全国

確保が

宮崎県

橋梁イ

収集し

の長寿

同社

に、「

り、宮

同社

ついて

年 6 月

ンフラ

た。同

した九

術を専

ーから

見を取

よる効

の実現

橋梁イ

握・蓄

究を行

を抱え

よる橋

し、実

プロ

1C

ータを

寿命化

気通信事業者

化する顧客ニ

入れ始めてい

国的に、交通

が今後の課題

県において橋

インフラにセ

し、設備の状

寿命化と保守

社は、橋梁の

「見える化」

宮崎県宮崎市

社のビジネス

ての課題解決

月に両社が協

ラモニタリン

同研究会は、

九州内の大学

専門とする企

ら構成されて

取り入れ、「

効率的なイン

現を目指して

インフラの

蓄積・活用す

行っており、

える宮崎市と

橋梁インフラ

実証実験に至

ロジェクトの

15 Case 

を活用

化を図

者である九州

ニーズに対応

いる。

通インフラの

題となるなか

橋梁インフラ

センサーを取

状態変化を

守作業の支援

のひび割れや

するサービス

市、高千穂町

スパートナー

決に向けて

協働し、「み

ング研究会」

宮崎大学を

学教授や通信

企業の有識者

ており、メン

土木×通信

ンフラモニタ

ている。同研

の様々なデー

する技術の実

橋梁の老朽

と高千穂町に

ラの維持管理

至った。

の経緯

Io

して橋

州通信ネット

応するため、

の老朽化とそ

か、同社は、

ラのモニタリ

取り付け、そ

「見える化」

援・効率化を

や、傾きなど

ス「橋りょう

町の2カ所の

ーである(株

、2015

やざきイ

を設置し

はじめと

信・土木技

者メンバ

バーの知

」技術に

タリング

究会では、

ータを把

践的な研

化の課題

に IoT に

理を提案

oT に

橋梁イ

トワーク株式

IoT による

それを維持管

そうした課

リングの実証

そのデータを

することに

を図るもので

どをセンサー

う向けモニタ

の橋梁にて開

株)共同技術

による

資料)九州

29

ンフラ

式会社(QT

るソリューシ

管理する人員

課題を解決す

証実験を行っ

をネットワー

により、橋梁

である。

ーで計測し、

タリングシス

開始している

術コンサルタ

る橋梁

▼橋梁モニタ

州通信ネット

ラの

Net)は、

ションにも

員・予算の

するため、

っている。

ーク経由で

梁インフラ

そのデータ

ステム」の開

タント(宮崎

梁モニ

タリング向け

トワーク(株)提

をネットワ

開発に向け、

県宮崎市)

ニタ九州通信

けモニタリン

提供

ークを介して

実証実験を

と、橋梁イ

リン信ネットワー

ングシステム

て収集すると

を 2016 年 4

ンフラの老朽

グ ーク株式会

ムの概要

ととも

4 月よ

朽化に

会社

Page 33: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

宮崎

である

ょうの

市町村

年度を

維持管

橋梁

せるこ

1 日あ

日あた

するた

て検討

タリン

だった

本サ

災害時

検の省

山奥

るノン

ツリレ

これに

導入

シス

本プ

九htt 〒8

崎県において

るのに対し、

の長寿命化修

村が管理して

をピークに減

管理は困難と

梁に複数のセ

ことでデータ

あたり数 MB

たり数 GB の

ため、無線技

討している。

ングシステム

た。

サービスによ

時の橋梁の性

省力化、足場

奥など電波不

ンリアルタイ

レー方式で伝

によりリアル

入理由

ステムの概要

プロジェクト

州通信ネtp://www.q

810-0001

て、県が管理

10 年後の

修繕計画)と

ていない橋梁

減少傾向であ

となることが

センサーを設

タを収集・「見

B のデータを

のデータを収

技術 LPWA

LPWA はバ

ムの実証実験

より、橋梁管

性能確認がで

場設置費など

不感地帯の橋

イムでの通信

伝送すること

ルタイム性の

資料)九州

要と導入メリ

トの今後の展

ネットワーqtnet.co.jp

福岡県福

理している橋

の 2019 年に

となる。また

梁においても

あり、橋梁の

が予想される

設置し、携帯

見える化」す

を収集してい

収集している

(Low Pow

バッテリー消

験の一環とし

理者が橋梁の

できる。また

どの点検費用

橋梁において

信手段の研究

とにより、間

の不要なイン

州通信ネット

ット

展開

ーク株式会p/

福岡市中央区

橋梁約 2,000

には 41%に

た、県全体で

も、今後老朽

の維持管理費

ることから、

帯電話網や光

る。高千穂町

いる。宮崎市

る。また、山

wer Wide A

消費量が少な

して無線通信

の状態を常時

た、ひび割れ

用や補修費の

ては、モビリ

究を予定して

間欠的な通信

ンフラモニタ

トワーク(株)提

会社 サー

天神 1 丁目

30

0 橋の内、老

に、20 年後の

は 9,275(

朽化を迎える

費は一定のま

本サービス

光ファイバー

町の下田原大

市の高松橋で

山奥など電波

Area)の「

なく、1 つの

信可能範囲を

時把握するこ

れなど進行状

の削減など維

ティを活用

ている。配送

信ではあるも

タリングにお

▼V2Xの概

提供

ービス開発

目 12 番 20

老朽化(50

の 2029 年

(共同技術コ

ことが予想さ

ままである。

の実証実験を

ーを介して、

大橋では、測定

では、測定す

波不感地帯の

LoRaWAN

の基地局で広

を測定したと

ことで、長期

状態に応じた

持管理コス

した V2X

送トラック、

ものの、広範

けるデータ通

概要

発部

号 日之出天

年以上)の割

年には 61%

コンサルタン

される。県の

今後、橋梁

を行うことと

橋梁向けモニ

定するセンサ

するセンサー

の橋梁でもイ

N」を使って

広範囲のエリ

ころ、見通

期的な劣化傾

効率的な補修

トの削減に繋

(Vehicle to

バス、郵便バ

にインフラの

通信のコス

天神ビルディ

割合予測は

(2015 年、

ント調べ)の橋

の道路事業管

インフラの老

となった。

ニタリング

サーを計 7 個

ーを計 13 個

ンフラモニ

てのモニタリ

アをカバー

し距離で6㎞

傾向や急激な

修計画を策定

繋げることが

o Everythin

バイクなどが

のデータ収集

トを抑制でき

ィング 6 階

2009 年で

、宮崎県きょ

橋梁があり、

管理予算は 1

老朽化が進め

システムに接

個設置してお

個設置してお

タリングを可

ングも実証に

できる。橋梁

㎞弱の伝送が

劣化の早期発

定するができ

ができる。

ng)ユニッ

が、データを

集が可能とな

きる。

で 16%

ょうり

、県や

1998

めば、

接続さ

おり、

おり、1

可能と

に向け

梁モニ

が可能

発見、

き、点

トによ

をバケ

なる。

Page 34: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

ドロ

橋梁

公共

公共が

過して

管理者

えてい

この

インフ

検査株

ことで

率化を

同社

の社会

事業

検ニー

ったこ

本事

子研究

査、九

担を行

いる。

フィ

実用化

と企業

公共

が多く

係る金

も技術

が求め

社会

よる点

会イン

プロ

1C

ローン

梁検査

共インフラの

が整備してき

ており、耐用

者である行政

いる。

のような厳し

フラの保守点

株式会社は、

で、従来手法

を目指してい

社は、2014

会インフラの

業を始めるき

ーズの高まり

ことである。

事業のメンバ

究所で構成さ

九州工業大学

行っている。

ィールドを提

化研究会」と

業をマッチン

共インフラ(

く、耐用年数

金銭的・人的

術職の人材不

められている

会インフラの

点検が義務化

ンフラ点検シ

ロジェクトの

16 Case 

ンを活

査を実

の長寿命化は

きた道路や橋

用年数を超え

政は、財政硬

しい状況下で

点検・改修を

橋梁やトン

法よりも時間

いる。

4 年度から内

の飛行ロボッ

きっかけは、

りを感じてい

バーは、同社

されている。

学はドローン

これまで北

提供する北九

という行政と

ングする場を

(道路や橋梁

数を迎える時

的コストが非

不足に陥って

る。

の点検ニーズ

化されたこと

システムの研

の経緯

用して

は、待った無

橋梁、トンネ

えようとして

硬直化や技術

でも、利用者が

を進めていく

ンネルの保守

間や費用を削

内閣府の戦略

ット(ドロー

2012 年に

いた時に、産

社を中心に、

ドローンの

ンの飛行制御

北九州市内の

九州市は、2

と企業による

を設けている

梁、トンネル

時期も同時期

非常に高くな

ており、効率的

ズの高まりや

とを受け、ド

研究開発に取

ドロー

て効率

無しの対応が

ネル等は整備

ている施設も

術職の人材不

が安全に生活

く必要がある

守点検にドロ

削減し、保守

略的イノベー

ーン)による

に発生した笹

産業競争力懇

名古屋大学

の製作や点検

御や打音検査

のトンネルや

016 年から

委員会を立ち

る。

)は、高度経

に集中して

なっている。ま

的に社会イン

や、5年に1回

ローンによる

取り組んでい

ーンを

31

率的な

が迫られてい

備から長期間

も多い。一方

不足等の課題

活できるよう

る。新日本非

ローンを活用

守業務の更な

ーション創造

る点検システ

笹子トンネル

懇談会(COC

学大学院、九

検手法などの

査の信号解析

や橋梁の他に

ら「インフラ

ち上げ、地域

経済成長期に

おり、改修及

また、管理者

ンフラを保守

回の近接目視

る橋梁やトン

いる。

を活用

る。

が経

で、

を抱

うに、

破壊

する

る効

造プログラム

ム開発を行

ル天井板落下

CN)からの

九州工業大学

の主要なテー

析、機械電子

にも、茨城県

ラ点検ロボッ

域課題やニー

に作られたも

及び保守点検

者である自治

守管理する手

視、打音検査

ンネルなどの

用した

ム(SIP)に

っている。

下事故(山梨

の情報提供を

大学院、福

マを同社が決

研究所は機構

や静岡県の数

ット

ーズ

もの

検に

治体

手法

査に

の社

た橋梁新日

▼インフラ点

資料)

採択され、橋

梨県)以降の社

受けて、上記

岡県工業技術

決定し、名古

構設計・加工

数カ所で実証

梁検日本非破壊検

点検ロボット

▼点検イ

新日本非破

橋梁やトンネ

社会インフラ

記事業の活用

術センター機

古屋大学は打

工技術等の役

証実験を実施

査 検査株式会

ト(ドローン

イメージ

壊検査(株)提

ネル等

ラの点

用に至

機械電

打音検

役割分

施して

会社

ン)

提供

Page 35: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

今後

いう大

満及び

下水道

り、改

不定期

安全性

ドロ

飛行

当者に

日で点

で育成

導入

およそ

むメリ

自治

拾い上

社会

育成ま

橋梁

には処

ータ解

く点検

導入

シス

本プ

新htt 〒8

後、多くの地

大きな課題に

び耐用年数を

道管が 9.7%

改修・保守点

期の大規模な

性と効率性を

ローン+駆動

行ロボットに

に分かれて行

点検すること

成している。

入メリットと

そ 1/2 まで

リットも存在

資料

治体への普及

上げ、共通の

会インフラ点

まで拡大して

梁やトンネル

処理データで

解析システム

検調書を作成

入理由

ステムの概要

プロジェクト

日本非破tp://www.s

803-8517

地方自治体は

に直面する。

を超えたもの

%となってい

点検コストの

なインフラ調

を担保する手

動車輪+打音

による点検業

行い、接触式

とができ、従

としては、ま

費用を抑える

在する。特に

料)新日本非

及においては

のプラットフ

点検ビジネス

ていきたいと

ルの点検デー

でより迅速な

ム等の利用も

成できるよう

要と導入メリ

トの今後の展

破壊検査株shk-k.co.j

7 福岡県北

は道路・河川

地方自治体

のの割合)は

いる(2014

の負担が大き

調査や職員に

手法を導き出

音検査ユニッ

業務は、作業

式センサーや

従来手法から

まず、コスト

ることを目指

に、橋梁にお

非破壊検査(株

は、環境要因

フォームとし

スは、点検ロ

と考えている

ータは画像デ

なやり取りを

も視野に入れ

うなシステム

ット

展開

株式会社 p/

北九州市小倉

川・トンネル

体が管理する

は、全国平均

年、総務省

きい。また、

による日常的

出す必要があ

ット(接触式

業員3~4名

やカメラから

ら時間短縮を

ト面について

指している。

おける交通規

▼実証中の

株)提供

因や劣化要因

して展開でき

ロボットの販

る。

データでやり

を目指す。そ

れている。さ

ムも自社で作

メカトロ

北区井堀4丁

32

ル等のインフ

るインフラ及

均で公共施設

省)。特に、公

地方自治体

的な点検業務

ある。

式センサー)

名でドローン

ら構造物の欠

を実現させた

て、自治体の

ドローン導

規制を防ぐこ

のインフラ点

因により、地

きるかどうか

販売・リース

り取りしてお

そのためにも

さらに、現場

作っていく方

ロニクス部

丁目 10 番

フラや教育施

び公共施設の

が 43.1%、

公共施設や上

体の土木職の

で対応できた

+カメラによ

ン運転者、落

損データを収

た。ドローン

の財政面を考

導入には、コ

とができる点

点検ロボット

地域毎に 適

がカギとなる

スを中心とし

おり、送受信

も、SIP の別

場の点検デー

針である。

13 号

設・公営住宅

の老朽化の状

橋梁が 13

上水道管は整

人員は、年々

たが、今後は

より、点検業

下防止等操作

収集する。5

運転者は社

慮して、従来

スト削減以

点が大きい。

な点検手法が

る。

て、点検業務

に1~2時間

プロジェク

タを会社に送

宅等の公共施

状況(耐用年

3.2%、上水

整備後から長

々減少傾向

は財源と人材

業務を実施し

作補助作業者

50~60m の

内マニュアル

来の橋梁点検

以外にも交通規

が異なるが、

務の受託や

間ほどかか

トで実証され

送り、高速処

施設の資産管

年数まで 10

水道管が 33.

い時間が経っ

にあり、従来

材が限られる

している。

者、データ処

の橋梁を 1

ルに基づき、

検車による手

規制を行わず

、地域のニー

ドローン運転

っている。将

れているビッ

処理を行い、

管理と

0 年未

.7%、

ってお

来は、

る中で、

処理担

日~2

、自社

手法の

ずに済

ーズを

転者の

将来的

ックデ

、素早

Page 36: 九州IoT活用事例集2017 - 九州経済産業局 · 本事例集は、九州経済産業局が実施した「平成28年度IoT推進のためのシステムインテグレーション・

九州 IoT 活用事例集 2017 2017 年3月

経済産業省 九州経済産業局

〒812-8546 福岡県福岡市博多区博多駅東 2 丁目 11 番1号