事故事例H30-1 発生月 H30年1月 【事故概要】...発生月 被災内容 事故内容...

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発生月 被災内容 事故内容 H30年1月 事故事例 H30-1 事故後 の対策 1.第三者男性:死亡 2.第三者女性:重傷(頬骨骨 折) 凍結防止剤散布中、散布車がスリ ップし1回転した後、反対車線の路側 に停車していた一般車(女性1名乗 車)と車外にいた男性1名に衝突し た。 【事故発生状況(平面図)】 【事故状況写真(走行車線側)】 【事故状況写真(対向車線側)】 【事故概要】 ・冬季路面での走行について、運転手及 び助手に安全教育の徹底を図る。 ・ヒヤリハットマップを見直し、冬季路面に 関してどのカーブが、どこの交差点・坂が 危険かを示し、運転手及び助手に周知 及び作業時は携帯させる。 ・巡回等により把握した、日々路線の危 険箇所をチェックシートにより作業者へ引 継ぎ周知する。 被災者(女性) 被災者(男性) 散布車がスリップして一般車に接触 (一般車両が横転) 散布車 散布車 一般車

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発生月

被災内容

事故内容

H30年1月

事故事例 H30-1

事故後の対策

1.第三者男性:死亡2.第三者女性:重傷(頬骨骨折)

凍結防止剤散布中、散布車がスリップし1回転した後、反対車線の路側に停車していた一般車(女性1名乗車)と車外にいた男性1名に衝突した。

【事故発生状況(平面図)】

【事故状況写真(走行車線側)】 【事故状況写真(対向車線側)】

【事故概要】

・冬季路面での走行について、運転手及び助手に安全教育の徹底を図る。

・ヒヤリハットマップを見直し、冬季路面に関してどのカーブが、どこの交差点・坂が危険かを示し、運転手及び助手に周知及び作業時は携帯させる。

・巡回等により把握した、日々路線の危険箇所をチェックシートにより作業者へ引継ぎ周知する。

被災者(女性)

被災者(男性)散布車がスリップして一般車に接触

(一般車両が横転)

散布車 散布車

一般車

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発生月

被災内容

事故内容

H30年1月

事故事例 H30-2

事故後の対策

死亡

現場内をタイヤショベルで除雪作業中、側溝(用水路)にタイヤがはまり、タイヤショベルが倒れた瞬間、被災者が飛び降りてしまい倒れてきたタイヤショベルの下敷きになって被災した。

【事故概要】

・突発的な作業において、作業員独自の判断で行わない。

・タイヤショベル運行時のシートベルト完全着用を徹底する。

・スノーポール・鉄ピントラロープによる路肩明示を行う。

・工事用道路の除雪は雪が完全に止んでから作業を行う。路肩付近の除雪は人力で行う。

・重機の取扱責任者の正・副の専任を確実に行い、使用は元請が確認するまで行わない。駐車エリアを指定し、余計な箇所の除雪を行わない。

【事故発生状況(正面図)】

【事故状況写真】

被災者

法肩に乗っていた左側車輪が滑り落ち、バランスが崩れたため、危険を感じ左ドアから飛び降りた。

飛び降りて着地したところに、タイヤショベルが倒れてきて下敷きとなった

タイヤショベル横転

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発生月

被災内容

事故内容

H30年2月

事故事例 H30-3

事故後の対策

意識不明

【事故概要】

25tクレーンでの低水護岸ブロック敷設作業中、ブーム先端が送電線の近くとなり、吊り上げワイヤーを通して玉掛け者が感電し被災した。

・ブロック敷設作業はクレーンの使用はやめて、当初の施工計画どおり油圧ショベルを使用した敷設とした。

・事前に北電との打合せ及び現地立会を行うとともに、現地に安全離隔の範囲を明示し、送電線との離隔を確認する監視人を配置し作業を行った。なお、当工事は工期末であったため、別工事により施工を行った。

国道39号

← 東幹線排水路

:低水護岸ブロック(油圧ショベル作業)

:流入工護岸ブロック(25tラフテレーンクレーン作業)

送電線

(66,000V)離隔(4m)

25tラフテレーンクレーン

手前側

標準ブロック(大)

奥側

異形ブロック(小)

25tラフテレーンクレーンは流入工護岸ブロック敷設に使用

右岸

左岸

流入工

離隔(4m)

玉掛者

(被災者)

合図者

資材置き場

旋回角度27°

*水平距離被災者

送電線ラフテレーンクレーン

送電線に接触

送電線

25tラフテレーンクレーンはこの範囲の作業に使用

【事故発生状況(平面図)】

【事故状況写真】

合図者

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発生月

被災内容

事故内容

H30年2月

事故事例 H30-4

事故後の対策

左瞼上部裂傷及び骨折(1週間入院し要経過観察)

床堀内にて水道管ボルト締め作業中、法が崩れて土砂と抱くタイル管の間に挟まれ被災した。

・地山掘削作業にあっては、常に地山の種類・状態について確認を徹底し、地山に変化があった場合は、元請けと協議のうえ、作業計画の見直しを行う。

・作業計画書について、危険箇所を明確にし、朝礼時や作業開始前の危険予知活動により作業従事者に確実に安全対策の周知徹底を図る。

・掘削床での作業開始前に法面等の状況変化について確認を徹底し、元請け職員による確認をあわせて行う。

・法面の目視観測を可能とするため、法面保護シートを透明なものとする。

・当作業箇所においては、今後法崩れが生じても作業員に当たることを防止するための簡易土止めを設置する。

被災者

【事故発生状況(断面図)】

【事故概要】

被災者

【事故発生状況(側面図)】

移設管

移設管

移設管

土砂崩落

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発生月

被災内容

事故内容

H30年2月

事故事例 H30-5

事故後の対策

右親指第1関節脱臼骨折(休業6週間、全治3ヶ月)

大型土のう袋で土砂運搬中、作業員の右手親指がバケットのフックに挟まり被災した。

【事故概要】

・作業内容の教育を徹底し、作業内容外の作業を行わせない。玉掛け作業においては、有資格者が一時的でも作業を離れる場合は作業を確実に中断することを周知、徹底する。

・これまで玉掛け作業は4人体制で行っていたが、安全確実に作業が行われているかを確認するため5人体制での作業を徹底する。

・元請として下請業者に年少者労働基準規則の内容を再教育し、作業員ひとりひとりに周知徹底を図る。

【事故状況写真】

【事故発生状況(側面図)】

大型土のうを吊り上げた際に、吊りひもとバックホウのワイヤーフックとの間に右手親指を挟み被災

被災者合図者

被災者

合図者

大型土のう

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年3月

事故事例 H30-6

事故後の対策

腰部・大腿打撲(休業14日、全治14日)

装置据え付け箇所の測量準備において、誤って足場より約10m下の川へ墜落し、約100m下流まで流された。

【事故概要】

・作業時は、安全帯を着用しフック等に必ず掛ける。

・足場での作業においては、「手摺りに寄りかかりながら」「身を乗り出して」などの不安全行動を厳禁する。

・高所作業は2名1組で作業を行い、互いに安全帯の使用の確認を行う。

・足場使用前に必ず点検及び清掃を行い、作業床を整理整頓及び清掃する。

・毎日のKYや安全訓練等で、高所作業の安全に対する注意を徹底する。

・作業による危険要因の洗い出し、リスクアセスメントの徹底。などを周知した。

【事故状況写真】

【事故発生状況(側面図)】

被災者

被災者

支障となる足場養生シートを捲り上げていたところ、誤って足場より転落。

10m

転落後、100m下流まで流されたところで救出された。

10m約100m

転落

被災者

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0.16m3級バックホウ転倒箇所

敷鉄板(3.0m*1.50m) 0.8t

2tダンプトラック

0.16m3級バックホウ

発生月

被災内容

事故内容

平成30年6月

事故事例 H30-7

事故後の対策

バックホウ横転(人的被害無し)

水道管引き込み工事の準備作業において、敷鉄板敷設のためバックホウ(0.16m3級)で吊っていたところ、バランスを崩しバックホウが横転し、重機のオイルが漏れ取付道路路盤に流出した。

【事故概要】

・クレーン作業計画書について作業方法を作業の実態に応じて十分検討して決定する。また、リスクアセスメントの活用、作業計画書作成の目的などについて関係労働者及び請負人に対し周知徹底する。

・クレーン作業を行う際はクレーンモード以外で作業を行わない。クレーン作業が適正に行われているか現場巡視により履行状況を確認する。

・上記1)及び2)の事項を含めた安全教育を継続的に行い、関係請負人のクレーン作業に係る安全意識高揚に努める。

【事故状況写真】

【事故発生状況(平面図)】

被災

合図者バックホウ横転

オイル漏れ

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オーガーが上に巻き上げた際に被災者の手が挟まれた

発生月

被災内容

事故内容

平成30年7月

事故事例 H30-8

事故後の対策

左第2.3.4指不全切断(休業22日、全治180日)

圧入機による先行掘削を施工していたところ、ケーシングオーガを建込設置する際に、作業員(被災者)がオーガー部分を掴んでおり、圧入機操作者がオーガを巻き上げた際にオーガとケーシングの間にに左指を挟まれ被災した。

【事故概要】

・作業着手前には作業計画書を再整理し、事故再発防止を目的とする安全教育を確実に実施する。

・ケーシングにマーキングし、手で触れるところを明確にする。オーガ部分やマーキングしていないケーシング部分には触れないことを徹底する。

・クローラクレーンによりケーシングオーガを移動させる場合は、介錯ロープを使用し、圧入機操作者がクレーン運転士に手による合図を行い、組立位置にセットしたことを目視で確認後クレーンを停止する。

・圧入機操作者は指差し呼称をして、作業員が危険なところに触れていないか再確認する。

・圧入機操作者はリモコン操作でケーシング同士とオーガ同士の接合をする前に、笛を鳴らし作業の周知をする。

【事故状況写真】

【事故発生状況(平面図)】

被災者

被災者

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側溝

幅300深300

工事用道路

除草箇所

転倒方向

発生月

被災内容

事故内容

平成30年7月

事故事例 H30-9

事故後の対策

左足関節脱臼骨折(全治180日)

ハンドガイド式除草機械にて側溝付近を除草中、方向転換のためバックしたところ、機械がバウンドして被災者が側溝に転落した。事故時被災者は緊急停止装置を装着していなかったため、動いていたハンドガイド式除草機械のキャタピラと地面の間に足首を挟み負傷した。

【事故概要】

・受注者は作業開始前に現場状況に応じた機器の使用について、人力施工の具体的箇所を作業手順書等に追記し、作業員に明確な指示を行う。

・受注者は朝礼時において、現場の危険箇所を平面図にて作業員に伝えた上で、各班全員で現地確認してから作業に入る。

・緊急停止装置の未装着事故を踏まえ、作業計画書へも緊急停止装置装着の記載を行い、現場従事者に再度周知徹底を図る。

【事故状況写真】

【事故発生状況(側面図)】

被災者

バック時に接触

ハンドガイド

被災者

堤外側

工事用道路

除草箇所

素掘り側溝

除草方向

素掘り側溝

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年8月

事故事例 H30-10

事故後の対策

右橈骨遠位端骨折(休業2日、全治60日)

柵渠工の裏込砂利投入と埋戻し土を仕切るための鋼板を0.8m3バックホウ(クレーン仕様)にて鉄板吊り専用金具を使い建て込む作業中、鉄板吊り専用金具を外す作業を行うため被災者が鋼板に近づいたところ鉄板が傾き、鋼板と地山に身体を挟まれ被災。

【事故概要】

・転倒リスクのない、当初使用していた鋼板(t=1mm)を使用する。

・裏込砂利の出来形確保のため、切梁を設置し鋼板のたわみを防止する。

・施工計画書及び作業手順書を見直し再周知を行う。

・緊急安全訓練の実施

【事故状況写真】

【事故発生状況(平面図・側面図)】

被災者

鉄板が倒れこみ被災。事故発生箇所 事故状況

ワイヤーを緩めた状態の鉄板を確認した合図者からの合図で被災者が作業を行うため近づいたところ鉄板が傾き被災した。

被災者

当初使用していた鉄板(t=1mm)より、厚い鉄板(t=22mm)を使用していた。

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年8月

事故事例 H30-11

事故後の対策

左上腕皮膚剥脱創 上腕二頭筋・上腕筋断裂 筋皮神経切断(休業130日、全治130日)

雨で中止していた作業の準備のため、ベルトコンベアの運転を再開したところ、ベルトコンベアのプーリーに滑りが発生し、滑り止めの砂をベルトとプーリーの間に撒く作業を行った際に、ベルトとプーリーの間に左腕を巻き込まれ被災した。

【事故概要】

・ベルトコンベアの調整作業等は必ず機械を停止し、作業手順に基づいた対応をとる事を指導する。

・ベルトコンベアの回転部等危険箇所に安全設備(覆い等)を設置し、容易に取り外したりしないよう指導する。

・作業手順書に機械運転時の安全遵守事項を追記し、安全確保について再教育を実施する。

・リスク評価において機械巻き込まれに関する危険性を特定し、リスク低減対策を実施する。

【事故状況写真】

被災者

ベルト手を内部に入れ、奥の方に散布している際に、ベルトとプーリに挟まれた

【事故発生状況(断面図)】

プーリ

砂を散布

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年8月

事故事例 H30-12

事故後の対策

屋根に擦り傷

UAVを用いた空中写真測量を行っていたところ、制御不能となり風に流され行方不明となった。不明から約3時間後、およそ2km離れた、民家の屋根でUAVを発見した。

【事故概要】

・姿勢を制御する装置のコネクタ嵌合部の確認方法を改善(チェックリストに明記)。

・電源線の配線ルートと固定方法について改善。

・非常時の運用方法の確立(自動着陸、緊急停止)。メーカによる運用取扱説明書の見直し。

・上記を作業計画書に明記し、作業員への周知を行った。

【事故状況写真等】

屋根に回転翼によるものとみられる擦り傷あり

回転翼先端の欠損

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年10月

事故事例 H30-13

事故後の対策

脊椎の損傷・胸骨骨折(休業180日、全治180日)

200tクローラクレーンのブーム分解作業のため、ブーム本体に乗っていた作業員がバランスを崩し、約2.7mの高さから敷鉄板の上に墜落し被災した。

【事故概要】

・物的対策1)ブーム組立及び端部ブームの解体は、ブームに上がらずにピン打ち作業ができる作業床(枠組足場)を設置する。2)ブーム上に上がらざるを得ないワイヤリング及び中間ブームのピン抜き作業時には、スタンション・親綱を設置する。

・人的対策1)安全帯使用に関する再教育を実施する。2)工種切り替え毎の作業手順周知会開催を徹底する。

・管理監督上の対策1)墜落防止対策が安全帯のみによる場合は、JV職員により安全帯使用状況を監視する。2)監視員の判断により、安全帯使用状況の悪い作業員を退場させるルールを徹底する。3)架設作業時は安全専任を配置し、安全管理体制を強化する。4)全作業を通じて作業主任者・作業指揮者の職務を明確にし、その業務遂行を指導する。

【事故状況写真】

【事故発生状況】ブームを分解した際に、吊っていた白のブームが動き、上に乗っていた作業員がバランスを崩し落下した。

被災者

被災者

被災者

被災者

被災者

2.7m

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事故発生

発生月

被災内容

事故内容

平成30年10月

事故事例 H30-14

事故後の対策

右足中指・小指骨折、右手薬指・小指骨折、右中指基節骨骨折、右環指基節骨開放骨折、右足部多発骨折(休業90日、全治90日)

作業員が手作業でダンプトラックに積み込まれている割石をバックホウのバケット積み込んでいたところ、バックホウの運転手が操作レバーに誤って触れ、バケットの爪とダンプ荷台のあおりに被災者の右足が挟まると同時にバケット内に入れていた右手が割石とバケットに挟まり被災した。

【事故概要】

・重機作業時に、重機の死角及び作業半径内は立入らない。

・重機バケット近接作業の際は、重機運転手はエンジン停止を行い、それを合図者等が確認する。作業終了確認後にエンジンを始動する。

・重機バケットに割石等をスコップ・手作業にて搬入する際、重機運転手はエンジンを停止し、作業終了確認後はエンジンを始動し作業を開始する。

【事故状況写真】

【事故発生状況(平面図)】

被災者

ふとんかご設置作業で、4tダンプ荷台上で0.4m3バックホウのバケットに、少なくなった割石を手積みしていたところ、バックホウ運転手が操作レバーに触れ、バックホウが旋廻して、4tダンプ荷台とバケットに挟まれた。

バックホウ

被災者

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発生月

被災内容

事故内容

平成30年10月

事故事例 H30-15

事故後の対策

頭部、顎:切り傷4cm ・胸部:気胸 ・肩甲骨、腰椎:圧迫骨折(休業85日、全治90日)

倒木処理を行った木が、かかり木となったため、様子を見に近づいたところ、かかり木となっていた木が倒れてきて被災した。

【事故概要】

・伐木作業の作業員配置にあたっては、伐木の状況、作業内容に応じた特別教育を受講したものであることを修了証により確認する。

・伐木作業開始前に、倒木状況、作業場所、範囲等の事前調査を実施する。

・事前調査に基づき、伐木作業の配置、退避、立入禁止、合図、保護具対策等の詳細を定めた作業手順書を作成し、作業員に周知徹底する。

・作業手順、作業計画に基づき、工事安全打合せ、KY活動を実施するとともに、元請による現場巡視において履行状況を確認する。

【事故状況写真】

【事故発生状況(平面図)】

被災者

【事故発生状況(側面図)】

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事故事例 H30-16