H Moser & Cie Press Release Baselworld 2011 Japanese

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PRESS RELEASE BASELWORLD 2011

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H Moser & Cie Press Release Baselworld 2011 Japanese

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PRESS RELEASE

BASELWORLD 2011

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目次

「バーゼルフェア2011」の新製品説明

印刷版および デジタル版

1. 時計の重心誤差を修正または排除するトゥールビヨンまたはシュトラウマン・ダブル へアスプリング ‒ 2. モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディョンのフライヤー3. 型番341.101-008 モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディョン・ローズゴ-ルド4. モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング5. 型番341.101-009 モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング・パラジウム6. モナード・マロンのフライヤー 7. 型番343.505-018 モナード・マロン・ローズゴールド8. 型番343.505-019 モナード・マロン・ホワイトゴールド9. 会社紹介 - H. Moser & Cie社のショートビデオ

1730年 ~ 2011年の年代表

何世紀にも及ぶモーザー時計製作所の伝統. 印刷版およびデジタル版情報

「バーゼルフェア 2011」の新製品に関するデジタル版写真情報

新聞発表用写真およびショートビデオのDVD版

1. モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディョンのフライヤー2. 型番341.101-008 モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディョン・ローズゴ-ルド3. モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング4. 型番341.101-009 モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング・パラジウム5. モナード・マロンのフライヤー 6. 型番343.505-018 モナード・マロン・ローズゴールド7. 型番343.505-019 モナード・マロン・ホワイドゴールド8. 会社紹介 - H. Moser & Cie 社のショートビデオ

新聞発表用のデジタル版追加情報

「H. Moser & Cie」に関するDVD版情報

1. シャフハウゼン生まれの時計師ハインリッヒ・モーザー2. 稀有な時計ブランド 「H. Moser & Cie」3. 時計製作所モーザー シャフハウゼン 株式会社4. 交換可能なエスケープメント構造グループ5. モーザーの永久カレンダー6. 細部まで熟慮したイノベーションとして結実した「ダブルプルクラウン」 7. シュトラウマン・スパイラルおよびシュトラウマン・ダブルへアスプリング型テンプ8. 躍進し続けるモーザーグループの将来に向けた投資9. モーザーグループの中核分野に向けた大型投資

刊記、問合わせ

新聞発表用写真およびテキストのDVD版

H. Moser & Cie Press Release 2011

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トゥールビヨンか、それともシュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメントか時計の重心誤差を補正するのか、それとも排除するのか

相互に反対方向に動くシュトラウマン・スパイラルを 2 本装備したモーザーのダブルヘアスプ リング・エスケープメントは、重心誤差を全く生じさせません

時計の重心誤差は正確で安定した動きを妨げます。つまり、文字盤が上向きになる水平に置かれた状態と、文字盤が垂直向きに直立に置かれている場合とでは時計の動きに差が生じます。時計職人はこの現象に対処するため、時計の直立状態では遅いテンプの動きを水平状態で相応に速めることでこの誤差をできる限り正確に補正してきました。それにより、時計は平均的には正確に動くことになりますが、時計着用者の行動習慣によってその正確度は異なります。但し、時計の平均的動きは、水平と垂直の状態ができる限り同程度である場合に限られます。実際に多くの時計では、誤差を最小限に抑えるため、5種類の基準状態で調整されています。モーザーではこの技術を更に進め、時計を 6 種類の状態で調整しています。

では重心誤差は何故生じるのでしょうか。また、どうすればこの現象をより良く回避することができるのでしょうか。時計技術者は何十年もこの問題の解決に取り組んできました。重要なのは、ヒケゼンマイのエンドカーブをどのように固定するかを突き止めることでした。その対策として実現した一つがフラットカーブであり、もう一つがブレゲカーブです。

いわゆるフラットカーブは非常に簡単に実現可能で、機械式時計の大半で採用されています。但し、ヒゲゼンマイの形状が振動時に非対称的に変形する難点があります。それによりヒゲゼンマイの重心が中心からずれてしまいます。ここで、ヒゲゼンマイが垂直状態である場合を想定しましょう。重心がずれたことで振動は地球の重力により「下方向」に加速されることは明白です。それに反して、「上方向」の振動は抑えられるため、遅くなります。ヒゲゼンマイが水平状態ではこのような影響は全く生じません。かくなる現象は時計の正確な動きを確保するためには不都合な前提条件です。

これに対してブレゲカーブはフラットカーブにおける非対称的振動を回避するために開発されました。ヒゲゼンマイの一端を持ち上げて外側から内側へ螺旋状にカーブさせることで問題を解決したのです。しかしこの作業には熟練技巧が求められるため、殆ど手作業で行われます。ブレゲカーブが高級時計にだけ採用される理由は、複雑でしかも高度な職人技が求められるためです。ブレゲカーブにより、ヒゲゼンマイの振動はほとんど完全な対称性が保持されます。但し、あくまでも「ほとんど」です。わずかな残余誤差が残ることは否定できません。

一対のシュトラウマン・スパイラルを装備したダブルヘアスプリング・エスケープメントへの端緒はまことに単純です。スパイラルの1本を左回転振動に、そして他の1本を右回転振動にして重ねて配置するのです。両方のスパイラルが同一の機械的特性をもつ場合、単一のフラットカーブスパイラルの場合と同様に、振動時に重心は中心から外側に向けて描きます。しかし、2本のヒゲゼンマイは正確に

反対方向に非対称的に振動するため、両者の総合重心は常に正確に中心にとどまり、ヒゲゼンマイの非対称的振動による重心誤差が生じる余地はありません。

では、重心誤差を補正するトゥールビヨンは何故発明されたのでしょうか。

先ず第一に、トゥールビヨンは鋼鉄製ヒゲゼンマイを装備したバイメタル切りテンプの重心誤差を補正するために開発されものでした。この種のテンプではバイメタルテンプの脚部が温度変化に応じて伸縮することで、時計の精度に及ぼす温度の影響が回避されます。しかし 2本のテンプ脚部が均一動作を行うことはありえないため、結果的にはフラットカーブのヒゲゼンマイによる非対称的振動よりも更に大きい重心誤差を招いたことは容易に想像できることです。この技術は当時一般的に着用されたベストやジレに垂直状態で入れられる懐中時計に採用されました。テンプ全体が例えば1分間で1回自転するので、直接的にトゥールビヨンが有利になります。様々な重心移動は一旦は加速させますが、1/2分後には逆方向に遅くするからです。平均すると誤差は1回転する間に補正されることになります。但し確実に機能するためには、最低でもトゥールビヨンが完全に1回転する間、時計は同一ポジションに保たれなければなりません。腕時計では無理な要求であることは明らかです。

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今日では、シュトラウマン・スパイラルのような自己補正合金やGlucydurテンプが組み合わされるため、機能性が不完全なバイメタルテンプは採用されません。重心誤差がごくわずかなフラットカーブのヒゲゼンマイ振動を補正する場合にのみトゥールビヨンが組み込まれます。しかしこの場合も確実に機能するためには、トゥールビヨンが1回自転する間、時計が同一ポジションに保たれることが前提です。

生じた誤差を事後的に補正するやり方よりも誤差を初めから生じさせない方策が総じて確実なのです。このような理由からモーザーはシュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメントシステムを開発したのです。

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PERPETUAL GOLDEN EDIT ION (モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディション)

モーザーが世界に先駆けて開発し、今や伝説的技術ともなったフラッシュカレンダーを装備したパーペチュアル 1 を送り出して既に5年以上経過しましたが、その驚くべき機能は取扱説明書を読まずとも、、リューズだけで簡単に操作できる唯一の永久カレンダー時計であると判明することは今日に至るまで変わりません。カレンダーの早送り・巻戻し操作は一切制限されず、自在に変更できます。時計が次の日付に替わる丁度その時点でも制限なく変更可能です。その他の全機能と共に、この時計は今後も無比の一品であり続けます。

この度モーザーはコレクターのために100 個に限定したスペシャルエディションをパーペチュアル・ゴールデンエディションとしてお届けします。その名の通り、ゴールドがこの時計で大きな役割を果たしています。これまでも「 H. Moser & Cie」時計のケースは全て貴金属だけで作られ、今回も当然そのモーザー伝統を引き継いでいます。交換可能なエスケープメントモジュールのアンクルやガンギ車も18金製です。ゴールデンエディションのダブルヘアスプリング・エスケープメントも勿論18金製です。Glucydur製テンプの錘は18Kホワイドゴールドです。モーザーではもはや特別なことではありません。例外といえば、モーザーが多くの製造困難を克服して初めて具現し、トゥールビヨンを不要にするシュトラウマン・スパイラルを 2本装備したダブルヘアスプリング・エスケープメントだけです。

モーザーはこれだけに満足しません。「H. Moser & Cie」の無類の永久カレンダーやダブルヘアスプリング・エスケープメントには、ムーブメントのプレートやブリッジの材料として18 カラットの高価値ローズゴールドが補充されました。つまり、ムーブメント全体が18金製なのです。機能性の観点からゴールドが使えない部品には、高光沢研磨処理されたスチールが採用され、ツヤを抑えた半光沢の金製ブリッジと絶妙のコントラストを醸し出します。手作業で面取り処理された金製ブリッジがこの効果を一段と引き立てます。この技術は非常に丹念な作業を要するため、今では殆ど見られなくなっています。熟練時計技師が極く細部のエッジもファセット加工・研磨した品だけに見られる証です。丸みが全く無く、エッジの研磨部位がシャープに形成されていることが、ルーペで観察できます。ちなみに、モーザーの無比の品質と真性さを証明する認証刻印 (モーザーシール) は 185 年間変わらずに手作業で施されます。.

ルーペを使わずに確認できるハイライトがもう一つあります。モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディションは世界で初めて、インカブロック耐震装置機能に本物のダイヤモンドを装備した時計です。目に見えるのはムーブメント側だけですが、実際には耐震装置の両面に装備されているのです。の軸受石にもモーザー独特の控えめの美の証を見ることができます。通常の赤色ルビーではなく、ホワイトサファイアで仕上げられています。下側の軸受石から赤色の微光が出るのを避けるためです。

全てが極上装備ですので、文字盤や、アワーインデックス、針も全て勿論18金製です。更に、モーザーでは当たり前のことですが、ダブルヘアスプリング・エスケープメントが重心誤差を排除し、文字盤は手作業でフュメ・グラデーション加工されています。

いつでも自在に日付の早送り・巻戻し操作を可能にした永久カレンダーはまさに時計技術の金字塔ともいえましょう。 2月28日から 3月1 日へのダイレクトな切り替えも含め、1秒足らずで日付を変更します。「H. Moser & Cie」の信念がこの時計に凝縮されています。つまり、控えめでありながら洗練された外観、そしてじっくり観察して初めて判る非常に複雑巧妙に仕上げられた自社製ムーブメント構造です。二重香箱、ソフトで磨耗の少ない傘歯車を採用した巻上げ機構、7日間確保されるパワーリザーブ、特許取得のダブルプルクラウンシステム、ビス止めゴールドシャトン、モーザー方式歯車機構 (DIN規格)- これら全てがモーザーが自負するクラッシック時計作りを見事に具現しています。ディーテールにも真性と無比をとことんまで追求し、名も知れない量産品は断固として使いません。

サファイア製シースルーバックを通してこのムーブメント芸術品を見ることができます。

型番 341.101-008:ケースは 3 パーツ構成でローズゴールド製、クロコ革ストラップ、ローズゴールド製バックル、100 個の限定品

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3パーツ構成のローズゴールド製ケース- 純金製の文字盤、ゴールドフュメー・グラデーシ ョン仕上げの表面- 18 K ローズゴールドのアワーインデックス- 純金製指針- 内側が無反射仕上げのサファイア製カバーガラ ス- 内側が無反射仕上げのサファイア製シースルー バック- クロコ革ストラップ、純金製バックル

金製の手巻きムーブメントを採用したスペシャルエディション純ローズゴールド製のプレートとブリッジ- 光沢を抑えたクラシックな表面- 手作業によるエッジの面取り加工- 手作業でモーザー刻印されたムーブメント- ビス止めされたゴールドシャトン- カナや駆動歯車は全てモーザー式歯車機構二重香箱を装備した巻上げシステム- 巻上げ動作を伝達する真正傘歯車- ダブルプルクラウン (DPC) 巻上げシステムには、日付と時刻の調整位置に 2個の固定ストッパーを配置- 7 日間のパワーリザーブを確保- 9 時位置のパワーリザーブ表示

永久カレンダー- 大型、3 時位置に日付センター表示- アワーインデックスを指すセンター小針で暦月表示- リューズを前後に回して行うカレンダー調整は、制限無しで自在に調整可能で、閏年も考慮- 閏年の表示はムーブメント側で、9 時位置のプッシュボタンで調整可能- フラッシュカレンダー機能: 時計のカレンダー機能は全て、1 秒以内に行われます。月の終わりから翌月初めへの切り替えは、該当する暦月の日数を考慮してダイレクトに切り替わります。

交換可能なエスケープメントモジュール- ネジ 2 本だけで行えるムーブメントへの取付け- ムーブメントの巻過ぎを防止する安全レバー- ダブルヘアスプリング・エスケープメントによる時計の正確な動き- 2本のシュトラウマン・スパイラル- 純金製のアンクルおよびガンギ車- ラテラルアンクルには- 微調整用にドラゴンレバーを装備- オーソドックスな Glucydur製ネジテンプには 純ホワイトゴールド錘を装備 スロットホールに取付けたスチール製調整ネジ- 2個のダイヤモンド製機能錘:サファイア製インカブロック耐震装置に初めて統合- 秒停止: 時刻合わせ位置でリューズを調整する時に時 計は停止 日付変更時に時計は停止しません

MOSER PERPETUAL GOLDEN EDITION(モーザー・パーペチュアル・ゴールデンエディション)

型番 341.101-008

超一品の金時計。日付の繰上げ・繰下が自在に操作でき、今や伝説的技術となった永久フラッシュカレンダーは、純金製プレートとブリッジを装備したムーブメントに統合されています。100 個の限定品。

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3パーツ構成のパラジウム製ケース - 手作業によるフュメ・グラデーション加工の文字盤表面 - 内側が無反射仕上げのサファイア製カバーガラス - 内側が無反射仕上げのサファイア製シースルーバック - クロコ革ストラップ、ホワイトゴールド製バックル

7 日間のパワーリザーブを確保する手巻きムーブメントプレートおよびブリッジ - モーザー独特のストライプカット仕上げの表面 - 精緻な面取りエッジ - 185 年間にわたりモーザーの品質と真性さを示すムーブメント刻印 (モーザーシール)

- ビス止めされたゴールドシャトン - カナや駆動歯車は全てモーザー式歯車機構 (DIN規格)

二重香箱を装備した巻上げシステム - 巻上げ動作を伝達する真正傘歯車 - ダブルプルクラウン (DPC) 巻上げシステムには、日付と時刻を調整する位置に 2個の固定ストッパーを配置

- 7 日間のパワーリザーブを確保 - 9 時位置のパワーリザーブ表示

永久カレンダー - 大型、3 時位置に日付センター表示 - アワーインデックスを指すセンター小針で暦月表示 - リューズを前後に回して行うカレンダー調整は、 閏年も含めて制限無しで自在に調整可能 - 閏年の表示はムーブメント側で、  - 9 時位置のプッシュボタンで調整可能 - フラッシュカレンダー機能: - 時計のカレンダー機能は全て、 - 1 秒以内に行われます。 - 月の終わりから翌月初めへの - 考慮してダイレクトに切り替わります。

交換可能なエスケープメントモジュール - ネジ 2 本だけで行えるムーブメントへの取付け - ムーブメントの巻過ぎを防止する安全レバー - ダブルヘアスプリング・エスケープメントによる時計の正確な動き - 2本のシュトラウマン・スパイラル - 18Kホワイトゴールド製のアンクルおよびガンギ車 - ラテラルアンクルには - 微調整用にドラゴンレバーを装備 - オーソドックスな Glucydur製ネジテンプには 18Kホワイトゴールド製チラネジを装備 スロットホールに取付けたスチール製調整ネジ - インカブロック耐震装置 - 秒停止: 時刻合わせ位置でリューズを調整する時に時計は停止 日付変更時に時計は停止しません

MOSER PERPETUAL DOUBLE HAIRSPRING (モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング)

型番 341.101- 009: 重心誤差を排除するために 2本のシュトラウマン・スパイラルを装備したダブルヘアスプリング・エスケープメントが、無類のモーザー永久フラッシュカレンダーと組み合わされています。

型番: 341.101- 009 Three-part designer case in palladium, alligator leather strap with a white gold folding clasp

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MOSER PERPETUAL DOUBLE HAIRSPRING(モーザー・パーペチュアル・ダブルヘアスプリング)

型番 341.101-009

重心誤差を排除するために 2本のシュトラウマン・スパイラルを装備したダブルヘアスプリング・エスケープメントが、無類のモーザー永久フラッシュカレンダーと組み合わされています。

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3パーツ構成のパラジウム製ケース - 手作業によるフュメ・グラデーション加工の文字盤表面

- 内側が無反射仕上げのサファイア製カバーガラス - 内側が無反射仕上げのサファイア製シースルーバック - クロコ革ストラップ、ホワイトゴールド製バックル

7 日間のパワーリザーブを確保する手巻きムーブメントプレートおよびブリッジ - モーザー独特のストライプカット仕上げの表面 - 精緻な面取りエッジ - 185 年間にわたりモーザーの品質と真性さを示すムーブメント刻印 (モーザーシール)

- ビス止めされたゴールドシャトン - カナや駆動歯車は全てモーザー式歯車機構 (DIN規格)

二重香箱を装備した巻上げシステム - 巻上げ動作を伝達する真正傘歯車 - ダブルプルクラウン (DPC) 巻上げシステムには、日付と時刻を調整する位置に 2個の固定ストッパーを配置

- 7 日間のパワーリザーブを確保 - 9 時位置のパワーリザーブ表示

永久カレンダー - 大型、3 時位置に日付センター表示 - アワーインデックスを指すセンター小針で暦月表示 - リューズを前後に回して行うカレンダー調整は、閏年も含めて制限無しで自在に調整可能

- 閏年の表示はムーブメント側で、9 時位置のプッシュボタンで調整可能

- フラッシュカレンダー機能: - 時計のカレンダー機能は全て、 - 1 秒以内に行われます。 - 月の終わりから翌月初めへの - 考慮してダイレクトに切り替わります。

交換可能なエスケープメントモジュール - ネジ 2 本だけで行えるムーブメントへの取付け - ムーブメントの巻過ぎを防止する安全レバー - ダブルヘアスプリング・エスケープメントによる時計の正確な動き

- 2本のシュトラウマン・スパイラル - 18Kホワイトゴールド製のアンクルおよびガンギ車 - ラテラルアンクルには - 微調整用にドラゴンレバーを装備 - オーソドックスな Glucydur製ネジテンプには 18Kホワイトゴールド製チラネジを装備 スロットホールに取付けたスチール製調整ネジ - インカブロック耐震装置 - 秒停止: 時刻合わせ位置でリューズを調整する時に時 計は停止 日付変更時に時計は停止しません

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MONARD MARRONE(モーザー・モナード・マローネ)

モナードラインに南国風の一員が加わりました。昨年登場して既に高い好評を得ているMAYU MARRONE (マユ・マローネ) に比べると、少し大きく、栗色文字盤の MONARD MARRONE (モナード・マローネ) です。

バイタリティ、エレガンス、アンダーステートメントを実にピュアなデザインで同時に具現した三針時計です。モーザー独特の栗色文字盤は、ケース材料によってニュアンスの異なる光沢を放ちます。一方は特殊カット仕上げの栗色に輝く文字盤で、ローズゴールド製のケースの暖かな色彩に完璧に調和します。他方は一段と濃い茶色文字盤のホワイトゴールド製の一品です。クールなホワイトケースとのコントラスト効果が抜群です。ダイヤモンド研磨加工のアワーインデックスはそれぞれのケースカラーで統一されています。同色に統一された針はモーザー時計に典型的な立体的形状で、中心は平坦研磨加工が施されています。

三針時計では判読性を妨げる他の針が無いことが最大の特徴で、見易さは抜群です。センターの大型秒針がエレガントな文字盤に躍動感を与えると同時に、秒単位の時刻合わせを可能にします。オーソドックスタイプの分針はミニッツインデックスの外端まで伸びています。モーザーウォッチだけに採用される自社製ムーブメントにより、ムーブメントとケースを固定するリングは完璧なデザインを損ないません。ピュアなフォルムの極限を具現した無比の一品です。

モーザームーブメント、キャリバーHMC343 は、7日間のパワーリザーブを確保する直径 34mmの手巻きムーブメントで、歯車全体がモーザー歯車システム(DIN規格)によって高効率に最適化されています。

縦型配置された2個の大型香箱により 170時間のパワーリザーブを確保できるので、巻き直しせずに 7日間以上確実に作動します。ムーブメント裏側に位置するパワーリザーブ表示は、サファイア製シースルーバックから見ることができます。40.8 mm の外径は現代の要望に完璧にマッチしています。三パーツ構成のケースは、モーザーならではのいわゆるフリーシェイプの側面なので、精通者には一目でわかります。 クラウンにはイニシャル „M“ が施されています。繊細に調和されたサテン処理と研磨加工は、控えめなエレガンスの印象を醸し出します。

ソフトで磨耗の少ない動きを実現するため、傘歯車が巻上げ装置に組み込まれています。腕時計では世界的にも稀なことです。秒針と第三歯車を共通のブリッジの下に配置しているのはモーザーウォッチではオーソドックスタイプです。この方式は 19 世紀のモーザー懐中時計にも既に採用されていました。これまで185 年間使われ続けている刻印(モーザーシール)もモーザーウォッチの品質と真性さの証です。カット研磨仕上げのエッジ、サンバースト加工のプレートとブリッジ、更にモーザーならではのストライプカットなど、卓越したムーブメントをサファイア製シースルーバックから見ることができます。金製のアンクル、ガンギ車、シュトラウマン・ヘアスプリングを組み込んだエスケープメントが交換できることはモーザーでは当たり前のことです。

型番 343.505-018:三パーツ構成のローズゴールド製ケース 型番 343.505-019:三パーツ構成のホワイトゴールド製ケース

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三パーツ構成のローズゴールド製ケース- カット研磨仕上げされた暖かい栗色の文字盤- ダイヤモンド研磨加工のアワーインデックス- モーザー独特の立体形状指針- 内側が無反射仕上げのサファイア製カバーガラス- 内側が無反射仕上げのサファイア製シースルーバック

7日間のパワーリザーブを確保する手巻きムーブメントプレートおよびブリッジ- モーザーでは典型的な歯車ブリッジ形状- 面取りとダイヤモンド研磨加工されたエッジ- モーザー独特のストライプカット- 185 年間変わらず使われ続けているムーブメントのモーザー刻印は、

モーザー時計の品質と真性の証- ビス止めされたゴールドシャトン- カナや駆動歯車は全てモーザー式歯車機構二重香箱を装備した巻上げシステム- 巻上げ動作を伝達する真正傘歯車- 秒停止- 7 日間のパワーリザーブを確保- リザーブ表示はムーブメント側

交換可能なエスケープメントモジュール- 2 本のネジだけで行えるムーブメントへの取付け- ムーブメントの巻過ぎを防止する安全レバー- 自社製シュトラウマン・スパイラル- 純金製のアンクルおよびガンギ車- ラテラルアンクルには- 微調整用にドラゴンレバーを装備- オーソドックスな Glucydur製ネジテンプには 純ホワイトゴールド錘を装備 スロットホールに取付けたスチール製調整ネジ- インカブロック耐震装置

MONARD MARRONE (モーザー・モナード・マローネ)

型番 343.505-018

モナード・ラインにイタリア風バリエーションが加わりました。独特な栗色に輝く文字盤を装備し、洗練の粋を尽くした絶品です。

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三パーツ構成のホワイトゴールド製ケース- 控えめのカット仕上げを施した鈍茶色の文字盤- ダイヤモンド研磨加工のアワーインデックス- モーザー独特の立体形状指針- 内側が無反射仕上げのサファイア製カバーガラス

7日間のパワーリザーブを確保する手巻きムーブメントロジウム加工のプレートおよびブリッジ- モーザーでは典型的な歯車ブリッジ形状- 面取りとダイヤモンド研磨加工されたエッジ- モーザー独特のストライプカット- 185 年間変わらず使われ続けているムーブメントの刻印は、モーザー時計の品質と真性の証- ビス止めされたゴールドシャトン- カナや駆動歯車は全てモーザー式歯車機構

二重香箱を装備した巻上げシステム- 巻上げ動作を伝達する真正傘歯車- 秒停止- 7 日間のパワーリザーブを確保- リザーブ表示はムーブメント側

交換可能なエスケープメントモジュール- 2 本のネジだけで行えるムーブメントへの取付け- ムーブメントの巻過ぎを防止する安全レバー- 自社製シュトラウマン・スパイラル- 純金製のアンクルおよびガンギ車- ラテラルアンクルには- 微調整用にドラゴンレバーを装備- オーソドックスな Glucydur製ネジテンプには 純ホワイトゴールド錘を装備 スロットホールに取付けたスチール製調整ネジ- インカブロック耐震装置

MONARD MARRONE (モーザー・モナード・マローネ)

型番 343.505-019

モナード・ラインに独特なバリエーションが加わりました。鈍茶色のホワイトゴールド製文字盤で仕上げられた一品です。クールなホワイトケースとのコントラスト効果が抜群です。

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会社紹介 - H. Moser & Cie 社のショートビデオ

ブランド広告、イメージ、製品ポジショニングに関するショートビデオ9本

ブランドの知名度は、そのプレゼンテーションや視覚性、製品から出るイメージ次第で、定着したり低下したりします。これらの印象は主に印刷媒体、インターネット、イメージビデオを介して広がります。

これまでH. Moser & Cie は主にインターネットによる広告に傾注してきました。これに加えて現在ショートビデを制作しています。製品の真正性や長い歴史に加えて、この数年間に達成した高い自社製造率を示します。当然、時計の洗練された美しさやムーブメントの無類性、特殊な技術も映像によって訴えます。そのためには、精密微小部品の動きを示す高解像度撮影技術や、効果的なクロスフェード、相応のバックグランド音楽が必要です。

4 分間のショートビデオで映し出される卓越した職人技や、金錘の付いたテンプの振動運動は強い

インパクトを与えます。パーペチュアルのフラッシュカレンダーが2月 28日から3月 1日に変わる瞬間もビデオで初めて紹介します。また、増設した工場建物や、沿革歴史シーン、近傍のラインの滝もインスピレーションの源として紹介します。加工されたムーブメントプレートの美しさや、最新の機械で製造された直径 0.35 mm の微小な重心調整ネジも映し出されます。真正のテンプネジを仕上げる最高度の時計技術を実感できます。シュトラウマン・ヘアスプリングを装着するための調整作業をする専門時計師の静かでくるいの無い動きも見ることができます。勿論魅惑溢れるモーザー・コレクションの一部も紹介されます。

この他にも 30 秒間の ビデオを4 本用意し、モーザー・コレクションの各種時計を紹介します。洗練の粋を具現した審美性と、細心の技を駆使して仕上げたムーブメント、比類ない技術が織り成す共生を実感していただけます。ビデオはモーザー・パーペチュアル 1、モナード・デイト、ヘンリー・ダブルヘアスプリング、マユを提供しています。

2011年版にはこれまでのビデオを見事に補充する2本が新たに加わりました。その一つは、シャルロッテンフェルス城に新規オープンしたモーザーミュージアムで撮影されたモーザー・パーペチュアル 1 のカレンダー機構の繰上げ・繰下げがテーマです (1:48 min)。二本目は、細かい砂の流れに映し出されるパーペチュアル ムーンの芸術性豊かなビデオです (1:34 min)。

H. Moser & Cie ブランドの国際性を配慮し、ナレーションは入れません。ただし、いくつかの用語については説明がフェードインで示されます。

H. Moser & Cie Press Release 2011

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歴史

モーザー:時計製造の名門

1730 ハインリッヒ・モーザーの祖父であるヨハネス・モーザーがシャフハウゼンに生まれる。見習い時計師を経て、世襲性の名誉ある町の時計師の地位に就く。後に、州議員となる。

1760 ハインリッヒ・モーザーの父であるエルハルト・モーザーがシャフハウゼンに生まれる 。エルハルトは、父親から町の時計師の地位を受け継ぎ、自身も州議会のメンバーとなる。

1805 この年の12月12日、ヨハン・ハインリッヒ・モーザーが誕生する。1820年から1824年の間、父親から時計製造の伝統技術を学ぶ。

1824 ハインリッヒ・モーザーはルロックル(スイス)に旅し、現地の優れた時計職人の工房を訪れる。ほどなく優れた時計職人となり、小規模ながらも予備部品の供給会社を設立し順調に事業を進める。わずか18ヶ月でとび抜けた才能を持つ専門家という評判を得たモーザーのもとには、イタリアやパリから注文が殺到する。

1826 独立した時計会社として、ケースや家具に収められた置時計を製作するようになる。

1827 事業にとって絶好のチャンスを見込んだモーザーは、ロシアのサンクト・ペテルスブルクを訪れる。馬車と船を乗り継いでの危険な旅の後、ついに資金が尽き、現地の工房で時計職人として働くことになる。

1828 サンクト・ペテルスブルクに「H. Moser & Co.(H.モーザー社)」という貿易会社を設立する。この会社が、後に優れたブランドに成長する基礎となる。モーザーの販売する時計が全て高品質であったことから、彼の事業は発展を続ける。彼自身、あるいは彼の代理人による品質チェックを受けずに時計が店頭に並ぶということは決してなかったのである。

1829 このような高品質の基準を維持するため、ルロックルに時計工場を設立する。この工場は、ヨーロッパおよびロシア市場向けの時計を専門に製造することを目的としていた。

1848 時計メーカーおよび販売者として活躍していたモーザーは、家族とともに

シャフハウゼンに戻ることを決意する。この時点から、彼は自分の人生における一つの使命を見出すようになる。それは、当時非常に静かであったシャフハウゼンの町を、活気あふれる魅力的な産業の町に変えることであった。

一方で、家族のために素晴らしいシャルロッテンフェルス豪邸を建設した。

1851 ライン川の運河の建設が完了し、この運河の水力によって約80馬力の出力でタービンを駆動させることができるようになった。

1853 シャフハウゼンの他の有力者との共同事業で、「Schweizerische Waggonfabrik bei Schaff hausen(シャフハウゼンのスイス鉄道車両製造工場)」、および「Schweizerische Industriegesellschaft (SIG) Neuhausen(スイス工業社《SIG》ノイハウゼン)」を設立する。同年、シャフハウゼン-ヴィンタートゥール鉄道線路の共同設立者となる。また、シャフハウゼンに時計ケースの製造工房を設立する。

1860 この年から、ジャガー・ルクルト社の社内記録に、得意先としてハインリッヒ・モーザーの名が記されている。やがて、ジャガー・ルクルト社から、24種類の複雑機構を含む64種類におよぶキャリバーを調達するようになる。妥協のない品質を掲げるモーザーの時計は、やがてロシア宮廷をはじめ、様々な王室や軍隊に供給されるようになり、ほんの数年のうちに、東洋は日本、中国、ペルシャから、西洋はパリ、ニューヨークにまで販売されるようになる。

1863/64 ハインリッヒ・モーザーは、伝動装置を介して近接する会社に安く電力を提供する目的で、ライン川にスイスで最も大きなダムを建設する事業に乗り出す。この水力発電所によって、シャフハウゼンに産業の町としての新たな時代の幕が開かれた。

1868 アリオスト・ジョーンズがIWC(インターナショナル・ウォッチ・カ

ンパニー)を設立する際モーザーは、土地と機械の動力となる電力を提供する支援を行う。

1874 この年の10月23日、ハインリッヒ・モーザーがこの世を去る。2番目の妻であるファニーが、全ての事業利益の相続人となる。

1877 ファニーは、ロシアにおける全業務を現地の代表取締役であるウィンターハルター氏に売却する。ルロックルの時計工場はポール・ジラールの手に渡った。売却契約には、「相続会社はすべて、永久にH.モーザー社あるいはハインリッヒ・モーザー社のブランド名のもとで操業し続けるものとする」と規定されていた。

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1917 ロシアで勃発した10月革命によって、それまでスイスブランドが支配してきたロシアにおける時計の民間市場が完全に壊滅される。モーザー社の最後のスイス人取締役は会社の全資産を没収され、1918年の初めにスイスに戻る。ルロックルにおける事業は、この政治動乱を免れ、影響を受けることなく続けられた。ロシア市場における損失を補うため、他の国々への輸出が増加される。

1920 モスクワにあったモーザーの時計事業所の跡には国営の「中央時計修理工場」が作られる。

1953 ルロックルにおける腕時計の生産が拡大され、懐中時計の生産が占める割合は徐々に減少する。1877年の契約に違反し、一部の時計に「ヘンリー・モーザー」の名が付けられる。

1973 H.モーザー社の名が、精密なアンクル時計メーカーとして、また主に18K

ゴールドやケースに宝石を装飾した特殊時計のメーカーとして挙げられる。クオーツ時計による危機がスイスの時計産業全体に広がり、ルロックルの事業にも影響が波及した。

1979 ルロックルの時計工場が「Dixi-Mechanique」グループの一部となり、「Hy Moser & Cie」として事業を行うこととなる。

2002 創業者のオリジナルブランドである「H. Moser & Cie.」が、ユルゲン・ランゲ博士によって再度国際登録される。モーザー家の代表者と共同で、モーザー シャフハウゼン株式会社が発足した。今日では、ハインリッヒ・モーザーの曾孫にあたるロジャー・ニコラス・バルジガーが名誉会長を務める。

2005 後継会社であるモーザー シャフハウゼン株式会社はハインリッヒ・モーザーの生誕200年を記念して、時計の国際舞台において再び「H. Moser & Cie」のブランド名を冠した時計シリーズを発表する。このシリーズは、創業者から受け継がれた伝統に忠実なモデルで構成される。

2006 「H. Moser & Cie」は、Moser-Perpetual 1 (モーザー・パーペチュアル 1)、Monard Date (モナード・デイト)、Monard (モナード)、Mayu (マユ) の4ラインを 「BASELWORLD 2006(通称:バーゼルフェア)」で始めて一般公開する。

2006 バーゼルフェアでは更に、国際的に高く評価されている Wirz Werbung AG (ヴィルツ広告 株式会社)と提携して新しいコミュニケーションプラットフォームを紹介する。

2006 モーザー・パーペチュアル 1はMONTRE DE L’ANEE (ウオッチオブザイヤー) 2006 で2位を受賞。専門誌 「MONTRE PASSION (時計パッション) 」 の専門審査員は、「クラシックなケースとモーザー・フラッシュ・カレンダーの中には、抜群に革新的なメカニカルムーブメントが組み込まれている」と評価する。

2006 「H. Moser & Cie.」は2006年11月、スイス時計産業で最も注目される「GRAND PRIX D’HORLOGERIE DE GENÈVE (ジュネーブ時計グランプリ)」で「Prix de la Montre Compliquée (複雑時計賞)」の栄誉に輝く。複雑時計部門ではモーザー・パーペチュアルが1が第一位の座を獲得する。

2007 「H. Moser & Cie」は、姉妹企業であるシャフハウゼンの「Precision Engineering AG (精密エンジニアリング 株式会社)」との数年にわたる共同事業によって結実したSTRAUMANN SPIRALE (シュトラウマン・スパイラル) を「バーゼルフェア 2007」ではじめて世界の時計業界に発表する。

2007 モーザーの革新的ダブルスパイラル・エスケープメントを搭載した新しいトノー時計コレクションHENRY Double Hairspring (ヘンリー・ダブルへアスプリング) を「バーゼルフェア 2007」で発表する。

2007 「H. Moser & Cie」は、非常に希少で白色光沢を放つ貴金属パラジウムを使用したMAYU Palladium (マユ・パラジウム) を発表する。

2008 「H. Moser & Cie 」は創立180年を祝う。

2008 姉妹会社全てを傘下に置く持株会社としてモーザーグループ株式会社が設立される。これにより、Moser Schaff hausen AG (モーザー・シャフハウゼン株式会社)、Precision Engineering AG (精密エンジニアリング株式会社)、MSG AG (マニファクチュアリング・サポート・グループ株式会社) が一致協力して、「H. Moser & Cie 」ブランドの独立性と業績の躍進を目指す体制を確立。

2008 MAYU Black Pearl (マユ・ブラックパール) と MAYU White Pearl (マユ・ホワイトパール) を発売。真珠母貝のインデックスと、エレガントなエイ皮ストラップが特徴。

2008 MAYU Palladium (マユ・パラジウム) に、硬質ホワイトゴールド製アンクルを装備したシュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメントを搭載。外観のアクセントは新規開発の文字盤カラー。

2009 モーザーグループ株式会社は傘下企業の垂直連携型製造に向けた投資

を継続。現在まで約 70 人を新たに採用した他、独自の製造所を設立。

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2009 エレガントなFumé (フユメー) 文字盤に対する大きな需要に応えるため

HENRY(ヘンリー) とMONARD (モナード) にもこの文字盤を採用。

ケースは白色光沢を放つパラジウム、エスケープメントグループにはシュトラウマン・ダブルヘアスプリングを採用。

2009 1875年に出版されたハインリッヒ・モーザーの生涯に関する伝記原本の複製本を私家版として出す。原本はモーザーの死後まもなく出版されたが現在では入手困難なため、今回ファクシミリ版として、他国語への翻訳および現代字体による同内容テキスト冊子を添付したケースに収めて提供。

2010 モーザーグループはコアコンペタンス・持続性・成長に向けた数千万フランにおよぶ投資をほぼ完了。国際的経済危機の中でもモーザーグループは一段と力をつけて発展。

2010 H. Moser & Cie は乗馬スポーツの一大イベント「CSI バーゼル 2010」に初めてメインスポンサーとして協賛。この4星イベントは際立った国際性とデラックスな随行プログラムで華 し々いデビューを果たす。

2010 MOSER PERPETUAL MOON (モーザー・パーペチュアルムーン) を披露。分単位の精度を修正無しで 1,000 年確保する月相表示を装備した最高級時計。

2011 PERPETUAL GOLDEN EDITION (パーペチュアル・ゴールデンエディション) がデビュー。純金フュメー文字盤や、ゴールド指針、純金のプレートと

ブリッジを装備したムーブメント、交換式シュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメントが奏で出す歓喜あふれるこの時計のクライマックスは、耐震装置機能に世界で初めて採用されたダイヤモンド錘。

2011 PERPETUAL FUMÉ Palladium (パーペチュアル・フュメー・パラジウム) は 永久カレンダーを装備し、ダブルヘアスプリング・エスケープメントの長所と、モーザーならではの複雑で洗練された時計を融合した無比で絶妙の一品。

2011 「H. Moser & Cie」によるスポンサーとしての貢献もあって、賞金額が世界最高のバーゼルで開かれる屋内乗馬イベントCSI に5 星等級が与えられる。

モーザーはこの祝賀記念にMONARD Marrone Palladium (モナード・マロン・パラジウム)を披露。前年発表して抜群の人気を博したMAYU Marrone (マユ・マロン) の栗色文字盤を、大型サイズのモナードでも装備。

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