デジタル有線テレビジョン放送 「光ネットワークと …JCTEA STD-014-5.0...

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JCTEA STD-014-5.0 デジタル有線テレビジョン放送 「光ネットワークとその機器」 1般事項 1 (2013年 8月改定) 1般事項 1 1.1 目的 1 1.2 適用範囲 1 1.3 関連文書 1 14 用語略語 2 1.4 用語 略語 2 2FTTHシステムの構成 3 3機器性能規定のための運用条件 5 3.1 多チャンネルサービス施設 5 32 CS付加サ ビス施設 8 3.2 CS付加サビス施設 8 3.3 再放送サービス施設 10 4対象施設と機器の定格と仕様 12 4.1 多チャンネルサービス施設の構成機器 12 CS付加サ 施設 構成機器 4.2 CS付加サ施設構成機器 17 4.3 再放送サービス施設の構成機器 21 5光システムの安全性 25 解説 27 1. 光ネットワークに関して 28 2. システム構成とその性能などに関して 29 3. 光ネットワークの安全基準などに関して 71 1

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JCTEA STD-014-5.0デジタル有線テレビジョン放送

「光ネットワークとその機器」

第1章 一般事項 1

(2013年 8月改定)

第1章 般事項 11.1 目的 11.2 適用範囲 11.3 関連文書 11 4 用語・略語 21.4 用語 略語 2

第2章 FTTHシステムの構成 3第3章 機器性能規定のための運用条件 5

3.1 多チャンネルサービス施設 53 2 CS付加サ ビス施設 83.2 CS付加サービス施設 83.3 再放送サービス施設 10

第4章 対象施設と機器の定格と仕様 124.1 多チャンネルサービス施設の構成機器 12

CS付加サ ビ 施設 構成機器4.2 CS付加サービス施設の構成機器 174.3 再放送サービス施設の構成機器 21

第5章 光システムの安全性 25解説 27

1. 光ネットワークに関して 282. システム構成とその性能などに関して 293. 光ネットワークの安全基準などに関して 71 1

FTTHシステムの構成 (第2章)

光ファイバ光送信機

90~2150MHz光

WD

M

フィ

V-ONU光増幅器

放送信号

WD

M

フィ 岐

ィルタ 通信ONU通信OLT

ヘッドエンド

ィルタ

1波長でのFTTH型ケーブルテレビの構成例

光ファイバ

WD

放送信号光

岐 W

放送信号光送信機

光送信機

90~770MHz

WD

M

フィル

λ1

DM

フィルタ

V-ONU

通信ONU通信OLT

光増幅器

ヘッドエンド

WD

M

フィルタ

放送信号

1000~2150MHz

ルタ

λ2

• 光送信機:周波数多重された電気信号を光信号に変換する装置。光波長は1500nm帯を使用する。

• 光増幅器:光送信機から受けた光信号を増幅する装置。上記光波長帯域ではEDFA(エルビウム添加光ファイバ増幅器)をいう。

2波長でのFTTH型ケーブルテレビの構成例

• 光分岐器:光信号を分配するもので,大別して溶融型と導波路型の光分岐器がある。

• WDM(Wavelength Division Multiplexing)フィルタ:異なる光波長を合波したり,分波したりするフィルタ。

• V‐ONU(Video ‐ Optical Network Unit:映像用光加入者線終端装置)):放送系の光信号を電気信号に変換する端末装置。

• 通信OLT(Optical Line Terminal):通信ONUと通信を行う局舎側の装置。インターネット系サーバー等の上位ネットワークに接続さ通信OLT(Optical Line Terminal):通信ONUと通信を行う局舎側の装置。インタ ネット系サ バ 等の上位ネットワ クに接続されることが多い。

• 通信ONU(Optical Network Unit):通信OLTと通信を行う加入者宅側の端末装置。2

多チャンネルサービス施設 (第3章 3.1 )• アナログ多チャンネルまたはデジタル多チャンネルサービスを行う施設を多チャンネルサービス施設と定義。アナログ多チャンネルまたはデジタル多チャンネルサ ビスを行う施設を多チャンネルサ ビス施設と定義。

3.1.1 強度変調方式の運用条件

システム形態伝送帯域

搬送波数光変調方式

光変調度

多チャンネル90~ VSB AM 11波 強度 VSB AM 7 0%/波多チャンネル

サービス施設①770MHz

VSB-AM 11波64QAM/OFDM 80波

強度変調方式

VSB-AM 7.0%/波64QAM/OFDM 2.2%/波

多チャンネルサービス施設②

90~1500MHz

VSB-AM 11波64QAM/OFDM 80波

BS-IF 12波

強度変調方式

VSB-AM 7.0%/波64QAM/OFDM 2.2%/波

BS-IF 2.2%/波90~

多チャンネルサービス施設③

90~2150MHz

64QAM/OFDM 80波BS/CS-IF 24波

強度変調方式

64QAM/OFDM 3.2%/波BS/CS-IF 1.5%/波

多チャンネルサービス施設④

90~2150MHz

64QAM/OFDM 112波BS/CS-IF 24波

強度変調方式

64QAM/OFDM 2.5%/波BS/CS-IF 1.5%/波

システム形態伝送帯域

搬送波数光変調方式

波長光伝送

レベル差光変調度

90~770MH

VSB-AM 11波64QAM/OFDM 80波

強度変調方式

λ1 ―VSB-M7.0%/

波64QAM/OFD

3 1 2 FM 括変換方式 運用条件

多チャンネルサービス施設⑤

MHz 64QAM/OFDM 80波 変調方式 64QAM/OFDM2.2%/波

1000~1500MHz

BS-IF 12波強度

変調方式λ2

λ1に対して-6dB

BS-IF8.8%/波

3.1.2 FM一括変換方式の運用条件

システム形態伝送帯域

搬送波数光変調方式

光送信機の入力信号キャリアレベル ※1

多チャンネルビ 施 ⑥

90~2150

VSB-AM 11波 ※264QAM/OFDM 80波

FM一括変換方

VSB-AM 85.0dBμV/波64QAM/OFDM 72.3dBμV/波

※1 2085

16340)47(9.12

10100.70)(

Vinf

fF [MHz0-p/波] ※2 2085

23000)1000(4.8

10100.44)(

inVf

fF ・・Δ [MHz0-p/波] 3

サービス施設⑥2150MHz

64QAM/OFDM 80波BS/CS-IF 24波

変換方式 BS-IF 85.0dBμV/波CS-IF 85.0dBμV/波

多チャンネルサービス施設の構成機器 (第4章 4.1 )

多チ ンネルサ ビス施設に使用する機器は表 に示すタイプごとに分類する 機器に要求する定格と• 多チャンネルサービス施設に使用する機器は表4.1に示すタイプごとに分類する。 機器に要求する定格と望ましい性能は,指定された表中の対応する変調方式,伝送周波数にて規定する。

表4.1 多チャンネルサービス施設に使用する機器の分類

機器タイプ※1

適応するシステム形態

※2変調方式

周波数(MHz)

光波長(nm)

定格と望ましい

性能

T101AM ①⑤ 強度変調 90~770⑤ 強度変

光送信機1540~1560

表4.2表4.3

T102AM ⑤ 強度変調 1000~1500T103AM ② 強度変調 90~770、1000~1500

T104AM ③④ 強度変調 90~770、1000~2150

T102FM ⑥ FM一括変換 90~770、1000~2150 1550~1560

光増幅器A101AM ①~⑤ 強度変調 ― 1540~1560

表4.4表4.5A101FM ⑥ FM一括変換 1550~1560―

R102AM ① 強度変調 90~770

1540~1560 表4 6

R103AM ② 強度変調 90~770、1000~1500

R105AM ⑤ 強度変調 90~770、1000~1500V-ONU

1540~1560 表4.6表4.7表4.8

R105AM ⑤ 強度変調 90 770、1000 1500

R106AM ③ 強度変調 90~770、1000~2150

R107AM ④ 強度変調 90~770、1000~2150

⑥ 括変換

※1 機器のタイプ分類方法については,解説2-8に詳細を解説

※2 表3.1,表3.2 ,表3.3参照4

R103FM ⑥ FM一括変換 90~770、1000~2150 1550~1560

多チャンネルサービス施設の構成機器 (第4章 4.1 ) 光送信機の定格

項目 強度変調 FM一括変換

機器のタイプ T101AM, T102AM, T103AM, T104AM T102FM入力コネクタ F型コネクタ※1

光送信機の定格

入力インピーダンス 75Ω出力光コネクタ SC/APC または SC/ UPC SC/SPC または SC/UPC※2

電源 AC100VまたはDC-48V※1:BS/CS-IF対応はC15型相当 ※2:SC/SPCとSC/UPCは相互接続可

望ましい性能

/ 対 相 / / 相 接続可

項目 強度変調方式 FM一括変換方式

伝送帯域 90~770MHz 1000~1500MHz 1000~2150MHz 90~770MHz 1000~2150MHz

機器のタイプ

T101AM T102AM ― ―T103AM ― ―

T104AM T102FM光波長 1540~1560nmに中心波長があること ※2 1550~1560nmに中心波長があること ※2

波長変動範囲 ±0.15nm以内 ±0.15nm以内

RIN -155dB/Hz以下 -140dB/Hz以下

光出力レベル 5dBm以上 10dBm以上

CTB ※1※3 -53dB以下 ― -53dB以下 ―CSO ※1※3 -55dB以下 ― -55dB以下 ―

相互変調(IM2) ※1 ― ― -31dB以下 ― -31dB以下

相互変調(IM3) ※1 ― -59dB以下 -59dB以下

混変調 ※1※3 -46dB以下 ― -46dB以下 ―

※1:V-ONUとの対向特性であるため,特性を確認したV-ONUの性能仕様を明記すること。※2:波長変動範囲を含め満足すること。

5

ハム変調 ※1 -50dB以下

入力VSWR 2.0以下 2.5以下 2.0以下

多チャンネルサービス施設の構成機器 (第4章 4.1 )

光増幅器の定格

項目 強度変調 FM一括変換項目 強度変調 FM 括変換

機器のタイプ A101AM A101FM入出力光コネクタ SC/APC、SC/UPCまたはMU MU、SC/SPCまたはSC/UPC※

電源 AC100VまたはDC-48V

※:SC/SPCとSC/UPCは相互接続可

望ましい性能 望ましい性能

項目 強度変調方式 FM一括変換方式

機器のタイプ A101AM A101FMNF 6.5dB以下(但し、入力光レベルが0dBmの時)NF 6.5dB以下(但し、入力光レ ルが0dBmの時)

6

多チャンネルサービス施設の構成機器 (第4章 4.1 )• V‐ONU (4.1.3) 項目 強度変調方式

伝送帯域 90~770MHz 1000~1500MHz 1000~2150MHz

機器のタイプ

R102AM ―R103AM, R105AM ―

R106AM、R107AM

入力光

R102AM -8~-2dBm ―R103AM -8~-2dBm ―R105AM -8~-2dBm -14~-8dBm

望ましい性能

V-ONUの定格

項目 強度変調 FM一括変換

機器のタイプ

R102AMR103AMR105AM R103FM

レベルR105AM -8~-2dBm -14~-8dBm ―R106AM -14~-8dBmR107AM -12~-6dBm

R102AMVSB-AM 80dBμV以上

64QAM/OFDM70dBμV以上― ―

R103AMVSB-AM 80dBμV以上

BS-IF 70dBμV以上 ―

V ONUの定格

機器のタイプ R105AMR106AMR107AM

R103FM

入力光コネクタ

SC/SPCまたはSC/UPC ※1

R103AM64QAM/OFDM 70dBμV以上

BS IF 70dBμV以上

R105AMVSB-AM80dBμV以上

64QAM/OFDM70dBμV以上BS-IF 70BμV以上 ―

R106AM 64QAM/OFDM75dBμV以上 ― BS/CS-IF 79dBμV以上

R107AM 64QAM/OFDM 75dBμV以上 ― BS/CS-IF 79dBμV以上

AGC AGC機能を有し、規定の光入力範囲で出力を一定範囲に保つことタ またはSC/UPC ※1出力コネクタ F型コネクタ ※2

出力インピーダンス

75Ω

電源AC100Vまたは同軸ケ ブルDC15V重畳

機能を有 、規定 光入力範囲 出力を 定範囲 保

C

R102AM入力光レベルが-8dBmで、

光変調度7.0%のVSB-AM信号に

おいて、45dB以上とする。

― ―

R103AM入力光レベルが-8dBmで、

光変調度7.0%のVSB-AM信号に

おいて 45dB以上とする

入力光レベルが-8dBmで、

光変調度2.2%のBS-IF信号において、

25dB以上とする

―電源

ケーブルDC15V重畳

※1 SC/SPCとSC/UPCは相互接続可能である。※2 BS/CS-IF対応はC15型相当

CN比

※1※2

おいて、45dB以上とする。 25dB以上とする。

R105AM入力光レベルが-8dBmで、

光変調度7.0%のVSB-AM信号に

おいて、45dB以上とする。※3

入力光レベルが-14dBmで、光変調

度8.8%のBS-IF信号において、25dB以上とする。※3

R106AM入力光レベルが-14dBmで、

光変調度3.2%の64QAM/OFDM ―入力光レベルが-4dBmで、光変調

度1.5%のBS/CS-IF信号において、

※1 光送信機との対向特性であるため、特性を確認した光送信機の性能仕様を明記すること。

※2 VSB-AMの雑音帯域幅は4.0MHz、64QAMの雑音帯域幅は5.3MHz、OFDMの雑音帯域幅は5.6MHz、

信号において、30dB以上とする。 16dB以上とする。

R107AM入力光レベルが-12dBmで、

光変調度2.5%の64QAM/OFDM信号において、30dB以上とする。

―入力光レベルが-2dBmで、光変調

度1.5%のBS/CS-IF信号において、

16dB以上とする。

CTB ※1※5 -53dB以下 ―CSO ※1※5 -55dB以下 ―

BS/CS-IF帯域の雑音帯域幅は28.86MHzとする。※3 入力光レベルは1波長での定義とする。※4 V-ONUから漏えいする電波の電界強度は、3m離

隔で0.05mV/m以下。※5 VSB-AM信号に対する値。

7

CSO ※1※5 55dB以下

相互変調(IM2) ※1 ― ― -31dB以下

相互変調(IM3) ※1 ― -59dB以下

混変調 ※1※5 -46dB以下 ―ハム変調 ※1 -50dB以下

出力VSWR 2.5以下

不要輻射 34dB V/ 以下 ※4

CS付加サービス施設 (第3章 3.2)放送法第百 十六条に従 て登録された自主放送を行うケ ブルテレビ事業者• 放送法第百二十六条に従って登録された自主放送を行うケーブルテレビ事業者の施設のうち,主に自治体などが設置を行う比較的小規模な施設で,広帯域CSデジタル放送のCS‐IFパススルー伝送が可能な施設と定義する。

3.2.1 強度変調方式の運用条件

表3.4 1波長でのCS付加サービス施設の運用条件表 波長 付加サ 施設 運用条件

システム形態 伝送帯域 搬送波数 光変調方式 光変調度

CS付加サービス施設①

90 2150

VSB-AM 11波OFDM 11波

BS/CS-IF 24波 強度

VSB-AM 7.0%/波OFDM 2.2%/波

BS/CS-IF 2 2%/波90~2150MHz

BS/CS-IF 24波 強度変調方式

BS/CS-IF 2.2%/波

CS付加サービス施設②

OFDM 11波BS/CS-IF 24波

OFDM 3.2%/波BS/CS-IF 3.0%/波

表3.5 2波長でのCS付加サービス施設の運用条件

システム形態 伝送帯域 搬送波数 光変調方式 波長 光伝送レベル差

光変調度レベル差

CS付加サービス施設③

90~770MHz

VSB-AM 11波OFDM 11波

外部強度変調方式

λ1 ― VSB-AM 7.0%/波OFDM 2.2%/波

1000~1500MHz BS/CS-IF 24波

直接強度変調方式

λ2λ1に

対して BS/CS-IF 8.8%/波

8

MHz 変調方式-6dB

CS付加サービス施設の構成機器 (第4章 4.2 )

• CS付加サービス施設に使用する機器は表4.9に示すタイプごとに分類する。機器に要求する定格と望ましい性能は,指定された表中の対応する変調方式,伝送周波数にて規定する。

表4 9 CS付加サービス施設に使用する機器の分類表4.9 CS付加サービス施設に使用する機器の分類

機器 タイプ※1

適応するシステム形態 ※2

変調方式伝送周波数

(MHz)光波長(nm)

定格と望ましい

性能形態 ※ 性能

光送信機

T201AM ③ 外部強度変調 90~770

表4.10表4 11

T202AM ③ 直接強度変調 1000~2150

T203AM ① 強度変調 90~770 1000~2150

1540~1560

表4.11T203AM ① 強度変調 90~770、1000~2150

T204AM ② 強度変調 90~770、1000~2150

光増幅器 A201AM ①②③ 強度変調 ― 表4.12表 13

光増幅器 ①②③ 強度変調表4.13

V-ONU

R201AM ① 強度変調 90~770、1000~2150表4.14表4 15

R202AM ③ 強度変調 90~770、1000~2150

※1 機器のタイプ分類方法については,解説2-8に詳細を解説

※ 表 表 参照

表4.15R203AM ② 強度変調 90~770、1000~2150

※2 表3.4,表3.5参照

9

CS付加サービス施設の構成機器 (第4章 4.2 )

• 光送信機 (4 2 1)

望ましい性能

• 光送信機 (4.2.1)– 定格

項 目 強度変調方式 項 目 強度変調方式

伝送帯域 90~770MHz 1000~2150MHz機器のタイプ T201AM、T202AM、T203AM、T204AM

入力コネクタ F型コネクタ※

入力インピーダンス 75Ω

伝送帯域 90~770MHz 1000~2150MHz

機器のタイプT201AM T202AM

T203AM、T204AM光波長 1540~1560nmに中心波長があること

波長変動範囲 ±0 15nm以内出力光コネクタ SC/APCまたはSC/UPC

モニタ機能 光変調度を確認できる機能を有すること

電源 AC100VまたはDC-48V

波長変動範囲 ±0.15nm以内

RIN -155dB/Hz以下

光出力レベル 5dBm以上

CTB ※1、※2、 -53dB以下 ―CSO ※1、※2 -55dB以下 ―

※ C15型相当CSO ※1、※2 55dB以下

相互変調(IM2)※1 ― -31dB以下

相互変調(IM3)※1 ― -59dB以下

混変調 ※1※2 -46dB以下 ―ハム変調 ※1 -50dB以下 -50dB以下

望まし 性能

• 光増幅器 (4.2.2)定格

※1 V-ONUとの対向特性であるため,特性を確認したV-ONUの性能仕様を明記すること。※2 VSB-AM信号に対する値。

望ましい性能– 定格

項目 強度変調方式

機器のタイプ A201AM入出力光コネクタ SC/APC SC/UPCまたは MU

項 目 強度変調方式

機器のタイプ A201AM入出力光コネクタ SC/APC,SC/UPCまたは、MU

電源 AC100VまたはDC-48V

10

NF 6.5dB以下(但し、入力光レベルが0dBmの時)

CS付加サービス施設の構成機器 (第4章 4.2 )

望ましい性能• V‐ONU (4.2.3)

– 定格

望ましい性能項 目 強度変調方式

伝送帯域 90~770MHz 1000~2150MHz機器のタイプ R201AM、R202AM、R203AM入力 R201AM -8~-2dBm

項 目 強度変調方式

機器のタイプ R201AM、R202AM、R203AM入力光コネクタ SC/SPCまたはSC/UPC ※1出力コネクタ F型コネクタ ※2

入力光レベル

R201AM 8 2dBmR202AM -8~-2dBm -14~-8dBmR203AM -14~-8dBm

出力信号

R201AM VSB-AM 80 dBμV以上OFDM 70dBμV以上 BS/CS-IF 70dBμV以上

VSB AM 80 dB V以上

※1 SC/SPCとSC/UPCは相互接続可能である。※2 C15型相当

出力コネクタ F型コネクタ ※2出力インピーダンス 75Ω

電源AC100Vまたは同軸ケーブル

DC15V重畳

信号レベル

R202AM VSB-AM 80 dBμV以上OFDM 70dBμV以上 BS/CS-IF 70dBμV以上

R203AM OFDM 75dBμV以上 BS/CS-IF 85dBμV以上

AGC AGC機能を有し、規定の光入力範囲で出力を一定範囲に保つこと

※2 C15型相当

CN比

R201AM入力光レベルが-8dBmで、光変調度7%のVSB-AM信号において、45dB以上とする。

入力光レベルが-8dBmで、光変調度2.2%のBS/CS-IF信号において25dB以上とする。

R202AM入力光レベルが-8dBmで、光変調度7%のVSB-AM信号において 45dB以上とする

入力光レベルが-14dBmで、光変調度8.8%のBS/CS-IF信号において 25dB以上とする※1

※2

R202AMにおいて、45dB以上とする。※3

号において、25dB以上とする。※3

R203AM入力光レベルが-14dBmで、光変調度3.2%のOFDM信号において、30dB以上とする。※3

入力光レベルが-14dBmで、光変調度3.0%のBS/CS-IF信号において、16dB以上とする。※3

※1 光送信機との対向特性であるため、特性を確認した光送信機の性能仕様を明記すること。

※2 VSB-AMの雑音帯域幅は4.0MHz、OFDMの雑音帯域幅は5.6MHz、BS/CS-IF帯域の雑音帯域幅は28 86MHzとする

※3 ※3CTB ※1,※5 -53dB以下 ―CSO ※1,※5 -55dB以下 ―相互変調(IM2) ※1 ― -31dB以下

相互変調(IM3) ※1 ― -59dB以下

混変調 ※1※5 -46dB以下 ―は28.86MHzとする。※3 入力光レベルは1波長での定義とする。※4 V-ONUから漏えいする電波の電界強度は、

3m離隔で0.05mV/m以下。※5 VSB-AM信号に対する値。

11

混変調 ※1※5 46dB以下

ハム変調 ※1 -50dB以下 -50dB以下

出力VSWR 2.5以下

不要輻射 34dBμV/m以下 ※4

再送信サービス施設 ( 第3章 3.3 )

• 難視解消のための小規模な共同受信施設(再送信型共同受信施設)などの,放送の再送信のみを行う施設を再送信サービス施設と定義する。

3 3 1 強度変調方式の運用条件3.3.1 強度変調方式の運用条件

システム形態 伝送帯域 搬送波数 光変調方式 光変調度

表3.6 1波長での再放送サービス施設の運用条件

再放送サービス施設①

90~1500MHz

OFDM 9波BS-IF 12波

直接強度変調方式

OFDM 6.4%/波BS-IF 6.4%/波

システム形態 伝送帯域 搬送波数 光変調方式 波長光伝送

レベル差光変調度

表3.7 2波長での再放送サービス施設の運用条件

レベル差

再放送サービス施設②

90~770MHz OFDM 9波

直接強度変調方式

λ10dB

(同一レベル)

OFDM 6.4%/波

1000~1500MHz BS-IF 12波

直接強度変調方式

λ2 BS-IF 6.4%/波変調方式

再放送サービス施設③

90~770MHz OFDM 9波

直接強度変調方式

λ10dB

(同一レベル)

OFDM 6.4%/波

90~770MHz OFDM 9波

直接強度変調方式

λ2 OFDM 6.4%/波

12

再送信サービス施設の構成機器 (第4章 4.3 )

• 再送信サービス施設に使用する機器は表4.17に示すタイプごとに分類する。機器に要求する定格と望ましい性能は,指定された表中の対応する変調方式,伝送周波数にて規定する。

表4.17 再送信サービス施設に使用する機器の分類

機器タイプ※1

適応するシステム形態 ※2

変調方式 周波数 (MHz) 光波長 (nm)定格と

望ましい性能

光送信機 T303AM ①②③ 強度変調 90~770、1000~1500 1540~1580 表4.17表4.18

光増幅器 A302AM ①②③ 強度変調 ―1540~15601560~1580 表4.19

表4 20

※1 機器のタイプ分類方法については 解説2 8に詳細を解説

光増幅 ①②③ 強度変調※3 表4.20

V-ONU R303AM ①②③ 強度変調 90~770、1000~1500 1540~1580 表4.21表4.22

※1 機器のタイプ分類方法については、解説2-8に詳細を解説。

※2 表3.6、表3.7参照。

※3 システムで使用する光波長により、1540~1560nm、もしくは、1560~1580nmのいずれかに該当するものであれば可。

13

再送信サービス施設の構成機器 (第4章 4.3 )光送信機( )• 光送信機(4.3.1)

– 定格 望ましい性能

項 目 強度変調方式項 目 強度変調方式

伝送帯域 90~770MHz 1000~1500MHz機器のタイプ T303AM

入力コネクタF型コネクタ(※)

またはフィッティングコネクタ

入力インピーダンス 75Ω

伝送帯域 90~770MHz 1000~1500MHz

機器のタイプ T303AM

光波長 1540~1580nmに中心波長があること

出力光コネクタ SC/APCまたはSC/UPC

モニタ機能光変調度を確認できる機能を

有すること

AC20~30V同軸給電、

波長変動範囲 ±10nm以内

RIN -150dB/Hz以下

光出力レベル 3dBm以上

※1 C15型相当

電源AC20 30V同軸給電、AC40~60V同軸給電、

AC100Vのいずれか相互変調(IM3) ※1 -71dB以下 -53dB以下

ハム変調 ※1 -50dB以下 -50dB以下

• 光増幅器(4.3.2)– 定格

望ましい性能

※1 V-ONUとの対向特性であるため、特性を確認したV-ONUの性能仕様を明記すること。※2 光送信機から漏えいする電波の電界強度は、3m離隔で0.05mV/m以下。

項 目 強度変調方式 望ましい性能項 目 強度変調方式

機器のタイプ A302AM

入出力光コネクタ SC/APCまたはSC/UPCAC20~30V同軸給電

項 目 強度変調方式

機器のタイプ A302AM

NF 6 5dB以下(ただし 入力光レベルが0dB のとき)

※ SC/SPCとSC/UPCは相互接続可能である。14

電源AC20 30V同軸給電、AC40~60V同軸給電、

AC100Vのいずれか

NF 6.5dB以下(ただし、入力光レベルが0dBmのとき)

再送信サービス施設の構成機器 (第4章 4.3 )

• V‐ONU (4.3.3)– 定格 望ましい性能

項目 強度変調方式 項目 強度変調方式機器のタイプ R303AM

光コネクタSC/SPCまたはSC/UPC

※1

出力コネクタF型コネクタ

項 強度変調

伝送帯域 90~770MHz 1000~1500MHz

機器のタイプ R303AM

入力光レベル -17~-7dBm出力コネクタ

※2出力

インピーダンス75Ω

電源AC100V又は

同軸ケ ブルDC15V重畳

出力信号レベル 80dBμV以上 85dBμV以上

AGC AGC機能を有し、規定の光入力範囲で出力を一定範囲に保つこと

CN比入力光レベル-17dBm、光変調度6 4%のOFDM信号におい

入力光レベル-17dBm、光変調度 6 4%のBS-IF信号にお

※1 SC/SPCとSC/UPCは相互接続可能である。※2 C15型相当

電源 同軸ケーブルDC15V重畳(DC重畳時の消費電力4W未満)

※1、※2、※3 調度6.4%のOFDM信号において30dB以上とする。

調度、6.4%のBS IF信号において23dB以上とする。

相互変調(IM3)※1 -71dB以下 -53dB以下

※1 光送信機との対向特性であるため 特性を確認した光送信機の性能仕様を明記すること

ハム変調 ※1 -50dB以下

出力VSWR 2.5以下

不要輻射 34dBμV/m以下 ※4

※1 光送信機との対向特性であるため、特性を確認した光送信機の性能仕様を明記すること。※2 入力光レベルは1波長のレベルとする。※3 OFDMの雑音帯域幅は5.6MHz、BS-IF帯域の雑音帯域幅は28.86MHzとする。※4 V-ONUから漏えいする電波の電界強度は、3m離隔で0.05mV/m以下。

15

光システムの安全性 (第5章)

本章では 光ネットワ クシステムにおけるレ ザ光の安全性に関して規定する 光ネットワ クシステムの各区域と本章では、光ネットワークシステムにおけるレーザ光の安全性に関して規定する。光ネットワークシステムの各区域とハザードレベルを表5.1に、区域については図5.1に示す。ハザードレベルを計算するには、各々の波長において、あるクラスの被ばく放出限界(AEL)に対する比率を計算し、それらの比率の総和を求める必要がある。。

表 5 1 光ネットワ クシステムにおける区域とハザ ドレベル表 5.1 光ネットワークシステムにおける区域とハザードレベル

管理の分類 区域

ハザードレベル ※ FTTH 集合住宅内 FTTH 管理区域 局舎、中継局 光送信器および光増幅

器の設置場所 1M(136mW(+21.3dBm)) 3R(136mW(+21.3dBm)) 3B(500mW(+27dBm))3B(500mW(+27dBm))

制限区域 局舎、中継局、架空ケ

ーブル、クロージャ 光送信器および光増幅

器の設置場所 1M(136mW(+21.3dBm)) 3R(136mW(+21.3dBm))

非制限区域 光引込線、受信者宅 光送信器、光増幅器、

クロージャ、光分配器

出力から各住戸

1(10mW(+10dBm))

出力から各住戸

※ ハザードレベルとは、潜在的な危険性を表すレベルであり、 この値は、JIS C 6803:2006(IEC60825-2:2004)に準じて規定している。

(注 1) 光波長は 1530~1625nm、シングルモード光ファイバのモードフィール径=11μm で、 ハザードレベルを算出

( ) 場合

局舎 クロージャ中継局 受信者 宅

管理区域または制限区域 非制限区域

(a)FTTHの場合

各住戸

(光分配器)集合住宅内機器設置場所

光送信機 / 光増幅器 / クロージャ

(b)各住戸まで光配線の集合住宅内部の場合図5.1 光ネットワークシステムにおける区域

管理区域または制限区域 非制限区域

16

光ネットワークの安全基準などに関して ( 解説3 )

IEC 60825-2(Third edition 2004-06)の非制限域 (加 者 域) お る ザ ド ベ

光ネットワーク(光ファイバネットワーク)センタ

区域URA(加入者区域)におけるハザードレベル1の値を示す。

Wavelength ( fiber type )

Hazard level 1

1310nm (MM) 15 6mW (+12dBm)

引込線

適用区域

【集合住宅】光ネッ

クロージャ1310nm (MM) 15.6mW (+12dBm)1310nm (SM) 15.6mW (+12dBm) 1400nm~1600nm (MM) 10.0mW (+10dBm) 1420nm(SM) 10.0mW (+10dBm) 1550nm(SM) 10.0mW (+10dBm)

【戸建て】

適用区域

クロージ

ットワーク(光

ハザードレベル1の適用区域は以下が望ましい。

①引込線からV-ONU

②設置した光分岐器出力点からV-ONU 適用区域

V-ONU

引込線

:V-ONUを示す

A) 引込線で棟内を光化した場合

ジャフ

ァイバネット②設置した光分岐器出力点からV ONU

センタからドロップクロージャやカプラまでの間は,レーザ安全取扱の知識を持ち 決められた手順で

適用区域

適用

:V ONUを示すトワーク)

レ ザ安全取扱の知識を持ち,決められた手順で作業することが望ましい。

用区域

B) 光分岐等を棟内に設置し光化した場合

光分岐器

17

施設設計例(解説2:2‐5‐1 強度変調方式の多チャンネルサービス施設)

EDFA4段 (VSB‐AM11波:7%、64QAM/OFDM 80波:2.2% 伝送)

20

25

0

5

10

15

[dBm

]

-15

-10

-5

0

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪ ⑬⑧ ⑫ 加入者宅ヘッドエンド

幹線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長

18 .0 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 光増幅器

1

6

光増幅器 光増幅器

1

6

3

2

TV

1

6

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪ ⑬⑧ ⑫

光増幅器

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

項目 値

光増幅器 NF:

光変調度/ch:

受信点C/N:

送信設備(RF出力) C/N:

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

機 器 光送信機 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光接続盤 幹線 光32分岐 引込線 V-ONU

入力レベル[dBm] RF:80dBuV 4.50 17.00 2.50 17.00 2.50 17.00 2.50 17.50 17.00 10.70 -6.80 -7.34

利得または損失[dB] - 13 00 -14 00 15 00 -14 00 15 00 -14 00 15 00 -0 50 -6 30 -17 50 -0 54 -

7 .0 %

6 .2 dB

53 .0 dB

55 .0 dB

18

利得または損失[dB] 13 .00 14.00 15 .00 14.00 15 .00 14.00 15 .00 0.50 6.30 17.50 0.54

出力レベル[dBm] 5 .00 17.50 3.00 17.50 3.00 17.50 3.00 17.50 17.00 10.70 -6.80 -7.34 RF:80dBuV

出力光のRIN[dB/Hz] -158 .10 -152.73 ← -149.46 ← -147.62 ← -146.33 ← ← ← ← -

光伝送路C/N[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 48.55

システムC/N[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 46.55

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/Nを表わす注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(VSB-AM)を表わす

施設設計例(解説2:2‐5‐4 強度変調方式の多チャンネルサービス施設)

EDFA4段 (64QAM 112波:2.5%、BS/CS‐IF 24波:1.5% 伝送)

15

20

25

-5

0

5

10

[dB

m]

幹線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長

-15

-10

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 光増幅器

光16

光増幅器 光増幅器

光16

光32

TV

光接続

光16

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪ ⑬⑧ ⑫ 加入者宅ヘッドエンド

光増幅器

19 .9 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

分岐

分岐

分岐

続盤

分岐

システム C/N規定区間

項目

光ケーブル伝送損失:

光コネクタ接続損失:

光増幅器 NF:

光変調度/ch(CATV/BS): 2 .5 % 1 .5 %

受信点C/N(CATV/BS): 19 .5 dB

受信点C/N(CS): 9 6 dB

0 .35 dB/km

0 .50 dB/箇所

6.2 dB

受信点C/N(CS): 9 .6 dB

送信設備(RF出力) C/N: 35 .0 dB

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

機 器 光送信機 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光接続盤 幹線 光32分岐 引込線 V-ONU

入力レベル[dBm] RF:80dBuV 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 13.50 13.00 6.04 -11.47 -12.00

利得または損失[dB] - 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 9 .00 -0.50 -6.97 -17.50 -0.54 -

出力レベル[dBm] 5 .00 19.50 5.00 19.50 5.00 19.50 5.00 13.50 13.00 6.04 -11.47 -12.00 -

出力光のRIN[dB/Hz] -158 .1 0 -152.73 ← -150.40 ← -148.90 ← -147.78 ← ← ← ← -

光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 31 34

19

光伝送路C/N1[dB]注1 31.34

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 19.54

光伝送路C/N3[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 19.54

システムC/N1[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 29.78

システムC/N2[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 16.51

システムC/N3[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 9.18

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(CATV:CN1、BS:CN2、CS:CN3)を表わす

   衛星受信点C/Nは、φ75cmパラボラの降雨減衰最悪月における時間率99%の値

施設設計例(解説2:2‐5‐6 強度変調方式の多チャンネルサービス施設)

EDFA4段 2波 (VSB‐AM:7.0%、64QAM/OFDM 80波:2.2%、BS‐IF 12波:8.8% 伝送)

20

25

5

0

5

10

15

[dBm]

V-O

NU光

            λ1 幹線 引込線

     

イバ長 イバ長

-15

-10

-5

V-ONU外変送信機 光増幅器

1

光増幅器 光増幅器

1

3

TV

光光

1

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪ ⑬⑧ ⑫ 加入者宅ヘッドエンド

光増幅器

直変送信機

⑭送信設備

(RF出力) W

D

M

入力

レベ

ル規

格範

            λ2 ファイバ長 ファイバ長

18 .0 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

規定

1

6

1

6

3

2

1

6

システム C/N規定区間

項目

光増幅器 NF:

光変調度/ch(NTSC/BS): 7 .0 % 8 .8 %

受信点C/N (NTSC/BS) : 53 .0 dB 19 .5 dB

送信設備(RF出力)C/N:

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭

送 増 増 増 増 続盤 幹線 線

6.2 dB

55 .0 dB

機 器 光送信機 WDM 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光接続盤 幹線 光32分岐 引込線 V-ONU

入力λ1レベル[dBm] RF:80dBuV 8.00 6.50 18.50 4.00 18.50 4.00 18.50 4.00 17.50 17.00 10.70 -6.80 -7.34

入力λ2レベル[dBm] 2.00 0.50 12.50 -2.00 12.50 -2.00 12.50 -2.00 11.50 11.00 4.70 -12.80 -13.34

利得または損失[dB] - -1.00 12 .50 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 13 .50 -0.50 -6.30 -17.50 -0.54

出力λ1レベル[dBm] 8 .00 7.00 19.00 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 17.50 17.00 10.70 -6.80 -7.34 RF:80dBuV

出力λ2レベル[dBm] 2 .00 1.00 13.00 -1.50 13.00 -1.50 13.00 -1.50 11.50 11.00 4.70 -12.80 -13.34出力光λ1のRIN[dB/Hz] - 158 .10 ← -154.05 ← -150.87 ← -149.06 ← -147.78 ← ← ← ←出力光λ2のRIN[dB/Hz] - 153 .00 ← -148.38 ← -145.03 ← -143.16 ← -141.86 ← ← ← ←

光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - 48.42

光伝送路C/N [dB]注1 29 82

20

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - 29.82

システムC/N1[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - 46.47

システムC/N2[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - 19.11

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす(2波一括受信としてRIN劣化を考慮)

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(NTSC:CN1、BS:CN2)を表わす

   受信点C/N(BS-D)は、75cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値

注3:光増幅器の入力パワー・波長に依存する利得傾斜は上記計算では考慮していない

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす(2波一括受信としてRIN劣化を考慮)注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(VSB-AM:CN1、BS:CN2)を表わす

受信点CN(BS)は、75cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値注3:光増幅器の入力パワー・波長に依存する利得傾斜は上記計算では考慮していない

施設設計例(解説2:2‐5‐8 強度変調方式のCS付加サービス施設)

EDFA3段 (OFDM 11波:3.2%、BS/CS‐IF 24波:3.0% 伝送)

15

20

25

-5

0

5

10

[dB

m]

幹線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長

-15

-10

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 光増幅器

光16

光増幅器 光増幅器

光4分

光32

TV

光16

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪⑧ 加入者宅ヘッドエンド

19 .9 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

6分岐

分岐

2分岐

6分岐

システム C/N規定区間

項目

光ケーブル伝送損失: 送信機:直接強度変調

光コネクタ接続損失:

光増幅器 NF:

光変調度/ch:(OFDM/BSCS 3 .2 % 3 .0 %

受信点C/N(OFDM):

受信点C/N(BS-IF):

0 .35 dB/km

0 .50 dB/箇所

16 .0 dB

6 .2 dB

27 .0 dB

受信点C/N(BS IF):

受信点C/N(CS-IF):

送信設備(RF出力) C/N:

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪

機 器 光送信機 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光4分岐 幹線 光32分岐 引込線 V-ONU

入力レベル[dBm] RF:80dBuV 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 19.00 11.50 4.54 -12.97 -14.00

利得または損失[dB] - 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -7.00 -6.97 -17.50 -0.54 -

出力レベル[dBm] 5 .00 19.50 5.00 19.50 5.00 19.50 12.00 4.54 -12.97 -13.50 RF:80dBuV

出力光のRIN[dB/Hz] -155 .00 -151.58 ← -149.70 ← -148.39 ← ← ← ← -

16 .0 dB

11 .0 dB

55 .0 dB

21

光伝送路C/NOFDM[dB]注1 - - - - - - - - - - 29.59

光伝送路C/NBS[dB]注1 - - - - - - - - - - 21.92

光伝送路C/NCS[dB]注1 - - - - - - - - - - 21.92

システムC/NOFDM[dB]注2 - - - - - - - - - - 25.09

システムC/NBS[dB]注2 - - - - - - - - - - 15.01

システムC/NCS[dB]注2 - - - - - - - - - - 10.66

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/Nを表わす

施設設計例(解説2:2‐5‐9 強度変調方式のCS付加サービス施設)

EDFA3段 外部強度変調光送信機+直接強度変調光送信機:2波(VSB‐AM 11波:7.0%、OFDM 11波:2.2%、BS/CS‐IF 24波:8.8% 伝送)

20

25

-5

0

5

10

15

[dBm

]

V-O

NU光

λ1 幹線 引込線

     λ2 ファイバ長 ファイバ長

-15

-10

5

V-ONU光増幅器

1

光増幅器 光増幅器

1

TV

1

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪⑧ 加入者宅ヘッドエンド

外変送信機

直変送信機

W

D

M

送信設備

(RF出力)

入力

レベ

ル規

格範

λ2 ファイバ長 ファイバ長

18 .0 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

6

6

6

システム C/N規定区間

項目

光増幅器 NF:

受信点C/N (NTSC/BS) : 53 .0 dB 19 .5 dB

送信設備(RF出力) C/N:

光変調度/ch(NTSC/BS): 7 .0 % 8 .8 %

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫

55 .0 dB

6 .2 dB

機 器 光送信機 WDM 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光接続盤 幹線 光16分岐 引込線 V-ONU

入力λ1レベル[dBm] RF:80dBuV 6.00 4.50 17.00 2.50 17.00 2.50 17.50 17.00 10.70 -3.30 -3.84

入力λ2レベル[dBm] RF:70dBuV 0.00 -1.50 11.00 -3.50 11.00 -3.50 11.50 11.00 4.70 -9.30 -9.84

利得または損失[dB] - -1.00 13 .0 0 -14.00 15 .0 0 -14.00 15 .00 -0.50 -6.30 -14.00 -0.54 -

出力λ1レベル[dBm] 6 .00 5.00 17.50 3.00 17.50 3.00 17.50 17.00 10.70 -3.30 -3.84 RF:80dBuV

出力λ2レベル[dBm] 0 .00 -1.00 11.50 -3.00 11.50 -3.00 11.50 11.00 4.70 -9.30 -9.84出力光λ1のRIN[dB/Hz] -158 .1 0 ← -152.73 ← -149.46 ← -147.62 ← ← ← ← -出力光λ2のRIN[dB/Hz] -153 .0 0 ← -146.98 ← -143.57 ← -141.69 ← ← ← ←光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - - - - - - 51.70光伝送路C/N [dB]注1 33 10

22

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - - - - - - 33.10システムC/N1[dB]注2 - - - - - - - - - - - 48.26システムC/N2[dB]注2 - - - - - - - - - - - 19.31

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす(2波一括受信としてRIN劣化を考慮)

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(NTSC:CN1、BS:CN2)を表わす

   受信点C/N(BS-D)は、75cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値

注3:光増幅器の入力パワー・波長に依存する利得傾斜は上記計算では考慮していない

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす(2波一括受信としてRIN劣化を考慮)注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(VSB-AM:CN1、BS:CN2)を表わす

受信点CN(BS)は、75cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値注3:光増幅器の入力パワー・波長に依存する利得傾斜は上記計算では考慮していない

施設設計例(解説2:2‐5‐10 強度変調方式の再送信サービス施設)

EDFAなし (OFDM 9波:6.4%、BS‐IF 12波:6.4% 伝送)

5

10

15

-10

-5

0

5[d

Bm

]

V-

ON

U光

分配線 引込線

-20

-15

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 TV受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 加入者宅屋外送信設備

光入

力レ

ベル

規格

範囲

   

ファイバ長 ファイバ長

2.0 km 0 .03 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

光24分岐

光3分岐*2

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

機 器 光送信機 光24分岐 分配線 光3分岐*2 引込線 V-ONU

入力レベル[dBm] RF:80dBuV 9.50 -5.50 -6.20 -16.20 -16.71

利得または損失[dB] - -15.00 -0.70 -10.00 -0.51 -

出力レベル[dBm] 10 .00 -5.50 -6.20 -16.20 -16.71 RF:80dBuV

出力光のRIN[dB/Hz] -155 .0 0 ← ← ← ← -

光伝送路C/N[dB]注1 - - - - - 32 54

光コネクタ接続損失: 0 .50 dB/箇所

光変調度/ch: 6 .4 %

受信点C/N: 27 .0 dB 18 .4dB

項目 値

光ケーブル伝送損失: 0 .35 dB/km

送信設備(RF出力) C/N: 30 .0 dB

23

光伝送路C/N[dB]注1 32.54

光伝送路C/N2[dB]注1 25.41

システムC/N1[dB]注2 - - - - - 25.92

システムC/N2[dB]注2 17.37

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/Nを表わす注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/N(OFDM:CN1、BS:CN2)を表わす注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/Nを表わす

受信点CN2(BS)は、45cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値

施設設計例(解説2:2‐5‐12 強度変調方式の再送信サービス施設)

EDFAなし 2波 (OFDM 9波:6.4%、BS‐IF 12波:6.4% 伝送)

10

15

20

-5

0

5

[dB

m]

V-O

N

λ1

分配線 引込線

-20

-15

-10

V-ONU直変光送信機

(地上波)TV受信点

設備

① ③ ④ ⑤ ⑦⑥ 加入者宅屋外送信設備

②送信設備

(RF出力)

NU

光入

力レ

ベル

規格

範囲

分配線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長 λ2 2 .0 km 0 .03 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

(地上波)

光24分岐

光3分岐

設備光2分岐

直変光送信機

(BS波)

(RF出力)

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

機 器 光送信機 2分岐 24分岐 分配線 光3分岐 引込線 V-ONU 6 2 dB

値項目

光増幅器 NF:機 器 光送信機 2分岐 24分岐 分配線 光3分岐 引込線 V ONU 6 .2 dB

入力レベル[dBm] RF:80dBuV 9.50 5.50 -9.50 -10.20 -15.20 -15.71 6 .4 % 6 .4 %

利得または損失[dB] - -3.50 -15.00 -0.70 -5.00 -0.51 - 27 .0 dB 18 .4 dB

出力レベル[dBm] 10 .00 6.00 -9.50 -10.20 -15.20 -15.71 RF:85dBuV 送信設備(RF出力) C/N: 30 .0 dB

出力光のRIN[dB/Hz] -150 .00 ← ← ← ← ← -

光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - 33.97

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - 26.85

システムC/N1[dB]注2 - - - - - - 24.69

システムC/N [dB]注2 - - - - - - 17 82

受信点C/N (OFDM/BS) :

光増幅器 NF:

光変調度/ch (OFDM/BS):

24

システムC/N2[dB]注2 - - - - - - 17.82

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/Nを表わす(2波一括受信としてRIN劣化を考慮)

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(OFDM:CN1、BS:CN2)を表わす

   受信点C/N(BS-D)は、45cmφBSアンテナの降雨減衰最悪月における時間率99%の値

注3:2波長伝送(レベル差0)の為、レベルダイヤは1波分を表わす

施設設計例(解説2:2‐5‐13 FM一括変換方式の多チャンネルサービス施設)

EDFA4段 (光送信機入力 VSB AM11波 85dB V 64QAM/OFDM80波 72 3dB V BS/CS IF24波 85dB V)EDFA4段 (光送信機入力 VSB‐AM11波:85dBμV、64QAM/OFDM80波:72.3dBμV、BS/CS‐IF24波:85dBμV)

15

20

25

-5

0

5

10

[dB

m]

光入力レベル

V-ONU

幹線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長

18 .0 km 0 .1 km

-15

-10

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 光増幅器

光16分

光増幅器 光増幅器

光16分

光32分

TV

光接続盤

光16分

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑨ ⑩ ⑪ ⑬⑧ ⑫ 加入者宅ヘッドエンド

光増幅器

18 .0 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

分岐

分岐

分岐

盤分岐

キャリア種別

VSB-AM 217 .2 5 MHz

OFDM/64QAM 545 MHz

BS-IF 1202 .9 2 MHz

CS-IF 1613 MHz

11 .0 dB55 .0 dB

8 .0 dB

53 .0 dB

周波数偏移量

95 .391 MHz0-p/ch

キャリア周波数

40 .11 MHz0-p/ch

52 .187 MHz0-p/ch

73 .677 MHz0-p/ch 27 .0 dB

16 .0 dB

85 .0 dBμV

項目

光増幅器 NF:

光送信機入力キャリアレベル

受信点C/N(VSB-AM):

受信点C/N(OFDM):

受信点C/N(BS-IF):

受信点C/N(CS-IF):

送信設備(RF出力) C/N:

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

機 器 光送信機 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光接続盤 幹線 光32分岐 引込線 V-ONU

入力レベル[dBm] RF:85dBuV 9.50 19.00 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 19.50 19.00 12.70 -4.80 -5.34

利得または損失[dB] - 10 .00 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -0.50 -6.30 -17.50 -0.54 -

出力レベル[dBm] 10 .0 0 19.50 5.00 19.50 5.00 19.50 5.00 19.50 19.00 12.70 -4.80 -5.34 -

出力光のRIN[dB/Hz] -140 .00 -139.92 ← -139.68 ← -139.46 ← -139.25 ← ← ← ← -

光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 50.60

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 37.01

光伝送路C/N3[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 26 15

25

光伝送路C/N3[dB]注1 26.15

光伝送路C/N4[dB]注1 - - - - - - - - - - - - 26.70

システムC/N1[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 47.73

システムC/N2[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 26.58

システムC/N3[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 15.60

システムC/N4[dB]注2 - - - - - - - - - - - - 10.88

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/N(VSB-AM:CN1、OFDM:CN2、BS:CN3、CS:CN4)を表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(VSB-AM:CN1、OFDM:CN2、BS:CN3、CS:CN4)を表わす

施設設計例(解説2:2‐5‐14 FM一括変換方式の多チャンネルサービス施設)

EDFA4段 WDMフィルタ有段 フィルタ有

(光送信機入力 VSB‐AM11波:85dBμV、64QAM/OFDM80波:72.3dBμV、BS/CS‐IF24波:85dBμV)

15

20

25

-5

0

5

10

[dB

m]

幹線 引込線

     

ファイバ長 ファイバ長

-15

-10

V-ONU送信設備

(RF出力)

光送信機 光増幅器

光16

光増幅器 光増幅器

光16

光32

TV

光接

光16

受信点

設備

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑩ ⑪ ⑫ ⑮⑧ ⑬ 加入者宅ヘッドエンド

光増幅器

WDMフ

WDMフ

⑭⑨

18 .0 km 0 .1 km

コネクタ接続

1 点

光伝送路 C/N規定区間

システム C/N規定区間

6分岐

6分岐

2分岐

接続盤

6分岐

フィルタ

通信OLT

フィルタ

通信ONU

システム C/N規定区間

キャリア種別 周波数偏移量

VSB-AM 217 .25 MHz

OFDM/64QAM 545 MHz

BS-IF 1202 .92 MHz

CS-IF 1613 MHz

11 .0 dB

キャリア周波数

8.0 dB

53 .0 dB

95 .391 MHz0-p/ch

85 .0 dBμV

27 .0 dB

16 .0 dB

55 .0 dB

40 .11 MHz0-p/ch

52 .187 MHz0-p/ch

受信点C/N(OFDM):73 .677 MHz0-p/ch

受信点C/N(BS-IF):

受信点C/N(CS-IF):

送信設備(RF出力) C/N:

項目

光増幅器 NF:

光送信機入力キャリアレベル

受信点C/N(VSB-AM):

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮

機 器 光送信機 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 光16分岐 光増幅器 WDMフィルタ 光接続盤 幹線 光32分岐 引込線 WDMフィルタ V-ONU

入力レベル[dBm] RF:85dBuV 9.50 19.00 4.50 19.00 4.50 19.00 4.50 17.50 16.50 16.00 9.70 -7.80 -8.34 -9.34

利得または損失[dB] - 10 .00 -14.00 15 .00 -14.00 15 .00 -14.00 13 .00 -1.00 -0.50 -6.30 -17.50 -0.54 -1.00 -

出力レベル[dBm] 10 .00 19.50 5.00 19.50 5.00 19.50 5.00 17.50 16.50 16.00 9.70 -7.80 -8.34 -9.34 -

出力光のRIN[dB/Hz] -140 .00 -139.92 ← -139.68 ← -139.46 ← -139.25 ← ← ← ← ← ← -

光伝送路C/N1[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - - 49.43

光伝送路C/N2[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - - 34.76

光伝送路C/N3[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - - 23 53

26

光伝送路C/N3[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - - 23.53

光伝送路C/N4[dB]注1 - - - - - - - - - - - - - - 24.04

システムC/N1[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - - 47.08

システムC/N2[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - - 26.32

システムC/N3[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - - 15.29

システムC/N4[dB]注2 - - - - - - - - - - - - - - 10.79

注1:光送信機、光増幅器のRINを元に算出したV-ONU RF出力における光伝送路区間のC/N(VSB-AM:CN1、OFDM:CN2、BS:CN3、CS:CN4)を表わす

注2:受信点C/N、送信設備C/N、光伝送路C/Nを元に算出したV-ONU RF出力におけるC/N(VSB-AM:CN1、OFDM:CN2、BS:CN3、CS:CN4)を表わす

機器規格表の記載例(解説2‐6 強度変調方式1)

光送信機の例 V-ONUの例光送信機の例 V ONUの例項 目 仕 様

伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz

伝送波数VSB-AM 11波

64QAM/OFDM 80波

光波長 1550 92nm(ITU-Tグリッド)

項 目仕様

VSB-AM 64QAM/OFDM

伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz

伝送波数 11波 80波

光波長 1550±10nm光波長 1550.92nm(ITU Tグリッド)波長変動範囲 ±1.5nm以内光ファイバ 1.31μm零分散SM10/125光出力 10.0dBm以上RIN -158dB/Hz以下光出力ポート数 2

光波長 1550±10nm

光ファイバ 1.31μm零分散SM10/125

光入力レベル -8 ~ -2dBm

入力光コネクタ SC/SPC

出力レベル 89±3dBμV 79±4dBμV

出力測定端子結合量 -20±1 5dB

SBS抑圧+13 ~ +19dBm(0.5dBステップ可

変)

帯域内周波数特性 ±1.5dB 入力VSWR 1.5以下RF入力インピーダンス 75Ω標準RF入力レベル 87 dBμV(光変調度m=7%)

出力測定端子結合量 20±1.5dB

帯域内周波数特性 ±3dB以内

出力コネクタ F型

出力インピーダンス 75Ω

VSWR 2.5以内

CN比 ※1 46dB以上 36dB以上標準RF入力レベル 87 dBμV(光変調度m=7%)AGC動作範囲 +3 ~-6dBRF入力モニタ端子結合量 -20±1dB

CSO ※1 ※2VSB-AM-60dB以下、

64QAM/OFDM-50dB以下

CTB ※1 ※2VSB-AM-63dB以下、

CSO ※1 -60dB以下 -50dB以下 ※2

CTB ※1 -63dB以下 -53dB以下 ※2

ハム変調 ※1 -60dB以下

AGC IPD方式

不要放射 34dBμV/m以下(3m離隔での電界強度)

耐雷性能 ±15kV (1 2/50 )CTB ※1 ※264QAM/OFDM-53dB以下

XM ※1 VSB-AM-56dB以下ハム変調 ※1 -60dB以下入力コネクタ F型出力光コネクタ SC/APC電源電圧 AC100±10V(50/60H )

耐雷性能 ±15kV (1.2/50μs)

使用温度範囲 -20 ~ +40

使用湿度範囲 20~95%(結露なきこと)

電源電圧 AC 100±10V

消費電力 7.0W

外形寸法 120(W)×189 (H)×49(D) mm

※1 光送信機との対向性能:対向性能測定時の光送信機製品型式を明記すること。

例)A社製 BCD‐EO‐123との対向性能

※2 64QAM/OFDM のCTB、CSOは無変調波の測定による参考値。

電源電圧 AC100±10V(50/60Hz)消費電力 60VA以下使用温度範囲 0 ~ +40使用湿度範囲 20 ~ 90%(結露なきこと)外形寸法 482.6(W)×44.5 (H) ×464(D) mm質量 約12kg

外形寸法 120(W)×189 (H)×49(D) mm

質量 約0.8 kg

※1 V-ONUとの対向性能:対向性能測定時のV-ONU製品型式を明記すること。

例)A社製 BCD‐V-ONU‐123との対向性能

※2 64QAM/OFDM のCTB、CSOは無変調波の測定による参考値。

※2 64QAM/OFDM のCTB、CSOは無変調波の測定による参考値。

27

質量 約12kg

機器規格表の記載例(解説2‐6 強度変調方式2)

光送信機の例 V ONUの例光送信機の例 V-ONUの例項 目 仕 様

伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz 1000 ~ 2150MHz

伝送波数(光変調度)

VSB-AM 11波(7.0%)

64QAM/OFDM 80波(2.2%)

BS-IF 12波(2.2%)CS-IF 12波(2.2%)

項 目 仕 様伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz 1000 ~ 2150MHz

伝送波数(光変調度)

VSB-AM 11波(7.0%)

64QAM/OFDM 80波

BS-IF 12波(2.2%)CS-IF 12波(2.2%)

光波長 1.55μm帯

光ファイバ 1.31μm零分散シングルモード

光入力レベル -8 ~ -2dBm

入力光コネクタ SC/SPC

出力レベル 90dBμV 85dBμV

出力測定端子結合量 -20±1 5dB

64QAM/OFDM 80波(2.2%)

光波長 1555.75nm波長変動範囲 ±1.5nm以内光ファイバ 1.31μm零分散シングルモード光出力 8.5dBmRIN -155dB/Hz以下

出力測定端子結合量 20±1.5dB

帯域内周波数特性(AGC偏差を含む)

±3dB以内

出力コネクタ F型(C15型)

出力インピーダンス 75Ω

VSWR 2.5以内

CN比 ※1 48dB以上(VSB AM) 25dB以上

光出力ポート数 1帯域内周波数特性 ±0.75dB ±2.0dB入力VSWR 1.5以下 2.0以下RF入力インピーダンス 75Ω標準RF入力レベル 86dBμV(VSB-AM) 96dBμVRF入力モニタ端子結合量

-20±1dB CN比 ※1 48dB以上(VSB-AM) 25dB以上

CSO ※1 ※2 -58dB以下 ―

CTB ※1 ※2 -58dB以下 ―

XM ※1 ※2 -46dB以下 ―

相互変調IM2 ※1 ― -31dB以下

相互変調IM3 ※1 ― -59dB以下

ハム変調 ※ 50dB以下

量20±1dB

利得調整範囲 +7 ~ -17dB ―CSO ※1 ※2 -58dB以下 ―CTB ※1 ※2 -58dB以下 ―XM ※1 ※2 -57dB以下 ―相互変調IM2 ※1 ― -31dB以下相互変調IM3 ※1 ― -59dB以下 ハム変調 ※ -50dB以下

AGC IPD方式

不要放射 34dBμV/m以下

耐雷性能 正負各15kV (1.2/50μs)

使用温度範囲 -20 ~ +40

使用湿度範囲 20 ~ 95%(結露なきこと)

電源電圧 AC100V±10%(50/60H )

相互変調IM3 ※1 ― -59dB以下ハム変調 ※ -50dB以下 -50dB以下入力コネクタ F型(C15型)出力光コネクタ SC/APC電源電圧 AC100V±10%(50/60Hz)消費電力 35VA以下使用温度範囲 0 ~ +45

※1 V-ONUとの対向性能:対向性能測定時のV-ONU製品型式を明記すること

※1 光送信機との対向性能:対向性能測定時の光送信機製品型式を明記すること。

電源電圧 AC100V±10%(50/60Hz)

消費電力 6.0W

外形寸法 137(W)×230(H)×50(D) mm(突起部を含まない)

質量 1.0 kg以下

使用温度範囲 0 +45使用湿度範囲 20 ~ 90%(結露なきこと)

外形寸法482.6(W)×44.5 (H) ×464(D) mm(突起部を含

まない)質量 10kg以下

記すること。

例)I社製 JKL‐V-ONU‐123との対向性能

※2 VSB-AM信号に対する値。

例)I社製 JKL‐EO‐123との対向性能

※2 VSB-AM信号に対する値。

28

機器規格表の記載例 (解説2‐6 FM一括変換方式)

光送信機の例 V ONUの例光送信機の例 V-ONUの例項 目 仕 様

伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz 1000 ~ 2150MHz

伝送波数VSB-AM 11波

64QAM/OFDM 80波BS-IF 12波CS-IF 12波

光波長 1555±5 nm

項目仕様

64QAM/OFDM BS/CS-IF

伝送周波数帯域 70 ~ 770MHz1000 ~

2150MHz

64QAM/OFDM BS-IF 12波光波長 1555±5 nm

光ファイバ 1.31μm零分散単一モードファイバ

波長変動範囲 ±1.5nm以内

光出力 10.0dBm以上

RIN -140dB/Hz以下

光変調度 70 ~ 95 %

入力VSWR 1 5以下

伝送波数 VSB-AM 11波64QAM/OFDM

80波BS IF 12波CS-IF 12波

光波長 1555±5 nm光ファイバ 1.31μm零分散単一モードファイバ光入力レベル -11 ~ +1dBm

入力光コネクタ SC-SPC

BS-入力VSWR 1.5以下

出力光コネクタ SC/SPC

RF入力インピーダンス 75Ω

入力コネクタ F型

標準RF入力レベル85.0dBμV(VSB-AM)72.3dBμV 85.0 dBμV(BS/CS-IF)

出力レベル 85±3dBμV72.3dB±3dB

μV

BSIF80±5dBμV

CS-IF 83±5dBμV

帯域内周波数特性 ±3dB以内出力コネクタ F型出力インピーダンス 75Ω標準RF入力レベル 72.3dBμV

(64QAM/OFDM)85.0 dBμV(BS/CS IF)

RF入力モニタ端子結合量

-20±1 dB

周波数偏移量 ITU-T勧告 J.185準拠

FM信号中心周波数 3.0±0.50 GHz

FM信号中心周波数安定0 15 GH 以下

出力インピ ダンス 75Ω

VSWR 2.5以下CN比 ※1 45dB以上 30dB以上 17dB以上CSO ※1 -55dB以下 -40dB以下※2 ―CTB ※1 -54dB以下 -45dB以下※2 -XM ※1 -46dB以下 ― ―相互変調IM2 ※1 ― -31dB以下FM信号中心周波数安定

度0.15 GHz以下

FM信号帯域幅 6 GHz以上

残留AM抑圧度 50 dB以上

FM信号高調波成分2次高調波成分: -27 dBc以下3次高調波成分: -19 dBc以下

位相雑音FM信号中心周波数から91.25 MHz離れた点で-122

相互変調IM2 ※1 31dB以下相互変調IM3 ※1 ― -59dB以下

ハム変調 ※1 -60dB以下不要放射 34dBμV/m以下耐雷性能 ±15kV (1.2/50μs)使用温度範囲 0 ~ 40使用湿度範囲 20~90%(結露なきこと)

※1 光送信機との対向性能:対向性能測定時の光送信機製品型式を明記すること

位相雑音FM信号中心周波数から91.25 MHz離れた点で 122

dB/Hz以下

電源電圧 AC100±10V(50/60Hz)

消費電力 200W以下

使用温度範囲 0 ~ 40

使用湿度範囲 20 ~ 90%(結露なきこと)

外形寸法 480(W)×149 (H) ×502(D) mm

使用湿度範囲 20 90%(結露なきこと)電源電圧 AC 100±10V消費電力 7.0W外形寸法 100(W)×180 (H)×68(D) mm

質量 約0.4 kg

※ V-ONUとの対向性能:対向性能測定時のV-ONU製品型式を明記すること。

例)E社製 FGH‐V-ONU‐123との対向性能。

型式を明記すること。

例)E社製 FGH‐EO‐123との対向性能

※2 64QAM/OFDM のCTB、CSOは無変調波の測定による参考値。

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外形寸法 480(W) 149 (H) 502(D) mm

質量 約22kg