クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. ·...

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すべてのインフラを最適化して、ビジネス成果につなげる クラウド&スマーター・インフラストラクチャー ソリューション総合カタログ

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このカタログに掲載されている製品、サービスは2014年7月のもので事前の予告なしに変更することがあります。製品、サービスなどの詳細については、弊社もしくはIBMビジネスパートナーの営業担当員にご相談ください。

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー(Tivoli)製品の詳細情報については、下記Webサイトでご覧ください。ibm.com/software/jp/tivoli/

IBM、IBMロゴ、ibm.com、TivoliおよびAIX、CICS、CloudBurst、DB2、Domino、FlashCopy、i5/OS、IMS、informix、Lotus、Maximo、Netcool、NetView、OMEGAMON、System z、Tivoli Storage Manager FastBack、WebSphere、X-FORCE、z/OS、z/VMは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。

ITILは英国Office of Government Commerceの登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。

JavaおよびすべてのJava関連の商標はOracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft、Excel、SharePoint、WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。

UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

お問い合わせは、IBMビジネスパートナー、製品販売店、弊社営業担当員または、 ソフトウェア・ダイレクト(  0120-550-210)へ。受付時間:平日9時30分~12時/13時~17時30分(土曜日、日曜日、祝日、12月30日~1月3日を除く)

すべてのインフラを最適化して、ビジネス成果につなげる

クラウド&スマーター・インフラストラクチャーソリューション総合カタログ

TPPALL015

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企業や社会がグローバル化に伴う急激な環境の変化に直面している一方で、クラウド・コンピューティング、モバイル、ビッグデータなどの新テクノロジーの発展によりITは新しい時代を迎えています。いまやITは従来のデータセンターやWebの範囲内にとどまらず、企業資産、そして社会基盤など、あらゆるインフラに適用可能です。ビル、工場、店舗、街、交通、エネルギー基盤や、それらを利用する人々が、相互に接続されて情報をやりとりし、予測し、制御し合いながら、ビジネスのためや、生活のため、そして環境のために最適な状態を保つことができる。そんな、スマ―ター・プラネット実現への道程は着実に進行しています。

IBM戦略コンサルティング・グループが、世界64ヵ国、18業界のCEO(主要企業の経営トップや公共機関のリーダー)、1,709名に対して実施した調査によると、自社に最も影響を及ぼす外部要因として、初めて「テクノロジー」が第1位となりました。

相互接続されたスマートな世界は便利であると同時に複雑性が増した世界でもあります。そのような世界の中でビジネスを実行し競争優位性を確立するためには新しいテクノロジーの採用が重要であることを、企業のリーダーは理解しています。ITでスマート化された世界に適合しながら、ITを駆使してさまざまな課題を解決し価値を創造していくために、まずは自らのITインフラをスマート化することも重要です。IBMでは、すべてのITインフラを最適化して、企業全体のビジネス基盤に高い品質と価値を与え、ビジネスを成功へ導き、成果につなげることをサポートします。

IBMでは、ITインフラをスマート化するため、まず取り組むべき次の4つの領域に対するソリューションを提供しています。

これら4つの領域に対するソリューションを支える基盤は、可視化、コントロール、オートメーションです。4つの領域、つまりビジネス全体に、可視化、コントロール、オートメーションを適用することで、ITインフラはもちろん、お客様のビジネスを支えるすべての資産価値を最大限に引き出し、ビジネス目標の達成、ビジネス成果の実現へとつなげます。

インフラのスマートな最適化とテクノロジーの進化を「ビジネス成果」につなげる

IBMのクラウド&スマ―ター・インフラストラクチャー・ソリューションビジネス目標を達成するための基盤となる、可視化、コントロール、オートメーション

ビジネスの現状と目標を把握する

可視化Visibility

複雑なサービス・インフラから最良の結果を得るには、多様な側面から現状を把握することが必要です。資産やサービスの状況が把握できなければ、ビジネス戦略の成功は望めず、技術的課題も解決できません。また、法規制の遵守状況を把握することも困難になります。IBMは、可視化することで情報の透明化や判断の迅速化を実現し、サービス品質を向上させます。

See You BusinessServices & Processes

サービスを最適化し、リスクを抑える

コントロールControl

多くの企業では、ITの投資対効果は適切に測定されているとはいいがたく、したがって、IT資産そのものやその運用が適切に管理されているかどうかも不確かである場合が多いといえます。コントロールとは、サービスのプロセス最適化をはかり、利益率の最大化とリスクの低減を実現します。統合された企業資産管理、変更管理、セキュリティー管理などを最適なプロセスで行うことで、ROI(投資利益率)を最大化し、サービスの問題を最小限に抑えます。

Manage Your Risk & Compliance

ビジネスに即応性を与える

オートメーションAutomation

プロセスが手作業に依存している場合、人的ミスや運用人員コストの増加などにつながり、ビジネス成長や競争力が著しく損なわれる可能性があります。オートメーションとは、利益を生み出すビジネス・サービスと自動化された運用プロセスを統合することで、ビジネスを最適化することです。合理化・簡素化された運用プロセスをより効果的に自動化することで、ビジネスに即応性がもたらされるとともに、リソースを保守作業主体のタスクからビジネスの成長と競争力の強化につながる領域に移行させる、成長を最大化することができます。

Build Agility intoYour Operations

クラウド・コンピューティング        (クラウド&データセンター管理)ビジネスの急激な変化や事業立ち上げ時にスピーディーに対応し、運用コストの最適化を促進するクラウド・コンピューティングは、今日の競争環境で俊敏にビジネスを行うための重要なITインフラです。IBM は、クラウド&データセンターを中心としたIT最適化のためのソリューションを提供します。

エンタープライズ・モビリティー           (エンドポイント管理)スマートフォンやタブレットが普及し、それらを活用する企業は、ビジネスの生産性や俊敏性を大幅に向上させています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやITガバナンス、運用負荷の観点から新たな課題も生じています。IBM は、先進的なエンドポイント管理ソリューションを提供します。

スマーター・インフラストラクチャー        (資産と施設の管理)IT資産、建物、車両といったあらゆる企業資産や、橋、道路、水道施設といった社会インフラなどの物理的資産とデータ資産が相互接続されることによって、サービスの効率化や改善、さらに市場への投入スピードを加速させることができます。IBMは、戦略的な企業資産と施設の管理ソリューションを提供します。

アナリティクスと洞察            (ビッグデータ・アナリティクス)仮想化やクラウド化が進み、システムが集約化することで、障害発生によるインパクトが拡大、原因分析まで大きな労力を必要とします。IBM が培ったアナリティクス技術を活用して、予兆分析による予防や、障害原因の迅速な究明や対策で、ビジネス・リスクを大幅に軽減、パフォーマンス向上による高品質なサービス提供を支援します。

出展: IBM Global CEO Study 2012 Japan ReportQ1.今後3~5年間で、貴社に最も大きな影響を与える外部要因はどれですか。 n=1,709

テクノロジー

人材の変化

市場の変化

マクロ経済要因

法規制

グローバル化

社会経済要因

環境問題

地政学的要因

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2004 2006 2008 2010 2012

71%

69%

68%

クラウド&データセンター管理

エンドポイント管理

資産と施設の管理

ビッグデータ・アナリティクス

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企業や社会がグローバル化に伴う急激な環境の変化に直面している一方で、クラウド・コンピューティング、モバイル、ビッグデータなどの新テクノロジーの発展によりITは新しい時代を迎えています。いまやITは従来のデータセンターやWebの範囲内にとどまらず、企業資産、そして社会基盤など、あらゆるインフラに適用可能です。ビル、工場、店舗、街、交通、エネルギー基盤や、それらを利用する人々が、相互に接続されて情報をやりとりし、予測し、制御し合いながら、ビジネスのためや、生活のため、そして環境のために最適な状態を保つことができる。そんな、スマ―ター・プラネット実現への道程は着実に進行しています。

IBM戦略コンサルティング・グループが、世界64ヵ国、18業界のCEO(主要企業の経営トップや公共機関のリーダー)、1,709名に対して実施した調査によると、自社に最も影響を及ぼす外部要因として、初めて「テクノロジー」が第1位となりました。

相互接続されたスマートな世界は便利であると同時に複雑性が増した世界でもあります。そのような世界の中でビジネスを実行し競争優位性を確立するためには新しいテクノロジーの採用が重要であることを、企業のリーダーは理解しています。ITでスマート化された世界に適合しながら、ITを駆使してさまざまな課題を解決し価値を創造していくために、まずは自らのITインフラをスマート化することも重要です。IBMでは、すべてのITインフラを最適化して、企業全体のビジネス基盤に高い品質と価値を与え、ビジネスを成功へ導き、成果につなげることをサポートします。

IBMでは、ITインフラをスマート化するため、まず取り組むべき次の4つの領域に対するソリューションを提供しています。

これら4つの領域に対するソリューションを支える基盤は、可視化、コントロール、オートメーションです。4つの領域、つまりビジネス全体に、可視化、コントロール、オートメーションを適用することで、ITインフラはもちろん、お客様のビジネスを支えるすべての資産価値を最大限に引き出し、ビジネス目標の達成、ビジネス成果の実現へとつなげます。

インフラのスマートな最適化とテクノロジーの進化を「ビジネス成果」につなげる

IBMのクラウド&スマ―ター・インフラストラクチャー・ソリューションビジネス目標を達成するための基盤となる、可視化、コントロール、オートメーション

ビジネスの現状と目標を把握する

可視化Visibility

複雑なサービス・インフラから最良の結果を得るには、多様な側面から現状を把握することが必要です。資産やサービスの状況が把握できなければ、ビジネス戦略の成功は望めず、技術的課題も解決できません。また、法規制の遵守状況を把握することも困難になります。IBMは、可視化することで情報の透明化や判断の迅速化を実現し、サービス品質を向上させます。

See You BusinessServices & Processes

サービスを最適化し、リスクを抑える

コントロールControl

多くの企業では、ITの投資対効果は適切に測定されているとはいいがたく、したがって、IT資産そのものやその運用が適切に管理されているかどうかも不確かである場合が多いといえます。コントロールとは、サービスのプロセス最適化をはかり、利益率の最大化とリスクの低減を実現します。統合された企業資産管理、変更管理、セキュリティー管理などを最適なプロセスで行うことで、ROI(投資利益率)を最大化し、サービスの問題を最小限に抑えます。

Manage Your Risk & Compliance

ビジネスに即応性を与える

オートメーションAutomation

プロセスが手作業に依存している場合、人的ミスや運用人員コストの増加などにつながり、ビジネス成長や競争力が著しく損なわれる可能性があります。オートメーションとは、利益を生み出すビジネス・サービスと自動化された運用プロセスを統合することで、ビジネスを最適化することです。合理化・簡素化された運用プロセスをより効果的に自動化することで、ビジネスに即応性がもたらされるとともに、リソースを保守作業主体のタスクからビジネスの成長と競争力の強化につながる領域に移行させる、成長を最大化することができます。

Build Agility intoYour Operations

クラウド・コンピューティング        (クラウド&データセンター管理)ビジネスの急激な変化や事業立ち上げ時にスピーディーに対応し、運用コストの最適化を促進するクラウド・コンピューティングは、今日の競争環境で俊敏にビジネスを行うための重要なITインフラです。IBM は、クラウド&データセンターを中心としたIT最適化のためのソリューションを提供します。

エンタープライズ・モビリティー           (エンドポイント管理)スマートフォンやタブレットが普及し、それらを活用する企業は、ビジネスの生産性や俊敏性を大幅に向上させています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやITガバナンス、運用負荷の観点から新たな課題も生じています。IBM は、先進的なエンドポイント管理ソリューションを提供します。

スマーター・インフラストラクチャー        (資産と施設の管理)IT資産、建物、車両といったあらゆる企業資産や、橋、道路、水道施設といった社会インフラなどの物理的資産とデータ資産が相互接続されることによって、サービスの効率化や改善、さらに市場への投入スピードを加速させることができます。IBMは、戦略的な企業資産と施設の管理ソリューションを提供します。

アナリティクスと洞察            (ビッグデータ・アナリティクス)仮想化やクラウド化が進み、システムが集約化することで、障害発生によるインパクトが拡大、原因分析まで大きな労力を必要とします。IBM が培ったアナリティクス技術を活用して、予兆分析による予防や、障害原因の迅速な究明や対策で、ビジネス・リスクを大幅に軽減、パフォーマンス向上による高品質なサービス提供を支援します。

出展: IBM Global CEO Study 2012 Japan ReportQ1.今後3~5年間で、貴社に最も大きな影響を与える外部要因はどれですか。 n=1,709

テクノロジー

人材の変化

市場の変化

マクロ経済要因

法規制

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クラウド&データセンター管理

エンドポイント管理

資産と施設の管理

ビッグデータ・アナリティクス

Page 4: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

クラウド&データセンター管理IT環境のコスト削減と革新的な製品・サービスの迅速な実装により、ITアジリティー(ビジネス変化への機敏な対応)を高め、ビジネス結果につなげる

エンドポイント管理物理および仮想エンドポイントのリアルタイムな管理とコンプライアンス準拠

医療機器からビルまであらゆる企業資産のリスクとコストの削減および効率性を向上

資産と施設の管理

Tivoli System z ソリューション 製品一覧 P38 - P39

System zを全社規模の統合システムとして戦略的に利用し、あらゆるビジネス・サービスとIT サービスを効率よく管理します。

Tivoli System z ソリューション

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー製品&ソリューション

ITサービス・マネジメントIBM SmarterCloud Control Desk P6

Tivoli Application Dependency Discovery Manager P7

IBM Endpoint Manager family

IBM Endpoint Manager for Datacenters

IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management

IBM Endpoint Manager for Patch Management P26 - P27

IBM Endpoint Manager for Power Management

IBM Endpoint Manager for Server Automation

IBM Endpoint Manager for Software Use Analysis

for Security and Compliance

IBM MaaS360 (Enterprise Mobility Management) P26 - P27

スケジューリングおよびシステム・オートメーションIBM SmarterCloud Workload Automation P8

Tivoli Workload Scheduler P8

Tivoli Workload Scheduler for Applications

プロビジョニングおよびオーケストレーションIBM SmarterCloud Orchestrator P10

IBM SmarterCloud Monitoring P11

IBM SmarterCloud Application Performance Management P11

Enterprise Asset Management(EAM)とは P28

資産・リスク管理を推進するISO-55000国際標準 P29

IBM Maximoが目指すべき目標 P29

資産管理を支援する6つの機能 P30 - P31

Maximoの先進的なテクノロジー P32

開発を加速するMaximoシステム管理ツール P33

Maximo製品ラインナップ 

■ Maximo産業別テンプレート

Maximo for Utilities

Maximo for Transportation

Maximo for Life Sciences P34

Maximo for Oil and Gas

Maximo for Nuclear Power

Maximo for Service Providers

■ Maximo機能拡張オプション

Maximo Linear Asset Manager

Maximo Asset Management Scheduler

Maximo Health, Safety and Environment Manager P35

Maximo Calibration

Maximo Asset Configuration Manager

Maximo Archiving with InfoSphere Optim Data Growth Solution

■ Maximoシステム連携オプション

Maximo Enterprise Adapter for SAP Applications

Maximo Enterprise Adapter for Oracle Applications

Maximo Spatial Asset Management

IBM Real-Time Asset Locator P36

Maximo Mobile Suite

Maximo Everyplace

Maximo Anywhere

■ 施設管理

TRIRIGA Energy Environmetal Sustainability

TRIRIGA Facilities

TRIRIGA Operation P37

TRIRIGA Projects

TRIRIGA Real Estate

ストレージ管理Tivoli Storage Manager

Tivoli Storage Manager Extended Edition

Tivoli Storage Manager Entry

Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks

Tivoli Storage Manager for Virtual Environments P19

Tivoli Storage Manager for Databases

Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource Planning

Tivoli Storage Manager for Mail

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entry P20

Tivoli Storage Manager for Space Management

Tivoli Storage Manager HSM for Windows P20

Tivoli Storage Manager FastBack

Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery P21

Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations P22

Tivoli Storage FlashCopy Manager P22

IBM System Storage Archive Manager P23

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center Entry P24

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Family

Tivoli Storage Productivity Center

Tivoli Storage Productivity Center Select P25

モニタリングとパフォーマンス管理Tivoli Monitoring P12

IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insight  P13

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics P13

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus P14

IBM Tivoli Netcool/ Impact P15

Tivoli Netcool Performance Manager P16

IBM Netcool Operations Insight P16

IBM SmarterCloud Analytics - Predictive Insights P17

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis P17

Tivoli Netcool Configuration Manager P18

ネットワーク、サービス・アシュアランスTivoli Network Manager IP Edition P9

IBM Netcool Network Management P9

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー製品

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー・ソリューション

施設管理

エンタープライズ資産管理

エンドポイント管理

サービスリクエスト管理 インシデント管理

ジョブ管理

システムオートメーション セキュリティー

モニタリング ログ監視 アプリケーション管理

バックアップリストア ストレージ管理

問題管理 変更管理

IT資産管理

プロビジョニング

IT環境

ビジネスサービス管理 イベント管理

イベント統合

構成管理DB

IT サービス・マネジメント エンドポイント管理

資産と施設の管理

セキュリティースケジューリングおよびシステム・オートメーション ストレージ管理モニタリングとパフォーマンス管理

ネットワーク、サービス・アシュアランス

プロビジョニングおよび

オーケストレーション

SaaS

SaaS

SaaS

SaaS SaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

SaaS

SaaS

SaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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クラウド&データセンター管理IT環境のコスト削減と革新的な製品・サービスの迅速な実装により、ITアジリティー(ビジネス変化への機敏な対応)を高め、ビジネス結果につなげる

エンドポイント管理物理および仮想エンドポイントのリアルタイムな管理とコンプライアンス準拠

医療機器からビルまであらゆる企業資産のリスクとコストの削減および効率性を向上

資産と施設の管理

Tivoli System z ソリューション 製品一覧 P38 - P39

System zを全社規模の統合システムとして戦略的に利用し、あらゆるビジネス・サービスとIT サービスを効率よく管理します。

Tivoli System z ソリューション

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー製品&ソリューション

ITサービス・マネジメントIBM SmarterCloud Control Desk P6

Tivoli Application Dependency Discovery Manager P7

IBM Endpoint Manager family

IBM Endpoint Manager for Datacenters

IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management

IBM Endpoint Manager for Patch Management P26 - P27

IBM Endpoint Manager for Power Management

IBM Endpoint Manager for Server Automation

IBM Endpoint Manager for Software Use Analysis

for Security and Compliance

IBM MaaS360 (Enterprise Mobility Management) P26 - P27

スケジューリングおよびシステム・オートメーションIBM SmarterCloud Workload Automation P8

Tivoli Workload Scheduler P8

Tivoli Workload Scheduler for Applications

プロビジョニングおよびオーケストレーションIBM SmarterCloud Orchestrator P10

IBM SmarterCloud Monitoring P11

IBM SmarterCloud Application Performance Management P11

Enterprise Asset Management(EAM)とは P28

資産・リスク管理を推進するISO-55000国際標準 P29

IBM Maximoが目指すべき目標 P29

資産管理を支援する6つの機能 P30 - P31

Maximoの先進的なテクノロジー P32

開発を加速するMaximoシステム管理ツール P33

Maximo製品ラインナップ 

■ Maximo産業別テンプレート

Maximo for Utilities

Maximo for Transportation

Maximo for Life Sciences P34

Maximo for Oil and Gas

Maximo for Nuclear Power

Maximo for Service Providers

■ Maximo機能拡張オプション

Maximo Linear Asset Manager

Maximo Asset Management Scheduler

Maximo Health, Safety and Environment Manager P35

Maximo Calibration

Maximo Asset Configuration Manager

Maximo Archiving with InfoSphere Optim Data Growth Solution

■ Maximoシステム連携オプション

Maximo Enterprise Adapter for SAP Applications

Maximo Enterprise Adapter for Oracle Applications

Maximo Spatial Asset Management

IBM Real-Time Asset Locator P36

Maximo Mobile Suite

Maximo Everyplace

Maximo Anywhere

■ 施設管理

TRIRIGA Energy Environmetal Sustainability

TRIRIGA Facilities

TRIRIGA Operation P37

TRIRIGA Projects

TRIRIGA Real Estate

ストレージ管理Tivoli Storage Manager

Tivoli Storage Manager Extended Edition

Tivoli Storage Manager Entry

Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks

Tivoli Storage Manager for Virtual Environments P19

Tivoli Storage Manager for Databases

Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource Planning

Tivoli Storage Manager for Mail

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entry P20

Tivoli Storage Manager for Space Management

Tivoli Storage Manager HSM for Windows P20

Tivoli Storage Manager FastBack

Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery P21

Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations P22

Tivoli Storage FlashCopy Manager P22

IBM System Storage Archive Manager P23

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center Entry P24

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Family

Tivoli Storage Productivity Center

Tivoli Storage Productivity Center Select P25

モニタリングとパフォーマンス管理Tivoli Monitoring P12

IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insight  P13

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics P13

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus P14

IBM Tivoli Netcool/ Impact P15

Tivoli Netcool Performance Manager P16

IBM Netcool Operations Insight P16

IBM SmarterCloud Analytics - Predictive Insights P17

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis P17

Tivoli Netcool Configuration Manager P18

ネットワーク、サービス・アシュアランスTivoli Network Manager IP Edition P9

IBM Netcool Network Management P9

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー製品

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー・ソリューション

施設管理

エンタープライズ資産管理

エンドポイント管理

サービスリクエスト管理 インシデント管理

ジョブ管理

システムオートメーション セキュリティー

モニタリング ログ監視 アプリケーション管理

バックアップリストア ストレージ管理

問題管理 変更管理

IT資産管理

プロビジョニング

IT環境

ビジネスサービス管理 イベント管理

イベント統合

構成管理DB

IT サービス・マネジメント エンドポイント管理

資産と施設の管理

セキュリティースケジューリングおよびシステム・オートメーション ストレージ管理モニタリングとパフォーマンス管理

ネットワーク、サービス・アシュアランス

プロビジョニングおよび

オーケストレーション

SaaS

SaaS

SaaS

SaaS SaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

SaaS

SaaS

SaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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IBM SmarterCloud Control Desk共通のコンソールで、IT資産管理を含む統合的なサービス・マネジメントを実現したい!

● 効率的なサービス・デスクを構築、運用することができます● 使用されているソフトウェアのライセンスを管理、 コンプライアンス・リスクを最小化● 直感的なセルフ・ヘルプ・ポータルによるユーザー自己解決支援 で、サポート部門の負担軽減● サービス・プロバイダーをサポートすることでリソースの最適化を 実現

導入効果導入効果 ITのランドスケープはますます複雑化するとともに、仮想化、分散化、および多様化が進んでおり、データセンターを守る壁は事実上失われていますが、組織はこの仮想化と分散化が進んだ壁のない世界でも、ITのこれまでのモデルに対し行使してきたのと同じコントロールを行使する必要があります。 IBM SmarterCloud Control Deskは、これらの複雑な ITランドスケープ全体にわたる障害、問題、変更、構成、リリース、および IT 資産の管理を対象として、サービス・カタログ、サービス・デスク、およびITILバージョン3ベースのプロセスのためのソリューションを提供し、サービスの継続、応答の速度、管理の効率を向上させるお客様の取り組みを支援します。

サービス依頼

サービス・デスク担当者

問題管理担当者

サービス要求

サービス要求受付 インシデント起票 問題対応

ソリューション入力・検索

インシデント管理

構成情報との関連付け

構成管理

KPI目標設定

サービス・レベル管理

サービス・レベル管理

問題管理

サービス・デスク責任者

ダッシュボード

e-mail

電話

セルフサービス

ソリューションDB

サービス・マネジメントと資産管理が統合

クラウド&データセンター管理■ ITサービス・マネジメント

クラウド&データセンター管理

Tivoli Application Dependency Discovery Manager

IT部門が、サービス提供およびサービス・サポートを増強し、ビジネス目標と強い整合性のあるIT目標を達成するためには、ITサービスを構成する構成アイテム(CI)の複雑な相互依存性を明示的に把握する必要があります。 効率的なITサービス・マネジメント(ITILで定義)の鍵となるのは、インフラストラクチャー内部で行われた変更の内容を正確に評価し、その変更がビジネス・サービスにいかに影響するかを判断するIT部門の能力です。

どのアプリケーションが変更の影響を受ける可能性があるのか、アプリケーション間の依存関係に変更がどのように影響するかがひと目で把握できるよう、アプリケーション間のリレーションがグラフィカルに表示されます。Tivoli Application Dependency Discovery Managerは、すべてのアプリケーションおよび依存関係のインベントリーを自動的に収集する強固なアプリケーション・マッピングおよびディスカバリー・ツールであり、ユーザーが構成を理解するのに役立つほか、詳細なレポートおよび監査ツールでコンプライアンスを証明することもできます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerは、アプリケーションの変更を記録し、その情報をアプリケーションのマップおよびレポートに記述することで、構成監査を実行するほか、包括的な可視性を提供します。また、アプリケーションのどのコンポーネントが変更されたかに関する「ディスカバリー・スナップショット」が提供されるため、障害発生時の根本原因分析に要する時間を短縮することができます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerでは、構成を「参照構成」と比較して、ポリシー違反を検出できるほか、お客様のビジネス・プロセスに対する変更の影響を監査して、予想どおりの結果がもたらされるようにすることができます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerの主要な機能は以下のとおりです。

フェデレーション(連合化)フェデレーション(連合化)は、複数のデータ・ソースを一元的に表示し、コンポーネント間の関係を示す機能です。他のデータ・ソースからの情報を活用し、Tivoli Application Dependency Discovery Managerに格納されていない属性についてレコードのソースにアクセスすることで、複数のデータ・ソースを1つのビューに統合表示し、Tivoli Application Dependency Discovery Managerやその他のデータ・ソースの情報を元にレポートを作成することができます。

アプリケーションやサービスの構成や変更を自動的に可視化したい!

導入効果導入効果 リコンシリエーション(整合化)リコンシリエーション(整合化)は、複数のソースからCMDBに格納される構成アイテム(CI)インスタンスやコンポーネントの整合性を図る機能です。各ソースのフィールドをマッチングすることによって、複数ソース内に重複して存在するCIをTivoli Application Dependency Discovery Manager内では単一のレコードとして自動的に認識し、Tivoli Application Dependency Discovery Manager内の各CIインスタンスの整合性をメンテナンスし、自動化されたリコンシリエーション・プロセスにより、初期導入、データベース管理者の作業、継続的なメンテナンス・サポートを最小化します。

シンクロナイゼーション(同期化)シンクロナイゼーション(同期化)は、承認された変更のみを行い、未承認の変更を識別する機能です。連合化されたソース内の更新を、Tivoli Application Dependency Discovery Manager内の情報に確実に反映し、連合化されたソースの更新頻度に基づいてTivoli Application Dependency Discovery Managerの更新をスケジューリングし、承認された変更によりTivoli Application Dependency Discovery Managerを更新し、未承認の更新を識別します。

マッピングとビジュアライゼーション(可視化)マッピングとビジュアライゼーション(可視化)は、CI間のピア・ツー・ピアな関係や階層的な関係を論理的または物理的に示す機能を実現します。CI間の関係性を表示し、アプリケーションとコンポーネント間の依存関係を解明し、変更による影響を解明し、問題の診断を支援し、IT環境内のリソース、アプリケーション、ハードウェアを発見、登録する3つの方法(エージェントを必要としない自動ディスカバリー機能、既存のデータ・リポジトリーとツール、手作業での入力)を支援します。

構成・変更管理機能

● ITリソースの自動発見機能● 構成を「参照構成」と比較して、ポリシー違反を検出● アプリケーションの変更を記録し、その情報をアプリケーションのマップおよびレポートに記述することで、構成の理解に役立つほか、詳細なレポートおよび監査ツールでコンプライアンスを証明

● 「ディスカバリー・スナップショット」により、根本原因分析に要する時間を短縮

ビジネス・アプリケーション・ビュー

構成整合性分析

■ IBM SmarterCloud Control Desk

ベンダー

棚卸し

利用開始

設備計画

障害発生

契約情報

購買情報

在庫情報

IT資産情報

ソフトウェア・ライセンス情報

ハードウェア情報

遊休資産として更新 など

返却 資産排除

・利用者変更・部門変更・配置場所変更・ソフトウェア追加、 変更、削除・ハードウェア (周辺機器)追加 など

・利用者・部門・配置場所

管理番号・ハードウェア設定・ネットワーク設定・ソフトウェア導入

リース会社リース満了日

リース情報などハードウェア、ソフトウェアの設置場所など各種情報

契約 購入 納品 導入設定

配付設置

設定変更

構成管理DB(CMDB)

相互リンク/情報更新

情報連携

IT資産検出

IT資産検出

情報連携

サービス・デスクおよびサービス・マネジメントを実現するプロセス管理機能

IT資産ライフサイクル管理機能

Tivoli Application Dependency Discovery Manager

Tivoli Asset Discoveryfor Distributed

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

Page 7: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

76

IBM SmarterCloud Control Desk共通のコンソールで、IT資産管理を含む統合的なサービス・マネジメントを実現したい!

● 効率的なサービス・デスクを構築、運用することができます● 使用されているソフトウェアのライセンスを管理、 コンプライアンス・リスクを最小化● 直感的なセルフ・ヘルプ・ポータルによるユーザー自己解決支援 で、サポート部門の負担軽減● サービス・プロバイダーをサポートすることでリソースの最適化を 実現

導入効果導入効果 ITのランドスケープはますます複雑化するとともに、仮想化、分散化、および多様化が進んでおり、データセンターを守る壁は事実上失われていますが、組織はこの仮想化と分散化が進んだ壁のない世界でも、ITのこれまでのモデルに対し行使してきたのと同じコントロールを行使する必要があります。 IBM SmarterCloud Control Deskは、これらの複雑な ITランドスケープ全体にわたる障害、問題、変更、構成、リリース、および IT 資産の管理を対象として、サービス・カタログ、サービス・デスク、およびITILバージョン3ベースのプロセスのためのソリューションを提供し、サービスの継続、応答の速度、管理の効率を向上させるお客様の取り組みを支援します。

サービス依頼

サービス・デスク担当者

問題管理担当者

サービス要求

サービス要求受付 インシデント起票 問題対応

ソリューション入力・検索

インシデント管理

構成情報との関連付け

構成管理

KPI目標設定

サービス・レベル管理

サービス・レベル管理

問題管理

サービス・デスク責任者

ダッシュボード

e-mail

電話

セルフサービス

ソリューションDB

サービス・マネジメントと資産管理が統合

クラウド&データセンター管理■ ITサービス・マネジメント

クラウド&データセンター管理

Tivoli Application Dependency Discovery Manager

IT部門が、サービス提供およびサービス・サポートを増強し、ビジネス目標と強い整合性のあるIT目標を達成するためには、ITサービスを構成する構成アイテム(CI)の複雑な相互依存性を明示的に把握する必要があります。 効率的なITサービス・マネジメント(ITILで定義)の鍵となるのは、インフラストラクチャー内部で行われた変更の内容を正確に評価し、その変更がビジネス・サービスにいかに影響するかを判断するIT部門の能力です。

どのアプリケーションが変更の影響を受ける可能性があるのか、アプリケーション間の依存関係に変更がどのように影響するかがひと目で把握できるよう、アプリケーション間のリレーションがグラフィカルに表示されます。Tivoli Application Dependency Discovery Managerは、すべてのアプリケーションおよび依存関係のインベントリーを自動的に収集する強固なアプリケーション・マッピングおよびディスカバリー・ツールであり、ユーザーが構成を理解するのに役立つほか、詳細なレポートおよび監査ツールでコンプライアンスを証明することもできます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerは、アプリケーションの変更を記録し、その情報をアプリケーションのマップおよびレポートに記述することで、構成監査を実行するほか、包括的な可視性を提供します。また、アプリケーションのどのコンポーネントが変更されたかに関する「ディスカバリー・スナップショット」が提供されるため、障害発生時の根本原因分析に要する時間を短縮することができます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerでは、構成を「参照構成」と比較して、ポリシー違反を検出できるほか、お客様のビジネス・プロセスに対する変更の影響を監査して、予想どおりの結果がもたらされるようにすることができます。

Tivoli Application Dependency Discovery Managerの主要な機能は以下のとおりです。

フェデレーション(連合化)フェデレーション(連合化)は、複数のデータ・ソースを一元的に表示し、コンポーネント間の関係を示す機能です。他のデータ・ソースからの情報を活用し、Tivoli Application Dependency Discovery Managerに格納されていない属性についてレコードのソースにアクセスすることで、複数のデータ・ソースを1つのビューに統合表示し、Tivoli Application Dependency Discovery Managerやその他のデータ・ソースの情報を元にレポートを作成することができます。

アプリケーションやサービスの構成や変更を自動的に可視化したい!

導入効果導入効果 リコンシリエーション(整合化)リコンシリエーション(整合化)は、複数のソースからCMDBに格納される構成アイテム(CI)インスタンスやコンポーネントの整合性を図る機能です。各ソースのフィールドをマッチングすることによって、複数ソース内に重複して存在するCIをTivoli Application Dependency Discovery Manager内では単一のレコードとして自動的に認識し、Tivoli Application Dependency Discovery Manager内の各CIインスタンスの整合性をメンテナンスし、自動化されたリコンシリエーション・プロセスにより、初期導入、データベース管理者の作業、継続的なメンテナンス・サポートを最小化します。

シンクロナイゼーション(同期化)シンクロナイゼーション(同期化)は、承認された変更のみを行い、未承認の変更を識別する機能です。連合化されたソース内の更新を、Tivoli Application Dependency Discovery Manager内の情報に確実に反映し、連合化されたソースの更新頻度に基づいてTivoli Application Dependency Discovery Managerの更新をスケジューリングし、承認された変更によりTivoli Application Dependency Discovery Managerを更新し、未承認の更新を識別します。

マッピングとビジュアライゼーション(可視化)マッピングとビジュアライゼーション(可視化)は、CI間のピア・ツー・ピアな関係や階層的な関係を論理的または物理的に示す機能を実現します。CI間の関係性を表示し、アプリケーションとコンポーネント間の依存関係を解明し、変更による影響を解明し、問題の診断を支援し、IT環境内のリソース、アプリケーション、ハードウェアを発見、登録する3つの方法(エージェントを必要としない自動ディスカバリー機能、既存のデータ・リポジトリーとツール、手作業での入力)を支援します。

構成・変更管理機能

● ITリソースの自動発見機能● 構成を「参照構成」と比較して、ポリシー違反を検出● アプリケーションの変更を記録し、その情報をアプリケーションのマップおよびレポートに記述することで、構成の理解に役立つほか、詳細なレポートおよび監査ツールでコンプライアンスを証明

● 「ディスカバリー・スナップショット」により、根本原因分析に要する時間を短縮

ビジネス・アプリケーション・ビュー

構成整合性分析

■ IBM SmarterCloud Control Desk

ベンダー

棚卸し

利用開始

設備計画

障害発生

契約情報

購買情報

在庫情報

IT資産情報

ソフトウェア・ライセンス情報

ハードウェア情報

遊休資産として更新 など

返却 資産排除

・利用者変更・部門変更・配置場所変更・ソフトウェア追加、 変更、削除・ハードウェア (周辺機器)追加 など

・利用者・部門・配置場所

管理番号・ハードウェア設定・ネットワーク設定・ソフトウェア導入

リース会社リース満了日

リース情報などハードウェア、ソフトウェアの設置場所など各種情報

契約 購入 納品 導入設定

配付設置

設定変更

構成管理DB(CMDB)

相互リンク/情報更新

情報連携

IT資産検出

IT資産検出

情報連携

サービス・デスクおよびサービス・マネジメントを実現するプロセス管理機能

IT資産ライフサイクル管理機能

Tivoli Application Dependency Discovery Manager

Tivoli Asset Discoveryfor Distributed

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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クラウド&データセンター管理■ スケジューリングおよびシステム・オートメーション ■ ネットワーク、サービス・アシュアランス

クラウド&データセンター管理

Tivoli Workload SchedulerTivoli Workload Scheduler for Applications

Tivoli Workload Schedulerは、異機種混在環境のジョブ・スケジュールを効率的に集中管理する製品です。小規模環境から大規模環境までをカバーするスケーラビリティーを備え、独自に実装したフォールト・トレラント・アーキテクチャーにより、ジョブ管理環境の障害発生時にも継続してジョブを実行することが可能です。一般的な IT システムに加え、高いサービス・レベルが求められる基幹業務システムの要求に応えることのできる、高い耐障害性とパフォーマンスを実現することができます。

Tivoli Workload Schedulerは、簡単なGUI操作で複雑なジョブ・ストリーム(ジョブ・ネット)を定義できます。異なるノード上で稼働するジョブ同士を連携させて、スケジュール間の相互依存関係を設定し、整合性のとれたシステム運用をサポートします。また、複数のカレンダーへの対応、営業日を考慮したスケジューリング、

導入効果導入効果 数週間にわたるスケジュールの定義、イベントをトリガーとしたジョブ起動など、複雑なスケジュールのジョブにも柔軟に対応できます。さらに、異なる日付や異なる週に実行されるように設定されたジョブ・ストリーム間の依存関係も定義できるなど、豊富なジョブ実行条件設定が可能です。冗長性に優れ、ネットワークやサーバー側に問題が発生した場合でも、スケジューリングされたジョブを確実に実行します。システム全体のジョブ・ストリーム運用状況は、わかりやすいGUI上に表示されるので一目で把握できます。さらに、ジョブ・ストリームをドラフトとして保管することで、作成中のジョブ・ストリームが計画通りに実行できるかどうかを簡単に確認できます。

Tivoli Workload Schedulerによって自動化されたジョブ・スケジューリングを集中管理できるため、システムごとのジョブ管理が不要になり、管理者負担や管理コストの削減が推進されます。

また、Tivoli Workload Scheduler for Applicationsを利用することで、SAP環境などのジョブを制御するための拡張エージェントが提供され、総合的なスケジュール管理を実現できます。

● ジョブの自動化により、システム運用を効率化● オペレーション・コストの削減に効果を発揮

■ エンタープライズ環境におけるあらゆるジョブ・スケジュールを集中管理

ERPシステム

ジョブ1

ジョブ2ジョブ3 ジョブA

ジョブ4

UNIX

Windows

高度なジョブ・スケジューリング

多ノード間のジョブ連携

ERPシステムのジョブ制御

ジョブ運行状況を集中管理

障害時のリカバリー代替マスター

障害

Tivoli Workload Scheduler

IBM SmarterCloud Workload Automation

IBM SmarterCloud Workload Automationは、クラウドでの無人のジョブ(ワークロード)やアプリケーションを実行するための動的環境を提供します。このソリューションは、Tivoli Workload SchedulerおよびTivoli Workload Scheduler for Applicationを組み合わせ、クラウドのリソースやインフラストラクチャーのプロビジョニングを行います。IBM SmarterCloud Workload Automationを構成する Tivoli Workload Scheduler製品は一般的なOSジョブ(シェル・スクリプトやバッチ・スクリプトなど)に加え、SAPなどのエンタープライズ・アプリケーションのジョブを管理することのできる、統合ワークロード管理機能を提供します。さらに、アイドル時間を最小化し、スループットを高め、効率的で信頼性の高いジョブ管理を行うスケーラビリティーとパフォーマンスを提供します。

クラウド環境のジョブ管理を最適化したい!

● クラウド環境に柔軟性とスケーラビリティーを提供● ジョブの実行と管理を最適化● 使用量ベースの柔軟な料金設定が可能

導入効果導入効果 ■ クラウドでの実行  柔軟性とスケーラビリティーを提供します。

■ 動的なジョブ管理とスケジューリング  ジョブの実行と管理を最適化します。

■ 実行ジョブ数単位の価格設定モデル  使用量ベースの柔軟な料金設定が可能です。

■ 一元化されたWebベース・ビュー  チームが共通のプラットフォーム上でモニターや共同作業を行うことができ  ます。

■ ジョブのシミュレーションと予測    事前に(実働の前に)ワークフローをモデル化します。

異機種混合のクラウド環境における無人ジョブ(ワークロード)の自動化

Tivoli Network Manager IP Edition複雑なネットワークの管理を効率化したい!ネットワーク管理

Tivoli Network Manager IP Editionは、IPネットワーク、イーサネット、マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)などのレイヤー2および3ネットワークを対象にネットワークの構成情報を検出し、ネットワーク・トポロジーを可視化します。さらに発見したすべてのITリソースの状態をリアルタイムで監視でき、ITリソースの構成要素の変化も柔軟に取り込みます。また、ネットワーク関連イベントを相関解析し、根本原因と副次イベントの切り分けを行い、結果をビジュアルに表示します。

これらの機能は問題判別に要する時間とワークロードを削減し、企業におけるネットワークの可用性を高めます。

導入効果導入効果

● ネットワークなどITリソースに対するリアルタイムのディスカバリーおよび障害管理によるビジネスとサービスの可用性の向上

● リアルタイムな根本原因分析により問題解決を迅速化

IBM Netcool Network Managementイベント管理およびネットワーク管理を効率化したい!統合イベント管理とネットワーク化要請の効率化

IBM Netcool Network Managementは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus、IBM Tivoli Network Manager IP Edition、およびIBM Tivoli Netcool Configuration Managerを1つにまとめた統合パッケージ製品です。本製品の導入により、結合されたイベント、ネットワーク、構成、およびコンプライアンスの管理機能を提供します。

IBM Netcool Network Managementには、個別にご購入可能な下記製品を緊密に結合し、ROI の高い統合監視を提供します。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus様々なビジネス・アプリケーション、仮想化サーバー、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・プロトコル、インターネット・プロトコル、セキュリティーお よびストレージ・デバイスを網羅し、小規模環境から大規模で複雑な環境まで対応可能なイベント管理サーバーです。

IBM Tivoli Network Manager IP Edition複雑なネットワークのレイアウト、およびイベントがそれらに及ぼす影響範囲を視覚化し把握できるように支援します。IBM Tivoli Network Manager IP Editionの根本原因分析は、根本原因のイ ベントと副次イベント(根本原因のイベントによって発生しているイベント)を識別することで、ネットワーク・オペレーション・センター(NOC)のオペレーターの作業効率の向上を支援します。

IBM Tivoli Netcool Configuration Manager再使用可能なテンプレートの使用により、ネットワーク・デバイスでの手動による構成定義のエラー数を減らす取り組みを支援します。

導入効果導入効果

● イベント管理およびネットワーク管理機能を一本化● 障害、パフォーマンス、およびネットワーク管理を緊密に結びつけて統合化

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

Page 9: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

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クラウド&データセンター管理■ スケジューリングおよびシステム・オートメーション ■ ネットワーク、サービス・アシュアランス

クラウド&データセンター管理

Tivoli Workload SchedulerTivoli Workload Scheduler for Applications

Tivoli Workload Schedulerは、異機種混在環境のジョブ・スケジュールを効率的に集中管理する製品です。小規模環境から大規模環境までをカバーするスケーラビリティーを備え、独自に実装したフォールト・トレラント・アーキテクチャーにより、ジョブ管理環境の障害発生時にも継続してジョブを実行することが可能です。一般的な IT システムに加え、高いサービス・レベルが求められる基幹業務システムの要求に応えることのできる、高い耐障害性とパフォーマンスを実現することができます。

Tivoli Workload Schedulerは、簡単なGUI操作で複雑なジョブ・ストリーム(ジョブ・ネット)を定義できます。異なるノード上で稼働するジョブ同士を連携させて、スケジュール間の相互依存関係を設定し、整合性のとれたシステム運用をサポートします。また、複数のカレンダーへの対応、営業日を考慮したスケジューリング、

導入効果導入効果 数週間にわたるスケジュールの定義、イベントをトリガーとしたジョブ起動など、複雑なスケジュールのジョブにも柔軟に対応できます。さらに、異なる日付や異なる週に実行されるように設定されたジョブ・ストリーム間の依存関係も定義できるなど、豊富なジョブ実行条件設定が可能です。冗長性に優れ、ネットワークやサーバー側に問題が発生した場合でも、スケジューリングされたジョブを確実に実行します。システム全体のジョブ・ストリーム運用状況は、わかりやすいGUI上に表示されるので一目で把握できます。さらに、ジョブ・ストリームをドラフトとして保管することで、作成中のジョブ・ストリームが計画通りに実行できるかどうかを簡単に確認できます。

Tivoli Workload Schedulerによって自動化されたジョブ・スケジューリングを集中管理できるため、システムごとのジョブ管理が不要になり、管理者負担や管理コストの削減が推進されます。

また、Tivoli Workload Scheduler for Applicationsを利用することで、SAP環境などのジョブを制御するための拡張エージェントが提供され、総合的なスケジュール管理を実現できます。

● ジョブの自動化により、システム運用を効率化● オペレーション・コストの削減に効果を発揮

■ エンタープライズ環境におけるあらゆるジョブ・スケジュールを集中管理

ERPシステム

ジョブ1

ジョブ2ジョブ3 ジョブA

ジョブ4

UNIX

Windows

高度なジョブ・スケジューリング

多ノード間のジョブ連携

ERPシステムのジョブ制御

ジョブ運行状況を集中管理

障害時のリカバリー代替マスター

障害

Tivoli Workload Scheduler

IBM SmarterCloud Workload Automation

IBM SmarterCloud Workload Automationは、クラウドでの無人のジョブ(ワークロード)やアプリケーションを実行するための動的環境を提供します。このソリューションは、Tivoli Workload SchedulerおよびTivoli Workload Scheduler for Applicationを組み合わせ、クラウドのリソースやインフラストラクチャーのプロビジョニングを行います。IBM SmarterCloud Workload Automationを構成する Tivoli Workload Scheduler製品は一般的なOSジョブ(シェル・スクリプトやバッチ・スクリプトなど)に加え、SAPなどのエンタープライズ・アプリケーションのジョブを管理することのできる、統合ワークロード管理機能を提供します。さらに、アイドル時間を最小化し、スループットを高め、効率的で信頼性の高いジョブ管理を行うスケーラビリティーとパフォーマンスを提供します。

クラウド環境のジョブ管理を最適化したい!

● クラウド環境に柔軟性とスケーラビリティーを提供● ジョブの実行と管理を最適化● 使用量ベースの柔軟な料金設定が可能

導入効果導入効果 ■ クラウドでの実行  柔軟性とスケーラビリティーを提供します。

■ 動的なジョブ管理とスケジューリング  ジョブの実行と管理を最適化します。

■ 実行ジョブ数単位の価格設定モデル  使用量ベースの柔軟な料金設定が可能です。

■ 一元化されたWebベース・ビュー  チームが共通のプラットフォーム上でモニターや共同作業を行うことができ  ます。

■ ジョブのシミュレーションと予測    事前に(実働の前に)ワークフローをモデル化します。

異機種混合のクラウド環境における無人ジョブ(ワークロード)の自動化

Tivoli Network Manager IP Edition複雑なネットワークの管理を効率化したい!ネットワーク管理

Tivoli Network Manager IP Editionは、IPネットワーク、イーサネット、マルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)などのレイヤー2および3ネットワークを対象にネットワークの構成情報を検出し、ネットワーク・トポロジーを可視化します。さらに発見したすべてのITリソースの状態をリアルタイムで監視でき、ITリソースの構成要素の変化も柔軟に取り込みます。また、ネットワーク関連イベントを相関解析し、根本原因と副次イベントの切り分けを行い、結果をビジュアルに表示します。

これらの機能は問題判別に要する時間とワークロードを削減し、企業におけるネットワークの可用性を高めます。

導入効果導入効果

● ネットワークなどITリソースに対するリアルタイムのディスカバリーおよび障害管理によるビジネスとサービスの可用性の向上

● リアルタイムな根本原因分析により問題解決を迅速化

IBM Netcool Network Managementイベント管理およびネットワーク管理を効率化したい!統合イベント管理とネットワーク化要請の効率化

IBM Netcool Network Managementは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus、IBM Tivoli Network Manager IP Edition、およびIBM Tivoli Netcool Configuration Managerを1つにまとめた統合パッケージ製品です。本製品の導入により、結合されたイベント、ネットワーク、構成、およびコンプライアンスの管理機能を提供します。

IBM Netcool Network Managementには、個別にご購入可能な下記製品を緊密に結合し、ROI の高い統合監視を提供します。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus様々なビジネス・アプリケーション、仮想化サーバー、ネットワーク・デバイス、ネットワーク・プロトコル、インターネット・プロトコル、セキュリティーお よびストレージ・デバイスを網羅し、小規模環境から大規模で複雑な環境まで対応可能なイベント管理サーバーです。

IBM Tivoli Network Manager IP Edition複雑なネットワークのレイアウト、およびイベントがそれらに及ぼす影響範囲を視覚化し把握できるように支援します。IBM Tivoli Network Manager IP Editionの根本原因分析は、根本原因のイ ベントと副次イベント(根本原因のイベントによって発生しているイベント)を識別することで、ネットワーク・オペレーション・センター(NOC)のオペレーターの作業効率の向上を支援します。

IBM Tivoli Netcool Configuration Manager再使用可能なテンプレートの使用により、ネットワーク・デバイスでの手動による構成定義のエラー数を減らす取り組みを支援します。

導入効果導入効果

● イベント管理およびネットワーク管理機能を一本化● 障害、パフォーマンス、およびネットワーク管理を緊密に結びつけて統合化

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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クラウド&データセンター管理■ プロビジョニングおよびオーケストレーション

クラウド&データセンター管理

IBM SmarterCloud Orchestratorプライベート/パブリックのクラウド・サービスを提供できる環境を構築したい!オープン・ソースをベースとしたクラウド運用

IBM SmarterCloud Orchestratorは、堅牢性が求められるエンタープライズ・クラウド・サービスの開発、デプロイ、管理をオーケストレートする統合的なクラウド・プラットフォームです。IaaS、PaaSそしてSaaSをサポートする包括的な自動化クラウド・サービスを提供します。IBM SmarterCloud Orchestratorは、プロビジョニングの計算、ストレージ資源、ファイアウォールやロード・バランサーのようなネットワーク・デバイス構成、サービス要求、変更管理、承認などのヒューマン·タスクとデータセンターに存在するカスタム・ツールとプロセスを統合して、柔軟で使いやすいグラフィカルなオーケストレーターを提供します。

OASISトポロジーおよび標準クラウド・アプリケーションのオーケストレーション仕様をサポートしています。また、Open Services for Lifecycle Collaboration(OSLC)の仕様をベースとした共通インフラストラクチャーを活用するオープン統合サービスであるJazz for Service Managementが付属しています。

IBM SmarterCloud Orchestratorは、オープン標準で、クラウド環境にてワークロードを供給するための高機能でパワフルなインフラストラクチャーを提供する OpenStackテクノロジーを活用した構造です。IBM SmarterCloud Orchestratorは2つのエディションを利用可能です。

IBM SmarterCloud Orchestrator(Base edition)ワークロード・プロビジョニング機能とオーケストレーション・プラットフォームが実現できます。

IBM SmarterCloud Orchestrator(Enterprise edition)クラウド·デリバリー·モデルを実装するために必要な重要な機能のひとつである、コスト管理機能を内蔵しています。さらに適切なキャパシティー・サイズ、統合、ワークロードのバランスを分析する機能、モニタリング機能を提供、ヘルス・ダッシュボードを通して可視化、クラウドの可用性を高めます。

導入効果導入効果

● IaaS、PaaS そして SaaS をサポートする包括的な自動化クラウド・サービスを提供

● OpenStack ベースのオープン標準により、ハイパーバイザー・ベンダーに依存しないクラウド環境を構築

● 仮想イメージ・ライブラリー統合機能、イメージ・バージョン管理、高機能分析によるビジネス・リスク軽減と、イメージ増殖や放置、セキュリティー脆弱性をコントロールすることで、イメージ・ライブラリーの管理負担を大きく軽減

OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards):XML関連の標準化団体

TOSCA(Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications):クラウド・コンピューティング環境におけるアプリケーションやサービスの連携強化を目指した技術

オーケストレーション

Power VMAmazon EC2 VMware z/VM KVM

Infrastructure-as-a-Service(IaaS)

セルフ・サービス

イメージ管理

監視

バックアップ& リストア

セキュリティー・コンプライアンス

開発ツール

TOSCAOASIS

OpenStack

マルチ階層アプリケーション

■ モニタリングとパフォーマンス管理

IBM SmarterCloud Monitoring仮想環境、クラウドの可用性と使用率を最大化したい!クラウド・インフラストラクチャー管理

より少数のサーバー資源にいかに多様なワークロードを統合するかが、クラウド構築によるコスト削減の重要な要素です。オペレーターが単純に「最もビジーでない」ホストに新しい仮想マシンを配置するという手法はもう昔の話です。

IBM SmarterCloud Monitoringは、仮想インフラストラクチャーの監視とアナリティクスの活用によりワークロードの最適化を図ることで、クラウド管理者がクラウドの可用性と使用率を最大化させることができます。高度な分析機能、レポート作成、およびキャパシティー・プランニングの機能を提供するとともに、クラウド・インフラストラクチャーにプールされたハードウェア・リソースの使用傾向や異常検知を動的に把握できるようにすることで、ユーザーは、確実にクラウド環境のワークロードを効率的に処理し、さらにワークロードを追加する余裕を作成することができます。

IBM SmarterCloud Monitoringは、Tivoli Monitoring、およびTivoli Monitoring for Virtual Environmentsのバンドル製品です。

導入効果導入効果

● クラウド環境のワークロードに余裕を持たせ、リソース資源の効率化、コスト削減を実現

● 仮想化レイヤーの性能情報を収集・監視● Tivoli Monitoringと組み合わせることで、仮想化レイヤーからゲストOSまでを一元監視

● Tivoli Enterprise Portalを介した統合監視を実現

IBM SmarterCloud Application Performance Management

重要なアプリケーションは止めたくない!アプリケーション・パフォーマンス管理

重要なアプリケーションの利用者は、サービスのダウン時間や不十分なサービス・パフォーマンスを全く許容できず、アプリケーション障害に関わる復旧対応作業コストは膨大になる可能性があります。しかし、アプリケーションおよびインフラストラクチャーの複雑さは増すばかりで、アプリケーション問題の迅速な診断・修復は、これまで以上に難しいものとなっています。また、保守・管理にかけられ予算も厳しくなってきています。このような背景から現在、アプリケーションの信頼性を確かなものにする簡素化されたアプリケーション・パフォーマンス管理ソリューションのニーズが高まっています。 

IBM SmarterCloud Application Performance Managementは、アプリケーション・スタック全体を包括的に管理するためのあらゆる監視機能を提供します。これは仮想化ハイパーバイザーやOSといった最も基本的なレイヤーのサポートに加

え、WebサーバーやJ2EEサーバー、データベース、SAPなどのパッケージ・アプリケーション、メッセージング、ビジネス・プロセス・エンジン、SOA通信、Webサービスなどといった分散アプリケーション環境を構成する様々な要素を、このひとつの製品でカバーすることができます。

また、ひとつひとつのシステム基盤要素の正常性にフォーカスを当てるのではなく、業務サービスの視点からシステムが提供するサービスの正常性を俯瞰的に管理するためのダッシュボードを提供しています。これにより、業務サービスの異常が発生した際の「次の判断/アクション」を迅速かつ正確に実施することを強力にご支援いたします。 

IBM SmarterCloud Application Performance Managementの重要な機能は、以下のとおりです。 

■ アプリケーション環境の稼働状況を表示するダッシュボード■ 利用者視点でのモニタリング■ トランザクション・トレースを使用した問題判別■ アプリケーション診断■ レポート作成および分析■ クラウド・インフラストラクチャーのパフォーマンスおよび可用性モニタリング■ キャパシティー・プランニング

導入効果導入効果

● アプリケーション環境の正常性を表示するダッシュボード・ビューは、理解しやすく、カスタマイズが容易

● 重要なアプリケーションについてトランザクション・パフォーマンスのボトルネックをプロアクティブに認識および判別

● トランザクションに対するサービス応答時間を測定

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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クラウド&データセンター管理■ プロビジョニングおよびオーケストレーション

クラウド&データセンター管理

IBM SmarterCloud Orchestratorプライベート/パブリックのクラウド・サービスを提供できる環境を構築したい!オープン・ソースをベースとしたクラウド運用

IBM SmarterCloud Orchestratorは、堅牢性が求められるエンタープライズ・クラウド・サービスの開発、デプロイ、管理をオーケストレートする統合的なクラウド・プラットフォームです。IaaS、PaaSそしてSaaSをサポートする包括的な自動化クラウド・サービスを提供します。IBM SmarterCloud Orchestratorは、プロビジョニングの計算、ストレージ資源、ファイアウォールやロード・バランサーのようなネットワーク・デバイス構成、サービス要求、変更管理、承認などのヒューマン·タスクとデータセンターに存在するカスタム・ツールとプロセスを統合して、柔軟で使いやすいグラフィカルなオーケストレーターを提供します。

OASISトポロジーおよび標準クラウド・アプリケーションのオーケストレーション仕様をサポートしています。また、Open Services for Lifecycle Collaboration(OSLC)の仕様をベースとした共通インフラストラクチャーを活用するオープン統合サービスであるJazz for Service Managementが付属しています。

IBM SmarterCloud Orchestratorは、オープン標準で、クラウド環境にてワークロードを供給するための高機能でパワフルなインフラストラクチャーを提供する OpenStackテクノロジーを活用した構造です。IBM SmarterCloud Orchestratorは2つのエディションを利用可能です。

IBM SmarterCloud Orchestrator(Base edition)ワークロード・プロビジョニング機能とオーケストレーション・プラットフォームが実現できます。

IBM SmarterCloud Orchestrator(Enterprise edition)クラウド·デリバリー·モデルを実装するために必要な重要な機能のひとつである、コスト管理機能を内蔵しています。さらに適切なキャパシティー・サイズ、統合、ワークロードのバランスを分析する機能、モニタリング機能を提供、ヘルス・ダッシュボードを通して可視化、クラウドの可用性を高めます。

導入効果導入効果

● IaaS、PaaS そして SaaS をサポートする包括的な自動化クラウド・サービスを提供

● OpenStack ベースのオープン標準により、ハイパーバイザー・ベンダーに依存しないクラウド環境を構築

● 仮想イメージ・ライブラリー統合機能、イメージ・バージョン管理、高機能分析によるビジネス・リスク軽減と、イメージ増殖や放置、セキュリティー脆弱性をコントロールすることで、イメージ・ライブラリーの管理負担を大きく軽減

OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards):XML関連の標準化団体

TOSCA(Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications):クラウド・コンピューティング環境におけるアプリケーションやサービスの連携強化を目指した技術

オーケストレーション

Power VMAmazon EC2 VMware z/VM KVM

Infrastructure-as-a-Service(IaaS)

セルフ・サービス

イメージ管理

監視

バックアップ& リストア

セキュリティー・コンプライアンス

開発ツール

TOSCAOASIS

OpenStack

マルチ階層アプリケーション

■ モニタリングとパフォーマンス管理

IBM SmarterCloud Monitoring仮想環境、クラウドの可用性と使用率を最大化したい!クラウド・インフラストラクチャー管理

より少数のサーバー資源にいかに多様なワークロードを統合するかが、クラウド構築によるコスト削減の重要な要素です。オペレーターが単純に「最もビジーでない」ホストに新しい仮想マシンを配置するという手法はもう昔の話です。

IBM SmarterCloud Monitoringは、仮想インフラストラクチャーの監視とアナリティクスの活用によりワークロードの最適化を図ることで、クラウド管理者がクラウドの可用性と使用率を最大化させることができます。高度な分析機能、レポート作成、およびキャパシティー・プランニングの機能を提供するとともに、クラウド・インフラストラクチャーにプールされたハードウェア・リソースの使用傾向や異常検知を動的に把握できるようにすることで、ユーザーは、確実にクラウド環境のワークロードを効率的に処理し、さらにワークロードを追加する余裕を作成することができます。

IBM SmarterCloud Monitoringは、Tivoli Monitoring、およびTivoli Monitoring for Virtual Environmentsのバンドル製品です。

導入効果導入効果

● クラウド環境のワークロードに余裕を持たせ、リソース資源の効率化、コスト削減を実現

● 仮想化レイヤーの性能情報を収集・監視● Tivoli Monitoringと組み合わせることで、仮想化レイヤーからゲストOSまでを一元監視

● Tivoli Enterprise Portalを介した統合監視を実現

IBM SmarterCloud Application Performance Management

重要なアプリケーションは止めたくない!アプリケーション・パフォーマンス管理

重要なアプリケーションの利用者は、サービスのダウン時間や不十分なサービス・パフォーマンスを全く許容できず、アプリケーション障害に関わる復旧対応作業コストは膨大になる可能性があります。しかし、アプリケーションおよびインフラストラクチャーの複雑さは増すばかりで、アプリケーション問題の迅速な診断・修復は、これまで以上に難しいものとなっています。また、保守・管理にかけられ予算も厳しくなってきています。このような背景から現在、アプリケーションの信頼性を確かなものにする簡素化されたアプリケーション・パフォーマンス管理ソリューションのニーズが高まっています。 

IBM SmarterCloud Application Performance Managementは、アプリケーション・スタック全体を包括的に管理するためのあらゆる監視機能を提供します。これは仮想化ハイパーバイザーやOSといった最も基本的なレイヤーのサポートに加

え、WebサーバーやJ2EEサーバー、データベース、SAPなどのパッケージ・アプリケーション、メッセージング、ビジネス・プロセス・エンジン、SOA通信、Webサービスなどといった分散アプリケーション環境を構成する様々な要素を、このひとつの製品でカバーすることができます。

また、ひとつひとつのシステム基盤要素の正常性にフォーカスを当てるのではなく、業務サービスの視点からシステムが提供するサービスの正常性を俯瞰的に管理するためのダッシュボードを提供しています。これにより、業務サービスの異常が発生した際の「次の判断/アクション」を迅速かつ正確に実施することを強力にご支援いたします。 

IBM SmarterCloud Application Performance Managementの重要な機能は、以下のとおりです。 

■ アプリケーション環境の稼働状況を表示するダッシュボード■ 利用者視点でのモニタリング■ トランザクション・トレースを使用した問題判別■ アプリケーション診断■ レポート作成および分析■ クラウド・インフラストラクチャーのパフォーマンスおよび可用性モニタリング■ キャパシティー・プランニング

導入効果導入効果

● アプリケーション環境の正常性を表示するダッシュボード・ビューは、理解しやすく、カスタマイズが容易

● 重要なアプリケーションについてトランザクション・パフォーマンスのボトルネックをプロアクティブに認識および判別

● トランザクションに対するサービス応答時間を測定

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

導入効果導入効果

● 直感で判断できるわかりやすいポータルで、真のエンド・ツー・エンド監視を実現

● サーバー障害の兆候を検出して、問題の発生を未然に防止● 自動アクションで管理者負担を軽減● 異なるプラットフォームが混在する企業システムの管理を一元化、効率化して、管理費の削減を推進

Tivoli Monitoring

Tivoli Monitoringは、サーバーの主要コンポーネントを継続的に監視して、アベイラビリティーとパフォーマンスを集中管理する製品です。蓄積された管理ノウハウから導かれた「ベスト・プラクティス」を活用して、システム全体の稼働状況を詳細に監視します。

しきい値超過や潜在的な問題を検出すると管理者に通知するとともに、自動アクションによって障害の発生を未然に防止します。監視周期やしきい値などのパラメーターを設定するだけで、共通の監視環境がシステム全体に構築されるため、短期間での実装が可能です。

監視結果はWebベースのコンソール(Tivoli Enterprise Portal)上にわかりやすく表示されます。Tivoli Enterprise Portalには、Tivoli Monitoringだけでなくさまざまな監視製品からの監視結果を表示できるため、包括的な監視が可能です。また、パフォーマンス情報の蓄積と参照も簡単に行えます。

24時間365日の安定稼働を実現したい!

Tivoli Monitoringなら、離れた場所でも異なるプラットフォームが混在しても、企業全体のシステムを一元管理できるため、管理者負担が大幅に軽減され、管理コストの削減が推進されます。

Tivoli Monitoringのアーキテクチャーは、Tivoli Enterprise Portal、ポータル・サーバー、管理サーバー、モニター・エージェントで構成されています。

Tivoli Monitoringの主要拡張機能

■ 履歴データの収集とレポート作成、管理者のオペレーションや判断を支援するエキスパート・アドバイスの提供、柔軟性の高いグラフ作成機能付きカスタム・ワークスペースの作成

■ パフォーマンスと可用性の両方の管理に重点を置いた、ITインフラ監視結果の表示

■ 企業全体の異機種混在プラットフォームにまたがったITリソースおよびパフォーマンスに対する測定基準の追加

■ Tivoli Netcool/OMNIbusとの統合による、エンタープライズ・システムおよびアプリケーションのエンド・ツー・エンド管理の実現

■ Tivoli Data Warehouseのバンドル。構成と収集の機能向上とともに、Tivoli Enterprise Portalによる分析とレポート作成のためのデータを提供。また、データ集約と履歴データのプルーニング(不要データの消しこみ)のための管理作業を行うことにより、長期データ管理を容易化

稼働管理

IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightクラウド環境のアプリケーションを効率的に監視・管理したい!

仮想マシン・イメージの提供で、迅速、容易にアプリケーションの監視・管理を実装

新しいテクノロジーであるIBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightは、各種サーバー機能を搭載したファブリック・ノードと監視対象サーバーを仮想マシン・イメージで提供します。そのため、仮想マシンの1つを展開するのと同じ方法でクラウドのテナントが展開できます。また、追加のファブリック・ノードをインスタンス化するだけで、より多くの仮想マシンを管理できるよう拡張することも可能です。IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightには、ユーザーまたはソリューション・パートナーがカスタマイズできる、クリーンな Web ベースのユーザー・インターフェースが提供されます。このユーザー・インターフェースは、グループ化テクノロジーにより、特定の論理グループ、サービス・プロバイダーのお客様または部門単位に、必要なアプリケーションのみを監視・管理できるダッシュボードを提供します。ダッシュボードからは監視しているアプリケーションの詳細ビューにドリルダウンすることができます。この詳細ビューでは、オペレーティング・システム、ストレージ、およびネットワークのパフォーマンス指標などのシステム・リソースのデータと関連されたユーザー・エクスペリエンスのデータを提供します。ユーザー・エクスペリエンスのモニターは、IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightの中心的な機能です。照会数およびユーザー応答時間をトラッキングしたり、そうしたデータをシステム・リソース・イベントと関連させて表示できます。これにより、アプリケーションの所有者または管理者は、リソースの問題がアプリケーションのパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかを把握できるため、アプリケーションの所有者が仮想マシンのサイズ、ロード・バランシング、またはアプリケーションのチューニングに関する意思決定を行ううえで役立ちます。主要オペレーティング・システムのパフォーマンス指標の標準的なしきい値は、システム管理の専門家ではない可能性のあるアプリケーションの担当者が、クラウド・プラットフォームや仮想マシン環境がアプリケーションに与える影響について把握するのに役立ちます。簡素なしきい値エディターにより、プルダウン・メニューを特徴とする直感的なインターフェースを使用して、これらのしきい値をカスタマイズできます。

クラウド利用者にとってのメリット

● 利用者自身で迅速に展開して管理できる基本アプリケーション・モニター機能により、アプリケーション管理に注力できるようになります。

● ユーザー・エクスペリエンスのモニター機能により、ユーザー満足度との関連においてアプリケーションのパフォーマンスを把握できるようになります。

● 単純で直感的なユーザー・インターフェースにより、いずれかのアプリケーションに異常がある場合に一目でわかるように示され、診断に役立つ詳細情報を参照することができます。

● モニター・テクノロジーを基本イメージに組み込むことができるため、仮想マシンが展開された瞬間に自動的にモニターされます。

● 仮想リソースおよびオペレーティング・システムのデータと相関したユーザー・エクスペリエンス・データのビューにより、クラウド・アプリケーションの全体的なパフォーマンスを把握できます。

● 将来のリリースでの拡張されたモニターおよび問題解決ダッシュボードをサポートする、軽量で強力なアーキテクチャーを備えています。

クラウド・サービス・プロバイダーにとってのメリット

● お客様のインフラストラクチャーを保守およびモニターする必要なしに販売できる、魅力的な付加価値機能。

● お客様のデータ分離規則およびベスト・プラクティスに忠実に従った、真のマルチテナント・モニター・ソリューション。

● カスタマイズして、管理対象サービスとしてお客様に提供することも可能な柔軟なソリューション。

導入効果導入効果

● クラウド管理者に対して、リソースの最適化および適正なパフォーマンス維持を支援

● クラウド環境を利用したアプリケーション担当者に対して、迅速にアプリケーション・パフォーマンスの監視機能を提供

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnosticsは、WebSphereベースのJ2EEアプリケーションのパフォーマンス管理および分析を行う製品です。アプリケーション・サーバーのリソース状況を分析するとともに、

J2EEベースのWebアプリケーション監視を実現したい!

J2EEアプリケーションのトランザクション応答時間やSQL処理時間を詳細にドリルダウンすることができ、開発時や障害再現テスト時の原因切り分け、パフォーマンス解析などあらゆるフェーズで活躍し、開発から運用まで、WebSphereアプリケーションのライフサイクル全体で威力を発揮します。

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnosticsは専用の管理コンソールに加え、他のTivoli MonitoringおよびTivoli Composite Application Managerファミリーと同様にTivoli Enterprise Portalからの統合的な管理を実現します。

コンポジット・アプリケーション管理

導入効果導入効果

● J2EEアプリケーションのリソース使用状況やパフォーマンス上のさまざまな問題を迅速に識別および分析

● 問題解決までにかかる時間を短縮し、サポート・コストを削減

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

導入効果導入効果

● 直感で判断できるわかりやすいポータルで、真のエンド・ツー・エンド監視を実現

● サーバー障害の兆候を検出して、問題の発生を未然に防止● 自動アクションで管理者負担を軽減● 異なるプラットフォームが混在する企業システムの管理を一元化、効率化して、管理費の削減を推進

Tivoli Monitoring

Tivoli Monitoringは、サーバーの主要コンポーネントを継続的に監視して、アベイラビリティーとパフォーマンスを集中管理する製品です。蓄積された管理ノウハウから導かれた「ベスト・プラクティス」を活用して、システム全体の稼働状況を詳細に監視します。

しきい値超過や潜在的な問題を検出すると管理者に通知するとともに、自動アクションによって障害の発生を未然に防止します。監視周期やしきい値などのパラメーターを設定するだけで、共通の監視環境がシステム全体に構築されるため、短期間での実装が可能です。

監視結果はWebベースのコンソール(Tivoli Enterprise Portal)上にわかりやすく表示されます。Tivoli Enterprise Portalには、Tivoli Monitoringだけでなくさまざまな監視製品からの監視結果を表示できるため、包括的な監視が可能です。また、パフォーマンス情報の蓄積と参照も簡単に行えます。

24時間365日の安定稼働を実現したい!

Tivoli Monitoringなら、離れた場所でも異なるプラットフォームが混在しても、企業全体のシステムを一元管理できるため、管理者負担が大幅に軽減され、管理コストの削減が推進されます。

Tivoli Monitoringのアーキテクチャーは、Tivoli Enterprise Portal、ポータル・サーバー、管理サーバー、モニター・エージェントで構成されています。

Tivoli Monitoringの主要拡張機能

■ 履歴データの収集とレポート作成、管理者のオペレーションや判断を支援するエキスパート・アドバイスの提供、柔軟性の高いグラフ作成機能付きカスタム・ワークスペースの作成

■ パフォーマンスと可用性の両方の管理に重点を置いた、ITインフラ監視結果の表示

■ 企業全体の異機種混在プラットフォームにまたがったITリソースおよびパフォーマンスに対する測定基準の追加

■ Tivoli Netcool/OMNIbusとの統合による、エンタープライズ・システムおよびアプリケーションのエンド・ツー・エンド管理の実現

■ Tivoli Data Warehouseのバンドル。構成と収集の機能向上とともに、Tivoli Enterprise Portalによる分析とレポート作成のためのデータを提供。また、データ集約と履歴データのプルーニング(不要データの消しこみ)のための管理作業を行うことにより、長期データ管理を容易化

稼働管理

IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightクラウド環境のアプリケーションを効率的に監視・管理したい!

仮想マシン・イメージの提供で、迅速、容易にアプリケーションの監視・管理を実装

新しいテクノロジーであるIBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightは、各種サーバー機能を搭載したファブリック・ノードと監視対象サーバーを仮想マシン・イメージで提供します。そのため、仮想マシンの1つを展開するのと同じ方法でクラウドのテナントが展開できます。また、追加のファブリック・ノードをインスタンス化するだけで、より多くの仮想マシンを管理できるよう拡張することも可能です。IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightには、ユーザーまたはソリューション・パートナーがカスタマイズできる、クリーンな Web ベースのユーザー・インターフェースが提供されます。このユーザー・インターフェースは、グループ化テクノロジーにより、特定の論理グループ、サービス・プロバイダーのお客様または部門単位に、必要なアプリケーションのみを監視・管理できるダッシュボードを提供します。ダッシュボードからは監視しているアプリケーションの詳細ビューにドリルダウンすることができます。この詳細ビューでは、オペレーティング・システム、ストレージ、およびネットワークのパフォーマンス指標などのシステム・リソースのデータと関連されたユーザー・エクスペリエンスのデータを提供します。ユーザー・エクスペリエンスのモニターは、IBM SmarterCloud Monitoring - Application Insightの中心的な機能です。照会数およびユーザー応答時間をトラッキングしたり、そうしたデータをシステム・リソース・イベントと関連させて表示できます。これにより、アプリケーションの所有者または管理者は、リソースの問題がアプリケーションのパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかを把握できるため、アプリケーションの所有者が仮想マシンのサイズ、ロード・バランシング、またはアプリケーションのチューニングに関する意思決定を行ううえで役立ちます。主要オペレーティング・システムのパフォーマンス指標の標準的なしきい値は、システム管理の専門家ではない可能性のあるアプリケーションの担当者が、クラウド・プラットフォームや仮想マシン環境がアプリケーションに与える影響について把握するのに役立ちます。簡素なしきい値エディターにより、プルダウン・メニューを特徴とする直感的なインターフェースを使用して、これらのしきい値をカスタマイズできます。

クラウド利用者にとってのメリット

● 利用者自身で迅速に展開して管理できる基本アプリケーション・モニター機能により、アプリケーション管理に注力できるようになります。

● ユーザー・エクスペリエンスのモニター機能により、ユーザー満足度との関連においてアプリケーションのパフォーマンスを把握できるようになります。

● 単純で直感的なユーザー・インターフェースにより、いずれかのアプリケーションに異常がある場合に一目でわかるように示され、診断に役立つ詳細情報を参照することができます。

● モニター・テクノロジーを基本イメージに組み込むことができるため、仮想マシンが展開された瞬間に自動的にモニターされます。

● 仮想リソースおよびオペレーティング・システムのデータと相関したユーザー・エクスペリエンス・データのビューにより、クラウド・アプリケーションの全体的なパフォーマンスを把握できます。

● 将来のリリースでの拡張されたモニターおよび問題解決ダッシュボードをサポートする、軽量で強力なアーキテクチャーを備えています。

クラウド・サービス・プロバイダーにとってのメリット

● お客様のインフラストラクチャーを保守およびモニターする必要なしに販売できる、魅力的な付加価値機能。

● お客様のデータ分離規則およびベスト・プラクティスに忠実に従った、真のマルチテナント・モニター・ソリューション。

● カスタマイズして、管理対象サービスとしてお客様に提供することも可能な柔軟なソリューション。

導入効果導入効果

● クラウド管理者に対して、リソースの最適化および適正なパフォーマンス維持を支援

● クラウド環境を利用したアプリケーション担当者に対して、迅速にアプリケーション・パフォーマンスの監視機能を提供

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnosticsは、WebSphereベースのJ2EEアプリケーションのパフォーマンス管理および分析を行う製品です。アプリケーション・サーバーのリソース状況を分析するとともに、

J2EEベースのWebアプリケーション監視を実現したい!

J2EEアプリケーションのトランザクション応答時間やSQL処理時間を詳細にドリルダウンすることができ、開発時や障害再現テスト時の原因切り分け、パフォーマンス解析などあらゆるフェーズで活躍し、開発から運用まで、WebSphereアプリケーションのライフサイクル全体で威力を発揮します。

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnosticsは専用の管理コンソールに加え、他のTivoli MonitoringおよびTivoli Composite Application Managerファミリーと同様にTivoli Enterprise Portalからの統合的な管理を実現します。

コンポジット・アプリケーション管理

導入効果導入効果

● J2EEアプリケーションのリソース使用状況やパフォーマンス上のさまざまな問題を迅速に識別および分析

● 問題解決までにかかる時間を短縮し、サポート・コストを削減

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

IBM Tivoli Netcool /OMNIbus

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusは、ビジネス・サービスやアプリケーションの稼働状況を監視する統合監視システムの中核となる製品です。ビジネス・アプリケーション、各種OS、ミドルウェア、ネットワーク機器など様々な環境からのイベントを収集し、高速な処理エンジンで定義ルールに基づいた適切なイベント処理を自動で行います。これにより、操作員に対する負荷削減を強力にご支援いたします。

さまざまなイベントを管理したい!

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusのオブジェクト・サーバーはメモリー常駐型の高性能イベント処理エンジン機能を提供し、大量のイベントを蓄積、更新、削除、自動処理することができます。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusのプローブ/モニターは1,000を超えるインフラ資源から情報を高速に収集するための軽量モジュールです。定義ファイル・レベルでの簡易なイベントの相関機能を提供するとともに、設定の雛形が多数用意され、導入作業の負荷を軽減することができます。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus Gatewayは、オブジェクト・サーバーから外部にデータを転送する機能を提供します。オブジェクト・サーバー間では冗長構成を可能にするとともに、他システムとのデータ共有も可能です。

統合イベント管理

導入効果導入効果

● 大量イベントの高速処理による監視効率の向上● 多種多様な監視モジュールによるイベントの統合管理の実現● 運用に合わせた監視状況をグラフィカルに可視化

イベント表示

拠点・サービス状況の表示マネージャー用のサマリー表示

■ Tivoli Netcool/Webtopによる運用に合わせた監視状況の可視化

IBM Tivoli Netcool/ Impact

IBM Tivoli Netcool/Impactは、インフラストラクチャー内の特定の障害について、リアルタイムでビジネス影響分析を行う製品です。発生した障害が主要ビジネスのアプリケーション、サービス、プロセスに及ぼす影響をリアルタイムに明確にし、高度な相関分析機能を提供します。さらに組織にとって重要なオペレーションの効率の最大化とビジネス継続性の改善に寄与します。

IBM Tivoli Netcool/Impactは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbusやIBM Tivoli Monitoring、IBM Tivoli Composite Application ManagerなどのTivoli製品やさまざまなサードパーティー製品からのイベント情報を受け付けるとともに、必要

さまざまなイベントを効率的に管理したい!

に応じ、さまざまなミドルウェアやCMDBの情報を参照して、イベントの解析を実施します。これにより、関連するイベントの相関、障害の影響範囲の把握、アクションの自動化が容易に実現されます。

イベント解析/影響範囲の把握

導入効果導入効果

● 複数イベントの相関関係を元にしたイベントの自動処理● 監視対象から通知されるイベントにその他の関連情報を追加してイベントのエンリッチ化

● イベント情報の充実およびイベントの相関処理を行うことで、監視効率を向上

■ Netcool/Impactによる情報連携アーキテクチャー

Netcool/Impact

DSADSADSADSADSA

任意のデータとイベント情報を結合して相互関係を形成

イベント・ソース データ・ソース

各データベース

OMNIbus

TEC/ITM

JMS、Oracle

Web Services

EventListeners

EventReaders

RDBMS

OMNIbusやその他の管理システムからのイベント相関処理を拡張:● 多様なデータ・ソースとの連携機能● 高度な自動化処理エンジンの実装

Netcool/Impact による自動化(判断/オペレーション)により、TCOの大幅な削減と運用品質の向上が可能となります。

ミドルウェア● Web Services● XML、LDAP● TIBCO● SNMP、Socket

CMDB

Tivoli Data Warehouse

アセット管理製品● Tivoli NM● MRO● Dorana

データベース● Homegrown● Provisioning● Inventory● Incident

*DSA ‒ Data Source Adaptor

オペレーション管理 ビジネス管理 オペレーション管理

TEP TBSM OMNIbus

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

IBM Tivoli Netcool /OMNIbus

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusは、ビジネス・サービスやアプリケーションの稼働状況を監視する統合監視システムの中核となる製品です。ビジネス・アプリケーション、各種OS、ミドルウェア、ネットワーク機器など様々な環境からのイベントを収集し、高速な処理エンジンで定義ルールに基づいた適切なイベント処理を自動で行います。これにより、操作員に対する負荷削減を強力にご支援いたします。

さまざまなイベントを管理したい!

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusのオブジェクト・サーバーはメモリー常駐型の高性能イベント処理エンジン機能を提供し、大量のイベントを蓄積、更新、削除、自動処理することができます。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbusのプローブ/モニターは1,000を超えるインフラ資源から情報を高速に収集するための軽量モジュールです。定義ファイル・レベルでの簡易なイベントの相関機能を提供するとともに、設定の雛形が多数用意され、導入作業の負荷を軽減することができます。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus Gatewayは、オブジェクト・サーバーから外部にデータを転送する機能を提供します。オブジェクト・サーバー間では冗長構成を可能にするとともに、他システムとのデータ共有も可能です。

統合イベント管理

導入効果導入効果

● 大量イベントの高速処理による監視効率の向上● 多種多様な監視モジュールによるイベントの統合管理の実現● 運用に合わせた監視状況をグラフィカルに可視化

イベント表示

拠点・サービス状況の表示マネージャー用のサマリー表示

■ Tivoli Netcool/Webtopによる運用に合わせた監視状況の可視化

IBM Tivoli Netcool/ Impact

IBM Tivoli Netcool/Impactは、インフラストラクチャー内の特定の障害について、リアルタイムでビジネス影響分析を行う製品です。発生した障害が主要ビジネスのアプリケーション、サービス、プロセスに及ぼす影響をリアルタイムに明確にし、高度な相関分析機能を提供します。さらに組織にとって重要なオペレーションの効率の最大化とビジネス継続性の改善に寄与します。

IBM Tivoli Netcool/Impactは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbusやIBM Tivoli Monitoring、IBM Tivoli Composite Application ManagerなどのTivoli製品やさまざまなサードパーティー製品からのイベント情報を受け付けるとともに、必要

さまざまなイベントを効率的に管理したい!

に応じ、さまざまなミドルウェアやCMDBの情報を参照して、イベントの解析を実施します。これにより、関連するイベントの相関、障害の影響範囲の把握、アクションの自動化が容易に実現されます。

イベント解析/影響範囲の把握

導入効果導入効果

● 複数イベントの相関関係を元にしたイベントの自動処理● 監視対象から通知されるイベントにその他の関連情報を追加してイベントのエンリッチ化

● イベント情報の充実およびイベントの相関処理を行うことで、監視効率を向上

■ Netcool/Impactによる情報連携アーキテクチャー

Netcool/Impact

DSADSADSADSADSA

任意のデータとイベント情報を結合して相互関係を形成

イベント・ソース データ・ソース

各データベース

OMNIbus

TEC/ITM

JMS、Oracle

Web Services

EventListeners

EventReaders

RDBMS

OMNIbusやその他の管理システムからのイベント相関処理を拡張:● 多様なデータ・ソースとの連携機能● 高度な自動化処理エンジンの実装

Netcool/Impact による自動化(判断/オペレーション)により、TCOの大幅な削減と運用品質の向上が可能となります。

ミドルウェア● Web Services● XML、LDAP● TIBCO● SNMP、Socket

CMDB

Tivoli Data Warehouse

アセット管理製品● Tivoli NM● MRO● Dorana

データベース● Homegrown● Provisioning● Inventory● Incident

*DSA ‒ Data Source Adaptor

オペレーション管理 ビジネス管理 オペレーション管理

TEP TBSM OMNIbus

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

Tivoli Netcool Performance Managerネットワークのパフォーマンスを監視、管理したい!

Tivoli Netcool Performance Managerを使用することで、サービス・プロバイダーと企業は固定/IP(有線)とモバイル(無線)の両方のネットワークのネットワーク・パフォーマンスを管理できます。この製品は、複雑なマルチベンダー、マルチテクノロジー・ネットワークのネットワーク・パフォーマンス・データの可視化およびレポート作成により、包括的で柔軟かつスケーラブルなパフォーマンス管理を提供します。 また、経営管理者や運用管理者(ネットワーク、IT基盤)の役割ごとのニーズに対応するように設計された堅固なセキュリティー機能を備えたビューを提供します。

通信サービス・プロバイダー向けソリューション

導入効果導入効果

● パフォーマンス管理ツールを単一のベンダー・ソリューションに統合して保有コストを削減

IBM SmarterCloud Analytics - Predictive Insights予測的問題検出でサービス障害を減らし、パフォーマンスを高めたい!

IBM SmarterCloud Analytics ‒ Predictive Insightsは、問題を早期に検出することによって、アプリケーションやミドルウェアの問題がサービスに影響を及ぼす前に、それらの問題を予測するための製品です。このソフトウェアを使用すれば、アプリケーションの障害を回避し、サービスのパフォーマンスを強化できます。

障害予兆検知ソリューション

導入効果導入効果

● 障害の回避: アプリケーションの可用性を高め、サービスの劣化を防止できます。

● 根本原因分析の高速化: 問題点を早期に特定できます。● 運用コストの削減: 複雑なサービス・モデルや特殊なスキルが不要になります。

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis障害の主原因を迅速に見つけ出して、早期解決したい!

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysisは、非構造化データを分析することによって、問題を見つけ出し、切り分けて、解決するための製品です。このソフトウェアを使用すれば、ログ、イベント、メ トリック、サポート文書、障害報告票などのさまざまなソースから取り込んだデータを統合できます。

ビッグデータを活用し問題解決を迅速化

導入効果導入効果

● 問題診断に関する専門知識の活用: 専門知識をIBM WebSphere  Application ServerやIBM DB2に組み込むことができます。● ビッグデータ分析の活用:  問題を見つけ出して解決する作業を迅速化できます。● サービスの可用性の向上: 保守作業の簡略化も可能です。

IBM Netcool Operations Insightサービスに影響を与える障害要因の事前識別、迅速解決を行いたい!

IBM Netcool Operations Insightは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus、IBM Tivoli Netcool/Impact、IBM Tivoli Netcool Network Manager、IBM Tivoli Configuration ManagerおよびIBM SmarterCloud Analytics - Log Analysisが含まれた統合製品です。IBM Netcool Operations InsightはITおよびネットワーク環境全体について、リアルタイム分析と履歴分析を使用し、ビジネス・サービスに影響を与えるイベントの一元化、削減、優先順位付けして運用効率を向上させます。

ネットワーク管理を含めた統合イベント監視ソリューション

導入効果導入効果

● ITとネットワーク・インフラストラクチャー全体の稼働状況を高速に監視し運用を効率化

● より迅速な問題の特定を可能にし、解決までの時間を短縮してサービス・レベルを向上

● ネットワーク変更に関連したインシデントの特定と復旧を支援

管理コンソール

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クラウド&データセンター管理■ モニタリングとパフォーマンス管理

クラウド&データセンター管理

Tivoli Netcool Performance Managerネットワークのパフォーマンスを監視、管理したい!

Tivoli Netcool Performance Managerを使用することで、サービス・プロバイダーと企業は固定/IP(有線)とモバイル(無線)の両方のネットワークのネットワーク・パフォーマンスを管理できます。この製品は、複雑なマルチベンダー、マルチテクノロジー・ネットワークのネットワーク・パフォーマンス・データの可視化およびレポート作成により、包括的で柔軟かつスケーラブルなパフォーマンス管理を提供します。 また、経営管理者や運用管理者(ネットワーク、IT基盤)の役割ごとのニーズに対応するように設計された堅固なセキュリティー機能を備えたビューを提供します。

通信サービス・プロバイダー向けソリューション

導入効果導入効果

● パフォーマンス管理ツールを単一のベンダー・ソリューションに統合して保有コストを削減

IBM SmarterCloud Analytics - Predictive Insights予測的問題検出でサービス障害を減らし、パフォーマンスを高めたい!

IBM SmarterCloud Analytics ‒ Predictive Insightsは、問題を早期に検出することによって、アプリケーションやミドルウェアの問題がサービスに影響を及ぼす前に、それらの問題を予測するための製品です。このソフトウェアを使用すれば、アプリケーションの障害を回避し、サービスのパフォーマンスを強化できます。

障害予兆検知ソリューション

導入効果導入効果

● 障害の回避: アプリケーションの可用性を高め、サービスの劣化を防止できます。

● 根本原因分析の高速化: 問題点を早期に特定できます。● 運用コストの削減: 複雑なサービス・モデルや特殊なスキルが不要になります。

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis障害の主原因を迅速に見つけ出して、早期解決したい!

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysisは、非構造化データを分析することによって、問題を見つけ出し、切り分けて、解決するための製品です。このソフトウェアを使用すれば、ログ、イベント、メ トリック、サポート文書、障害報告票などのさまざまなソースから取り込んだデータを統合できます。

ビッグデータを活用し問題解決を迅速化

導入効果導入効果

● 問題診断に関する専門知識の活用: 専門知識をIBM WebSphere  Application ServerやIBM DB2に組み込むことができます。● ビッグデータ分析の活用:  問題を見つけ出して解決する作業を迅速化できます。● サービスの可用性の向上: 保守作業の簡略化も可能です。

IBM Netcool Operations Insightサービスに影響を与える障害要因の事前識別、迅速解決を行いたい!

IBM Netcool Operations Insightは、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus、IBM Tivoli Netcool/Impact、IBM Tivoli Netcool Network Manager、IBM Tivoli Configuration ManagerおよびIBM SmarterCloud Analytics - Log Analysisが含まれた統合製品です。IBM Netcool Operations InsightはITおよびネットワーク環境全体について、リアルタイム分析と履歴分析を使用し、ビジネス・サービスに影響を与えるイベントの一元化、削減、優先順位付けして運用効率を向上させます。

ネットワーク管理を含めた統合イベント監視ソリューション

導入効果導入効果

● ITとネットワーク・インフラストラクチャー全体の稼働状況を高速に監視し運用を効率化

● より迅速な問題の特定を可能にし、解決までの時間を短縮してサービス・レベルを向上

● ネットワーク変更に関連したインシデントの特定と復旧を支援

管理コンソール

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クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

Tivoli Storage ManagerTivoli Storage Manager Extended EditionTivoli Storage Manager EntryTivoli Storage Manager for Storage Area NetworksTivoli Storage Manager for Virtual EnvironmentsTivoli Storage Manager for DatabasesTivoli Storage Manager for Enterprise Resource PlanningTivoli Storage Manager for Mail

貴重な情報データを確実に保護したい!統合バックアップ/リカバリー

Tivoli Storage Managerは、マルチプラットフォームとマルチ通信プロトコルに対応するオープンなアーキテクチャーで、SAN、LAN、WAN、さらにモバイル環境に対応して自動的なストレージ管理を行う製品です。幅広いプラットフォーム、ネットワーク、ストレージ・デバイスをサポートし、異機種混在環境で高い柔軟性を発揮して、重要なデータを確実に保護します。自動スケジュールでの増分バックアップ/リストアをはじめ、データの世代管理、ディスク・バックアップ、テープ管理(テープ・マイグレーション機能、レクラメーション機能、コロケーション・スクラッチ運用)など、ポリシー・ベースの多彩なアクションで、多角的なバックアップ管理を実現します。フルバックアップ不要(プログレッシブ・バックアップ技術を採用)、データ重複排除機能の提供によりネットワーク上のデータ転送量とバックアップ時間を大幅に削減できます。また、Tivoli Storage Manager Extended Editionは、上記機能

に加えて災害回復機能、大規模テープ・ライブラリー機能、ノード・レプリケーション機能、NDMPバックアップ機能などを提供します。さらに、Tivoli Storage Managerファミリー製品には、追加機能を提供するHSMなどのオプション製品と、各種データベース/アプリケーションのオンライン・バックアップに対応するオプション製品があります。

Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks(SAN)SAN環境でのノード・レプリケーション、LANフリー・バックアップの拡張機能を提供

Tivoli Storage Manager for Virtual EnvironmentsVMware環境の効率的なバックアップと高度なリカバリー機能を提供

Tivoli Storage Manager for DatabasesOracle、Microsoft SQLのオンライン・バックアップ機能を提供(DB2、Informixのオンライン・バックアップはTivoli Storage Managerの標準機能)

Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource PlanningSAPシステムのデータ・バックアップ機能を提供

Tivoli Storage Manager for MailLotus Domino、Exchangeのオンライン・バックアップ機能を提供

導入効果導入効果

● クリティカルな情報資産を効率的に保護し、保管ストレージのコスト、および運用管理を削減

● フルバックアップを必要としない技術で、ネットワーク上のデータ転送量とバックアップ時間を大幅に削減

● 高速リストアで、万が一の場合も迅速にビジネスを復旧

■ モニタリングとパフォーマンス管理

Tivoli Netcool Configuration Manager

Tivoli Netcool Configuration Managerは、ネットワーク主導型組織の次世代インテリジェント・ネットワーキング・ソリューションであり、ネットワークの制御、管理、およびスケーリングを行うことができます。

Tivoli Netcool Configuration Managerは、マルチベンダー装置向け(例えば、ルーター、スイッチ、ハブ、およびファイアウォールなど)のクラス最高のネットワーク自動化ソリューションを提供します。この強力なソリューションには、ネットワークの構成および変更管理、ポリシー・ベースのコンプライアンス管理、およびソフトウェア・アップグレードが含まれます。

ネットワーク機器の複雑な構成管理を効率化したい!

Tivoli Netcool Configuration Managerは、中小規模のネットワークから、非常に大規模で複雑な異機種混合のマルチサービス・ネットワークまでサポートできます。また、特許取得済みのXMLベースのSmartModelテクノロジーにより、詳細なデバイス制御、ロールバック、およびポリシー開発が可能です。

このほかにも、次のような特長があります。

■ 100台から10万台のデバイスに対応可能な拡張性を誇る、実動によって磨き上げられたプラットフォームです。

■ デバイス・レルムと詳細なアクセス・セキュリティーを備えた、独自のマルチテナント機能を使用できます。

■ 導入アーキテクチャーでは、セキュリティーの制御を維持しながら、単一インスタンスを導入できます。

■ オープン・スタンダードに基づくAPIを使用して、サード・パーティー製品と統合できます。

マルチベンダー環境のネットワーク機器の構成・変更を管理

導入効果導入効果

● ネットワーク・セキュリティーとアクセス制御● ネットワークの包括的なバックアップとリカバリー● 過去のミスの防止と将来の準拠性の確保

ITオートメーションアセット管理、CMDB

ネットワーク管理ネットワーク計画

ネットワーク自動運用ソリューション

Tivoli Netcool Configuration Manager

インベントリ、サービスフルフィルメント管理

ディスカバリデータ整合

ネットワーク構成・変更管理

ポリシーベースコンプライアンス

管理

動的なリソース

プロビジョニングOS管理

Page 19: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

1918

クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

Tivoli Storage ManagerTivoli Storage Manager Extended EditionTivoli Storage Manager EntryTivoli Storage Manager for Storage Area NetworksTivoli Storage Manager for Virtual EnvironmentsTivoli Storage Manager for DatabasesTivoli Storage Manager for Enterprise Resource PlanningTivoli Storage Manager for Mail

貴重な情報データを確実に保護したい!統合バックアップ/リカバリー

Tivoli Storage Managerは、マルチプラットフォームとマルチ通信プロトコルに対応するオープンなアーキテクチャーで、SAN、LAN、WAN、さらにモバイル環境に対応して自動的なストレージ管理を行う製品です。幅広いプラットフォーム、ネットワーク、ストレージ・デバイスをサポートし、異機種混在環境で高い柔軟性を発揮して、重要なデータを確実に保護します。自動スケジュールでの増分バックアップ/リストアをはじめ、データの世代管理、ディスク・バックアップ、テープ管理(テープ・マイグレーション機能、レクラメーション機能、コロケーション・スクラッチ運用)など、ポリシー・ベースの多彩なアクションで、多角的なバックアップ管理を実現します。フルバックアップ不要(プログレッシブ・バックアップ技術を採用)、データ重複排除機能の提供によりネットワーク上のデータ転送量とバックアップ時間を大幅に削減できます。また、Tivoli Storage Manager Extended Editionは、上記機能

に加えて災害回復機能、大規模テープ・ライブラリー機能、ノード・レプリケーション機能、NDMPバックアップ機能などを提供します。さらに、Tivoli Storage Managerファミリー製品には、追加機能を提供するHSMなどのオプション製品と、各種データベース/アプリケーションのオンライン・バックアップに対応するオプション製品があります。

Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks(SAN)SAN環境でのノード・レプリケーション、LANフリー・バックアップの拡張機能を提供

Tivoli Storage Manager for Virtual EnvironmentsVMware環境の効率的なバックアップと高度なリカバリー機能を提供

Tivoli Storage Manager for DatabasesOracle、Microsoft SQLのオンライン・バックアップ機能を提供(DB2、Informixのオンライン・バックアップはTivoli Storage Managerの標準機能)

Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource PlanningSAPシステムのデータ・バックアップ機能を提供

Tivoli Storage Manager for MailLotus Domino、Exchangeのオンライン・バックアップ機能を提供

導入効果導入効果

● クリティカルな情報資産を効率的に保護し、保管ストレージのコスト、および運用管理を削減

● フルバックアップを必要としない技術で、ネットワーク上のデータ転送量とバックアップ時間を大幅に削減

● 高速リストアで、万が一の場合も迅速にビジネスを復旧

■ モニタリングとパフォーマンス管理

Tivoli Netcool Configuration Manager

Tivoli Netcool Configuration Managerは、ネットワーク主導型組織の次世代インテリジェント・ネットワーキング・ソリューションであり、ネットワークの制御、管理、およびスケーリングを行うことができます。

Tivoli Netcool Configuration Managerは、マルチベンダー装置向け(例えば、ルーター、スイッチ、ハブ、およびファイアウォールなど)のクラス最高のネットワーク自動化ソリューションを提供します。この強力なソリューションには、ネットワークの構成および変更管理、ポリシー・ベースのコンプライアンス管理、およびソフトウェア・アップグレードが含まれます。

ネットワーク機器の複雑な構成管理を効率化したい!

Tivoli Netcool Configuration Managerは、中小規模のネットワークから、非常に大規模で複雑な異機種混合のマルチサービス・ネットワークまでサポートできます。また、特許取得済みのXMLベースのSmartModelテクノロジーにより、詳細なデバイス制御、ロールバック、およびポリシー開発が可能です。

このほかにも、次のような特長があります。

■ 100台から10万台のデバイスに対応可能な拡張性を誇る、実動によって磨き上げられたプラットフォームです。

■ デバイス・レルムと詳細なアクセス・セキュリティーを備えた、独自のマルチテナント機能を使用できます。

■ 導入アーキテクチャーでは、セキュリティーの制御を維持しながら、単一インスタンスを導入できます。

■ オープン・スタンダードに基づくAPIを使用して、サード・パーティー製品と統合できます。

マルチベンダー環境のネットワーク機器の構成・変更を管理

導入効果導入効果

● ネットワーク・セキュリティーとアクセス制御● ネットワークの包括的なバックアップとリカバリー● 過去のミスの防止と将来の準拠性の確保

ITオートメーションアセット管理、CMDB

ネットワーク管理ネットワーク計画

ネットワーク自動運用ソリューション

Tivoli Netcool Configuration Manager

インベントリ、サービスフルフィルメント管理

ディスカバリデータ整合

ネットワーク構成・変更管理

ポリシーベースコンプライアンス

管理

動的なリソース

プロビジョニングOS管理

Page 20: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

2120

クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

貴重な情報データを確実に保護したい!

Tivoli Storage Manager FastBackTivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine RecoveryTivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

D to Dバックアップ/リカバリー

Tivoli Storage Manager FastBackは、WindowsサーバーおよびLinuxサーバーのデータ領域、システム領域のバックアップ機能を提供します。さらにMicrosoft Exchange、Microsoft SQL、Lotus Domino、Oracle、DB2などのアプリケーションのデータを保護することができます。Tivoli Storage Manager FastBackは、保護対象のシステムに与える影響をごくわずかに抑えながら、データの変更をブロック・レベルで継続的に収集することによって、従来のバックアップ・ウィンドウ(バックアップ時間枠)をなくすことができます。管理者は、この製品のデータ保護に対するポリシー・ベースのアプローチを使用して、リカバリーのサービス・レベル、特にリカバリー・ポイント目標(RPO)およびリカバリー・タイム目標(RTO)を向上させることができます。バックアップで保管されたファイルは、仮想

的に別のファイルシステムにマウントすることによって、OS上のアプリケーションから直接参照することができます。Tivoli Storage Manager FastBackは、データ・リカバリーの開始後、データ・リカバリーをバックグラウンドで実行しながら、数分でアプリケーションを稼働状態にできる、ニア・インスタント・リストア機能も備えています。

Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery

Windows/Linuxサーバーの迅速なベア・マシン・リカバリー、異機種ハードウェアへのリストアをサポート

Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

個々のExchangeオブジェクトの迅速かつ簡単なリストア

導入効果導入効果

● システムへの影響をわずかに抑えながらWindows、Linuxサーバーおよびアプリケーションのデータを保護

● リカバリー・サービス・レベル(RPO、RTO)を向上

■ IBM FastBackの使用イメージ

クライアント

ブート用CD

保護対象サーバー

クライアント

クライアント

リストア用モジュール

リストア用モジュール

リストア用モジュール

管理サーバー

IBM FastBackサーバー DR

サーバー

レポジトリ(バックアップ・データ保管庫)

設定用画面

管理者

レポジトリ(バックアップ・データ保管庫)

●バックアップおよびリストアの統合管理●バックアップ・スケジュールなどのポリシー管理●レポジトリ管理

ファイル単位、ボリューム単位のリストア

ベアマシン・リカバリ

ディザスター・リカバリ

WAN

Tivoli Storage Manager for Space ManagementTivoli Storage Manager HSM for Windows

貴重な情報データを確実に保護したい!ストレージ階層管理

Tivoli Storage Manager for Space ManagementはAIX、Solaris、HP-UX、Linux環境で、HSM for WindowsはWindows環境で、それぞれ階層ストレージ管理(HSM)を提供します。これらの製品は、頻繁に使用されるファイルをローカル・ファイル・システムに残しながら、ほとんどアクセスのないファイルを比較的安価なオフラインまたは二アライン・ストレージに自動的にマイグレーションします。管理者やユーザーは手作業でファイル・システムのスペース削減・整理操作を行う必要がなくなります。マイグレーション済みファイルは必要に応じて元のサーバー・システムへ透過的にリコールされます。マイグレーション済みファイルは、占有ディスク・スペース

を小さくできる点を除いて、マイグレーション前と同じようにローカル・ファイル・システムに表示されます。また、他のファイルと同様にアクセスすることができ、開いて更新することも可能です。

導入効果導入効果

● 追加ディスク・ストレージの購入時期を延期● 手作業でのファイル・システムのスペース削減・整理操作を排除

■ TSM for Space Management / HSM for Windows

マイグレーション リコール

ファイルA

スタブA

Tivoli Storage Manager Suite for Unified RecoveryTivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entry

複雑な分散インフラストラクチャーのデータ管理を簡素化したい!ストレージ管理ソフトウェア・スイート

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryは、ライセンスおよび管理が簡素化された幅広いデータ保護を提供します。10個の実績あるデータ保護およびリカバリーのソフトウェア製品がバンドルされており、あらゆる規模の組織において、複雑な分散インフラストラクチャーの幅広いデータ管理の問題に対応します。お客様は個々の製品ライセンスについて心配することなく、それぞれのデータ保護要件に必要となる高度な管理ツールを導入できます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryは以下を提供します。

幅広いデータ保護を提供仮想マシン、ファイル・サーバー、Eメール、データベース、メインフレーム、さらにはデスクトップなど、幅広いシステムに対応します。このバンドル・ソリューションにより、それぞれの要件に適切なデータ保護ツールを使用できます。

コストの削減と、調達および導入の簡素化テラバイト単位のキャパシティー・ライセンス交付を採用しています。管理対象データの量のみを測定するシンプルなライセンスにより、10 個の異なるソリューション・コンポーネントのいずれでも、任意の場所や数量で導入できます。

あらゆる規模の組織のリカバリー・ニーズに対応したスケーリング1台のサーバーで最大40億のデータ・オブジェクトを管理します。このソリューションは、50を超えるオペレーティング・システム・バージョンと数百のサーバーおよびストレージ・デバイスをサポートします。

単一ユーザー・コンソールから製品スイート全体を管理単一の管理インターフェースから10個の製品のすべての構成、管理、アップグレード、報告、およびモニターを行うことができます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entryは、 Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryで提供されるものと同じ機能を提供しますが、小規模なストレージ環境向けに、より費用対効果が高いテラバイト単位(1-100)で提供されます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery、およびTivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entryは、以下のコンポーネントで構成されています。

● Tivoli Storage Manager Extended Edition

● Tivoli Storage Manager for Databases

● Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource Planning

● Tivoli Storage Manager for Mail

● Tivoli Storage Manager for Space Management

● Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks

● Tivoli Storage Manager for Virtual Environments

● Tivoli Storage Manager FastBack

● Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

● Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery

導入効果導入効果

● 幅広いデータ保護を実現● コスト削減と、調達および導入の簡素化● あらゆる規模の組織のリカバリー・ニーズに対応したスケーリング● 単一ユーザー・コンソールから製品スイート全体を管理

Tivoli Storage Manager HSMクライアント

Tivoli Storage Manager サーバー

Page 21: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

2120

クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

貴重な情報データを確実に保護したい!

Tivoli Storage Manager FastBackTivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine RecoveryTivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

D to Dバックアップ/リカバリー

Tivoli Storage Manager FastBackは、WindowsサーバーおよびLinuxサーバーのデータ領域、システム領域のバックアップ機能を提供します。さらにMicrosoft Exchange、Microsoft SQL、Lotus Domino、Oracle、DB2などのアプリケーションのデータを保護することができます。Tivoli Storage Manager FastBackは、保護対象のシステムに与える影響をごくわずかに抑えながら、データの変更をブロック・レベルで継続的に収集することによって、従来のバックアップ・ウィンドウ(バックアップ時間枠)をなくすことができます。管理者は、この製品のデータ保護に対するポリシー・ベースのアプローチを使用して、リカバリーのサービス・レベル、特にリカバリー・ポイント目標(RPO)およびリカバリー・タイム目標(RTO)を向上させることができます。バックアップで保管されたファイルは、仮想

的に別のファイルシステムにマウントすることによって、OS上のアプリケーションから直接参照することができます。Tivoli Storage Manager FastBackは、データ・リカバリーの開始後、データ・リカバリーをバックグラウンドで実行しながら、数分でアプリケーションを稼働状態にできる、ニア・インスタント・リストア機能も備えています。

Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery

Windows/Linuxサーバーの迅速なベア・マシン・リカバリー、異機種ハードウェアへのリストアをサポート

Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

個々のExchangeオブジェクトの迅速かつ簡単なリストア

導入効果導入効果

● システムへの影響をわずかに抑えながらWindows、Linuxサーバーおよびアプリケーションのデータを保護

● リカバリー・サービス・レベル(RPO、RTO)を向上

■ IBM FastBackの使用イメージ

クライアント

ブート用CD

保護対象サーバー

クライアント

クライアント

リストア用モジュール

リストア用モジュール

リストア用モジュール

管理サーバー

IBM FastBackサーバー DR

サーバー

レポジトリ(バックアップ・データ保管庫)

設定用画面

管理者

レポジトリ(バックアップ・データ保管庫)

●バックアップおよびリストアの統合管理●バックアップ・スケジュールなどのポリシー管理●レポジトリ管理

ファイル単位、ボリューム単位のリストア

ベアマシン・リカバリ

ディザスター・リカバリ

WAN

Tivoli Storage Manager for Space ManagementTivoli Storage Manager HSM for Windows

貴重な情報データを確実に保護したい!ストレージ階層管理

Tivoli Storage Manager for Space ManagementはAIX、Solaris、HP-UX、Linux環境で、HSM for WindowsはWindows環境で、それぞれ階層ストレージ管理(HSM)を提供します。これらの製品は、頻繁に使用されるファイルをローカル・ファイル・システムに残しながら、ほとんどアクセスのないファイルを比較的安価なオフラインまたは二アライン・ストレージに自動的にマイグレーションします。管理者やユーザーは手作業でファイル・システムのスペース削減・整理操作を行う必要がなくなります。マイグレーション済みファイルは必要に応じて元のサーバー・システムへ透過的にリコールされます。マイグレーション済みファイルは、占有ディスク・スペース

を小さくできる点を除いて、マイグレーション前と同じようにローカル・ファイル・システムに表示されます。また、他のファイルと同様にアクセスすることができ、開いて更新することも可能です。

導入効果導入効果

● 追加ディスク・ストレージの購入時期を延期● 手作業でのファイル・システムのスペース削減・整理操作を排除

■ TSM for Space Management / HSM for Windows

マイグレーション リコール

ファイルA

スタブA

Tivoli Storage Manager Suite for Unified RecoveryTivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entry

複雑な分散インフラストラクチャーのデータ管理を簡素化したい!ストレージ管理ソフトウェア・スイート

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryは、ライセンスおよび管理が簡素化された幅広いデータ保護を提供します。10個の実績あるデータ保護およびリカバリーのソフトウェア製品がバンドルされており、あらゆる規模の組織において、複雑な分散インフラストラクチャーの幅広いデータ管理の問題に対応します。お客様は個々の製品ライセンスについて心配することなく、それぞれのデータ保護要件に必要となる高度な管理ツールを導入できます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryは以下を提供します。

幅広いデータ保護を提供仮想マシン、ファイル・サーバー、Eメール、データベース、メインフレーム、さらにはデスクトップなど、幅広いシステムに対応します。このバンドル・ソリューションにより、それぞれの要件に適切なデータ保護ツールを使用できます。

コストの削減と、調達および導入の簡素化テラバイト単位のキャパシティー・ライセンス交付を採用しています。管理対象データの量のみを測定するシンプルなライセンスにより、10 個の異なるソリューション・コンポーネントのいずれでも、任意の場所や数量で導入できます。

あらゆる規模の組織のリカバリー・ニーズに対応したスケーリング1台のサーバーで最大40億のデータ・オブジェクトを管理します。このソリューションは、50を超えるオペレーティング・システム・バージョンと数百のサーバーおよびストレージ・デバイスをサポートします。

単一ユーザー・コンソールから製品スイート全体を管理単一の管理インターフェースから10個の製品のすべての構成、管理、アップグレード、報告、およびモニターを行うことができます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entryは、 Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recoveryで提供されるものと同じ機能を提供しますが、小規模なストレージ環境向けに、より費用対効果が高いテラバイト単位(1-100)で提供されます。

Tivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery、およびTivoli Storage Manager Suite for Unified Recovery Entryは、以下のコンポーネントで構成されています。

● Tivoli Storage Manager Extended Edition

● Tivoli Storage Manager for Databases

● Tivoli Storage Manager for Enterprise Resource Planning

● Tivoli Storage Manager for Mail

● Tivoli Storage Manager for Space Management

● Tivoli Storage Manager for Storage Area Networks

● Tivoli Storage Manager for Virtual Environments

● Tivoli Storage Manager FastBack

● Tivoli Storage Manager FastBack for Microsoft Exchange

● Tivoli Storage Manager FastBack for Bare Machine Recovery

導入効果導入効果

● 幅広いデータ保護を実現● コスト削減と、調達および導入の簡素化● あらゆる規模の組織のリカバリー・ニーズに対応したスケーリング● 単一ユーザー・コンソールから製品スイート全体を管理

Tivoli Storage Manager HSMクライアント

Tivoli Storage Manager サーバー

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クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

IBM System Storage Archive Manager貴重な情報データを確実に保護したい!データの階層管理と改ざん/削除防止、保存期間管理

導入効果導入効果

● コスト効率の高いデータの階層管理を実現● 有効期限が満了するまでデータの変更や削除を防止● 有効期限の延長/削除の保留機能

IBM System Storage Archive Managerは、ユーザーやシステム管理者の故意または任意によるデータ改竄/削除を防止し、データ保存期間を管理します。また、コンテンツ管理ソフトウェアと組み合わせることで、コンプライアンスへの対応を実現できるとともに、情報管理の効率化や業務生産性の向上を実現するためのソリューションを補完します。

IBM System Storage Archive Manager

中速ディスク

高速ディスクポリシーに基づく保管

取り出し

低速ディスク

テープ装置

● 証明書● 契約書● 写真● 設計書● その他重要書類

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsは、ラップトップおよびデスクトップの重要なファイルを透過的かつ継続的に保護するように設計されています。 加えて、Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsの大規模な展開を管理可能にする集中管理インターフェースを提供しています。

貴重な情報データを確実に保護したい!クライアントPCのバックアップ/リカバリー

導入効果導入効果

● 何千台ものラップトップおよびデスクトップの管理を可能にする集中管理インターフェースを提供し、集中化方式によって、データセンター、遠隔地のオフィス、およびモバイル・ユーザーにわたるデータ保護を管理可能

● リカバリー・サービス・レベル(RPO、RTO)を向上

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsは、ファイルのバックアップ先が、使用しているコンピューター上のローカル・ディスクおよびそのコンピューター以外のリモートのストレージ・デバイスになるように設計されています。 バックアップ・コピーにはバージョンが付与され、日付によるリストアが可能です。コンピューターがネットワークに接続していない時であっても、バックアップ・コピーの作成およびデータのリストアが可能なように、ローカルのストレージ域が使用できます。 コンピューターの紛失または損傷の場合は、リモートのバックアップ・コピーからデータをリストア可能です。

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsでは、次のリモート・ストレージ・デバイスがサポートされています。

■ ネットワーク・ファイル・システム■ WebDAV サーバー■ Tivoli Storage Manager サーバー

Tivoli Storage FlashCopy Manager貴重な情報データを確実に保護したい!スナップショット・バックアップおよび復元機能

導入効果導入効果

● バックアップと復元時間を数時間から数分に短縮● 管理をシンプル化し、日次管理タスクを自動化することで、生産性を向上

Tivoli Storage FlashCopy Managerは、IBM ストレージ・システムの先進的なスナップショット・テクノロジーを活用して、アプリケーションに対応した高速バックアップ、およびリストアを提供します。

IBM System Storageシリーズのディスク製品に配置されたアプリケーション・データのオンライン・バックアップには、データの整合性を取るためのさまざまな処理が必要となりますが、Tivoli Storage FlashCopy Managerにより、バックアップの設定を単純化させることができます。Windows環境の場合、さらにMicrosoftボリューム・シャドウ・コピー・サービス(VSS)に対応したハードウェアもサポートします。

FlashCopy Manager

TivoliStorage Manager

OracleDB2SAPSQL ServerExchange Server

ディスク装置

リストア

高速リストア

バックアップ本番データ スナップショット

・・・

Page 23: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

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クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

IBM System Storage Archive Manager貴重な情報データを確実に保護したい!データの階層管理と改ざん/削除防止、保存期間管理

導入効果導入効果

● コスト効率の高いデータの階層管理を実現● 有効期限が満了するまでデータの変更や削除を防止● 有効期限の延長/削除の保留機能

IBM System Storage Archive Managerは、ユーザーやシステム管理者の故意または任意によるデータ改竄/削除を防止し、データ保存期間を管理します。また、コンテンツ管理ソフトウェアと組み合わせることで、コンプライアンスへの対応を実現できるとともに、情報管理の効率化や業務生産性の向上を実現するためのソリューションを補完します。

IBM System Storage Archive Manager

中速ディスク

高速ディスクポリシーに基づく保管

取り出し

低速ディスク

テープ装置

● 証明書● 契約書● 写真● 設計書● その他重要書類

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsは、ラップトップおよびデスクトップの重要なファイルを透過的かつ継続的に保護するように設計されています。 加えて、Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsの大規模な展開を管理可能にする集中管理インターフェースを提供しています。

貴重な情報データを確実に保護したい!クライアントPCのバックアップ/リカバリー

導入効果導入効果

● 何千台ものラップトップおよびデスクトップの管理を可能にする集中管理インターフェースを提供し、集中化方式によって、データセンター、遠隔地のオフィス、およびモバイル・ユーザーにわたるデータ保護を管理可能

● リカバリー・サービス・レベル(RPO、RTO)を向上

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsは、ファイルのバックアップ先が、使用しているコンピューター上のローカル・ディスクおよびそのコンピューター以外のリモートのストレージ・デバイスになるように設計されています。 バックアップ・コピーにはバージョンが付与され、日付によるリストアが可能です。コンピューターがネットワークに接続していない時であっても、バックアップ・コピーの作成およびデータのリストアが可能なように、ローカルのストレージ域が使用できます。 コンピューターの紛失または損傷の場合は、リモートのバックアップ・コピーからデータをリストア可能です。

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstationsでは、次のリモート・ストレージ・デバイスがサポートされています。

■ ネットワーク・ファイル・システム■ WebDAV サーバー■ Tivoli Storage Manager サーバー

Tivoli Storage FlashCopy Manager貴重な情報データを確実に保護したい!スナップショット・バックアップおよび復元機能

導入効果導入効果

● バックアップと復元時間を数時間から数分に短縮● 管理をシンプル化し、日次管理タスクを自動化することで、生産性を向上

Tivoli Storage FlashCopy Managerは、IBM ストレージ・システムの先進的なスナップショット・テクノロジーを活用して、アプリケーションに対応した高速バックアップ、およびリストアを提供します。

IBM System Storageシリーズのディスク製品に配置されたアプリケーション・データのオンライン・バックアップには、データの整合性を取るためのさまざまな処理が必要となりますが、Tivoli Storage FlashCopy Managerにより、バックアップの設定を単純化させることができます。Windows環境の場合、さらにMicrosoftボリューム・シャドウ・コピー・サービス(VSS)に対応したハードウェアもサポートします。

FlashCopy Manager

TivoliStorage Manager

OracleDB2SAPSQL ServerExchange Server

ディスク装置

リストア

高速リストア

バックアップ本番データ スナップショット

・・・

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クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

IBM SmarterCloud Virtual Storage CenterIBM SmarterCloud Virtual Storage Center EntryIBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Family

IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerは、異機種混合ストレージ・システムの効率的な仮想化と管理を提供します。これにより、コストを削減しつつ、ストレージの可用性とパフォーマンスを最適化できる俊敏なクラウド・アーキテクチャーをより迅速にマイグレーションできます。IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerは、既存のストレージをIBM Smarter Storageに変換するのに役立ち、データの増加や、よりシンプル化したストレージ管理に対応する余裕ができるようにします。つまり、物理的なストレージへの依存度を低くして、マルチベンダー・インフラストラクチャーの管理における複雑さを軽減します。最終的には、企業が仮想化されたストレージのプロビジョニング、キャパシティー、可用性、データ保護、レポート、および管理を最適化できるよう支援します。

異機種混合ストレージ管理に関連する時間とコストを削減したい!異機種混合ストレージ・システムの仮想化と管理

導入効果導入効果

● ビルトインされた効率性により、ストレージ管理に関連する時間とコストを削減

● 自己最適化ストレージによってワークロードの変化に自動的に適応し、手動調整の労力を減らす

● 動的、かつサービス指向でコスト効率の高い、俊敏なクラウド・ストレージ機能

● ほぼ即時のバックアップとリストア機能により、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えずにデータを保護

● 1つのライセンスのソフトウェア製品のもとでストレージ仮想化プラットフォームとストレージ仮想化を管理

IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerには次のような特長があります。

■ ストレージ・リソースの仮想化複数のストレージ・システム、ベンダー、およびデータ・センターのキャパシティーが仮想化され、まとめてプールされて、どこからでもアクセスできます。物理アレイによる制約はありません。これにより、物理ストレージ資産の使用率が飛躍的に向上します。

■ ストレージ・サービスの標準化サービスをストレージ・サービス・カタログから選択できます。カスタム構成は不要です。

■ ストレージ・プロビジョニングのセルフ・サービス化管理者は、カタログからキャパシティーを自動的に割り当てることができます。手動でのコンポーネント・レベルのプロビジョニングは不要です。

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center Entryテラバイト単位で料金が設定され、ライセンスは仮想化される容量に基づきます。提供される機能は、IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerと同じです。

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Familyストレージ・デバイス単位で料金が設定されているため、ライセンスは、 Storwize ファミリーのハードウェアによって管理されているストレージ・エンクロージャーの数に基づきます。提供される機能は、IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerと同じです。

Tivoli Storage Productivity CenterTivoli Storage Productivity Center Select

ストレージ・インフラストラクチャーの管理を単純化、自動化、最適化したい!統合ストレージ・インフラ管理

Tivoli Storage Productivity Centerは、可視化、制御、自動化によりお客様のストレージ環境を効果的に管理するための基盤となるプラットフォームです。ストレージ・インフラストラクチャー管理を実現する主要な運用管理アプリケーションとして、お客様のストレージの分類、ストレージ・サービス・レベルの管理、長期的なストレージ・コストの削減を支援し、インフォメーション・オンデマンドを実現します。

異機種混合のストレージ環境管理IBM System Storage製品と他社製ストレージの両方を装置レベルで管理できる、統合型のストレージ・インフラストラクチャー管理機能を提供します。IBMプラットフォームのために、デバイス、キャパシティー、可用性、パフォーマンスに関する包括的な管理機能を提供するとともに、異機種混合ストレージ管理でも大きな能力を発揮します。

Webベースのユーザー・インターフェース統合された、Webベースのユーザー・インターフェースを用意しており、ストレージ・インフラストラクチャーを簡単に表示・管理できます。ナビゲーションは、ストレージ環境を管理する必要がある作業を中心に作成されています。この Webベースのユーザー・インターフェースによって、ストレージ環境を効果的に管理するために必要な情報へ素早くアクセスできます。

レポート作成機能および分析機能IBM Cognos Business Intelligenceとの統合によって性能が向上したレポート作成機能と分析機能が用意されています。より迅速な価値創出の実現のためにすぐに使用可能なレポート作成機能が用意されており、データ抽象化と特別なレポート作成により、高品質なレポートとグラフを作成できます。

デバイス管理受け取ったパフォーマンス統計情報を将来の使用に備えてデータベース・テーブルに格納することで、パフォーマンスのモニターや管理、サービス・レベルの測定を支援します。ポリシー・ベースの自動化により、ビジネス・ポリシーに基づいたイベント・アクションが可能です。

SANファブリック管理自動リソース、トポロジー検出機能、モニター、アラート、ゾーン・コントロール、SANエラー予測機能などによって、複数ベンダーのSANをサポートします。オートノミック・コンピューティング機能の1つであるSANエラー予測機能は、SANネットワークの障害が深刻化してデータやアプリケーションの可用性に影響を及ぼす前に、それらを予測します。

レプリケーション・サービス管理ストレージ環境でのコピー・サービス操作を制御・モニターすることで、データの保護と災害時回復に欠かせない中核機能要件を満たします。数千のボリュームにわたる数百のレプリケーション・セッションをサポートし、オープン系と IBM z/OS接続のボリュームをサポートします。

Tivoli Storage Productivity Center SelectTivoli Storage Productivity Centerと同じフィーチャーを提供していますが、より小容量の運用向けに魅力的なエントリー・レベルの料金設定になっています。ディスク・コントローラーやそれぞれの拡張装置など、ストレージ・デバイス単位でライセンスが交付されます。

導入効果導入効果

● IBM System Storage製品と他社製ストレージを装置レベルで管理、運用の単純化、管理の複雑さの軽減、システム可用性の向上によって、ストレージ管理者を支援

● ホストからファブリックを経由して物理ディスクに至るまで、ストレージ・ネットワーク内のあらゆるポイントの一貫した管理で運用の効率化とコスト削減

● 迅速な問題判別と問題解決によりダウンタイムの短縮化を支援

Page 25: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

2524

クラウド&データセンター管理■ ストレージ管理

クラウド&データセンター管理

IBM SmarterCloud Virtual Storage CenterIBM SmarterCloud Virtual Storage Center EntryIBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Family

IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerは、異機種混合ストレージ・システムの効率的な仮想化と管理を提供します。これにより、コストを削減しつつ、ストレージの可用性とパフォーマンスを最適化できる俊敏なクラウド・アーキテクチャーをより迅速にマイグレーションできます。IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerは、既存のストレージをIBM Smarter Storageに変換するのに役立ち、データの増加や、よりシンプル化したストレージ管理に対応する余裕ができるようにします。つまり、物理的なストレージへの依存度を低くして、マルチベンダー・インフラストラクチャーの管理における複雑さを軽減します。最終的には、企業が仮想化されたストレージのプロビジョニング、キャパシティー、可用性、データ保護、レポート、および管理を最適化できるよう支援します。

異機種混合ストレージ管理に関連する時間とコストを削減したい!異機種混合ストレージ・システムの仮想化と管理

導入効果導入効果

● ビルトインされた効率性により、ストレージ管理に関連する時間とコストを削減

● 自己最適化ストレージによってワークロードの変化に自動的に適応し、手動調整の労力を減らす

● 動的、かつサービス指向でコスト効率の高い、俊敏なクラウド・ストレージ機能

● ほぼ即時のバックアップとリストア機能により、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えずにデータを保護

● 1つのライセンスのソフトウェア製品のもとでストレージ仮想化プラットフォームとストレージ仮想化を管理

IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerには次のような特長があります。

■ ストレージ・リソースの仮想化複数のストレージ・システム、ベンダー、およびデータ・センターのキャパシティーが仮想化され、まとめてプールされて、どこからでもアクセスできます。物理アレイによる制約はありません。これにより、物理ストレージ資産の使用率が飛躍的に向上します。

■ ストレージ・サービスの標準化サービスをストレージ・サービス・カタログから選択できます。カスタム構成は不要です。

■ ストレージ・プロビジョニングのセルフ・サービス化管理者は、カタログからキャパシティーを自動的に割り当てることができます。手動でのコンポーネント・レベルのプロビジョニングは不要です。

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center Entryテラバイト単位で料金が設定され、ライセンスは仮想化される容量に基づきます。提供される機能は、IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerと同じです。

IBM SmarterCloud Virtual Storage Center for Storwize Familyストレージ・デバイス単位で料金が設定されているため、ライセンスは、 Storwize ファミリーのハードウェアによって管理されているストレージ・エンクロージャーの数に基づきます。提供される機能は、IBM SmarterCloud Virtual Storage Centerと同じです。

Tivoli Storage Productivity CenterTivoli Storage Productivity Center Select

ストレージ・インフラストラクチャーの管理を単純化、自動化、最適化したい!統合ストレージ・インフラ管理

Tivoli Storage Productivity Centerは、可視化、制御、自動化によりお客様のストレージ環境を効果的に管理するための基盤となるプラットフォームです。ストレージ・インフラストラクチャー管理を実現する主要な運用管理アプリケーションとして、お客様のストレージの分類、ストレージ・サービス・レベルの管理、長期的なストレージ・コストの削減を支援し、インフォメーション・オンデマンドを実現します。

異機種混合のストレージ環境管理IBM System Storage製品と他社製ストレージの両方を装置レベルで管理できる、統合型のストレージ・インフラストラクチャー管理機能を提供します。IBMプラットフォームのために、デバイス、キャパシティー、可用性、パフォーマンスに関する包括的な管理機能を提供するとともに、異機種混合ストレージ管理でも大きな能力を発揮します。

Webベースのユーザー・インターフェース統合された、Webベースのユーザー・インターフェースを用意しており、ストレージ・インフラストラクチャーを簡単に表示・管理できます。ナビゲーションは、ストレージ環境を管理する必要がある作業を中心に作成されています。この Webベースのユーザー・インターフェースによって、ストレージ環境を効果的に管理するために必要な情報へ素早くアクセスできます。

レポート作成機能および分析機能IBM Cognos Business Intelligenceとの統合によって性能が向上したレポート作成機能と分析機能が用意されています。より迅速な価値創出の実現のためにすぐに使用可能なレポート作成機能が用意されており、データ抽象化と特別なレポート作成により、高品質なレポートとグラフを作成できます。

デバイス管理受け取ったパフォーマンス統計情報を将来の使用に備えてデータベース・テーブルに格納することで、パフォーマンスのモニターや管理、サービス・レベルの測定を支援します。ポリシー・ベースの自動化により、ビジネス・ポリシーに基づいたイベント・アクションが可能です。

SANファブリック管理自動リソース、トポロジー検出機能、モニター、アラート、ゾーン・コントロール、SANエラー予測機能などによって、複数ベンダーのSANをサポートします。オートノミック・コンピューティング機能の1つであるSANエラー予測機能は、SANネットワークの障害が深刻化してデータやアプリケーションの可用性に影響を及ぼす前に、それらを予測します。

レプリケーション・サービス管理ストレージ環境でのコピー・サービス操作を制御・モニターすることで、データの保護と災害時回復に欠かせない中核機能要件を満たします。数千のボリュームにわたる数百のレプリケーション・セッションをサポートし、オープン系と IBM z/OS接続のボリュームをサポートします。

Tivoli Storage Productivity Center SelectTivoli Storage Productivity Centerと同じフィーチャーを提供していますが、より小容量の運用向けに魅力的なエントリー・レベルの料金設定になっています。ディスク・コントローラーやそれぞれの拡張装置など、ストレージ・デバイス単位でライセンスが交付されます。

導入効果導入効果

● IBM System Storage製品と他社製ストレージを装置レベルで管理、運用の単純化、管理の複雑さの軽減、システム可用性の向上によって、ストレージ管理者を支援

● ホストからファブリックを経由して物理ディスクに至るまで、ストレージ・ネットワーク内のあらゆるポイントの一貫した管理で運用の効率化とコスト削減

● 迅速な問題判別と問題解決によりダウンタイムの短縮化を支援

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2726

エンドポイント管理  エンドポイント管理

IBM Endpoint Manager family for Datacenters for Lifecycle Management for Patch Management for Power Management for Server Automation for Software Use Analysis for Security and ComplianceIBM MaaS360 (Enterprise Mobility Management)

ビジネスの拡大とともに管理対象のPCやサーバーが増加し複雑化、多様化することで、エンドポイントのライフサイクル管理や運用管理作業の手間やコストも増大し続けています。

IBM Endpoint Managerは中小規模から大規模環境のエンドポイントを、管理サーバーの台数を増やさずに管理可能で、パッチ管理、セキュリティー構成管理、資産&ライセンス管理、電源管理など多彩なエンドポイント管理機能を単一サーバー、単一エージェントに統合し、あらゆるタイプ、規模のお客様のシステム管理およびセキュリティー管理に対するご要望にお応えします。各エンドポイントに対し、ライフサイクル管理、セキュリティー・コンフィグレーション、脆弱性管理、保護機能を提供し、運用管理作業の簡素化と自動化を支援します。

IBM Endpoint Managerのプラットフォームは、ポリシーが実装されたエージェントとコンソールにより構成され、サーバー、デスクトップ、モバイルの健全性と保護を適用するために、連続的な「検出」、「評価」、「適用」のサイクルを行うようにデザインされています。IBM Endpoint Managerの革新的な特許技術により、既存システム・インフラの投資削減、運用担当者への負担軽減を実現しながら、エンドポイントのリアルタイムな可視化、パフォーマンス、柔軟性、スケーラビリティーのメリットを享受できます。

IBM Endpoint Managerソリューションには、目的に合わせて選べる以下の製品があります。

各種デバイスを一元管理したい!エンドポイント統合管理ソリューション

導入効果導入効果

● 各種エンドポイントのライフサイクル管理とコンプライアンス・チェックを同時に実施し、単一サーバー、単一エージェントで統合管理

● リアルタイムに最新の構成情報を把握してパッチ適用など必要な処理を自動的に実施

● インフラ管理に必要な管理サーバー、中間管理サーバーの台数を削減、インフラ管理のコストと運用管理業務負荷を軽減

● エージェントの追加や入れ替えをせずに機能拡張が可能● 構成情報収集やパッチ適用時のエージェントのリソース使用率を制限、クライアント端末の業務への影響を最小限に抑える

● アンチ・ウイルス、マルウェア対策、ファイアウォールなど、外部からの攻撃からシステム、データを保護(オプション)

IBM Endpoint Manager for Datacentersデータセンターにおけるサーバー管理に必要となる以下の3製品を一つのパッケージにてご提供いたします。● IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management● IBM Endpoint Manager for Security & Compliance● IBM Endpoint Manager for Server Automation

IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management資産ディスカバリー、資産インベントリー、パッチ管理/ソフトウェア配布、ライセンス管理、リモート制御、OSデプロイメント、ソフトウェア使用分析(オプション)などの機能を提供します。

IBM Endpoint Manager for Patch Managementパッチ管理を提供。パッチ適用ルールの自動配布、適用対象端末の自動抽出機能により、パッチ適用プロセスを簡素化します。(この機能は、IBM Endpoint Manager for Lifecycle ManagerならびにIBM Endpoint Manager for Security and Complianceに含まれます)

IBM Endpoint Manager for Power Management電源管理、電力管理を提供。PCの電源状況をリアルタイムで可視化、コスト削減とエコロジーに貢献します。

IBM Endpoint Manager for Server Automationユーザーは、プログラミングのスキルを必要とせずに、タスクの順序付けを含む高度な自動化タスクを複数のサーバーにわたって実行できます。作成済みの自動化スクリプトを豊富に提供して、ユーザーが独自の自動化フローを作成して再使用できるようにします。

IBM Endpoint Manager for Software Use Analysisライセンス交付を受けたソフトウェアとライセンス交付を受けていないソフトウェアをきめ細かく掘り下げて特定します。ソフトウェア使用状況のパターンと傾向を追跡して、計画、予算、およびベンダー・ライセンス・コンプライアンスの改善をサポートします。

IBM Endpoint Manager for Security and Compliance資産ディスカバリー、パッチ管理、セキュリティー構成管理、エンドポイントの脆弱性管理、ネットワーク・アクセスの制御、デバイス管理、アンチ・ウイルス/アンチ・マルウェア(オプション)などの機能を提供します。

WAN

Internet

中規模オフィス

本社・管理部門リモート・オフィス

データセンター

Hotel

IBM Endpoint Managerエージェント適用するポリシー情報の配布ポリシーの実施状況、資産情報、ソフトウェアやバッチの要求

さまざまな環境において一貫したシステム・ライフサイクル管理、セキュリティー・コンフィグレーション、脆弱性管理、保護機能を提供

エンタープライズ・モビリティー管理を実現するMaaS360

IBM Endpoint Managerサーバー

パッチ管理Patch

Management

アプリケーションおよび、Microsoft、UNIX、LinuxおよびMacintoshのパッチ配布と適用

電源管理Power

Management

電源管理ポリシーの強制適用省電力、CO2削減効果のリアルタイム・モニタリングと分析

企業モビリティー管理Enterprise MobilityManagement

セキュリティー管理Security &Compliance

セキュリティー構成管理脆弱性管理NWアクセスの制御

デバイス管理アンチ・ウイルス管理

ライフサイクル管理LifecycleManagement

資産ディスカバリー資産インベントリー ソフトウェアの配布

リモート制御OSデプロイメントソフトウェア使用分析

I

I

I

I

II

II

I

I

II

IBM MaaS360 (Mobile Device Management)

企業がスマホやタブレットを活用する上で必要となるモバイル・デバイス管理、モバイル・アプリケーション管理、モバイル・コンテンツ管理すべてを網羅するエンタープライズ・モビリティー管理を実現します。Android、iOS、Windows Phone、BlackBerry など多くのプラットフォームをサポートします。

低価格・機能限定のスターター・キット■IBM Endpoint Manager Starter Kit for Lifecycle Management

資産ディスカバリー、資産インベントリー、パッチ管理/ソフトウェア配布の機能に限定したエントリー・モデルです。■IBM Endpoint Manager Starter Kit for Security and Compliance

資産ディスカバリー、セキュリティー構成管理、アンチ・ウイルス/アンチ・マルウェアの監視と管理機能に限定したエントリー・モデルです。

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

デバイス登録 コンテンツ管理アプリケーション管理 イントラへの接続ポリシー管理 ドキュメント共有

MaaS360 モバイル・デバイス管理

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エンドポイント管理  エンドポイント管理

IBM Endpoint Manager family for Datacenters for Lifecycle Management for Patch Management for Power Management for Server Automation for Software Use Analysis for Security and ComplianceIBM MaaS360 (Enterprise Mobility Management)

ビジネスの拡大とともに管理対象のPCやサーバーが増加し複雑化、多様化することで、エンドポイントのライフサイクル管理や運用管理作業の手間やコストも増大し続けています。

IBM Endpoint Managerは中小規模から大規模環境のエンドポイントを、管理サーバーの台数を増やさずに管理可能で、パッチ管理、セキュリティー構成管理、資産&ライセンス管理、電源管理など多彩なエンドポイント管理機能を単一サーバー、単一エージェントに統合し、あらゆるタイプ、規模のお客様のシステム管理およびセキュリティー管理に対するご要望にお応えします。各エンドポイントに対し、ライフサイクル管理、セキュリティー・コンフィグレーション、脆弱性管理、保護機能を提供し、運用管理作業の簡素化と自動化を支援します。

IBM Endpoint Managerのプラットフォームは、ポリシーが実装されたエージェントとコンソールにより構成され、サーバー、デスクトップ、モバイルの健全性と保護を適用するために、連続的な「検出」、「評価」、「適用」のサイクルを行うようにデザインされています。IBM Endpoint Managerの革新的な特許技術により、既存システム・インフラの投資削減、運用担当者への負担軽減を実現しながら、エンドポイントのリアルタイムな可視化、パフォーマンス、柔軟性、スケーラビリティーのメリットを享受できます。

IBM Endpoint Managerソリューションには、目的に合わせて選べる以下の製品があります。

各種デバイスを一元管理したい!エンドポイント統合管理ソリューション

導入効果導入効果

● 各種エンドポイントのライフサイクル管理とコンプライアンス・チェックを同時に実施し、単一サーバー、単一エージェントで統合管理

● リアルタイムに最新の構成情報を把握してパッチ適用など必要な処理を自動的に実施

● インフラ管理に必要な管理サーバー、中間管理サーバーの台数を削減、インフラ管理のコストと運用管理業務負荷を軽減

● エージェントの追加や入れ替えをせずに機能拡張が可能● 構成情報収集やパッチ適用時のエージェントのリソース使用率を制限、クライアント端末の業務への影響を最小限に抑える

● アンチ・ウイルス、マルウェア対策、ファイアウォールなど、外部からの攻撃からシステム、データを保護(オプション)

IBM Endpoint Manager for Datacentersデータセンターにおけるサーバー管理に必要となる以下の3製品を一つのパッケージにてご提供いたします。● IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management● IBM Endpoint Manager for Security & Compliance● IBM Endpoint Manager for Server Automation

IBM Endpoint Manager for Lifecycle Management資産ディスカバリー、資産インベントリー、パッチ管理/ソフトウェア配布、ライセンス管理、リモート制御、OSデプロイメント、ソフトウェア使用分析(オプション)などの機能を提供します。

IBM Endpoint Manager for Patch Managementパッチ管理を提供。パッチ適用ルールの自動配布、適用対象端末の自動抽出機能により、パッチ適用プロセスを簡素化します。(この機能は、IBM Endpoint Manager for Lifecycle ManagerならびにIBM Endpoint Manager for Security and Complianceに含まれます)

IBM Endpoint Manager for Power Management電源管理、電力管理を提供。PCの電源状況をリアルタイムで可視化、コスト削減とエコロジーに貢献します。

IBM Endpoint Manager for Server Automationユーザーは、プログラミングのスキルを必要とせずに、タスクの順序付けを含む高度な自動化タスクを複数のサーバーにわたって実行できます。作成済みの自動化スクリプトを豊富に提供して、ユーザーが独自の自動化フローを作成して再使用できるようにします。

IBM Endpoint Manager for Software Use Analysisライセンス交付を受けたソフトウェアとライセンス交付を受けていないソフトウェアをきめ細かく掘り下げて特定します。ソフトウェア使用状況のパターンと傾向を追跡して、計画、予算、およびベンダー・ライセンス・コンプライアンスの改善をサポートします。

IBM Endpoint Manager for Security and Compliance資産ディスカバリー、パッチ管理、セキュリティー構成管理、エンドポイントの脆弱性管理、ネットワーク・アクセスの制御、デバイス管理、アンチ・ウイルス/アンチ・マルウェア(オプション)などの機能を提供します。

WAN

Internet

中規模オフィス

本社・管理部門リモート・オフィス

データセンター

Hotel

IBM Endpoint Managerエージェント適用するポリシー情報の配布ポリシーの実施状況、資産情報、ソフトウェアやバッチの要求

さまざまな環境において一貫したシステム・ライフサイクル管理、セキュリティー・コンフィグレーション、脆弱性管理、保護機能を提供

エンタープライズ・モビリティー管理を実現するMaaS360

IBM Endpoint Managerサーバー

パッチ管理Patch

Management

アプリケーションおよび、Microsoft、UNIX、LinuxおよびMacintoshのパッチ配布と適用

電源管理Power

Management

電源管理ポリシーの強制適用省電力、CO2削減効果のリアルタイム・モニタリングと分析

企業モビリティー管理Enterprise MobilityManagement

セキュリティー管理Security &Compliance

セキュリティー構成管理脆弱性管理NWアクセスの制御

デバイス管理アンチ・ウイルス管理

ライフサイクル管理LifecycleManagement

資産ディスカバリー資産インベントリー ソフトウェアの配布

リモート制御OSデプロイメントソフトウェア使用分析

I

I

I

I

II

II

I

I

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IBM MaaS360 (Mobile Device Management)

企業がスマホやタブレットを活用する上で必要となるモバイル・デバイス管理、モバイル・アプリケーション管理、モバイル・コンテンツ管理すべてを網羅するエンタープライズ・モビリティー管理を実現します。Android、iOS、Windows Phone、BlackBerry など多くのプラットフォームをサポートします。

低価格・機能限定のスターター・キット■IBM Endpoint Manager Starter Kit for Lifecycle Management

資産ディスカバリー、資産インベントリー、パッチ管理/ソフトウェア配布の機能に限定したエントリー・モデルです。■IBM Endpoint Manager Starter Kit for Security and Compliance

資産ディスカバリー、セキュリティー構成管理、アンチ・ウイルス/アンチ・マルウェアの監視と管理機能に限定したエントリー・モデルです。

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

デバイス登録 コンテンツ管理アプリケーション管理 イントラへの接続ポリシー管理 ドキュメント共有

MaaS360 モバイル・デバイス管理

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Enterprise Asset Management(EAM)とは情報システムの適用は大量のトランザクションを扱う販売管理や会計を中心に始まり、物流、調達などに適用され企業の効率的な管理、業績向上に非常に大きな貢献をしてきました。企業の経営の三大要素として「ヒト・モノ・カネ」を経営資源として定義していますが、情報システムはこの「カネ」と「モノ」に対して適用され大きな効果を提供しています。しかし「ヒト」の部分に関してはまだ情報技術の適用は始まったばかりです。

工場やプラント、鉄道など多くの資産(設備、機器を代表する名称)を中心として活動される企業では資産に関連して作業が発生しますが、資産の健全な運用と作業効率の管理は資産が非常に重要である企業の生命線です。また道路や河川、上下水施設・管路、橋梁など社会基盤の管理は行政部門の重要な管理対象であり国民生活に大きな影響を与えます。

このような資産の健全運用・管理はそのほとんどは「ヒト」が担う業務であり、人間が実行する作業管理が重要な管理対象になります。

従来この分野は各部門が個別に管理する保全管理ソリューションが適用されていますが、適用範囲は部門単位にとどまり企業コンプライアンス、リスク管理の側面からは問題があります(下記図:CMMSの領域)。EAMは企業全体で取組む資産・リスク管理のソリューションで、資産の健全性を確保し安全性を向上させるとともにサービスの品質を上げ、リスク・コストを低減させるソリューションです。

資産・リスク管理を推進するISO-55000国際標準

IBM Maximoが目指すべき目標

企業の社会的責任の一つに工場の安定稼働があります。しかし時として設備の故障や事故が原因で作業員や工場の周辺住民や環境に対して脅威が及ぶ場合があります。大規模な企業になればなるほど製造拠点は複数となり、またグローバル化に伴い国境を越えて製造を行います。この1つで事故が発生すると企業全体のブランド・イメージを傷つけ企業活動に悪影響を及ぼし

ます。ISO-55000は資産管理とリスク管理を組み合わせた初めての国際標準です。

IBM Maximoは工場・プラント・社会インフラの管理対象資産を特定し、総合的な資産管理、リスク管理のプロセスを包括的にサポートすることによってISO-55000の取得を支援します。

EAMの目標を実現するためにIBM Maximoは以下の機能を提供いたします。

■ 企業や組織に帰属するさまざまな種類の資産(設備、施設、車両、情報機器など)の統合化されたデータベースの実現■ 作業管理、サービス管理を含めた包括的な資産ライフサイクルをサポートするアプリケーション機能■ 契約管理、調達管理、在庫管理による資材管理機能の強化■ 費用計上に必要な経理トランザクションの取得と、Enterprise Resource Planning(ERP)との連携による  システム化支援■ 産業別の特徴にあわせた豊富なテンプレートによる導入費用の削減

コンプライアンス(法令遵守、安全、J-SOX)

法令準拠 全社標準プロセス構築全社 業務最適化

資産ポートフォリオ管理

設備投資/回収/廃棄管理

資産ライフサイクル管理

新しいビジネス・モデルの開発

全体システムのコンセプト

サービス・レベル管理CMMS(現場業務の最適化)

EAM(設備・資産を中心とした全社最適化)

計画管理(保全標準PDCA、年度計画)

計画保全 突発保全 日常点検

作業要求 作業要求 作業要求

作業指示 作業指示 作業指示

リソース手配 リソース手配 リソース手配

作業評価

保全部門1プラント1

保全部門2プラント2

関係会社 調達部門 経理・人事部門

生産・操業部門

情報共有担当

作業評価 作業評価

調達管理教育管理

設備稼働KPI管理

共有問題(軽微な停止情報)

作業要求管理Help Desk

経営管理情報

問題報告

戦略的人材育成技術・技能スキル管理

契約管理

在庫管理

CMMS:Computerized Maintenance Management SystemEAM:Enterprise Asset Management System

IBM Maximo戦略的資産管理の領域

担当者

中間管理職

経営企画

経営層

ISO-55000の導入目的(管理の見える化と効果)ISO-55000の導入目的 期待される効果

財務的パフォーマンスの向上(Improved Financial Performance)

サービス・結果・ROAの最大化、組織コストの低減(短期・長期)、資産価値の温存

リスクの管理(Managed Risk)

財務的損失軽減、安全の向上、環境コストの低減、賠償責任・保険料およびペナルティー削減

サービスと実績の向上(Improved Service and Output)

サービス・ニーズとお客様期待のバランス、お客様満足度・サービス・レベルの確保・向上

組織の社会的責任(CSR)(Corporate/Social Responsibility)

組織の社会的な責任の明示と、組織のコミュニティー全体にわたる倫理的なビジネス活動の実践

立証された法令遵守(Demonstrated Compliance)

透明化された資産管理標準、指針、プロセスに従った実践とその記録

高い企業イメージ(Enhanced Reputation)

顧客満足度の向上、株主に対する活動の認識度向上とコミットメント

組織持続可能性の改善(Improved Organization Sustainability)

組織内の支出、効率、運用の持続可能性の改善

Page 29: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Enterprise Asset Management(EAM)とは情報システムの適用は大量のトランザクションを扱う販売管理や会計を中心に始まり、物流、調達などに適用され企業の効率的な管理、業績向上に非常に大きな貢献をしてきました。企業の経営の三大要素として「ヒト・モノ・カネ」を経営資源として定義していますが、情報システムはこの「カネ」と「モノ」に対して適用され大きな効果を提供しています。しかし「ヒト」の部分に関してはまだ情報技術の適用は始まったばかりです。

工場やプラント、鉄道など多くの資産(設備、機器を代表する名称)を中心として活動される企業では資産に関連して作業が発生しますが、資産の健全な運用と作業効率の管理は資産が非常に重要である企業の生命線です。また道路や河川、上下水施設・管路、橋梁など社会基盤の管理は行政部門の重要な管理対象であり国民生活に大きな影響を与えます。

このような資産の健全運用・管理はそのほとんどは「ヒト」が担う業務であり、人間が実行する作業管理が重要な管理対象になります。

従来この分野は各部門が個別に管理する保全管理ソリューションが適用されていますが、適用範囲は部門単位にとどまり企業コンプライアンス、リスク管理の側面からは問題があります(下記図:CMMSの領域)。EAMは企業全体で取組む資産・リスク管理のソリューションで、資産の健全性を確保し安全性を向上させるとともにサービスの品質を上げ、リスク・コストを低減させるソリューションです。

資産・リスク管理を推進するISO-55000国際標準

IBM Maximoが目指すべき目標

企業の社会的責任の一つに工場の安定稼働があります。しかし時として設備の故障や事故が原因で作業員や工場の周辺住民や環境に対して脅威が及ぶ場合があります。大規模な企業になればなるほど製造拠点は複数となり、またグローバル化に伴い国境を越えて製造を行います。この1つで事故が発生すると企業全体のブランド・イメージを傷つけ企業活動に悪影響を及ぼし

ます。ISO-55000は資産管理とリスク管理を組み合わせた初めての国際標準です。

IBM Maximoは工場・プラント・社会インフラの管理対象資産を特定し、総合的な資産管理、リスク管理のプロセスを包括的にサポートすることによってISO-55000の取得を支援します。

EAMの目標を実現するためにIBM Maximoは以下の機能を提供いたします。

■ 企業や組織に帰属するさまざまな種類の資産(設備、施設、車両、情報機器など)の統合化されたデータベースの実現■ 作業管理、サービス管理を含めた包括的な資産ライフサイクルをサポートするアプリケーション機能■ 契約管理、調達管理、在庫管理による資材管理機能の強化■ 費用計上に必要な経理トランザクションの取得と、Enterprise Resource Planning(ERP)との連携による  システム化支援■ 産業別の特徴にあわせた豊富なテンプレートによる導入費用の削減

コンプライアンス(法令遵守、安全、J-SOX)

法令準拠 全社標準プロセス構築全社 業務最適化

資産ポートフォリオ管理

設備投資/回収/廃棄管理

資産ライフサイクル管理

新しいビジネス・モデルの開発

全体システムのコンセプト

サービス・レベル管理CMMS(現場業務の最適化)

EAM(設備・資産を中心とした全社最適化)

計画管理(保全標準PDCA、年度計画)

計画保全 突発保全 日常点検

作業要求 作業要求 作業要求

作業指示 作業指示 作業指示

リソース手配 リソース手配 リソース手配

作業評価

保全部門1プラント1

保全部門2プラント2

関係会社 調達部門 経理・人事部門

生産・操業部門

情報共有担当

作業評価 作業評価

調達管理教育管理

設備稼働KPI管理

共有問題(軽微な停止情報)

作業要求管理Help Desk

経営管理情報

問題報告

戦略的人材育成技術・技能スキル管理

契約管理

在庫管理

CMMS:Computerized Maintenance Management SystemEAM:Enterprise Asset Management System

IBM Maximo戦略的資産管理の領域

担当者

中間管理職

経営企画

経営層

ISO-55000の導入目的(管理の見える化と効果)ISO-55000の導入目的 期待される効果

財務的パフォーマンスの向上(Improved Financial Performance)

サービス・結果・ROAの最大化、組織コストの低減(短期・長期)、資産価値の温存

リスクの管理(Managed Risk)

財務的損失軽減、安全の向上、環境コストの低減、賠償責任・保険料およびペナルティー削減

サービスと実績の向上(Improved Service and Output)

サービス・ニーズとお客様期待のバランス、お客様満足度・サービス・レベルの確保・向上

組織の社会的責任(CSR)(Corporate/Social Responsibility)

組織の社会的な責任の明示と、組織のコミュニティー全体にわたる倫理的なビジネス活動の実践

立証された法令遵守(Demonstrated Compliance)

透明化された資産管理標準、指針、プロセスに従った実践とその記録

高い企業イメージ(Enhanced Reputation)

顧客満足度の向上、株主に対する活動の認識度向上とコミットメント

組織持続可能性の改善(Improved Organization Sustainability)

組織内の支出、効率、運用の持続可能性の改善

Page 30: クラウド&スマーター・インフラストラクチャー · 2015. 1. 27. · せています。一方で、モバイルを含むエンドポイント管理にあたり、セキュリティーやitガバナンス、運用負荷

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

資産管理を支援する6つの機能

■ 資産管理資産に関連するさまざまな情報(資産仕様、予備部品、安全管理、作業計画、故障履歴、部品出庫履歴、調達履歴など)を一元管理し、資産の購入、設置、運用、破棄までのライフサイクル全体にわたる管理作業をサポートします。このほかにも、資産に対する管理者、設置移動履歴、変更履歴、計測値履歴などさまざまな情報が管理可能です。

● ISO14224に準拠した資産仕様管理と故障コード管理をサポートしており、資産情報の平準化を可能にします。

● 資産同士を関係付けすることにより、より複雑な資産の管理や検索を容易にします。

● 資産情報から作業やサービスの履歴が参照でき、資産に関わる隠れた維持コストを分析することができます。

● 数値や特徴(色、大きさなど)などの計測値履歴を管理し、資産の状態を常に監視することでよりプロアクティブな保全を可能にします。

■ 作業管理予防保全、是正保全、緊急保全、設備の設置・撤去、安全計画など、さまざまな種類の作業を単一のデータベースに計画、記録、管理可能にします。作業計画者は、作業に必要な人員配置の決定、費用の見積もりと承認、優先順位の決定を行い、企業全体のまたは外部に提供するサービスとしての保全作業を管理することができます。

● 予防保全と作業標準機能を利用して、適切な作業手順と作業員や工具などの要求が記載された保全計画を整備することで、計画と作業双方の円滑化を図り、計画外の停止時間や問題発生後の保守作業を削減することができます。

● 繰り返し実行される作業に対して周期ベース、使用量ベース、状態監視イベント・ベースの作業計画立案をサポートし、自動化します。

● 自動化されたワークフロー・プロセスと高度なステータス制御により、より合理的なビジネス・プロセスの実行が可能になります。

● 作業にかかる原価を計算し、計画/実績値を比較・分析することにより、将来にわたる作業計画の作業員・資材コストの削減に役立ちます。

Maximo Asset Managementは資産管理、作業管理、資材管理、調達管理、契約管理、サービス管理という6つのソリューションが一体となって機能し、資産データの収集・追跡、作業履歴の記録・分析や保守およびサービスの提供など、企業全体にわたる資産管理業務プロセスの最適化を支援します。

■ 資材管理資材、予備部品、工具などの在庫管理をサポートします。作業管理モジュールによる在庫の移動および使用量の増減、調達管理モジュールによる購買プロセスとの連携により、正確な在庫数把握が可能になります。また、作業計画から将来必要な在庫数を把握することで、在庫ストックの最適化(過剰在庫の削減)や再発注プロセスの自動化が図れます。

● ABC分析や経済的発注量をサポートし、在庫数の適正化や発注の自動化を可能にします。

● 購買管理や作業管理と連携し、受発注の自動化、在庫の入出庫などの正確な把握を実現します。

● 計測値や経年劣化、使用量などの情報を入力し在庫の状態を管理することで、不要在庫の削減や棚卸しを行います。

■ 調達管理見積依頼書(RFQ)の取得、資材や外部サービスの購買・受入・インボイス管理を含む企業購買プロセスの管理機能全般を提供します。作業計画から在庫要求、見積もり、ベンダー情報、注文書などの情報を発注元に迅速に連携することが可能になります。また、OracleやSAPなどのERPシステムと連携し、企業の購買活動全体の取り組みとして資産管理を組み入れることができます。

● 購買契約を適切管理することで、コストのかかる契約外の購買を減らし、販売元の信頼性やサービスの品質を検証に役立つ情報を提供します。

● 周期ベース、計測値ベース、またはイベント・ドリブンの自動購買機能によって、適切な資材とサービスを適切なタイミングで注文できるようにし、購買活動の効率を高めます。

● 重要業績評価指標(KPI)分析ツールによって、注文処理時間、請求書の正確性、および納期などの調達能力を評価します。

■ 契約管理取引先との契約を管理する体制を強化します。購買契約、リース・レンタル契約、保証契約、作業員の支払い単価契約、ソフトウェア契約、基本契約、一括契約、およびユーザー定義契約に対するサポートを含む包括的な契約管理を提供します。

● 契約関連づけ機能によって取引先との契約とSLAを関連づけし、信頼できない取引先や品質の低い製品を特定可能にします。過去のSLA違反履歴を参照し、ベンダーの条件を再交渉するときの参考にすることもできます。

● 契約条件一覧により、標準化された施策を組織全体に一貫して適用することが可能になります。

● 自動通知機能や警告機能を用いることで、取引先との契約条件を遵守し、契約違反を回避することに役立ちます。

■ サービス管理新規サービス要求の発行、未処理のサービス要求の追跡や更新が可能です。資産管理業務に統合的なサービス・レベル管理を取り入れることにより、サービス・レベル・アグリーメント(SLA)を作成し、事業目標に合致したサービス・レベルを設定すること、サービス・レベルの達成状況のモニタリング、エスカレーションによるサービス・レベルの維持などが可能になります。

● 効率的なサービス・デスクを構築・運用することができます。

● 直感的なセルフ・サービス・ポータルによる自己解決支援が可能です。 ● エスカレーションによる抜け・漏れを防止し、サービス・レベルの維持が可能です。

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3130

資産と施設の管理 資産と施設の管理

資産管理を支援する6つの機能

■ 資産管理資産に関連するさまざまな情報(資産仕様、予備部品、安全管理、作業計画、故障履歴、部品出庫履歴、調達履歴など)を一元管理し、資産の購入、設置、運用、破棄までのライフサイクル全体にわたる管理作業をサポートします。このほかにも、資産に対する管理者、設置移動履歴、変更履歴、計測値履歴などさまざまな情報が管理可能です。

● ISO14224に準拠した資産仕様管理と故障コード管理をサポートしており、資産情報の平準化を可能にします。

● 資産同士を関係付けすることにより、より複雑な資産の管理や検索を容易にします。

● 資産情報から作業やサービスの履歴が参照でき、資産に関わる隠れた維持コストを分析することができます。

● 数値や特徴(色、大きさなど)などの計測値履歴を管理し、資産の状態を常に監視することでよりプロアクティブな保全を可能にします。

■ 作業管理予防保全、是正保全、緊急保全、設備の設置・撤去、安全計画など、さまざまな種類の作業を単一のデータベースに計画、記録、管理可能にします。作業計画者は、作業に必要な人員配置の決定、費用の見積もりと承認、優先順位の決定を行い、企業全体のまたは外部に提供するサービスとしての保全作業を管理することができます。

● 予防保全と作業標準機能を利用して、適切な作業手順と作業員や工具などの要求が記載された保全計画を整備することで、計画と作業双方の円滑化を図り、計画外の停止時間や問題発生後の保守作業を削減することができます。

● 繰り返し実行される作業に対して周期ベース、使用量ベース、状態監視イベント・ベースの作業計画立案をサポートし、自動化します。

● 自動化されたワークフロー・プロセスと高度なステータス制御により、より合理的なビジネス・プロセスの実行が可能になります。

● 作業にかかる原価を計算し、計画/実績値を比較・分析することにより、将来にわたる作業計画の作業員・資材コストの削減に役立ちます。

Maximo Asset Managementは資産管理、作業管理、資材管理、調達管理、契約管理、サービス管理という6つのソリューションが一体となって機能し、資産データの収集・追跡、作業履歴の記録・分析や保守およびサービスの提供など、企業全体にわたる資産管理業務プロセスの最適化を支援します。

■ 資材管理資材、予備部品、工具などの在庫管理をサポートします。作業管理モジュールによる在庫の移動および使用量の増減、調達管理モジュールによる購買プロセスとの連携により、正確な在庫数把握が可能になります。また、作業計画から将来必要な在庫数を把握することで、在庫ストックの最適化(過剰在庫の削減)や再発注プロセスの自動化が図れます。

● ABC分析や経済的発注量をサポートし、在庫数の適正化や発注の自動化を可能にします。

● 購買管理や作業管理と連携し、受発注の自動化、在庫の入出庫などの正確な把握を実現します。

● 計測値や経年劣化、使用量などの情報を入力し在庫の状態を管理することで、不要在庫の削減や棚卸しを行います。

■ 調達管理見積依頼書(RFQ)の取得、資材や外部サービスの購買・受入・インボイス管理を含む企業購買プロセスの管理機能全般を提供します。作業計画から在庫要求、見積もり、ベンダー情報、注文書などの情報を発注元に迅速に連携することが可能になります。また、OracleやSAPなどのERPシステムと連携し、企業の購買活動全体の取り組みとして資産管理を組み入れることができます。

● 購買契約を適切管理することで、コストのかかる契約外の購買を減らし、販売元の信頼性やサービスの品質を検証に役立つ情報を提供します。

● 周期ベース、計測値ベース、またはイベント・ドリブンの自動購買機能によって、適切な資材とサービスを適切なタイミングで注文できるようにし、購買活動の効率を高めます。

● 重要業績評価指標(KPI)分析ツールによって、注文処理時間、請求書の正確性、および納期などの調達能力を評価します。

■ 契約管理取引先との契約を管理する体制を強化します。購買契約、リース・レンタル契約、保証契約、作業員の支払い単価契約、ソフトウェア契約、基本契約、一括契約、およびユーザー定義契約に対するサポートを含む包括的な契約管理を提供します。

● 契約関連づけ機能によって取引先との契約とSLAを関連づけし、信頼できない取引先や品質の低い製品を特定可能にします。過去のSLA違反履歴を参照し、ベンダーの条件を再交渉するときの参考にすることもできます。

● 契約条件一覧により、標準化された施策を組織全体に一貫して適用することが可能になります。

● 自動通知機能や警告機能を用いることで、取引先との契約条件を遵守し、契約違反を回避することに役立ちます。

■ サービス管理新規サービス要求の発行、未処理のサービス要求の追跡や更新が可能です。資産管理業務に統合的なサービス・レベル管理を取り入れることにより、サービス・レベル・アグリーメント(SLA)を作成し、事業目標に合致したサービス・レベルを設定すること、サービス・レベルの達成状況のモニタリング、エスカレーションによるサービス・レベルの維持などが可能になります。

● 効率的なサービス・デスクを構築・運用することができます。

● 直感的なセルフ・サービス・ポータルによる自己解決支援が可能です。 ● エスカレーションによる抜け・漏れを防止し、サービス・レベルの維持が可能です。

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3332

資産と施設の管理 資産と施設の管理

開発を加速するMaximoシステム管理ツール

■ データベース構成管理お客様の業務要件に合わせて、データベースの拡張および変更を容易に行うことができます。表定義はすべて公開されており、開発者は自由に変更することができます。データベースを構成する管理アプリケーションは表の追加、変更、削除のみならず、ビューによる表の拡張、多言語のサポート、監査のための履歴テーブルの作成、インデックスおよび関係の追加など多岐にわたる機能を有しています。

■ 画面構成管理Maximoのインターフェース定義はXMLで記述されており、それを編集する管理アプリケーションはWeb GUI上のWSIWYGエディターとして提供されています。既存のアプリケーション定義を複製してフィールド、表、ダイアログ・ボックスの追加、削除などの変更を加えることや、ユーザーが初めからアプリケーションを作成することも可能です。開発者はHTMLの構成を理解する必要はなく、適切に管理されたコンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップで配置していくだけで画面を構成できます。また、条件付きUI機能によって、ユーザーやレコードの状態によってコンポーネントの振る舞いを動的に変更することができます。これによって承認者向けと作業者向けのインターフェースの変更を、アプリケーションを分けることなく定義することが可能です。

■ 業務ロジック管理自動化スクリプトは従来のJava カスタマイズに比べて、業務ロジックの追加・変更の生産性を劇的に向上させます。JythonやJavaScriptなどのスクリプト言語を使用して、各種イベントで起動されるアクションにロジックを組み込むことができます。スクリプトはデータベースへの保存と同時にコンパイルされサーバー上にキャッシュされます。これにより、スクリプト言語の生産性を活かしながら、Javaとほぼ同等の処理性能を実現します。

■ 他システム連携Maximo統合フレームワークを利用することでERP、CIS、CRMなどのさまざまなシステムと迅速に統合することができます。統合フレームワークはMaximoオブジェクトをさまざまな形式で連携することが可能です。また、連携時のエラー処理などの管理機能も備わっており、標準コンポーネントの組み合わせで多くの業務要件を満たすことができます。

■ マイグレーション管理機能Maximoのマイグレーション機能を使用すると開発、テスト、本番環境などへ設定を移行することができます。移行できる設定はデータベース構成、画面構成、ワークフロー定義、エスカレーション、組織情報など多岐にわたります。頻繁なリリースにも対応することで、移行にかかるリスクや負荷を軽減することができます。

Maximoには迅速なアプリケーション開発を促進するためのさまざまなツールが提供されています。それぞれが相互に連携し開発のスピードを最大限に向上させます。例えば、Maximoのデータベース定義はオブジェクトとテーブルのマッピングが自動的に行われ、特別な定義をすることなくアプリケーション上で利用可能になります。また、自動化スクリプトを利用することでソース・コードのコンパイルや再ビルドなしにビジネス・ロジックの拡張することができます。Maximoの開発ツールによってお客様のビジネスに合わせた仕立て直し(テーラリング)を高速に行うことが可能です。

Maximoの先進的なテクノロジーMaximo Asset Managementのベース・コンポーネントはTivol i Process Automation Engine(TPAE)が採用されており、TPAEはJava Enterprise Editionアーキテクチャーに準拠し、外部アプリケーションとの統合やアプリケーション内の再利用が容易になるように構築されています。TPAEの先進的なアーキテクチャーによりWeb標準のサポート、アクセシビリティーのサポート、複数言語・複数組織・複数通貨のサポート、大規模から中小規模構成までサポートするスケーラビリティーを備えています。TPAE上で資産管理、作業管理などの各モジュールが実装されており、フレームワークの各層が連携することによって既存モジュールの拡張から、新規モジュールの開発まで迅速に行うことが可能になります。

■ ユーザー・インターフェースMaximoのユーザー・インターフェースはWeb標準に則った画面構成をサポートすることにより、デスクトップからモバイルまでさまざまなタイプの標準的なブラウザからアクセスできます。これにより、従来のクライアント・サーバー型アーキテクチャーで悩まされていたクライアント・モジュールの配布やバージョン間の非互換性などの問題を軽減できます。画面定義はXMLによって記述されており、開発者は画面の複製や編集するためにプログラムを組む必要はありません。画面定義にはテキスト・ボックスなどのコンポーネントが標準で定義されており、データベース・オブジェクトと容易に関連付けし、検索や表示項目の動的な変更など特別なプログラミングなしに実装することが可能です。

■ ポータル画面ユーザーがログイン後、最初に現れる画面はスタート・センターと呼ばれるユーザー・ポータル画面です。スタート・センターはユーザーの役割や好みに合わせて自由にカスタマイズすることができます。そこにはアプリケーションへの迅速なアクセス、重要業績評価指標(KPI)の表示、およびユーザーに関連する作業一覧などさまざまな情報を表示させることが可能です。スタート・センターに表示できる情報は文字のみに限らず、KPIゲージ、円グラフ、棒グラフなどが表示可能で、表示色などをカスタマイズすることができます。

■ セキュリティーLDAPによるユーザー認証統合やアプリケーションに対する権限付与のみならず、複数組織やレコードまたはフィールド単位でのアクセス権限(書き込み不可、不可視、マスキング)をユーザーのロールやレコードの状態によってコントロールすることが可能です。これらによって単なるアプリケーションの操作権限の制御のみならずより粒度の細かい権限管理を、アプリケーションを変更することなく定義することができます。この他にMaximoのWebアプリケーションに対して、SQLインジェクションやCSRF(クロス・サイト・リクエスト・フォージェリー)攻撃の防止機能や、ユーザー・アクティビティーの監査機能などの設定を組み込み、より強固なセキュリティーを保つことができます。

■ ワークフローMaximoワークフローは繰り返し用いられるビジネス・プロセスやレコードの管理プロセスを自動化し、業務の効率化や対監査性の向上に寄与します。ワークフロー・デザイナーはWYGIWYGベースの管理アプリケーションで、開発者や管理者が迅速にワークフローを構成、および改訂できるようにさまざまな機能を提供しています。Maximoワークフローはタスク割り当てやレコードに対するアクションの他に、画面遷移や画面アクションの実行などGUIオペレーションの自動化機能もありユーザビリティーの向上に役立ちます。

■ 帳票ツール連携Maximoで提供される帳票ツール連携はさまざまなオプションが用意されています。小規模なレコード数や特別な定義なしにグラフを表示したい場合、アプリケーション画面からCSVやMicrosoft Excelフォーマットのファイルをダウンロードすることができます。また、中規模から大規模のシステムで帳票を出力したい場合は、BIRT連携を使用して150を超えるレポート・テンプレートをカスタマイズして開発することができます。また、より大規模で高度なシステムを利用する場合は、IBM Cognosと統合しさまざまなカスタム・レポートを作成することが可能になります。お客様のニーズに合わせた帳票ツールを提供することで資産管理にまつわるさまざまなデータを戦略的に分析することを可能にしています。

HTML

UI層

業務ロジック層

基本業務サービス層

データベース層

SOA 帳票層

モバイル

SAP

Oracle

Webサービス

XML JSP

作業管理

セキュリティー

データ永読サービス

トランザクション管理

リソース・キャッシュ

イベント管理

ワークフロー

メッセージ・サービス

SQL ServerOracleDB2

サービス管理

調達管理在庫管理統合IF

資産管理

HTML

PDF

Excel

Java Beans

Cognos/BIRT

Java EEコンテナー

Webコンテナー

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

開発を加速するMaximoシステム管理ツール

■ データベース構成管理お客様の業務要件に合わせて、データベースの拡張および変更を容易に行うことができます。表定義はすべて公開されており、開発者は自由に変更することができます。データベースを構成する管理アプリケーションは表の追加、変更、削除のみならず、ビューによる表の拡張、多言語のサポート、監査のための履歴テーブルの作成、インデックスおよび関係の追加など多岐にわたる機能を有しています。

■ 画面構成管理Maximoのインターフェース定義はXMLで記述されており、それを編集する管理アプリケーションはWeb GUI上のWSIWYGエディターとして提供されています。既存のアプリケーション定義を複製してフィールド、表、ダイアログ・ボックスの追加、削除などの変更を加えることや、ユーザーが初めからアプリケーションを作成することも可能です。開発者はHTMLの構成を理解する必要はなく、適切に管理されたコンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップで配置していくだけで画面を構成できます。また、条件付きUI機能によって、ユーザーやレコードの状態によってコンポーネントの振る舞いを動的に変更することができます。これによって承認者向けと作業者向けのインターフェースの変更を、アプリケーションを分けることなく定義することが可能です。

■ 業務ロジック管理自動化スクリプトは従来のJava カスタマイズに比べて、業務ロジックの追加・変更の生産性を劇的に向上させます。JythonやJavaScriptなどのスクリプト言語を使用して、各種イベントで起動されるアクションにロジックを組み込むことができます。スクリプトはデータベースへの保存と同時にコンパイルされサーバー上にキャッシュされます。これにより、スクリプト言語の生産性を活かしながら、Javaとほぼ同等の処理性能を実現します。

■ 他システム連携Maximo統合フレームワークを利用することでERP、CIS、CRMなどのさまざまなシステムと迅速に統合することができます。統合フレームワークはMaximoオブジェクトをさまざまな形式で連携することが可能です。また、連携時のエラー処理などの管理機能も備わっており、標準コンポーネントの組み合わせで多くの業務要件を満たすことができます。

■ マイグレーション管理機能Maximoのマイグレーション機能を使用すると開発、テスト、本番環境などへ設定を移行することができます。移行できる設定はデータベース構成、画面構成、ワークフロー定義、エスカレーション、組織情報など多岐にわたります。頻繁なリリースにも対応することで、移行にかかるリスクや負荷を軽減することができます。

Maximoには迅速なアプリケーション開発を促進するためのさまざまなツールが提供されています。それぞれが相互に連携し開発のスピードを最大限に向上させます。例えば、Maximoのデータベース定義はオブジェクトとテーブルのマッピングが自動的に行われ、特別な定義をすることなくアプリケーション上で利用可能になります。また、自動化スクリプトを利用することでソース・コードのコンパイルや再ビルドなしにビジネス・ロジックの拡張することができます。Maximoの開発ツールによってお客様のビジネスに合わせた仕立て直し(テーラリング)を高速に行うことが可能です。

Maximoの先進的なテクノロジーMaximo Asset Managementのベース・コンポーネントはTivol i Process Automation Engine(TPAE)が採用されており、TPAEはJava Enterprise Editionアーキテクチャーに準拠し、外部アプリケーションとの統合やアプリケーション内の再利用が容易になるように構築されています。TPAEの先進的なアーキテクチャーによりWeb標準のサポート、アクセシビリティーのサポート、複数言語・複数組織・複数通貨のサポート、大規模から中小規模構成までサポートするスケーラビリティーを備えています。TPAE上で資産管理、作業管理などの各モジュールが実装されており、フレームワークの各層が連携することによって既存モジュールの拡張から、新規モジュールの開発まで迅速に行うことが可能になります。

■ ユーザー・インターフェースMaximoのユーザー・インターフェースはWeb標準に則った画面構成をサポートすることにより、デスクトップからモバイルまでさまざまなタイプの標準的なブラウザからアクセスできます。これにより、従来のクライアント・サーバー型アーキテクチャーで悩まされていたクライアント・モジュールの配布やバージョン間の非互換性などの問題を軽減できます。画面定義はXMLによって記述されており、開発者は画面の複製や編集するためにプログラムを組む必要はありません。画面定義にはテキスト・ボックスなどのコンポーネントが標準で定義されており、データベース・オブジェクトと容易に関連付けし、検索や表示項目の動的な変更など特別なプログラミングなしに実装することが可能です。

■ ポータル画面ユーザーがログイン後、最初に現れる画面はスタート・センターと呼ばれるユーザー・ポータル画面です。スタート・センターはユーザーの役割や好みに合わせて自由にカスタマイズすることができます。そこにはアプリケーションへの迅速なアクセス、重要業績評価指標(KPI)の表示、およびユーザーに関連する作業一覧などさまざまな情報を表示させることが可能です。スタート・センターに表示できる情報は文字のみに限らず、KPIゲージ、円グラフ、棒グラフなどが表示可能で、表示色などをカスタマイズすることができます。

■ セキュリティーLDAPによるユーザー認証統合やアプリケーションに対する権限付与のみならず、複数組織やレコードまたはフィールド単位でのアクセス権限(書き込み不可、不可視、マスキング)をユーザーのロールやレコードの状態によってコントロールすることが可能です。これらによって単なるアプリケーションの操作権限の制御のみならずより粒度の細かい権限管理を、アプリケーションを変更することなく定義することができます。この他にMaximoのWebアプリケーションに対して、SQLインジェクションやCSRF(クロス・サイト・リクエスト・フォージェリー)攻撃の防止機能や、ユーザー・アクティビティーの監査機能などの設定を組み込み、より強固なセキュリティーを保つことができます。

■ ワークフローMaximoワークフローは繰り返し用いられるビジネス・プロセスやレコードの管理プロセスを自動化し、業務の効率化や対監査性の向上に寄与します。ワークフロー・デザイナーはWYGIWYGベースの管理アプリケーションで、開発者や管理者が迅速にワークフローを構成、および改訂できるようにさまざまな機能を提供しています。Maximoワークフローはタスク割り当てやレコードに対するアクションの他に、画面遷移や画面アクションの実行などGUIオペレーションの自動化機能もありユーザビリティーの向上に役立ちます。

■ 帳票ツール連携Maximoで提供される帳票ツール連携はさまざまなオプションが用意されています。小規模なレコード数や特別な定義なしにグラフを表示したい場合、アプリケーション画面からCSVやMicrosoft Excelフォーマットのファイルをダウンロードすることができます。また、中規模から大規模のシステムで帳票を出力したい場合は、BIRT連携を使用して150を超えるレポート・テンプレートをカスタマイズして開発することができます。また、より大規模で高度なシステムを利用する場合は、IBM Cognosと統合しさまざまなカスタム・レポートを作成することが可能になります。お客様のニーズに合わせた帳票ツールを提供することで資産管理にまつわるさまざまなデータを戦略的に分析することを可能にしています。

HTML

UI層

業務ロジック層

基本業務サービス層

データベース層

SOA 帳票層

モバイル

SAP

Oracle

Webサービス

XML JSP

作業管理

セキュリティー

データ永読サービス

トランザクション管理

リソース・キャッシュ

イベント管理

ワークフロー

メッセージ・サービス

SQL ServerOracleDB2

サービス管理

調達管理在庫管理統合IF

資産管理

HTML

PDF

Excel

Java Beans

Cognos/BIRT

Java EEコンテナー

Webコンテナー

SaaSSaaS版と通常ライセンス版の2種類で提供しています。

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Maximo機能拡張オプションMaximo基本製品および産業別テンプレートにアドオンする機能拡張オプションを提供しております。

 線形(リニア)資産管理 Maximo Linear Asset Manager

道路、パイプラインなどの線形資産を管理するために、拡張機能を提供します。従来の親/子の階層関係の代わりに方向、X-Y-Zの相対距離、平行や交差などの資産間の関係などを使用して線形資産を関連付けることが可能になります。

 スケジュール管理  Maximo Asset Management Scheduler

ガント・ビュー、マップ、およびカレンダーを使用した作業およびリソースの視覚的な管理、スケジューリング、および割り当てを行う下記機能を利用することが可能になります。

● 作業完了のために必要な職種、資格、および工具をグループするチーム・タイプの定義

● 作業実行に必要な特定のリソースで構成されるチームの作成● グラフィカルUIによるリソースのチームへの割り当て● リソースの負荷状況を視覚的な把握しながら作業スケジューリング● 最適化テンプレートの実行による作成した異なるスケジュールの比較結果

● 地理位置情報を使用した作業員およびチームの位置把握、作業進捗のアルタイム追跡、および緊急作業への割り当て

 HSE(環境・労働安全衛生)管理 Maximo Health, Safety and Environment Manager

変更管理、アクション・トラッキング、欠陥、インシデント管理、および調査などのサービスデスク管理が可能になります。

 較正管理 Maximo Calibration

温度、圧力、およびフローなどのプロセス変数を測定する計器の較正を管理し、計器および計測/検査機器のための較正測定の履歴レコードを保持することができます。また、較正計器の履歴レコードや、計器または計測/検査機器の較正に使用する標準の履歴レコードを追跡することもできます。パフォーマンス保守間隔を作成することにより、自動的に較正作業指示書を作成し、資産の較正を予定通りの時刻に実施することができます。較正作業標準は、計器を較正するための手順を定義します。改訂管理を使用することにより、作業標準またはデータ・シートの情報を更新できます。以前の改訂のレコードを保持することもできます。

 資産構成管理 Maximo Asset Configuration Manager

航空機、鉄道、エンジンなどの高額で複雑、かつ規制された資産の構成を管理することが可能になります。資産の実際の物理組付が、許容構成の要件に確実に合うようになります。ビルド・データ・インタープリター(BDI)は、航空機および構成を管理される他の資産に関する広範な状況を導出します。ビルド・データ・インタープリターは、適合しない資産の状況をレポートします。

 DBアーカイブ Maximo Archiving with InfoSphere Optim Data   Growth Solution

IBM InfoSphere Optim Data Growth Solutionと連携し、Maximoデータベースのアーカイブ、削除、本番サーバーから履歴データの削除などを実行することができます。

Maximo製品ラインナップMaximo Asset Managementでは、基本製品の他、産業別に必要な機能を搭載した産業別テンプレート、基本製品および産業別テンプレートにアドオンして使用することができる機能拡張オプションおよびシステム連携オプションを提供しております。

 電力産業向けテンプレート Maximo for Utilities

ガスや電気の送配、発電、上下水処理などの資産を管理する下記機能を提供します。また本テンプレートには、地図情報システムとの連携を実現するMaximo Spatial Asset Managementが含まれております。

● 適合ユニット見積● チーム管理● スマート・メーター管理● 作業員のスキルおよび認証の管理● 固定資産会計の統合● 地図情報システムのサポート

 輸送/車輌産業向けテンプレート Maximo for Transportation

自動車、鉄道車両、航空機などの資産を管理する下記機能を提供します。

● 棚卸しおよび燃料タンクの管理● ライフサイクル原価計算機能● モーター・プール管理● ドライバー・ログ管理● 燃料の管理● タイヤおよびホイールの管理

 食品/医薬品産業向けテンプレート Maximo for Life Sciences

本テンプレートには、資産とそれを較正するためのMaximo Calibrationが含まれており、さらにライフサイエンスおよび医薬品製造ビジネスの要件をサポートする下記機能を提供します。

● FDAに準拠した21CFR Part 11のガイドラインのサポート● CAPAサポート● Compliance Assistance Documentationの提供

 石油/ガス産業向けテンプレート Maximo for Oil and Gas

石油・ガス産業の資産を管理する下記機能を提供します。

● 改善、変更管理要求などの変更管理機能● アクション・トラッキングおよび法規制の順守● 改善および解決策によりもたらされる利益と損失の管理● マトリックス・ベースの作業計画の立案機能● 欠陥、インシデント管理、および調査などのサービスデスク管理機能

 原子力産業向けテンプレート  Maximo for Nuclear Power

あらゆるタイプの原子力機器を管理し、規制要件を追跡し、運転管理と作業管理の手法を拡張する下記機能を提供します。

● 系統隔離管理● 不適合管理● インパクト・テンプレート● 確約(コミットメント)管理● SNPMワークフロー● 較正管理● 変更管理

 サービス・プロバイダー向けテンプレート Maximo for Service Providers

顧客や企業内の資産とサービスを管理するために下記機能を提供します。

● 顧客管理機能● 顧客への請求機能● サービス契約管理機能

Maximo産業別テンプレートMaximo Asset Managementでは、送配電管理や車両管理など、各産業別に必要な機能を搭載した産業別テンプレートを提供しております。

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Maximo機能拡張オプションMaximo基本製品および産業別テンプレートにアドオンする機能拡張オプションを提供しております。

 線形(リニア)資産管理 Maximo Linear Asset Manager

道路、パイプラインなどの線形資産を管理するために、拡張機能を提供します。従来の親/子の階層関係の代わりに方向、X-Y-Zの相対距離、平行や交差などの資産間の関係などを使用して線形資産を関連付けることが可能になります。

 スケジュール管理  Maximo Asset Management Scheduler

ガント・ビュー、マップ、およびカレンダーを使用した作業およびリソースの視覚的な管理、スケジューリング、および割り当てを行う下記機能を利用することが可能になります。

● 作業完了のために必要な職種、資格、および工具をグループするチーム・タイプの定義

● 作業実行に必要な特定のリソースで構成されるチームの作成● グラフィカルUIによるリソースのチームへの割り当て● リソースの負荷状況を視覚的な把握しながら作業スケジューリング● 最適化テンプレートの実行による作成した異なるスケジュールの比較結果

● 地理位置情報を使用した作業員およびチームの位置把握、作業進捗のアルタイム追跡、および緊急作業への割り当て

 HSE(環境・労働安全衛生)管理 Maximo Health, Safety and Environment Manager

変更管理、アクション・トラッキング、欠陥、インシデント管理、および調査などのサービスデスク管理が可能になります。

 較正管理 Maximo Calibration

温度、圧力、およびフローなどのプロセス変数を測定する計器の較正を管理し、計器および計測/検査機器のための較正測定の履歴レコードを保持することができます。また、較正計器の履歴レコードや、計器または計測/検査機器の較正に使用する標準の履歴レコードを追跡することもできます。パフォーマンス保守間隔を作成することにより、自動的に較正作業指示書を作成し、資産の較正を予定通りの時刻に実施することができます。較正作業標準は、計器を較正するための手順を定義します。改訂管理を使用することにより、作業標準またはデータ・シートの情報を更新できます。以前の改訂のレコードを保持することもできます。

 資産構成管理 Maximo Asset Configuration Manager

航空機、鉄道、エンジンなどの高額で複雑、かつ規制された資産の構成を管理することが可能になります。資産の実際の物理組付が、許容構成の要件に確実に合うようになります。ビルド・データ・インタープリター(BDI)は、航空機および構成を管理される他の資産に関する広範な状況を導出します。ビルド・データ・インタープリターは、適合しない資産の状況をレポートします。

 DBアーカイブ Maximo Archiving with InfoSphere Optim Data   Growth Solution

IBM InfoSphere Optim Data Growth Solutionと連携し、Maximoデータベースのアーカイブ、削除、本番サーバーから履歴データの削除などを実行することができます。

Maximo製品ラインナップMaximo Asset Managementでは、基本製品の他、産業別に必要な機能を搭載した産業別テンプレート、基本製品および産業別テンプレートにアドオンして使用することができる機能拡張オプションおよびシステム連携オプションを提供しております。

 電力産業向けテンプレート Maximo for Utilities

ガスや電気の送配、発電、上下水処理などの資産を管理する下記機能を提供します。また本テンプレートには、地図情報システムとの連携を実現するMaximo Spatial Asset Managementが含まれております。

● 適合ユニット見積● チーム管理● スマート・メーター管理● 作業員のスキルおよび認証の管理● 固定資産会計の統合● 地図情報システムのサポート

 輸送/車輌産業向けテンプレート Maximo for Transportation

自動車、鉄道車両、航空機などの資産を管理する下記機能を提供します。

● 棚卸しおよび燃料タンクの管理● ライフサイクル原価計算機能● モーター・プール管理● ドライバー・ログ管理● 燃料の管理● タイヤおよびホイールの管理

 食品/医薬品産業向けテンプレート Maximo for Life Sciences

本テンプレートには、資産とそれを較正するためのMaximo Calibrationが含まれており、さらにライフサイエンスおよび医薬品製造ビジネスの要件をサポートする下記機能を提供します。

● FDAに準拠した21CFR Part 11のガイドラインのサポート● CAPAサポート● Compliance Assistance Documentationの提供

 石油/ガス産業向けテンプレート Maximo for Oil and Gas

石油・ガス産業の資産を管理する下記機能を提供します。

● 改善、変更管理要求などの変更管理機能● アクション・トラッキングおよび法規制の順守● 改善および解決策によりもたらされる利益と損失の管理● マトリックス・ベースの作業計画の立案機能● 欠陥、インシデント管理、および調査などのサービスデスク管理機能

 原子力産業向けテンプレート  Maximo for Nuclear Power

あらゆるタイプの原子力機器を管理し、規制要件を追跡し、運転管理と作業管理の手法を拡張する下記機能を提供します。

● 系統隔離管理● 不適合管理● インパクト・テンプレート● 確約(コミットメント)管理● SNPMワークフロー● 較正管理● 変更管理

 サービス・プロバイダー向けテンプレート Maximo for Service Providers

顧客や企業内の資産とサービスを管理するために下記機能を提供します。

● 顧客管理機能● 顧客への請求機能● サービス契約管理機能

Maximo産業別テンプレートMaximo Asset Managementでは、送配電管理や車両管理など、各産業別に必要な機能を搭載した産業別テンプレートを提供しております。

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Maximoシステム連携オプションMaximo製品群とERPパッケージ、地図情報システム、モバイル機器などとのシステム連携を追加するオプションを提供しております。

 ERPシステム連携 Maximo Enterprise Adapter for SAP Applications Maximo Enterprise Adapter for Oracle Applications

SAPおよびOracleアプリケーションそれぞれと連携することが可能になり、双方向でリアルタイムおよびバッチ処理での連携を実現することができます。

 地図情報システム(GIS)連携  Maximo Spatial Asset Management

地図情報システム(GIS)と連携し、資産、ロケーション、作業指示書およびサービス管理の可視化が地理空間上で可能になります。

 モバイル連携 Maximo Mobile Suite

モバイル端末から作業、資産、および在庫管理することができます。専用のクライアント・アプリケーションをインストールし、オフラインで使用することもできます。以下のコンポーネントがMaximo Mobile Suiteに含まれております。

● 作業指示書、サービス要求、インシデント、問題、およびリリースを使用して資産、ロケーション、および構成アイテムの保守を管理するには、IBM Maximo Mobile Work Managerを使用します。IBM Maximo Mobi le Work ManagerのライセンスおよびIBM Maximo CalibrationまたはIBM Maximo for Life Sciencesのライセンスをインストールすると、モバイル・デバイスから較正機能にアクセスできます。

● 資産の実棚数、出庫、受領、返品、および移動といった、資産の在庫の処理を管理するには、IBM Maximo Mobile Inventory Manager を使用します。

● 資産、ロケーション、構成アイテム、ルート、およびコレクションの管理を行うには、IBM Maximo Mobile Asset Managerを使用します。

 Maximo Everyplace

iPhone、iPadなどのiOSまたはAndroidデバイスのブラウザーを使用して、オフィスで使用するのと同様にオンラインでMaximoに接続し、使用することが可能になります。

 Maximo Anywhere

Worklightを使用し、Maximoに統合するモバイル・アプリケーションをビルドおよびデプロイするためのリソース一式を提供します。Maximo Anywhereモバイル・アプリケーションにより、モバイル端末で仕事をする人はオンラインでもオフラインでも作業できます。作業者がオンラインの場合、アプリケーションはサーバーに接続され、データはリアルタイムで同期されます。作業者がオフラインの場合、アプリケーションはサーバーから切断されますが、操作可能な状態で維持され接続が復元されたときに、データは同期されます。

 位置情報管理 IBM Real-Time Asset Locator

WebSphere Sensor Eventsと連携し、リアルタイムに資産の位置と状態を追跡・監視・可視化、資産の利用効率、生産性、および安全性を向上させることができます。

■ 施設管理

TRIRIGA Energy Environmental SustainabilityTRIRIGA FacilitiesTRIRIGA OperationTRIRIGA ProjectsTRIRIGA Real Estate

一般的な企業においては、オフィス・スペース、製造工場、研究所などの不動産を維持・利用していくための費用は損益計算書の2割、貸借対照表上では3割以上の割合を占めているといわれています。また、ビルを起源とする地球温暖化ガスの排出割合は、将来的に48%に達するといわれており、この企業経営に大きく関わるエリアをいかに効率的に管理していくかは、多くの企業にとって非常に大きな課題となっています。

TRIRIGAは企業に関連する不動産やオフィス・スペースを効率的に管理するだけではなく、その資産のパフォーマンスを最大化するためのソリューションです。ビルの価値を高める一方で、オフィス・スペースの無駄のない利用など、企業全体の不動産管理業務を包括的に支援します。

■ 不動産資産は企業経営上、非常に大きな対象資産を管理する。 このパフォーマンスは業績に大きな影響を及ぼす。

20%損益計算書上、不動産やオフィスなどのビルに関連した費用が20%を占める。

25%~35%貸借対照表上、35%の資産は不動産やビルなど施設資産である。

48%ビルを起源とする地球温暖化ガスの排出割合は48%にのぼる。

スマーター・ビルディングを実現する不動産、オフィス・スペース管理ソリューション

導入効果導入効果

● 企業の不動産やオフィス・スペースの統廃合によるコスト削減● 店舗展開、ビル建設における確実なプロジェクト管理● 企業における会議室およびオフィス・スペースの利用率の向上● ビル・メンテナンス・コストの削減● エネルギー消費量の削減

企業が保持する不動産およびオフィス・スペースにかかわる費用を大幅に削減したい!

工事計画情報

調達情報

長期計画情報

リース情報

管理コスト支払情報

GHG、エネルギー把握

電気・水道料金

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資産と施設の管理 資産と施設の管理

Maximoシステム連携オプションMaximo製品群とERPパッケージ、地図情報システム、モバイル機器などとのシステム連携を追加するオプションを提供しております。

 ERPシステム連携 Maximo Enterprise Adapter for SAP Applications Maximo Enterprise Adapter for Oracle Applications

SAPおよびOracleアプリケーションそれぞれと連携することが可能になり、双方向でリアルタイムおよびバッチ処理での連携を実現することができます。

 地図情報システム(GIS)連携  Maximo Spatial Asset Management

地図情報システム(GIS)と連携し、資産、ロケーション、作業指示書およびサービス管理の可視化が地理空間上で可能になります。

 モバイル連携 Maximo Mobile Suite

モバイル端末から作業、資産、および在庫管理することができます。専用のクライアント・アプリケーションをインストールし、オフラインで使用することもできます。以下のコンポーネントがMaximo Mobile Suiteに含まれております。

● 作業指示書、サービス要求、インシデント、問題、およびリリースを使用して資産、ロケーション、および構成アイテムの保守を管理するには、IBM Maximo Mobile Work Managerを使用します。IBM Maximo Mobi le Work ManagerのライセンスおよびIBM Maximo CalibrationまたはIBM Maximo for Life Sciencesのライセンスをインストールすると、モバイル・デバイスから較正機能にアクセスできます。

● 資産の実棚数、出庫、受領、返品、および移動といった、資産の在庫の処理を管理するには、IBM Maximo Mobile Inventory Manager を使用します。

● 資産、ロケーション、構成アイテム、ルート、およびコレクションの管理を行うには、IBM Maximo Mobile Asset Managerを使用します。

 Maximo Everyplace

iPhone、iPadなどのiOSまたはAndroidデバイスのブラウザーを使用して、オフィスで使用するのと同様にオンラインでMaximoに接続し、使用することが可能になります。

 Maximo Anywhere

Worklightを使用し、Maximoに統合するモバイル・アプリケーションをビルドおよびデプロイするためのリソース一式を提供します。Maximo Anywhereモバイル・アプリケーションにより、モバイル端末で仕事をする人はオンラインでもオフラインでも作業できます。作業者がオンラインの場合、アプリケーションはサーバーに接続され、データはリアルタイムで同期されます。作業者がオフラインの場合、アプリケーションはサーバーから切断されますが、操作可能な状態で維持され接続が復元されたときに、データは同期されます。

 位置情報管理 IBM Real-Time Asset Locator

WebSphere Sensor Eventsと連携し、リアルタイムに資産の位置と状態を追跡・監視・可視化、資産の利用効率、生産性、および安全性を向上させることができます。

■ 施設管理

TRIRIGA Energy Environmental SustainabilityTRIRIGA FacilitiesTRIRIGA OperationTRIRIGA ProjectsTRIRIGA Real Estate

一般的な企業においては、オフィス・スペース、製造工場、研究所などの不動産を維持・利用していくための費用は損益計算書の2割、貸借対照表上では3割以上の割合を占めているといわれています。また、ビルを起源とする地球温暖化ガスの排出割合は、将来的に48%に達するといわれており、この企業経営に大きく関わるエリアをいかに効率的に管理していくかは、多くの企業にとって非常に大きな課題となっています。

TRIRIGAは企業に関連する不動産やオフィス・スペースを効率的に管理するだけではなく、その資産のパフォーマンスを最大化するためのソリューションです。ビルの価値を高める一方で、オフィス・スペースの無駄のない利用など、企業全体の不動産管理業務を包括的に支援します。

■ 不動産資産は企業経営上、非常に大きな対象資産を管理する。 このパフォーマンスは業績に大きな影響を及ぼす。

20%損益計算書上、不動産やオフィスなどのビルに関連した費用が20%を占める。

25%~35%貸借対照表上、35%の資産は不動産やビルなど施設資産である。

48%ビルを起源とする地球温暖化ガスの排出割合は48%にのぼる。

スマーター・ビルディングを実現する不動産、オフィス・スペース管理ソリューション

導入効果導入効果

● 企業の不動産やオフィス・スペースの統廃合によるコスト削減● 店舗展開、ビル建設における確実なプロジェクト管理● 企業における会議室およびオフィス・スペースの利用率の向上● ビル・メンテナンス・コストの削減● エネルギー消費量の削減

企業が保持する不動産およびオフィス・スペースにかかわる費用を大幅に削減したい!

工事計画情報

調達情報

長期計画情報

リース情報

管理コスト支払情報

GHG、エネルギー把握

電気・水道料金

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Tivoli System z ソリューション Tivoli System z ソリューション

z/OSからの、z/OS、UNIX、Windows等のサーバーを含むエンド・ツー・エンドのバッチ・ジョブ運用の自動管理機能と強固な障害回復機能を提供。

ビジネス上重要なOS、ミドルウェア、アプリケーション等のITシステム資源、ネットワーク・インフラストラクチャーに対する最新の管理機能と自動化機能を提供します。z/OS自動化ソリューションの基幹製品。

NetView for z/OSをインフラとして利用し、自動化ポリシーに基づく複雑なz/OS環境のコンソールを主とする運用自動化機能を提供。DB2、IMS、CICS、WAS、TWS、OMEGAMON等他製品と連携可能。

OMEGAMON、NetViewとリンクし、システム起動・停止、メッセージ監視・応答の自動化を提供。

z/OSおよびz/OSミドルウェア、UNIX、Windows等のパフォーマンス・データの統合バッチ・レポーティング機能を提供。入力データはSMFログ、製品ログ、ARMデータ等。

キャパシティー・プランニングに必要な各システム資源の使用率を収集・モデル化。入力データはRMF等。Excel、Lotus1-2-3等のスプレッドシートへの出力が可能。

各業務に与える障害範囲、重要度の観点で、ホストから分散までのシステム統合監視ビューを提供。IBMおよび他社製品のイベント情報を集約する(NetView、TSA、TWS、OMEGAMON、BMC MainView、TMON等)。

インストール済みソフトウェア製品の識別とそれらの実際の使用率を把握・分析。未使用のソフトウェアや使用率の低いソフトウェア、あるいは冗長ソフトウェアを削除し、コスト削減を図ることが可能。

z/VM下でz/Linuxを稼動している環境において、z/VMおよびz/Linuxをリアルタイムに監視。問題の傾向分析も行えるパフォーマンスとアベイラビリティー管理ツール。

IBM WebSphere MQ、IBM WebSphere Message Brokerに対して、単一の統合ビューによる、安定性があり包括的かつプロアクティブなモニターおよび管理機能を提供。

CICSリージョンおよびトランザクションをリアルタイムに監視し、問題の早期警告-分析-自動解決を通して最大限のパフォーマンスとアベイラビリティーを確保する管理ツール。

パフォーマンス管理とシステム管理を統合的に行う一連のTivoli OMEGAMON XEシリーズの一つとして、DB2 Performance ExpertとOMEGAMON XE for DB2を統合してさらに強力になったツール。バッチ・レポートからオンライン・モニタリングの各種パフォーマンス管理機能を提供。

パフォーマンス管理とシステム管理を統合的に行う一連のTivoli OMEGAMON XEシリーズの一つとして、DB2 Performance MonitorとOMEGAMON XE for DB2を統合してさらに強力になったツール。バッチ・レポートからオンライン・モニタリングの各種パフォーマンス管理機能を提供。

OMEGAMON XE製品からすべての情報を単一のインフラストラクチャーのビューに統合。すべての主要なシステムとコンポーネントの情報を単一のユーザー・ビューにしたSystem z統合ビューを表示する機能を提供。

OMEGAMON製品とTivoli Monitoring製品のサポートに使用される基盤製品。Tivoli Enterprise Portal、Tivoli Enterprise Portal Server、およびTivoli Enterprise Monitoring Serverの3コンポーネントから構成。

ワークロード・マネージャー、カップリング・ファシリティー、システム間カップリング・ファシリティー、Global Enqueue、および共用DASDなどのシスプレックス・レベル・コンポーネントに関する包括的なパフォーマンス情報を、詳しいシステム・レベル情報とともに提供。

IMSシステムのパフォーマンスと可用性を最適化するための管理ツール。 競合、および遅延や故障を未然に防ぐのに役立つさまざまな主要 IMS 属性について、レポートを作成。

z/OS システムからネットワーク・パフォーマンス・データを収集し、Tivoli Enterprise Portalを通じてその情報を表示。Network Performance Monitorを含む。

DASDや磁気テープ装置などのメインフレームに接続されたストレージ、およびそこに常駐するデータ・セットのパフォーマンスおよび可用性を管理。

サービスの設計者、管理者、対象分野のエキスパート、オペレーター、コンサルタントおよびその他の、サービス・ベースのシステムの開発、テスト、展開および継続管理に携わる方々に、アプリケーションのライフ・サイクル全体に渡る管理ソリューションを提供。

WebSphereベースのJ2EEアプリケーションの拡張モニターおよび管理。

MQ開発支援ツール。MQメッセージの編集機能を提供。

Tivoli Monitoring for Transaction Performanceの後継製品。トランザクションの流れを追跡。分散版と連携することでエンド・ユーザーの応答時間のモニターを提供。Tivoli Workload Scheduler for z/OS

Tivoli NetView for z/OS

製品名称 製品概要

Tivoli System Automation for z/OS

IBM z/OSソフトウェアおよびIBM System zハードウェアの自動化運用のためのシステム管理アプリケーションです。ご使用のシステムのハードウェアとソフトウェアの両方のリソースにまたがる多数のシステム・エレメントのモニター、制御、および自動化。

IBM Automation Control for z/OS

Tivoli AF/Operator on z/OS

Tivoli Decision Support for z/OS

z/OSおよびz/OSミドルウェア、UNIX、Windows等のパフォーマンス・データのグラフィカル・ビューでのレポート、シミュレーションを支援する分析ツール。zEnterpriseの問題分析、キャパシティー計画管理に有効。

z/OSおよびz/OSミドルウェアのログ分析を行い、詳細情報のサーチを通して問題の迅速な解決を提供。

IBM Capacity Management Analytics for z/OS

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis z/OS Insight Packs

Tivoli Performance Modeler for z/OS

Tivoli Business Service Manager

Tivoli Asset Discovery for z/OS

Tivoli OMEGAMON XE on z/VM and Linux

Tivoli OMEGAMON XE for Messaging

Tivoli OMEGAMON XE for CICS on z/OS

IBM Editor for Messages for z/OS

Tivoli OMEGAMON DE on z/OS

Tivoli Management Services on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for IMS on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for Mainframe Networks

Tivoli OMEGAMON XE for Storage on z/OS

Tivoli Composite Application Manager for SOA for z/OS

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics

Tivoli OMEGAMON XE for DB2 Performance Expert on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for DB2 Performance Monitor on z/OS

Tivoli Composite Application Manager for Transactions for z/OS

スケジューリングおよび

システム・オートメーション

モニタリングとパフォーマンス管理

セキュリティー

製品名称 製品概要

バッチ・ジョブがアロケーションするデータ・セットのスペースを動的に最適化し、スペース障害を自動回避。

複数システム環境における磁気テープ・ストレージ装置の自動割振機能を提供。ISPFからグローバル制御コマンド発行、パラメーター動的変更が可能。レポート機能を提供。

Data Facility Storage Management Subsystem removable media manager(DFSMShsm)が管理する磁気テープ・ストレージ・デバイスにあるデータのテープ・コピーおよびスタッキング・ソリューションを提供。

z/OSのストレージ・リソースの状況監視、管理、分析、レポート機能のワークベンチを提供。

バックアップ/リカバリー等の日常的なカタログ運用を簡素化するインターフェースを提供。

DFSMShsm管理データセットの識別とバックアップを実行。

DFSMShsm環境の正常性を維持するための監査機能を作成。

DFSMShsm管理データセットの制御データセットのレポートを作成。

ポリシー・ベースのデータ統合管理機能によりストレージ・メディアの効果的な利用を実現。

コンテンツの管理や保存を行うアプリケーション対する法的規制要求を満足させるため、TSM Extended Editoin for z/OSにData Retention(データ保存保護)機能を追加拡張。

ISPFによる簡易インターフェースおよびコマンド自動生成によるRACFの効率的な管理機能を提供。

SMFログを入力とした監査レポートのサンプルとユーザー・カストマイズ機能を提供。また、セキュリティー設定の自動リスク特定・分析機能によりセキュリティー運用評価のワークロードを解消。

RACF管理のためのCICS Webインターフェースを提供。

特権ユーザーの誤操作・故意の不正操作からシステムを守るソリューション。

複雑なRACF管理操作をWindows上のドラッグ&ドロップの操作に置き換え。

セキュリティー・ポリシーに反する違反を検知し、管理を自動化するソリューション。

VM環境のRACFに対して、VISPFによる簡易インターフェースを使用し効率的で質の高いセキュリティー管理と監査機能を提供。

WindowsベースのTCIMにz/OSの監査レコードを送信する機能。TCIMによりz/OSを含めた統合的な監査レポート作成機能を提供。

自動スケジュールでのバックアップ、リストア、障害回復、スペース管理による安全なストレージ管理基盤を実現。

Tivoli Advanced Allocation Management

Tivoli Automated Tape Allocation Manager for z/OS

Tivoli Tape Optimizer for z/OS

Tivoli Storage Optimizer for z/OS

Tivoli Advanced Catalog Management for z/OS

Tivoli Advanced Backup and Recovery for z/OS

Tivoli Advanced Audit for DFSMShsm

Tivoli Advanced Reporting for DFSMShsm

Tivoli Storage Manager for z/OS

IBM Security zSecure Admin

IBM磁気テープ・ドライブおよびIBMストレージを使用して暗号化された機密データの保護に役立つ暗号鍵サービスおよびライフサイクル管理を提供します。IBM Security Key Lifecycle Manager for z/OS

IBM Security zSecure Audit

IBM Security zSecure CICS Verifier

IBM Security zSecure Command Verifier

IBM Security zSecure Visual

IBM Security zSecure Alert

IBM Security zSecure Manager for RACF z/VM

IBM Security zSecure Compliance Insight Manager Enabler for z/OS

Tivoli Storage Manager Extended Edition for z/OS

Tivoli Storage Manager for Data Retention for z/OS

モニタリングと

パフォーマンス管理

ストレージ管理のバックアップおよびリカバリー

z/OS 状況イベントを収集してTivoli Netcool/OMNIbusオブジェクト・サーバー に送信。オープン系との統合イベント監視環境を提供。Tivoli Event Pump for zOS

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Tivoli System z ソリューション Tivoli System z ソリューション

z/OSからの、z/OS、UNIX、Windows等のサーバーを含むエンド・ツー・エンドのバッチ・ジョブ運用の自動管理機能と強固な障害回復機能を提供。

ビジネス上重要なOS、ミドルウェア、アプリケーション等のITシステム資源、ネットワーク・インフラストラクチャーに対する最新の管理機能と自動化機能を提供します。z/OS自動化ソリューションの基幹製品。

NetView for z/OSをインフラとして利用し、自動化ポリシーに基づく複雑なz/OS環境のコンソールを主とする運用自動化機能を提供。DB2、IMS、CICS、WAS、TWS、OMEGAMON等他製品と連携可能。

OMEGAMON、NetViewとリンクし、システム起動・停止、メッセージ監視・応答の自動化を提供。

z/OSおよびz/OSミドルウェア、UNIX、Windows等のパフォーマンス・データの統合バッチ・レポーティング機能を提供。入力データはSMFログ、製品ログ、ARMデータ等。

キャパシティー・プランニングに必要な各システム資源の使用率を収集・モデル化。入力データはRMF等。Excel、Lotus1-2-3等のスプレッドシートへの出力が可能。

各業務に与える障害範囲、重要度の観点で、ホストから分散までのシステム統合監視ビューを提供。IBMおよび他社製品のイベント情報を集約する(NetView、TSA、TWS、OMEGAMON、BMC MainView、TMON等)。

インストール済みソフトウェア製品の識別とそれらの実際の使用率を把握・分析。未使用のソフトウェアや使用率の低いソフトウェア、あるいは冗長ソフトウェアを削除し、コスト削減を図ることが可能。

z/VM下でz/Linuxを稼動している環境において、z/VMおよびz/Linuxをリアルタイムに監視。問題の傾向分析も行えるパフォーマンスとアベイラビリティー管理ツール。

IBM WebSphere MQ、IBM WebSphere Message Brokerに対して、単一の統合ビューによる、安定性があり包括的かつプロアクティブなモニターおよび管理機能を提供。

CICSリージョンおよびトランザクションをリアルタイムに監視し、問題の早期警告-分析-自動解決を通して最大限のパフォーマンスとアベイラビリティーを確保する管理ツール。

パフォーマンス管理とシステム管理を統合的に行う一連のTivoli OMEGAMON XEシリーズの一つとして、DB2 Performance ExpertとOMEGAMON XE for DB2を統合してさらに強力になったツール。バッチ・レポートからオンライン・モニタリングの各種パフォーマンス管理機能を提供。

パフォーマンス管理とシステム管理を統合的に行う一連のTivoli OMEGAMON XEシリーズの一つとして、DB2 Performance MonitorとOMEGAMON XE for DB2を統合してさらに強力になったツール。バッチ・レポートからオンライン・モニタリングの各種パフォーマンス管理機能を提供。

OMEGAMON XE製品からすべての情報を単一のインフラストラクチャーのビューに統合。すべての主要なシステムとコンポーネントの情報を単一のユーザー・ビューにしたSystem z統合ビューを表示する機能を提供。

OMEGAMON製品とTivoli Monitoring製品のサポートに使用される基盤製品。Tivoli Enterprise Portal、Tivoli Enterprise Portal Server、およびTivoli Enterprise Monitoring Serverの3コンポーネントから構成。

ワークロード・マネージャー、カップリング・ファシリティー、システム間カップリング・ファシリティー、Global Enqueue、および共用DASDなどのシスプレックス・レベル・コンポーネントに関する包括的なパフォーマンス情報を、詳しいシステム・レベル情報とともに提供。

IMSシステムのパフォーマンスと可用性を最適化するための管理ツール。 競合、および遅延や故障を未然に防ぐのに役立つさまざまな主要 IMS 属性について、レポートを作成。

z/OS システムからネットワーク・パフォーマンス・データを収集し、Tivoli Enterprise Portalを通じてその情報を表示。Network Performance Monitorを含む。

DASDや磁気テープ装置などのメインフレームに接続されたストレージ、およびそこに常駐するデータ・セットのパフォーマンスおよび可用性を管理。

サービスの設計者、管理者、対象分野のエキスパート、オペレーター、コンサルタントおよびその他の、サービス・ベースのシステムの開発、テスト、展開および継続管理に携わる方々に、アプリケーションのライフ・サイクル全体に渡る管理ソリューションを提供。

WebSphereベースのJ2EEアプリケーションの拡張モニターおよび管理。

MQ開発支援ツール。MQメッセージの編集機能を提供。

Tivoli Monitoring for Transaction Performanceの後継製品。トランザクションの流れを追跡。分散版と連携することでエンド・ユーザーの応答時間のモニターを提供。Tivoli Workload Scheduler for z/OS

Tivoli NetView for z/OS

製品名称 製品概要

Tivoli System Automation for z/OS

IBM z/OSソフトウェアおよびIBM System zハードウェアの自動化運用のためのシステム管理アプリケーションです。ご使用のシステムのハードウェアとソフトウェアの両方のリソースにまたがる多数のシステム・エレメントのモニター、制御、および自動化。

IBM Automation Control for z/OS

Tivoli AF/Operator on z/OS

Tivoli Decision Support for z/OS

z/OSおよびz/OSミドルウェア、UNIX、Windows等のパフォーマンス・データのグラフィカル・ビューでのレポート、シミュレーションを支援する分析ツール。zEnterpriseの問題分析、キャパシティー計画管理に有効。

z/OSおよびz/OSミドルウェアのログ分析を行い、詳細情報のサーチを通して問題の迅速な解決を提供。

IBM Capacity Management Analytics for z/OS

IBM SmarterCloud Analytics - Log Analysis z/OS Insight Packs

Tivoli Performance Modeler for z/OS

Tivoli Business Service Manager

Tivoli Asset Discovery for z/OS

Tivoli OMEGAMON XE on z/VM and Linux

Tivoli OMEGAMON XE for Messaging

Tivoli OMEGAMON XE for CICS on z/OS

IBM Editor for Messages for z/OS

Tivoli OMEGAMON DE on z/OS

Tivoli Management Services on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for IMS on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for Mainframe Networks

Tivoli OMEGAMON XE for Storage on z/OS

Tivoli Composite Application Manager for SOA for z/OS

Tivoli Composite Application Manager for Application Diagnostics

Tivoli OMEGAMON XE for DB2 Performance Expert on z/OS

Tivoli OMEGAMON XE for DB2 Performance Monitor on z/OS

Tivoli Composite Application Manager for Transactions for z/OS

スケジューリングおよび

システム・オートメーション

モニタリングとパフォーマンス管理

セキュリティー

製品名称 製品概要

バッチ・ジョブがアロケーションするデータ・セットのスペースを動的に最適化し、スペース障害を自動回避。

複数システム環境における磁気テープ・ストレージ装置の自動割振機能を提供。ISPFからグローバル制御コマンド発行、パラメーター動的変更が可能。レポート機能を提供。

Data Facility Storage Management Subsystem removable media manager(DFSMShsm)が管理する磁気テープ・ストレージ・デバイスにあるデータのテープ・コピーおよびスタッキング・ソリューションを提供。

z/OSのストレージ・リソースの状況監視、管理、分析、レポート機能のワークベンチを提供。

バックアップ/リカバリー等の日常的なカタログ運用を簡素化するインターフェースを提供。

DFSMShsm管理データセットの識別とバックアップを実行。

DFSMShsm環境の正常性を維持するための監査機能を作成。

DFSMShsm管理データセットの制御データセットのレポートを作成。

ポリシー・ベースのデータ統合管理機能によりストレージ・メディアの効果的な利用を実現。

コンテンツの管理や保存を行うアプリケーション対する法的規制要求を満足させるため、TSM Extended Editoin for z/OSにData Retention(データ保存保護)機能を追加拡張。

ISPFによる簡易インターフェースおよびコマンド自動生成によるRACFの効率的な管理機能を提供。

SMFログを入力とした監査レポートのサンプルとユーザー・カストマイズ機能を提供。また、セキュリティー設定の自動リスク特定・分析機能によりセキュリティー運用評価のワークロードを解消。

RACF管理のためのCICS Webインターフェースを提供。

特権ユーザーの誤操作・故意の不正操作からシステムを守るソリューション。

複雑なRACF管理操作をWindows上のドラッグ&ドロップの操作に置き換え。

セキュリティー・ポリシーに反する違反を検知し、管理を自動化するソリューション。

VM環境のRACFに対して、VISPFによる簡易インターフェースを使用し効率的で質の高いセキュリティー管理と監査機能を提供。

WindowsベースのTCIMにz/OSの監査レコードを送信する機能。TCIMによりz/OSを含めた統合的な監査レポート作成機能を提供。

自動スケジュールでのバックアップ、リストア、障害回復、スペース管理による安全なストレージ管理基盤を実現。

Tivoli Advanced Allocation Management

Tivoli Automated Tape Allocation Manager for z/OS

Tivoli Tape Optimizer for z/OS

Tivoli Storage Optimizer for z/OS

Tivoli Advanced Catalog Management for z/OS

Tivoli Advanced Backup and Recovery for z/OS

Tivoli Advanced Audit for DFSMShsm

Tivoli Advanced Reporting for DFSMShsm

Tivoli Storage Manager for z/OS

IBM Security zSecure Admin

IBM磁気テープ・ドライブおよびIBMストレージを使用して暗号化された機密データの保護に役立つ暗号鍵サービスおよびライフサイクル管理を提供します。IBM Security Key Lifecycle Manager for z/OS

IBM Security zSecure Audit

IBM Security zSecure CICS Verifier

IBM Security zSecure Command Verifier

IBM Security zSecure Visual

IBM Security zSecure Alert

IBM Security zSecure Manager for RACF z/VM

IBM Security zSecure Compliance Insight Manager Enabler for z/OS

Tivoli Storage Manager Extended Edition for z/OS

Tivoli Storage Manager for Data Retention for z/OS

モニタリングと

パフォーマンス管理

ストレージ管理のバックアップおよびリカバリー

z/OS 状況イベントを収集してTivoli Netcool/OMNIbusオブジェクト・サーバー に送信。オープン系との統合イベント監視環境を提供。Tivoli Event Pump for zOS

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〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号

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このカタログに掲載されている製品、サービスは2014年7月のもので事前の予告なしに変更することがあります。製品、サービスなどの詳細については、弊社もしくはIBMビジネスパートナーの営業担当員にご相談ください。

クラウド&スマーター・インフラストラクチャー(Tivoli)製品の詳細情報については、下記Webサイトでご覧ください。ibm.com/software/jp/tivoli/

IBM、IBMロゴ、ibm.com、TivoliおよびAIX、CICS、CloudBurst、DB2、Domino、FlashCopy、i5/OS、IMS、informix、Lotus、Maximo、Netcool、NetView、OMEGAMON、System z、Tivoli Storage Manager FastBack、WebSphere、X-FORCE、z/OS、z/VMは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。

ITILは英国Office of Government Commerceの登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。

JavaおよびすべてのJava関連の商標はOracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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Microsoft、Excel、SharePoint、WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。

UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

お問い合わせは、IBMビジネスパートナー、製品販売店、弊社営業担当員または、 ソフトウェア・ダイレクト(  0120-550-210)へ。受付時間:平日9時30分~12時/13時~17時30分(土曜日、日曜日、祝日、12月30日~1月3日を除く)

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TPPALL015