アリストテレス以前に於けるプロネーシス概念の展...

34
Hitotsubashi University Repository Title Author(s) �, Citation �, 22(1): 258-290 Issue Date 1949-07-01 Type Departmental Bulletin Paper Text Version publisher URL http://doi.org/10.15057/4639 Right

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Hitotsubashi University Repository

Title アリストテレス以前に於けるプロネーシス概念の展望

Author(s) 藤井, 義夫

Citation 一橋論叢, 22(1): 258-290

Issue Date 1949-07-01

Type Departmental Bulletin Paper

Text Version publisher

URL http://doi.org/10.15057/4639

Right

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(l

■彷

,

■橋

儀二一■一

‡■一懸

弟一

以前に

ける

念の

蟄、

夫・

古代の

倫理

想、

ー一プ

倫理

単に

最も

基本的な

概念の

(]

盲3日

監訂)

常思

(

リロ

de

き阜

コ一

計nOe㌧

内-

亡gFe

教智

(

どt

e

芸叫e-

冨)

見(

空n

臣t

)

実践的

智慧

(

一)

(

笥P

昆邑≦

1

計ヨ〉

守計t-

邑″

弓e

邑}

5

課さ

れ、

きに

賓践理

(

守P

村t-

苫訂

く①

喜f

Lさ

(

)

課さ

る。

ヤう

そト

する

詩語が

と. へ

類義語た

(

ロ○

邑お

びエ

(

e

首各町

ヨひ)

-.こ

れら

常理

性お

知識と

課さ

-た

して

著し

複雑多

岐に

とは

概念の

容そ

もの

めて

義的

あり

問題的で

あつ

て、

して

義的に

把握

えぬ

語つ

る。

あ.た

自然

単に

ける

プユ

(

写実

-

概念に

もし

く■は

形而上

単打

ける

(

玖P)

概念に

もの

ある

あら

う。

間題

性を

明か

すな

我々

はプ

概念を

常つ

1

二ア

(

三)

逸に

限定し

れに

対す

グリ

ウヲ

解繹を

次に

痩用

サJ

ぅ。

彼に

ぼブ

ネー

倫理

畢+

弟六

巻七お

四つ

味に

れて

る。

凡て

通し

味ほ

人間の

動に

廃す

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リノ52

眞理の

識に

導く

とこ

ろの

知性の

ー+

(

p

邑仰

u

徳)

が、

味と

はお

次の

もの

る。

(

)

長狭義に

は、

ネー

他の

人々

別せ

れて

単に

個人的に

自分に

とつ

善な

もの

識に

導くもの

る。

(

二)

(

e

各○

阜れ

思量)

ネー

賓践的

眞理

探求し

蟄見する

別さ

て、

持する

とに

導くア

ある

(

三)

ネー

(t

ec

Fn秒

衝旬)

別さ

制作さ

もの

{

首g

)

で、

為さ

もの

(

p

宗ぎp)

眞理

導く

とこ

ろの

る。

(

四)

四つ

最庚義に

は、

ネト

薦(

冒邑払

)

と制作(

勺○ト

のl

巴払

)

閏は

ず、

ゆる

人間の

動に

閲する

虞理に

導く

とこ

.

l

ある

ネー

魂の

勘考的

部分(】

昔t

誉デ

㌢言∽

)

饅の

て、

活動の

固有

誉Q

象で

ある

ろの

凡て

他様に

あり

もの+

関する

もの

して

(

岩p

Ep

)

智)

封立

する

最後の

最廣義に

ある

グリ

他の

場所に

て■別の

戟鮎

ネー

分に

述べ

る。

第一

述の

如き

本凍の

(

賓践

的)

(

制作

的)

ネー

との

分で

り、

籍二

薦の

類に

域に

関する

もの

すな

官-

吉村タ

芹○

ロ○

邑p

音三日仰

臥払

e

F

呂t

呂打

訂口

分で

あり

第三

第二

もの

ももつ

味が

曖昧で

ある

倫理

畢の.

目的

とつ

は七

要た

もの

すな

薦の

域に

むし

活動そ

自ら

別に

基づ

もの

ある

分は

e

き。

已ぎ

害まb。

EP

品且

En。

㌻)

冒e・

乱也)

笥爪

音仰

}

j故

旨t

芹。∽

含し

義の

ネー

して

る。

テリ

前に

於け

プロ

ネー

概念の

β∂∂

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さ†

/

第二

十二

草一

言-

概念を

墓碑する

とが

果して

しい

か、

して

量れ

どの

1

由り〟

程度に

か、

たこ

らに

慣借倒住

居を

すれ

ば、

最もア

的で

か、

(

田)

くの

問が

され

が、

我々

はこ

1

はそ

問に

して

う。

問題をア

足する

璧昌希い

すら

?ネ

味が

決し

端的に

定し

もの

く、

岐に

とに

應の

典さ

れぼ

充分た

る。

1

事態を

以の

もの

何で

あら

か。

我々

エア

彼の

倫理

畢を

色づ

ける

最も重

要な

ー一シ

概念に

,

て、

方彼狗自の

張を

ら、

他方しば

言葉の

停兢的た

るー

タラ

t

的た

法を

宿し

とい

婁箕に

摩すべ

きで

ある

畏れ

る。

故に

言-

.ス

味を

解する

めに

は、

くの

人々

試みら

たや

うに

直ち

エア

赴き

彼が

概念に

包含せ

差る

酪の

重合化

饅系化

企て

も、

彼以

前に

ける

概念の

菱展史的究明

先取

くて

ぬ。

本稿ほ

課題

遜行の

めの

覚え

書き

ある

(

-

)

芸-

的と

息ほ

琴者と

馨げ

ばお

芸濃ある。

甘ぇe

ge

(

A・∽t

e

畠ユ

ニ・

C・

弓2-

告ロー

C・

望声-

〇・

評邑

車内-

腎ei

-

(

冨邑e

由●

空-

訂)・

賢-

旨e

点訂

i

t

(

PS

与野臼

賢F-

(

弓巴-

2

1}

粁・

どe

已ロ

g)

営芳巴

ま邑0

2

(

弓け

P

2宏〉

ト・

の・

護冒苦e

.

1

u

冒打--

旨.作

W

訂F2

i

-

(

P

這a

邑=

阜t

魯-

(

A・

G

蔓)

邑昌,

穿昌

琵琶

(

瓦阜

邑盲

(

カ.

P巾

巳0

こ・

}・

腎p

岩〕

(

)

勺・

欝t

O

華勺

巨○

ニn

昂ロ

・賢咋

琵に

はこ

用ひ

れ、

解樺へ

三つ

接と

なつ

L

r

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る。

.

(

三)

溝・

P

Gr

e

e

弓。。

Aユ仏

音ヨ日日pC

Fe

Et

E忌}

ぎC

く{

+苫¢・

℃・

(

四)

らの

題に

拙稿「

ける

賓践理

性の

構造+

仁お

細に

う。

最初

部分

内、

井共

菅畢

究+

第一

懸、

尊書屏

刊)

蚤褒さ

た。

寛一

前に

ける

念に

-

ネー

言葉の

瀕が

何な

時代に

遡り

詳か

も、

すで

賢人の

時代灯

用ひ

う。

とい

ふの

賢人の

人に

数へ

とこ

ろの

蕃へ

+

(

教へ

たピ

は「

愛せ

よ+

述べ

侍へ

ある

して

彼ら

簾言の

う..

ち一

我々

来の

偉溌た

義的た

倫理

観の

飴萌を

聞き

とる

とが

けれ

も、

彼ら

あつ

質的

廃世

智の

域を

虎せ

ず、

はエ

(

冒pe-

計)

邁ぶ

とこ

ろが

かつ

(

二)

う。

名た

断片は

故に

共通

も■・の

随順

たら

ぬ。

とこ

(

三)

共通

もの

ある

に+

多くの

乍は

自己

濁特の

ネー

有つ

活する+

語り

他の

断片に

も「

くの

人々

もの

を、

とへ

遭遇レて

滝、

顧慮

(]

首3日ee

ど)

し、

また

拳ん

認識

(

岩.

ひ払

打e

F)

い、

彼ら

うに

思は

ある

+

惟する

(

昔3日e

e]

1

(

四)

2 6

凡て

共通で

ある+

言はれ

る。

らの

断片は

■エ

プェ

哲単

著に

とつ

モネ

`

-

シ.

前に

於け

ブロ

ネー

概念の

与_l義

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帝二

十二

希一

、が

ー、

グノ

苦か

別さ

票つ

たで

して

る。

なら

ずこ

言葉は

牢とへ

ぼエ

デモ

きに

雪て

しば

知覚(

巴払

音色と

義語に

用び

れて

β

ら主つ

ら、

すな

宝葛に

量する

と、

間違ひ

語る

と、

禽する

じる+

とい

由か

して

p

ネー

ゴぎ慧ロ

e-

P

名づ

け、

彼の

倫理

畢の

著の

(

六)

三の

棲題と

して

感へ

る。

我々

前に

吟る

ネー

概念の

阜互

細に

迩づ

1

1

1

1

1

1

逗を

塙た

も、

上の

素描か

して

もこ

言葉が

凡て

人間的

卑る

もの

括する

とこ

+

惟と

慣用

れ、

倫理・畢的に

哩習

畢的に

特殊なる

意味を

擦ふ

用語

して

扱は

もの

所以

知する

う。

言葉が

偉統的

革意

味と

感と

持し

ら、

新し

嬰の

舞基

牢と

して

登場する

は、

知の

如く

る。

彼の

曹畢の

板心

とこ

ろの

もの

芸-

シ・ス

域で

あり

後の

・ソ

義の

襲展に

配的な

契機を

すもの

あつ

ある

期封話

篇に

的に

強く

れ、

繹々

璽量ら

れ、

上ア

倫理

蟄+

めて

直裁

簡明に

述べ

に、

疲に

とつ

凡て

徳は

ネー

.で

りー

あり

(

七)

ある

外た

た。

そして

あた

もそ

して

善が

何で

ぇか

知る

どの

者は

ず善を

行び

意を

為す

知ら

あり

何人も

自ら

好ん

窓を

為す

ない

とい

最もソ

的た

慮想が

濱繹さ

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二■ブ

曳こ

徳l

ある

言は

き、

あつ

何な

味を

もち

如何な

論理に

よつ

もの

ある

は、

我々

すで

他の

横倉に

ばし

開設し

とこ

ある

とへ

ばプ

t

府明+

義の

人が

劇的に

茎口

し■て・ゐ

とこ

ろか

明か

う。

彼は

最も賢

者で

ある+

とい

デル

神託の

重言槍讃

する

に、

人か

最も

賢明で

信ぜ

ろの

治家

詩人

き凡

ゆる

人々

誇示

す■る

識た

もの

吟味して

結果

彼ら

善に

美に

知ら

知・つ

信じて

曝露し

た。

して

彼自ら

くと

自ら

知ら

ざる

とを

知ち

L

自覚して

辛い

事の

故に

破らよ

慧に

優れ

とい

る。

者で

との

名馨を

博し

たの

彼が

上の

事象を

探究し

無力の

義カ

する+

く、

無知

知+

とい

ふ一

種の

智慧(

音P

l

もつ

り、

もの

して

間的

慧+

(

A

邑7

昔日

冨音P)

ある. 。

彼の

弾劾者に

判官に

して

胞に

する

萬人に

優れ

友よ

最も

偉大で

あり

つー

慧と

偉力と

最も

著名

革る

都市

市民で

あり

ら、

くの

蓄財や

評邦や

名著の

執意

し、

見や

眞理

(

号O

n

賢打P

三等2小

P)

ヤ、

魂を

望号

(

八)

.

する

うに

執意

もせ

ず配

慮もし

藍恥

辱と

思は

か+

と。

使

命は

数行の

言葉に

表さ

みる

う。

1

ゆる

眞埋と

ぐに

賓践的

り、

一プ

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

㌔…

……

け…

絹=

州…

…………

鵬…

粥㍑‥

絹を

味する

童。

賓現

頂鮮

三レ

望即

ける

芸-

概念の

度望

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糾2

岩β基

第二

十二

界一

+ニ

義を

信奉する

人々

ゆる

小ソ

拳派の

人々

が、

と′へ

彼ら

敦詮

曲し

め・て

的に

解し

もせ

よ、

味に

ける

p

ネー

をつ

彼らの

枢軸を

息の

して

席く

知ら

通り

ある

とへ

ばキ

三コ

畢派の

創鶴者ア

ネス

習畢的思

索の

中心

賓践的

もの

置き

徳は

幸福を

うる

自足

的た

もの

り、

施さ

(

野村

邑宗

野訂

碁笥)

外の

もの

要と

い、

徳は

為に

成立

ち、

くの

言葉も知

識も必

い、

敦へ

うる

もの

警句

賢者は

自足

的で

ある

たら

他の

人が

もつ

凡て

もの

彼も

(

九)

ら+

述べ

た、√

とデ

ネス

.は

偉へ

る。

彼に

とつ

幸福と

思の

自律

あり

的自由以

外の

もの

い。

ゆる

求の

たる

快楽は

V問を

もの

奴隷と

する

故に

しき

もの

り、

善の

成の

めに

快楽で

弊衣

苦、

勤労こ

求め

ある

間に

的た

愉悦

変ら

すとこ

もの

著、

位、

門閥

家族

国家すら

なる

もの

り、

人間が

奪は

徳の

資現

阻害さ

う。

活理

想を

資現

賢者

ある

t

畢派へ

途を

拓い

■ス

ネス

禁欲主

義の

論理が

る。

彼の

義か

らの

厭離を意味する

違い

彼に

とつ

人間に

幸福を

約束する

徳の

本質は

依然

ネー

あつ

ある

も一

度獲得さ

賓践的知

識を

人は

失ふ

ヤう

に、

度有

的と

人は

徳か

脱落する

考へ

たの

も、

徳が

外な

らぬ

由を

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もつ

る。

徳が

教へ

うる

言は

根棲もこ

ある

あら

う。

故に

最も

固た

(

〇)

城壁+

り、

城壁

自己の

蕗の

惟に

構築さ

ねば

ぬ。

+

P

邑ひ

=

首宍こ

品玖払

(

e

p

賢g-

=

苔やF

等哉が

見出

れる

う。

ネス

舵鮎に

立つ

なくキ

畢涙の

ある

キュ

畢渡の

禁欲

義に

封し

て、

徹底し

快楽主

義が

張ぜ

れ、

もつ

クロ

撃滅へ

途を

拓い

もひ

との

知る

とこ

う。

彼の

倫理

原理

去ヤ

未来の

して

在の

個々

快欒で

る。

去の

もの

無く

未釆の

もの

まだ

無い

ある

従つ

彼は

過去

末孫の

契機を

含む

精神的

快楽よ

もよ

的で

ある

とこ

肉餞的

快楽を

高く

評債し

た。

凡ゆ

快感の

饅と

して

もの

末孫的

亨っ

含む

とこ

幸福は

接に

白身の

く、

時々

に一

皮限り

する

快感の

ため

求むる

債す

もの

り、

倫理

的で

否か

快楽そ

もの

慣値に

開は

もの

ある

端た

内債的

享楽主

義は

的で

ある

むし

的た

もの

して

時人お

後人か

痛烈た

非難を

豪つ

た。

けれ

もそ

見せ

ある

過ぎ

い。

彼が

張し

耽溺

義で

禁欲

義で

もな

くて

むし

快楽的欲

求の

配で

あつ

ある

彼が

笛妓ラ

との

関係

語つ

土樽へ

■る

次■の

有名

皇口

実は

彼の

快楽主

義に

常する

らで

る。

私は

有し

けれ

も、

有さ

れて

い、

快楽を

配しそ

屈服しな

最も

すぐ

たこ

ある

が、

.【フ

2 6

町し

守っ

い。

+

味に

具テ

㌫ス

慧孟に

警て

確固た

規準

5

(

一二

)

土ブ

潮に

沸け

ネー

概念の

/

ヰ.

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餐ニ

十二

券】

`

〓ニ

)

6 6

輿へ

人間を

奴隷か

自由八に

する

もの

り.

う。

やう

幸福の

究極の

場が

的自由+

2

快楽に

置か

は、

彼を

して

快的生

活へ

最も

本質的た

栴助手

段+

して

の.

(

円)

援用

能た

め、

資質的た

義へ

の、

見的

位に

拘ら

ずキ

ニコ

義へ

療近を

想望せ

る。

諸々

快楽は

債値的に

格で

して

も、

或る

快楽は

快に

よつ

得さ

れ、

或る

快楽は

ねに

快を

精兵する

を、

とへ

禁ぜ

られて

為を

敢へ

する

慧口

罰を

侮辱々

くこ

とを

彼は

認して

ある

故に

者は

?ネ

快不

快を

量し

(

五)

満ち

活を

愚者は

快に

ケ草生

括を

造る

う。

もも

うで

ある

ばー

未来的

不快を

前提

する

不可

能で

ある

て、

的た

快楽の

する

成木思

想と

盾する

か。

自由な

言-

撃と

詮両

立し

い。

.こ

盾は

言-

とへ

善で

ある

して

もそ

自ら

望ま

しい

もの

く、

ずる

とこ

もの

すな

ある

解する

とに.

よつ

脱却

しえ

い。

ゝ.る

快楽は

して

端的紅

的で

あり

ある

もこ

着の

関係に

詮き

い。

事資は

にマ

指摘し

(

六)

うに

政略多

承の

故の

く、

彼の

畢詮を

もの

結合の

能性を

奪つ

もの

きで

あら

う。

1

警は

徳そ

もの

徳へ

とみ

鮎に

て、

的意・

味へ

前進

うる

注意

ぬ。

義とエ

義とが

綜合を

試み

とこ

軒琵豪L

畢次の

デス

ββ庁

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7ノ

b2

存だ

次の

附言する

止めて

う。

オゲ

ネス

偉へ

とこ

ろに

ぼ、

善を

着だ

説明

し、

くの

前で

だ、

すた

ア不

とき

紳、

(

七)

他種々

前で

た、

しか

彼は

善に

対立

する

もの

存在を

定する

こ.㌧に

t

た。

+

換言

すれ

善は

木欒に

して

ふつ

白同

る一

者と

指定さ

れ、

倫理の

最高目

的は

1

善の

識で

あり

外な

ネー

ある

他の

題々

の■名

前は

事象の

異れ

表現

方に

ぎぬ

とい

ふの

る。

我々

味に

似し

てネ

沫を

見出

すで

う。

/

(

)

ロー

e】

苧内

岩臼

岩叫

me

已e.

-

(-

}

竺一

-

00.

巴}

8.

(

)

Di

e]

■∽・

野呂N"

三晶ヨe

已爪・

才t

訂笥H

e

e

P

(H

}

念00

)

もこ

同じ

出で

る。

.(

三)

亡ふ

e-

宇内

岩βN

岩g

ヨe

已e

He

岩村-

e

言○∽

U

N.

(

四)

}

bi

n.

-

叫}

-

-

(

)

ロ訂-∽・

岩臼N"

岩的

ヨe

已e.

討-

七e

中ロ

打-

詑r

P

ロe

ヨ○

訂i

t

Om.

A

ごN

.

(

六)

I

Ji

d・

ロe

2e

ユt

。の・

-

F

(

京平

H

I

害-

ヤY

書の

虞贋の

問題に

N

各e

勺F

〓○

音訂

de

曾-

eO

官ゴ

N・

.

-

¢

N

〇・

∽・

♭.臼

芦-

儀せ

よ。

(

七)

空F

呂P

くー

こい

+-

?

芦ブ

ラ、

篇「

+

(

C

Dレ

は、

ネー

はエ

義忙

月ひ

る。

(

八)

A勺O

r

N

¢

ム戸

(

九)

已-

叫e

日e

Pae

呈OS.

くi

ニー

.ト

前に

ける■プ

概念の

/

ββ7

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橋■静

界二

十二

希一

.

26 8

(

-

如=

中一

㌍約

如…

…郎叫

絹㍍…

㌍H㌧

悶…=

…‥

㍍㍑

郎…=

M

㌍…

外な

らぬ

学習の

象たる

もの

尊ん

人ほ

畢の

人と

なら

う、

と。

+

(

ネス

実践的

蘭聯

衆の

案か

尉か

う。

他き

鎖さ+

何で

か。

はプ

アL

(

E)

らし.

ろの

戦場に

ける

彼の

辞の

勇敢さ

着さ

あら

か、

己の

慮せ

ず、

凡ゆ

苦と

窮乏と

て、

らの

職と

信ず■る

智慧の

吟味+

念し

的生

活を

稀する

か。

テ.ネ

とつ

は、

我々

上に

略記

如く、

偉大き

魅力

くこ

らの

あつ

う。

二何

時ソ

汲+

所以の

もの

明か

する

外の

もの

ない

現さ

本質

的な

る.もの

は、

繚許さ

れた

うに、

格性

ける

との

類ま

紋一

求め

らる

きで

あら

う。

なは

腔的に

言へ

ば、

徳の

安践は

徳の

認識に

基づ

れ、

徳の

義を

知る

が可

能と

る。

凡ゆ

寛は

れの

源的

接を

覚する

(-

呂n

岩○

邑)

格的

偲づ

れる。

徳ほ

麓に

安現

れる

ある

そ■の

多く

三日

菓や

識を

要し

ネス

解繹は

がパ

トス

ない

しエ

れる

も、

れは

義を

逸し

ない

場に

勇気も

苦に

する

彼の

気力

も、

巷に

ける

彼の

叡智も

絶じ

自己

賃に

する

彼の

g。臼

邑の

神か

もの

り、

領さ+

する。

ネス

がプ

及せ

ざる

なか

たの

物語る

ない

うか。

(

)

一口ふ

O

g.

Pp

e

ユ.

諾.

・(

三)

こbi

PI

I

記・なは

ロレ

■宣告山諒。

邑串-

浬ひ

.

∽.

いN

P

A日

芦-

腰。

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.ヤ

琴撃町 '‾ケ空` ミニ7

1一̀' て

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、、 ∵∵ '■デ

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言●‾∴

‾■二二■心

一軍三

才‾t

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戸+一一J▼芸者 寛

ヅ 「 を、

の 記 、-

空軍-. ソ メ 容 ソ ク . 徳 厭 「' 念 四 ( ( ( (

喜こ

言 ; 晋、芸 .言霊等差言

ブ ざ ご き▲e . .

_医書十一

喜甘苦-一

喜骨嘗-

搬喜一

塾苧 シ・ ら‾ご も う こ j

ス ゝ 「 ロー

き.1・

∴ ・ ス の の ノー ゝ

+に ソ ネ 浩

、・

匿こ

-

_董一妻∴

_.を蔓聾二重一蔓蓋羞‾

妻 /

`一て三‾知

言 違言_重言雷雲 完′

堅ニーヒ ご

†♪ で 盲

0

も l 篇 二 い

覧賢ニー農 芸霊草蓋墓室

を- で0

っ. 徳 然 く る

志向が

虜的ソ

像を

遠佗

的で

あつ

たこ

は、

.さ

凰する

あ.

う。

我々

教へ

か+

とい

閏ひ

射し

.て

有益で

う+

とい

ふ⊥

i

定+

.の

君は

節制

義、

気、

聴明

■記

憶-

β

た.

くて

知識と

異つ■た

もの

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、7 02

三1

止〟

ヰ写

∵∴

止・

.

.■

■1..~式

す一代

第二

十二

第一

君に

語る

ぺそ

或■

る■

賢筈

怠の

㌢㌢な

…ね

た卜

雲朴、

一も

気が

慮(

号。

蓋・

くて

腰さ

とい

も切

ね+

間が

性〔

n

㌻)

臥た

ずに

大腰た

すれ

書と

なる

性を

もつ

すれ

益と

か。

+

.

す。

+

節制も

聴明

様で

か。

とと

もに

畢ば

ふっ

峯へ

れゝ

益で

り、

性を

有害で

か。

+

くそ

通り

す。

+

・「

貫へ

ば、

魂の

骨折り

卑棒を

凡て

慮(

)

配する

場合に

幸福た

無思

慮(

⊥・が

支配する

場合に

反封の

結末と

か。

+

す。

+

もし

徳か

魂の

中に

あを

何か

り、

毛.

して

ず有

益な

もの

けれ

ぼな

すれ

ぼ、

■ヽ

思慮(

)

ば一

ぬ。

魂に

する

凡て

もの

自身で

有益

有害で

くて

(

㌃)

無思

慮(

)

はつ

害と

も有

むた

ら、

理満で

けば

徳は

も有

ある

ら或る

慮(

首言口

偲訂

t

互一

けれ

ぼた

′ら

ぬ。

+

(

B

-D)

衆明さ

P

邑付

=

宮島-1

号音

箪笥e

音t

野口

等式が

指摘さ

とこ

テス

資践的

知主

義+

基底と

して

とは

疑ひ

容れる

鉄塊か

う。

ずプ

用一

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法が

後に

漣不

うに

後の

篇に

襲さ

は、

彼が

終生

大玉

(

一)

義の

決定的な

響の

下に

立つ

うこ

して

る。

けれ

彼の

敬愛する

師の

教詠へ

依か

ら「

新し

界観+

自覚過

程に

立し

ア朝岬

識の

方法と

して

新値

想起+

(

㌢2■

監)

濁白の

教詮が

起一

さ .

篇に

率い

て、

徳‖

知た

義的

の・論理

的⊥カ

津的

克服+

徹候が

見出

味ある

ある

は「

+

■プ

諭(

B

-八

C〕

結と

して

我々

がプ

ネー

張する

ね■、

健か

部分か

もか

して+

(

A〕

三〕

言菓が

昧べ

れ、

徳即知とい

想に

;の

制約が

意か

ある

サロ

ネー

端的に

健的に

合致す

く、

ろア

或る

プ■

あり

. 、

或る

ある

想定すべ

ば、

れは

義の

三■の

修正の

試み

外た

ある

叙上の.

尉文

て、

徳は

自饅と

く、

性を

伴仙

L(

冒3

0ト

)

性と

もに+

(

ヨet

P

n

・已

畢ばれ

き、

在≠

1

蒜「

り+

ネー

配する+

とき

益で

㌢言

解繹へ

産左と

して

う。

+

詮に

寓し

語もれ

,

る-

著名た

㌢フ

言-

論の

最後に

近い

場所で

魂に

懐粧し

怒り

由産し

する

相應

しい

とこ

もの

を.

とそ

外の

徳+

(

p

冒○-

蒜払

ぎ}

t

㌢p

賢P

諾t

ぎ)

であり

もプ

.

∴う

最大

言霊

困と

豪との

教に

関する

棒で

.

節制と

義と

拝もり

る+

(

1・

-

J

2 7

九A)

言は

も、

∴不

徳一

般か

別して

特殊た.る

域に

配置

精神の

l

T、

主レ

由に

於け

婁臼

■ネ

■甘

粒食

蒜望

/

∴材㌧鴫

i∴

ノ〃

r

1

‥√

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27り一

}

′斗ノ

1

務叫

草二

十二

欝一

{

三)

とみ

行卓

か。

しか

てフ

資蹟的主

義+

蔵する

とこ

ア宗

する

ン.

洞察は

+

弟五

ける

最大の

畢問+

本質とそ

象を

とア

ディマ

■ス

との

対話に

よ、つて

白ヰ

う。

は大凡

次の

くで

る。

(

)

善の

デア

最大懲

畢聞で

り、

しい

もの

もそ

他の

もの

もそ

れ・を

援用

する

とに

有用

毎と

る、

と、い

君は

聞い

る。

して

今も

潮が

言は

して

とい

を、

れの

を蓋臼

乍が

充分に

知つ

とい

君は

分承

知し

う。

鴻し

我が

知ら

すれ

ば、

とへ

他の

凡て

充分に

知つ

も、

しに

は、

ね、

我々

無釜た

だ、

たか■も

善な

して

我々

何か

獲得し

益が

ない

うに

着で

くて

も凡て.の

鴇の

ヰで

きれ

待に

も偲

か。

善以

外の

ゆる

もの

慮し

(

号音邑ロ)

美に

善な

もの

慮した

か。

+

(

ィマ

)

.

けて

私は

ぎう

ませ

ん。

+

(

ク)

たナ

+

も君は

知や

だら

う、

善は

くの

人々

快楽で

思は

れ、

養ある

人々

慮(

ネー

)

ある

か。

+

(

デ)

もさ

す。

+

(

ク)

も、

考へ

人々

もプ

ネー

何で

すこ

くて

結局善の

ブロ

ガ β

転ノ

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、\

言は

知つ

る。

+

(

ヂ〕

随分お

も。

+

(

ク)

くお

しい

だ■

よ、

我々

善を

知ら

とい

難し

ら、

ゃそ

知つ

かの

ヤう

言ふ

すれ

ば。

とい

彼ら

善の

ネー

は■、

善と

前を

稀へ

さへ

ば、

味を

我々

解する

ぅに

思つ

彼ら

言つ

ら+

(

畢B

C)

上の

想程か

明か

■た

うに

ブ. ラ

親対話

篇に

ける

義■の

甲倫理

究明の

然的腐持と

て、

次第に

篇の

色を

すと

ろの

徳の

超越論的・

形而上

畢的基礎づ

善の

の一

(

四)

想に

彼自身の

場を

見出

至つ

た。

我々

選卑昧と

彼の

期中

期の

封話

篇の

凡て

たつ

迩づ

い。

言つ

うに

アネ

-

哲畢の

特性と

蟄展と

他の

もの

もま

し、

概念で

あり+

ネー■

するプ

(

五)

態度■

蟄展は

彼の

哲単

般の

蟄展で

ある+

言び

うる

ある

■■そ

故に

我々

国家

篇以

前の

㍉ン

単に

ける

ネー

+

周匝た

叙述を

たり

彼の

味あ

ぇそ

して

犀利た

究に

講つ

て、

たゞ

時代に

ネー

■ス

概念の

蟄展の

般的

方向意

味+

規定する

ぬ。

の.

後期

諸封話

篇の

ちプ

概念の

究明に

とつ

最も

要な

+

う。

3

3

2 7

は老

問題に

する

態度を

代表する

ず、

若き

テ.

デメ・イ

時代に

属する

ー■

■レ

前に

於け

ネー

概念の

展望

㌢旨‥‥い

紛ぃ

㌢㌻㌢

臣L町

軒-

臣臣

r芦√

>

r軒

、一邑ぎー

Fこ

ちす

rr

㌻「ゃむ

藍r

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_

.∵・

-

.】

ダニ

十二

第一

.

7 4

篇「

ニプ

+

定的

響の

ら′

も、

彼の

倫理

想一

般へ

緊密

晶係か

這とつ

看過

すべ

ざる

性を

言らで

くに

断簡と

その

僅少め

部分が

存さ

れて

.

ろの

+

壷饅的

性格を

復元

構成ナる

めに

+

容分

析は

前提と

う。

我々

封する

定的な

態度と

エア

■へ

響を

知る

L

紅、

篇を

採り

げて

う。

L

期対話篇以

来つ

開は

すで

我々

馴染

深い

ろの

善と

何で

か+

とい

ふタ

的設

問を

し、

新しい

耕讃

法と

論と

繹と

して

とブ

求ス

との

間に

頼り

封話

構成

る。

して

他の

後期諸対話

篇に

率い

導的役割か

温い

たソ

篇に

溝び

役を

演じて

は∵

単に

題が

で.ある

と小

由に

の∴

く、

.プ

長き

じて

漁ら

ざる

彼の

畢徒と

自覚の

頼は

あら

丸蛇。

法こ

我々

常面の

課題に

とつ

対話

篇の

緯を

細に

吟味する

要で

く、

たゞ

論旨を

-

k闘はる

限り

明か

充分で

う。

善と

何で

ある

か。

間ひ

して

愉悦

(

ぎ已

邑n)

快楽

(

訂計臼ひ)

満悦

(t

旦巴

よび

程の

もの

を、

慮(

p

言ne

こ、

惟(

ロOe

已-

憶(

me

㌢ロ

邑F

阜)

種の

も■

の、

琴は

ち正

焙断(

見や

眞な

推理(

賢e

已○

叫}

告○

善で

あり

益で

(

B〕

もプ

■は理

性、

知 、

嘩、

惟た

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渾7

.、

一572

伺義語

して

用ひ

れ、

重た

+

イ+

きに

態は

様で

あつ

て、

(

七)

期諸封

篇で

もソ

ラ一

遺産が

賞に

稲越き

そ+

叶L

逃し

年い

あら

う。

また

ポス

表せ

快楽

詮とソ

つ・て

代表せ

軒ロ

諭と

は、

土r

(

八)

・ス

倫理

畢+

指摘し

ヤう

に、

常時の

デメ

けるエ

とス

ボス

との

立書

場に

岸せ

ある

か、

遡っ

て、

哉ふ

掬讃し

ろの

とア

(

九)

ネス

との

唆す

もの

種々

議が

能で

う。

我々

今こ

詮議

竺止

蓮は

い. 。

我々

たゞ

凡て

間に

七っ

碍を

幸福な

魂の

成る

状態な

素質+

D)

善が

快楽

か、

か、

もこ

優れ

琴三

もの

あ′る

か、

もの

如して

浸す

れぼ

足り

ある

ら。

快楽の

本性か

考察を

始め

う。

快楽とい

もそ

態は

感で

あつ

て、

ずし

類似し

い。

とへ

縦な

人も

楽し

節制た

人も

節制する

とい

て.楽し

し、

無知で

愚か■た

考ヘ

泰望に

充た

れて

楽し

み、

思慮ある

人は

慮が

とい

ょ、

楽し

む。

互に

類似的

い。

しか

しこ

する

事傾かゝ

ずる

ぅの

■摺

あつ

も、

快楽そ

自饅.

相互

反する

もの

まい

快楽は

快傑に

して

等し

くな

あり

うか

い■ふ

異論が

成り

立つ

とこ

色に

様の

事態と

.み

う。

凡て

色は

色で

限恥

違は

な.い

も、

色は

良色と

異る

く正

対で

我々

凡て

知つ

る。

形に

も、

凡て

前に

於け

プ■ロ

念の

.

7々岳

1

一ゝト

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:

.う▲..ゾ

、・ヽ

.∴

.}√

∵「

′い

第二

十二

夢一

7 6

賢い

て一

けれ

も1

芽は

部分に

警盾り

無数の

豊警もつ

ゐ・

る。

従つ

警羞を

2

-

して

碧信じて

賢ら

告。

・そ

れに

漂凡て

善で

快楽

詮は

β

る▲で

あら

う。

すな

はち

如何た

論も

快た

もの

快た

ざる

浩で

議し

した

い、

けれ

も・

ちに

善た

為の

もあ

が、

その

くが

患で

拘ら

ず快楽を

凡.て

善だ

と′呼ん

る。

悪し

快楽ヤ

着た

/

快楽の

に一

俵どの

やう

も■の

あつ

て、

凡て

快欒

豊冒呼ぶ

(

三C

-

三D〕

打ど

じア

晋ア

はソ

テス

言-

静、

窪ち

慮、

知識ノ

管の

種の■もの

張する

場に

安督する

あら

う。

けだ

ゆる

知識は

様で

非類似的で

(

セ+

敢の

着き

もの

もの

定し

うる一で

あら

う)

(

-

E)

故に

快楽と

鼓と

連射

味し

くて

い。

して

我々

■は

摩の

創始以

来の

して

杢速

る一

多の

阿題に

逢着す

る。

牡、

しか

し、

三の

鰹、

とへ

■が

大き

か、

重ぃ

軽い

Lか

他無

数の

する

述語

Lり

うる

とい

-

き、

れの

物が

饅と

して

竺つ

あり

ら‥

部分を

もつ

無限で

ある

(

〇)

とい

うた

供じみ

問題

く、

入間

牛一

美、

善た

ぞれ

措定さ

場合

か■か

る一

着に

;

セある

我々

は。

す。

士)

竺饅

(

宮口a

眞に

在す

.

か。

(

二)

れ一

あ■

り、

じもの

あつ

滅を

受けつ

拘ら

ず、

如何に

長鳥

確穿に

ある

か。

(

三)

ほ生

去無

分割さ

礼る

∴ヤて

■と

∴琴.

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772

すべ■き

か、

は仝

饅と

自己

離し

(

れは

何よ

能の

れる

が)

.同

もの

同時に

L

多との

ちに

ずる

すべ

(

C・

二キC)

ごr

言葉に

て一

もの

とた

.も

昔も

もつ

と■ころ

各々

もの

汎ね

たつ

ゐ. る

は、

言葉そ

もの

不死

して

属性で

る。

胤を

我々

議論か

追放

し、

れよ

もよ

美しい

論へ

道を

見出す手

段と

法と

もつ

あら

うか

答へ

言ふ

私が

慕して

道一よ

美し

道は

香し

いー

詮明

する

容易で

れど

もl

活用

する

づか

しい

、.

(

三D・

二ハ

C)

美し

道と

何で

あら

か。

すで

「。

㌣ニ

デス

+

+

れ、

デア

後期

的埋

設+

特色づ

ける

法と

要た

役割を

演じて

分割耕記法

は、

象を

救ふ+

めの

新し

(

一一

)

格を

帯同

する

至つ

る。

/

我々

優れ

七て

神々

住んで

盲人た

次の

遺言と

餞して

た、

時に

凡そ

在す満

もの

は一

と多

成り

来そ

れら

ち陀

限定と

無償定と

もつ

と。

秩序づ

けら

㌣我液

はつ

ねに

凡ゆ

もの

空つ

措定し

探究し

けれ

寧b

た■い。

乍が

握し

ば、

L

次に

の、

もし

ば三

他の

敦の

デア

考察し

とい■ふ

とを

知る

で、

最初の

者が

あ、り

無限で

ある

とい

はた

幾何

もの

方で

考察すべ

る。

限者

者との

間に

あ■る

数者の

数を

凡て

見つ

すま

は、

限者の

数者に

適用して

い。

ける

枚念の

凡て

見つ

ぞ一

.

㌢ノ

、.rl

,?

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一\

∵∴

十Y

譜∵

実箪

⊥-㌧

十、、

夢二

十二

巷、

弟】

.-

†㌧

.′

‥さ

きこ

そ、

寓物の

各々

者を

無限者に

至ら

めて

すべ

ある。

2

神々

察し

単び

教へ

合ふ

l

(

〕U

■7り~

うに

我々

遺言し

た。

常今の

賢者た

うは

首り

第に

多と

要以

急い

温く

層定し

■ヽ

着の

後に

直ち

限者を

作る

で、

間者

(

-

溜邑が

彼ら

逃避し

まふ

ある

鮎■に

我々

議論を.相

蹄欝法

(

臣巴e

粁t

訂)

する

論法

的(①

汝t

曾)

する

別さ

一であ

(

C

七A)

期の

諸封

塾属

に、

界と

叡智界との

界主

義を

基調と

する

無限定着か

らの

超越と

着の

群記法で

ほた

く、

岸に

ある

とこ

.ろ

者と

着との

.ヽ

)

(

着の

群発法

張せ

ら.

る。

デア

もメ

固有の

問題領

域な

の■で

ある

とこ

アネ

快楽との

執れ

選ぶ

我々

雷面の

問題を

上に

稗琵法

的+

考察す

ば、

我々

はこ

も′

の.

あり

限り

く■為る

とい

知る

く、

何ある

か、

すた

快楽とプ

アネ

ー′シ

類が

か、

また

ある

発何の

何な

類の

■もの

ある

尋ねた

くて

なら

(

l一

E

九B〕

-

我々

論を

前に

善の

賦性+

(

冒。

ぎ■■tO

P

㌢t

FO

協定して

ぬ。

もの

に\

し.て

完全

(

訂-

e

O

n)

り、

完全(

E

ぎロ○

ロ)

あけ

望ま

L

もの

(

F

賢e

t

O

)

(

〓ニ

)

で.あ

(

〇D

■二

B〕

善の

賦性

よつ

判定する

ば、

快楽もプ

善で

い。

執れ

着で

ば、

芸で

完全

堺↓

他の

何も.一

要と

した

筈だ

ら■で

る。

衷大の

快嶺を

受し

す場

合に

も、

性も

憶も

識も

眞た

もつ

する

.ノて′

′-卜

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悦び

識する

屯で

筈で

抄く

凡て

言-■シ

軟い

ち。

憶や

推理

けれ

去の

悦びの

追憶も

在の

快欒の

憶も

未釆の

悦びの

隷想も

あら

う。

活で

して

蠣ヤ

類の

活を

と■

あら

う(

言-C〕

様で

ある

プロ

ネー

性や

識ヤ

ゆ■る

もの

憶を

ら、

快態や

苦痛に

大小と

閲は

く、

凡て

感受し

芸う

誰が

か。

れ、

は我

て八

間に

神々

に、

紳的な

性を

もつ

1

1

1

1

1

1

應し

い。

くて

快発と

性た

との

合さ

活ザ

望ま

緒論が

る。

我々

とつ

快柴の

活も

プロ

して

完全で

充仝

もた

ばる

もの

卑小

けれ

着に

共通の

活が

望ま

豊ロ

ある

原因に

瀧礫とプ

ネー

執れ

ざり

軒で

曽ソ

似・

的で

あら

(

D

-二

B)

間題を

解く

鍵は

+

して

篇の

題か

飴論と

そき

臥の

拘ら

ず、

後期ブ

形而上

単に

ける

枢軸的

任地

興せ

所以

の、

存在の

四つ

言ノ

トで

告そ

′ヽ

すで

上に

語ら

もの

頒繹さ

る。

概要は

る。

存在する

もの

強ま

無限

定(

烏。

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

O

n)

限定(

胃邑とに

卑別せ

れ一

策三

警L

して

着か

合せ

れた

もの

さら

れら

合の

(

P

罠F)

ある

(

C

-E)

れら

無限定は

或る

味で

り、

限定

竺と

ある

たとへ

温と

吉冷+

限定ほ

見出さ

ザ、

しろ

は「

志木と

小+

(

t

ミロ

賢日

雀辞

書已

奮ノ

9

27 9

る。

終極を

を、

琶極

大と

極小との■間に

績して

痕の

慧い

草差を

もつ

皇息

味し

アリ

モア

ス・

前に

ける

プロ

概念の

転【_-_1

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十l

アヤ

一㌧l

■き

、≠

橋、

希一

十二

80

限りに

無限定で

る。

2

小+

滅する

う。

轟∵靡

その

ちに

定量人

冒一さロ)

規準(

昌e

琵。--

)

じる

冬b

ば、

して

弾こ

冷+

代り

適温を

ずる

で一ぁら

(

早卜

E〕

ββプ

して

限定は

羊り

小+

くし

反対の

凡て

許容す

もの

とへ

等し

倍と

か、

敦に

する

数ヤ

度に

する

度の

凡ゆ

閲係

すなは

教峯的規定

例、

きを

含ん

る。

言す

ばそ

互に

もの

差別的た

状態に

ある

止め

しめ

■そ

鼓せ

導入

して

均斉の

調和

雷の

(

芸、

貰「

乾とよ

損、

+

少、

+

妄り

よ■

小+

な■どを

許容する

とこ

限定

本性に

限定の

類を

合す

或る

(

昌e

告が

れる。

れら

しい

合は

気の

健康の

本性を

高低

遅速

きに

無限定な

音に

偶定が

ずる

完全

豊日

楽を

隼じ

・季

節ヤ

芸もつ

美し

草の

凡て

うに

して

じ■る

肉憬美

精細

美た

様で

ある

病気

-

拙劣

音楽

きは

碧買混

合の

比を

失する

とに

麿困

する。

神ハ

憤(

富芭や

ゆる

見渡し

らの

ちに

快楽や

満足の

限定が

で、

限定を

もつ

もの

法や

秩序を

宰て

る。

従つ

七「

限定を

件つ

作ら

規準か

穿有

1

1

1

1

1

1

1

成+

(

昌e

払出

溜〇

・邑

邑が

合の

本性と

言う

あら

う(

C

宕)

成する

もの

凡て

因に

成する

けれ

冬ら

い。

因は

作る

もの

(t

O

号○

邑と

名稀を

異に

本質的に

じも・の

あー

り、

封象も

様で

る。

従つ

. て

成の

原因

成の

要素た

限定と

無限

よび

成さ

もの

る。

lか

くて

我々

(

無限定

-

(

二)

限定

(

三)

望口

て■年

成し

資有

(

四)

合と

成との

原因の

-

(

土七

C〕

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我々

今こ

れら

存在の

四つ

ノス

ぐる

形而上

畢約

諾問題

すた

デス

+

ける

滞讃

諭や

さ〉

ける

存在論と

如何に

開聯する

か、

.ま

前の

諸封

篇に

ける

論と

何に

調和

二田)

する

か、

どの

紛議多

問題に

解れ

そ言はで

い。

我々

封話の

題に

退ら

う。

†は

快楽と

アネ

との

合し

た生

活が

優位

占め

論し

た。

発三

ノス

属し

望呈ざで

もあ

まい

快楽ヤ

苦痛は

1よ

大と

小+

許容し

数に

大き

隈で

淫と

本質と

する

ら、

合し

快楽の

潰は

第-

類に

屠し

芸快楽

豊口

賦性を

輿へ

限定の

本性よ

■り

他の

考へ

くて

はな

ぬ。

はブ

?ネ

静と

性と

叙上の

四つ

執れ

属す

か。

凡て

賢者

宅窟性が

天と

去王

者で

そと

表し

零て

る。

その

,

はお

次の

如くで

あら

う。

宙を

配し

Jア

張し

て・ゐ.る

うた

非合理

的た

偶然的な

はな

く、

.

聖昌た

に、

性ヤ

驚嘆サべ

或る

ー.■ シ

秩序づ

けて

行を

司つ

る。

して

むた

凡ゆ

饅の

本性を

上こ

火、

水、

客気

土が

また

宙の

構成要素として

在t

前者

者に

育成さ

に、′

我々

魂も

宙の

魂七

もい

もの

成し

もの

想定する

あら

う。

すた

甲ゲ

ノス

は我々

身饅に

魂を

輿へ

鱒を

錬磨せ

しめ

身賂が

異常た

きに

摩術を

場合に■は

他の・

も■

蘭し

組じて

智慧と

る。

うに

宙に

あつ

無限定と■

限定と

配する

軽成

すべ

ざる

原因が

あつ

て、

年月

季節を

秩序づ

統御し

ぉる

智慧と

性と

呼ぼ

最も

癒し

い。

.⊥

して

濱の■本性の

呈に

誓の

原因の

カに

者的

還性が

り、

他の

這あつ

で・あ▼

る。

・・従

l

リ.ス

エア

仁於け

プロ

ネ■-

概念の

Page 26: アリストテレス以前に於けるプロネーシス概念の展 …hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/4639/1/...最 廣 義 に お い て で あ る。 甲 グ リ

‥い

l

-

撃一

十二

命一

魂性

萬有

警ノ

もの

凡ゆ

もの

因と

ノ・

属す

.

もの

(

E

2

-三一〇E〕

快楽が

無限定の

に、

子シ

(

琵)

因の

辟属す

後に

∵-

封話

J

翠溝

軒る

快苦の

情の

紅鬼

畢約

分析(

土五

C)

識の

分類

(

千C五

D)

繕い

る。

そは

存在

論+

様「

快欒

論+

,の

他の

横合に

護つ

モ、

論的に

偏の

快楽と

眞の

快柴

との

豊息

すべ

別を

する

奄か

う。

快禦と

苦痛と

本性

共通

(

誓的

な一ヱ

族の

時に

する

すな

物に

調和が

破棄さ

れる

と、

時に

.

性の

破壌と

苦痛の

成と

が■

きり

調和

れて

自官の

性に

腐る

快楽が

ずる

とへ

飢渇は

破壊で

警り

苦痛で

ある

が、

飲食は

快楽で

ある。

魂そ

もの

れゝ

富状態を

琢想する

と、

すら

快欒を

期待する

心の

還る

苦痛へ

怖・につ

書写る

う.。

とこ

様、

快楽に

との

関々

係に

基づ

眞儲の

ずる

償た

快楽

ほ、

言に

して

掩へ

ば、

苦痛と

合して

快欒で

ある。

その

最も極

端な・例とし

疹癖ヤ

拝み

掻く・こ

が、

魂に

憤怒

怖+

憧憬

煩悶

頼愛

-

焦慮+

嫉妬な

どが

奉げら

れて

る。

悲劇に

ける

魂の

状態も

廃する

あら

う。

反して

眞の

快楽と

苦痛と

合せ

ざる

粋た

快欒で

る。

ゆる

美し

色.

固形

雷ど

紋如が

知覚さ

ず、

痛も

亨\

充足

さ、

警れ

快楽

輿へ

こ■

ろ.の

もの

ある

1

形の

美と

ほ、

くの

人々

想定す

動働の

美と

或る

棺董の

美と.か

くて

数率的な

.

線や

平面ヤ

饉を

味す

る。

革ぜ

他の

もの

の、卜

-

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こ■セ

対的な

莫で

く、

むし

ろつ

自鰻に

ける

芙で

脊り

澗白の

快感を

もつ

る。

くこ

欒た

ほた

い。

車間に

快柴

もこ

れに

属す

る。

上に

不純

快楽と

粋た

快発との

ち、

前者

激し

限定(

度)

もの

ある

けれ

も、

後者

限定(

度)

もつ

とを

1

.

-

言し

う。

.そ

して

また

苦痛と

合し

草々

快楽

βた

とへ

僅少

あつ

も、

純に

して

影多

快楽よ

.

.

もよ

楽し

くよ

眞理で

美しい

とい

ふナ

.言を

(

言卜五

C)

概括し

我々

快楽の

本質を

次の

規定す.る

ら■ぅ

はつ

ねに

成(

叩2

各班

)

.せ

つ■て

決し

賓有

(

象p)

い、

と。

成は

賓有の

めに

盾か

あつ

て、

道で

ほた

い。

とへ

造賠術は

般の

かる

満っ

て、

般が

造船術の

い。

従つ

快欒む

ず或る

箕有の■た

成する

ノ.

成の

目的

もの

善の

賦性+

キ生

成そ

もの

他の

性を

.

もつ

。■と

然的で

あら

う。

.廿

快磐外

書で

ある

否か

問ひ

■に

應の

結論が

輿へ

れた(

D

-五

C)

我々

さ.

進ん・で

快楽と

決せ

に、

識の

ちに

純粋な

もの

年る

もの

区別せ

ばな

■ら

-

-

ぬ。

.

車間に

関する

知識は

製作的な

もの

(t

O

夢邑

賢貰O

n)

教養的な

もの

(

t

O

盲-

宮廷呂

首已

(

一五)

と忙

分類さ

が、

前者に

ほよ

多く

知識に

開興して

か、

粋で

噺性

(

t

、冨山

邑た

厳密性

(

訂p

ぎ一

旦P)

規準と

定さ

る■。

七へ

凡て

技術的

知識の

最も

指導的た

洩の

数術

定術

秤量衝で

あぜ

て、

他の

もの

験や

練習に

て}

見首を

ける

能力に

つ■て

感覚を

練す

ノこ

ある

とへ

誓繋

浣嘗よ

く1

署で

立た

貴覧つ

書を

作り

誓性に

3

トニア

前に

ける

念の

J

∵丸

■■∵ご

J

汁卜

トニ

=′

†‥

■_

.

㌣∴

∵.=、

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糾2

月■.メ

‾一斗

.ヽ、.‾

∵橋

叢、

零二

十二

「凍

l

r

ノ1

術.

農耕術

.

蔑富も

様で

る。

要衝は多

くの

度や

量具を

使

故に

くの

雷を

ぎて

る。

故に

ゆ■

技術的

望最に

準じて

少い

厳密性を

具へ

もの

と、

築術に

準じて

くの

厳密性を

もの

別さ

る。

こ.れ

ち最も

厳密た

もの

最初に

奉げ

も打

る。

■㌢ち

算数衝に

衆と

単著と

数の

扱び

方が

異り

建築衝ヤ

貿易街灯

ける

算法

測定法と

暫畢的洩

幾何畢や

精密た

.

算法と

較し

同一

時論じ

う。

うに

知識と

れを

もの

間に

断性と

粋性と

驚く

大い

羞異が

見出さ

る。

して

眞に

習畢する

人々

並々

力に

もの

定と

教とめ

密性と

眞理

性と

卓越し

二県め

穿在やつ

良己

同一

的た

存在に

関する

認識が

最も

虞走

もの

ある

とは

的な

術(

辟謹

聴)

Lゴ

ギア

説得術

(

彗との

質的な

差別に

導く

あ′

う。

術は

知識の

晰性

厳密

眞理

性を

固七

敦用や

聾に

着せ

ず、

常任に

自己

扁に

買春す

もの

眞理

愛求し

・従つ

性ヤ

アネ

最も

尊敬すべ

前で

封⊥

て、

詮得術は

成する

ろ■の

浄衣の

鼓を

算用

性の

すら

追求す

もの

るノ

■(

C

十五

九Bレ。

快発とブ

ネー

(

識)

L

純粋性

厳密

性な

基準とし

分析さ

後.

に、

ぼそ

材料

して

者の

合の

問題

豊田

ずべ

う。

我々

最初

儲示

意し

たと

ば、

善の

賦酪は

撃草し

もの

(

二ハ

)

一に

完全

性と

充全

性、

すな

自足

性(

呂t

p

廷P

)

満っ

もの

くて

はな

して

1

たとへ

ア不

快襲に

善の

賦性を

具へ

鴻の

して

針、

猫で

互に

合し

場合は

自足

的で

草\

従つ

執れ

善で

りl

ぃ、

あつ

た。

けれ

合的生

活が

善で

ー、

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・‾‾ヾ ′

・「 ‾▼-'一l‾

く混

合さ

れて

けれ

ある

はか

1

合の

論理を

如何に

考ふ

きで

あら

うか

れの

最も

長安な

部分の

合が

試み

くて

ぬ。

.眞理の

省察に

たつ

は、

きに

言は

れた

う.に

瀕す

もの

識よ

も、

禁恕

白岡

もの

識が

賞賛で

ある

けれ

義そ

もの

本質を

慮し

性に

道理を

まへ

他の

凡て

存在に

その

惟する

人が

をる

囲や

球そ

もの

道理を

まへ

ら、

間的

囲ヤ

殊に

知で

り、

建築に

雷つ

的た

他の

定規を

用び

する

ば、

彼は

分に

知鼓を

滴っ

望百

う。

うに

識に

粋に

厳密た

もの

時に

純に

巌密た

もの

合せ

しめ

ぬ。

我々

活に

験的

知識は

洗顔的

害す

もの1

ら。

性は

かの

眞賓の

快楽以

外に

大に

して

激た

快繋の

居を

許す

あら■う

か。

限り

障害とな

り、

彼ら

住家た

魂を

菊に

擾乱せ

しめ

あら

う。

魂に

本具的

もの

異音に

して

粋た

快楽

健康や

節制に

伴ふ

快楽

ゆる

徳に

従ふ

快楽の

(

C

-六四

B〕

我々

今や

書の

住家の

門に

辿り

毛そ

合に

最鴻

噂き

所以の

もの

して

状態

萬人に

愛さ

原因

何で

か。

・規準と

斉の

本性を

たぬ

合も必

的に

合さ

もの

を、

た、

合そ

もの

破壊

する

もの

資は

合で

畢た

集合に

ぎた

い。

規準性ヤ

斉性は

結局美や

徳に

て、

実の

能性

実の

本性に

辟一

する

また

合に

して

眞理

加へ

きで

る。

くて

合に

諸要

素の

原因

着た

る一

相の

代り

(

材m

己○

も、

斉(

項ヨヨ

已ユ

巳、

眞理

(

巴毘F①-

P

)

相と

582

あら

う。

快楽と

慮と

質せ

とき

我々

次の

慣値の

秩序(

打○払

mO

する.。

三ア

前に

れる

概念の

j始∂

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第三

十二

■希

壊.

竿

第+

準、

定慶

適度

他永

遠た

本性を

もつ

考冴

れる

もの

2

第二

斉、

芙、

完・全

発生

びこ

琴族に

属す

もの。

第三

性、

第四

隷、

術知

臆断た

魂そ

もの

属す

もの

七)

第五

痛を

ぎる

快楽

属そ

もの

属す■る

純粋た

快楽

ある

識や

覚に

随伴

する

快楽〔

六四

B

-六

C〕

上の

財産

録が

算に

示して

に、

快楽に

此して

善の

形相

何千

倍も

親似的で

ある

.た

とへ

くの

人々

が、

我々

良く

(

ある)

めに

快楽が

最も

力で

ある

邦定し一、

動物的

愛が

学的な

楽想

(

ヨ〇

・仁∽

啓示

合理

愛よ

もよ

優れ

置人で

ある

考へ

して

(

六D

-六七

B)

+

提起

諸々

教詠を

我々

彼の

概念を

解する

要な

限り

て、

簡潔に

また

賓に

試み

た。

開設さ

たや

に、

倫理

畢的

畢的

論理

拳的た

存在

論的

諸問題が

錯然と

合さ

れ、

的に

首へ

ぼ、

,そ

規準や

均斉や

見出すこ

著し

難で

ある

とへ

篇の

最初に

菩の

賦性+

完全

性、

充全

性、

性が

拳げ

れ、

由と

して

善は

快楽とプ

ネー

との

実は

合+

ちに

求め

る。

後に

至つ

合的

括は

善の

住家(

臣村仲

巴払

)

ず、

善た

むる

原因と

して

善の

相+

すな

莞、

均奔

眞理

新た

提示

て一

る。

合的生

倫理

すな

結果と

善で

あり

我々

因と

して

善か

別し

あら

う。

きの

善の

蹴性+

菩の

形相

+

とは

最後の

善の

序+

岩8 β

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ノ ー′

再び

清さ

れ、

性、

ネー

故・

快楽

きも

加へ

る。

我々

関係

如何に

考ふ

か。

菩の

斌性+

完全

性は

部的に

自己の

固有の

賓現

軟く

とた

盲こ

を、

充仝

性と

0

宗旨

邑と

して

部的に

自己の

存在の

他の

存在

要と

ざる

り、

従つ

前者は

郎白的

充全

性で

あり

雷封

白的

募金

性で

苦る

か。

自足

性と

言葉に

寧き

攣ら

富も

由た

ある

求性(

警ト

もの

)

喋芸

買の

もの

本性

も、

魂ある

凡て

存在

封し

自足

軽か

派生

する

格と

みら

う。

菩の

相+

二タ

語ら

にも

合そ

賃蓋

貰ら

原因

して

慧せ

る。

ろ一

軒な

言葉の

霊的意

味に

従つ

■て、

善の

形婆あ

相で

あり

態と

解すべ

か。

眞坦

性と

族的た

もの

とし

精神

ける

善の

在り

方で

あり

均斉は

規準と

族的た

もの

とし

物饅に

ける

善の

名あり

はそ

れら

綜合の

見出

る。

エア

的に

表現

する

ば、

菩切

性と

(

八)

ぞれ

書の

論理

(

君臣

自然的

(

号玖村

芭本質規定で

う。

菩の

秩序+

らの

別は

無税さ

れて

る。

れの

い。

・に

掲げ

蕃の

慣値段

階に

と′、

性とプ

ネー

知識よ

優位

め、

れら

義的に

慣用

する

まで

義か

駆除を

想は

警あ

皇ノ

か。

蒜こ

法事

告諭的

善と

間畢的

善と

場の

警見出

す。

豊富こ

造る

と、

7

芸-

望岩原因

あつ

善の

琴で

い、

すた

宙的魂の

ちに

あつ

凡ゆ

もの

撃と

■出ざ

7

プリ

とア

前に

ポ1

聖芸展

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88(

ノ】

弟二

十二

繹. †

有を

支紀

する

の、

故に

人間的

性ヤ

でネ

育成

する

とこ

ろの

的理

(

ぎ監】

詩○払

ロ○

宏〕

プロ

ネー

囲さ

うに

る。

従つ

善の

秩序+

うち

籍一

第一

善の

原因で

あ■り

望菅

要素と

みら

ある

.そ

→ポ

ア+

存在

認識との

棍療

とし

間蓮的

展指さ

れた

超越的

菩の

デア+

異た

論的

基礎を

輿

れ、

ネー

快楽

との

解決を

楷た

庶幾い

言び

うる

あら

う。

筆を

+

めて

+

や「

イ+

論じ

及ぶ

断念し

う。

叙上

究明か

導き

とこ

ろの

論果

もつ

結語と

しよ

う。

前に

経験的思

惟な

虞世智を

味し

た。

彼の

哲畢の

枢軸と

し、

性、

′知藷の

義語

して

徳そ

もの

等思し

小ソ

畢凍も

ヨ亡t

畏払

ま呂巴ひ

倣つ

た。

及ん

徳の

而上

畢的

基礎は

彼岸的

善の

デア+

求めら

れ.

徳の

構成要素と

マネ

著し

超越論的

色彩を

帯びる

至つ

た。

して

資性へ

安協を

して

後期時代に

てパ

も、

+

明か

に、

善の

秩序+

首位

占め

規準(

)

り、

巌蟹性

晰性と

虞理

性と

敏表

する

とこ

望F叶

2

20-

e

警○

喜e

琵g

彼の

関心の

象で

をつ

た。

ネー

1

験的な

もの

覿越州

ちの

とを

綜合し

て、

資践習畢の

基本概念た

耳賢

哲已

乏邑○

高め

倫理

伶敷に

蟄展せ

くア

1

エア

Y(

題で

あつ

あ■る

且9 Sこノ

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ごっ蓼町子■■-L三ノ、ヱニ茫さ、

ごて戸・、Ir:■■;1■ミ′L√

・‥

_一手′_了‾■

ニ、ミ

・二】丸・二・_

ノ′シ 才

.、ゝ

0ノ82

(

ぼパ

(

D)

はヌ

と、

三ア

+

六A〕

はエ

監さ

れ、

+

(

〇二

A)

はプロ

ばア

(

智)

れて

る。

イ+

ばか

T

用諌

が見

る。

E

他。

r一

t

つ仇

凛耳

→Fe

旦臼

a

■l

邑的

3

まF

〇{

吋-

pt

O〉

■○的

i

〇.

-

岩山

旨∞

原。

(

題に

ぎ各戸㌍巳】

≡G

各島g

告己

r

冒臼

i

計1

賢U

2 .

邑売口

勺F

〓〇

号-

e

+器小

p

しい

(

三)

打と

召い

昔日

胃巴ゴ

20れ

ヨ已○

∴若ゃ

n

O

訂P

田。

は一

D

れる。

.-

はこ

所む

述を

歴史

的ソ

親灸的

なも.の

あつ

て、

+

著者で

り、

諭の

創家

老で

あつ

たと

す石

己の

する

があつ

たー

が、

我々

盤上の

想そ

もの

すで

テ.

題領域を

えて

もの

とみ

たい

せウ

巳e

き・

叩-

(

四)

喜の

デア

拙稿「

沓の

越性

間性+

橋静

叢、

発十八

巻、

第二

泰應

(

五)

.

空室り)-

ぎ蒜発

望e

吋F

岩莞

告→

冒i

}

音-

e

告日払

吉→

告冒

邑e・

(

冒〓。

警P

警叫

3ロ

岩音

岩山

H〆く.

}

巴8∵

∽.

謀・

(

六〕

篇に

役と

場する

学γ

克て

的ソ

哲学像と

み、

篤に

役か

らの

後遺

撃て

霞酪と

ょう

す去い

ト=

して、

+

単に

外以

上の

味を

もつ

きで

らう。

ぎ昌et

賢U

芦-

把由・

Aユ.

ぎ〔

邑声(

出F

宗払

ぎn

首領Pe

已p

。竹

野巴

を昌

告み

空En

曾e

当F

亡○

音¥

邑+

.

-

ヱヤ

ヨP

言一

首Pe

号-∽

已一

己ヨ払

.

A.

E・

旦。

勺}

P

+浩p

など

歩佗

(

七)

ゴ声

P

冨ヨ○

監-

C一

その

他。

なほ

Aの

訂已3日

竹山

昌仙

告白-

p

C・

蓼應

(

八)

望F

呂?

N

ニー

3

ア一

くコ

山一

-

㌫い

b

.

ト■ブレ

前に

於け

プロ

ネー

醗念の

息9β

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発二

十二

竺親

29〇

.

九〕

雷へ

居ぎ○

言t

‥空港

東。

(

〇〕

題は

イ′ド

+

因藷

る。

(

-

期プ

韓苦海

割+

(

書邑∽

疲に

轡著

三レ

究+

八二

豆以

下港

南。

(

三)

璧有

モテ

究+

妄以下

壷原

なほ

冨喜

ぎ萱=三

芳什

宅-

巨岩両

三山

a巾

邑邑e

ロi

p

買打

昌∽

e

訂P

す皿

■昌

♭ユ

筈Ut

計㌢

=怒-

.

看■よ

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