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2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP 構成可能なロジックセル (CLC) コンフィグレーション ツール ユーザガイド

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2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP

構成可能なロジックセル (CLC)コンフィグレーション ツール

ユーザガイド

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DS41597A_JP - p. 2 © 2013 Microchip Technology Inc.

本書に記載されているデバイス アプリケーション等に関す

る情報は、ユーザの便宜のためにのみ提供されているもので

あり、更新によって無効とされる事があります。お客様のア

プリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は、お客様

にあります。マイクロチップ社は、明示的、暗黙的、書面、

口頭、法定のいずれであるかを問わず、本書に記載されてい

る情報に関して、状態、品質、性能、商品性、特定目的への

適合性をはじめとする、いかなる類の表明も保証も行いませ

ん。マイクロチップ社は、本書の情報およびその使用に起因

する一切の責任を否認します。マイクロチップ社の明示的な

書面による承認なしに、生命維持装置あるいは生命安全用途

にマイクロチップ社の製品を使用する事は全て購入者のリス

クとし、また購入者はこれによって発生したあらゆる損害、

クレーム、訴訟、費用に関して、マイクロチップ社は擁護さ

れ、免責され、損害をうけない事に同意するものとします。

暗黙的あるいは明示的を問わず、マイクロチップ社が知的財

産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません。

マイクロチップ社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください。

• マイクロチップ社製品は、該当するマイクロチップ社データシートに記載の仕様を満たしています。

• マイクロチップ社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、マイクロチップ社製品のセキュリティ レベルは、現

在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。

• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解ではこうした手法は、

マイクロチップ社データシートにある動作仕様書以外の方法でマイクロチップ社製品を使用する事になります。このような行

為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。

• マイクロチップ社は、コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。

• マイクロチップ社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コー

ド保護機能とは、マイクロチップ社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。

コード保護機能は常に進歩しています。マイクロチップ社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。マイクロ

チップ社のコード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはそ

の他の著作物に不正なアクセスを受けた場合は、デジタル ミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利が

マイクロチップ社では、Chandler および Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham ( オレゴン州 ) の本部、設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。マイクロチップ社の品質システム プロセスおよび手順は、PIC® MCU および dsPIC® DSC、KEELOQ®

コード ホッピング デバイス、シリアル EEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関するマイクロチップ社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています。

QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV

== ISO/TS 16949 ==

商標

マイクロチップ社の名称とMicrochipロゴ、dsPIC、FlashFlex、KEELOQ、KEELOQ ロゴ、MPLAB、PIC、PICmicro、PICSTART、PIC32 ロゴ、rfPIC、SST、SST ロゴ、SuperFlash、UNI/O は、

米国およびその他の国におけるマイクロチップ・テクノロ

ジー社の登録商標です。

FilterLab、Hampshire、HI-TECH C、Linear Active Thermistor、MTP、SEEVAL、Embedded Control Solutions Company は、

米国におけるマイクロチップ・テクノロジー社の登録商標で

す。

Silicon Storage Technology は、その他の国におけるマイクロ

チップ・テクノロジー社の登録商標です。

Analog-for-the-Digital Age、Application Maestro、BodyCom、

chipKIT、chipKIT ロゴ、CodeGuard、dsPICDEM、

d s P ICDEM .n e t、dsP I Cw or ks、dsSP EAK、ECA N、

ECONOMONITOR、FanSense、HI-TIDE、In-Circuit SerialProgramming、ICSP、Mindi、MiWi、MPASM、MPF、MPLAB認証ロゴ、MPLIB、MPLINK、mTouch、Omniscient CodeGeneration、PICC、PICC-18、PICDEM、PICDEM.net、PICkit、PICtail、REAL ICE、rfLAB、Select Mode、SQI、Serial QuadI/O、Total Endurance、TSHARC、UniWinDriver、WiperLock、ZENA、Z-Scale は、米国およびその他の国におけるマイクロ

チップ・テクノロジー社の登録商標です。

SQTP は、米国におけるマイクロチップ・テクノロジー社の

サービスマークです。

GestICとULPPは、その他の国におけるMicrochip TechnologyGermany II GmbH & Co. & KG ( マイクロチップ・テクノロ

ジー社の子会社 ) の登録商標です。

その他、本書に記載されている商標は各社に帰属します。

©2012, Microchip Technology Incorporated, Printed in theU.S.A., All Rights Reserved.

ISBN: 978-1-62076-589-0

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CLC コンフィグレーション ツール

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

ユーザガイド

目次

序章 ................................................................................................................................. 5はじめに ............................................................................................................. 5

本書の構成.......................................................................................................... 5

本書の表記規則 .................................................................................................. 6

マイクロチップ社ウェブサイト ......................................................................... 7

カスタマサポート ............................................................................................... 7

改訂履歴 ............................................................................................................. 7

第 1 章 : CLC コンフィグレーション ツールの概要 ................................................... 9

第 2 章 : マンチェスター ラインコードの例............................................................. 19

補遺 A: マンチェスター エンコード プログラム (ASSY) .............................................. 23

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 3

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CLC コンフィグレーション ツール

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

ユーザガイド

序章

はじめに

序章には、CLC コンフィグレーション ツールを使い始める前に知っておくと便利な一般情報を記載しています。主な内容は下記の通りです。

• 本書の構成

• 本書の表記規則

• マイクロチップ社のウェブサイト

• カスタマサポート

• 改訂履歴

本書の構成

本書では、CLC コンフィグレーション ツールを使って CLC モジュールを構成し、最終的にソースコードを生成する方法について説明します。 本書の構成は以下の通りです。

• 第 1 章 CLC コンフィグレーション ツールの概要

• 第 2 章 マンチェスター ラインコードの例

• 補遺 A. マンチェスター エンコード プログラム (ASSY)

注意

全ての文書の内容は時間と共に古くなります。本書も例外ではありません。マイクロチップ社のツールとマニュアルはお客様のニーズを満たすために常に改良を重ねており、実際のダイアログやツールの内容が本書に記載されているものと異なる場合があります。最新の文書は弊社ウェブサイト(www.microchip.com) でご覧になれます。

文書は「DS」番号で識別します。この識別番号は、各ページのフッタ部分、ページ番号の前に記載しています。DS 番号「DSXXXXXA」の「XXXXX」は文書番号、「A」は文書のリビジョン レベルを表します。

開発ツールについての最新情報は、MPLAB® IDE のオンラインヘルプでご覧になれます。[Help] メニューから [Topics] を選択すると、オンラインヘルプ ファイルのリストが表示されます。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 5

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CLC コンフィグレーション ツール ユーザガイド

本書の表記規則

本書には以下の表記規則を適用します。

本書の表記規則

内容 意味 例

Arial、MS ゴシック フォント :

二重かぎカッコ : 『』 参考資料 『MPLAB® IDE ユーザガイド』

太字 テキストの強調 ... は唯一のコンパイラです ...

角カッコ : [ ] ウィンドウ名 [Output] ウィンドウ

ダイアログ名 [Settings] ダイアログ

メニューの選択肢 [Enable Programmer] を選択

かぎカッコ : 「 」 ウィンドウまたはダイアログのフィールド名

「Save project before build」

右山カッコ (>) を使用し、角カッコで囲まれた下線付き斜体テキスト

メニューパス [File>Save]

角カッコで囲んだ太字のテキスト

ダイアログのボタン [OK] をクリックする

タブ [Power] タブをクリックする

N‘Rnnnn 数値、N: データ幅、R: 基数を表す文字、n: 値

4‘b0010、2‘hF1

山カッコ (< >) で囲んだテキスト

キーボードのキー <Enter>、<F1> を押す

Courier Newフォント

Courier New サンプル ソースコード #define START

ファイル名 autoexec.bat

ファイルパス c:\mcc18\h

キーワード _asm、_endasm、static

コマンドライン オプション -Opa+、-Opa-

ビット値 0、1

定数 0xFF、‘A’

Courier New 変数の引数 file.o (fileは有効な任意のファイル名 )

角カッコ : [ ] オプションの引数 mcc18 [options] file [options]

中カッコとパイプ文字 : { | } いずれかの引数を選択する場合 (OR 選択 )

errorlevel {0|1}

... 繰り返されるテキスト var_name [, var_name...]

ユーザが定義するコード void main (void){ ...}

DS41597A_JP - p. 6 2013 Microchip Technology Inc.

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序章

マイクロチップ社のウェブサイト

マイクロチップ社は、自社が運営するウェブサイト (www.microchip.com) を通してオンライン サポートを提供しています。当ウェブサイトでは、お客様に役立つ情報やファイルを簡単に見つけ出せます。お好みのインターネット ブラウザを使って下記の内容をご覧になれます。

• 製品サポート – データシートとエラッタ、アプリケーション ノート、サンプルコード、設計リソース、ユーザガイドとハードウェア サポート文書、最新ソフトウェア リリース、ソフトウェア アーカイブ

• 一般的技術サポート – よく寄せられる質問 (FAQ)、技術サポートのご依頼、オンライン ディスカッション グループ、マイクロチップ社のコンサルタント プログラムおよびメンバーリスト

• ご注文とお問い合わせ – 製品セレクタと注文ガイド、最新プレスリリース、セミナー / イベントの一覧、お問い合わせ先 ( 営業所 / 販売代理店 / 工場 ) の一覧

カスタマサポート

マイクロチップ社製品をお使いのお客様は、下記のチャンネルからサポートをご利用いただけます。

• 代理店または販売担当者

• 各地の営業所

• フィールド アプリケーション エンジニア (FAE)

• 技術サポート

サポートについては代理店、販売担当者、フィールド アプリケーション エンジニア(FAE) までお問い合わせください。各地の営業所もご利用ください。本書の末尾には各国の営業所の一覧を記載しています。

技術サポートはウェブサイト(http://support.microchip.com)からご利用いただけます。

改訂履歴

リビジョン A (2011 年 8 月 )

• 本書の初版

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CLC コンフィグレーション ツール

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

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第 1 章 CLC コンフィグレーション ツールの概要

1.1 はじめに

本書には、構成可能なロジックセル (CLC) コンフィグレーション ツールを使いこなすために役立つ情報を記載しています。本書では、ツールのセットアップ方法を紹介すると共に、実用例 ( マンチェスター エンコーダの作成 ) を使って CLC モジュールの構成方法を紹介します。本書をお読みになれば、CLC モジュールの目的と機能を理解し、容易に CLC コンフィグレーション ツールを使えるようになります。

1.2 ハイライト

この章の内容は以下の通りです。

• CLC コンフィグレーション ツールの目的

• ソフトウェアのインストール

• コンフィグレーション ツールのオプション

• 保存と読み込み

1.3 CLC コンフィグレーション ツールの目的

CLC は複数回路の組み合わせと配列により構成され、各回路の機能は予め設定しておく事も動作中に設定する事も可能です。CLC モジュールはソフトウェア実行の制限を受けずに動作でき、出力を自由自在に設計できるため、組み込みアプリケーションの柔軟性と可能性が向上します。

コンフィグレーション ツールは CLC モジュールのセットアップ手順の合理化を目的とし、レジスタの機能をシミュレートするためのグラフィカル ユーザ インターフェイス (GUI) を提供します。このツールは最終結果として C またはアセンブリ言語で書かれたソース ファイルを生成します。このファイルは既存のプログラム コードに挿入する事も、ライブラリ ファイルとしてインクルードする事もできます。ファイルはユーザ入力とオプション設定 ( プログラミング言語の選択等 ) に基づいて生成されます。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 9

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CLC コンフィグレーション ツール ユーザガイド

1.4 ソフトウェアのインストール

ソ フ ト ウ ェ ア の 最 新 バ ー ジ ョ ン は マ イ ク ロ チ ッ プ 社 の ウ ェ ブ サ イ ト(http://www.microchip.com) からインストールできます。CLCDesignerTool.exe ファイルと CLCDesigner.ini ファイルは同じフォルダに保存する必要があります。実行ファイルをダブルクリックするとプログラムが起動し、図 1-1 の画面が開きます。

図 1-1: 初期起動時の CLC GUI

INIファイルが実行ファイルと同じフォルダ内に見つからないと、図1-2のエラー メッセージが表示されます。

図 1-2: エラーメッセージ

DS41597A_JP - p. 10 2013 Microchip Technology Inc.

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CLC コンフィグレーション ツールの概要

1.5 コンフィグレーション ツールのオプション

CLC コンフィグレーション ツールの初期起動画面では、図 1-3 に示した赤枠の箇所でオプションを選択できます。

図 1-3: CLC 入力 / 出力オプション

CLC コンフィグレーション ツールを使うと、各モジュールに対応する 8 つの CLCレジスタをソフトウェア コード内で 1 つずつ設定するよりも容易に設定できます。表 1-1 に、上図の各ブロック ( 赤枠 ) とデバイス データシート内のレジスタ名との対応を示します。

以下では、図 1-3 に示した各ブロックの機能と用途について説明します ( 各項目の後の番号は図内のブロック番号に対応します )。

表 1-1: GUI パラメータとデータシート内の CLC レジスタ名の対応

CLC GUI パラメータ CLC レジスタ

1.Device 全て

2.CLC module 全て

3.Data inputs CLCxSEL1-2

4.Gate inputs CLCxGLS1-4

5.Gate output polarity CLCxPOL

6.Digital logic blocks CLCxCON

7.CLC output control CLCxCON

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 11

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CLC コンフィグレーション ツール ユーザガイド

1.5.1 デバイスの選択 (1)

[Device] ドロップダウン メニューではデバイス ( 例 : PIC16F1508 等 ) を選択します。デバイスを選択すると、ツールは自動的にそのデバイスの構成 ( データ入力、CLC 出力の数等 ) に対応するよう設定されます。

1.5.2 CLC モジュールの選択 (2)

[CLC] ドロップダウン メニューでは CLC モジュールを選択します。PIC10F320 等、CLC モジュールを 1 つしか実装していないデバイスもあります。CLC レジスタ名に含まれる添え字「x」は、選択した CLC モジュールの番号に置き換わります。

1.5.3 データ入力の選択 (3)

入力選択グループは 4 つあり、各グループは 8 つの選択肢を持ちます。8 入力を備えるデバイスでは、各グループで全ての入力を選択できます。16 入力を備えるデバイスでは、選択不可能な入力の組み合わせが最小限になるよう (1 つのグループ内で同じ入力が重複しないよう、全ての入力がいずれかのグループに含まれるよう )、各グループに 8 入力ずつが割り振られます。

表 1-2 に各ドロップダウン項目と論理セルデータ入力グループ (lcxdx) の対応を示します。各データ入力は 2 つ以上のグループに含まれ、同じデータ入力を 2 つ以上の異なるグループで同時に選択する事もできます。例えば PIC16F1507 の場合、図 1-4 に示すように、CLC ツールの 1 番めと 2 番めのドロップダウン メニューの両方で FOSC

を入力として選択できます。

表 1-2: CLCX データ入力の選択 (PIC16F1507 の例 )

データ入力lcxd1D1S

lcxd2D2S

lcxd3D3S

lcxd4D4S

CLC1 CLC2

CLCxIN[0] 000 — — 000 CLC1IN0 CLC2IN0

CLCxIN[1] 001 — — 101 CLC1IN1 CLC2IN1

CLCxIN[2] 010 — — 110 予約済み 予約済み

CLCxIN[3] 011 — — 111 予約済み 予約済み

CLCxIN[4] 100 000 — — FOSC FOSC

CLCxIN[5] 101 001 — — TMR0IF TMR0IF

CLCxIN[6] 110 010 — — TMR1IF TMR1IF

CLCxIN[7] 111 011 — — TMR2 = PR2 TMR2 = PR2

CLCxIN[8] — 100 000 — CLC1OUT CLC1OUT

CLCxIN[9] — 101 001 — CLC2OUT CLC2OUT

CLCxIN[10] — 110 010 — 予約済み 予約済み

CLCxIN[11] — 111 011 — 予約済み 予約済み

CLCxIN[12] — — 100 000 NCO1OUT LFINTOSC

CLCxIN[13] — — 101 001 HFINTOSC ADCFRC

CLCxIN[14] — — 110 010 PWM3OUT PWM1OUT

CLCxIN[15] — — 111 011 PWM4OUT PWM2OUT

DS41597A_JP - p. 12 2013 Microchip Technology Inc.

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CLC コンフィグレーション ツールの概要

図 1-4: FOSC を 2 つの異なるゲートの入力として選択した状態

1.5.4 ゲート入力の選択 (4)

選択したデータ入力は 4 つの各ゲートに入力する事ができます。各ゲートの出力は、どのロジック機能を選択するかに応じて異なります。入力の「X」マークの上にマウスカーソルを移動するとカーソルの矢印がポインタに変わり、そこで一度クリックするとその入力がゲートに接続されます (「X」が消え、その入力からゲートへ延びた線が表示されます )。この信号を反転して入力するには、「X」が表示されていた場所でもう一度クリックします。すると「反転」を表す「○」が表示されます。さらにもう一度クリックすると「○」と線が消えて元の未接続の状態「×」に戻ります。

1.5.5 ゲート出力 (5)

各ゲート出力も反転できます。いずれかのゲートの出力をクリックすると「○」が表示され、そのゲートの出力は反転します。元に戻すには「○」を再度クリックします。入力を何も選択していないゲートの出力は常に OFF ( 論理「0」) になる事に注意してください。このようなゲートの出力を論理「1」にする必要がある場合、ゲートの出力をクリックして反転する (「○」にする ) 必要があります。図 1-5 では、ゲート 2 にFOSC ( 非反転 ) と Timer0 OVF ( 反転 ) を入力し、その出力を反転しています。

図 1-5: ゲート入力 / 出力の反転

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 13

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CLC コンフィグレーション ツール ユーザガイド

1.5.6 デジタルロジック ブロック (6)

CLC ツールのタブをクリックする事によって 8 種類のロジック機能を選択できます。これらのロジックブロックは、表示された状態から変更する事はできません。各 CLCモジュールでは 1 つのロジック機能だけを選択できます。図 1-6 に選択可能な全てのロジック機能を示します。

図 1-6: ロジック機能

lcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxq

lcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxq

lcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxq

S

R

Qlcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxq

D Q

lcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxqS

R

J Qlcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxq

R

lcxg1

K

D Q

lcxg1

lcxg2

lcxg3

lcxg4

lcxqS

R

D Q

lcxg1

lcxg3

lcxq

R

lcxg4

lcxg2

LCxMODE<2:0>= 000

LCxMODE<2:0>= 010

LCxMODE<2:0>= 001

LCxMODE<2:0>= 011

LCxMODE<2:0>= 100

LCxMODE<2:0>= 110

LCxMODE<2:0>= 101

LCxMODE<2:0>= 111

LE

AND - OR OR - XOR

4-Input AND S-R Latch

1-Input D Flip-Flop with S and R 2-Input D Flip-Flop with R

1-Input Transparent Latch with S and RJ-K Flip-Flop with R

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CLC コンフィグレーション ツールの概要

1.5.7 出力制御 (7)

ロジックブロックからの出力は、CLC の最終段である反転ゲートに入力されます。バッファ出力ピン ( ゲートの出力 ) をクリックすると「○」が表示され、出力が反転します。この出力は他の周辺モジュールまたは出力ピンに接続できます。あるいは、CLC 入力へ戻す事もできます。さらに、CLC 出力のエッジ ( 立ち上がりおよび / または立ち下がり ) による割り込みを有効にできます。

図 1-7 に示すように、CLC モジュールの有効 / 無効、CLCx 出力ピンの有効 / 無効、各エッジによる割り込みの有効 / 無効を選択できます。この図では CLC 出力を反転しています。

図 1-7: CLC 出力のオプション

1.6 保存と読み込み

設定済みの CLC 構成を保存し、後で読み込む事ができます。ソフトウェアに実装可能な CLC 構成が完成したら、ダイアログ ボックスの左上隅にある [File] プルダウンメニューをクリックします ( 図 1-8 参照 )。

図 1-8: [FILE] メニューによるコードの保存 / 読み込み

次に、出力するコードの言語に応じて [file>Save ASSY code] または [Save C code] を選択します。すると、選択したデバイスの全ての構成済み CLC に対応するコードを記入したファイルが出力されます。このファイルの拡張子は「.inc」です。図 1-3 のように構成した CLC から生成されたコードの例を例 1-1 に示します。この構成ではAND-OR ロジックブロックを使用し、他は全て既定値設定です。この例では、PIC16F1507 の CLC1 を使用しています。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 15

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CLC コンフィグレーション ツール ユーザガイド

例 1-1: C およびアセンブリ サンプルコード

どちらのコードも動作は同じです。言語の性質上、アセンブリコードの行数は多くなります。生成されたコードは、ライブラリ ファイルとしてインクルードする事も、既存のプログラム コードに挿入する事も容易にできます。CLC ツールはコメントを参照するため、生成されたコードのコメントを変更または削除しないでください。特に、各フィールドを正しく読み込むために「Device:」行が重要です。

保存したコードを CLC ツールに読み込むには [file>load code] を選択します。コードが正しくインポートされると、GUI の各所にコード内のレジスタに対応する適切な値が表示されます。コメント内のデバイス ID が削除されていると、図 1-9 のメッセージが表示されます。この場合、削除されたコメントを元通りに復元する必要があります。

図 1-9: 読み込んだコードのコメント内にデバイス ID が見つからない場合のエラーメッセージ

任意のコメントを出力ファイルに記入して保存する事もできます。後でファイルを読み込むと、それらのコメントもツールに読み込まれます。図 1-10 に示すテキストエリアにコメントを記入しておくと、設定を完了してコードを保存した時にそのコメントを含む出力ファイルが生成されます。

DS41597A_JP - p. 16 2013 Microchip Technology Inc.

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CLC コンフィグレーション ツールの概要

図 1-10: コメントテキスト エリア

ボタン [Copy and Show] をクリックすると、現在の構成に対応するレジスタ値がボタンの下にある各ボックスに表示され、簡単に設定を確認できます。複数の CLC でよく似た構成を使う場合、1 つの CLC モジュールを構成した後に、その設定を他のCLC モジュールにコピーできます。これを行うには、構成済みのモジュールを選択した状態で[Copy and Show]をクリックし、次に別のCLCモジュールを選択して[Paste]をクリックします。これにより、1 つの CLC から別の CLC へ全ての内容をコピーできます。クリップボードの内容を CLC ツール以外のウィンドウに貼り付ける事はできません。[Clear] ボタンをクリックすると、全てのフィールドが既定値状態にリセットされます。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 17

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CLC コンフィグレーション ツール

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

ユーザガイド

第 2 章 マンチェスター ラインコードの例

2.1 はじめに

この章では、第 1 章「CLC コンフィグレーション ツールの概要」で説明した構成可能なロジックセルコンフィグレーション ツールを使って、典型的な課題に対処する方法を紹介します。この章を読み進む前に、CLC コンフィグレーション ツールの使い方を理解しておいてください。

2.2 ハイライト

この章の内容は以下の通りです。

• 課題例

• 推奨策

• 応用例

2.3 課題例

あるデバイスから入力される典型的なNRZ (non return to zero)コードのビットストリームを、より汎用的なマンチェスター ラインコードにエンコードする場合について考えます。マンチェスター エンコードはクロックとデータを 1 つのデータストリームに合成します。このため、マンチェスター ラインコードは一般的な NRZ コードよりも有利です。このコードは DC 成分を含まず、クロック信号を含んでいます。図 2-1 に、考えられるセットアップのブロック図を示します。

図 2-1: NRZ ラインコードをマンチェスター コード化する

2.4 推奨策

PIC® デバイス上の CLC モジュールを 1 つだけ使ってこの課題に対処します。CLC はソフトウェアで制御されないため、クロック速度に対する制限はありません。このため、CPUはエンコード処理に関与する事なくメイン プログラムの実行に集中できます。また、外付けのハードウェアを追加する不要がないため、コストも節約できます。

エンコード処理には、データとクロックを入力に持つ 1 つの XOR ゲートだけが必要です。この例では、PIC16F1507 の CLC2 モジュールを使います。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597AJP - p. 19

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データとクロックを CLC2 の入力 (RC3 と RC4) に割り当てます。これらの入力に対応する TRIS ビットを「入力」として設定しておく事が重要です。CLC2 モジュールとその出力を有効にし、CLC 出力ピンに対応する TRIS ビットをクリアします。図 2-2 にCLC の構成を示します。

図 2-2: エンコード処理用に構成した CLC

このように構成した後に、コメントボックスに適当なコメントを記入し、C またはアセンブリ言語を指定して構成を保存します。補遺 A.「マンチェスター エンコード プログラム (ASSY)」に、アセンブリ言語のソースコードを示します。

図 2-3 に、CLC 出力波形のスクリーンショットを示します。この図は、外部デバイスから 0xE4 が入力された場合を想定しています。

図 2-3: CLC を使った NRZ ソースからマンチェスター ラインへのエンコード

Note: 緑 = CLC 出力 (1)、赤 = データ (2)、白 = クロック (3)

(3)

(2)

(1)

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マンチェスター ラインコードの例

2.5 応用例

マンチェスター コード化したメッセージを PIC デバイスから直接生成する必要がある場合、基本的に MSSP を使うと簡単です。デバイスを PIC16F1508 に交換し、外部デバイスからのデータ / クロック入力を SPI SCK と SPI SDO に置き換えます。

図 2-4: MSSP を入力として使うエンコード処理のための CLC 構成

Note: 補遺 A.「マンチェスター エンコード プログラム (ASSY)」にアセンブリ コードを記載しています。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597AJP - p. 21

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補遺 A. マンチェスター エンコード プログラム (ASSY)

#include "p16f1507.inc"

__CONFIG _CONFIG1, _FOSC_INTOSC & _WDTE_OFF & _PWRTE_OFF & _CLKOUTEN_OFF

__CONFIG _CONFIG2, _LVP_OFF & _STVREN_ON ;Stack over/under flow will cause a reset

errorlevel -302;suppress bank selection not zero warning

ORG 0x00

maincall main_init;init CLC and configure PIC inputs/outputsgoto main_loop;main waiting loop

main_loopgoto main_loop;sit here forever

main_init; File: clc.inc; Generated by CLC Designer, Version:1.0.0.0; Date:7/13/2011 12:44 PM; Device:PIC16(L)F1507

BANKSEL CLC1GLS0movlwH'00'movwfCLC1GLS0movlwH'00'movwfCLC1GLS1movlwH'00'movwfCLC1GLS2movlwH'00'movwfCLC1GLS3movlwH'00'movwfCLC1SEL0movlwH'00'movwfCLC1SEL1movlwH'00'movwfCLC1POLmovlwH'00'movwfCLC1CON

ソフトウェア ライセンス使用許諾

Microchip Technology Incorporated ( 以下「弊社」) が供給するソフトウェアは、弊社製品との組み合わせでのみ使われる事を目的として弊社のお客様に供給されます。

ソフトウェアの所有権は弊社および / またはソフトウェアのサプライヤに帰属し、適用著作権法のもとに保護されています。無断複写、複製、転載は禁じられています。上記の制約に違反してソフトウェアを使った場合、使用者はライセンス使用許諾の侵害に対して民事責任を問われ、適用法のもとに罰せられます。

本ソフトウェアは「無条件受け取り」を条件として提供されます。本ソフトウェアの商品性および特定目的に対する適合性の黙示

保証を含む ( ただし必ずしもこれらに限定されない ) 明示、暗示、法的な保証は一切いたしません。弊社は、いかなる場合も、特

殊、偶発的、必然的にかかわらず、いかなる理由があろうとも、一切の賠償責任を負いません。

2013 Microchip Technology Inc. DS41597A_JP - p. 23

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BANKSEL CLC2GLS0movlwH'02'movwfCLC2GLS0movlwH'00'movwfCLC2GLS1movlwH'00'movwfCLC2GLS2movlwH'80'movwfCLC2GLS3movlwH'00'movwfCLC2SEL0movlwH'50'movwfCLC2SEL1movlwH'00'movwfCLC2POLmovlwH'C1'movwfCLC2CON

;Uses CLC2out bankselOSCCONmovlw b'01110010';8MHz clock - Does not matter for this demomovwf OSCCONbankselTRISCmovlw b'10011000'; RC3 & RC4 as input to CLC2IN ::RC0 as output

form CLC2movwf TRISCbankselANSELC ;All digital outputsmovlw 0x00movwf ANSELC

return ;return to main program

DS41597A_JP - p. 24 2013 Microchip Technology Inc.

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11/29/12