しぶや区ニュース 平成28年6月15日号 · 平成28年 第2回区議会定例会 区長発言(抄) 6月9日(木)、第2回区議会定例会本会議で述べた長谷部健区長の発言(抄)を掲載します。
プログラム・抄録集 - Oita University · 第36回...
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第36回 日本消化器がん検診学会九州地方会
消化器がん検診研修会
プログラム・抄録集
会 期:平成18年7月29日(土曜日)
会 場:大分県医師会館
大分県大分市大字駄原2892-1
TEL:097-532-9121
第36回 日本消化器がん検診学会九州地方会
会長 森 宣
大分大学医学部腫瘍病態制御講座放射線医学教授
36回日本消化器がん検診学会九州地方会事務局
大分大学医学部腫瘍病態制御講座放射線医学
879-5593 大分県由布市挟間町医大ヶ丘1-1
担当:松本俊郎、詫摩真久
TEL:097-586-5934 FAX:097-586-0025
E-mail : [email protected]
HP : http://www.med.oita-u.ac.jp/radiology/syokaki/index.htm
ご案内とお願い
参加者の皆様へ
・参加受付は大分県医師会館7階で行います。
・参加費は、医師4,000円、その他の方は2,000円です。受付で参加費をお支払い
いただき、ネームカードをお受け取り下さい。
・ネームカードに所属・氏名をご記入のうえ、会場内では必ず着用して下さい。
再発行は行いませんのでご注意下さい。
・プログラム・抄録集は、学会当日ご持参下さい。
・会場内は禁煙となっています。ご協力をお願い致します。
発表者の皆様へ
発表形式
・一般演題の発表時間は6分、討論時間は3分です。シンポジウムの発表時間は
10分以内でお願い致します。
・パソコンでの発表のみとします。スライド枚数に制限はありません。
ご使用になるアプリケーションはWindows版 Power Point でお願い致します。
・Macintosh版はご使用できません。
スライド作製上のご注意
・スライド作製は以下の条件でお願いいたします。
*アプリケーション:Windows版 Power Point 2002、2003
*フォント:OS標準のもののみ使用のこと
・スライドは、ファイル名を「演題番号・演者名」として、CD-RないしCD-RWと、
USBスティックメモリの両方に保存し、学会当日にご持参下さい。
・CD-R、CD-RWの書込みは ISO9660(ディスク・アットワンス)方式で行って
下さい。パケット方式で は会場のパソコンで読めない場合があります。
・動画、音声ファイルのご使用はできません。
当日のスライド受付
・演者はセッションの始まる40分前までにはスライド受付にお越し下さい。
・スライド受付は参加受付の隣で行います。CD-R(CD-RW)とUSBスティック
メモリの両方をご持参下さい。
・担当者がパソコンにデータをコピーした後、スライドの確認をお願い致します。
発表時のパソコン操作について
・画面操作は、演者ご自身で行っていただきます。
演台にキーボード、マウス、ポインターを設置しております。
発表終了後
・パソコンにコピーした発表データにつきましては、学会終了後に事務局で責任を持っ
て消去させていただきます。
座長・司会の先生方へ
・担当セッションの開始予定時刻の15分前までには参加受付にお越し下さい。
・担当セッションの開始予定時刻の10分前までには次座長席にご着席下さい。
・進行は時間厳守でお願い致します。
発表者、座長・司会の先生方へ:抄録のお願い
・一般演題、シンポジウムの発表者は、抄録に修正がございましたら、当日スライド
受付にWord形式で作製保存したCD-R(CD-RW)をご提出下さい。
・座長・司会の先生は、担当セッションのまとめを学会終了後2週間以内に事務局まで
メールにてご送付下さい。宜しくお願い致します。
会員の皆様へ
・総会のお知らせ
日 時:平成18年7月29日(土曜日)14時15分~14時30分
場 所:大分県医師会館7階大会議室(第1会場)
代表幹事・評議委員の先生方へ
・代表幹事会・拡大プログラム委員会
日 時:平成18年7月28日(金曜日)17時00分~
場 所:「良の家」 大分市大字牧1538-3(電話 097-551-6060)
・幹事・評議委員会
日 時:平成18年7月29日(土曜日)11時40分~12時20分
場 所:大分県医師会館2階 大分県地域保健支援センター会議室
放射線技師部会・保健衛生部会の各県代表の皆様へ
・放射線技師部会
日 時:平成18年7月29日(土曜日)8時45分~9時15分
場 所:大分県医師会館6階研修室1(大)
・保健衛生部会
日 時:平成18年7月29日(土曜日)8時45分~9時15分
場 所:大分県医師会館6階研修室1(小)
座長・司会者一覧
午前
会 場 セッション(演題) 時 間 座 長 所 属
第1会場
胃-1(01~05)
胃-2(06~09)
胃-3(10~13)
09:30~10:15
10:15~10:51
10:51~11:27
宇都宮尚
山田浩己
満崎克彦
九州大学
県立宮崎病院
済生会熊本病院
第2会場 大腸
食道・CT
09:30~10:15
10:15~10:33
金城福則
前田 徹
琉球大学
大分県立病院
午後
会 場 セッション(演題) 時 間 司 会 所 属
第1会場
教育講演-1
教育講演-2
会長講演
腹部超音波部会
シンポジウム
(S1~3)
12:30~13:20
13:20~14:10
14:40~15:10
15:20~16:10
森 宣
森 宣
北川晋二
西 潤子
大分大学
大分大学
福岡県対がん協会
NTT西日本九州病院
第2会場
放射線技師部会
シンポジウム
(S4~5)
15:20~16:10 松本俊郎
水野 稔
大分大学
大分県地域保健支援センター
プログラム
教育講演 司会:森 宣(大分大学)
教育講演1 第1会場 12:30~13:20
大腸がん検診の有効性評価と経済評価
国立がんセンター がん予防・検診研究センター 濱島ちさと
教育講演2 第1会場 13:20~14:10
超音波検査による膵癌早期診断のための定期検診
大阪府立成人病センター検診部 田中幸子
会長講演 司会:北川晋二(福岡県対がん協会)
第1会場 14:40~15:10
平成16年度の九州地区消化器がん検診の現状と今後の展望
大分大学医学部腫瘍病態制御講座放射線医学 森 宣
一 般 演 題
第1会場
胃-1(9:30~10:15) 座長:宇都宮 尚(九州大学)
01:福岡県対がん協会の胃がん検診の実績
福岡県対がん協会 野村涼子
02:当院に紹介された集検発見進行胃癌について
-集検フィルムに関するretrospectiveな検討-
県立宮崎病院 山田浩己
03:平成17年度胃がん検診成績について
琉球大学医学部附属病院第一内科 當間 智
04:佐賀県における胃癌検診成績 過去11年間の結果より
佐賀大学医学部消化器内科 雨森貞浩
05:胃内視鏡検診による逐年受診発見胃癌の臨床病理学的検討
-非逐年受診発見胃癌との比較を中心に-
済生会熊本病院健診センター 満崎克彦
胃-2(10:15~10:51) 座長:山田浩己(県立宮崎病院)
06:新・胃X線撮影法(従来法変法)の評価
福岡県筑豊ブロック胃集検読影委員会 植山敏彦
07:当施設における胃X線検査の精度向上に関する検討
(検査成績をもとに)
親愛 天神クリニック 森 一宏
08:当院の胃検診における技師レポート報告の現状
鹿児島共済会南風病院 淵脇崇史
09:当センター放射線技師の胃間接フィルム読影テスト結果の検討
(財)大分県地域保健支援センター 渡辺重保
胃-3(10:51~11:27) 座長:満崎克彦(済生会熊本病院検診センター)
10:直接胃X線検診における高濃度バリウムの検討
鹿児島県厚生農業協同組合連合会 健康管理センター 樋脇 誠
11:間接胃X線における造影剤飲用法の検討
鹿児島県民総合保健センター 中内田健次
12:受診者の立場から観た発泡剤飲用方法の検討
(財)西日本産業衛生会福岡健診診療所 太田修二
13:上部消化管検査におけるCアームFPD-DR装置の使用経験
鹿児島共済会 南風病院 石本裕二
第2会場
大腸(9:30~10:15) 座長:金城福則(琉球大学)
14:平成17年度大腸がん検診成績について
琉球大学第一内科 井濱 康
15:平成16年度佐賀県大腸がん集検の集計結果とその分析
佐賀県立病院好生館放射線科 今井詩乃
16:福岡市における大腸がん検診精検受診率の変遷と追跡調査
福岡市医師会消化管検診委員会 高宮紘士
17:過去5年間の大腸がん検診における精密検査受診成績の検討
(財)大分県地域保健支援センター 長浜ゆかり
18:検診で発見されたアメーバ腸炎の1例
1) 熊本県総合保健センター 村上晴彦
食道・CT(10:15~10:33) 座長:前田 徹(大分県立病院)
19:X線造影検査による検診にて発見された食道粘膜内癌の1例
宮崎市郡医師会成人病検診センター 尾上耕治
20:腹部CT検診の初期経験 ~超音波検診との対比~
大分大学医学部腫瘍病態制御講座放射線医学 近藤やよい
腹部超音波部会シンポジウム
第1会場 15:20~16:20
司会 西 潤子(NTT西日本九州病院)
コメンテーター 村田友佳(熊本県総合保険センター) 上野真一郎(大分大学)
S1:平成17年度腹部超音波検診成績と今後の課題
長崎県健康事業団 放射線課 木田 勲
S2:び漫性脂肪肝判定におけるCTと腹部超音波検査の比較
-精度向上のツールとして-
済生会熊本病院 健診センター 田中 智
S3:脂肪肝とメタボリック症候群の関係について
熊本県総合保健センター 三浦和浩
放射線技師部会シンポジウム
第2会場 15:20~16:00
司会 松本俊郎(大分大学)
水野 稔(大分県地域保健支援センター)
S4:当センターにおける胃がん検診のリスクマネジメント
(財)大分県地域保健支援センター 房常朋視
S5:胃間接撮影バリウム誤嚥例の検討
(財)熊本県総合保健センター 森 奈美
一般演題抄録
○:発表者、(医):医師、(放):放射線技師、(検):臨床検査技師、(保):保健師
演題番号:01 福岡県対がん協会の胃がん検診の実績
福岡県対がん協会 ○野村涼子(保)、池田晶子、樺島由美子、宮原典子、北川晋二
【目的】福岡県対がん協会は昭和40年度に胃がん検診を開始し、平成16年度までの総受診者数は93
万余人、総がん発見数は1347人、がん発見率0.14%であった。今回、検診の評価のため精度と予後
調査について検討した。 【方法】昭和40年度から平成16年度までの胃がん検診の要精検率、精検受診
率、がん発見率、早期がん率、陽性反応的中度について検討した。 また、平成12年度までの発見がん
のうち調査可能な932人について生存状況を調査し5年相対生存率を検討した。【結果】受診者数は昭和
60年代で2万人まで増加し、平成6年度から4万人を超えた。がん検診が一般財源化された平成10年
度以降は漸次減少している。要精検率は当初の20%台から減少傾向であったが、特に昭和49年度から
減少し、その後も減少している。がん発見率は当初0.10%前後であったが、昭和57年度から0.15%
前後となった。早期がんの占める割合は当初の40%前後から漸次上昇しており近年は70%前後となっ
ている。生存調査対象932人の内訳は男566人女366人、早期がんは550人、平均年齢は男63.
1歳、女59.5歳であった。5年相対生存率は87.0%であった。男86.9%、女87.3%で大きな差
はみられなかった。年度別では、男は1970年代は72.7%,80年代81.4%,90年代は94.4%
と高くなってきていたが、女では変動はみられなかった。【考察】1)受診者数は老人保健法への導入を機
に増加していたが、一般財源化後は減少している。競争入札などで安価な検診機関へと移行しているため
と考えられる。2)精度をみるとがん発見率が増加の傾向であり、早期がん率は増加し、陽性反応適中度
も増加していることなどから精度は高くなっていると考えられた。3)5年相対生存率は87.0%であっ
た。1970年代からは近年高くなっている。大きな性差はみられなかった。早期がんでは男106.4%
女100.1%と高かった。4)検診の目的である救命可能ながんの発見のためには、検診の精度を保つこ
とが重要であると考える。
演題番号:02
当院に紹介された集検発見進行胃癌について -集検フィルムに関するretrospectiveな検討-
県立宮崎病院 ○山田浩己(医)、上田祐滋、林 透
宮崎県健康づくり協会 曽根正幸、長友繁光、渡辺克司
宮崎県健康づくり協会胃間接エックス線フィルム読影委員会 尾上耕冶、楠原敏幸
平成5年度から平成16年度の12年間に宮崎県健康づくり協会における集検発見胃癌数は660例で
あり、99 例(15%)が当院に紹介された。その中で 1/3 にあたる 33 例が進行癌であった。今回,そ
れらの中で異所性チェックおよび見逃しの有無を癌発見年度およびそれ以前の集検フィルムも含めて検討
してみたところ,各々4例に認められた.これらの症例を中心に報告する。
演題番号:03
平成17年度胃がん検診成績について
琉球大学医学部附属病院第一内科
○當間 智(医)、井濱 康、川田晃世、小橋川ちはる、渡辺貴子、上間恵理子、富盛 宏、前城達次、
平田哲生、外間 昭、藤田次郎
同光学医療診療部 仲村将泉、山城 剛、岸本一人、仲本 学、金城 渚、金城福則
沖縄県総合保健協会 新垣義人、城間盛光、半仁田慎一
沖縄県総合保健協会に委託された平成17年度胃がん検診の成績について検討し報告する。受診者数は
合わせて男性10258人、女性13951人、合計24209人であった。要精検者数は2308人、9.5%
であった。発見された胃癌は男性11例、女性4例、計15例であり、胃癌発見率は0.06%であった。
演題番号:04
佐賀県における胃癌検診成績 過去11年間の結果より
○雨森貞浩(医)1)、山口加奈子1)、綱田誠司1)、岩切龍一1)、藤本一眞1)、陣内重信2)、平野正弘2)、
森田秀祐2)、水口昌信2)、藤岡康彦2)、寺田洋臣2)、坂田恒彦2)、森山幹夫2)、中山信一 2)、森久男 2)、
腹巻勝正2)、坂田泰志2)、冬野誠助2)、土橋清高2)、田中俊彦2)、楢本純一2)
佐賀大学医学部消化器内科1) 佐賀県医師会癌検診会胃癌部会2)
佐賀県における胃集団健診について、平成6年度から16年度までを実施数、要精密検査率、精密検査
受診率、胃癌発見率、発見胃癌の性別、年齢、病変部位、肉眼分類、深達度、組織型、加療状況について
検討した。受診者総数は平成7年度の52473人がピーク、要精密率は平成6年度の18.3%をピークに
減少傾向がみられた。精密検査受診率は増加し 14 年度に 83.0%となった。胃癌発見率は 0.13%から
0.21%、例年男性が多く、年齢別分布では70歳以上の増加が目立った。
演題番号:05
胃内視鏡検診による逐年受診発見胃癌の臨床病理学的検討
-非逐年受診発見胃癌との比較を中心に-
済生会熊本病院 健診センター ○満崎克彦(医)、福永久美、木下昭雄
胃内視鏡検診における逐年受診発見胃癌(逐年群)と非逐年受診発見胃癌(非逐年群)の臨床病理学的
な比較検討および見逃し例の検討を行い、逐年受診の有用性と内視鏡検診の課題について検討した。発見
胃癌91例(逐年群33例vs非逐年群58例)を対象とした。逐年受診群で早期癌率が非常に高く(97%
vs 84.5%)、内視鏡的治療が可能な癌が多く発見された(54.5% vs 36.2%)。1年前の検診を見逃しと
した場合、U 領域の見逃しは少なく、L、M 領域の大弯病変の見逃しが多い。 前年度画像との比較検討
にて、見逃し例の半数近く(44.8%)は 1 年前に指摘できた可能性も否定できず、内視鏡検診では少な
からず見逃し例が存在することを認識すると同時に、注意深い観察を心掛け、十分な臨床経験を有する検
査医が担当することが望ましいと考える。
演題番号:06
新・胃X線撮影法(従来法変法)の評価
福岡県筑豊ブロック胃集検読影委員会
○植山敏彦(医)、前川隆一郎、武富弘行、林田泰治、近藤信夫、山近 仁
従来法と比較した新撮影法の有用性を検討したので報告する.平成13年4月より平成15年3月まで
の従来法の検診成績を平成15年4月より平成17年3月までの新撮影法の検診成績と比較検討した。新
撮影法の総受診者数は25,796 人で、要精検率10.2%、癌発見率0.12%、陽性反応的中率 1.1%であ
った。一方、従来法の総受診者数は26,488人で、要精検率9.6%、癌発見率 0.094%、陽性反応的中
率 0.98%であった。早期癌率では新撮影法(65%)が従来法(61%)よりも高かった。有所見度と良悪性度
に関する確実度の判定では、確実所見にてチェックされた割合が新撮影法で増加していた。新撮影法では、
所見別で透亮像の割合が高く、部位別で噴門と前庭のチェック率が高かった。発見癌も前庭と噴門で増加
していた。以上より、新撮影法は検診精度の向上に有用であり、画像精度の向上にも寄与すると考えられ
た。
演題番号:07
当施設における胃X線検査の精度向上に関する検討(検査成績をもとに)
親愛 天神クリニック1),ステーションクリニック2),永江医院3)
○森 一宏1)(放)、永江 隆3)、野尻五千穂2)、田中啓二1)
【目的】当施設では新・撮影法を導入し、その有用性について発表してきた。今回、導入後3年間の検
査成績をもとに精度向上の検討を行った。【対象・方法】平成14年4月1日~17年3月31日に当施
設で直接胃X線検査を受けた17969名で、年度別での受診者数、要精検者数(率)、精検受診者数(率)癌
発見数(率)、早期胃癌数(率)を集計し比較検討した。【結果】胃癌発見数(率)、陽性的中率は、15年度が高
く、その他は年度毎に検査成績の向上がみられた。【まとめ】新・撮影法導入し、5年目を迎え撮影法も定
着し、検査成績にも反映され精度向上に繋がっていると考える。しかし、現状では技師間の格差がみられ、
さらなる精度向上を目指す。
演題番号:08
当院の胃検診における技師レポート報告の現状
鹿児島共済会南風病院 ○淵脇崇史(放)、石本裕二、伊原孝志
【はじめに】当院では以前より、胃検診において撮影後の所見のチェックを、撮影技師がフイルム上で
簡易的に行い、読影医へまわしていた。近年、撮影技師による読影が一般的になりつつある中、当院にお
いても技師チェックの在り方を見直し、今回技師によるレポート報告を採用した。今回、作成したレポー
トの内容を報告するとともに、技師レポートの現状を報告する。【方法】レポートを作成するにあたり、過
去に当院で行なわれたルーチン撮影の読影所見や精密撮影の早期癌・進行癌の読影・画像所見(X 線、内
視鏡)を見直し、必要なチェック項目の検討を行なった。その結果、Ba 斑、ひだ集中、アレアの乱れ、
透亮像、付着異常、壁不整などの項目が必要と考え、それらを元にシェーマ、撮影中のコメントを記入す
る欄を設けレポートを作成した。レポートの記入は検査終了後、食道・胃・十二指腸に分け、チェックを
行い、シェーマ、撮影中のコメントを添え読影医にまわすようにした。当日の読影終了後、技師のレポー
ト所見と読影医の所見との比較を行い、チェックされている画像の再確認を行なっている。【まとめ】当院
の胃検診では、読影医師によるチェックが癌の有る無しに関係なく、バリウムの付着異常、アレアの乱れ
など微細なものが多く、これらの所見を見逃さない為には付着の良い画像を提供し、また十分な透視観察、
細かな拾い上げが必要であった。レポートの記載を行なうようになり、どのような所見を拾い上げること
が重要か、また撮影技師が病変に気づき撮影を行なっているかなど再確認ができた。今後は、微細な病変
に気がつくように、読影能力、撮影技術の向上が必要と考える。
演題番号:09
当センター放射線技師の胃間接フィルム読影テスト結果の検討
(財)大分県地域保健支援センター
○渡辺重保(放)、水野 稔、岡山保明、房常朋視、大下哲也、田中敏文、藤田泰範、加来弘明、
植木めぐみ、城野恵美、松田里枝、清原史江、佐藤紗衣
(目的)当センター放射線技師の撮影技術向上を目的とし、胃間接フィルムの胃がん描出能、撮影技術の
問題等を検討するため、平成17年度胃集検フィルムを読影医と同等の方法で読影テストを行った。
(方法)11名の放射線技師により23例の発見胃がんフィルムの含まれた、1470人分のフィルムを読
影し、問題点を検討した。(結果)(考察)結果、考察は当日発表とさせていただきます。
演題番号:10
直接胃X線検診における高濃度バリウムの検討
鹿児島県厚生農業協同組合連合会 健康管理センター
○樋脇 誠(放)、橋口 孝、石山重行、重信隆彰、草野 健、窪薗 修
近年、胃X線造影剤(以下Ba)の高濃度化が進んできている。それに伴い私どもの施設でもBa濃度を
190W/V%から 200W/V%に変更した。今回はそれにより画質にどのような変化があるか検討した。
また、今年4月にDR装置が導入されたのでそれについても検討を行った。Ba 濃度が 200W/V%で画
質は若干良くなっているが胃下部では逆に悪くなっている。技師の経験別では胃上部では経験年数10年
以上が良かったがそれ以外では差がなかった。デジタルとアナログではすべての領域でデジタルの方が良
い結果となった。これからはさらに精度の高い胃X線検査を行うためにBaの濃度、その濃度に適した撮
影方法、DR装置の有効活用等、更なる検討が必要と考えられる。
演題番号:11
間接胃X線における造影剤飲用法の検討
鹿児島県民総合保健センター ○中内田健次(放)、三角 彰、田原大慎、瀬戸山史郎
鹿児島県消化器集検研究会 草野 健、渋江 正
当センターでは平成15年から180w/v%HDのバリウム造影剤を使用しているが、さらに示現能を向
上させる目的で発泡剤の服用法の検討を行ったので報告する。発泡剤を水で服用する水飲用グループとバ
リウムで飲用する Ba グループで、流出、残泡、空気量、粘膜描出等について比較検討した。その結果、
Ba グループでは流出が少なく、描出能において優っていたが、残泡が多く、空気充満までの時間を要し
た。全体として、Ba での発泡剤飲用が良い示現能を得られる傾向にあったが、さらに体位別の検討や処
理能の状況も分析して報告する。
演題番号:12
受診者の立場から観た発泡剤飲用方法の検討
(財)西日本産業衛生会福岡健診診療所
○太田修二(放)、西原春實、古賀眞孝、小川日真紀、西田晴美
【目的】胃X線検査において発泡剤の飲用方法は、水からバリウムでの飲用に変わりつつある。しかし、
バリウムでの飲用には、飲み込み易さの点で疑問に感じた為、受診者にアンケート調査を行ない検討した。
【方法】当施設受診者300名に対して、「発泡剤飲用時、水とバリウムでは、どちらが飲み易いか。」に
ついてアンケート採った。【結果】水で飲用 32%、バリウムで飲用 25%、変わらない 43%であった。
結果より、バリウムで飲用と変わらないの合計が68%であった為、バリウム120W/V%、140W/V%、
180W/V%で飲用させ、画質に影響無く、飲み込み易い濃度を調べた結果120W/V%のバリウムが良
好であったので報告する。
演題番号:13
上部消化管検査におけるCアームFPD-DR装置の使用経験
鹿児島共済会南風病院 ○石本裕二(放)、淵脇崇史、伊原孝志
〔はじめに〕近年、X 線画像診断装置としてデジタル化が急速に進んでいるなか、消化管検査においても
II-DR 装置での検査へと移行している。その中で、現在では II-DR 装置から最新装置として平面検出器
(FPD)-DR装置へと移行している中、当院では、一早く II-DR装置を2001年に導入、2004年には
FPD-DRとしてCアーム装置を導入し消化管検査全般を行ってきた。そこで、今回はCアームFPD-DR
装置での使用経験をもとに検診業務における上部消化管検査の有用性について報告する。〔使用機器〕
HITACHI 社製 C アーム FPD-DR 装置(VersiFlex)〔結語〕かつてより、胃形による撮影の工夫が検討
され、胃描出能に差があったものがCアーム装置を使用することにより描出能に向上性がみられ、特に横
胃のように描出能に妨げられたものが簡単に描出できるようになった。また、前壁撮影においてもCアー
ム装置特有の斜入方向からの撮影が可能であるため撮影体位による受診者の負担も軽減されると考えられ
た。
演題番号:14
平成17年度大腸がん検診成績について
琉球大学第一内科
○井濱 康(医)、當間 智、小橋川ちはる、渡辺貴子、前城達次、平田哲生、外間 昭、藤田次郎
琉球大学光学医療診療部 仲村将泉、山城 剛、岸本一人、仲本 学、金城 渚、金城福則
沖縄県総合保健協会 半仁田慎一、新垣義人、城間盛光
沖縄県総合保健協会に委託された沖縄県内の平成 17年度大腸がん検診の成績について検討し報告する。
平成10年4月以降がん検診は老健法の対象ではなくなったが、沖縄県内に於いては従来通りがん検診は
実施されている。受診者数は平成17年度で男性11,551人、女性18,659人、合計30,210人であっ
た。免疫学的便潜血反応陽性者は1,842人、6.1%であった。発見された大腸癌は男性33例、女性22
例、計55例であり、大腸癌発見率は0.18%であった。
演題番号:15
平成16年度佐賀県大腸がん集検の集計結果とその分析
佐賀県立病院好生館 放射線科 ○今井詩乃(医)、梶原哲郎
内 科 緒方伸一
佐賀県医師会癌検診会 下田悠一郎 坂田祐之 光武良彦 原田宏一 朝長道生 藤崎純士
今村達也
平成16年度の佐賀県の大腸がん集検の受診者総数は42,887名であった。発見癌数は70例で、大腸
癌発見率は0.16%と昨年に比べ0.1%低下し、最近10年間では2番目に低い値であった。完治が90%
以上期待できるStage 0-Ⅱの症例は71%と、平成15年度の86.7%を下回っていた。また、初回受診
者の癌発見率は 0.36%と複数回受診群の 2.6 倍であった。集検発見癌の精密検査法は、90%が内視鏡
(TCS)であった。前年FOB陰性、今年進行癌で発見された偽陰性例が8例あったが、そのうちの6例
(75%)は Stage Ⅲa-Ⅳであった。精検受診率は 63.1%と、前年の 67.9%よりもさらに低下していた。
これらの結果を分析し考察を加え、報告する。
演題番号:16
福岡市における大腸がん検診精検受診率の変遷と追跡調査
福岡市医師会消化管検診委員会
○高宮紘士(医)、中村裕一、増田信生、家守光雄、古賀安彦、藤見 是、高山武彦、北野亀三郎、
北川晋二、古川敬一、古川 尚志
福岡市では平成5年から大腸がん検診を行っており、最近では約2万人が受診し発見がんも年間130
人を越え一応、検診の役目を果たしていると思われる。要精検率は7~8%前後で推移し、全国平均を超
えている。精検受診率は平成13年までは75%を越えていたのが以後は低下傾向を示している。便潜血
反応の定量値を告知したり、主治医および陽性者に直接連絡したりと受診勧奨に努めている。今回、受診
後3ヶ月目に行っている精検結果未提出医療機関の回答状況、さらにその1ヶ月後に行っている精検未受
診者本人への受診勧奨および(受診していない理由)の追跡調査結果の分析を行ったので報告する。
演題番号:17
過去5年間の大腸がん検診における精密検査受診成績の検討
(財)大分県地域保健支援センター
○長浜ゆかり(技)、原 美喜、平丸正宣、高橋由紀、田嶋伸之、杉田真一、辻 秀男、佐藤邦彦
当センターの大腸がん検診の成績は,毎年日消学会の全国平均を上回っているが, 50歳以上の男性に
精検受診率が低い傾向がある。今回,平成12~16年度の50歳以上の男性要精検者4648名の検診歴
を調査し,精検受診の傾向について検討を行った。受診者3458名と未受診者1190名の検診歴と便潜
血陽性歴の有無には大差が認められなかった。しかし、未受診者(1190 名)中で便潜血陽性既往があった
305名の過去5年間の精検受診状況をみると,一度も精検受診をしていない人が40.0%を占めているこ
とが分かった。今後は,大腸がん検診成績向上のために,この傾向をいかに改善するかを課題として検討
していきたいと考える。
演題番号:18
検診で発見されたアメーバ腸炎の1例
○村上晴彦(医)1、村田友佳1、粟津雄一郎1、前田将臣 1、神本裕喜子1、泉 薫子 1、小山みさ子1、
土亀直俊1、緒方一朗2、根岸孝典3、楠真一郎3、加古博史4、本田由美5、猪山賢一5
1) 熊本県総合保健センター、2)緒方放射線科医院、3) 熊本大学放射線科、4) 菊南病院、
5) 熊本大学病理部
症例は41歳男性。平成17年1月に検診で便潜血陽性となり、2月に精査目的で当センターを受診し、
大腸内視鏡検査を施行された。バウヒン弁周囲の憩室に白色粘液付着と発赤・易出血を認めたため、憩室
炎によるものと診断した。その後、10月の検診で再度便潜血陽性となり、12月に2回目の大腸内視鏡
検査を施行した。盲腸に汚い白苔に被われた融合傾向のあるφ2~3mmの不整形潰瘍の多発と、直腸に
φ3~4mmの類円形の孤立性潰瘍を認めた。病理組織は、非特異的な炎症所見で確定診断には至らず、
3ヵ月後に経過観察とした。平成18年2月に3回目の大腸内視鏡検査を施行した。盲腸の病変に変化は
ないものの、直腸の潰瘍は消失していた。アメーバ腸炎・腸管ベーチェット・単純性潰瘍・サイトメガロ
ウイルス腸炎などを鑑別に挙げ生検したところ、粘膜の壊死巣に泡沫状胞体と赤血球を貪食したアメーバ
原虫を認め、また便中にアメーバ嚢子も認められ、アメーバ腸炎と診断した。アメーバ腸炎は比較的稀な
感染症であるが、最近では内視鏡検査の普及に伴い無症状の報告例も増加しており、若干の文献的考察を
加えて報告する。
演題番号:19
X線造影検査による検診にて発見された食道粘膜内癌の1例
宮崎市郡医師会成人病検診センター ○尾上耕治(医)、山脇康行、高崎るみ子
潤和会記念病院 宮崎貴浩
宮崎大学放射線科 田村正三
食道早期癌の発見にX線造影検査は困難である。今回我々はX線造影検査による検診にて発見された食
道粘膜内癌の1例を経験したので報告する。症例は71歳男性、人間ドックの上部消化管X線検査にて胸
部食道中部にバリウム斑と粘膜不整像を認め、内視鏡検査施行。同部位にⅡc 型の食道癌を認めた。大学
病院で精査加療した結果、m1~2主体(ごく一部m3)の粘膜内にとどまる癌であった。治療は内視鏡
的粘膜切除術で行い、以後遺残再発等は認めていない。
演題番号:20
腹部CT検診の初期経験 ~超音波検診との対比~
大分大学医学部腫瘍病態制御講座放射線医学
〇近藤やよい(医)、松本俊郎、山田康成、詫摩真久、森 宣
大分東部病院放射線科 高司由理子
当院施設における腹部CT検診の1年間の成績を分析した.特に超音波検診結果との相違点に着目し,
その利点および欠点について考察した.対象は2005年に人間ドックまたは企業検診として腹部CT検査
および超音波検査を実施された237名(男性168名,女性69名).CT検査の方法は 4列MDCT を用
い,スライス厚 3mm, ヘリカルピッチ 3.0にて腹部から骨盤部の単純CT撮影を行った.所見のうち,
超音波と比較してCTで陽性数が有意に高かったものは大腸憩室と腹部大動脈周囲リンパ節腫大と「その
他」であった.逆に超音波と比較してCTで陽性数が有意に低かったものは胆嚢ポリープであった.悪性
腫瘍を検出された例はCT, 超音波検査のいずれでも見られなかった.
シンポジウム演題抄録
演題番号:S1
平成17年度腹部超音波検診成績と今後の課題
○木田 勲(医)1)、山村栄一1)、船本 浩2)、干場知美3)、林 賢信1)、河喜多一郎2)
長崎県健康事業団 放射線課1)、同検査課2)、同企画保健室3)
当事業団では平成 9 年度より腹部超音波検診を行っており、昨年度は総数 1776 名が受診され、この
うち要精検者35名(2.0%)、発見悪性腫瘍2例(0.11%:総胆管腫瘍1例、膀胱腫瘍1例)という結果で
あった。平成16年度より事業所検診約2,000名分が減少し、最近は1,500件前後であったが、今年度
は市町村合併の影響もあり、住民検診件数が増加の予定である。これを機に精度管理を含めた施行者側の
問題を中心に再検討してみた。
演題番号:S2
び漫性脂肪肝判定におけるCTと腹部超音波検査の比較 -精度向上のツールとして-
済生会熊本病院 健診センター
○田中 智(検)、竹下雅子、手嶋静子、縄田奈央子、八尾かおり、小出晃代、當麻康弘
超音波検査における脂肪肝の判断は検者の主観によるところが大きく、脂肪肝判定にばらつきを招いて
いる現状がある。今回、腹部CT及び腹部超音波検査の両方を受診した健診受診者を対象とし、CTでの脂
肪肝判定基準(肝/脾density比)を基に、①現状での腹部超音波検査による検者間の脂肪肝判定のばらつ
きを評価した。②脂肪肝診断の標準化を目的にCT検査結果を解析し、脂肪肝のあった受診者の腹部超音波
像を用いた検討会を行った。CTと超音波検査結果を比較検討したことにより、超音波検査による脂肪肝診
断の標準化が図れ、検査担当技師間の診断にばらつきが少なくなり、精度向上に寄与できた。
演題番号:S3
脂肪肝とメタボリック症候群の関係について
熊本県総合保健センター
○三浦和浩(検)、室原康人、中島浩二、緒方恵子、林 康子、吉村和代、内田聡司、徳永法子、大和 悟、
山村和美、中山裕美、坂本浩子、村田友佳、村上晴彦、江川尚批呂、泉 薫子、小山みさ子、
土亀直俊
脂肪肝の所見とBMI、飲酒、血圧、血糖、中性脂肪(TG)、肝機能と関係があるか検討した。平成17
年度に当施設において人間ドックと出張住民検診を受診した13,412名(男性 5,855名 女性 7,557
名)を対象とした。装置はHITACHI 5500, TOSIBA SSA-550A, GE LOGIQ 500MD を使用した。
異常値の判定は、BMI (25>BMI)飲酒(週1回以上の飲酒者)血圧(上が130以上又は、下が85以
上)血糖(110mm/dl 以上)中性脂肪(TG が 150mm/dl 以上)肝機能は検査項目のどれか一つでも
基準値を超える)とした。脂肪肝の割合は、17.2%(男性22.4%女性13.2%)男性が女性に比べて1.7
倍であった。脂肪肝は、正常群に比べ、異常の割合がBMI が、男性 3.5 倍、女性4.6 倍 血糖が、男性
2.5倍 女性4.7倍 中性脂肪が 男性2.5倍 女性4.0倍 肝機能が男女とも2.0倍と高かった。
飲酒には明らかな差は、認められなかった。又血圧は、男性 1.1 倍 女性 1.4 倍と差はなかった。BMI、
血圧、血糖、中性脂肪 4項目すべてをチェックされた人の割合は、脂肪肝の人では 男性 5.2%、女性
3.0% でそれ以外の人は、男性 0.7%、女性 0.1% 逆に4項目ともチェックされなかった割合は、脂肪
肝で、男性 12.2% 女性 17.4% それ以外の人は、男性 37.0% 女性 55.4% でメタボリック症候群
には脂肪肝のリスクが高いことが示唆された。
演題番号:S4
当センターにおける胃がん検診のリスクマネジメント
(財)大分県地域保健支援センター
○房常朋視(放),水野 稔,岡山保明,大下哲也,田中敏文,藤田泰範,加来弘明,植木めぐみ,
城野恵美,松田里枝,清原史江,佐藤紗衣
(目的)近年医療過誤が問題視され,訴訟に発展する例も多数ある中,バリウム製剤について,昨年10
月に禁忌を含む危険情報が広報された。これを機に,我々は,過誤を引き起こさない方法を策定する目的
で,巡回バスによる X 線透視による胃がん検診のリスクファクターを調査分析した。(方法)当センター
における過去の例や全国の対がん協会・結核予防会各支部のアンケートなどを基に,リスクファクターを
分析した。(結果)(考察)結果および考察は当日発表とさせていただきます。
演題番号:S5
胃間接撮影バリウム誤嚥例の検討
(財)熊本県総合保健センター
○森 奈美(放)、斉藤 忍、関 康彦、本郷靖夫、内海安代、水島一幸、村田友佳、村上晴彦,
粟津雄一郎、前田将臣、小山みさ子、土亀直俊
平成17年度胃検診において、誤嚥のアクシデントにより受診者が入院するという事態が発生しました。
この件は、目立ったバリウムの影がフイルム上にある事でわかりましたが、我々の気付かない誤嚥がある
のではないかと思い、平成14年度における当センターの車検診受診者48283名のフイルムみなおしそ
の状況を調べましたので、最近の文献とともに報告します。誤嚥者は49名(0.1%)でした。