EXPRESSIONS 1

No. 1 2012

Year of the Dragon

ドラゴン・イヤー

EXPRESSIONS2 EXPRESSIONS2

東洋の伝統で幸運をもたらすといわれる『龍神』。リヤドロが無償の愛に敬意を表する、母性をテーマとした一連の作品。インドの豊かなイコノグラフィー（図像学）が表れる『ラーマ王とシータ妃』の二人。2012年最初の新作が、春を豊かに彩ります。さらに、ご家庭のお気に入りスペースを春らしく演出していただくために、リヤドロのアーティストたちが、魅力的なフォルムと鮮やかな色彩を活かして、ベースなどの新しい雰囲気のインテリア小物をご用意いたしました。またリヤドロ・アトリエがお送りする新しいコレクション『The Guest』は特に注目に値するでしょう。ハイメ・アジョン率いるアイデアの研究室、リヤドロ・アトリエでは、ポーセリンのオリジナル・キャラクターを制作するために、世界で活躍する気鋭のアーティストたちを招きました。その成果として制作された作品が、本誌に掲載されています。そしてリヤドロゴールドクラブメンバーの皆さまには、一足先にリミテッド作品『チャイニーズ・ビューティー』をご紹介します。リヤドロのアーティストたちの手による顔や衣装の造形には、完璧さを追求する彼らの確かな技術が表れています。

「永遠のリヤドロ」のコーナーでは、ホアン・リヤドロが、ウィリアム・シェイクスピアの文学作品に発想を求めたリヤドロの歴史的な作品をご紹介します。リヤドロのコレクターの皆さまに向けて、2012年イベント限定作品『そばにいるよ』が登場します。そして、いつものように、この数ヶ月間に世界中で開催されたリヤドロのイベントや最新ニュースもお届けします。どれも、リヤドロの作品を心から愛して下さる皆さまなしでは成り立たないイベントばかりです。では、2012年の辰年が皆さまにとって幸多い年となりますよう、お祈り申し上げます。

The AbundAnce of Spring豊饒な春

コラボレーション：写真・スタイリング：マヌエル・アルテロ、ラファ・フィエレス、ジョセップ・ヒル、Peris&Co.+Ángel PF 写真製版・印刷：LaGráfica ISG · Depósito legal: V-3126-2008コラボレーション：写真・スタイリング：マヌエル・アルテロ、ラファ・フィエレス、ジョセップ・ヒル、Peris&Co.+Ángel PF 写真製版・印刷：LaGráfica ISG · Depósito legal: V-3126-2008

スタッフ LLadró：社長：ロサ･リヤドロ･サラ　 副社長：アンヘレス･リヤドロ･サラ ジェネラル･ディレクター：フェルナンド･ガリェゴ　マーケティング･ディレクター：ホセ･ラモン･エスパルサ編集：マリア･ロサレニー　コーディネーション･デザイン：ガブリエル･ボラススタッフ LLadró：社長：ロサ･リヤドロ･サラ　 副社長：アンヘレス･リヤドロ･サラ ジェネラル･ディレクター：フェルナンド･ガリェゴ　マーケティング･ディレクター：ホセ･ラモン･エスパルサ編集：マリア･ロサレニー　コーディネーション･デザイン：ガブリエル･ボラス

EXPRESSIONS 3

リヤドロゴールドクラブメンバーの皆さまに、エレガントを極めたリミテッド作品をお届けします。深いシンボリズムに彩られた『チャイニーズ・ビューティー』は、その写実的な表現や洗練された姿が印象深い作品です。大切なお祝い事のために着飾った女性像は、ディテールまで念入りに作り込まれています。花飾りをつけた中国風の髪、さりげない化粧の施されたエキゾ チックな顔立ち、そして作品のもうひとつの主役と呼ぶにふさわしいチャイナドレスは、ボリュームやドレープの表現により、艶やかな中国の伝統的な織物そのもので仕立てられているかのような印象を与えます。もうひとつ注目すべきは、中国の伝統で崇められている二つの要素、つまり純粋を表現する蓮の花と幸運を象徴する銅貨が、リヤドロらしい優しい色合いのエナメルで表現されている点でしょう。もちろん、すべてがリヤドロの専門の職人の手で色づけされています。このリミテッド作品を先行予約・購入できる点も、リヤドロゴールドクラブの特典の一つです。リヤドロゴールドクラブは、ホームページwww.lladrogold.comにおいて、メンバーの皆さまとEメールを通じてダイレクトにコミュニケーションすることのできるオンライン・スペースです。まだメンバーとなっていない皆さまは、是非ホームページにて入会方法をご確認ください。

チャイニーズ・ビューティー [52 x 28 cm] Ref. 01008639リミテッド作品限定制作数：3,000

CHINESE BEAUTYチャイニーズ・ビューティー

リヤドロゴールドクラブ先行作品

ホアン・リヤドロが皆さまをリヤドロの歴史的作品コレクションへと誘います。今回は、ウィリアム・シェイクスピアの文学作品にインスピレーションを求め、大きな成功を収めた3つの作品をご紹介します。クラシカルなフォルムに緻密な仕上がり、豊かなニュアンス。それが、リヤドロが天才芸術家に捧げた本3作品の特徴です。

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オテロとデスデモーナ（絶版）

[33 x 47 cm]Ref. 01001145リミテッド作品限定制作数：750台座付

ハムレット（絶版）[42 x 53 cm]Ref. 01001144リミテッド作品限定制作数：750台座付

セルバンテス、エル・グレコ、モーツァルト…、リヤドロは、文学、美術、音楽、各分野において時代を超えて感動を与え続けてくれる偉大な芸術家に発想を求め、世界的なシンボルと呼ぶにふさわしい作品を制作してきました。本誌でホアン・リヤドロは、イギリスが世界に誇る劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの3作品に登場する主人公たちに焦点を当てました。

リヤドロ・ミュージアムで、リヤドロの歴史的な作品を集めたコレクションに含まれる3作品、『ハムレット』、『オテロとデスデモーナ』、『ベローナの恋人』は、ホアン・リヤドロによると「優れた構図、深い意味合い、豊かなディテールにより、確かな足跡を残した作品」であり、大成功を収めました。1971年に発表された『ハムレット』と『オテロとデスデモーナ』はリミテッド最初期の作品です。それぞれ制作された750点は、ほんの半年ほどで完売。これらの作品から、美術界で非常に評価の高い、リヤドロのリミテッド作品が始まったのです。

「To be, or not to be」と自問するハムレットの苦悩、オテロの抑えきれない嫉妬、ロミオとジュリエットのかなうことのない恋は、全世界で共感を呼んできました。リヤドロは彼らの姿をポーセリンとして永久に残したのです。ホアン・リヤドロは「これらの作品が私たちの工房から生まれたことに誇りを感じます」と語ります。特にリミテッド作品には、限定制作数を設けていることからも、リヤドロの熱心なコレクターたちに愛され、高く評価されています。ホアン・リヤドロはそうした作品をお持ちの方々に「私たち自身が

『特別』と評価する作品をお持ちであること」を是非、心に留めていて欲しいと語っています。

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ベローナの恋人[39 x 20 cm]Ref. 01001250

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NE

W 2012

龍神（Green）[50 x 58 cm] Ref. 01008563リミテッド作品限定制作数：1,500台座付

龍神（Red）[50 x 58 cm] Ref. 01008625リミテッド作品限定制作数: 1,500 台座付

WiSheS for proSperiTY繁栄への願い

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夢 に囲まれ希 望 のある暮らし。それは 、リヤドロ の ポ ー セリン が 目 指 す目 標 の ひとつで す。リヤドロ の 作 品がデコラティブであるばかりでなく、私 たち の 願 い を 映し 出して い る のも、そ れ が 理 由で す。中 国 発 祥 の 干支によると、今年、私たちに幸運をもたらしてくれるという『龍 神』を筆 頭

とする2012年新作がその好例でしょう。芸術的にも技術的にも非常に複雑 な 作 品であるうえ、龍 は 風 水で 四聖獣にも含まれる力強い繁栄のシンボルです。堂々たるドラゴンに対して、この春の新作には優しさを表現した作品も登場します。母性をテーマとする選りす

ぐりの作品は、多彩な質感や仕上がりが特徴。贅沢に装飾されたリミテッド作 品、シンプル なフォル ムが 特 徴の作品、住まいを春色で彩るベースなど、バラエティに 富ん だ 新 作をお楽しみください。よりリヤドロらしい、いつものリヤドロです。

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ママとおしゃべり[27 x 22 cm] Ref. 01008623

無償の愛

母親の子供に対する愛ほど無償の愛が存在するでしょうか。リヤドロはこれまでも、生涯続く母から子への愛情に敬意を込めて、そうした無償の愛を表現する多数の作品を制作してきました。2012年最初の新作にも、繊細さと力強さ、シンプルさと優雅さを兼ね備えた、母性を表現する作品が含まれています。さまざまなフォルムや仕上がりがありますが、どの作品も、優しさがテーマです。

これらの作品で、ポーセリン・シティのアーティストたちは、光沢のあるポーセリンにリヤドロらしい柔らかな色合いを組み合わせたクラシカルなスタイルの『ママとおしゃべり』から、純白のつや消しポーセリンで制作された『喜びを待ちながら』のようなシンプルな作品まで、多彩な表現方法を用いています。もちろん、グレスの作品もご用意しています。深い愛情を表現し、温かな抱擁から生まれる感動を伝えるのにふさわしい素材です。

母の日

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喜びを待ちながら [35 x 32 cm] Ref. 01008622

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愛のまなざし（グレス） [25 x 24 cm] Ref. 01012544

グレスに微妙な色合いのエナメルを組み合わせると、作品に限りないニュアンスが生まれます。生涯つづく母から子への愛情に、敬意を込めて。

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我が子のぬくもり [42 x 25 cm] Ref. 01012545

母の日

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樹々のささやき[56 x 40 cm] Ref. 01008597リミテッド作品限定制作数：1,000

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喜びのマリア[31 x 10 cm] Ref. 01008642

楽園の天使 [29 x 36 cm] Ref. 01001961リミテッド作品限定制作数：1,000

踊る少女（スペシャルバージョン）

[30 x 18 cm] Ref. 01007189

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風と遊ぶマリリン[17 x 9 cm] Ref. 01008630

おしゃまなマリリン [17 x 7 cm] Ref. 01008631

小さなカウボーイ [23 x 15 cm] Ref. 01008637

小さなカウガール [22 x 18 cm] Ref. 01008636

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柔らかな色や鮮やかな色、シンプルな作品と精巧さを極めた作品…春の新作には、リヤドロの多彩な表現方法が活かされています。

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小さなプリマ [17 x 15 cm] Ref. 01008572

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誓いの日 [30 x 13 cm] Ref. 01008633

花束の贈り物 [23 x 10 cm] Ref. 01008632

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白鳥姫（エナメル）[31 x 27 cm] Ref. 01001942リミテッド作品限定制作数：500 台座付

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春らしい鮮やかな色とともにお客様を迎えるために、リヤドロのアーティストはふたたび魅力的なフォルムのベースを制作しました。

ポピー ・ ベース（Tall-Blue）

[34 x 20 cm] Ref. 01008649リミテッド作品限定制作数：1,500

ポピー ・ ベース（Purple）

[28 x 25 cm] Ref. 01008621リミテッド作品限定制作数：1,500

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扇（春）[19 x 31 cm] Ref. 01008543

ポピー ・ ベース（Tall-Green）

[34 x 20 cm] Ref. 01008648リミテッド作品限定制作数：1,500

ポピー ・ ベース（Blue）

[28 x 25 cm] Ref. 01008620リミテッド作品限定制作数：1,500

扇（冬）[19 x 31 cm] Ref. 01008542

扇（夏）[19 x 31 cm] Ref. 01008540

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微笑みの舞[40 x 30 cm] Ref. 01008647リミテッド作品限定制作数：3,000 台座付

ライトタンブラー（Buddha）

[9 x 10 cm] Ref. 01017325

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スプリンター（Black）[27 x 50 cm] Ref. 01008628台座付

スイマー（Black）[54 x 28 cm] Ref. 01008629台座付

リヤドロの新作にはインド芸術の豊かなイコノグラフィー（図像学）も活かされています。リミテッド作品『ラーマ王とシータ妃』に見られる非常に豊かな装飾、

『蓮の上のガネーシャ』の丹念な仕上げ。どれもが宝飾品のような作品であり、普遍的な価値を伝えます。

『ラーマーヤナ』はビシュヌ神が地上の悪を退治するために、ラーマ王の姿を借りたと語ります。ラーマ王が愛した献身的な妻シータ妃は、生涯ラーマ王に寄り添いました。一時の別れや寄る辺なさも、家庭の幸福のシンボルといわれるラーマ王とシータ妃の二人を別つことは出来なかったのです。リヤドロは二人の愛の物語を『ラーマ王とシータ妃』としてポーセリンに表現しました。物語の主人公ラーマ王とシータ妃には、後にラクシュマナ、ハヌマーンも加わり、インド文化を代表するサンスクリットの大叙事詩『ラーマーヤナ』で活躍する4人の主要人物が勢揃いします。

リミテッドの新作『ラーマ王とシータ妃』ではそのテーマに負けず劣らず、装飾の豊かさもまた特筆すべきでしょう。鮮やかなレッド、オレンジ、ブルーに加え、グリーン系の新色や魅力的なピンクがインドらしい鮮烈な彩色です。ラーマ王を特徴付ける持ち物―弓と矢―や豪華な衣装、花飾り、首飾りや腕飾り、冠など、ディテールを彩る緻密な装飾はもちろん、柔らかな化粧に使われたごく細いラインも注目に値します。二人の顔立ちを際立たせ、心の平穏やバランスが表現される深い視線を強調しています。

『ラーマ王とシータ妃』に感じる平穏は、『蓮の上のガネーシャ』にも表現されています。ヒンズー教の知恵の神ガネーシャを表現するリヤドロの作品は、それ自体、まるで宝飾品のようです。蓮の花に座るガネーシャは「障害を取り除くもの」といわれ、深い知恵を感じさせる神秘的な視線を私たちに向けています。深いシンボリズムに満ち、ヒンズー教の豊かなイコノグラフィーの力強い装飾性を感じさせる、すばらしい作品です。

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蓮の上のガネーシャ[19 x 13 cm] Ref. 01008635台座付

インドの心

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ラーマ王とシータ妃[47 x 30 cm] Ref. 01001963リミテッド作品限定制作数：1,800

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アイデアの実験室、リヤドロ・アトリエがまた新たな創造の冒険に乗り出しました。その成果として誕生したのが、ユニークで魅力的、遊び心いっぱいの新しいキャラクター

『The Guest』です。リヤドロ・アトリエのためにハイメ･アジョンが企画した『The Guest』プロジェクトでは、ポーセリン製のオリジナリティあふ れる キャラクターを制作するために、世界で活躍する気鋭のアーティストを招きました。

ア ジョン の 構 想 は 、ポ ーセリンの世界に新風を吹き込む社外のアーティストと、リヤドロのデザイナーたちの純粋な創造性をともに活かそうというリヤドロ・アトリエの目 的にぴったりでした。様々な分野で活躍するアーティストたちと、あらゆる面で創造性に寄与しようとするリヤドロのコラボレーションを実現させる画期的なプロジェクトになり

ました。こうしたコラボレーションからコレクションの最初の作品が生まれました。3点の『The Guest』にはそれぞれに2つのサイズがあり、大型の作品の限定制作数は250点。小型の作品にもシリアル･ナンバーが付けられています。計6つのすばら

しい作品には、ハイメ･アジョン、アメリカ出身のティム･ビスカップ、日本で活躍するデビルロボッツ、それぞれの世界が表現されています。

他のリヤドロ作品と同じように、『The Guest』

もまた、バレンシアの工房で工芸的なプロセスを経て完全な手作業により制作されました。ポーセリンを熟知する装飾技術者の豊かな経験とアーティストたちとの緊密なコラボレーションから、画期的でユ ニーク、かつ洗練されて斬新なこれらの作品が生まれました。

リヤドロ・アトリエから生まれた斬新なキャラクター『 The Guest 』誕生。

画期的、ユニーク、斬新…それが『The Guest byリヤドロ・アトリエ』。

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1974年、マドリード（スペイン）生まれ。アーティスト／デザイナーのハイメ・アジョンは、Times誌で現代を代表するクリエイター100人の中に選ばれた他、Wallpaper誌でもこの10年で最も影響力のあるアーティストの１人に選ばれています。イタリア、スペイン、イギリスにアトリエを構えるアジョンは、新たな世界や挑戦に取り組むことに意欲を燃やしています。彼のヴィジョンはアート、インテリア、デザインの垣根を飛び越え、コンテンポラリーデザインの世界に複雑で見事な手作業を復権させる家具やオブジェ、インテリア、彫刻、アートインスタレーションを発表しています。www.hayonstudio.com

The Guest by Jaime Hayon大 [52 x 19 cm] Ref. 01007278小 [30 x 11 cm] Ref. 01007283

devilrobots（1997年、東京にて結成）は、キャラクターデザイン、イラスト、アニメーショングラフィック、ウェブアートを専門とする５人のデザイナーによるグループ。楽しいキャラクターや絵で人気を博しています。世界中で知られる日本のトイ、TO-FU OYAKOは彼らの作品。シンプルなキャラクターが感性に訴えるツールとなり得ることを証明しました。茶目っ気を感じさせるロボット風のデザインには、「Cute but toxic（キュートだけど毒のある）」という表現がまさにぴったりです。www.dvrb.jp/w/

The Guest by Devilrobots大 [52 x 19 cm] Ref. 01007280小 [30 x 11 cm] Ref. 01007285

ティム・ビスカップ（1967年、米国サン タモニカ生まれ）は、複雑なセオリーに基づく色・デザインと、あえてポピュラー路線を狙った感性で、高い評価を受け続けているマルチアーティストです。この10年間に世界中のギャラリーや美術館で開催された個展やパフォーマンスで固定ファンやコレクターを獲得し、限定制作の本や版画、オブジェの発表でますますその数を増やしています。www.timbiskup.com

The Guest by Tim Biskup大 [52 x 19 cm] Ref. 01007279小 [30 x 11 cm] Ref. 01007284

コラボレーションに参加した各アーティストのクリエーティブで個性的な世界が、『The Guest』の作品に表現されています。大型の作品の限定制作数は250点。小型の作品には限定制作数はありませんが、シリアル･ナンバーが付けられています。

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アンヘレス・リヤドロがアジアで大成功を収めたイベントアンヘレス･リヤドロは初めてシンガポールとインドネシアを訪れ、9月18日から25日にかけてサイン会ツアーを行いました。1週間のサイン会ツアーでアンヘレスは、彼女に会いお気に入りの作品にサインを入れてもらおうと駆けつけた大勢のリヤドロファンに、ハイポーセリン作品『聖なる獅子』をご紹介しました。ツアーはシンガポールで人気のショッピングセンター「パラゴン」のリヤドロ･ブティックから始まりました。ここでのアンヘレスの記者会見には国内主要マスコミ各社が集まり、中でも国内1位の発行部数を誇る「Today」紙ではイベントについてかなりの紙面を割いて報道されました。記者会見の後、リヤドロの熱心なコレクターが大勢お集まりくださり、さらにシンガポールに新たに赴任したスペイン大使、フェデリコ･パロメラ･グエス氏もおいでくださいました。シンガポールの後で訪れたインドネシアでも大歓迎を受けたアンヘレス。サイン会の合間をぬってジョグジャカルタのボロブドゥール寺院を訪れる機会も持つことができました。初めて訪れたシンガポールとインドネシアで、アンヘレスには思い出深い感動的な出会いがありました。あるリヤドロファンは、1985年に紹介されたリヤドロソサエティー最初のコレクション作品『Little pals』を手に会場を訪れました。また、お母様から受け継いだリヤドロのコレクションを宝物のように大切にしていらっしゃるというリヤドロファンにも出会いました。彼女にとってリヤドロコレクションはお母様の一部のようなものだそうです。その後、アンヘレスはインドを訪れ、経済、インテリア、デザイン各界の主要専門誌に向けて『ラーマ王とシータ妃』をご紹介しました。理想的な夫婦としてインドで大変人気のあるヒンズー教の神ラーマとその妻シータ。ふたりを表現する本作は限定制作数1,800点のリミテッド作品です。大勢のジャーナリストが集まったこのイベントはグルガーオンのリヤドロ･ブティックで開催され、家庭に幸せをもたらすといわれる『ラーマ王とシータ妃』、そしてアンヘレスを迎えるために会場は特別な装いで彩られました。

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シンガポールのイベントで『家族の愛 （父母子）』をご購入されたお二人。ご結婚間近だそうです。

守るべき家庭にめぐり合った新作『ラーマ王とシータ妃』。ご購入されたシンガポールのダスワニご夫妻とともに。

インドのグルガオンで『ラーマ王とシータ妃』を紹介したアンヘレスとリヤドロのスタッフ。

アンヘレス･リヤドロ: 駐シンガポール西大使フェデリコ･パロメラ･グエス氏とともに。

リヤドロ・タイ支社のレエナ、ラタナとともにポーズをとるアンヘレス･リヤドロ。

アンヘレス･リヤドロ、ジャカルタにてジミー＆L・シンタご夫妻、Eliteのスタッフとともに。

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ロサ・リヤドロ：（左から）バクーのリヤドロブティック店長ベラ・カイロワ、リヤドロ現地代表ロベルト・マルコ、イタルディザインのスタッフ、エルチン・ゼイナロフさん、セルゲイ・キリロフさんとともに。

この秋、ロサ･リヤドロがいくつもの国々をまわってご紹介した『情熱のタンゴ』は、イベントにお集まりくださった皆さまから大好評を得ることができました。10月12日から23日にかけて、リヤドロ社長ロサ･リヤドロはアメリカとカナダをまわり、限定制作数3,000点のリミテッド作品『情熱のタンゴ』をご紹介しました。イベントはニューヨークのリヤドロ･ブティックから始まり、その後メリーランド、イリノイ、ネバダ、カリフォルニア、カナダのオンタリオなどの正規販売店をめぐりました。イベントにお集まりくださった大勢のお客様には、プロのダンサーによるタンゴの舞台をライブでお楽しみいただきました。ニューヨークではタンゴ専門のダンス・スタジオ「トリアングロ」のカリーナ・モエラーさんとダンテ・ポリチェッティさん、ビバ リーヒルズのリヤドロ･ブティックでは堀田直美さんとサルバトーレ・プラノさんが、それぞれにタンゴでイベントに華を添えてくださいました。感動的なイベントの終わりには、ロサ・リヤドロのサインがはいった『情熱のタンゴ』をお持ち帰りになるお客様もありました。アゼルバイジャンの首都バクーでも、『情熱のタンゴ』は大成功を収めました。『情熱のタンゴ』は、バクーのリヤドロブティックで開催されたファンの集いに続き、350人にのぼるお客様にお集まりいただいた、国際ムガーム・センターでのイベントでも紹介されました。国際ムガーム・センターは、ユネスコの無形文化遺産に登録されているアゼルバイジャンの伝統音楽「ムガーム」の普及を目的とする、博物館・音楽堂を備えた文化施設です。ロサはそこで『情熱のタンゴ』とともに、リヤドロの新作とハイポーセリンのコレクションもご紹介しました。芸術と多文化がテーマとなったこのイベントでは、ムガームとスペイン音楽が融合。フラメンコのグループにアゼルバイジャンの有名ギター奏者チンギス・ムスタファイェフさんが参加し、コンサートが行われました。また、タンゴのダンス･パフォーマンスは、ダンサーの衣装、ポーズ、バランス、ステップの正確さなどが『情熱のタンゴ』のふたりを思わせ、まるでポーセリンの作品が生命を吹き込まれたかのようでした。

『情熱のタンゴ』をご紹介したロサ･リヤドロ

まるで『情熱のタンゴ』が生命を得たようなダンス・パフォーマンス（国際ム ガーム・センターにて）。

ビバリーヒルズにて『情熱のタンゴ』をご紹介するロサ・リヤドロ。

ハイポーセリン・コレクションも紹介されたバクーのイベント。

カリフォルニアのイベントでリヤドロ・ファンと談笑するロサ。

ロサ・リヤドロ：ビバリーヒルズのイベントで。

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昨年11月、ニューヨークでリヤドロ・アトリエの新しいコレクション『The Guest』プレミア発表会が行われました。ハイメ・アジョンによりデザインされたオリジナリティーあふれるキャラクター、『The Guest』約100体をマンハッタンのニューミュージアムに兵隊のようにディスプレイ。イベント開催中、盛んにカメラのフラッシュがたかれていました。リヤドロ･アトリエの新しいプロジェクトを発表したこのイベントには、ロサ・リヤドロのほか、『The Guest』コレクション最初の6作品をデザインしたアーティストたち、ハイメ・アジョン、ティム・ビスカップ、日本からデザイン・ユニット、Devilrobotsが出席。彼らを中心に、専門誌「Surface」編集長ダン・ルービンシュタイン氏を進行役にパネルディスカッションも開

ニューヨークで大人気

『The Guest』

兵隊のようなディスプレイの『The Guest』がイベントの主役。

バレンシアで『The Guest』を紹介するリヤドロファミリーと制作スタッフ。コレクションに含まれる作品の絵付けの様子を見学するハイメ・アジョン（左）。

ロサ・リヤドロ：Devilrobotsの北井真一郎、ハイメ・アジョン、ティム・ビスカップとともに、ニューヨークのニューミュージアム、スカイルームに続くバルコニーにて。

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雑誌「Surface」編集長ルービンシュタインの司会によるパネルディスカッションに登場したロサ･リヤドロと『The Guest』 の 3人のアーティスト。

コレクションをテーマとしたパネルディスカッションには大勢の聴衆が熱心に耳を傾けていました。 （右）

催され、各氏はコレクションのコンセプトや制作の様子についてコメントしたほか聴衆やジャーナリストからの多くの質問に応えていました。パネルディスカッションの後は、マンハッタンのスカイラインを背景にカクテル・パーティー。会場となったのは最新トレンドやアートを紹介しているニューミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートでした。その壮大で斬新な建物は昨年、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞しています。国際的なデザインのメッカ、ニューヨークで絶賛された

『The Guest』。ニューヨークのデザイナーたちがこぞって出席したイベントも話題を集めました。リヤドロの全作品が生まれるポーセリンシティーでも、1月20日から24日にパリで開催される見本市「メゾン・エ・オブジェ」におけるヨーロッパ『The Guest』発表に先駆けて、主要マスコミ各社を集めてプレミア発表会が行われました。ホアン・リヤドロに伴われ、ロサとアンヘレス、ハイメ・アジョンが『The Guest』コレクションを詳しくご紹介しました。

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イベントにご出席くださった駐ロシア西大使ルイス・フェリペ・フェルナンデス・デ・ラ・ペニャ氏。ロシア・リヤドロのアリーナ・ヴィウノワとともに。 （上）

モスクワのボリショイ劇場でバレエをテーマとしたリヤドロ作品を集めた展覧会昨年10月、リヤドロのバレリーナたちがヨーロッパのバレエの殿堂、モスクワのボリショイ劇場にデビューしました。ボリショイ劇場は7年にわたる大規模な改築工事を終えたばかり。そのリニューアルオープンを記念するイベントでリヤドロの作品も大いに注目を浴びました。バレエをテーマとするリヤドロの選りすぐりの作品ばかり――大半がリヤドロ・ミュージアム所蔵の作品――を集めた展覧会は、壮大なボリショイ劇場のホールで12月10日まで開催され、今後各地をまわる予定です。11月、ロサ・リヤドロは展覧会にまつわるイベントに出席するためにモスクワを訪れました。イベントは世界有数のバレエ団、ボリショイバレエ団の『眠れる森の美女』で始まり、ロシア各界からさまざまなお客様をお招きしてカクテルパーティーが催されました。招待客の中には有名なバレリーナ、イルツェ・リアパさん、そのご兄弟で振付家のアンドリス・リアパさん、カテリーナ・フォン・ゲチュメン－ヴァルデク男爵夫人、TVプレゼンターのアリーナ・シャラポワさん、写真家のエカテ リーナ・ロジェストベンスカヤさん、シルエット財団代表タチアナ・ミカルコワさんの姿がありました。また、駐モスクワ西大使ルイス・フェリペ・フェルナンデス・デ・ラ・ペニャ氏もご出席くださいました。イベントではボリショイ劇場総支配人のアナトリー・イクサノフさんと著名なバレリーナ、イルツェ・リアパさんに、『生命のダンス』がプレゼントされました。この巡回展覧会を記念して、限定数の特別な装飾を施した『生命のダンス』が制作されました。巡回展覧会は今後、キエフ、オデッサ、ドネツクなどの劇場や美術館で開催されます。

バレエをテーマとするリヤドロ作品を集めた展覧会にふさわしい壮大なボリショイ劇場。

ロサ・リヤドロ：ロシア駐在リヤドロ代表フランシスコ・シルヘダ、ロシア・リヤドロ代表タマラ・フェドロワとともに。 （上）

ロサ・リヤドロ：バレエのプリンシパル, アルチョム・オフチャレンコさん、アンナ・ニクーリナさんとともに。

駐ロシア西大使館文化部のフランシスコ・ハビエル・ガルシア・ララチェ氏

カクテル・パーティーには、大勢のリヤドロ・ファンがおいでくださいました。

『眠れる森の美女』からのワンシーン。

ボリショイ劇場のホールで開催された展覧会にはリヤドロの22作品が展示されました。

ロサ・リヤドロ：カテリーナ・フォン・ゲチュメン-ワルデクさん、エカテリーナ・ロジェストヴェンスカヤさん、アリーナ・シャラポワさんとともに。 （上）

コレオグラファーであるアンドリス・リエパさんから『生命のダンス』スペシャルバージョンを受取るバレリーナ、イルツェ・リエパさん。 （下）

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ホリデーハウスの主役、リヤドロ11月15日から12月12日までニューヨークで開催されていた第4回ホリデーハウスにリヤドロが参加しました。毎年開催されるこのイベントでは特別に選ばれた邸宅の各部屋が、それぞれに特別な日を想定して飾り付けられます。今年のイベントでは５番街に近い63番通りにある豪奢な邸宅を会場に、アメリカ国内で活躍する人気インテリアデザイナーたちがさまざまな年中行事にあわせて各部屋の内装をデザインしました。

11月30日、ニューヨークを訪れたロサ・リヤドロはイベントを主宰するイリス・ダンクナーさんに伴われて邸宅を見学しました。感謝祭のための飾り付けをしたフェリシア・ズウェブナーさん、コロンブスデーを演出したブライアント・ケラーさん、中国の新年（春節）を飾ったインソン・ウッドさん、日曜日の休息のためのスペースをデザインしたアイリーン・キャスリン・ボイドさん、イースターをイメージしたジェニファー・ダニアさん、夫婦の家を提案したチャールズ・ファルッジオさん、春の訪れを彩ったマイレーン・ペレリンさんとバイロン・ジェームズさんなど、大勢のデザイナーがリヤドロの作品を取り入れていました。このイベントの収益金は乳がん撲滅を目指すスーザン・G・コーメン・フォー・ザ・キュア財団ニューヨーク支部に送られました。リヤドロは同財団に協力しています。

インソン・ウッドさんによる内装に飾られた『臥龍』 と 『ザ・ファンタジー』『エクウス』両コレクションの作品。 （左、下）

アイリーン・キャスリン・ボイドさんデザインの室内では、『忠実なグレイハウンド（Black）』が週末の休息を演出。 （下）

ジェニファー・ダニアさんがデザインした、イースターの部屋を彩る花々で装飾されたベース（『Lladró Re-Cyclos』コレクション）。

感謝祭を演出したフェリシア・ズウェブナーさんの部屋を見学するホリデー・ハウス主宰イリス・ダンクナーさんとロサ・リヤドロ。

ブライアント・ケラーさんデザインのコロンブスの日の部屋に置かれた『メニーナ

（Re-Deco）』。

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ハイメ･アジョンによるコレクション『ザ･ファンタジー』が、リスボンと北京に最新のデザインを集めた国際的展覧会に出品されました。リスボンでは、10月8日から11月27日まで

「Useless? An Explosive Perspective」と題して国際デザイン・ビエンナーレが開催され、デザイン博物館に斬新で魅力的な作品の数々が展示されました。北京の国際デザイン・トリエンナーレでも、

「Reason design emotion」と題されたリヤドロのブースにハイメ・アジョンの作品が出品されました。今年の北京デザイン・トリエンナーレは9月28日から10月17日まで中国国家博物館で開催され、国際的に活躍するクリエーター500人余りがデザインした2,000点にのぼる作品が展示されました。

『ザ･ファンタジー』と最新デザイン

ロサ・リヤドロ：マラ・ミラーとデザイナー・ビジョンズのエグゼクティブ・ディレクター、ア ラーナ･フリュームケスとともに。 （上）

インテリア・デザインにインスピレーションを与えたリヤドロリヤドロの作品がこの秋ニューヨークとロサンジェルスで開催された二つのイベントでインテリアデザインのインスピレーションの源になりました。ニューヨークで10月に開催された第5回デザイン・ビジョンズ・シネマ・スタイルは５番街の1212番地にある瀟洒な建物が会場でした。毎年Hearst Magazine Groupが主宰するこのイベントでは、名作映画の背景に出てくるようなおしゃれなニューヨークをイメージしています。人気インテリアデザイナー、ジェス・キャリアさんやマラ・ミラーさんはリヤドロのコレクション『ナチュラファンタスティック』や『バロック・ミラー』、『インコたちのパーティー』を取り入れて、バー・スティアーズ監督『17歳の処方箋』

（2002年）を思わせるような魅力的なスペースを演出しました。ニューヨークを訪れたロサ・リヤドロはマラ・ミラーさんに伴われて、会場を見学しました。11月にロサンゼルスで開催された展示会UNICI CASAでも、リヤドロのポーセリンは注目を浴びました。開催中にリヤドロとUNICIのコラボレーションが発表されたため、リヤドロにとっても今年のUNICI CASAは特別な機会となりました。世界的な一流ブランドのデザインが集まるこのイベントはカサ・ビアンカを会場に開催され、リヤドロはここで500人にのぼるお客様に『ナチュラファンタスティック』の新作をご紹介しました。リヤドロのコラボレーションを祝ってフラメンコを含むさまざまなパフォーマンスが行われ、スパニッシュ・テイストいっぱいの楽しいイベントとなりました。今後、ロサンジェルスのデザイン・シーンを牽引するUNICI CASAにリヤドロの常設スペースが設けられます。

リスボンのデザイン・ビエンナーレで『ザ・ファンタジー』コレクションの作品を鑑賞する見学者。

リヤドロとのコラボレーションを祝い純白で装ったUNICI CASA。

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５番街の瀟洒な邸宅の一室に飾られた『ナチュラファンタスティック』コレクションの新しいテーブルセンター。 （上）

北京デザイン・トリエンナーレに展示された『The Lover』と『森の番人』

マニラでのイベントのワンシーン：Christine Uyのお客様とリヤドロのスタッフ。青島の海信ショッピング・プラザで制作実演をするエルネスト （上）。

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アジアで絶賛された、リヤドロ彫刻家の技

エルネスト：北京のイベントで『優駿』をご購入されたファンとともに。

作品誕生の現場に立ち会ってみたいというリヤドロファンのご要望に応えて、リヤドロの彫刻家たちが再びツアーを行いました。今回、エルネスト・マスエとラウール・ルビオはアジア・オセアニア諸国をまわり、熱心なお客様の前で原型制作の実演を行いました。エルネストは10月28日から11月11日まで中国、 フィリピン、ニュージーランドをまわりました。馬を心から愛するエルネストのイベントでは、『優駿』の馬たちや『天使の花占い』の愛らしい天使が主役。22日間のツアーで、北京、青島、香港、マニラ、ウェリントン、クライストチャーチ、オークランド、ロトルアをまわりました。中国でのイベントにおいでくださった大勢のお客様からは、馬の造形を「動きと表情の表現が素晴らしい」と評価されました。また、マニラでフィリピン独特の温かな歓迎を受けたエルネストは、当地で20年にわたりリヤドロと提携しているガルシア･ファミリー主催のイベントで200人のお客様を前に愛らしい天使を制作しました。ニュージーランドで終了したツアーでエルネストはさまざまな文化に触れる機会を得て、各地の人々のあたたかい歓迎を受けました。

ラウール・ルビオは10月6日から18日にかけて日本を旅し、たくさんの思い出を作りました。浜松、大阪、東京、四日市で開催されたイベントで、ラウールは端午の節句のために自身がデザインした『若武者』の原型制作の実演を行いました。作品のレリーフや装飾のディテールをごく近くから観察する機会を得ることは、イベントにおいでくださった大勢のリヤドロファンにとってとても素敵なプレゼントになったようです。ラウールはご来場された皆さまと歓談し、作品ご購入に秘められた各々の物語に触れる素晴らしい機会を得ることができました。

北京のイベントで制作実演をするエルネスト。

大きな反響を呼んだラウール・ルビオによる制作実演。ラウル： 大阪で のイベントでファンとともに。

四日市でのイベントで、完成したばかりの原型 とポーズをとるラウール。

『若武者』の原型をほぼ完成させたラウール

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花弁のひとつひとつをつなげてリヤドロの花をつくる。その技が11月、ルガーノ（スイス）、モンツァ（イタリア）、ソウル（韓国）で開催されたイベントで、感動を呼びました。マル・マルティネスは、ルガーノの「ビジュ」とモンツァの「ベルゴミ」で初めて『公園通りの花屋さん』の豊かな花々を形作り、100人を超えるお客様の前で花作りの実演を行いました。300にのぼる多彩な色調のさまざまな花々に彩られる『公園通りの花屋さん』は、リヤドロの高い人気を誇る作品です。その制作工程を実際にご覧いただけるまたとないチャンスとなりました。また、マリア・ホセ・ブストスは4度目を数えるソウル訪問でソウルのビバリーヒルズと呼ばれるエリアにある現代百貨店で、花制作の実演を行いました。5日間のイベントでマリア・ホセの熟練の手からは、リヤドロの作品の中で最も多様な花々で彩られる『花の街角』の花々や葉が生まれていきました。

リヤドロの花が生まれる時

権威あるさまざまなイベントで、再びリヤドロの作品がトロフィーに選ばれました。英国のスペイン商工会議所は11月7日、スペイン皇太子夫妻列席のもと125周年を祝い、晩餐会を開催。皇太子ご夫妻からは西英親善への貢献を評価して、フレンド･オブ･スパニッシュ･ブランド英国受賞者にリヤドロの作品『Fraternitas＜友愛＞』が贈られました。「Made with love」と題して9月にミラノで開催された『Chi é Chi del Giornalismo e della moda』では、モード、出版、興行各界での活躍を表彰するためにリヤドロの『花香る夢』が選ばれました。

リヤドロの作品がトロフィーに

ソウルのイベントに参加したマリア・ホセ・ブストス。

モンツァで実演中のマル・マルティネス

Chi é Chiの賞を受取るブルマリンのデザイナー、アンナ・モリナリさん。トロフィーを手渡すのは、専門誌編集長で賞の発起人でもあるクリスティーナ・シエパティさん。

スペイン皇太子夫妻とスペインメジャーブランドアソシエーション会長ルイス・ボ ネット氏よりトロフィーを贈られるウィリー・ウォルシュ氏

（ブリティッシュ・エアウェイズ、インターナショナル・エアライン・グループCEO）

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7月27日から8月12日にかけて開催されるロンドン・オリンピックを記 念して、リヤドロは 2 0 1 2 年スポーツの 都となるロンドンをテーマとしたライトタンブラーを制作しました。透過性の高いポーセリンのライトタンブラーに明 かりを灯 すと、ロンドンを代表するモニュメントのレリーフが浮かび上がり、柔らかく優しい 光 の 中 に魔 法 のような 雰 囲 気 が 生まれます。決して消えることのないオリンピックの思い出を作る特別な作品です。30回を数えるオリンピックにリヤドロが敬意を払う本作は、世界が注目するスポーツの祭典を記念してバレンシアで手作りされたポーセリンの作品です。（少年、少女の作品は参考作品（別売）です）

リヤドロが2012年ロンドン・オリンピックとともに

世界一有名な子猫、キティちゃんファンに朗報です。リヤドロのシスターブランド、NAOのクリエーティブチームがハローキティコレクションの新作『エンジェルハローキティ』と『バースデーハローキティ』を制作しました。『エンジェルハローキティ』とともに、キティファンは特別な日の特別な気持ちを表現することができるでしょう。『バースデーハローキティ』は文字どおりお誕生日を祝うためにおめかししています。キティーファンのためのプレゼントに、またはバースデーパーティーの飾りにもぴったり。サンリオ社とのコラボレーションにより制作された2作品が既存の『おめかしハローキティ』『そばにいてねハローキティ』『ディアダニエル』とともに『ハローキティコレクション』に仲間入りします。

ハローキティコレクション

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10月18日、世界乳がんデーにあわせてパナマのブティック「スノッブ・ショップ」で、フンダカンセルを支援するためにリヤドロのイベントが開催されました。ブティックの常連のお客様がそろってお集まりくださったイベントでは、乳がんを克服された女性たちの力強いお話をうかがう機会を設けました。駐パナマ西大使ヘスス・シルバ・フェルナンデス氏もご出席くださいました。イベントは成功を収め、売上金の一部がフンダカンセルに寄付されました。フンダカンセルは1998年に乳がん撲滅を目指して設立された慈善団体です。フンダカンセルからはスノッブショップとリヤドロに、この度の支援への感謝を表して記念品が贈られました。

パナマでフンダカンセル・チャリティーイベント

駐パナマ西大使（左）、スノッブショップとフンダカンセルのメンバーとともに。乳がんデーのシンボルであるピンク･リボンをつけたリヤドロの作品（右）。

トム・ディクソンのイベント開催中、ザ･ドックに展示されたリヤドロのコレクション（右）

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モスクワで開催された第1回サローニに展示された機能的な作品。（上）ベルリンで開催された第1回Qubiqueのリヤドロのブース（右）。

メキシコで大好評『Queen of the Nile』

トレオンのイベントで展示された『コーチ』と『Queen of the Nile』

メキシコのトレオンで初めて開催されたイベントで、熱心なリヤドロコレクターにハイポーセリンの選りすぐりの作品をご覧いただく機会を設けました。リバプール百貨店との協力により行われたこのイベントでは、『臥龍』、『コーチ』、『希望をのせて』などをご覧いただきました。その中で主役はなんといっても

『Queen of The Nile』。長さ約160センチにおよぶ古代エジプトの舟はポーセリンシティで生まれた最大の作品です。10月26日にトレオンの一流ホテルで開催されたディナーで『Queen of the Nile』はあらゆる贅を尽くして紹介されました。メキシコ北部の町トレオンで開催された前例のないイベントでした。

アナリス・タフトとデザイナーのロバート・クチュリエさん、デイヴィット・イーストンさん。オークションにかけられたリヤドロ作品とともに。

9月、『釈迦牟尼仏陀』のスペシャル・エディション作品がニューヨークのサザビーズで、アジア・ソサエティ・ミュージアムのためにオークションにかけられました。リヤドロは現代美術を通じて国際交流を推進しようとする「Departures Global Arts Initiative」から生まれた最初のプログラム「Asia NOW」を支援しています。オークションにかけられたのは試作品であるため、たった一つしかない作品であり、釈迦が瞑想する姿を表現しています。さまざまな文化活動を通じてアジアの若手アーティストを応援して行こうというAsia Nowを支援するためにスピリチュアルな作品が選ばれました。

asia NOWのために、『釈迦牟尼仏陀』

最新トレンドのデザインと出会う機会が多い秋。リヤドロは10月26日から29日までベルリンで開催された新しいコンセプトの見本市、第1回Qubiqueに参加しました。「新世代の見本市」といわれるQubiqueの会場は旧テンペルホーフ空港の格納庫。家具や照明をあつかうドイツ内外の一流ブランドの斬新な製品を展示するのにふさわしい会場でした。リヤドロの新しいミラー、ランプ、ベースがよくマッチする雰囲気の中で、『ナチュラファンタスティック』や『メトロポリス』コレクションが独自の光を放ちました。世界の最新デザインが紹介されるロンドン・デザイン・フェスティバル。9回目を数えたフェス ティバルは9月17日から25日に開催され、リヤドロはイベントMultiplexに参加しました。デザイナー、トム・ディクソン氏が主宰するMultiplexはデザイン・イノベーションの震源地と銘打つイベント。リヤドロ･アトリエの『メトロポリス』やハイメ･アジョンの『ザ･ファンタジー』コレクションがロンドン・アート界の中心「ザ・ドック」にトム・ディクソンの最新作やアストン・マーティン、Moooiなど一流ブランドのデザインとともに展示されました。またリヤドロは、10月12日から15日に開催された、第1回サローニ・ワールド・ワイド・モスクワに参加しました。この機会には機能性を重視したリヤドロの作品が、デザイン性の高いさまざまな家具にぴったりの装飾となりました。

リヤドロは最新デザインとともに

ポーセリンシティーにおいでくださった中国の実業家の皆さんと話すホアン・リヤドロ

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宝島社より発売のe-Mook「LLADRÓ」取材スタッフの皆さま（ホアン・リヤドロ、ロサ、アンヘレスとともに）（下）

ポーセリンシティーを訪れた特別なお客様たちリヤドロファンにとってポーセリンシティ ーを訪れることは私たちを心豊かにしてくれる経験です。それが世界中のさまざまな場所から、作品の制作工程を見ようと訪れる方々が増えている理由でしょう。インディ・ベハリーさんとシャズさんのご夫妻は母の日を機会にリヤドロUSAが企画したコンクールでスペイン旅行が当たりました。リヤドロコレクターであるご夫妻をご案内したのはホアン・リヤドロ、アンヘレスの親子でした。ご夫妻のポーセリンシティー見学は、マドリード、バルセロナ、バレンシアを巡る7日間のツアーの最後を飾りました。グローバル・チャイナ・ビジネス・ミーティングに参加したスペイン企業の重役の方々もポーセリンシティーを見学されました。このミーティングは毎年開催されており、今回はバレンシアのパラシオ・デ・コングレソスが会場となりました。リヤドロ見学は中国最大のビジネススクール、長江商学院（Cheung Kong Graduate School）が主催するプログラム「CEOs from China」の一環として計画されました。もうひとつ、リヤドロ見学に訪れたグループはマドリードのリヤドロ正規販売店の皆さんでした。販売店代表のフランシスコ・ガルシアとホアン・リヤドロが案内役を務めました。バレンシア出身の俳優トニー・カントさんもポーセリンシティーを中から見るという新しい体験をし、すべてが手作業の制作工程に感動なさっていました。特に花弁のひとつひとつから花が作られていく様子に見入っていたカントさん。リヤドロの傑作、ハイポーセリン作品にも感銘を受けられたようです。最後に、2月に日本の宝島社から発売されたe-Mook「LLADRÓ」の編集のため、編集スタッフがリヤドロ・ファミリーおよびポーセリンシティーを取材しました。

ポーセリンシティ見学に訪れたマドリードの正規販売店の皆さんをご案内するホアン・リヤドロ （上）

絵付けの様子を見学するべハリーご夫妻 （下）

ハイポーセリンの作品に見入るトニー・カントさん

2012年度イベント限定作品

『そばにいるよ』[17 x 21 cm] Ref. 01008645

温かな春がやってきます。リヤドロは2012年度イベント限定作品『そばにいるよ』に感じられる爽やかな風とともに春の訪れを祝います。昼下がりに外で遊ぶ女の子を表現する本作は、とても自然で楽しげな雰囲気です。軽やかなワンピースを着て、夏を待ちきれないかのようにサンダルと帽子を身につけた少女。豊かな表現力と緻密な仕上

がりが組み合わされたリヤドロならではの丹念に造形されたディテールがポイントです。小犬のくわえる花や少女の服を飾るリボンなどディテールの隅々まで手作りのリヤドロならではの風合いが際立ちます。細かな点まで研究し尽くした結果として生まれる傑作。生きる喜び、自然をいつくしむ心が伝わります。

そばにいるよ2012年度イベント限定作品

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愛のステップ[37 x 36 cm]Ref. 01008638リミテッド作品限定制作数: 3,000

リヤドロは、フォックストロットのしなやかな動きを、エレガントでリズミカルなポーセリンの作品に表現しました。正確な成形技術、絶妙な平衡感覚が活きる、リミテッド作品。スペイン、バレンシアのリヤドロの工房で手作りのポーセリンです。

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www.lladro.co.jp