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1 株式会社アイリッジ｜STRICTLY PRIVATE AND CONFIDENTIAL｜狙いとコンセプト

電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の取り組みについて～「さるぼぼコイン」飛騨高山での取組み～

2 株式会社アイリッジ｜STRICTLY PRIVATE AND CONFIDENTIAL

川田修平

㈱アイリッジでFinTech担当

前職で、コンサルタント、事業会社で金融業界に従事

自己紹介


１．弊社（アイリッジ）のご紹介

２．飛騨高山での取り組み

３．今後の発展イメージ

本日の内容

株式会社アイリッジ｜STRICTLY PRIVATE AND CONFIDENTIAL

まず、弊社

アイリッジを紹介させてください


Ｏ２Ｏのリーディングカンパニー 7,500万ユーザー超の

Ｏ２Ｏソリューション「popinfo」

多数のＯ２Ｏアプリ開発実績特に位置情報に強み

アイリッジとは


O2Oソリューション

位置検知プッシュ通知

GPS / Wi-Fi

iBeacon

×

利用ユーザー数 7,500万超の

アプリ組込型エンジン


O2Oでトップクラスの実績


ユーザーの位置行動に基づく情報配信

【販促施策】【行動解析／効果検証】


FinTech（決済）領域でのチャレンジ


アプリ決済：バス業界

海部観光（大阪～徳島路線）

平成エンタープライズ（埼玉県）にて導入


飛騨信用組合「さるぼぼコイン」

国内初！金融機関による

電子地域通貨の本格展開


なぜ岐阜県

飛騨地域？


東京からも大阪からもとても遠い・・・


観光資源は豊かで観光客が多い


電子地域通貨を使った地域振興が目的

・人口減少

・少子高齢化

観光客の増大

（年間450万人、

外国人 42万人）

地域経済を

盛り上げるための

基盤

地域経済の停滞

安価な

電子決済基盤

手数料ネックで普及しない電子決済基盤


積極姿勢の飛驒信用組合と共同で開発


昨年5月から8月の実証実験を経て2017年12月4日より本格導入を開始


5,350コ

イ

ン

飛騨牛一頭買い

焼肉・灯り家飛騨高山店

✕支払額の入力✕さるぼぼウォレット

支払い店舗

支払い

チャージ

（コインへの交換）コイン交換（送金）

主に加盟店間での

決済を想定初期段階では、有人窓口での現金授受

支払い（QRコード決済）

払い戻し（支店にて、手数料を除いた

額を払い戻す）

地域通貨プラットフォーム概要

銀行口座からの

チャージも想定


支払い完了画面を見せる

店舗にはメールなどで通知

QRコード読取

（お店の特定）

加盟店 Sushi bar Monte Feliz

加盟店 Sushi bar Monte Feliz

さるぼぼウォレット

支払い金額の入力

支払いフロー


店舗には、ＱＲコードが印刷されたチラシを置くだけの簡単導入システム


ワンオペのお店では画面

の確認だけですむので

とても助かります！

システム・運用ともに大きなトラブル無く、加盟店、ユーザーともに高評価


電子地域通貨の特徴

地域限定の通貨

コイン送金（二次流通/転々流通）

運用・事務効率

データの利活用

地域通貨デジタル通貨


ハウステンボスでの実証実験2017/12/20より開始


伊予銀行で、2/15水より実証実験開始


３．将来に向けたブロックチェーン技術の検証

１．ＱＲコード決済

２．O2Oマーケティングとの融合

技術的な注目ポイント


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QRコード決済


保守的な見込みでも、2020年に向けて、電子決済市場は大きな成長が見込まれる

電子決済市場の成長

現金 80%

20%

3%

71%

29%

6%

2015年 2020年（見込み）

電子決済

うちプリペイド

出典「電子決済総覧 2017-2018」


中国では、モバイル決済が前年比倍の600兆円（2016年）

中国だと強烈な勢い


23% 67%

コンビニでの電子決済比率

東南アジアでもQRコード決済が

広まりつつある


レストランや街の定食屋でも座席にQRが貼ってあり、（1）テーブルにQRコード。ピッ（2）そのお店のメニューが出てくる（3）注文がそこから可能（4）決済もそのまま可能（5）気に入ればアカウントフォロー

や会員登録もできる

中国でのQRコード決済発展例

注文から決済まで、ほぼユーザーのスマートフォンを使ったセルフ型


http://blog.shapingguo.com/2017/07/01/coffee_pay/


お菓子もQRコードで決済マッサージ機もQRコードで決済→電源ON

中国でのQRコード決済発展例


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O2Oマーケティングとの融合


１．コインに、プレミアム／有効期限を設けることで、利用促進による活性化

２．来店ポイントやスタンプラリーなどで来店、購買のきっかけづくり

地域活性化のためのマーケティング基盤としての活用

３．加盟店へのプッシュ配信／クーポン機能を提供（位置連動含む）することで販売促進ツールとして活用


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ブロックチェーン


株式会社デジタルガレージが運営する「DG Lab」およびBlockstream社（本社：カナダ・モントリオール）が共同開発している、

次世代ブロックチェーンプラットフォーム技術を、実証実験で検証実施

将来に向けたブロックチェーン技術の検証・活用

今回の本番のタイミングでの導入は見送り→ 今後の展開を睨んで引き続き検討


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今後の発展イメージ


電子地域通貨、「MoneyEasy」の特徴を活かすと

ユーザーの

スマートフォン

（インターネット）

✕

QRコードがあればできる

＝

・極めてローコストでの

運用が可能

「限定」された通貨

である特徴

＝

枠組みは地域に限らず

さまざまな組み合わせ

アプリを使った

決済＋α


無人ソリューションやボリュームの少ないシーンでの活用


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オフィス内電子通貨「オフィスコイン」活用イメージ例

社員食堂での利用

置き菓子などでの利用

勤怠や従業員管理システム

などとの連動

社員コインに限らず、

災害時の安全確認などの

機能も搭載が可能サンキューコインなどの

モチベーションアップのため

の施策など


自治体での活用アイディア例

プレミアム付き商品券の電子化だけでなく、

ボランティアポイントや健康マイレージなどと連携し、

貯まったポイント／コインが地元の店舗での支払いに使える

自治体のコスト削減などへの効果も期待できるまた、各種業務でスマートフォンを活用することで、

業務効率化も目指す


千葉県木更津市で推進予定（仮称）アクアコイン


ありがとうございました。

【お問い合わせ】

株式会社アイリッジ03-6441-2441川田修平[email protected]

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