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他機関が実施する調査データ分析結果報告

報告年月 H30/11 (第 9回)

長浜商工会議所

出 典

●滋賀県景況調査報告書(滋賀県商工政策課編)

●県内経済概況(しがぎん経済文化センター編)

●中小企業アンケート結果(滋賀県信用保証協会編)

●地方経済動向(近畿)(内閣府編)

(本資料は上記出典をもとに作成したが、一部加筆変更部分が含まれる)

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1. 滋賀県景況調査報告書(滋賀県商工政策課編)

① 湖北地域の景況調査 (H30/7-9月実績、H30/10-12月見通し)

・ 原材料代が高騰している。（木材・木製品製造業）

・ 人口減少、食の変化についていけない。（食料・飲料製造業）

・ 主力得意先が働き方改革を実現する過程で生産を減らしており、受注が減少している。（一般機械器具製造業）

【その他】

・ 受注増の得意先がある一方で、減少の得意先があり、総じて昨年並みとなっている。（金属製品製造業）

・ 親会社方針による製品の一部撤退。（樹脂製品製造業）

・ 社会保険料の負担金が増加。（輸送用機械器具製造業）

湖北地域のH30/7-9月の景況 (企業の回答)

＜製造業＞

【プラスの判断】

【マイナスの判断】

・ 自動車のモデルチェンジが多く、プレス金型の引合・受注が多い。（一般機械器具製造業）

【その他】

・ 価格の競争が激しく、特に病院関係で年々利益が少なくなっている。（医療用機械器具卸売業）

・ 介護保険制度の変更にともなう不透明感がある。（化学製品卸売業）

・ 大きな変化はないものの、原材料費や燃料費の値上げがある。（金属製品製造業）

＜卸売業＞

・ 来年 10 月消費税増税の予測のもと、秋以降は分譲住宅、集合住宅ほか、中大型木造施設の新設需要が高まるものと思わ れ

る。（木材・木製品製造業）

・ 生産は減少しているが、経費を減らしている。（電気機械器具製造業）

・ 従業員が 1 人減り、採算を維持している。（一般機械器具製造業）

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② 滋賀県(中小企業)の業種別景況調査

【マイナスの判断】

【プラスの判断】

【マイナスの判断】

＜小売業＞

・ 全般的に市場の動きが悪い。（電気機械器具小売業）

【その他】

・ ＡＩやＩｏＴをテーマとする新商品開発が至急の課題である。（情報サービス業）

・ 猛暑の影響で施設利用者が減少したが、今後の天候次第で改善が見込まれる。（不動産業）

・ 介護保険制度の変更により悪化すると思われる。（専門サービス業）

【その他】

・ 人口の減少。（食料・飲料小売業）

＜サービス業＞

・ 景気動向の不透明な部分があり、今後の悪化が心配。（貨物運送業）

・ 少子化の影響で売上が減少。（写真業）

・ 技術の進歩やコインランドリーの普及、取次チェーン店増加による競争に加え、化学物質に対する環境規制の強化等で営業 環

境が厳しい。（クリーニング業）

製造業 H29/7-9期 H29/10-12月 H30/1-3月 H30/4-6月 H30/7-9月H30/10-12月見通し

業況 ▲ 0.4 8.4 7.6 0.9 ▲ 3.6 1.3

生産 ▲ 0.8 13.8 9.7 8.7 1.7 2.4

売上 0.0 15.0 6.8 8.5 ▲ 0.6 ▲ 1.0

採算 ▲ 2.3 5.1 ▲ 0.7 0.6 ▲ 5.9 ▲ 3.3

傾向 ● ● ✖ ✖ ✖ ●

回答社数 251 260 246 320 282 282

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建設業 H29/7-9期 H29/10-12月 H30/1-3月 H30/4-6月 H30/7-9月H30/10-12月見通し

業況 4.8 5.2 12.5 13.9 12.5 ▲ 16.9

売上 ▲ 7.4 5.1 6.2 10.8 9.5 ▲ 12.1

採算 ▲ 2.8 ▲ 2.0 3.2 13.5 4.8 ▲ 19.3

傾向 ● ● ● ● ✖ ✖

回答社数 109 99 98 34 62 62

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小売業 H29/7-9期 H29/10-12月 H30/1-3月 H30/4-6月 H30/7-9月H30/10-12月見通し

業況 ▲ 16.6 ▲ 7.4 ▲ 10.9 ▲ 25.7 ▲ 30.0 ▲ 27.1

売上 ▲ 1.5 1.9 7.1 ▲ 32.4 ▲ 29.5 ▲ 27.1

採算 ▲ 9.1 ▲ 3.7 0.0 ▲ 37.1 ▲ 44.3 ▲ 25.0

傾向 ● ● ✖ ✖ ✖ ●

回答社数 59 53 55 34 58 58

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③ 中小企業の経営上の問題点 (県内調査)

サービス業 H29/7-9期 H29/10-12月 H30/1-3月 H30/4-6月 H30/7-9月H30/10-12月見通し

業況 2.7 0.0 ▲ 2.9 ▲ 0.7 ▲ 2.5 ▲ 13.1

売上 14.0 2.9 1.5 2.1 ▲ 6.1 ▲ 12.9

採算 ▲ 2.7 ▲ 2.1 ▲ 5.3 ▲ 5.6 ▲ 5.5 ▲ 13.6

傾向 ● ✖ ✖ ● ✖ ✖

回答社数 148 137 133 132 160 160

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2. 県内経済概況(しがぎん経済文化センター編)

① 県内業況調査 (H30/7-9月実績 H30/10-12月見通し)

業種 回答社数 H30/4-6月 H30/7-9月 傾向 H30/10-12月見通し

製造業 151 10 11 ● 14

繊維 16 ▲ 44 ▲ 38 ● ▲ 25

木材・木製品 6 14 17 ● 33

紙・パルプ

化学 8 45 38 ✖ ▲ 25

窯業・土石 8 11 13 ● 43

食料品 16 ▲ 24 ▲ 31 ✖ ▲ 13

金属製品 20 25 20 ✖ 16

一般機械 15 0 13 ● 20

電気機械 10 58 30 ✖ 10

輸送用機械 8 40 ▲ 13 ✖ 38

精密機械 4 20 50 ● 25

その他 32 10 22 ● 31

非製造業 178 18 8 ✖ 14

建設 53 35 21 ✖ 27

不動産 11 23 18 ✖ 18

卸売り 34 23 ▲ 3 ✖ 3

小売り 22 ▲ 4 ▲ 23 ✖ ▲ 18

運輸・通信 14 7 0 ✖ 36

サービス 35 3 11 ● 15

その他 9 13 33 ● 22

　　景況感は5四半期連続のプラス

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② 県内景気天気図

③ 概況 (H30/7,9 月)

④ 物価と消費のアンケート調査結果

前期比 ▲ 不変 ● 好転 ✖ 悪化

県内景気天気図 H30/4 H30/5 H30/6 H30/7 H30/8 Hh30//9

現在の景気 ● ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

3ケ月後の景気 ✖ ✖ ✖ ✖ ✖ ✖

生産活動 ● ● ▲ ✖ ✖ ●

個人消費 ✖ ✖ ▲ ● ● ●

民間設備投資 ✖ ● ✖ ● ● ●

住宅投資 ● ● ✖ ✖ ● ✖

公共投資 ● ● ● ✖ ✖ ✖

雇用情勢 ● ✖ ● ▲ ▲ ✖

H30/7

H30/9

製造業の生産活動は、在庫調整の進展が見られるものの、7月上旬のいわゆる「西日本

豪雨」の影響などから内需関連を中心に伸び悩んだため、弱含みの動きが見られる。一

方、需要面では個人消費や民間設備投資の一部、公共投資で伸び悩みがみられるもの

の、総じて堅調に推移している。従って県内景気の現状は緩やかな回復基調の中で弱含

みの動きが続いている。

緩やかな回復基調のなかで弱含みの動きが見られる

製造業の生産活動は、在庫調整の長期化に加え、内需関連で伸び悩んだため弱含みの動

きが見られる。一方、需要面では個人消費や住宅投資の一部、公共投資では伸び悩みが

見られるものの、総じて堅調に推移している。従って県内景気の現状は緩やかな回復基

調の中で弱含みの動きが見られる。

緩やかな回復基調の中で弱含みの動きが続いている

毎年　6,12月　滋賀銀行本店に来店の県内在住の女性対象　評価4段階法

暮らし向きDI １年ぶりに良化。半年後は悪化の見通し

世帯収入DI ２期連続で悪化。半年後も悪化の見通し

物価DI やや低下し、３期連続で＋70 を下回る

概況　「暮らし向き」良化するも、「世帯収入」は２期連続で悪化

H30/6 実績 H30/12見通し

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3. 中小企業アンケート結果(滋賀県信用保証協会編)

① 景況調査結果 (H30/9)

配布数 500 調査期間

建設 25.0% 製造 6.3%

小売 19.8% サービス 20.8% 卸売 11.5%

不動産 6.3% 運輸通信 0.0% その他 10.4%

5人以下 85.4% 6～20人 10.4%

21人以上 4.2% 不明 0.0% 回答数 96

従業員数

業種

H30/9

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4. 内閣府調査資料

① 地方経済動向(近畿) (2月,5月,8月,11月)

5. 参考データ

①長浜商工会議所景況調査長期トレンド

H30/8

近畿地域では、景気は緩やかな回復基調が続いて いる。

・ 鉱工業生産は持ち直している。

・ 個人消費は持ち直しの動きがみられる。

・ 雇用情勢は着実に改善している。

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②長浜景況調査の指数平均推移

注) 指数平均は、売上高、業況、採算、資金繰りの各指数の平均値

③ 滋賀県追加調査(事業承継の取り組みについて) 湖北地域の集計結果

現在の事業承継の取組状況

結 果 合計 構成比

1 すでに事業承継を終えている 13 17.1%

2 何らかの取組を進めている 21 27.6%

3 計画はあるが、まだ進めていない 12 15.8%

4 取組の必要はあるが、まだ何も取り組んでいない 17 22.4%

5 取組の必要がない 13 17.1%

合計 76 100.0%

取組を進めていない理由について (3,4の回答)

結 果 合計 構成比

1 まだ事業を譲る時期ではない 15 42.9%

2 後継者が決まっていない 9 25.7%

3 事業の将来性や見通しに不安がある 8 22.9%

4 事業の譲渡先が見つからない 1 2.9%

5 自分にしかできない、技術・技能が引き継げない 0 0.0%

6 その他 2 5.7%

合計(無回答も含む) 35

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(中小企業診断士 野々山寛)

事業承継の取組が進められると考えられる支援について (3,4の回答)

結 果 合計 構成比

2 事業承継の計画づくりに関する助言 8 26.7%

3 株式譲渡や相続税の負担、事業用資産譲渡など財務に関する助言 2 6.7%

4 事業承継候補となる人材や後継者を育成する人材の紹介 2 6.7%

5 技術・技能の継承 2 6.7%

6 事業売却（M&A）等に関する情報提供 2 6.7%

7 その他 3 10.0%

合計(無回答も含む) 30

滋賀県事業承継ネットワークの構成機関である商工会 や商工会議

所、事業引継ぎ支援センター等による情報 提供や相談対応0 0.0%1