人間文化研究機構 地域研究推進事業「現代インド地域研究」広島大学拠点

人間文化研究機構 地域研究推進事業「現代インド地域研究」広島大学拠点

広島大学現代インド研究センター〒739-8524　広島県東広島市鏡山1-1-1

広島大学大学院教育学研究科TEL&FAX：082-424-4529　E-mail：hindas@hiroshima-u.ac.jp

メンバー

センター長・拠点代表岡橋　秀典（広島大学大学院文学研究科教授）

研究員（拠点構成員・研究分担者）岩谷　彩子（広島大学大学院社会科学研究科准教授） 宇根　義己⎛人間文化研究機構地域研究推進センター研究員・⎞　　　　　⎝広島大学現代インド研究センター特任助教　　　⎠佐々木　宏（広島大学大学院総合科学研究科准教授） 外川　昌彦（広島大学大学院国際協力研究科准教授） 友澤　和夫（広島大学大学院文学研究科教授） マハラジャン・ケシャブ・ラル（広島大学大学院国際協力研究科教授） 由井　義通（広島大学大学院教育学研究科教授）

客員研究員（研究分担者）荒木　一視（山口大学教育学部教授） 岡田　亜弥（名古屋大学大学院国際開発研究科教授） 鍬塚賢太郎（琉球大学法文学部准教授） 澤　　宗則（神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授） 溝口　常俊（名古屋大学大学院環境学研究科教授） 南埜　　猛（兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授） 三宅　博之（北九州市立大学法学部教授） 森　日出樹（松山東雲女子大学人文科学部准教授）

The Center for Contemporary India Studies,Hiroshima University

http://home.hiroshima-u.ac.jp/hindas

広島大学 広大中央口

教育学部教育学研究科教育学部教育学研究科

文学部文学研究科文学部文学研究科

法・経済学部社会科学研究科法・経済学部社会科学研究科

広大北口広大北口

中央図書館

K棟３F現代インド研究センター

バスバス

ＪＲ山陽本線

山陽新幹線東広島

バスタクシー

広島大学東広島キャンパス

広島空港

西　条 白　市広　島

※東広島‐広島大学間のバスは　土日・祝日運休です。

アクセス

広島大学

現代インド研究センター

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〈JR山陽本線を利用する場合〉JR西条駅前からバス「広島大学」行に乗り「広大中央口」バス停で下車（約15分），徒歩５分。

〈山陽新幹線を利用する場合〉東広島駅－広島大学間のバスは土日・祝日運休です。タクシーをご利用下さい。

〈広島空港を利用する場合〉JR白市駅行きバスに乗車，同駅から JR山陽本線に乗車し西条駅で下車。その後は〈JR山陽本線を利用する場合〉と同じ。

研究テーマ

現代インドの空間構造と社会変動

　現代インドでは，グローカル化をともなう急速な経済発展により，社会経済空間の変動が顕著になっています。グローバル化，国内市場の拡大と統合，ローカル化の進行が，大都市の急速な発展，地域格差の拡大，経済空間の統合・再編，産業集積の発展など空間構造の大規模な変動をもたらしています。また，これらは同時に都市問題，環境問題など様々な地域問題をも生み出しています。このような国土空間の問題は，地理的多様性が大きく，地域主義的性格の強い連邦国家・インドの場合には，特に重要な検討課題といえます。当センターでは，こうした複雑化する空間構造を追究するために，地理情報システム（GIS）を用いて空間情報を蓄積し表象するとともに，フィールドワークにもとづく地道な地域研究を実施します。このような作業を通じて，現代インドの基底をなす地域性と地域間関係をグローカルな視点から提示します。　当センターは『現代インドの空間構造と社会変動』をテーマとし，「経済発展と空間構造の変動」，「都市・農村の発展と社会変動」，「地理情報システム（GIS）による空間情報の基礎研究」という３つの研究ユニットに分けて研究を推進します。

広島大学現代インド研究センターとは　広島大学現代インド研究センターは，人間文化研究機構の地域研究推進事業「現代インド地域研究」の一環として，同機構と広島大学によって2010年度に共同設置された研究拠点です。この事業は当センターのほか，中心拠点の京都大学，東京大学，国立民族学博物館，東京外国語大学，龍谷大学の全６拠点を結び，共同して現代インド地域研究拠点の形成とネットワークの構築を進めています。

研究の目的　インドは，経済自由化政策に転じた1990年代以降，急速な経済発展を遂げてきました。その急成長は世界的な注目を集め，新興経済大国 BRICs の一角とみなされています。しかしながら，インドはこれまで，貧困，人口問題，民族紛争，環境破壊，自然災害など多くの重要課題を抱えてきた国であり，それゆえ，これらの諸課題を明確に意識した地域研究を推進し，経済発展にともなう変化とその多様な地域的実態の把握に努める必要があります。残念ながら，日本では現代インドを対象とする研究者は相対的に少なく，研究ネットワークや情報共有システムも未整備なままです。そのため，日本の現代インド地域研究は他地域に関する研究に比べて著しく立ち遅れ，社会の要請に十分応えているとはいえません。　広島大学は過去40年以上にわたり，インドを中心に南アジアの地域研究を継続的に行ってきました。特に，総合地誌研究資料センター（平成18年３月廃止）は，その中核として多大な成果をあげてきました。その結果，インドに関する研究の蓄積や収集資料の集積は日本有数のレベルに達しています。　当センターは，これらの蓄積を活かして，地理情報システム（GIS）に基づく情報共有システムを新たに整備するとともに，個別研究者を研究ネットワークにより有機的に結びつけ，主に空間的な側面から現代インド地域研究を推進することを目的とします。

【研究ユニット１】「経済発展と空間構造の変動」〈主たる研究領域〉１．経済発展の動向と地域格差，経済地域構造２．産業の発展と産業立地・産業集積３．州レベルの地域経済発展と地域間関係４．国土集落システム（都市システム）５．人口移動（労働力移動）・物流などの地域間フロー６．国土資源利用７．国土政策　など

【研究ユニット２】「都市・農村の発展と社会変動」〈主たる研究領域〉１．大都市の開発と都市問題２．農村の開発と農村問題３．都市農村関係４．移民・労働力移動５．宗教６．教育７．伝統的流通８．文化創造・知識創造９．NGO，ローカルガバナンス　など

【研究ユニット３】「地理情報システム（GIS）による空間情報の基礎研究」　主にセンサス等の統計資料を用いて空間情報データベースの整備を行い，地図化して公表する。

人間文化研究機構（NIHU）

中心拠点

広島大学現代インド研究センター空間構造と社会変動

研究会・国際シンポジウムの開催，研究叢書・学術雑誌の刊行など

京都大学拠点生存基盤・社会・政治

東京外国語大学拠点文学・社会運動・ジェンダー

龍谷大学拠点現代政治に活きるインド思想の伝統

国立民族学博物館拠点文化と宗教の動態

経済発展と環境変動東京大学拠点

研究ユニット

ユニット２ 都市・農村部門

都市・農村の発展と社会変動

ユニット１ 経済発展部門

経済発展と空間構造の変動

ユニット３ 空間情報部門地理情報システム（GIS）による空間情報の基礎研究

広島大学現代インド研究センター

現代インドの空間構造と社会変動