48 中央研究所紀要 第20号

別添資料

資料1：第一次調査票1～3及び対象者情報記入票

資料2：第一次調査における調査票1の分析関係資料

資料3：RL評価観点表関係資料

資料4：第二次調査票1～3及び対象者情報記入票

資料5：第二次調査における対象者情報まとめ

資料6：第二次調査における調査票1の分析結果

資料7：第二次調査における調査票2の分析結果

資料8：第二次調査における調査票3の分析結果

付録（評価ツール「評価の手引（案）」）

付録1：「評価ツール1」（調査票1（SCT）及び「評価の着眼点」）

付録2：「評価ツール2」（調査票2（質問紙）及び「評価尺度の説明」）

付録3：「評価ツール3」（調査票3（RL）及び「ロールレタリング評価シート」）

49 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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50 中央研究所紀要 第20号

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52 中央研究所紀要 第20号

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53 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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54 中央研究所紀要 第20号

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55 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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56 中央研究所紀要 第20号

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57 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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58 中央研究所紀要 第20号

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Ei9 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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60 中央研究所紀要 第20号

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61 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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62 中央研究所紀要 第20号

別添資料2 第一次調査における調査票1の分析関係資料

1テキストマイニングとは

テキストマイニングl誌大量のテキストデータから，ノイズを取り除き，分類。整理を行ってパタ

ーンを発見していく方法であり，ビジネスやマーケテイングの領域で顧客の生の声を新商品開発等に

活かすべく発達しノてきた手法である。一方で，社会科学や人間科学の領域においてもテキストデータ

の分析は非常に重要な課題である。従来 質的研究においてl誌 テキストデータの分類・分析に際し

て，例えばKJ法のような分類・整理方法が用いられてきた拭 これらの分析方法l誌分類結果が研

究者の解釈によって異なるという信頼性の問題 扱うことのできるデータの量が限られるという量的

な問題などがあった。これらを解決するための一つの方策がテキストマイニングの手法である。

2 本石形宅におけるテキストマイニンクの手続き

ま‾筑 第一次調査のデータに対し テキストマイニンクの手法を用い，キーワードの出現頻度等か

ら反応内容をカテゴライズした。テキストマイニングに際しては，PASWTextAna帥csibr

Surveys3．0．1（現：lBMSPSSTextAnalyticsforSun佗）侶）を用いた。

本研究においてl誌 受講者の知識面・認知面における変化だけでなく，情緒面での変化についても

把握することが目的であったため，キーワード（房由出に際じては「感性分析」を適用することとした。

同機能は，テキストの表現から書き手の心理状態や感性を自動判断することを可能としたものであり，

例えば「申し訳ない」，［賞う」，指射罪」，愕午しノてほしい」，「剤賞」，「すまない」等であれば＜謝罪＞，

「つらい」，「悲しい」，「みし避）だ」，「惜しまれる」，「信じてもらえない」等であれば＜悲しい＞とい

う一つの「タイスとじ召由出することを可能とした機能である。また，テキストマイニンクの墓石楚

となる形態素解析（形態素とlよ「意味を持つ最小の言語単位」の意である）でl哀 例えば「楽しいと思

うことはない」という文章lよ「楽しい／と／思う／こと／は／ない」のように分析され「楽しいと

思うことはない」lよ「楽しい」を否定し′こいるにもか力＼わら硫 シンプルに形態素解析を行っただけ

では「楽Uい」と同じに扱われてしまう。「楽しい」と「ない」との共起に着目しノこ分析を行うことで

一定程度この問題は解消される鶏例えば「とても楽しく，飽きることはない」文章についてlよ「楽

しん1」と「ない」の共起に着目することで逆に意味を取り違えることとなる。「楽しいと思うことはな

い」等を一つひとつ辞書設定することで対処は可能だカミ 対象とするテキストデータの量にもよるだ

ろう鶏 作業量が莫大となるため，大量のテキストデータの処理を前提に行うテキストマイニングに

おいては理想的な対処法とは言えない。こうした問題点への対処としても感性分析は有用であり，例

えば「許さない」を＜恨み＞としノこ「許し′こもらえなかった」を＜悲し人1＞とじQ由出することが可

能であるため，憎牛山に係る「内容」であることを踏まえつつ，回答者がその回答に込めた「感情」

についても把握することができる。

キーワードの抽出に際してlま同義語や表記のゆれに対応するたぬ例えば「被害音」，「被害者様」，

㈲，「被害者さん」等は「被害者」とじて，「分かる」，「わかる」，愕」る」，用字る」，用牢か

る」等は「分かる」としノてまとめるなどして辞書設定を行った。また，例えば闇者の視点を取り

入れた教育」であれは特に設定を行わずにキーワードを抽出すると，「胡害者／の／視点／を／取る

／入れる／教育」と分割じて抽出されるため，今回の分析上必要な複合語（被害者遺晩被害≡科亀 損

害貝矧賞など）についてlよ あらかじめキーワードとレて設定し 分割されずに抽出できるようにした。

また，刺激語との対応により，同様のキーワードか導由出されていても まったく意味が異なる場合が

あるため，カテゴリ化に際してi式刺激語とキーワード（場合によっては複数のキーワード）を開園寸け

るなどの工夫を行った。例えば被害者に責任がなかった旨の回答についてl誌「落ち度」，「責任」，巧臼，

「罪」等と「ない」の共起について条件規則を作成した。

63 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

別添資料2

表1第一次調査・抽出されたカテゴリー カリ

ヵテゴリ名（内容） 総反応数（合計：4141） 該当反応産出人数（合計：208名） 平均反応数

指導前 指導後 合計 ％ 指導前 指導後 合計 ％ 指導前 指導後 全体

1 （被害者の）ために 15 23 38 0．9％ 11 20 31 14．9％ ．16 ．20 ．18

2 これから（これから，この先．今後．出所後．社会復帰後等） 24 32 56 1A％ 19 1鱒 37 17・89a ．26 ，27 ．27

3 していく・し続ける 25 61 86 2．1％ 20 36 56 26．9％ ．27 ．52 ，41

4 疑問（許してくれるだろうか？．鰍ま治っただろうか？等，比較的クローズドな問い） 74 119 193 4．7％ 39 44 83 39月％ ．81 1．02 ，93

5 凍案・忠告（～しなくてはいけない・－するべきだ等） 6 20 26 0．6％ 4 14 18 8．7％ ．07 ．17 ．13

6 問い合わせ（どう慣えばよいだろうか？．どんな気持ちだっただろうか？等，比較的オープンな問い） 97 153 250 6．0％ 44 56 100 48．1％ 1．07 1．31 1．20

7 要望（～してほしい，～したい等） 77 101 178 4．3％ 43 51 94 45．2％ ．85 ．86 ．86

8 できる 45 64 109 2．6％ 35 41 76 36．5％ ．49 ．55 ．52

9 哀れみ（かわいそう，気の毒等） 24 21 45 1．1％ 22 17 39 18・89ム ．26 ．18 ．22

10 後悔（後悔している．～しておけばよかった等） 19 26 45 1．1％ 16 19 35 16．8％ ．21 ．22 ．22

11 恨み（恨む．憎む．呪う．許さない等） 84 83 167 4．0％ 51 51 102 49．0％ ．92 ．71 ．80

12 残念（残念．無念，台無しにした，～したかった等） 29 37 66 1．6％ 19 31 50 24．0％ ．32 ．32 ．32

13 体が惑い状態（障害を負った，後遺症が残った，大けがをした等） 47 47 94 2．3％ 34 32 66 31．7％ ．52 ．40 ．45

14 怒り（怒り，怒っている，憤り．脱が立つ．キレる等） 43 45 88 2．1％ 30 31 61 29．3％ ．47 ．38 ．42

15 悲しい・淋しい（悲しい，つらい．みじめだ．さみしい．泣く等） 81 145 226 5．5％ 44 77 121 58．29ム ．89 1．24 1．09

16 不安・困惑（不安．心配，気がかり，因っている．うろたえている，動揺している等） 28 33 61 1．5％ 18 23 41 19．7％ ．31 ．28 ．29

17 遺族 18 45 63 1．5％ 12 26 38 18．3％ ．20 ．38 ．30

18 一生 23 45 68 1．6％ 15 32 47 22．6％ ．25 ．38 ．33

19 加害者 3 15 18 0．4％ 3 12 15 72％ ．03 ．13 ．09

20 家族（家族．父．母．子ども．親戚．親族，身内等） 141 166 307 7A％ 65 67 132 63．5％ 1．55 1．42 1．48

21 会う（会う．お目に掛かる，訪ねる等（会わないも含む）） 53 56 109 2．6％ 35 48 83 39．9％ ．58 ．48 ．52

22 回復・元気・前向き（回複，元気．順調，うまくいく等） 12 16 28 0．7％ 11 16 27 13．0％ ．13 ．14 ．13

23 気持ち（気持ち．感情．気分，心理．心境，内面等） 99 151 250 6．0％ 50 70 120 57．7％ 1．09 1．29 1．20

24 金銭的賠償（損害賂胤 弁胤 慰謝札 保証金等） 17 20 37 0．9％ 14 14 28 13．5％ ．19 ．17 ．18

25 昔・痛・恐怖（苦しい，痛い．怖い．恐ろしい，苦労する等） 58 103 161 3．9％ 41 51 92 44．2％ ．64 ．88 ．77

26 見る 25 46 71 1．7％ 23 32 55 26．49乙 ．27 ．39 ．34

27 言う・伝える 69 108 177 4．3％ 45 66 111 53．4％ ．76 ，92 ．85 28 言葉・声・メッセージ 23 50 73 1，8％ 12 37 49 23．6％ ．25 ．43 ．35

29 幸せ（幸せ，しあわせ，幸福等） 6 19 25 0．6％ 5 14 19 9．1％ ．07 ．16 ，12

30 考える・考え 48 101 149 3．6％ 33 52 85 40．9％ ．53 ．86 ．72

31 今 72 82 154 3．7％ 37 41 78 37．5％ ．79 ．70 ．74

32 再加害防止・更生（二度と傷つけない．これ以上被書者を作らない．更生する等） 16 38 54 1．3％ 12 30 42 20．2％ ．18 ，32 ．26 33 殺した 14 16 30 0．7％ 12 15 27 13．0％ ．15 ．14 ．14

34 思う（思う．思い出す，（推測の）だろう等） 240 339 579 14．0％ 73 94 167 80．3％ 2．64 2．90 2．78

35 支援・援助（力になりたい，支えたい，役に立ちたい等） 63 88 151 3．6％ 33 46 79 3臥0％ ．69 ．75 ，73

36 私（私．俺，僕．私のこと．自分等） 184 264 448 10．89ら 65 82 147 70．7％ 2．02 2．26 2．15

37 視点取得（被害者の立場・気持ちになる等） 38 78 116 2．8％ 29 47 76 36．5％ ．42 ．67 ．56

38 事件・事故 7 33 40 1．0％ 6 25 31 14．9％ ．08 ．28 ．19

39 事件の重大性（とんでもないことをしてしまった，ひどいことをした．跨い悔を負わせた等） 7 19 26 0．6％ 7 14 21 10．1％ ．08 ．16 ．13

40 事件事実（殴った，刺した．逃げた等） 28 17 45 1．1％ 16 14 30 14．4％ ．31 ．15 ．22

41 自己問題理解（被害者の気持ちをよく考えるべきだった，見捨てず助けるべきだった等） 23 33 56 1．49乙 16 26 42 20．2％ ．25 ．28 ．27

42 謝罪（謝罪したい．申し訳ない，許してほしい．悪かった等） 279 394 673 16．3％ 89 113 202 97．1％ 3．07 3．37 3．24

43 謝罪（許し）（謝罪のうち．「許し」に関する内容） 41 78 119 2．9％ 26 49 75 36．1％ ．45 ．67 ．57

胡 謝罪（償い）（謝罪のうち「償い」に関する内容） 29 53 82 2．0％ 19 45 64 30．8％ ．32 ．45 ．39

45 取り返しのつかなさ（取り返しのつかないことをした．二度と戻ってこない等） 10 22 32 0．89ム 10 17 27 13．0％ ．11 ．19 ．15

46 周囲の人・関係者（被害者だけではなく，周りの人も被害者だ等） 8 17 25 0．6％ 8 13 21 10．1％ ．09 ．15 ．12

47 停つけた 14 27 41 1．0％ 14 20 34 16．3％ ．15 ．23 ．20

48 心 30 45 75 1恩％ 24 29 53 25．5％ ．33 ．38 ．36

49 心から 18 18 36 0．9％ 13 12 25 12．0％ ．20 ．15 ．17

50 人生・命・将来（命を奪った，将来があった，人生の半ばだった等） 30 59 89 2．1％ 22 36 58 27．9％ ．33 ，50 ．43

51 生きる 19 28 47 1．1％ 14 22 36 17．39ム ．21 ．24 ．23

52 生き返らせる（生き返ってほしい．元に戻したい等） 17 24 41 1．0％ 14 17 31 14．9％ ．19 ．21 ．20

53 生活・仕事・能済（生i乱 日常．仕事．経済面，お金で苦労していないだろうか等） 40 66 106 2．6％ 26 46 72 34．6％ ．44 ．56 ．51

封 責める（責める．自責の念．責められた．非難された等） 13 36 49 1．2％ 10 25 35 16．89ム ．14 ．31 ．24

55 責任の受容（自分の責任だ，悪いのは供だ，どんなに非難されても仕方ない等） 23 40 63 1．5％ 17 28 上i5 21，6％ ．25 ．34 ．30

56 対する 54 53 107 2．6％ 32 35 67 32．2％ ．59 ．45 ．51

57 大切・大事・重要 15 31 46 1．1％ 11 24 35 16．89ら ．16 ，26 ．22

58 奪う・断つ・変える（奪ってしまった．奪われた．断った，壊した．変わってしまった等） 17 37 54 1．3％ 15 25 40 19．2％ ．19 ．32 ．26

59 天国（天l乱彼岸．あの世等） 9 9 18 0．49乙 7 5 12 5月％ ．10 ．08 ．09

60 努力・頑張る（努力したい，頑張らねばならない，努めたい，精一杯やる等） 4 17 21 0．5％ 4 9 13 6．3％ ．04 ．15 ．10

61 被害 1 4 5 0．1％ 1 4 5 2．49乙 ．01 ．03 ．02

62 被害者に責任転嫁しない（被害者は何も悪くない ．非はない．責任はない等） 15 44 59 1．49乙 15 31 46 22．1％ ．16 ．38 ．28

63 被害者の視点を取l）入れた教育（被害者教育，R4，被害者から学ぷ等） 9 15 24 0．6％ 8 11 19 9．1％ ．10 ．13 ．12

鋸 被害者の要求（被害者を主格とした，～して欲しい，～を望む，求める等） 8 19 27 0．7％ 8 14 22 10．6％ ．09 ．16 ．13

65 被害者を作る 9 19 28 0．7％ 4 18 22 10．6％ ．10 ．16 ユ3

66 被害者を出す 18 10 28 0．7％ 13 9 22 10．6％ ．20 ．09 ．13

67 被害者支援団体（被害者の会．被害者の集まり，被害者同士の支え合い等） 0 0 0 0．0％ 0 0 0 0．0％ ．00 ．00 ．00

68 被害者批判等（被害者が悪い．同情の余地はない．信号無視をした等） 92 45 137 3．3％ 21 19 40 19．2％ 1．01 ．38 ．66

69 分かる・知る・理解する 56 76 132 3．29乙 38 43 81 38．9％ ．62 ．65 ．63

70 開く 37 37 74 1．89ム 20 26 46 22．1％ ．41 ．32 ．36

71 亡くなる（亡くなった．死んだ‥息を引き取った．この世から旅立った等） 32 40 72 1．7％ 24 28 52 25．0％ ．35 ．34 ．35

72 忘れる・逃げる（忘れたい．逃げたい．忘れてはならない．逃げてはならない．向き合っていく等） 28 65 93 2．2％ 22 45 67 32．2％ ．31 ．56 ．45

73 冥福を祈る（手を合わせる．供養する．線香をあげる，宗教教諭等） 38 48 86 2．1％ 27 37 64 30．89も ．42 ．41 ．41

74 友人 22 18 40 1．0％ 14 15 29 13．9％ ．24 ．15 ．19

75 褒め・賞賛・好き・感謝（医しい．愛している．尊敬，感謝している，恩返し等） 51 54 105 2．5％ 21 34 55 26，4％ ．56 ，46 ．50

76 連絡（連絡．手紙．電話等） 39 43 82 2．0％ 24 28 52 25．0％ ．43 ．37 ．39

77 話・話合い 12 14 26 0．6％ 8 11 19 9．19ら ．13 ，12 ．13

Sl 被害者は 402 557 959 23．2％ 91 117 208 100．0％ 4．42 4，76 4．61

S2 被害者の 395 548 943 22．8％ 91 115 206 99．0％ 4．34 4．68 4．53

S3 被害者に 369 497 866 20．9％ 91 116 207 99，5％ 4．05 4．25 4．16

S4 被害者を 310 411 721 17．49ら 85 105 190 91，3％ 3．41 3．51 3．47

S5 被害者から 267 361 628 15．2％ 83 104 187 89．9％ 2．93 3．09 3．02

S6 被害者． 0 0 0 0．0％ 0 0 0 0．0％ ．00 ．00 ，00

S7 被害者と 0 0 0 0．0％ 0 0 0 0．09ら ．00 ．00 ．00

S8 被害者とは 0 0 0 0．0％ 0 0 0 0．0％ ．00 ．00 ．00

S9 被害者も 0 0 0 0．0％ 0 0 0 0．0％ ．00 ．00 ．00

合計 1749 2392 4141 100．0％ 91 117 208 100．0％ 19．22 20．44 19β1

※4141反応申314反応（7．6％）は刺激譜でしかカテゴライズできず。 例えば．「被害者は60歳だ」．「被害者は男だ」，「被害者になる」．「被害者の行動」等，被害者の屈性に係る記載やそれだけでは意味付けが困難な反応がこれにあたる。 Sl～S9のSは刺激語の意である。第一次調査では刺激語の助詞を固定しているため，S6～S9に該当する回答はない。

64 中央研究所紀要 第20号

別添資料2

表2 第一次調査・反応ごと・対応分析布置図

対称的正規化

＿3 ＿2

次元1

① ＜加害行為・事件事実と再加害防止＞

「被害者を作る」「被害者を出す」／「再加害防止・更生」「支援・援助」「生き返らせる」「殺した」「提案・忠告」「被害者

を」「事件事実」

② ＜直面化と後悔・自己問題理解＞

「後悔」「一生」「自己問題理解」「残念」「傷つけた」「忘れる・逃げる」

③ ＜努力・冥福の祈りと継続性＞

「していく・し続ける」「できる」「これから」「事件の重大性」「努力・頑張る」「冥福を祈る」「心から」

④ ＜謝罪・償いと対話＞

「謝罪」「謝罪（償い）」「被害者に」「金銭的賠償」「対する」「話・話合い」「連絡」／「会う」

⑤ ＜被害者・その関係者と彼らへの評価・感情＞

「哀れみ」「亡くなる」／「周囲の人・関係者」「被害者に責任転嫁しない」「被害者は」

⑥ ＜加害行為と被害者に与えた影響＞

「加害者」「天国」「奪う・断つ・変える」「友人」「悲しい・寂しい」「恨み」「生活・仕事・経済」「人生・命・将来」「R4」

「被害」「家族」「被害者批判等」

⑦ ＜被害者の実情に対する関心＞

「考える・考え」「分かる・知る・理解する」「疑問」「遺族」「被害者のために」「問い合わせ」「視点取得」「今」「被害者の」

／「責任の受容」「被害者の要求」「気持ち」「怒り」「責める」「被害者から」／「要望」「謝罪（許し）」「言葉・声・メッセ

ージ」「聞く」「言う・伝える」

⑧ ＜加害行為の重大性＞

「見る」「心」「回復・元気・前向き」「取り返しのつかなさ」「幸せ」「思う」「私」「生きる」「大切・大事・重要」「苦・痛・

恐怖」「褒め・賞賛・好き・感謝」「体が悪い状態」「事件・事故」「不安・困惑」

65 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

別添資料2

表3 第一次調査・受講者ごと。対応分析布置図

対称的正規化

ーコ、0 －1．5 －ト0 －0．5 0、ロ 0．5 1、0 1．5 コ、0

次元1

（D ＜金銭的賠償・事件事実と被害者批判＞

「被害者批判等」「連絡」／「金銭的賠償」／「事件事実」

② く被害者心情理解と対話＞ 「支援・援助」「責める」「怒り」「会う」「哀れみ」「話・話合い」

③ ＜刺激語＞

「被害者は」「被害者の」「被害者に」「被害者を」「被害者から」「恨み」「家族」／「被害者に責任転嫁しない」「友人」「聞く」

「悲しい・寂しい」

④ く加害行為・後悔と被害者の視点を取り入れた教育＞ 「残念」「亡くなる」「褒め・賞賛・好き・感謝」／「殺した」／「生き返らせる」「奪う・断つ・変える」「天国」「後悔」／「R4」

⑤ ＜自己の加害者性・直面化と冥福の祈り＞ 「被害者を作る」「忘れる・逃げる」「被害者のために」「事件の重大性」「冥福を祈る」

⑥ ＜被害者の言葉と自己問題理解＞

「言葉・声・メッセージ」「自己問題理解」「大切・大事・重要」／「遺族」「幸せ」／「人生・命・将来」「生きる」

⑦ ＜事件の重大性と努力・継続性＞

「一生」「取り返しのつかなさ」／「していく・し続ける」「心から」「できる」「周囲の人・関係者」「提案・忠告」／「努力・頑張る」

⑧ ＜再加害防止・更生と責任の受容・被害者の実情理解（心情・生活等）＞

「事件・事故」「対する」／「思う」「私」「再加害防止・更生」「責任の受容」／「疑問」「気持ち」「視点取得」「生活・仕事・

経済」「問い合わせ」／「今」

⑨ ＜被害と回復・不安・困惑＞

「不安・困惑」「被害」／「これから」「匝I復・元気・前向き」

⑩ ＜被害者の実情理解（身体状況等）＞

「見る」「分かる・知る・理解する」／「要望」「加害者」「体が悪い状態」「被害者の要求」／「考える・考え」「謝罪（許し）」「言

う・伝える」「傷つけた」

⑪ ＜謝罪と被害者の実情理解（苦・痛・恐怖）＞

「謝罪」「心」「苦・痛・恐怖」「被害者を出す」「謝罪（償い）」

66 中央研究所紀要 第20号

別添資料2

表4 第「次調査・反応・クラスター分析桔所ヲ図

Ward法を使用するデンドログラム

再調整された錘組クラスタ裔合 D S lO 15 ：0

全4141反応について，抽出したカテゴリーの01

行列に対しカテゴリカル主成分分析を行し＼匡南値1

以上の35成分を抽出した。同成分の成分負荷行列に対

し階層白勺クラスター分析G由出法冊血d法 測定方

法：平方ユークリッド圧鴎紗を実施して∴樹形垣を作成

u乞

こまごまとし毎枝分かれが生じる前（鶏眼離とじて20

と25の中間†哉圧で区切ると，五つのクラスターにまと

まった。

（か ＜クラスター1＞

「人生・命・将来」「奪う・断つ・変える」「R4」

「大切・大事・重要」「褒める・賞賛・妻子き・感謝」

② ＜クラスター2＞

「責める」「責l丑魔」「言う・伝える」

闇等力＼ら」

③ ＜クラスター3＞

「盲軌鷹防止・更生」「被害者を作る」「提案・忠告」

④ ＜クラスタ†4＞

憎紆勘「謝罪（償しV」闇者に」「これ力＼ら」

「していく・u売ける」「努力・頑張る」「一生」

「忘れる・逃げる」「■残念」「生きる」「支援・援助」

「“被害者を」「闇鳶者のために」「できる」

「‾生き返らせる」

⑤ ＜クラスター5＞

その他

①こついてlま「人生・命・将来」及び「奪う・断つ・

変える」l去被害者等の人生や命，将来を奪し＼断ら，

変えた旨の反応力焉亥当する。「R4」，「大切・大事・重

要」及び「褒める・賞賛・好き・感喜軌は，R4と，命

の大切さや償いの重要さ，被害者が被害壱遺脱ことって

いかに大切な存在であったかなどの内容とを関連付け

た反応が該当する。また，R4の箋講や∴指導こ参与し

73戴軒＼の惑乱 R4を受けた上で今後し1かに被害者に

文王摺‾るかが重要であることなどもここにくくられ急。代

表的には，闇者の視点を耳又り入れた教育を受けられ

たことに感謝じている。被害者の方の命を奪ったこと，

被害者遺族の人生を狂わせたことの重大さにようやく

対寸けた力＼ら。」等の反応が考えられる。

②こついては「被害者から」及び「責める」又は「言

う・伝える」の組合せを受けての「責任の蕗」という

反応が多く，闇書からどんなに責められたとしノても

自分の責任なので仕方ない」，働＼ら，苦しんでい

ることを伝えられ自分の責任の重さが分力＼った」等で

の励偏研一℃表白勺である。

③ま 閣者をイ乍る」と「再加害防止・更生」，「‾提

案・忠告」のまとまりであり，「二度と被害者を作るこ

67 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

別添資料2

とがなしはう，今回必ず更生せねばならない」等の反応

がここにあてはまる。闇者を作る」が「盲動鷹防止・更生」の文脈で生じることlま「■被害者を出す」が「後悔」及び

「取り返しのつ力＼なさ」と－まとまりになっていることと対照白勺である。

（引去「闇害者に」京王摺‾る帽射罪」に関連したまとまりと考えられる。特に「これから」，「していく・u樹サる」，「努

力・頑張る」，「一生」等が含まれていることから，瑚射罪への意思や喜射罪行動に関する反応のまとまりと言えよう。

なお，「忘れる・逃げ急」についてlまその多くが「忘れなしu，「逃げてはならない」等の意で用いられているものであ

る。

⑳ま劃棚尤見様々な感情表現などが含まれている。

⑤こついてl去昆鴎佳15付近で切ると，次のとおりにまとまった。

A 円本が悪しⅥ億」「回復・元気・前向き」

B 「言葉・声・メッセージ」「聞く」「自渦動軋「話・話合し1」

C 「苦・痛・恐軋＝傷つけた」「悲u／ト寂u／1」nhJ

D 闇牛の重大性」「亡くなる」憫碧者に粛王転嫁しない」闇丸

E 「想う」鳩め＼ら」「哀れ諷＝関する」「恨み」「加薦琶」巧安・因惑」「働伴鳳

F 「後悔」「取り返しのつ力＼なさ」閲唐音を出す」

G 闇領訝賞」願「見る」「構」「会う」「冥福を祈る」

H「怒り」「事イ年事実」「幸せ」懐古・仕事・絶斉」「疑問」「遠方知「■殺した」「周囲の人・関†緒」「友人」「事件・

事故」

l「考える・考え」「視点取得」「都丸「被害者の」

J「要望」指射罪（許uJ「適軌

K 「気侍ら」「分かる・知る・理白熊「る」「今」問」「問い合わせ」「私」

それぞれ乃詳細こついては角封′1ない鶏例えばBで「自潤朝軋が被害者等の「言葉・声・メッセージ」を「聞く」，

又lま被害音等との持古・話合しuとまとまって生じたり，憫唐音に責任転嫁しない」が闇糊重大阻や「⊂くな

る」等と生じたりしノこいること，その一万で「被害音北洋鳳が「（多くの場合被害者の恨み」や「（多くの場合，受講

者自身の不安・困惑」とまとまっていることなどは非常に示唆的である。受講者が被害者に粛鮒力＼つ，自分の

問題点に眼を向けるためには，彼らの不安や医惑を取り除し1たり，被害音の川音を「恨み」と安易にラベリングして距離

を置いたり思考亭止したりする必要があり，そのために†よ被害者等から，被害音等の実情・渕尤事件帆切＼に被害者

等に様々なまた大きな影響を与えたか等について，その書葉を聞いたり，話し合ったりする機会が重要であることを示し

ている可能性力甑

68 中央研究所紀要 第20号

別添資料2

表5 第づ妬局査・受講者ごと・クラスター分析樹形図

Ward法を使用するデンドログラム

再調整された距馳クラスタ烏合 O S 10 15 20 25

全208名の回答に対して主成分分析を行し＼師直1

以上の27成分を抽出した。同成分の成分負荷行列に対し

階層的クラスター分析G由出法：肋5去 測定方法：平

方ユークリッド足鴎紗を実施じこ樹形図をイ乍成しノ己

こまごまとした枝分かれが生じる前の距離として距離

15のラインで切ると，次の五つのクラスターに分力耽

なあ さらに細分化する場合，内部で分岐が見込まれる部

分にスラッシュを入れ7己

① ＜クラスター1＞

闇ま」「観闇者に」「‘被害者を」「被

害者から」

② ＜クラスター2＞

「大切・大事・重要」「褒め・賞賛・好き・感喜射」「R

4」「臥」／「生き返らせる」閻」「後悔」「自己

問題劇組／「■殺した」「冥福を祈る」り＼生・命・将

来」「奪う・断つ・変える」「残念」「一生きる」

③ ＜クラスタ†3＞

「‾聞く」「話・話合しu「〒軌鷹防止・更生」「被害者

を作る」「堰案・忠告」／「恨み」「怒り」「篭銭約賠

償」「事†樗臭」闇絆鳳／「悲し人1・寂ししu

「⊂くなる」闇者のために」「哀れみ」

④ ＜クラスター4＞

「他U「搬周文り返しのつ力＼なさ」「被害

者を出す」「言葉・声・メッセージ」「周囲の人・関係

者」闇牛の重大阻∩莞つけa「幸せ」／「じてい

く・し諸売ける」「一努力・頑張る」「これから」「気侍ら」

「令」／頂菰知「連絡」「要望」「分力＼る・知る・理

解する」「会う」「忘れる・逃l偽

（9 ＜クラスター5＞

巧射罪」「扇射罪（許uJ「生活・仕事・紹済」「責任の

受容」「苫・痛・恐怖」「支援・援助」「責める」／日本

が悪し爾憩」「回復・元気・前向き」「不安・困惑」「言

う・伝える」ト一生」帽射罪（償しVJn軋め＼ら」闇者

に責腔拍家しない」／「‾疑問」「問い弛「できる」

「思う」「私」「考える・考え」闇捺瑚乳／「見る」

「被害」「加害音」「事件・事故」頂寸する」「遠方知

①怯 五つの刺激語である。つまり，第一次調査のよう

にあらか山塊庄司を含んだ刺激語が提示された場合，それ

ぞれの箋話者が それぞれの刺測深について，多少の違い

はあれど，おおむねまんべんなく反応したことが分力＼る。

また いずれかの刺激語と年覇巨の他のカテゴリーが極端に

高頻度で同時に生じることもなかったと考えられる。

②は被害者の命・人生を奪ったこと，冥福を折る旨や

後圏こ関する反応のまとまりである。自己問題理解に関す

る反応を出す者がこれらの反応を同時に出していることが

示唆的である。R4に関する反応を出す者と，肯定的な評

価や感情を同時に出す者も同じ′まとまりに入っている。

69 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

別添資料2

③は「二度と被害者を作ることのないよう，更生しなければならない」といった回答に代表される閣者を作る」，「再

加害防止・更生」，「一提案・忠告」に関する反応亀被害者等の話を聞きたし＼話しノ合いたいといった反転被害音等の感情

のうち，特に怒りや恨みに係る反応を出している者のまとまりである。一方で「働鮮鳳や「哀れ私」Iコ系る反応を

出している者も同じまとまりにくくられており，「昆両極端に見える反応を同じまとまりにいる者が出しノていることは示

唆的であり，教育が浸透していると見られる反応を出している者の一部ないし多くカミ反省一色の反応ではなく，相反する

感l青やかっ藤を抱いている可能性がう加珊〕れる。

④は∴封牛の重大性・取り返しのつ力＼なさに関する反転被害者の要求や言荒その心情を知りたいとする反応などを出

す者のまとまりである。同時に被醐＼ら逃げ研こ向き合し＼その心情等を理解できるよう努めたいとする反

応を出している者も同じくくりに含まれる。

⑤は責†丑噺射謁被害者の川音こ対句‘る記載笥u系る反応を出す者のまとまりである鶏「視点甘栗乳や閣悶」，

「問い合わせ」等式胤との関係で生じているようであり，純粋こ被害者の測竃等をおもん劫＼る反応を出す者l劫＼りで

なく，被害音等の日に自分がどのように映る訊許しを得られるのかといった反応も出す者も含まれている。又は両方の

反応を同時に出す一群もあると考えられる。

70 中央研究所紀要 第20号

別添資料2

表6 第一次調査・反応ごとズ2検定

番号 カテゴリ名（内容）

3 していく・し続ける

5 提案・忠告

11 恨み

15 悲しい・淋しい

17 遺族

19 加害者

28 言葉・声・メッセージ

29 幸せ

30 考える・考え

32 再加害防止・更生

37 視点取得

38 事件・事故

40 事件事実

43 謝罪（許し）

50 人生・命・将来

54 責める

56 対する

60 努力・頑張る

62 被害者に責任転嫁しない

66 被害者を出す

68 被害者批判等

72 忘れる・逃げる

／－≠ ／）仙 6．24 ．012

3．937 ．047

4．637 ．031

4．008 ．045

4．896 ．027

4．845 ．028

3．506 ．061

3．428 ，064

6．362 ．012

3．564 ．059

4．394 ．036

10．13 ．001

7．449 ．006

3．042 ．081

2．712 ．100

5．013 ．025

3．05 ．081

4．652 ．031

6．934 ．008

5．618 ．018

36．057 ．000

5．736 ．017

指導前 指導後 合計

度数 25

％ 29．1％

度数 6

％ 23．1％

度数 84

％ 50．3％

度数 81

％ 35．8％

度数 18

％ 28，6％

度数 3

％ 16．7％

度数 23

％ 31．5％

度数 6

％ 24．0％

度数 48

％ 32．2％

度数 16

％ 29．6％

度数 38

％ 32．8％

度数 7

％ 17．5％

度数 28

％ 62．2％

度数 41

％ 34．5％

度数 30

％ 33．7％

度数 13

％ 26．5％

度数 54

％ 50．5％

度数 4

％ 19．0％

度数 15

％ 25．4％

度数 18

％ 64．3％

度数 92

％ 67．2％

度数 28

％ 30．1％

61 86

70．9％ 100．0％

20 26

76．9％ 100．0％

83 167

49．7％ 100．0％

145 226

64．2％ 100．0％

45 63

71．4％ 100．0％

15 18

83．3％ 100．0％

50 73

68．5％ 100．0％

19 25

76．0％ 100．0％

101 149

67．8％ 100．0％

38 54

70．4％ 100．0％

78 116

67．2％ 100．0％

33 40

82．5％ 100．0％

17 45

37．8％ 100．0％

78 119

65．5％ 100．0％

59 89

66．3％ 100．0％

36 49

73．5％ 100．0％

53 107

49．5％ 100．0％

17 21

81．0％ 100．0％

44 59

74．6％ 100．0％

10 28

35．7％ 100．0％

45 137

32．8％ 100．0％

65 93

69．9％ 100．0％

合計

※自由度は全て1である。

度数 1749

％ 42．2％

2392 4141

57．8％ 100．0％

71 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

別添資料2

表7 第一次調査・受講者ごと

5 提案・忠告

9 哀れみ

11 恨み

15 悲しい・淋しい

17 遺族

18 一生

19 加害者

20 家族

28 言葉・声・メッセージ

32 再加害防止・更生

38 事件・事故

43 謝罪（許し）

44 謝罪（償い）

54 責める

62 被害者に責任転嫁しない

65 被害者を作る

72 忘れる・逃げる

指導受講前後出現の有無・ズ2検定

指導後 合計 ズ∠値 力値 指導前

度数 4

％ 22．2％

度数 22 ％ 56．4％

度数 51 ％ 50．0％

度数 44 ％ 36．4％

度数 12 ％ 31．6％

度数 15 ％ 31．9％

度数 3

％ 20．0％

度数 65 ％ 49．2％

度数 12 ％ 24．5％

度数 12 ％ 28．6％

度数 6

％ 19．4％

度数 26 ％ 34．7％

度数 19 ％ 29．7％

度数 10 ％ 28．6％

度数 15 ％ 32．6％

度数 4

％ 18．2％

度数 22 ％ 32．8％

14 18

77．8％ 100．0％

17 39

43．6％ 100．0％

51 102

50．0％ 100．0％

77 121

63．6％ 100．0％

26 38

68．4％ 100．0％

32 47

68．1％ 100．0％

12 15

80．0％ 100．0％

67 132

50．8％ 100．0％

37 49

75．5％ 100．0％

30 42

71．4％ 100．0％

25 31

80．6％ 100．0％

49 75

65．3％ 100．0％

45 64

70．3％ 100．0％

25 35

71．4％ 100．0％

31 46

67．4％ 100．0％

18 22

81．8％ 100．0％

45 67

67．2％ 100．0％

3．711 ．054

3．126 ．077

3．177 ．075

6．413 ．011

2．799 ．094

3．456 ．063

3．705 ．054

4．428 ．035

9．662 ．002

4．927 ．026

8．81 ．003

3．932 ．047

7．429 ．006

3．94 ．047

2．979 ．084

6．535 ．011

4．784 ．029

合計 度数 91 117 208

％ 43．8％ 56．3％ 100．0％

※自由度は全て1である。

表8 第一次調査・指導受講前後・対応なしサンプルf検定

平均値 ．捷 ｛ふ出 有意確率 才倍 自由度 カテゴリ名（内容）

指導前 指導後 り担 ロトり仇

（両側）

3 していく・し続ける

5 提案・忠告 15 悲しい・淋しい

17 遺族

19 加害者 29 幸せ

30 考える・考え

32 再加害防止・更生 37 視点取得

38 事件・事故 54 責める 58 奪う・断つ・変える

62 被害者に責任転嫁しない

68 被害者批判等 72 忘れる・逃げる

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1．24 －1．922

．38 －1．893

．13 －2．270

．16 －1．765

．86 －2．265

．32 －1．808

．67 －1．925

．28 －2．948

．31 －2．040

．32 －1．657

．38 －2．748

．38 1．854

．56 －2．399

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※Nは指導前91，指導後117である。

72 中央研究所紀要 第20号

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75 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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76 中央研究所紀要 第20号

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77 刑事施設における被害者の視点を取り入れた教育に関する研究（その2）

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78 中央研究所紀要 第20号

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