衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ①...

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衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ 報告書(案) 平成 30 年5月 18 資料5-1

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衛星放送の未来像に関する

ワーキンググループ

報告書(案)

平成 30 年5月 18 日

資料5-1

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目次

1. 衛星放送の位置付けと新たな動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1

2. 帯域の有効活用に関する議論の背景と方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1

3. 効率的利用の観点からの右旋帯域の有効活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 基本的な考え方

(2) 有効活用の検証の基準

(3) 利用方策に関する基本方針

(4) 帯域の再編成

2

4. 利用促進の観点からの左旋帯域の有効活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 基本的な考え方

(2) 具体的な方策

6

5. その他留意すべき事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7

参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

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1.衛星放送の位置付けと新たな動向

現在、我が国の衛星放送(デジタル放送)については、BS放送(平成 12 年放送開始)、

東経110度CS放送(平成 14 年放送開始)及び東経124/128度CS放送(平成8

年放送開始)の3つがある。放送開始当初は、BS放送を「高品質」を追求する放送メディ

ア、東経110度CS放送を通信との連動など「高機能」を追求する放送メディア、東経1

24/128度CS放送を多様な専門チャンネルにより「多チャンネル」を追求する放送メ

ディアとそれぞれ位置付け、普及策が講じられてきた。

その後、BS放送と東経110度CS放送は、アンテナについては共用アンテナ、チュー

ナーについては地上テレビジョン放送を含む三波共用の受信機が普及していく中で、受信環

境に差異がなくなっていった。こうした状況を踏まえ、総務省は、平成20年7月に策定・

公表した「平成23年以降に開始される予定の新たなBSデジタル放送に係る委託放送業務

の認定に関する基本的方針」において、BS放送と東経110度CS放送の普及政策を一体

化し、東経110度CS放送についても、認定に際して高画質のものを優先することとした。

さらに、平成22年の放送法改正により、両者は「衛星基幹放送」として同じ法制度が適用

されることとなった。

また、新たな動きとして、これまでBS放送や東経110度CS放送において追求されて

きた「高画質」について、本年12月から「新4K8K衛星放送」が開始されることにより、

今後急速に進展することが予想される。

衛星放送、とりわけ本ワーキンググループの主要議題である帯域の有効活用を議論するに

当たっては、こうした衛星放送のメディアとしての位置付けと経緯及び新たな動向を十分踏

まえることが必要である。

2.帯域の有効活用に関する議論の背景と方向性

平成29年秋以降、政府の規制改革推進会議において、電波の有効活用が議論されており、

同年11月に公表された第2次答申においては、放送用の帯域の更なる有効活用に関して、

「総務省は、放送事業の未来像を見据え、放送用に割り当てられている帯域について、周波

数の有効活用などにつき、イノベーション創出の観点等から行う提案募集なども含め、検討

を行う」旨の提言が行われたところである。

衛星放送(デジタル放送)については、放送開始以来、総務大臣から周波数を割り当てら

れて衛星に開設する無線局等を運用するハード事業者と、コンテンツを制作してその無線局

等を使用して放送するソフト事業者を分離する形で事業が運営されてきたところであり、ソ

フト事業者が総務大臣から指定を受けて使用する帯域(スロット)は、放送用周波数の割当

てそのものに該当するものではない。しかしながら、衛星基幹放送のソフト事業者が指定さ

れる帯域も放送用周波数と同じく有限稀少なものであり、特にBS放送及び東経110度C

S放送の右旋帯域における逼迫状況を踏まえれば、帯域が有効活用されているか否かを検証

し、放送法で定める「表現の自由ができるだけ多くの者によって享有される」環境を整備す

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ることが必要である。

他方で、本年からの新4K8K衛星放送の実現に向けて新たに開放されたBS放送及び東

経110度CS放送の左旋帯域については、対応する新たなアンテナが必要であるなど受信

環境の相違から、公募を行ったにも関わらず利用可能枠が全ては埋まらず、今後更に利用可

能な帯域が拡充される見込みであることも踏まえれば、右旋帯域とは別の意味で有効活用が

進んでいない状況である。

したがって、帯域の有効活用を検討するに当たっては、BS放送及び東経110度CS放

送の右旋帯域と左旋帯域の利用状況の非対称性を前提にすることが必要 1であり、

① 右旋帯域については、符号化装置の高度化等、放送機器の性能向上等を踏まえて効率的

利用の観点から、

② 左旋帯域については、受信環境の整備など利用促進の観点から、

それぞれ有効活用の在り方を別々に検討することが望ましいと考えられる。

3.効率的利用の観点からの右旋帯域の有効活用

(1)基本的な考え方

現在の法制度においては、BS放送及び東経110度CS放送といった衛星基幹放送に

参入するに当たっては、総務大臣の認定を受けることが必要であり、認定期間は5年、更

新も可能とされている。認定の更新に際しては、地上基幹放送と異なり 2、マスメディア

集中排除原則への適合性のみを審査することとされており、一旦認定を受けて事業参入す

れば、容易に当該認定を更新することが可能な仕組みとなっている。

このため、帯域の有効活用に関しては、新規参入に係る認定についても、5年ごとの認

定の更新についても審査項目とされていない 3。この背景としては、これまでは、右旋帯

域についても新たな周波数の開放やデジタル化に伴うアナログ放送の停波等により、比較

的潤沢に新たな利用可能帯域が生じてきたという経緯があり、また、衛星放送という新た

なメディアの普及を促進するため、番組(チャンネル)の継続性を重視するという観点か

ら既に参入した事業者の認定更新に際して過度の負担を課さないという考え方に基づい

て制度設計されたことによるものと考えられる。

しかしながら、BS放送及び東経110度CS放送のいずれについても、右旋帯域につ

1 東経 124/128度 CS 放送については、参入に際して総務大臣が帯域を指定する「認定」ではなく、「登

録」によることとされており、今回の本ワーキンググループにおける検討の対象外とするものである

が、現時点で 100 万以上の加入者が存在しており、今後の事業動向等を見据えつつ、必要があればあ

らためて検討を行うことが望ましい。 2 地上基幹放送については、ハード・ソフト一致の「再免許」も、ハード・ソフト分離の「認定の更

新」も、参入時と同じ項目を全て審査する制度となっている。 3 唯一、帯域の有効活用が考慮された例として、平成17年のBS放送の新規認定に際して、行政が定

める「認定方針」において、比較審査項目として「周波数の効率的利用が図られるものであること」

が盛り込まれたことがある。

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いては、

① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す

るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

認定が受けられる条件とすることにより帯域を確保

② 本年5月の認定による東経110度CS放送の高画質化について、高画質化に必要な

帯域を確保するために、画質評価を経た関係事業者の合意の下、高精細度テレビジョン

(HD)放送を行う帯域を従来の16スロットから12スロットに引き下げることで実

といった事実が示すように、新たな利用可能帯域は容易に見込めない状況である。

他方で、BS放送及び東経110度CS放送といった衛星基幹放送が年間数億円のイン

フラ利用コストで3,000~4,000万世帯にリーチ可能な放送メディアであること

を踏まえれば、潜在的な新規参入要望も相当程度あるものと想定される。

こうした状況を踏まえれば、右旋帯域に関しては、新規参入に関する認定、5年ごとの

認定の更新いずれについても、帯域が有効活用される、あるいはされてきたかを検証し、

有効活用が見込まれない場合には、総務大臣が指定する帯域を有効活用が担保できる水準

とする仕組みを法制度上明確に定めることが適当である。

(2)有効活用の検証の基準

有効活用されているか否かを行政が判断するに当たっては、客観的な基準が必要である

が、その際、同じ衛星基幹放送の右旋帯域であっても、BS放送と東経110度CS放送

では、後述するとおり技術的な特質や事業の態様等が異なっていることから、その相違を

踏まえて基準を設けることが適当である。

まず、東経110度CS放送の右旋帯域については、本年5月の認定による高画質化に

際して、既に画質評価を経た関係事業者全体の合意として、高精細度テレビジョン(HD)

放送について、従来の16スロットではなく、一律12スロットで実施することとされた

ところであり、当面はこの基準に基づいて有効活用されているか否かを判断することが適

当である。

一方、BS放送の右旋帯域については、

① 東経110度CS放送と異なり、原則として、番組ごとにTS(Transport Stream)

IDが割り振られ、番組ごとの送出を前提とした設備構成となるため、統計多重方式 4

の活用が困難であること、

② マルチ編成や常時のデータ放送等、東経110度CS放送では実施されていないサー

ビスが提供されていること、

4 各番組の伝送容量の一部を必要に応じ各瞬間ごとに他の各番組の伝送に割り振る技術方式。

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③ 1,440×1,080 ピクセルの HD だけでなく、1,920×1,080 ピクセルのフルHD5

といった高画質であることをビジネスモデルのコアとして展開されている例もあるこ

等、東経110度CS放送とは異なる事業実態があり、たとえ単純な帯域1スロット当た

りの伝送レートが東経110度CS放送より高い 6という事実があるとしても、東経11

0度CS放送と同様の一律12スロットによる高精細度テレビジョン(HD)放送の実施

を求めることは適当ではない。

上記のような事業実態の相違を踏まえて、今後、BS放送の右旋帯域に関する具体的な

基準を検討していくことが必要となるが、その際、以下の点に留意すべきである。

① 衛星基幹放送に係る行政処分の判断基準となるものであることから、客観的かつ定量

的な基準とすること。

② ただし、事業者ごとに活用する技術や使用する放送機器、ビジネスモデルが異なる 7

ことを踏まえ、当該基準は、ある程度幅を持たせた柔軟なものであること。

③ 当該基準については、技術の進展等を踏まえて、定期的に見直しを行うべきものであ

ること。

また、基準については、行政処分の判断基準であることから、放送法及びその下位法令

といった法制度の中に明記することが適当であるが、その策定に当たっては、行政、関係

事業者及び関係団体等から構成される意見交換の場を設けることをはじめ、行政処分の当

事者や視聴者も含めた関係者の意見を聞く機会を十分に設ける 8ことが必要である。なお、

有効活用されているか否かを判断するに当たっては、認定又は認定の更新に際して、まず

は申請事業者が自ら法制度に定められた基準への適合性及び新たな技術・サービスの導入

状況その他の勘案すべき事情に関する説明責任を果たし、行政がその妥当性を検証すると

いった対応が望ましいと考えられる。

5 この報告書で用いる画質に関する用語の区分は以下のとおり。

放送法令上の区分 解像度

2K 標準テレビジョン(SD)放送 ・720×480ピクセル

高精細度テレビジョン(HD)放送 ・1,440×1,080 ピクセル

・1,920×1,080ピクセル(フルHD)

4K 超高精細度テレビジョン放送

・3,840×2,160 ピクセル

8K ・7,680×4,320ピクセル

6 符号化方式が同じ MPEG2でも、実態上変調方式が違うことから、東経 110度CS放送が帯域1スロッ

ト当たり約 0.8Mbpsであるのに対し、BS放送は帯域1スロット当たり約 1.1Mbps。 7 例えば、画像解像度 1,920×1,080 ピクセルのフル HDについては、帯域 24スロットで放送する事業

者がある一方で、フレーム/フィールド構造適応符号化方式を活用して帯域 18スロットで放送する

事業者も存在する。 8 米国の国立標準技術研究所(NIST:National Institute of Standards and Technology)のように国

の機関が技術基準を策定する際に、広く RFC(Request for Comments)を採用している例もある。

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(3)利用方策に関する基本方針

衛星基幹放送の右旋帯域において利用可能な帯域が生じた場合、有効活用の観点から公

募により速やかに新たな利用方策を決定することが望ましい。

その際、基本的な方針として、既存番組に帯域を追加することで画質の向上を図ること

と、新規番組の参入によりコンテンツの多様化を図ることのいずれを優先するかが論点と

なるが、これを検討するに当たっては、本年12月より新4K8K衛星放送が開始される

ことを十分に踏まえることが必要である。すなわち、新4K8K衛星放送の開始により、

現在標準画質(SD)で放送されている既存番組については従来以上に画質格差が顕著と

なることが想定されることから、本年5月の認定による東経110度CS放送の高画質化

においても行われた 9ように、まずは既存の標準画質(SD)番組で高精細画質(HD)

番組への移行を希望する者を優先することが適当である。他方、既に高精細画質(HD)

で放送を行っている番組の更なる画質向上については、4K・8K放送の実施により実現

可能であることから、新規参入によるコンテンツの多様化を優先することが適当である。

なお、2Kと4K・8Kに関して、現在、総務省告示「基幹放送普及計画」において、

「2K放送は右旋、4K・8K放送は左旋を基本」という方針 10が設けられているが当面

はこれを維持することが望ましい。しかしながら、当面は、4K・8K放送に関して独自

のコンテンツを大量に確保することが困難な状況ではあるにしても、同様のコンテンツを

2K放送と4K・8K放送の双方の帯域で放送することを長期間継続するのは有効活用の

観点からは課題である。このため、2Kから4K・8Kへの移行について、4K・8Kテ

レビの普及状況、受信環境の整備状況、メディアの特性等も見ながら、適切なタイミング

で関係者間で検討を開始することが適当である。

(4)帯域の再編成

本年12月の新4K8K衛星放送の実施に伴うBS右旋帯域の再編成や、今般の高画質

化に伴う東経110度CS右旋帯域の再編成等、既存番組の帯域の縮減・追加や新規参入

により右旋帯域全体の再編成が必要となることがある。大規模な帯域再編は時間・多大な

費用を伴うだけでなく、録画の失敗等、視聴者にも不利益が発生するリスクがあることか

ら、できるだけ避けることが望ましいが、ソフト事業者の新たな取組や新規参入による活

性化は、衛星放送事業全体のダイナミズムを確保する上で必要であり、そのために一定規

模の再編が不可避となる局面もあり得るものである。

その際、視聴者への影響を最小限としつつ、時間・コストの効率化を図る観点から、行

政や関係事業者が連携して、これまでの再編成も参考に再編成の標準的な手順を策定する

9 東経 110度CS放送の高画質化においては、①既存の標準画質(SD)番組の高精細画質(12スロ

ットHD)番組化、②新規の高精細画質(12スロットHD)番組、③既存の標準画質(SD)番組の

高画質(6スロットSD)番組化、④その他の順に優先。 10 右旋の4K放送については、現在の受信環境を踏まえ、4K・8K放送の普及促進を図るための措

置という位置付け。

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ことを検討することが望ましいと考えられる。

また、最近の再編成においては、帯域の縮減を行った事業者、帯域の追加を行う事業者

及び新規参入事業者といった再編成の端緒となった当事者以外の既存事業者が、帯域の移

行等を求められるようなケースも発生しており、こうした場合における当該既存事業者に

発生する費用の負担についてどのように考えるべきか整理する必要がある。基本的には再

編成に係る原因者・受益者負担とすることが妥当と考えられるが、国の政策による再編成

など、一定の場合には、その一部を国が負担することを検討すべきである。

4.利用促進の観点からの左旋帯域の有効活用

(1)基本的な考え方

BS放送及び東経110度CS放送の左旋帯域は、新4K8K衛星放送の実現に向けて

開放されたものであり、公募により4K・8K放送の新規参入を募ったところであるが、

現状では利用可能帯域があり、更に今後利用可能となる帯域も相当程度見込まれるなど、

逼迫状況にある右旋帯域とは逆の状況にある。これは、ひとえに受信環境の差異に起因す

るものと考えられる。すなわち、左旋帯域の放送を直接受信するには、従来のアンテナで

はなく、左旋にも対応した新たなアンテナが必要であり、中間周波数の問題から一部住宅

においては、宅内配線の改修工事が必要となるケースもある。

受信環境の問題は、一朝一夕に解決する問題ではなく、多様なメディアを活用したプロ

モーションを行うなど、衛星放送の草創期に関係者が行ったような地道な努力が必要であ

り、行政においても多様な支援措置を一層強化することを検討するなど、こうした取組を

サポートすることが必要である。

(2)具体的な方策

衛星放送の草創期においてもそうであったように、今後の左旋帯域の受信環境整備にケ

ーブルテレビの果たす役割は相当大きいものと想定される。有線経由での受信が可能とな

ることで、左旋帯域への新規参入障壁を緩和し、更に新たな参入意欲を喚起するという好

循環モデルを構築することが期待される。その際、ケーブルテレビ事業者等においては、

再放送同意に係る調整に加えて、伝送路等インフラの高度化等、具体的な負担が新たに発

生するケースもあり、行政として必要な支援策を講じることが適当である。

また直接受信に関しては、視聴者の視聴意欲を高めるためには、魅力的なコンテンツ、

一定の手間とコストをかけてでも視聴したいと思われるコンテンツの充実が不可欠であ

り、左旋帯域に参入を予定している事業者における継続的な取組が期待される。例えば、

放送と通信が融合・連動したコンテンツに関する試行的な取組など、従来にはなかった新

たなコンテンツの展開が新たなメディアの普及に貢献することも考えられる。なお、右旋

帯域に4Kで参入を予定している事業者についても、受信環境における優位性を活かして

新4K8K衛星放送全体を牽引していくことが求められるところであり、ピュア4K番組

の比率を高めるなど、同様にコンテンツの充実に関する一層の取組が期待される。

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5.その他留意すべき事項

本ワーキンググループにおいては、以下のとおり、構成員より、衛星放送の未来像に関す

るその他の論点も提示されたところである。時間の制約等により十分な議論は行われなかっ

たが、今後行政において、これらの論点も留意しつつ、政策を推進していくことが望まれる。

① 衛星放送については、編成されたプッシュ型の情報送信であると同時に、多様な有料専

門チャンネルを供給して全体として多様なニーズに応えられるという特性を活かしたサ

ービス展開及び施策が望まれる。例えば、視聴履歴をはじめとする視聴データの利活用の

促進等も考えられるのではないか。

② チャンネル選択については、視聴のきっかけが大切であり、それを可能とするリモコン

のインターフェースなども重要になってくるのではないか。

③ 左旋の普及促進については、IP で伝送することがコスト面でメリットがあるのではな

いか。また、光ファイバーが普及していない地方部については、例えば、放送だけではな

く遠隔医療や見守りといったサービスとセットで IP により届ける形をとることで、光フ

ァイバーの普及と左旋の普及を図るといったことも考えられるのではないか。

④ 4K・8K 放送について、右旋・左旋のそれぞれについて、必要な受信設備や無料放送、

有料放送の区別がわかりにくい。視聴者が望まない設備を誤って購入することがないよう、

より視聴者に配慮した周知・広報及び販売店での対応が必要ではないか。

⑤ 衛星放送事業は、これまで発展してきたが、昨今、ある種の均衡点に差し掛かっている

状況である。エンターテインメントの分野でインターネットに視聴者を取られつつある中

で、報道や災害放送といった利益を生みにくい分野を放送が担っていくためにも、いかに

市場を活性化するかということが重要なのではないか。

⑥ 衛星放送は、アニメなど国際競争力のある日本のコンテンツの発展に大きく貢献すると

ともに、新たなコンテンツ制作者の育成にも一定の役割を果たしてきたところであるが、

我が国のコンテンツ産業の更なる活性化の観点から、多様なコンテンツの展開による衛星

放送業界全体の競争力強化が望ましい。

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映像

配信

事業

における衛

星放

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動向

について

2018

年2月

8日

衛星放送の未来像に関する

WG資料

資料1-5

8

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TV E

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whe

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E)の

概観

出所

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U.S

.-898

49.a

spx

米国

欧州

TV E

very

whe

re通信事業者

等によるマル

チスクリーンサ

ービス

有料放

送事業者(通

信事

業者

を含

む)が、顧客

に対して提

供するサービスであり、顧

客が宅

内外

で事業者

が提供するコンテンツを視

聴できるように

するサービス。

ライブ放送

見逃

し視聴

(放

送後

1週間~

30日程度視聴

可能)

V

OD

※リモート視聴機能等

を活用している場合が多い

通信事業

者等

がIP

TVサ

ービスの

付加

機能

として、

提供するサービスであり、マル

チスクリーン視

聴が可能なサービス。

ライブ放送

見逃し視聴

V

OD

※B

T、D

T等の

通信事業者が展開

Sta

nd-A

lone

OTT

放送事業者が

Cor

d C

uttin

g対策

等を目的として、

無料或いは廉価でインターネット経

由で提

供して

いるサービス。

ライブ放送

見逃し視聴

(放

送後

1週間~

30日程度視聴

可能)

V

OD

※C

BS、

NB

C、

AB

C等が提供

TV E

very

whe

re

放送事業者が、自

社の

コンテンツをテレビの

他、

様々なデバイス(スマートフォン、タブレット等

)で

視聴できるようにするサ

ービス。

ライブ放送

(放送事業者によっては提供してない)

見逃し視聴

(放送後

1週間~

30日程度視聴可能)

※放

送事

業者

が自らアプリ等を提供する場合と、

PFe

rが

複数

ch横断型でアプリを提供する場合がある。

9

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Inst

itute

, Inc

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インターネット

ネット同

時配

信に係

る欧

米の

概況

大きく、以下の3つのパターンが

存在。

放送事業

者(地

上波

放送

事業

者等)が提供する

サービスであり、視

聴者

が宅内

外で

PC、スマート

フォン/タブレット等

を利

用し、ネット経

由で放送事

業者が提供

するコンテンツを視

聴できるサービス。

有料放送事

業者

がサ

ービスを提供する場合

、加入

契約者のみ

を対

象として提

供している場合も多

い。

放送事業

者(地

上波

放送

事業者や有料放

送事業

者等)が、ネット経

由の

加入

者を対象

に提供するサー

ビスであり、有

料放

送非

加入

者であっても、放送と

同時にネット経

由で番

組を視聴

可能

通信事業

者(C

ATVや

衛星

放送事業者を含む)等

が提供するサ

ービスであり、提

供する

STB

/D

VRが

有するリモート視

聴機

能を活用することで、視聴

者は宅内外で放

送と同

時にネット経

由で番組

を視聴

可能。

(有料放送を含むテレビプラン等への契約が必須)

放送

局A

CAT

V/通

信事業者

STB

/DVR

①加入者/視聴者

に対する付加

価値

サービス

②非放送加入者等

に対する課金

型サービス

③加入者/視聴者

に対する付加価値

サービス

10

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欧米

・韓

国の

特徴

N

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C.c

om)

A

BC

(AB

C.c

om/ A

BC

app

)

CB

S (C

BS

All

Acc

ess)

TW

C

Dire

cTV

調査

放送事業

Fr

ance

Tél

évis

ions

(fran

cetv

pluz

z)

MYT

F1 (T

F1)

M

6 (6

play

)

ネット同

時配信に係る概況

N

BC/A

BC/C

BSといった3大

ネットワークでは、有料加入者を対象に順次同時配信

サービスを提

供。

CBS

は、非

加入

者に対しても月額制の同時配信(+V

OD)サービスを

提供

TWCや

Dire

cTVと

いった

CAT

V/衛星放送事業者も、自社

TVサービス加入者を対象に、

リモート視

聴機

能を活用

した同

時配信に近いサービスを提供。

20

10年

代前

半か

ら同

時配

信を開

始(2

000年

代半ばより、

VODや見逃し視聴を提供)し

ており、基

本的

にサ

ービス利

用は

無料。

H

bbTV

の機

能を活

用し、放

送中

番組の冒頭からの追いかけ視聴サービスを提供して

いる事

業者

も存

在。

ポータル/アプリ上での

SNS連

携、プログラマティック広告等にも力を入れている状況。

米国

対象

フランス

BB

C(iP

laye

r)

Cha

nnel

4 (A

ll 4)

IT

V (IT

V H

ub)

Si

mpl

estre

am(T

VPla

yer)

20

00年

代半

ばか

ら同

時配

信を開

始。いずれも

TVライセンス保有者(受信料支払い者)

を対

象としており、

All 4

及び

ITV

Hub

は利用者登録が必要。なお、利用は無料。

iP

laye

rは1日

約80

0万回

視聴

、Al

l 4及

びIT

V H

ubは

1,00

0万以上の利用者登録がされ

ており、

iPla

yer利

用者

のうち約

1割がライブで視聴。

英国

AR

D (A

RD

Med

iath

ek)

ZD

F (Z

DFM

edia

thek

)

ProS

iebe

nSat

.1 (7

TV)

20

00年

代後

半か

ら同

時配

信を開

始。

ARD、

ZDFの

同時配信は、権利上の制約のある

番組

を除

き、海外

からも視聴

可能。

AR

DM

edia

thek

、ZD

FMed

iath

ekは

無料だが、

7TVの

同時視聴は

€2.9

9/月。(但し、

7TVに

ついては

、系列

Sat.1

やPr

oSie

benが

2016

年8月

より無料の同時配信アプリを展

開。今

後他

の系

列局

も追従

予定)

ドイツ

KB

S (k

bs.c

o.kr

, My

K)

コンテンツ連

合PF

(poo

q)

CJE

&M (t

ving

)

現代

HC

N (E

very

onTV

)

20

10年

代前

半か

ら同

時配信

を開

始。

KBSが

提供しているサービスは無料で視聴可能。

有料

多チャネル

(の

同時配

信)と

セットで提供されているサービスについては、有料。

韓国

11

Page 14: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

Cop

yrig

ht (C

) Mits

ubis

hi R

esea

rch

Inst

itute

, Inc

.4

ASE

AN地

域の

放送

・通

信連

携サ

ービスの

概況

国動

ベトナム

すべての放送は、政府情報通信

省(M

IC)の

監督下

政府

管理の国営テレビ放送局

VTV(

Viet

nam

Tel

evis

ion)が

9チャンネル

を放送

番組

は、全国に放送網により配信

衛星

放送の視聴は法的に制限がか

けられ

ているが、多

くの

家庭

で海外の番組を家庭用衛星受

信機で視聴

VTC

(Vie

tnam

Tel

evis

ion

Cor

pora

tion)の

ポータルサ

イトで、

VTC

, VTV

のオンデマンドサービスを実

施中

シンガポール

州が

放送メディアを管理

州の

投資会社所有の

Med

iaC

orpが

8つの

国内

テレビ局

を運

営 マレーシアやインドネシアの放送

の受信

も可

衛星

放送アンテナの設置は禁止されている

マルチチャンネル

ケーブルテレビは

可能

Sing

telT

Vや大手通信会社の

Star

Hub

がIP

TVを実施

WO

Wtvが

VODサ

ービス

タイ

Bang

kokに

ある

6テレビ局が全国

に配

内、

2局は軍が管理、

4局は政府の

管理下

で企

業に貸

し出

多チャンネル

衛星とケーブルテレビも可

インターネット経由で番組の一部を配

通信事業者が

IPTV

を提供

国動

フィリピン

複数

の民放

多チャンネル

衛星とケーブルテレビ

350局

以上の放送局:主要

4局が全国配信、内

1局は国営

およそ

1100

のケーブル

テレビ局

デジタル化を

2015

年に完了予定

(201

2年時点の計画

)PL

DT(長距離電話会社

)がIP

TVを提供

Baya

n Te

leco

mが

VODサービスを提供

マレーシア

州管

理下

のテレビ放送事業者が

2チャンネルを全国

に配

信 メディア企

業が

4チャンネルの

民放を放送

Astro

が衛星テレビを実施

テレビ局

各社はストリーミングサービスを実施

Astro

はIP

TVを提供

Tele

com

Mal

aysi

aがH

appy

TVという名称で

IPTV

を提供

インドネシア

12の

テレビネットワークが混在

2局は

公共放送、その他は民放

ローカル

局は

100以

衛星

とケーブルテレビは広く普及

Telk

omが

IPTV

を提供

スリランカ

国営

放送

が8チ

ャンネル

を提供

マル

チチャンネルの衛星とケーブルテレビ

35の

民放

局(2

012時

点)

A

SE

AN地域

では

、放

送事

業者や通信事業者が

IPTV

/VoD

サービスの

展開

を開

始している状

況である。

大きな流れとしては

、通

信事

業者

による

IPTV

と、放送

事業者

による

OTT

(VoD

を含

む)が

存在

する。

12

Page 15: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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) Mits

ubis

hi R

esea

rch

Inst

itute

, Inc

.5

グローバ

ルでの

TVEサ

ービスの

展開

状況

俯瞰

S T B の 提 供 機 能 出所)

http

s://d

tv.n

agra

.com

/glo

bal-p

ay-tv

-inno

vatio

n-la

ndsc

ape-

indu

stry

-per

spec

tives

-cha

lleng

es-a

nd-o

ppor

tuni

ties

13

Page 16: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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hi R

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rch

Inst

itute

, Inc

.6

欧米

における通

信・放

送の

普及

状況

主要国における通信の普及状況(20

15年)

米国

英国

ドイツ

フランス

4G契

約20

,300

万3,

509万

2,29

3万2,

203万

FTT x

964万

360万

35万

126万

xDSL

3,04

7万1,

550万

2,33

0万2,

218万

ケーブル

モデム

5,78

7万45

0万59

0万-

その

他(衛

星B

B等

)27

7万10

万3万

(C

ATV含

)48

ブロードバ

ンド小

計(除

4G)

10,2

52万

2,37

3万2,

960万

2,65

4万

対象国における有料放送加入世帯推移

出所)

IHSを

基に

MR

I作成

米国

英国

ドイツ

フランス

出所)

Tele

Geog

raph

y、総

務省

「諸外

国情

報通

信便

覧」(

2015

年)を

元に

MRI

作成

14

Page 17: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.7

TVEサ

ービス提

供例

【米

国】

Dire

cTV

提供サ

ービスの

概要

事業

者D

irecT

V

サービス名

称D

irecT

VLi

ve T

V(ライブ視聴における名称)

開始

時期

2011

年10

月(iP

ad宅内視聴)

区分

視聴者起点サービス(ライブ放

送・V

OD)

対象

Live

TVのストリーミング視聴には、

Dire

cTV

のアカウントの保有と、

HD対応受信機(H

D

rece

iver又は

HD

DV

R)による

Adv

ance

d R

ecei

ver S

ervi

ceの利用(有料)が必要。

料金

無料

対応

機器

PC、

iOS、

And

roid、

Kin

dle(

DIR

EC

TV A

pp対

応端末)

宅内視聴の場合、

HD対応受信機と同じ

Wi-F

iネットワークに接続されている必要がある。

コンテンツ

Live

TV

【宅内のみ】D

isco

very

Cha

nnel、

NFL

N

etw

ork、

US

A等

30チャンネル

【制限なし】E

SP

N、

Fox

New

s、H

BO、

NB

C*、

Sho

wtim

e等15

2チャンネル

VO

DD

IRE

CTV

CIN

EM

Aの映画やショー、

HB

O、

STA

RZ、

Cin

emax

、E

ncor

e等

国の

衛星

放送

事業者

Dire

cTVは、

2012

年春

より、

iPad

での

宅外

視聴を可

能とし、

TVEサービスの提供範囲を拡大してい

る。加入

者は

、P

C、タブレット、携帯電

話等

による宅

内外での

VO

D視

聴が可

能なほか、

HD対応受信機を保有し、

Adv

ance

dR

ecei

ver S

ervi

ceを利用していれば、ライブストリーミング視

聴も可能

である。ライブストリーミング視聴については、

HD対応

受信

機と同

じW

i-Fiネ

ットワークに接続

され

ている宅内

の端末

でしか

視聴

できないチャンネルもある。

画面

イメージ

出所)

http

://w

ww

.dire

ctv.

com

/ht

tps:

//ww

w.e

ngad

get.c

om/2

012/

03/2

1/di

rect

v-ip

ad-a

pp-a

dds-

som

e-tv

-and

-mov

ie-

stre

amin

g-ev

eryw

here

/ht

tps:

//sup

port.

dire

ctv.

com

/app

/ans

wer

s/de

tail/

a_id

/362

4ht

tps:

//itu

nes.

appl

e.co

m/u

s/ap

p/di

rect

v-ap

p-fo

r-ip

ad/id

4215

4736

8?m

t=8

* NBC

は、タブレット又は携帯

電話

での

みストリーミング可

15

Page 18: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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) Mits

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rch

Inst

itute

, Inc

.8

TVEサ

ービス提

供例

【米

国】

TWC

TV

提供サ

ービスの

概要

国の

ケーブル

放送事業者

Tim

e W

arne

r Cab

leは

、20

09年に初めて「TV

Eve

ryw

here」イニシアチブを発表、

2011

年に

iPad

での宅

内ライブストリーミング視聴サ

ービスを提

供し、これに反発

する

Viac

omとの訴訟となったが後に和解した。

TWC

のTV

プランの

加入者は、

PC、タブレット、携帯

電話等

による宅内

外での

VO

D視

聴、ライブストリーミング視聴が可能である。

ライブストリーミング視聴については、宅

内でしか

視聴できないチャンネル

もある。

画面

イメージ

出所)

http

s://w

ww

.tim

ewar

nerc

able

.com

/ht

tp://

ww

w.b

loom

berg

.com

/new

s/ar

ticle

s/20

13-0

4-16

/tim

e-w

arne

r-ca

ble-

to-o

ffer-

live-

mob

ile-c

onte

nt-fo

r-ap

ple-

devi

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http

s://w

ww

.tim

ewar

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.com

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dent

ial/p

dfs/

apps

/twct

v/TW

CTV

_C

hann

el_L

ist.p

dfht

tps:

//pla

y.go

ogle

.com

/sto

re/a

pps/

deta

ils?i

d=co

m.T

WC

able

TV*チ

ャンネル

数は、地域や契約

プランにより異

なる。

事業

者Ti

me

War

ner C

able

サービス名

称TW

C T

V

開始

時期

2011

年3月

(iP

ad宅内視聴)

区分

視聴者起点サービス(ライブ放

送・V

OD)

対象

TWC

TVの利用には、

TWCの

いずれかの

TVプランに加入して、

TWCアカウントと

STB

又は

DV

Rを保有していることが必要

料金

無料

対応

機器

PC、

iOS、

And

roid、

Kin

dle

Fire

HD

X、R

OK

U、

Xbox

360

、Xb

ox O

ne、

Sam

sung

S

mar

t TV(TW

C T

V a

pp対応)

コンテンツ

*

Live

TV

【宅内のみ】D

isne

y C

hann

el、

ES

PN、

MTV

、N

BC、

US

A等約

300チ

ャンネル

【制限なし】C

INE

MA

X、D

isco

very、

HB

O、

Sho

wtim

e等約

120チ

ャンネル

VO

DD

isco

very

、S

TAR

Z、S

how

time等

約15

0チャンネル

備考

•TW

C T

Vap

pにより、携帯端

末をリモコンと

して利用可能である。

16

Page 19: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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yrig

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) Mits

ubis

hi R

esea

rch

Inst

itute

, Inc

.9

TVEサ

ービス提

供例

【ドイツ】7T

V

提供

サービスの

概要

ドイツの

商業

放送局グループ

Pro

Sie

benS

at.1は

、20

14年

6月に

7TV

appに

よるモバイルでのサイマル放送(有

料)、

VO

Dサ

ービスを開

始した。系列

6局の番組を視

聴可能

で、

10か

月後にはダウンロード数が

300万

を超えた。

2015

年4月

には、

Web

ブラウザ版(7

tv.d

e)の無料見逃し視聴

サービスを開

始した。

列各

局は

、自

局w

ebサイトでもサイマル放

送を実施

しており、いずれも、グループ共通のアカウントサービス(7

Pas

s)でロ

グイン後

、利

用可能ある。

2016

年8月

には、系列

のS

at.1と

Pro

Sie

benが

、独自

の無料サイマル放送アプリの提供を開始し、

他の

系列

局も同

様のサービスを展開予

定である。

画面

イメージ

出所)

http

://w

ww

.pro

sieb

ensa

t1.d

e/

http

://w

ww

.7tv

.de/

http

s://w

ww

.7pa

ss.d

e/in

dex.

htm

lht

tp://

ww

w.b

road

band

tvne

ws.

com

/201

6/08

/29/

pros

iebe

nsat

-1-o

ffers

-free

-tv-li

ve-s

tream

s/ht

tps:

//ww

w.m

icro

soft.

com

/ja-jp

/sto

re/p

/7tv

/9w

zdnc

rfjcv

f#

事業

者P

roS

iebe

nSat

.1

サービス名

称7T

V

開始

時期

2014

年6月

(モバイルアプリ)

区分

放送局起点サービス(サイマル放送・V

OD)

対象

サイマル放送視聴は、

7Pas

s登録者

料金

7TV

app

(サイマル放送の視聴):

税込月額

€2.9

9(30

日無料試用可)

7TV.

de:無料(見逃し視聴)

対応

機器

PC、

iOS、

And

roid、

Win

dow

s ph

one、

Chr

omec

ast、

Am

azon

Fire

TV、

Sam

sung

S

mar

t TV等

コンテンツ

系列局(P

roS

iebe

n、SA

T.1、

kabe

lein

s、si

xx、

Pro

Sie

ben

MA

XX、

SAT

.1 G

old)

の番組

見逃し視聴期間は原則

7日間

備考

各局とも自局サイトでのサイマル放送も実施

2006

年より、見逃し視聴期間後の有料

VO

Dサービス

max

dom

eも実施

17

Page 20: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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yrig

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) Mits

ubis

hi R

esea

rch

Inst

itute

, Inc

.10

欧米

における衛

星事

業の

New

Spac

eに係

る法

的側

面について

項目

\エリア

欧州

米国

全般的動向・

背景

低軌道、中軌

道で超小型衛星のメガコンステレーションを構成し、非インター

ネット地域へのブロードバンド提供サービスや、地上画像を提供するサービ

スで、非宇宙企業やベンチャー企業が台頭。

5G、

IoT向

けも注目。

研究開発

FP7/

BAT

S、

Hor

izon

2020

/SA

NS

A陸上通信と衛

星通信の統合

NA

SA

/DO

D官の成果土台に企業が低コスト

R&

D新参企業例

Kas

kilo(ドイツ)、

O3b

(オランダ)

One

Web

、S

pace

X法整備・改正

欧州委員会は二つの問題指摘

1)小型衛星事業の責任最高限度

2)宇宙ゴミの

効率的な管理義務

小型衛星事業向け国内宇宙法改

正(オーストリア、ベルギー、オラン

ダ、デンマーク等、英国検討中)

2015

年宇

宙法で現行法の見直し主導

New

Spa

ceへの免許付与手続整備の

検討、打上

・再突入の既存責任最高限

度と政府保証を

2025

年まで延長等

情報通信法制

との関係

地球観測にけるクラウドとの関係、

自動運転、プライバシー保護、

ITU

の周波数規制(5G

含)

包括的な法は存在せず個別法と認可

手続で対応中

周波数は

FCCによる規制で対応

事業

色の

強か

った宇

宙産

業に

、ICT

革新

を受

け民

間参

入が

盛ん

となり制

度環

境整

備が

進め

られて

いる

出所)「欧州における衛

星通

信事

業の

動向

」(20

17/1

NIC

T)、「欧州における衛星通信事業の動

向」(20

17/5欧

州における衛

星通

信事

業の

動向

)等

から

MR

I作成

18

Page 21: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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) Mits

ubis

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esea

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Inst

itute

, Inc

.11

米国

における周

波数

オークションの

結果

について

落札

企業

概要

・取

得ライセンス数

金額

事業

構想

T-M

obile

416地

域中

414地

域、

1,52

5$7

9.9億

モバイルサービス

Dis

h N

etw

ork-

Par

kerB

.com

416地

域、

486

$62.

1億衛星・陸上一体型ブロード

バンドサービスか?

Com

cast

72地域、

73$1

7.2億

自社

CAT

V営業地域内のみ

Cha

nnel

51

Lice

nse

Co

LLC

5地域、

8$1

0.0億

AT&

T18

地域、

23$9

.1億

600M

Hz帯

保有済

Blu

ewat

er W

irele

ss64

地域、

66$7

.2億

New

Leve

l, LL

C26

地域、

26$3

.5億

UN

ITE

D S

TATE

S C

EL.

92地域、

188

$3.3億

TSta

r600

, LLC

12地域、

12$1

.8億

Om

ega

Wire

less

, LLC

83地域、

119

$1.3億

FC

C‘s

600

MH

z fo

rwar

d in

cent

ive

auct

ionの

落札

額ベ

スト1

0社

出所

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C資料

http

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A-1

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4A3.

pdfより

MR

I作成

19

Page 22: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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, Inc

.12

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・U

HD

TVの

海外

動向

出所

Ap

ple

TV4K

発売

Appl

eは、2

017年

9月に

4KとH

DRに

対応

したAp

ple

TVの

新製

品を

発表

した。

A10プ

ロセッサ

ー搭

載で

、HD

R10と

Dol

by V

isio

nに対

応して

いる

。4Kテ

レビの

機能

を自

動検

出して

設定

を最

適化

し、常

に可

能な

限り最

高の

解像

度で

出力

する

ことが

可能

であ

る。T

Vアプ

リケー

ション

は、発

売時

点で

米国

・オー

ストラ

リア・カ

ナダで

利用

可能

であ

り、年

内に

フラン

ス、ド

イツ、ノ

ルウェ

ー、ス

ウェー

デン

、英国

にも

拡大

を予

定し

てお

り、Si

riによ

る音

声で

の4K

対応

コンテ

ンツの

検索

も可

能で

ある

Appl

e, 2

017年

9月ht

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ホテ

ル客

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の多

チャン

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サー

ビス向

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4K対

応の

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TVベ

ース

のSe

t-”B

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Box

、EVO

LVEの

出荷

を開

始した

。EVO

LVEは

Goog

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RTBO

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宿泊

客は

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アプ

リからビ

デオ

を送

ること

も可

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h, 2

017年

6月ht

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2017

年の

4Kデ

ィスプ

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A)は

、201

7年の

4Kデ

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の出

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前年

比15

1%の

1,56

0万台

にな

ると予

想して

いる

。売り上

げは

、146

兆ドル

(同

138%

)と予

想して

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CTA,

201

7年1月

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ubeは

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年か

ら4Kビ

デオ

に、2

015年

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オに

対応

してい

るが

、20

16年

11月

末、新

たに

ライブ

ストリ

ーミン

グも

4K対

応に

したこと

を発

表した

。通常

のフォ

ーマ

ッ トと3

60°ビ

デオ

の双

方に

対応

する

。12

月1日

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の4K

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ライブ

ストリ

ーミン

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ube,

201

6年11

月ht

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Page 23: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

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ユーテル

サットの

新サ

ービス「sm

artB

EAM」

20

17N

ABで

アピ

ール

された

「IPネ

イティブ

なビデ

オ」を

衛星

配信

してモ

バイル

デバ

イスで

視聴

でき

るサ

ービス

インターネット

Whi

teP

aperには

インターネット連携が明記され

ている

出所)

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21

Page 24: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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, Inc

.14

英国

BTに

よる

TVEサ

ービスと配

信構

●英

BT、

4Kチャンネルなどリニアと

OTT

フローを統合したシステムを構築

【P

RO

NE

WS

, 201

6/05

/18】

BTが

既存の

IPTV

インフラを拡

張する形

で、マルチスクリーン用のヘッドエンドを統

合し、

Live

to V

OD配

信を

可能な基盤を構築

。Li

ve、

VO

Dの他、キャッチアップ、タイムシフト、

n-P

VR等

のサ

ービスを提

供。

モバイルデバイスか

ら視

聴できる

BT

Spo

rtアプリは、数百万人

規模の

利用

者を獲

得している。

なお、

4Kライブストリーミングサ

ービスも提供している。

出所)

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ww.

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ews.

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2016

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参考;H

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社による

IPTV

の基盤構成

22

Page 25: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.15

米国

NB

Cによる

TVEサ

ービスの

配信

構造 ラ

イブ配信における動

的広

告挿

入の

構造

出所)

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univ

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N

BC

Uni

vers

alは、直営局、系列局を含

めた

260局

におけるネット配信

において、

Anv

atoの

クラウドベースの配信ソリュー

ションを活

用している。

Anv

ato

Med

ia C

onte

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latfo

rm(M

CP)により、様々

な地

域や視聴者の権利や機器に応じたシーム

レスなライブ配

信やコンテンツの差替え、デジタル

広告

の挿

入を実現

している。

接続された機器の位置情報を検知し、測位情情報や、視聴者の権利、認

証状況に基づき、適切な系列局からのライブ配信を提供する。

もし、視聴者のいる場所において、特定の番組の放送が制限されている

場合は、自動的に代替コンテンツを提供する。

G

oogl

eのD

oubl

eClic

k fo

r Pub

lishe

rs(D

FP)や

Free

Whe

elad

サーバに

より各地域のマーケットや個々の視聴者の嗜好に応じた広告を挿入する。

Anv

atoの

ソリューション

23

Page 26: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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ドイツ

AR

Dの

TVEサ

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-tech

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digi

tal

NH

K放送文化研究所『データブック世

界の

放送

2015

』20

15.2

ドイツ公

共放

送連盟

AR

Dは、

9の州放送

協会による連

合体

で、放

送負

担金(世帯

賦課)を主な収入源(わ

ずかに広告も実

施)としている。全国向けの

Das

Ers

te(第

1テレビ)、州域

別の第

3チャンネル

、7の

専門・連携チャンネルを放送しており、

Das

Ers

teと州

域別の各チャンネルは

、夜

の全国

版ニュースなど、共通

の番組

を一部放送している。

A

RD

Med

iath

ekにおいては連携局を含む

17チャンネルおよび州

毎の

地域版

のサイマル放送と、

AR

D加盟局の

VO

Dを提

供している。チャンネルを横断してジャンル

による検索

が可能

で、

AR

Dによれ

ば、ドイツ最大のオンラインライブラリである。

A

RD

Med

iath

ekのサイマル放送・V

ODコンテンツの一部(スポーツイベント、

映画、ドラマ等)は、法的な制

約により、ドイツ国外からは視聴不可となってい

る。

IPアドレスによるユーザの

位置情報に基づき、国外への配信は遮断され

る(ge

oblo

king

)。

青少年保護や公共放送の自主規制のため、子どもにとって不適切なコンテン

ツの放送は

20時または

22時以

降に制限されているが、

AR

D M

edia

thek

にお

いても、

20時/

22時から

6時までの時間帯のみアクセス可能である。

AR

D M

edia

thek

サイマル

放送

チャンネル

区分

チャンネル

地域

・概

全国

Das

Ers

te各

州放

送協

会の

共同

制作

による総合編成

地域

BRバ

イエル

HR

ヘッセン

MD

R中

部ドイツ(3州

ND

R北ドイツ(4州

RBB

ベルリン・ブランデンブル

SRザ

ール

ラント

SWR

南西

ドイツ(2州

WD

R西

部ドイツ(2州

ARD

-alp

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制作

、教

育専門

tage

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ニュース、情

One

30-4

9歳向

け娯

共同

制作

KiKA

子供

向け(ZD

Fと共

同)

PHO

ENIX

時事・ドキュメンタリ(ZD

Fと共

同)

3sat

文化

・教

養(ZD

F、SR

G S

SR、

OR

F共同)

ARTE

文化

・教

養(フランス

ARTE

と共

同)

海外

Deu

tsch

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elle

国際

放送

AR

D M

edia

thek

の配

信における制

州域別の第

3チャンネルは、当初は各州

域内でのみ放送されていたが、地上波デ

ジタル放送、衛星放送では、州域を超え

てドイツ全土で視聴可能となっている。

ドイツでは、

DV

B-Tから

DV

B-T

2 H

Dへの

移行が徐々に進められており、

2017

年3

月より

AR

D第

3チャンネルも含めた移行

が予定されている。

AR

D第

3チャンネル

24

Page 27: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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英国

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域性

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B

BCの

iPla

yerは

、IPアドレスの活用により、国

内からの

み視

聴可能

である。

BB

Cのサイ

トや

VO

D(ブロードバンド版。

iPla

yerで

はない)に

おいては

、G

eoIPを活

用し、国

外から

アクセスされ

た場合には広告が表示され

る(国

外のユーザ

はTV

ライセンス料を支払え

ないため、広告によってコストを賄う)。

B

BCは

、イングランド、スコットランド、ウェール

ズ、北

アイルランドの

4地域(“

Nat

ion“

)に拠

点を有

し、全

国放送の編成の一部を地

域に合

わせ

て放

送している。また、各

地域言

語の

公共

放送

法人との共同チャンネル

(BB

C A

lba(

ゲール語)、

S4C

チャンネル(ウェー

ルズ語

))においても

BB

Cのコンテンツを提

供しており、いずれ

も、英国

全土か

らiP

laye

rによる視

聴が

可能である。また、より細分

化され

た“R

egio

n”単位

のコンテンツも

iPla

yer

より視

聴可

能である。

W

ebブラウザやアプリの設定でローケーション情報

を変

更することにより、当

該地域の

コンテンツの

サイマル放送・V

ODを視聴

可能である。

IT

Vは

、全

国の

14の地域に

15のテレビ局

(ロンドンは

2局)お

よび全

国ネット(朝食

時間帯のみ)放送局を有し、放送を行って

いる。スコットランドにおいては

STV

(運営

:STV

Gro

up p

lc)、北

アイル

ランドでは

UTV

(201

6年に、運営を

ITV

Plcに統合)と

して放

送され

ている。

ITV

Hub

において、メインチャンネル

である

ITVの

番組

の一部

は、北アイルランドやスコットランドの一

部地

域では

、権

利上の問題で視聴できないが

、U

TV、

STV

のサ

ービス経由

で視

聴可能である

*。

ITV

Hub

では

、IPアドレスの活用により、国

内からの

み視聴

可能である。また、登録時に郵便番号を入力することで、居住

地域

を判

別している。国外(欧州の

13か

国)からの

み視

聴可能

なV

ODサ

ービス(

ITV

Ess

entia

ls)も

別途提供している。

出所)

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究所

『データブック世

界の

放送

2015

』20

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ram

mes

*ITV

2、IT

V3、

ITVB

e、IT

V4、

CIT

Vについては

、IT

VH

ubから視聴可能である。なお、

ITV

Hub

のFA

Qは、

UTV

の経営統

合前

(20

15年

8月)の

情報

のままであり、北

アイル

ランド

地域での

視聴条件は変

更され

ている可

能性

がある。なお、

ITV

Hub

において、

UTV

コンテンツの見逃し視聴については

、北

アイル

ランド地

域の

郵便

番号

を入

力することで可

能である。

25

Page 28: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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, Inc

.18

韓国

N-S

cree

nサービスの

概要

/地

上波

放送

局と競

合事

業者

間の

問題

韓国における

N-S

cree

nの定義は、様々なデバイスで同一コンテンツをシームレスに利用できるサービスであり、対象となるコンテンツは、映

画、音楽、ゲーム等のエンターテイメントコンテンツだけでなく、本/新聞

/雑誌、文書、アドレス帳まで、日常生活のあらゆる情報が含まれる。

また、共有するデバイスは、

TV、

PC、携帯

電話をはじめ、タブレット、

MP

3プレーヤー、ゲーム機

など多岐にわ

たる。

Nスクリーンのサービス別利用率(%)

(Nスクリーンでの

放送

番組

利用

者に占

める割

合)

Nスクリーン利

用率の推移(%)

出所

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出所

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15.1

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マルチメディア時代の

Nスクリーン利

用」

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)を基

に作

地上

波D

MBと有

料モバイルサービスの競合

Nスクリーン利

用率の

コンテンツ別推

移(%)

地上波

DM

B サ

ービスについては、利用者低迷の

打開

策として、

2016

年8月

より

HD画質への高画質化が実

施されたが、地上波系列の

SB

S、

MB

C、

KB

Sは

、H

D化への対応を保留した。地上波

3放送局に対しては、

災害時の放送サービスとしても使用される無料の地上

波D

MBでのサービス提供よりも、「po

oq」等での有料

サービスを優先しているとの批判も出ている。

出所

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地上

波放

送局

のコンテンツ再送信料問題

IP

TV各社は、地上波放送局系列のコンテンツ連合プラットフォームの「po

oq」を通じ

て、

PIP(P

latfo

rm In

Pla

tform

)方式で、モバイル放送サービスにおける地上波放送

コンテンツの提供を行ってきたが、コンテンツ連合プラットフォーム側からのコンテン

ツ供給対価の値上げ(1,

900 ウ

ォンから

3,90

0 ウォンへ)要求を受けて契約延長を断

念し、

2015

年6 月

から、

Btvモバイル、

U +

HD

TVにおいて、

12月から

olle

htv

mob

ileにおいても、

KB

S、

MB

C、

SB

Sの地上

波リアルタイム放送と

VO

Dは終了した。

ケーブル事業者の

CJ ハ

ロービジョンの運営する

OTT

サービス「tv

ing 」

についても、地

上波再送信料の引き上げを巡って裁判となり、

2015

年11

月より地上波リアルタイム

放送と

VO

Dは終了した。

26

Page 29: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

Cop

yrig

ht (C

) Mits

ubis

hi R

esea

rch

Inst

itute

, Inc

.19

米国

既存

映像

メディア産

業構

造概

注)為

替レートは

2010

年当時(1ド

ル=

87.8

1円換算)

出所

)み

ずほ

産業

調査「デジタル化後の映像メディア産業の展

望」V

ol.3

7 N

o.3

2011

年を基

にM

RI作

Con

tent

s P

rodu

ctio

n(コンテンツ製作)

Syn

dica

tion

(流通市場)

Tran

smis

sion

(伝送)

Agg

rega

tion

(編成)

Aut

horiz

atio

n/P

aym

ent

(認証・課金)

Platform

( プ ラ ッ ト フ ォ ー ム )

CAT

V(ケーブルテレビ)

Terre

stria

lB

road

cast

ing

(地上波)

DTH

(衛星)

Bro

adba

nd(ブロードバンド)

Wire

d(有線系)

Mob

ile(モバイル系)

Bro

adca

stin

g(放送)

Con

verg

ence

(通信と放送の融合)

Com

mun

icat

ions

(通信)

Tele

com

(通信事業者)

CAT

V O

pera

tor

(ケーブルテレビオペレーター)

Dire

ct B

road

cast

ing

Sat

ellit

e(衛星事業者)

約$3

0B(約

2.6兆

円)

約$5

3B(約

4.6兆

円)

Mov

ie S

tudi

o(映画スタジオ)

TV S

tudi

o(TV

スタジオ)

Syn

dica

tor(シンジケーター)

Net

wor

k(地上波ネットワーク)

Cab

le N

etw

ork

(番組供給事業者)

O&

O(直営局)

Affi

liate

d S

tatio

n(加盟局)

約$1

10B

(約

9.6兆

円)

Med

ia C

ongl

omer

ate

(メディアコングロマリット)

計約

$193

B(約

16.9兆円)

27

Page 30: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.20

米国

の放

送市

場におけるプレイヤー

Mul

ticha

nnel

Vid

eo P

rogr

amm

ing

Dis

tribu

tors

(MV

PD

s):多チャンネル映像事業者

衛星放送

ケーブル

テレビ

IPTV

Bro

adca

st T

elev

isio

n S

tatio

ns:放送事業者

商業

放送

公共放送

Onl

ine

Vide

o D

istri

buto

rs (O

VD

s):オンライン映像配信事業者

OTT

Agg

rega

tor

OTT

Sta

ndal

one

TV E

very

whe

reLi

ve S

ocia

l Stre

amVi

rtual

Ser

vice

Pro

vide

r

米国の放送市場のプレイヤーは大きく下図の

3つに分かれる。

http

s://a

pps.

fcc.

gov/

edoc

s_pu

blic

/atta

chm

atch

/DA

-17-

71A1

.pdfより

MR

I作成

28

Page 31: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.21

OTT

等サ

ービスの

一般

的な配

信構

動画

配信サイトのポータル

動画

配信サービス提供会社

自社

管理

サーバ

ウェブページ

(コンテンツカタログ、画像

等)

バックエンドシステム

(利用者管理、認証・認可、課金、

年齢制限、ログ管理

等)

CD

N

③一

番近

いC

DNサイトか

ら、

動画

取得し、コンテンツを視聴

④視

聴状

況(どこまで見たか等)の情報を

定期

的に、動画配信サービス事業者

管理

サーバに対して通知

コンテンツは

暗号化されている

29

Page 32: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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rch

Inst

itute

, Inc

.22

動画

配信

インフラの

動向

VOD

同録

(見逃

し)

TV PC

宅内 ス

マホ

タブレ

ット

屋外

Cach

eSe

rver

スマ

タブレ

ット

IP-S

TB

Orig

inSe

rver

CMS

顧客

管理

認証

・課金

レコメ

ンド/

分析

運用

・監視

番組

供給

事業

メタ情

リニア

コンテ

ンツ

ノンリニ

アコン

テン

放送

・配信

事業

オー

プン

インター

ネット

3G/4

Gモバ

イル等

固定

ブロー

ドバン

ドCA

TV/I

PTV等

放送

出典

:各

種資

料よ

りMRI

作成

30

Page 33: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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rch

Inst

itute

, Inc

.23

MVN

O/F

VNOの

進展

との

関係

について

定・移

動体

ブロー

ドバン

ド市場

にお

ける

回線

の卸

売モ

デル

(NTT

:光コラ

ボ)に

より、

同市

場に

おけ

る参

入障

壁が

低下

。多くの

事業

者が

参入

してM

VNO

とFVN

Oを

活用

したサ

ービス

競争

が進

展。

ロードバ

ンドと

ブロー

ドキャス

トとの

連携

はイン

フラレ

ベル

から上

位事

業レ

イヤま

で含

めて

再設

サ ー ビ ス イ ン フ ラ

( 回 線 )参入

MVN

O+

FVN

Oの例:

So-n

et、O

CN、など

MVN

O:

Mob

ile V

irtua

l Net

wor

k O

pera

tor

FVN

O:

Fixe

d Vi

rtua

l Net

wor

k O

pera

tor

※1:

1次/2

次M

VNO

を含

む(2

017.

3時点

)※

2:N

TT東

西の

光コラ

ボの

卸先

事業

者数

(201

7.3時

点)

モバイル

量販

店(K

’s d

enki

)等

MVN

O(

684社

※1 )

MN

O(

Doc

omo/

au/S

B)

FVN

O(

582社

※2 )

FNO

(N

TT/K

DD

I等)

テレ

コム系

以外

の事

業者

(小売

系等

)テレコム系事業者

卸卸

イオン

、Tsu

taya

固定ブロードバンド

テレ

コム系

事業

者(I

SP等

)

出典

:各

種資

料よ

りMRI

作成

31

Page 34: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.24

現行

放送

方式

における

IP伝

送の

扱い

送信用にスケジューリングされ

たIPデータグラム、イーサ

ネットフレーム、または

、その

他の

ネットワークレイヤパ

ケットは、

1つまたは

複数

のG

SEパケットにカプセル化さ

れる(下記図)。カプセル

化プロセスは、各ネットワーク層

PD

Uの開始および終

了を記

述し、ネットワークプロトコル

タイプおよびアドレスラベル

などの制御

情報を追加し、必

要に応じて全体

的な整

合性

チェック。

出典

:「A

naly

sis

of I

P En

caps

ulat

ion

Met

hods

ove

r D

VB

Sate

llite

」(20

04年

東大

、Zul

Hilm

iZul

kifli

)よ

り出

典:

「Gen

eric

Str

eam

Enc

apsu

latio

n/ E

nabl

ing

the

carr

iage

of I

P di

rect

ly o

ver

DVB

net

wor

ks」(

2011

年、D

VB)

より

IPによる送信

(ダウンストリームの

み)にて発

するパケットロスを、地

上網

で補

完する技

術に

ついても、既

に提

案され

ている。

現在では、地

上網

=インターネットの

CD

Nにお

いて協調動

作を効

果的

に行

う方

式も可

能。

域ご

とにブ

ロードバ

ンド環

境が

異な

る際

に、衛

星に

よる

放送

的配

信基

盤を

活用

する

ことは

有効

であ

り、米

国を

中心

に一

部で

進化

してい

る。

32

Page 35: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

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Inst

itute

, Inc

.25

通信

・放

送分

野の

国際

展開

の特

国・地

域北

米日

本新

興国

(価格

感度

、実用

性、規

模の

経済

)欧

州ア

ジア

・ASE

AN南

米ア

フリカ

キー

ノート

グロー

バル

フォー

カス地

縁新

興国

多国

籍企

業(植

民地

)(植

民地

)グ

ローバ

ルフォ

ーカス

両面

市場

・OTT

経協

インフラ

?国

際水

平分

業経

済成

長高

経済

成長

高宗

主国

インフラ

コンテ

ンツ

ハリウ

ッドD

eNA,

アニ

メテ

レビサ

BBC

サー

ビスAm

azon

,Net

flix

楽天

,LIN

EAl

ibab

a

プラッ

トフォー

ムGo

ogle

,FB,

Rovi

VR,H

ybrid

cast

Hbb

TV

インフラ

(FD

I)SB

,ぷらら

,ISD

BSi

ngte

l,As

tro

TFC,

VFN

,DVB

シス

テム

IBM

NTT

デー

タ,トマ

デジ

SAP

端末

・デバ

イスAp

ple,

VIZI

Oソ

ニー

,パナ

三星

,xia

omi

主要国による通信・放送分野を巡る国際展開の特徴

出典

:M

RI作

成(表

中の

青字

は通

信関

連の

主要

企業

、赤字

は放

送・コ

ンテ

ンツ

関連

の主

要企

業・技

術規

格・商

品分

野等

、であ

ること

を表

してい

る)

州企

業は

、宗主国

として

の関

係性

(人脈

を含

む)を

活か

し、主

にイン

フラに

特化

して人

材の

派遣

によ

るコンサルティング

を含

めて

現地

に根

差した

海外

展開

を行

ってい

る。ま

た、研究開発から事業化

まで

協業

の範

囲を

拡げ

てい

る。

米企

業は

、FD

I規制

によ

る障

壁の

低い

(自由

競争

)、イン

フラ以

外の

レイヤ

ーで国際分業

(Eco

syst

em形成

)と業種特

化(プ

ラットフ

ォーム

化に

よる

ゲー

ムチ

ェンジ

:両

面市

場に

よる

レバ

レッジ

等)に

より寡占市場

を形

成し、世界共通価値

の提

供に

よる

国際

展開

を狙

ってい

る。

興国

企業

は、国

営多

国籍

企業

として

のイン

フラ展

開、世

界の

工場

として

の国

際展

開等

が特

徴で

ある

33

Page 36: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

メディアとしての衛星放送の現状と課題

34

014254A
スタンプ
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動画映像市場の概観

4兆

4,5

00億円(2016年)

民放

19

,60

0

(N

HK)

5,1

00

(N

HK)

1,8

00

民放

2,2

00

1,7

00

5,0

00

セル

2,2

00

レンタル

2,1

00

2,5

00

2,3

00

(億円)

放送(B

S)

放送(C

S)

放送(C

AT

V)

配信

興行(映画)

広告費

18

,4

00

広告費

90

0

広告費

20

0

広告費

20

0

100億円単位で表記

放送(地上波)

パッケージ(D

VD

/B

D)

広告費

90

0

※「配信」の広告費は、動画配信サービス内に掲出される動画広告のほか

SN

S等の非動画配信サービス内で掲出される動画広告を含んでいる。

35

Page 38: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

日本の有料

(ペイ

)テレビ普及状況

36

Page 39: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS放送の視聴状況

37

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日本の広告費

衛星メディア関連広告費の推移

38

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BS放送の有料/無料放送認知

39

Page 42: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

同居家族構成から見る

BS放送

40

Page 43: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

“百花繚乱”の動画メディア

41

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BS放送は“セレンディピティ感”で地上波放送と棲み分け

42

Page 45: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

自宅内での動画スクリーンの選択はどうなっているか?

空き時間

……今から自由に使えそうな時間の長さ

(外出、就寝など次の行動の前に)

ながら有無

……家事、食事や身の回りの生活の用事

などをしながらの場合か、他の用事がない場合か

空き時間

15分くらい

30分くらい

1時間くらい

視聴・利用するメディア

地上波テレビ

放送

(放

送と同

時刻

に視

聴)

BS放送やCS・ケーブルテレビの

多チャンネル放送(放送と同時刻に視聴)

録画したテレビ番組の再生視聴

DVD・ブルーレイなどパ

ッケー

ジビデ

有料の動画配信サービス

無料の動画配信サービス

この場面があっても、どれ

も視

聴・利用しない

ながら有無

他の用事をしながらの場合

他の用事がない場合

テレビを含む

6つの動画メディアのいずれかを

ふだん利用している人を対象として調査

n=

7506

43

Page 46: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

衛星放送は時間にゆとりがあり他の用事がない時に選好される

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

15分くらい

15分くらい

15分くらい

30分くらい

30分くらい

30分くらい

1時間くらい

1時間くらい

1時間くらい

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

(%)

他の用事を

しながら

他の用事が

ない

15分くらい

15分くらい

15分くらい

30分くらい

30分くらい

30分くらい

1時間くらい

1時間くらい

1時間くらい

地上波テレビ放送

BS放送やCS・ケーブルテレビの多チャンネル放送

録画したテレビ番組の再生視聴

DVD・ブルーレイなどパッケージビデオ

有料の動画配信サービス

無料の動画配信サービス

60

.6

46

.7

49

.9

46

.3

41

.3

40

.8

-0.5

-3.6

-1

3.9

+ 8

.6

+ 1

0.7

+ 5

.5

+ 0

.4

13

.3

16

.1

10

.0

10

.5

7.8

7

.7

-0.1

+ 0

.5

+ 2

.8

+ 2

.2

+ 3

.3

+ 2

.8

+ 5

.6

16

.5

37

.5

10

.4

18

.5

5.7

7

.7

+ 2

.0

+ 8

.1

+ 2

1.0

+ 4

.7

+ 6

.1

+ 1

0.8

+ 1

9.0

4.2

1

3.4

2.1

3

.9

1.5

2

.1

+ 0

.6

+ 1

.8

+ 9

.2

+ 0

.6

+ 2

.1

+ 1

.8

+ 9

.5

2.2

5

.7

1.5

2

.7

1.4

1

.6

+ 0

.2

+ 1

.2

+ 3

.5

+ 0

.1

+ 0

.7

+ 1

.1

+ 3

.0

12

.1

23

.0

10

.3

17

.4

8.3

1

3.4

+ 5

.1

+ 7

.1

+ 1

0.9

+ 2

.0

+ 1

.8

+ 4

.0

+ 5

.6

44

Page 47: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

若年層でも衛星放送がメディア選択肢中にあるグループ

6)

45

Page 48: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

衛星放送に中程度の関与を示す層の存在

46

Page 49: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

各グループの興味関心分野

47

Page 50: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

– –

– – – –

衛星放送のメリットと課題

48

Page 51: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS放送

のハ

ード事

業の

現状

と課

平成

30年

2月

8日

(株)放送衛星システム

執行役員・総合企画室長

浜崎浩丈

衛星

放送

の未

来像

に関するWG

資料

資料1-7

49

014254A
テキストボックス
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B-

SATについて

•赤

道上

空3

6,0

00

km

東経

11

0度

の1

1.7

GH

z~

12

.2G

Hzを

利用

する

日本

向け

放送

衛星

を現

在4機

所有

•事

業内

容は

、放

送衛

星の

調達

、放

送衛

星の

運用

およ

び管

理ほ

か、

基幹

放送

局提

供事

•資

本金

1

50億

•主

要株

主は

、日

本放

送協

会、

(株

)W

OW

OW

,

(株

)東

京放

送ホ

ール

ディ

ング

ス、

(株

)テ

レビ

朝日

ホー

ルデ

ィン

グス

、(

株)

BS日

本、

(株

)ビ

ーエ

スフ

ジ、

(株

)B

Sジ

ャパ

-1-

50

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これ

までの

放送

衛星

の調達

•B

SA

T-1

a

19

97年

4月

17日

打上

•B

SA

T-1

b

19

98年

4月

29日

打上

•B

SA

T-2

a

20

01年

3月

9日

打上

•B

SA

T-2

b

20

01年

7月

13日

打上

失敗

•B

SA

T-2

c

20

03年

6月

13日

打上

•B

SA

T-3

a

20

07年

8月

15日

打上

•B

SA

T-3

b

20

10年

10月

29日

打上

•B

SA

T-3

c

20

11年

8月

7日

打上

•B

SA

T-4

a

20

17年

9月

30日

打上

-2-

51

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ハード運

用の

実態

•現

在4機

の衛

星を

運用

BSAT

-4a

BSAT

-3c

BSAT

-3b

BSAT

-3a

川口

衛星

管制

セン

ター

津衛

星管

制所

-3

-

52

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ハード運

用の

実態

BS

全番

組の

信号

を衛

星へ

伝送

渋谷

主局

アン

テナ

放送事業者

-4-

53

Page 56: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

最近

のハ

ード運

用上の

課題

•4

K放

送実

施の

ため

に現

行B

S放

送の

再編

を実

1ch

3ch

5ch

7ch

9ch

11ch

13ch

15ch

17ch

19ch

21ch

23ch

BS

朝日

BS-TBS

WOWOW

プライム

BS

Japan

WOWOW

ライブ

WOWOW

シネマ

スターチャ

ンネル2

スターチャ

ンネル3

BSアニマッ

クス

ディズニー・

チャンネル

BS11

スターチャ

ンネル1

TwellV

放送大学

FOXスポーツ

&エンターテ

イメント

BS

スカパー!

BS日テレ

BSフジ

NHK

BS1

NHK

BSプレミア

A-PA

B

グリーン

チャンネル

J SPORTS

J SPORTS

2

J SPORTS

3

J SPORTS

4

シネフィル

WOWOW

BS釣り

ビジョン

BS日本映

画専門チャ

ンネル

Dlife

4K8K

試験放

グリーン

チャンネル

J SPORTS

J SPORTS

2

J SPORTS

3

J SPORTS

4

シネフィル

WOWOW

BS釣り

ビジョン

BS日本映

画専門チャ

ンネル

Dlife

放送大学

FOXスポーツ

&エンターテ

イメント

BS

スカパー!

WOWOW

ライブ

WOWOW

シネマ

BS

朝日

BS-TBS

BS

Japan

WOWOW

プライム

NHK

BSプレミア

ディズニー・

チャンネル

BS11

スターチャ

ンネル1

TwellV

BS日テレ

BSフジ

BSアニマッ

クス

NHK

BS1

A-PA

B

スターチャ

ンネル2

スターチャ

ンネル3

BS

朝日

BS

Japan

BS日テレ

NHK

SHV4K

BS-TBS

BSフジ

4K放送

-5-

54

Page 57: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

最近

のハ

ード運

用上の

課題

•4

K放

送実

施の

ため

に現

行B

S放

送の

再編

を実

–帯

域削

減作

業(

スロ

ット

数の

削減

•1月

14日

HK

S1

2

3→

20、

BS

21

.5→

18

•1月

22日

S朝

日・

BS

-T

BS

2

4→

16

•1月

29日

S日

テレ

・B

Sフ

2

4→

16

•4月

16日

(予

定)

Sジ

ャパ

2

4→

16

–チ

ャン

ネル

(周

波数

)移

•4月

16日

(予

定)

Sジ

ャパ

3ch→

1ch

•5月

8日

(予

定)

N

HK

B

Sプ

レミ

アム

1

5ch→

3ch

•5月

22日

(予

定)

ィズ

ニー

チャ

ンネ

7ch→

3ch

,

BSア

ニマ

ック

7ch→

13

ch

•5月

28日

(予

定)

ター

チャ

ンネ

ル2

・3

7

ch→

15

ch

-6-

55

Page 58: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

最近

のハ

ード運

用上の

課題

基幹

放送

局提

供事

業者

(B

-S

AT

)へ

の再

編の

影響

削減

時か

ら新

局開

局の

間の

無収

入分

•今

回の

帯域

再編

で中

継器

料・

アッ

プリ

ンク

10

.74億

円減

–T

S合

成装

置設

定変

更工

–ケ

ーブ

ル布

線工

–接

続変

更工

–監

視装

置変

更工

–全

局S

I変

更工

•放

送事

業者

への

再編

の影

–映

像エ

ンコ

ーダ

ー設

定変

更工

–デ

ータ

放送

送出

容量

変更

工事

–営

放シ

ステ

ム変

更工

–送

出装

置変

更工

–ス

ロッ

ト削

減用

装置

の開

発・

整備

–全

局S

Iに

関す

る作

業の

実施

(再

編対

象局

だけ

でな

く全

局で

実施

) -7-

56

Page 59: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

最近

のハ

ード運

用上の

課題

受信

機へ

の再

編の

影響

既存

受信

機へ

の影

響検

証作

•再

編後

の全

体像

を想

定し

てテ

スト

スト

リー

ムを

作成

し、

検証

環境

を構

•受

信機

のテ

スト

を実

–影

響が

ある

場合

の対

策を

検討

–対

策を

実施

送信

側で

の対

策(

空T

Sに

制御

信号

を入

れて

対策

する

など

•エ

ンジ

ニア

リン

グサ

ービ

スで

の対

•予

約録

画の

再設

定な

どの

視聴

者へ

の周

•対

応で

きな

い受

信機

に関

する

所有

者へ

の周

•C

AT

V事

業者

への

再編

の影

–C

AT

Vヘ

ッド

エン

ドへ

の影

響検

証作

–C

AT

Vセ

ット

トッ

プボ

ック

スへ

の影

響検

証作

–影

響が

ある

場合

の対

策を

検討

–対

策を

実施

-8-

57

Page 60: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

今後

再編

があった場

合の

留意

事項

ロッ

ト数

の変

更に

より

空き

スロ

ット

が発

生し

て空

いた

まま

にし

てお

くと

電波

の有

効利

用を

損な

うた

め、

電波

の有

効活

用の

観点

から

スロ

ット

調整

のた

めの

帯域

再編

が必

要と

なる

が、

その

よう

な場

合に

留意

すべ

き以

下の

よう

な事

項が

ある

再編

後の

空き

スロ

ット

の利

用方

法が

2K

利用

であ

って

も4

K利

用で

あっ

ても

共通

に考

慮す

べき

事項

基幹

放送

局提

供事

業者

(B

-S

AT

–長

期に

わた

る無

収入

期間

再編

工事

•放

送事

業者

全社

に必

要な

全局

SI対

応作

–変

更対

象と

なる

事業

者の

工事

・設

備整

–帯

域削

減事

業者

のま

だら

(マ

ルチ

)編

成制

限等

の内

容へ

の影

–帯

域削

減事

業者

の降

雨減

衰対

策の

低階

層伝

送へ

の影

–チ

ャン

ネル

移動

につ

いて

は、

移動

困難

なサ

ービ

スへ

の配

•受

信機

検証

作業

と課

題解

•C

AT

–ヘ

ッド

エン

ド設

備と

端末

への

検証

作業

と課

題解

-9-

58

Page 61: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

今後

再編

があった場

合の

留意

事項

<再

編で

2K

事業

者増

とな

る場

合の

留意

事項

•既

存放

送事

業者

のE

PG

削減

•ブ

ロー

ドキ

ャス

ター

ID

など

の規

定上

の制

•サ

ービ

ス増

に対

する

既存

受信

機お

よび

CA

TV

での

検証

<再

編で

4K

利用

とな

る場

合の

留意

事項

•既

に左

旋を

割り

当て

られ

てい

る事

業者

との

不平

•異

なる

変調

波の

隣接

波か

らの

影響

-10-

59

Page 62: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS放

送の

空きチャンネル

の状況

2ch

4ch

6ch

8ch

10ch

12ch

14ch

16ch

18ch

20ch

22ch

WOWOW

SCサテライト

QVC

テライト

東北

新社

NHK

SHV

8K

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未 使 用

未割当

未割当

(左旋円偏波チャンネル)

8K放送

4K放送

-11-

60

Page 63: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

衛星

放送

のハ

ード事

業の

現状

と課

題(東

経110度

CS

2018年

2月

8日

スカ

パー

JS

AT

株式

会社

衛星

放送

の未

来像

に関

する

ワー

キン

ググ

ルー

プ(第

1回

会合

)資

資料1-8

61

Page 64: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【1】

東経

110度

CS

にお

ける

当社

の役

定基

幹放

送事

業者

(ソ

フト事

業者

)に

以下

業務

を提

1.

基幹

放送

局提

供事

業者

(ハ

ード事

業者

)と

して

、地

球局

、衛

星基

幹放

送局

の提

2.

ソフ

ト事

業者

の番

組送

出設

備(プ

レイ

アウ

ト、デ

ジタ

ル符

号化

等)の

提供

3.

有料

放送

管理

業務

(顧

客管

理業

務、普

及促

進業

務)の

提供

1

62

Page 65: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【2】

東経

110度

CS

デジ

タル

放送

の現

旋 12トラ

ポン

定基

幹放

送事

業者

23社

精細

度テ

レビ

ジョン

(HD)

21ch

準テ

レビ

ジョン

放送

(SD)

33ch

2002年

3月

放送

開始

2017年

4月

試験

放送

開始

1トラ

ポン

定基

幹放

送事

業者

1社

(一

般社

団法

人放

送サ

ービ

ス高

度化

推進

協会

高精

細度

テレ

ビジ

ョン

(4K)

1ch

2018年

12月

実用

放送

開始

予定

5トラ

ポン

定基

幹放

送事

業者

1社

(株

式会

社ス

カパ

ー・エ

ンタ

ーテ

イメ

ント)

高精

細度

テレ

ビジ

ョン

(4K)

8ch

2

63

Page 66: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【3-1】

管理

運用

の現

星基

幹放

送局

経110度

静止

軌道

上で

2機

の衛

星を

運用

中。

経110度

CS

放送

の衛

星基

幹放

送局

とし

て、右

旋12波

、左

旋1波

を送

信中

。2018年

12月

から

左旋

5波

とな

る予

定。

星の

管理

運用

は自

社の

設備

と体

制で

実施

(110Rの

管制

業務

はBSAT殿

に委

託)

星基

幹放

送局

に起

因す

る重

大事

故は

発生

して

いな

い。

N-SAT-110A

JCSAT-110R(予

備)

打ち

上げ

2016/12/22

2011/8/7

軌道

位置

東経

110度

東経

110度

ロケ

ット

アリ

アン

5ア

リア

ン5

衛星

バス

SSL1300

A2100A

衛星

寿命

15年

15年

中継

器(CS帯

域の

もの

)右

旋13本

左旋

13本

右旋

12本

備考

BSAT殿

と共

同所

3

64

Page 67: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【3-2】

管理

運用

の現

地球

東京

都江

東区

に地

球局

を設

置。右

旋用

12波

、左

旋用

1波

を送

信中

球局

は自

営。管

理運

用は

自社

の体

制で

実施

球局

に起

因す

る重

大事

故は

発生

して

いな

い。

組送

出設

同一

の拠

点に

集約

する

こと

で、放

送の

送出

から

送信

まで

、一

体的

な管

理運

用を

おこ

なっ

てい

る。

レイ

アウ

ト:当

社に

業務

委託

する

社と

、自

営の

社が

ある

ジタ

ル符

号化

:全

事業

者が

当社

に業

務委

料放

送管

理業

有料

放送

をお

こな

う全

放送

事業

者が

当社

に業

務委

写真

スカ

パー

東京

メデ

ィア

セン

ター

(東

京都

江東

区)

4

65

Page 68: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【4】

課題

や留

意事

110度

CS右

旋は

、今

年度

、認

定申

請受

付が

おこ

なわ

れた

ため

、認

定後

の再

編に

向け

た対

応の

準備

を始

めて

いる

編に

あた

って

は、

帯域

の削

減・変

更・周

波数

の変

更が

見込

まれ

、以

下課

題へ

の対

応が

必要

備の

追加

と変

更作

業の

準備

域の

削減

によ

る画

質変

化に

つい

て技

術的

、サ

ービ

ス的

観点

から

の事

前検

討、

検証

域の

削減

・変

更・周

波数

の変

更時

にお

ける

放送

受信

機へ

の影

響に

関す

る十

分な

事前

検討

、検

度再

編が

ある

場合

にも

同様

の対

応が

必要

110度

CS左

旋の

課題

や留

意事

項は

、右

旋と

同様

5

66

Page 69: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

【参

考】

東経

110度

CS放

送(左

旋)の

空き

帯域

の状

ND25

ND1

ND3

ND5

ND7

ND9

ND11

ND13

ND15

ND17

ND19

ND21

ND23

未使

用未

使用

未使

用未

使用

未使

4K

スカ

チャ

ン4K

1

4K

スカ

チャ

ン4K

3

未使

用未

使用

未使

4K

スカ

チャ

ン4K

5

4K

スカ

チャ

ン4K

7

4K

※1

A-PAB

試験

放送

スカ

チャ

ン4K

8

4K

スカ

チャ

ン4K

2

4K

スカ

チャ

ン4K

4

4K

スカ

チャ

ン4K

6

未割

当未

割当

※1 A

-PAB試

験放

送は

2017年

4月

1日

から

実用

放送

開始

まで

放送

スカ

チャ

ン4K 1

~8は

、2018年

12月

1日

から

放送

開始

予定

13トラ

ポン

搭載

の衛

星を

運用

中だ

が、

実用

放送

開始

時点

では

5トラ

ポン

480ス

ロッ

トの

利用

にと

どま

って

いる

10トラ

ポン

1080ス

ロッ

トが

放送

用と

して

利用

可能

であ

り、

周波

数の

効率

的な

利用

の観

点か

ら、

110度

CS左

旋の

一層

の活

用を

期待

する

6

67

Page 70: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

20

18

年3

月5

株式

会社

BS

日本

BS

デジ

タル

衛星

放送

の状

況と

BS

日テ

レの

事業

につ

いて

資料2-2

68

014254A
テキストボックス
Page 71: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BSデ

ジタ

ル衛

星放

送の

歴史

( 1987

年7月

BSア

ナロ

グ放

送開

始N

HK-B

S1 )

( 1991

年4月

BSア

ナロ

グ放

送開

始W

OW

OW

2000年

12月

BSデ

ジタ

ル放

送開

NH

K、

BS日

テレ

、B

S朝

日、

BS-i(

現B

S-TB

S)、

BSジ

ャパ

ン、

BSフ

ジ、

WO

WO

W、

スタ

ーチ

ャン

ネル

2007年

12月

BSデ

ジタ

ル放

送開

始B

S11、

Tw

ellV

2011年

10月

新B

Sデ

ジタ

ル放

送開

始第

1期

12番

2012年

3月

新B

Sデ

ジタ

ル放

送開

始第

2期

7番

2018年

12月

BS4K8K

放送

開始

(予定

[右旋

](4K)

NH

K、

BS朝

日、

BS-TB

S、

BSジ

ャパ

ン、

BSフ

[左旋

](8K)

NH

K、

(4K)

SC

サテ

ライ

ト放

送、

QV

Cサ

テラ

イト

、東

北新

2019年

12月

BS4K

8K放

送開

始(予

定)

[右旋

](4K)B

S日

テレ

2020年

12月

BS4K8K

放送

開始

(予定

)[左

旋](4K)W

OW

OW

69

Page 72: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BSデ

ジタ

ル放

送視

聴可

能世

帯の

推移

70

Page 73: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BSデ

ジタ

ル衛

星放

送の

特徴

国放

送一

つの

送信

点か

ら一

波で

全国

をカ

バー

精細

度放

送高

画質

・高音

質の

迫力

ある

ハイ

ビジ

ョン

映像

が楽

しめ

ルチ

チャ

ンネ

ル放

送同

じ時

間帯

で異

なる

内容

の放

送が

でき

ータ

放送

ニュ

ース

や天

気、

他の

情報

等が

必要

な時

にタ

イム

リー

引き

出せ

71

Page 74: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS日

テレ

事業

概要

株式

会社

BS

日本

(通

称:B

S日

テレ

報道

・教

育・教

養・娯

楽・そ

の他

の番

組を

放送

する

総合

編成

チャ

ンネ

BSデ

ジタ

ル放

送「4」チ

ャン

ネル

の放

送局

です

高画

質、

高音

質の

ハイ

ビジ

ョン

番組

をお

楽し

み頂

けま

す。

2000年

12月

BSデ

ジタ

ル放

送開

始(22

.5ス

ロッ

ト)

テレ

ビ放

送(デ

ータ

放送

あり

)、

ラジ

オ放

2005年

10月

BSデ

ジタ

ル放

送帯

域増

加(24ス

ロッ

ト)

ラジ

オ放

送返

上、

テレ

ビ放

送(デ

ータ

放送

あり

)の

みへ

2014年

3月

放送

設備

(マス

ター

)更新

、B

Sデ

ジタ

ル放

送で

マル

チ放

送開

2018年

1月

BSデ

ジタ

ル放

送帯

域削

減(16ス

ロッ

ト)

2019年

12月

BS4K

放送

開始

(予定

72

Page 75: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

高精

細度

放送

ポー

ツ番

~動

きの

速い

シー

ンや

観客

の大

勢入

った

シー

ン等

でも

細部

まで

きれ

いに

見え

る映

~5.

1サ

ラウ

ンド

で臨

場感

のあ

る音

「プロ

野球

中継

」「C

WC

サッ

カー

中継

」「ゴ

ルフ

中継

」等

行・美

術番

~風

景や

美術

作品

、な

どを

細か

いと

ころ

まで

描写

する

映像

「幻想

美術

館」

「ぶら

ぶら

美術

博物

館」「

世界

水紀

行」

「小さ

な村

の物

語イ

タリ

ア」

「トラ

ベリ

ック

ス」等

楽番

~動

きや

時間

変化

のあ

る照

明を

きれ

いに

表現

する

映像

「地球

劇場

~100年

後の

君に

聴か

せた

い歌

~」

73

Page 76: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

※※

14

1ch

41

ch

※※

14

1ch

42

ch

14

1ch

14

2ch

1)延

長番

組対

応マ

ルチ

放送

14

1ch

14

2ch

14

1ch

14

2ch

18:0

0

21:0

0

22:0

04

スロ

ット

2)レ

ギュ

ラー

番組

マル

チ放

送1

41

ch

14

2ch

14

1ch

14

2ch

18:0

0

19:0

04

スロ

ット

8ス

ロッ

SD

(4

スロ

ット

帯域

削減

後>

2018年

1月

スポ

ーツ

中継

24

スロ

ット

(H

D)

レギ

ュラ

ー番

組1

6ス

ロッ

ト(H

D)

レギ

ュラ

ー番

組(S

D)

帯域

削減

前>

2018年

1月

レギ

ュラ

ー番

組1

6ス

ロッ

ト(H

D)

SD

(8

スロ

ット

スポ

ーツ

中継

延長

(S

D)

HD

(2

4ス

ロッ

ト)

HD

(1

6ス

ロッ

ト)

HD

(1

2ス

ロッ

ト)

HD

(1

6ス

ロッ

ト)

レギ

ュラ

ー番

組1

2ス

ロッ

ト(H

D)

スポ

ーツ

中継

延長

(S

D)

通常

放送

マル

チ放

送時

通常

放送

マル

チ放

送時

レギ

ュラ

ー番

組(S

D)

8ス

ロッ

レギ

ュラ

ー番

組1

2ス

ロッ

ト(H

D)

スポ

ーツ

中継

16

スロ

ット

(H

D)

マル

チ放

74

Page 77: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

デー

タ放

組非

連動

デー

タ放

「天気

」「ニ

ュー

ス」「オ

スス

メ番

組」「番

組D

VD

&グ

ッズ

」等

情報

を常

時提

組連

動デ

ータ

放送

一部

の番

組で

、放

送し

てい

る番

組を

より

充実

させ

たり

サポ

ート

した

りす

るた

めの

情報

を放

送に

あわ

せて

提供

「トラ

ベリ

ック

ス」「

頭脳

バト

ル」

クイ

ズ…

双方

向ク

イズ

「プロ

野球

巨人

戦中

継」

G-P

o…

ポイ

ント

プレ

ゼン

「から

だW

EEK」

CM

連動

デー

タ放

送…

商品

紹介

情報

へ誘

引等

75

Page 78: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

今後

B

Sデ

ジタ

ル放

送(高

精細

度ハ

イビ

ジョ

ン放

送)に

引き

続き

・高

画質

・高音

質の

番組

を展

・マ

ルチ

放送

にて

視聴

者ニ

ーズ

にあ

った

複数

番組

を同

時放

・デ

ータ

放送

にて

付加

価値

の高

い番

組を

提供

※マ

ルチ

放送

時、

映像

・音声

とデ

ータ

放送

の運

用で

は、

12

スロ

ット

HD

・4ス

ロッ

トSD

が限

B

S4

K放

送(超

高精

細度

4K

放送

)にて

4K

の魅

力を

活か

した

番組

への

チャ

レン

76

Page 79: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS

日テ

レB

S朝

日B

S-T

BS

BS

ジャ

パン

BS

フジ

マル

チ放

(H

1と

SD

×1

実施

中(2014年

~)

実施

を検

討中

実施

を検

討中

実施

中(2017年

~)

実施

を検

討中

デー

タ放

送実

施中

実施

中実

施中

実施

中実

施中

マル

チ放

送、

デー

タ放

送民

放5

局実

施状

77

Page 80: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

放送を巡る諸課題に関する検討会

放送サ

ービスの未

来像

を見据

えた周

波数

有効活

用に関する検討分科会

衛星放送の未来像に関するワーキンググループ(第

2回)

ヒアリングご説

明資料

平成30年3月5日

日本放送協会

資料2-3

78

014254A
テキストボックス
Page 81: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

NHKの衛

星放

送の経

緯等

1984年

試験

放送

開始

(BS1

)1986年

試験放

送開

始(BS2)

1989年

BSアナログ本放

送開

始(BS1、BS2)

1991年

試験放

送開

始(BSアナログハ

イビジョン放

送)

2000年

BSデジタル

放送

開始

(BS1、BS2、BSハ

イビジョン)

2005年

BSアナログはデジタル

のサ

イマル

放送と位

置付

け2011年

BSデジタル

放送

3波

を2波化

(BS1、BSプレミアム)

BSアナログ放送

終了

2016年

4K・8K試

験放

送開

始(8

月~

)2018年1~5月

帯域

再編

(予

定)

7月

4K・8K試

験放

送終

了(予

定)

12月

4K・8K本

放送

開始(予定

2

〇衛

星契約数

2081万件

/契約

総数

4094万

件(2018年

1月末)

79

Page 82: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

衛 星 放 送

NHKの衛

星放

送の概要

BS1

総務省「基幹放送

普及

計画

」(平

成22年

~)

衛星基幹放

送の

広域

性、経

済性、大容量

性及び高

品質性を生

かした情

報の

提供

を行

う総合

放送

NHK「平成30年度

国内

放送

番組

編集

の基

本計

画」

“ライブ感

あふ

れる情

報チャンネル

”としてスポーツ、

国際・経済などの

各分

野の

番組を編成

BSプレミアム

総務省「基幹放送普及計

画」(平

成22年

~)

外部の事業者の

企画

・制

作能

力を放

送番

組に活

用し、

過去の優れた文

化の

保存

並びに新

たな文

化の

育成

及び普及を促進

することを目

的とする総

合放

NHK「平成30年度国

内放

送番

組編

集の

基本

計画

“本物志向の爽

快エンターテインメントチャンネル

”を目

指しゴージャスで多

彩な番

組を編

〇NHKの

衛星

放送

の位

置づけ

3

②帯

域の

有効

活用

=マル

チ編

成BS1は、985時

間55分

(11.3%

)の

マル

チ編

成(年間総放送時間

8756時

間51分

)を実

施。

③外

部事

業者

の企

画・制

作力

の活

用総務省「基幹放送普及計画

BSプレミアムは

、外

部制

作事

業者

(NHK関連団

体除

く)に制

作を委

託した放

送番

組(NHKの

関連

団体

を介

して

制作

を委託したもの

を含

む)及

びNHKと外部制

作事業

者が共

同で制作

した放

送番

組の

放送

時間

が占

める割

が16%以上となるよう努

める。

→28年

度実

績17.5%

27年

度17.3%

BSプレミアムは

、企

画競

争等

に付

して他

に制作

を委託した放送番

組及びそれ

以外

の外

部制

作事

業者

が制

作に

参加

した放送

番組

の放

送時

間が

占める割合が

50%以

上となるよう努

める。

→28年

度実

績41.7%

27年

度40.0%

①命

と暮

らしを守

る報

道=

首都

直下

地震

等での

放送

センター機

能停

止時

のバ

ックアップ

渋谷

の放送センターが

機能

停止

しても放送

を継続

できる取

り組み

80

Page 83: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

命と暮

らしを守

る報

道①

放送

センター

大阪

放送

衛星

(BS)

福岡

BS波

BS波

素材回線でニュース・番

組伝送

全国

放送

総合

テレビ、

Eテレ

R1、

R2、

FM

大阪

局アップリンク不

可の

時福

岡局

から

BS放

BS波

放送

機能

停止

放送センター機能停止時のバックアップ

ラジオ送

信所

テレビ送

信所

4

首都直下地震・大

停電等による放送センター(東

京・渋

谷)機

能停止に備えた設備強化

NHK大阪局から

BS波をアップリンクし、ニュースなど全国放送を継続

各放送局はこれを受信し、地上波テレビ(総

合テレビ、Eテ

レ)、ラジオ(R

1、R2、

FM)で

放送

NHK大阪

局が降雨等によりアップリンク不可の時は、NHK福

岡局がバックアップ

81

Page 84: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

アップリンク局

主局:渋谷(東京)

副局:菖蒲(埼玉)

非常局:君津(千葉)

5

降雨減衰への対応

ダウンリンク対

策:

階層

変調

方式

NHKでは、通常方式に加え、

降雨減衰に強い変調方式で

低画質映像(1スロット)を放送

(各家庭の受信機にて

自動で判定して受信)

平成29年度実績

(30年

1月

末まで)

10件

約287時間27分

BSデジタル

放送

で使用

する周

波数

帯では

、激

しい降

雨等により減衰するため、

放送

が中

断しないよう、以下

のような対策を実施

アップリンク対

策:

スペースダイバ

ーシティ運

用※

降雨の状況により

アップリンク局

(主局/副局/非常局)

を切り替えて放送確保

※B

-SA

T社にて運用を実施

命と暮

らしを守

る報

道②

放送

衛星

(BS)

アップ

リンク

ダウン

リンク

82

Page 85: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

周波

数有

効活

用の

取り

組み

①6

BSでのマルチ編成

デジタル放送では、1つのチャンネルで2番組(メインチャンネル/サブチャンネル)を同時に放送す

ることができる。これをマルチ編成と呼んでいる。

えばスポーツ中継が延長となり、予定していた放送時間内に終了しなかった場合でも、メインチャ

ンネルで次の番

組を放送しながら、引き続きサブチャンネルでスポーツ中継を同時に放送している。

(臨時マルチ編成)

またオリンピックの複数種目やプロ野球の複数の試合を同時

にメインチャンネル・サブチャンネル

で放送している。(定時マルチ編成)

BS1は、年間放送時間8756時間51分のうち、985時

間55分

(11.3%

)の

マル

チ編

成を実施。

(28年

度実

績。総合テレビは年間約

65時

間、Eテレは

約212時

間)

ワールド

ニュース

スポーツ中継

(MLB)

図2

:定時マルチ編成の電子番組表(イメージ)

図1:臨時

マルチ

編成(イ

メー

ジ)

83

Page 86: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

BS右旋の帯域再編の概念図

7

(平成29年1月)NHKおよび民放

各社が

総務省

より4K・8K実

用放

送業

務の

認定

を受

ける

・民放

5社がスロット削

減を決

定(特定

申請)。

・N

HKは、4K放

送普

及の

ため総

務省の要

請に応じてスロットを削減することを決

定。

(平成29年2月)放

送サービス高度化推

進協会(A

-PAB)に関係

者か

らなる作

業部

会を設

・再編

手順、周

知・広

報、視

聴者

対応(コールセンター等)、受

信機調

査等

を約

1年

間か

けて検

討・準

備。

(平成30年1月~5月

)帯域削減および再編の実施(放送休

止を伴

う)

現在のBS放

送を行

っている「BS右

旋」でNHKと民

放5社

が4K放

送を実

施するため、各

社が

現行BS放

送の帯域を放

送サービスに大きな影

響のない範

囲で削

減し、4K放

送を実

施するた

めの帯域を作

り出す「帯

域再編(幅寄せ)」を実施している。

フェーズ

1(帯域削減)⇒フェーズ

2(チャンネル移動)

1トランスポンダ(48

スロット)を空けるために、帯域削

減およびチャンネル

(トラポン)間

の移

動を実

施。

周波

数有

効活

用の

取り

組み

削 減

削 減

削 減削 減

削 減削 減

削 減

既存のBS放送のチャンネルを組み替えて集約

4K・8K試

験放

削減した帯域を集めて

1チャンネルを確保

試験放送終了後

実用放送に使用

BS1

BS

プレミアム

NHK

民放(5社)

NHKと民放

5社

が4K放送

可能

84

Page 87: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

8

BS1c

hBS

3ch

BS5c

hBS

7ch

BS9c

hBS

11ch

BS13

chBS

15ch

BS17

chBS

19ch

BS21

chBS

23ch

BS-T

BS(2

4)

BS朝日

(24)

BSJa

pan

(24)

WO

WO

Wプライム

(24)

WO

WO

Wシネマ

(24)

WO

WO

Wライブ

(24)

ディズニー・チャン

ネル

(6)

BSアニマックス

(16)

スター

チャンネル

3(1

3)スター

チャンネル

2(1

3)

Twel

lV(1

5)

BS11

(18)

スター

チャンネル

1(1

5 )

BSスカパー!

(16)

FOXス

ポーツ

&エンターテイメ

ント

(16)

放送大学

(16)

BSフジ

(24)

BS日テレ

(24)

NHK

BSプレミアム

(21.

5)

APAB

(2)/空

(1.5

)

4K・

8K試験放送

J SPO

RTS

2 (16)

J SPO

RTS

1 (16)

グリーンチャ

ンネル

(16)

J SPO

RTS

3 (16)

J SPO

RTS

4 (16)

シネフィル

WO

WO

W(1

6)

Dlife

(16)

BS日本映画専

門チャンネル

(16) BS

釣りビジョン

(16)

NHK BS

1(2

3)

BS-T

BS(2

4→16

)

BS朝日

(24→

16)

WO

WO

Wプライム

(24)

WO

WO

Wシネマ

(24)

WO

WO

Wライブ

(24)

Twel

lV(1

5)

BS11

(18)

スター

チャンネル

1(1

5)BSフジ

(24→

16)

BS日テレ

(24→

16)

APAB

(2)

~H3

0.1:

再編前

帯域削

減完了時

(現

在)

チャンネル移動完

了時

(H

30.6)

BS-T

BS(2

4→16

)

BS朝日

(24→

16)

WO

WO

Wプライム

(24)

WO

WO

Wシネマ

(24)

WO

WO

Wライブ

(24)

Twel

lV(1

5)

BS11

(18)

スター

チャンネル

1(1

5)BSフジ

(24→

16)

BS日テレ

(24→

16)

APAB

(2)

BSJa

pan

(24→

16)

4KBS日テレ

4KBSジャパン

4KBS朝日

BSアニマックス

(16)

スター

チャンネル

3(1

3)スター

チャンネル

2(1

3)

4KBSフジ

4KBS

-TBS

4K NHK

ディズニー・チャン

ネル

(6)

BSJa

pan*

(24→

16)

ディズニー・チャ

ンネル

(6)

BSアニマックス

(16)

スター

チャンネル

3(1

3)スター

チャンネル

2(1

3)

4K・

8K試験放送

空き

(16)

空き

(8)

空き

(8)

空き

(16)

BS帯域再編の移行手順

BSスカパー!

(16)

FOXス

ポーツ

&エンターテイメ

ント

(16)

放送大学

(16)BS

スカパー!

(16)

FOXス

ポーツ

&エンターテイメ

ント

(16)

放送大学

(16)

J SPO

RTS

2 (16)

J SPO

RTS

1 (16)

グリーンチャ

ンネル

(16)

J SPO

RTS

3 (16)

J SPO

RTS

4 (16)

シネフィル

WO

WO

W(1

6)

Dlife

(16)

BS日本映画専

門チャンネル

(16) BS

釣りビジョン

(16)

J SPO

RTS

2 (16)

J SPO

RTS

1 (16)

グリーンチャ

ンネル

(16)

J SPO

RTS

3 (16)

J SPO

RTS

4 (16)

シネフィル

WO

WO

W(1

6)

Dlife

(16)

BS日本映画専

門チャンネル

(16) BS

釣りビジョン

(16)

*BS

Japa

nは現在

24スロット

4/16

予定の

BS3c

h⇒BS

1ch

移動に合わせて

16スロット化

NHK

BSプレミアム

(21.

5→

18)

NHK

BSプレミアム

(21.

5→

18)

NHK BS

1(2

3→

20)

NHK BS

1(2

3→

20)

周波

数有

効活

用の

取り

組み

削減・移動

移動のみ

4K放送

出典

:一

般社

団法

人放

送サ

ービス高

度化

推進

協会

(A

-P

AB)テストセンター資

料に加

85

Page 88: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

9帯域削減とサービス維持

*BS1では

、地

デジと同

じ解

像度にすることで、動きの

速い映像やマルチ編成に対応

*データ放送の帯

域を削

減することにしたため、コンテンツの一部削減・整理を実施

*「画質」への

影響を可

能な限

り抑

えるため、新たな符

号化方式

(*

)を採用

帯域削減による視

聴者

への

影響

を可

能な限

り抑えるため、約1年間かけて検討

周波

数有

効活

用の

取り

組み

*BSプレミアムでは、従

来の解

像度を維

持しつつ、帯

域を削減

*「画質」への

影響を可

能な限

り抑

えるため、新たな符

号化方式

(*

)を採用

(*

):フ

レーム/フィールド構造適応符号化方式

86

Page 89: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

10技

術概

要と

視聴

者意

見等

フレーム/

フィール

ド構造適応符号化方式の

概要

平成

30年

1月

の帯

域削減時に視聴者から寄せられた主な意見・問い合わせ

フレーム/

フィールド構造適応符号化方式の概要

図2符号量配分の比較

(2)従来は動きの精度のみに基づいて選択して

いた符号化処理方式を、動きの精度を確保し

つつ、動き情報の符号量がより小さくなるよう

選択

図1フレーム/フィールド符号化

(1)従来は固定としていた符号化の

画面単位を、

画像の動きに応じてフレーム単位

(1/30秒)

またはフィールド単位(1

/60秒)の

いずれか

から選択

周波

数有

効活

用の

取り

組み

BSデジタル

放送

で採

用している

MP

EG

-2ビデオ符

号化

方式

において、以下の処理を加える符号化方式

動きの

速い映像については短いフィールド(1/60秒)

単位で符号化

動きの

少ない映像については従来通りのフレーム

(1/30秒)単位で符号化

符号化の単位を切り替えることで、従来の画質改善を

図りつつ動きの速い映像にも対応

動きの

速い映像において、動きの精度を確保しつつ、

画素情報を確保して画質改善

1月14日の改修作業後、BS放送のデータ量が減少し画質が落ちていますがなぜですか

先日実施されたBS1の周波数帯域を狭める施策で、画質低下が目立つように感じます。

4K・8Kの放送帯域確保の為に既存放送の周波数帯域変

更は理解できますが、

BS放送特有の高画質放送は是非とも維持して頂くようにお願いします。

今年の

1月

15日から放送解像度がスケールダウンされているようです。スケールダウンしているのは何か理由があるの

でしょうか?

家の

TVだと

ちょっと画面がぼやけるので。

昨年

7月に録画した映画と、今年

1月に同じ機

器で録画した同じ映画を比べると、容量が少なくなっています。画質が悪くなってませんか?

トップ

ボトム

フレームピクチャ構造

符号化

トップ

ボトム

トップ

ボトム

トップ

ボトム

トップ

ボトム

トップ

トップ

ボトム

トップ

ボトム

符号化

フィールドピクチャ構

ボトム

87

Page 90: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

新たな衛

星放

送の魅

力4K・8K

NHK

BS4K(BS右

旋)

“スーパ

ーハ

イビジョンの入り口

”と位置づけ、幅広

いジャン

ルの

番組

を編

NHK

BS8K(BS左

旋)

8Kならでは

の圧倒的な映像・音

響による“未

知の映像体験

”を提

11

K設

備の

更新

のタイミングを基本に4

K化

整備

を進

め整

放送は、毎

日10時

~22時

10分

。ピュア8K率

60%

界一

の画

質と音

響を堪

能できる、最

高品

質の

チャンネル

・圧

倒的

インパ

クトのある8Kクオリティーの新作コンテンツを、

日曜

ゴール

デンタイムに集中編成

・スタジアムの

興奮を体感する大型スポーツ中継を随時編成

・2020東

京五

輪・パラリンピックの際に

1日8時間の生放送

を可

能とする制作設備を整備

2Kハイビジョン

(20

0万画

素)

4Kスーパーハイビジョン

(80

0万画

素)

8Kスーパーハイビジョン

(33

00万

画素

16倍

NHKは、現在

の衛

星放

送2波

(BS1、BSプレミアム)に加えて、今年

の12月

1日

から4K・8Kの

本放

送をスタート。

放送

は、毎日

6時

~24時

。ピュア4K率

90%

。 4倍

88

Page 91: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

平成

30年

度以降の4K・8Kチャンネル

編成

イメージ(案

)12

前前 6

11

0

10

11

7 8

月火

水木

金土

( 

放 

送 

休 

止 

)5

後 0 11 2

2

9 後6 10

時刻

曜曜

日時

( 音 楽 ・ 伝 統 芸 能 ・ エ ン タ ー の

特 集 番 組 )

( 文 化 ・ 教 養 ・ 教 育 の 特 集 番 組 )

( 自 然 ・ 科 学 ・ 宇 宙 の 特 集 番 組 )

エンター

サイエンス

カルチャー

平日

はベストセレクト・チャンネル

・曜日ごとに見やすくジャンル

編成

・お気に入りの番組が超高精

細で鮮

明に生

まれ

変わ

る!

・できる限り、2Kより早く4Kで先

行放

日 曜 は 特 集 大 河 ド ラ マ や 特 集 番 組 を 中 心 に 編 成

“ 土 曜 は 4 K ” 4 K オ リ ジ ナ ル 番 組 な ど を 編 成

( 紀 行 ・ 地 域 ・ 暮 ら し の 特 集 番 組 )

ライフ

( ド ラ マ の 特 集 番 組 )

ドラマ

前975 6

7 8 9 00

11

10

11

 (

 放

 送

 休

 止

 )

10

3 4 5

3 4

夜10・11時

台は

、8Kベストウインドー

・8Kの看板コンテンツを4Kでも放

多彩

なスポーツを柔軟に編成

・4K

・多

種多

様なスポーツを、

曜日

や時

間帯

を問

わず随

時編

NHK

BS8K

8K中

継車

パブリックビューイング

4K・8

K送

出設備

8Kカメラ

89

Page 92: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

今後

について

13

2018-2020年

度)

90

Page 93: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

(参考

)BSの「右

旋」と「左

旋」

14

偶数

チャン

ネル

(左

旋)

24

68

10

12

14

16

18

20

22

24

すべて使用中

4K・8K試験放送で利用(~

7月まで)

(12月~)NHK

BS4K放送開始

13

57

91

11

31

51

71

92

12

3

(12月~)NHK

BS8K放送開始

右旋

・左

旋共

用ア

ンテ

ナに

交換

BS右旋

4K/8

K

BS左旋

「右旋」と「左

旋」

隣接

する

奇数

チャ

ンネ

ルと

偶数

チャ

ンネ

ルの

電波

の干

渉を

避け

るた

め、

奇数

チャ

ンネ

ルと

偶数

チャ

ンネ

ルで

電波

の進

み方

を変

えて

いる

▽奇

数チ

ャン

ネル

:右

旋円

偏波

*の

電波

*電磁波の進行方

向に正

対する方向

からみ

たとき、偏

波面

の回転

方向が

時計回

りの

もの

▽偶

数チ

ャン

ネル

:左

旋円

偏波

*の

電波

*電磁波の進行方

向に正

対する方向

からみ

たとき、偏

波面

の回転

方向が

反時計

回りのもの

(従

来の

BS

アン

テナ

では

受信

不可

現在のBSで利

用可

能なチャンネル

(右旋

・奇数チャンネル)は、全て使用中

このため、NHKの

BS8K放送

は、現

在使わ

れていない左

旋・偶数チャンネルを利用する

左旋・偶数チャンネルの

電波

を受信

するためには

、BSアンテナの交換等が必要

また、宅内配線

や機

器の

交換

が必要

な場

合もある

91

Page 94: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

有料衛星放送事業の沿革について

2018年

3月

5日

株式

会社

WO

WO

W

資料2-4

92

014254A
テキストボックス
Page 95: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

衛星

放送

時代

初期

1

1991年

4月

本初

の民

間衛

星放

送会

社とし

て開

星放

送の

特徴

-

地上

波に

比べ

て高

画質

・高音

- 一

波で

全国

をカ

バー

画を

中心

に、ス

ポー

ツ・音

楽・ス

テー

ジ等

を含

めた

界の

一流

エン

ター

テイ

ンメ

ント

をラ

イン

ナップ

域を

最大

限有

効活

用し

た最

高品

質の

「ホ

ーム

・シア

ター

・チャン

ネル

1992年

8月

、世

界の

有料

テレ

ビ史

上最

短で

計正

味加

入契

約数

100万

世帯

突破

93

Page 96: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

衛星

放送

の多

様化

2

BS放

送(

1984年

~)

基幹

的メ

ディア

(地

上波

放送

のワ

ンモ

アメ

ディア

画質

・高音

CS放

送(

1996年

~)

チャン

ネル

機能

(専

門性

BSとCSが

棲み

分け

され

た中

で、BSの

特色

を活

かし

高品

質な

番組

ライ

ンナ

ップ

によ

って

、お

客様

の支

持を

頂い

てき

た。

94

Page 97: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

当社

サー

ビス

の満

足度

を支

える

最重

要項

3

①番

組の

質(

番組

の面

白さ

や新

しさ

②番

組の

量(

作品

数の

充実

度や

放送

ジャン

ルの

幅広

さ)

③高

品質

(画

質・音

質の

良さ

④24時

間放

送(

24時

間い

つで

も視

聴で

きる

※直

近調

査で

は、「画

質・音

質の

良さ

」につ

いて

60%

もの

加入

者が

満足

を示

して

おり、

方、不

満を

持つ

加入

者は

、3%

と極

めて

少な

い状

況で

ある

※満

足度

調査

は、当

社経

営お

よび

マー

ケテ

ィン

グに

おけ

る重

要指

標の

ひとつ

であ

り、

客満

足度

/不満

足度

と解

約数

の増

減とに

相関

関係

が認

めら

れて

おりま

す。

95

Page 98: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

デジ

タル

放送

時代

4

2000年

12月

BSデ

ジタ

ル放

送開

フル

HD

(1920×

1080)

を採

※地

上デ

ジタ

ル放

送は

、1440×

1080の

HD

画質

ャン

ネル

分割

を活

用し

、「ま

だら

放送

」でサ

ービ

ス提

•「フ

ルH

1チ

ャン

ネル

」で最

高画

質の

コン

テン

ツを

お届

•「SD

×3チ

ャン

ネル

」で幅

広い

ライ

ンナ

ップ

をお

届け

•上

記を

時間

帯ご

とに

分け

て放

番組

の充

実度

と高

品質

の両

面を

活か

した

「まだ

ら放

送」と

いう

帯域

を最

大限

に有

効活

用し

たユ

ニー

クな

放送

形態

でス

ター

ト。

96

Page 99: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

まだ

ら放

送時

の番

組表

イメ

ージ

5

2001年

4月

27日

(金)

191ch

192ch

193ch

19:0

0

00 [

HV

] シ

ザー

ハン

ィム

・バー

トン

特集

(’90 米

)

20:0

0

21:0

0

00 [

HV

] ア

ンダ

ー・プ

レッシ

ャー

S

F映

画特

集(’

99 米

)

22:0

0

40 T

M N

ETW

OR

K L

IVE-

TO

UR

Majo

r Turn

-Round

~1.1

9 東

京国

際フォー

ラム

40 タ

イム

トラ

ベラ

きの

うか

ら来

た恋

人(’

99 米

)

40 ビ

ッグ

クラ

ブの

激闘

! 欧

州サ

ッカ

U

EFAチ

ャン

ピオ

ンズ

リー

1

次グ

ルー

プリー

1節

ミラ

ンvsベ

ジク

タシ

23:0

0

24:0

0

25:0

0

フル

HD

放送

SD

放送

お客

様の

満足

度を

支え

る②

番組

の量

と③

高品

質を

いレ

ベル

で同

時に

満た

す事

が難

しい

97

Page 100: 衛星放送の未来像に関する ワーキンググループ① 本年12月に開始予定の新4K8K衛星放送の一部をBS放送の右旋帯域で実施す るに当たり、参入事業者が既存放送の帯域の一部を自主的に縮減することを、優先的に

© 2

018W

OW

OW

IN

C.

フル

ハイ

ビジ

ョン

3チ

ャン

ネル

時代

の開

6

2011年

10月

フル

ハイ

ビジ

ョン

・3チ

ャン

ネル

開局

フル

HD

(1920×

1080)

×3

チャン

ネル

組コ

ンテ

ンツ

の更

なる

充実

い内

容を

良い

画質

で見

られ

る視

聴の

質を

向上

24時

間視

聴機

会の

拡大

えら

れた

帯域

を最

大限

活用

する

ことで

、4つ

の評

価ポ

イン

(番

組の

質・量

・24時

間放

送・高

品質

)を

今ま

で以

上に

訴求

これ

まで

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放送を巡る諸課題に関する検討会

「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」開催要綱

1 背景・目的

我が国の衛星放送は、新たな4K8K実用放送の開始、110度CS放送の高度化の推進な

どにより、視聴者に高精細、高画質なコンテンツを提供できる環境を整備しつつあ

る。一方で、インターネットによる動画配信サービスについても、4Kをはじめとす

る高画質コンテンツの充実等により市場が拡大しており、衛星放送を取り巻く環境

は大きく変化しつつある。

本ワーキンググループは、「放送を巡る諸課題に関する検討会 放送サービスの未

来像を見据えた周波数有効活用に関する検討分科会」の下に設置される会合として、

我が国の衛星放送を取り巻く現状と課題を整理するとともに、放送の高度化に伴う

衛星放送の将来的な在り方等について検討することを目的とする。

2 名称

本ワーキンググループは「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」と称

する。

3 主な検討項目

(1)衛星放送を取り巻く現状と課題の整理

(2)衛星放送の帯域の有効活用の在り方

(3)4K・8K時代における衛星放送の展望

(4)衛星放送への新規参入の在り方

(5)その他

4 構成及び運営

(1)本ワーキンググループの主査は、放送サービスの未来像を見据えた周波数有

効活用に関する検討分科会長が指名する。本ワーキンググループの構成員及び

オブザーバーは、主査が指名する。

(2)主査は、必要があると認めるときは、主査代理を指名することができる。

(3)主査代理は主査を補佐し、主査不在のときは主査に代わって本ワーキンググル

ープを招集する。

(4)主査は、必要に応じ、構成員以外の関係者の出席を求め、意見を聴くことが

できる。

(5)その他、本ワーキンググループの運営に必要な事項は、主査が定めるところ

による。

104

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5 議事の取扱い

(1)本ワーキンググループの会議は、原則として公開とする。ただし、公開する

ことにより当事者又は第三者の権利及び利益並びに公共の利益を害するおそれ

がある場合その他主査が必要を認める場合については、非公開とする。

(2)本ワーキンググループの会議で使用した資料については、原則として総務省

のホームページに掲載し、公開する。ただし、公開することにより当事者又は

第三者の権利及び利益並びに公共の利益を害するおそれがある場合その他主査

が必要を認める場合については、非公開とする。

(3)本ワーキンググループの会議については、原則として議事要旨を作成し、総

務省のホームページに掲載し、公開する。

6 その他

本ワーキンググループの庶務は、情報流通行政局衛星・地域放送課が関係課と連

携して行うものとする。

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放送を巡る諸課題に関する検討会 「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」

構成員・オブザーバー名簿

(敬称略、主査を除き五十音順) (平成 29年 1月 15日現在)

【構成員】

いとう すすむ

(主査) 伊東 晋 東京理科大学理工学部教授

いしだ ゆきえ

石田 幸枝 公益社団法人全国消費生活相談員協会理事

えなみ かずまさ

榎並 和雅 東京工業大学監事

おおはし ひろし

大橋 弘 東京大学大学院経済学研究科教授

おく りつや

奥 律哉 株式会社電通電通総研フェロー

おと よしひろ

音 好宏 上智大学文学部教授

こんどう のりこ

近藤 則子 老テク研究会事務局長

ししど じょうじ

宍戸 常寿 東京大学大学院法学政治学研究科教授

なかむら しゅうじ

中村 秀治 株式会社三菱総合研究所参与

(計9名)

【オブザーバー】

一般社団法人衛星放送協会

日本放送協会

一般社団法人日本民間放送連盟

一般社団法人放送サービス高度化推進協会

(計4名)

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「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」

審議経過

○第1回会合(平成30年2月8日(木))

・開催要綱の確認等

・衛星放送事業の現状と課題

(説明者:中村構成員、奥構成員)

・衛星放送のハード事業の現状と課題

(説明者:(株)放送衛星システム、スカパーJSAT(株))

・意見交換

○第2回会合(平成30年3月5日(月))

・衛星基幹放送の帯域利用の現状

(説明者:(株)BS日本、日本放送協会、(株)WOWOW)

・意見交換

○第3回会合(平成30年4月2日(月))

・衛星放送の未来像に関する論点について

・意見交換

○第4回会合(平成30年4月25日(水))

・衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書骨子案について

・意見交換

○第5回会合(平成30年5月18日(金))

・衛星放送の未来像に関するワーキンググループ報告書案について

・意見交換

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