来日間近!!飛躍的な進化を遂げたレゲエ・ミクスチャー...

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来日間近!!飛躍的な進化を遂げたレゲエ・ミクスチャー・バンド “SKINDRED”による傑作『Union Black』が遂に国内盤となってリリース!! Benji Webbe (Vo) インタビュアー:KAORU -7月に予定されている“NO BLUR CIRCUIT”は様々なジャンルのバンドが混在していて 面白いラインナップですね。来日公演は 08 年の SUMMER SONIC から 4 年ぶりとなり ますが、意気込みを聞かせてください。 以前に SUMMER SONIC で日本に行った時にはファンのみんなに凄く暖かく迎えてもら えたから、またみんなとロック出来るのが楽しみだよ。 -前作『Shark Bites And Dog Fights』は全体的にシリアスな趣でしたが、 『Union Black』は突き抜けたヘヴィネスと、あなたのルーツであるレゲエの要素を更に高度にミック スさせた素晴らしい作品ですね。あなた自身は今作をどのように評価していますか?周囲か らの反応もかなりいいのではないでしょうか。 前作はとにかく制作期間が短くてほとんどの曲はアメリカ・ツアーのバスの中で書いた曲 だったんだ。それに比べると今作は制作期間もたっぷりあったし、ロンドンでゆっくり愛情と 時間をかけてレコーディング出来たってのは大きな違いだよ。 -アルバムの制作期間はどのくらいでしたか? 『For Shark Bites』の制作時に Dan Pugsley が地元で喧嘩して怪我したせいで、中断す ることを余儀なくされたんだ。結局 8 週間で全てを終わらないといけなくて、アメリカのツ アーの途中で作業しないといけなくなったんだ。でも今回の『Union Black』はロンドンで 3 ヶ月もかけてレコーディング出来たから、その差は明白さ。 -オフィシャル PVも上がっているシングル「Warning」では PAPA ROACH の Jacoby Shaddix が歌っていますが、彼の声がいいフックになっていますね。そもそもは SLIPKNOT の Corey Taylor が歌う予定だったという話が流れたそうですね?個人的にはこの曲は Corey よりも Jacoby の声の方が合っていると思うので結果的に良かったのではないかと 思うのですがいかがでしょうか? 毎回 Corey に会う度にレコードでゲスト・ヴォーカルをしてくれって話はしているけど、今 のところはまだ実現してないんだ。つい最近も Download Festival で Corely に会って次 のアルバムではゲスト・ヴォーカルをしてくれって話をしたところだから、彼が参加してくれ るのを祈るだけだよ ( 笑 )。Jacoby とは付き合いが長くて「warning」の曲を書いている時 に、サビ前のパートでピッタリの歌詞やメロディが良い案が浮かばなくて、途中までできた曲 を Jacoby に送って参加してくれないかって尋ねたんだ。そしたら快く引き受けてくれてロ ンドンまでレコーディングしに来てくれたんだ。 -Jacoby とのコラボレーション作業はいかがでしたか? Jacoby は天才だし最高なヴォーカリスト、そして最高の飲み友達だよ。皆 Jacoby のこと が大好きなんだ。 -あなたのレゲエに対する愛情がとても伝わってくる「Gun Talk」の歌詞はどのようなこと を歌っていますか? THE CLASH から MAJOR LAZER までの幅広いファン層を虜にす るような曲ですね。 銃社会についての歌さ。若いやつらのカルチャーにいかに銃が悪影響があって、なくなるべ きかを訴えているのさ。 -好きな曲ばかりなのですが、アルバムを代表する曲として「Death To All Spies」はとて も特徴的だなと思いました。まず、この曲の冒頭部分はどのようにして出来たのか教えてくだ さい? この曲は Drum & Bass, に影響された曲で、Mikey と Arya が原案を持ってきたんだ。 まだライヴではプレイしたことないんだけど、いつかはプレイしたいと思っているよ。 -だんだんヘヴィに展開していきますが、様々なエレメントが取り入れられていますね。 SKINDRED の醍醐味が十分に堪能出来る曲だと思うのですが、この曲が作られた背景に ついて詳しく聞かせてください。 そうだね。正に色々なジャンルの要素がつまっているよ。それが SKINDRED というバンド インタビューの続きは 激ロックウェブサイトをチェック!!>>GEKIROCK.COM さ。今回はスタジオで時間を掛けて自分たちのアイディアを出せる一番最高な環境で曲作り をしたよ。 -アルバム全体を通して、シーケンスの音と生音の配合が絶妙でどちらも際立って聴こえま すが、そこはご自身でもかなり工夫した部分でしょうか? プロデューサーの Dan Pugsley と James が努力も時間も惜しみなく取り組んでくれた お陰で最高にグルーヴィーでソリッドなアルバムが出来て嬉しいよ。 -プロデューサーの James Loughry とはどのようにして知り合ったのですか?また、彼は アルバムに対してどのような貢献をしてくれましたか? Dan が James に俺たちのことを話してくれたんだ。その時点では俺は彼のことはよく知ら なかったんだ。紹介してもらった後に彼と話しをして意気投合して『Union Black』をプロ デュースしてもらうことになったんだ。俺たちを仲裁してくれる人が介入してくれるから俺た ちもスタジオで無駄な喧嘩をすることなく進められたよ。 -アートワークを手掛けているのは前作同様 Tim Fox ですね。彼の作品のどのようなとこ ろが好きですか?また、Tim に対してジャケットデザインに対する具体的なリクエストはし ているのでしょうか? Mikeyがデザイン関係にはうるさいんだけど、セカンド・アルバムから俺たちのビデオ もアートワークも Tim と一緒にやってきたんだ。彼は良いアイディアも持ってるし SKINDREDのノリにすぐ溶け込んでくれるんだ。本当に良い仕事をしてくれてるよ。 -あなたはルーツレゲエ、ダンスホール、ダブからの影響を強く受けていますが、現代のダブ ステップは好きですか?ダブステップと一言で言っても色々ですが、その中でも特に好きな アーティストがいたら教えてください。 ダブステップはよく聴くし好きだよ。Sub Source っていうアーティストが俺のオススメだ ね。最高だからよかったらチェックしてみてよ。 -現代のラウドロック・シーンについてはいかがでしょうか。あなたは DUB WAR の時代 から長くシーンを見つめているだけあって、その隆盛と衰退のどちらも目の当たりにしている のではないかと思います。今のシーンはエキサイティングだと感じますか? 音楽ビジネスは他のビジネスに比べるとまだまだ歴史の浅いビジネスだし、これからもっと 良くなると思うよ。いい意味でも悪い意味でも技術の進化は音楽そのもにも影響を与えてい ることは確かだよ。 -7月の来日公演以降の予定を教えてください。 日本でのフェスが終わった後は全世界で色んなフェスに出演する予定だよ。日本でのライ ヴと同じぐらい 8 月から始まるアメリカ・ツアーも楽しみだよ。 本国では昨年リリースされたオリジナル・アルバムとしては 4 枚目に当たる作品だが、7 月の来日に備えて待望の日本盤が リリースされた。前作は全体的にシリアスな趣だったが、今作 は大ヒット作『Roots Rock Riot』を凌ぐアグレッションと印 象的なフックが随所に散りばめられ、シーケンスと生音のバラ ンスが絶妙で爽快。ダンスホール・レゲエへのアプローチも更 に秀逸になっており、メッセージ性の強いリリックも変わらず に力強く放たれており、シングル「Warning」はもちろん、全曲 シングル・カット可能なほどの出来栄え。THE CLASHから RAGE AGAINST THE MACHINE世代、そして現代の若手 ラウドロック世代まで全てのファンを虜にしてしまう、風化し ない普遍性を保つ素晴らしい作品です! KAORU SKINDRED Union Black NOW ON SALE!! LABEL : ZESTONE RECORDS GENRE : REGGAE MIXTURE FOR FANS OF : SiM, INSOLENCE, ASIAN DUB FOUNDATION

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  • 来日間近!!飛躍的な進化を遂げたレゲエ・ミクスチャー・バンド“SKINDRED”による傑作『Union Black』が遂に国内盤となってリリース!!

    Benji Webbe (Vo) インタビュアー:KAORU

    -7月に予定されている“NO BLUR CIRCUIT”は様々なジャンルのバンドが混在していて面白いラインナップですね。来日公演は 08 年の SUMMER SONIC から 4 年ぶりとなりますが、意気込みを聞かせてください。

    以前に SUMMER SONIC で日本に行った時にはファンのみんなに凄く暖かく迎えてもらえたから、またみんなとロック出来るのが楽しみだよ。

    -前作『Shark Bites And Dog Fights』は全体的にシリアスな趣でしたが、『Union Black』は突き抜けたヘヴィネスと、あなたのルーツであるレゲエの要素を更に高度にミックスさせた素晴らしい作品ですね。あなた自身は今作をどのように評価していますか?周囲からの反応もかなりいいのではないでしょうか。

    前作はとにかく制作期間が短くてほとんどの曲はアメリカ・ツアーのバスの中で書いた曲だったんだ。それに比べると今作は制作期間もたっぷりあったし、ロンドンでゆっくり愛情と時間をかけてレコーディング出来たってのは大きな違いだよ。 -アルバムの制作期間はどのくらいでしたか?

    『For Shark Bites』の制作時に Dan Pugsley が地元で喧嘩して怪我したせいで、中断することを余儀なくされたんだ。結局 8 週間で全てを終わらないといけなくて、アメリカのツアーの途中で作業しないといけなくなったんだ。でも今回の『Union Black』はロンドンで3 ヶ月もかけてレコーディング出来たから、その差は明白さ。 -オフィシャル PV も上がっているシングル「Warning」では PAPA ROACH の Jacoby Shaddix が歌っていますが、彼の声がいいフックになっていますね。そもそもは SLIPKNOTの Corey Taylor が歌う予定だったという話が流れたそうですね?個人的にはこの曲はCorey よりも Jacoby の声の方が合っていると思うので結果的に良かったのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

    毎回 Corey に会う度にレコードでゲスト・ヴォーカルをしてくれって話はしているけど、今のところはまだ実現してないんだ。つい最近も Download Festival で Corely に会って次のアルバムではゲスト・ヴォーカルをしてくれって話をしたところだから、彼が参加してくれるのを祈るだけだよ ( 笑 )。Jacoby とは付き合いが長くて「warning」の曲を書いている時に、サビ前のパートでピッタリの歌詞やメロディが良い案が浮かばなくて、途中までできた曲を Jacoby に送って参加してくれないかって尋ねたんだ。そしたら快く引き受けてくれてロンドンまでレコーディングしに来てくれたんだ。 -Jacoby とのコラボレーション作業はいかがでしたか?

    Jacoby は天才だし最高なヴォーカリスト、そして最高の飲み友達だよ。皆 Jacoby のことが大好きなんだ。 -あなたのレゲエに対する愛情がとても伝わってくる「Gun Talk」の歌詞はどのようなことを歌っていますか? THE CLASH から MAJOR LAZER までの幅広いファン層を虜にするような曲ですね。

    銃社会についての歌さ。若いやつらのカルチャーにいかに銃が悪影響があって、なくなるべきかを訴えているのさ。 -好きな曲ばかりなのですが、アルバムを代表する曲として「Death To All Spies」はとても特徴的だなと思いました。まず、この曲の冒頭部分はどのようにして出来たのか教えてください?

    この曲は Drum & Bass, に影響された曲で、Mikey と Arya が原案を持ってきたんだ。まだライヴではプレイしたことないんだけど、いつかはプレイしたいと思っているよ。 -だんだんヘヴィに展開していきますが、様々なエレメントが取り入れられていますね。SKINDRED の醍醐味が十分に堪能出来る曲だと思うのですが、この曲が作られた背景について詳しく聞かせてください。

    そうだね。正に色々なジャンルの要素がつまっているよ。それが SKINDRED というバンド

    インタビューの続きは激ロックウェブサイトをチェック!!>>GEKIROCK.COM

    さ。今回はスタジオで時間を掛けて自分たちのアイディアを出せる一番最高な環境で曲作りをしたよ。 -アルバム全体を通して、シーケンスの音と生音の配合が絶妙でどちらも際立って聴こえますが、そこはご自身でもかなり工夫した部分でしょうか?

    プロデューサーの Dan Pugsley と James が努力も時間も惜しみなく取り組んでくれたお陰で最高にグルーヴィーでソリッドなアルバムが出来て嬉しいよ。 -プロデューサーの James Loughry とはどのようにして知り合ったのですか?また、彼はアルバムに対してどのような貢献をしてくれましたか?

    Dan が James に俺たちのことを話してくれたんだ。その時点では俺は彼のことはよく知らなかったんだ。紹介してもらった後に彼と話しをして意気投合して『Union Black』をプロデュースしてもらうことになったんだ。俺たちを仲裁してくれる人が介入してくれるから俺たちもスタジオで無駄な喧嘩をすることなく進められたよ。 -アートワークを手掛けているのは前作同様 Tim Fox ですね。彼の作品のどのようなところが好きですか?また、Tim に対してジャケットデザインに対する具体的なリクエストはしているのでしょうか?

    Mikey がデザイン関係にはうるさいんだけど、セカンド・アルバムから俺たちのビデオもアートワークも Tim と一緒にやってきたんだ。彼は良いアイディアも持ってるしSKINDRED のノリにすぐ溶け込んでくれるんだ。本当に良い仕事をしてくれてるよ。 -あなたはルーツレゲエ、ダンスホール、ダブからの影響を強く受けていますが、現代のダブステップは好きですか?ダブステップと一言で言っても色々ですが、その中でも特に好きなアーティストがいたら教えてください。

    ダブステップはよく聴くし好きだよ。 Sub Source っていうアーティストが俺のオススメだね。最高だからよかったらチェックしてみてよ。 -現代のラウドロック・シーンについてはいかがでしょうか。あなたは DUB WAR の時代から長くシーンを見つめているだけあって、その隆盛と衰退のどちらも目の当たりにしているのではないかと思います。今のシーンはエキサイティングだと感じますか?

    音楽ビジネスは他のビジネスに比べるとまだまだ歴史の浅いビジネスだし、これからもっと良くなると思うよ。いい意味でも悪い意味でも技術の進化は音楽そのもにも影響を与えていることは確かだよ。 -7月の来日公演以降の予定を教えてください。

    日本でのフェスが終わった後は全世界で色んなフェスに出演する予定だよ。日本でのライヴと同じぐらい 8 月から始まるアメリカ・ツアーも楽しみだよ。

    本国では昨年リリースされたオリジナル・アルバムとしては4 枚目に当たる作品だが、7 月の来日に備えて待望の日本盤がリリースされた。前作は全体的にシリアスな趣だったが、今作は大ヒット作『Roots Rock Riot』を凌ぐアグレッションと印象的なフックが随所に散りばめられ、シーケンスと生音のバランスが絶妙で爽快。ダンスホール・レゲエへのアプローチも更に秀逸になっており、メッセージ性の強いリリックも変わらずに力強く放たれており、シングル「Warning」はもちろん、全曲シングル・カット可能なほどの出来栄え。THE CLASH からRAGE AGAINST THE MACHINE 世代、そして現代の若手ラウドロック世代まで全てのファンを虜にしてしまう、風化しない普遍性を保つ素晴らしい作品です! KAORU

    SKINDREDUnion BlackNOW ON SALE!!

    LABEL : ZESTONE RECORDSGENRE : REGGAE MIXTUREFOR FANS OF : SiM, INSOLENCE,ASIAN DUB FOUNDATION