臨床研修病院の称:公立南丹病院 公立南丹病院卒後臨床研修 …2016年度...

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0305A 研修プログラムの名称及び概要 プログラム番号:030472202 病院施設番号: 030472 臨床研修病院の名称:公立南丹病院 臨床研修病院群番号: 臨床研修病院群名: 公立南丹病院卒後臨床研修病院群 プログラム番号、病院施設番号及び臨床研修病院群番号は、既に取得されている場合に記入してください。 1.研修プログラムの名 公立南丹病院卒後臨床研修プログラム 2.研修プログラムの特 必須科目である内科(6ケ月)、救急部門(3ケ月)を1年次に、地域医療(1 ケ月)および選択必修科目2科目(2ケ月)を2年次に研修し、残りの12ケ月 を自由選択科目の研修に充てる。研修開始時に、研修医各自の将来のキャリアに 応じた診療科における研修(自由選択科目)を一定期間行った後に、必修科目の 研修を開始することも可能である。 3.臨床研修の目標の概 将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識 できるよう、医療人として必要な基本姿勢や態度、心構えを学ぶ。一般的な診療 において頻繁に関わる疾患又は負傷に適切に対応できるよう、基本的な診療能力 を身につける。あわせて、将来希望する専門分野における知識と初期技術を習得 することを目標とする。 4.研修期間 ( 2 )年 (原則として、「2年」と記入してください。) 備考 研修後そのまま専門研修に入り 3 年以上研修可能 5.臨床研修を行う分野 研修分野ごとの病院又は施設(研修分野ごとの研修期間) 同一の研修分野について複数の病院又は施設で研修を行う場合には、適宜欄 を分割してすべての病院又は施設の名称(病院施設番号)を記入してください。 研修期間は、研修分野ごとに月単位で記入してください。各研修分野におけ るプログラムの詳細は備考欄に記入してください。 病院施設 番号 病院又は施設の名称 研修期間 内科 030472 公立南丹病院 6か月 救急部門 030472 公立南丹病院 3か月 地域医療 030472 公立南丹病院 国保京丹波町病院 社会福祉法人長生園 1か月 選択必修科目 030472 031727 公立南丹病院 福知会もみじケ丘病院(精神科選択の場合) 2か月 (うち2週間) 自由選択科目 303472 公立南丹病院 12か月 備考 選択必修科目・・・外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科から2科目を選択 自由選択科目・・・内科(循環器、呼吸器、消化器、血液、神経、腎透析、内分泌代謝) 外科(消化器、呼吸器、乳腺、小児) 小児科、産婦人科、麻酔科、精神科、整形外科、放射線科、眼科、皮膚科、 泌尿器科、耳鼻咽喉科

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0305A

研修プログラムの名称及び概要

プログラム番号:030472202

病院施設番号: 030472 臨床研修病院の名称:公立南丹病院

臨床研修病院群番号: 臨床研修病院群名: 公立南丹病院卒後臨床研修病院群

プログラム番号、病院施設番号及び臨床研修病院群番号は、既に取得されている場合に記入してください。

1.研修プログラムの名

公立南丹病院卒後臨床研修プログラム

2.研修プログラムの特

必須科目である内科(6ケ月)、救急部門(3ケ月)を1年次に、地域医療(1

ケ月)および選択必修科目2科目(2ケ月)を2年次に研修し、残りの12ケ月

を自由選択科目の研修に充てる。研修開始時に、研修医各自の将来のキャリアに

応じた診療科における研修(自由選択科目)を一定期間行った後に、必修科目の

研修を開始することも可能である。

3.臨床研修の目標の概

将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識

できるよう、医療人として必要な基本姿勢や態度、心構えを学ぶ。一般的な診療

において頻繁に関わる疾患又は負傷に適切に対応できるよう、基本的な診療能力

を身につける。あわせて、将来希望する専門分野における知識と初期技術を習得

することを目標とする。

4.研修期間 ( 2 )年 (原則として、「2年」と記入してください。)

備考 研修後そのまま専門研修に入り 3年以上研修可能

5.臨床研修を行う分野

研修分野ごとの病院又は施設(研修分野ごとの研修期間)

* 同一の研修分野について複数の病院又は施設で研修を行う場合には、適宜欄

を分割してすべての病院又は施設の名称(病院施設番号)を記入してください。

* 研修期間は、研修分野ごとに月単位で記入してください。各研修分野におけ

るプログラムの詳細は備考欄に記入してください。

病院施設

番号

病院又は施設の名称 研修期間

内科 030472 公立南丹病院 6か月

救急部門 030472 公立南丹病院 3か月

地域医療

030472

公立南丹病院

国保京丹波町病院

社会福祉法人長生園

1か月

選択必修科目

030472

031727

公立南丹病院

福知会もみじケ丘病院(精神科選択の場合)

2か月

(うち2週間)

自由選択科目 303472 公立南丹病院 12か月

備考

選択必修科目・・・外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科から2科目を選択

自由選択科目・・・内科(循環器、呼吸器、消化器、血液、神経、腎透析、内分泌代謝)

外科(消化器、呼吸器、乳腺、小児)

小児科、産婦人科、麻酔科、精神科、整形外科、放射線科、眼科、皮膚科、

泌尿器科、耳鼻咽喉科

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2016 年度 公立南丹病院臨床研修プログラム 7 名

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

一年次 内科 救急 自由選択

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

ニ年次 自由選択 地域医療+精神科 必須選択または自由選択

地域医療は、当院での在宅医療研修と臨床研修協力病院である国保京丹波町病院、臨床研修協力施設で

ある社会福祉法人長生園、精神科はクリニック「もみじ」にて研修を行う。

選択必修科目

外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科 のうち2科目を選択

救急部門 (3ケ月:12週間)

・内科救急 3週間

・小児科救急 3週間

・外科救急 3週間

・整形外科救急 3週間

地域医療 (1ケ月:4週間)

・本院在宅医療 1週間

・国保京丹波町病院 2週間

・長生園 1週間

自由選択科目

内科(循環器、呼吸器、消化器、血液、神経、腎透析、内分泌代謝)

外科(消化器、呼吸器、乳腺、小児)

整形外科、産婦人科、小児科、眼科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科、

麻酔科、精神科、皮膚科

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① 公立南丹病院1年次臨床研修プログラム

1. オリエンテーション(5日間)のプログラム

内容 形態 担当

診療記録管理について 講義 佐藤統括部長

病院の概要について 講義 事務局長

職員としての心得及び個人情報保護について 講義 事務局長

事務手続き等について 講義 総務課

患者の権利・プライバシーについて 講義 病院長

医の倫理、生命倫理について 講義 病院長

医事業務・保険請求等について 講義 医事課

医療面接(病歴聴取、インフォームドコンセント)について 講義 外科部長

電子カルテシステム実習 講義、 実習 電算係

食事箋の考え方・作成(電子カルテ上で) 講義、実習 管理栄養士長

紹介状・返信の書き方(電子カルテ上で) 講義、実習 内科部長

診断書(死亡診断書含む)、同意書の書き方 講義、実習 内科部長

処方箋・指示簿の作成(電子カルテ上で) 講義、実習 内科部長

院内トリアージと救急室について 講義 看護師長

医療安全対策(事故防止、事故報告) 講義 看護師長

接遇について 講義 院外講師

院内感染・結核感染対策について 手洗いと感染性廃棄物について 講義 院内感染対策委員会

医学文献の探し方・読み方 講義 眼科部長

チーム医療について 講義 小児外科部長

手術室について 講義 手術室副看護師長

病院病理と CPCについて 講義 内科部長

輸血について 講義 副院長

放射線科業務について 講義 放射線科部長

臨床検査業務について 講義 内科部長・臨床検査技師長

リハビリテーション業務について 講義 リハビリテ―ション部長・理学療法士長

腎センターについて 講義 内科副部長

投薬の仕方及び薬剤の取扱について 講義 薬剤部長

救急医療について 講義 副院長

感染症について 講義 看護師長

在宅医療・認知症疾患医療センターについて 講義 統括部長

医薬品管理について 講義 薬剤部長

病院の将来構想について 講義 副管理者

以上のプログラムを1週間(5日間)かけて行う。一科目1時間の目安。

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2.臨床研修プログラムの理念

公立南丹病院の臨床研修は、医師が、医師としての人格を磨き、将来専門とする分野にかかわらず、医学

及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に

適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につけることを目標とした研修である。

3.全科にわたっての研修での一般行動目標-医療人として基本的な基本姿勢・態度を身につけるために

(1)患者-医師関係

患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立するために、

患者・家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握できる。

医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームド・コンセントが実施できる。

守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。

(2)チーム医療

医療チームの構成員としての役割を理解し、保健・医療・福祉の幅広い職種からなる他のメンバー

と強調するために、

指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションができる。

上級及び同僚の医師や他の医療従事者と適切なコミュニケーションがとれる。

同僚及び後輩への教育的配慮ができる。

患者の転入・転出に当たり、情報を交換できる。

関係機関や諸団体の担当者とコミュニケーションがとれる。

(3)問題対応能力

患者の問題を把握し、問題対応型の思考を行い、生涯にわたる自己学習の習慣を身につけるために、

臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、当該患者への適応を判断 できる

(EBM=Evidenced Based Medicineの実践ができる。)。

自己評価及び第三者による評価を踏まえた問題対応能力の改善ができる。

臨床研究や治験の意義を理解し、研究や学会活動に関心を持つ。

自己管理能力を身に付け、生涯にわたり基本的診療能力の向上に努める。

(4)安全管理

患者及び医療従事者にとって安全な医療を遂行し、安全管理の方策を身に付け、危機管理に参画

するために、

医療を行う際の安全確認の考え方を理解し、実施できる。

医療事故防止及び事故後の対処について、マニュアルなどに沿って行動できる。

院内感染対策(Standard Precautionsを含む。)を理解し、実践できる。

(5)症例呈示

チーム医療の実践と自己の臨床能力向上に不可欠な、症例呈示と意見交換を行うために、

症例呈示と討論ができる。

臨床症例に関するカンファランスや学術集会に参加する。

(6)医療の社会性

医療の持つ社会的側面の重要性を理解し、社会に貢献するために、

保健医療法規・制度を理解し、適切に行動できる。

医療保険、公費負担医療を理解し、適切に行動できる。

医の倫理、生命倫理について理解し、適切に行動できる。

医薬品や医療用具による健康被害の発生防止について理解し、適切に行動できる。

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内科

Ⅰ)到達目標:プライマリーケアの基本的な診療能力

初期診療の基本的臨床能力を、医療メンバーの一員としての協調性の中で養い、併せて患者、家族との

信頼関係を築ける態度を身につけさせる事を目的とする。

経験目標;経験すべき診察法・検査・手技、経験すべき症状・病態・疾患、特定の医療現場を経験する。

行動目標;良好な患者・医師関係、チーム医療の実践、問題対応能力、安全管理や危機管理に参画、適

切な医療面接、症例呈示能力、診療計画作成、医療の社会性について実践

必修項目 症例レポート

Ⅱ)研修方針と内容

新医師臨床研修制度の基本的考え方

1医師としての人格を涵養

2アルバイトをせずに研修に専念できる環境を整備

3プライマリーケアへの理解を深め、患者を全人的に診ることができる基本的な診療能力を修得する。

初期診療の基本的臨床能力を身に着けることを目標とし、病歴、身体所見の撮り方、カルテの書き方、

患者及び家族への接し方を学習し、簡単な検査及び処置等の技術を修得する。

内容

各疾患に特有な身体所見や検査処置方法、診断根拠、治療法の基本的考え方を身につける。

適切で且つ医療評価ができる診療録の作成と記録する能力を身につける。

循環器、腎臓、呼吸器、神経、消化器、内分泌代謝、膠原病疾患、血液、感染症につき指導医又は主治

医の下で担当医として研修する。

将来臨床医として内科以外の診療に従事する研修医にとっても、最低限必要な、内科的知識と診療技術

を習得させる。

Ⅲ)教育体制

各疾患につき、指導医の下で担当医として病棟研修する。

担当症例疾患の特殊性を把握し、患者ごとに病歴、身体所見を中心に問題リスト、検査、治療計画を作

成させ、指示、実施した結果について指導医にレポートを提出させる。

院長回診に参加し、担当入院患者の病状説明を行い、診断、治療方針についての指導を受ける。

患者死亡の時にはできるだけ剖検に務め、剖検に立ち会う。

カンファレンス

胃食道透視読影、心血管撮影読影フィルムカンファレンス、医局会、病診連携勉強会、院内CPC、院

内勉強会に参加し、研修する。

Ⅳ)教育スケジュール

オリエンテーションは医籍登録までの間に、診療録や医療保険の基本など、実地の診療にかかわる医師

として必要な知識に関する研修を含むこと。

6カ月間の最初の1週間は臨床全般に亘る分野の研修を行う。

① 循環器、腎臓、呼吸器

② 消化器、血液

③ 内分泌、代謝、膠原病、アレルギー、神経内科

(①、②、③の順に行う)

午前 午後

月 胃透視、注腸検査 内視鏡検査

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火 腹部超音波 気管支鏡検査、医局会、抄読会

症例検討会

水 外来病歴、外来診療 心筋シンチ、トレッドミル

腹部血管造影

木 在宅、ドック 消化器レントゲンフィルムカンファ

レンス

内科外科カンファレンス

金 心臓超音波 心カテ

Ⅴ)研修プログラム

基本的態度

主訴、病歴、身体所見の取り方、各種検査法の適応と診断、治療法の選択と実施ができる

各疾患に特有な身体所見や検査処置方法、診断根拠、治療法の基本的考え方を身につける

診察法

一般目標:初期診療に必要な基本的診察法の習得する。

行動目標:全身の診察を正確且つ要領良く実施できる A(劣る)B(普通)C(優れる)

一般的な身体所見を正確かつ要領よく取れる(視診、触診、打診、聴診) A、B,C A、B,C

指導医の下で患者の病態について患者及び家族へ正確な、要領のよい説

明ができる

A、B,C A、B,C

適切で且つ医療評価が可能な診療録の作成と記録ができる A、B,C A、B,C

複数臓器が原因となりうる頻度の高い症状についての病態生理と鑑別

診断ができる

腹痛、急性腹症、頭痛、めまい、胸痛、発熱、不明熱、体重減少、体重

増加、意識障害、失神、腰痛、全身倦怠感、食欲(思)不振、リンパ節腫

脹、呼吸困難、咳・痰、歩行困難、便通異常、四肢のしびれ、悪心・嘔

吐、浮腫、不眠

A、B,C A、B,C

基本的臨床検査法

一般目標:基本的な臨床検査法の選択、結果を解釈でき、緊急検査を実施できる。

行動目標:検尿検便検査、血液一般検査の実施、結果の解釈ができる。

血液培養(動静脈血採血)経皮的酸素濃度測定、血液ガス分析、

一般検尿(試験紙法)便潜血検査の実施、結果の解釈が出来る

A、B,C A、B,C

ツベルクリン反応、眼底検査、直腸指診が実施できる A、B,C A、B,C

核医学検査の実施、読影ができる A、B,C A、B,C

出血、凝固機構に関する検査を指示、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

生化学的検査、血清免疫学的検査の実施、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

腎機能検査、内分泌学的検査の指示、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

細菌塗抹、培養及び薬剤感受性試験の結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

細胞診、病理組織検査の指示、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

肺機能検査の指示、解釈ができる A、B,C A、B,C

神経生理学的検査(脳波や筋電図など)の所見を指摘できる A、B,C A、B,C

血圧を正確に測定できる A、B,C A、B,C

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処方

一般目標:一般的な薬剤についての知識と処方の仕方を身につける。各注射法の適応、輸液、輸血につ

いての知識と手技を身につける。

行動目標:一般的経口及び注射薬剤の適応、禁忌、使用量、副作用、配合禁忌、使用上の注意をあげ、

処方できる。

薬物治療、輸液、輸血、中心静脈栄養、経腸栄養を指示、実施できる A、B,C A、B,C

療養指導(安静度、体位、食事、入浴、排泄、環境整備を含む)ができ

A、B,C A、B,C

麻薬の取り扱い上の注意を認識、正しい処方。注射による障害を認識し、

その予防法と治療法を講じる。

A、B,C A、B,C

輸血輸液の種類と適応を認識し、輸血輸液を正しく実施できる A、B,C A、B,C

クロスマッチの正確な実施とその判断ができる A、B,C A、B,C

水.電解質代謝の基本理論を理解し、説明できる A、B,C A、B,C

末期患者の管理

一般目標:全人間的観点から末期患者の適切な医学的管理を行なう能力を身につける

行動目標:末期患者の病態生理と心理状態とその変化の認識。末期患者の治療を身体的、心理的、社会

的な理解の上で行う

指導医の下で患者家族に病態を正確に要領よく説明できる A、B,C A、B,C

末期患者とその家族間の社会的関係を理解し、配慮する(癌の告知、家

族へのケア)

A、B,C A、B,C

痛みやその他の身体症状のコントロールができる A、B,C A、B,C

緩和医療に移るタイミングを理解し、説明できる A、B,C A、B,C

精神症状のコントロールとケアができる A、B,C A、B,C

死後の法的処置を確実、的確に行うことができる A、B,C A、B,C

循環器

胸部X線像の読影で心疾患の評価ができる A、B,C A、B,C

心電図の実施と解釈ができる A、B,C A、B,C

心エコー検査の結果を解釈できる A、B,C A、B,C

RI検査の指示と結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

心臓カテーテル検査を経験する A、B,C A、B,C

心血管造影法を経験する A、B,C A、B,C

PTCR、PTCAを経験する A、B,C A、B,C

除細動器を経験する A、B,C A、B,C

人工ペースメーカーの取り扱いを理解する A、B,C A、B,C

救急処置を経験する A、B,C A、B,C

蘇生術を経験する A、B,C A、B,C

リハビリテーションの内容について理解し説明できる A、B,C A、B,C

腎臓

検尿(沈さ)の正しい解釈ができる A、B,C A、B,C

腎臓超音波検査を実施し、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

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腎生検を経験する A、B,C A、B,C

RI検査を理解指示、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

DIP検査について理解指示、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

血液透析を経験する A、B,C A、B,C

腹膜透析を経験する A、B,C A、B,C

各種治療法について理解する A、B,C A、B,C

呼吸器

喀痰検査の実施、解釈が出来る(細胞診、微生物学的検査) A、B,C A、B,C

呼吸器疾患の各種レントゲン検査法(胸部XP、CT、胸部MRI,M

RA)を理解し結果の解釈ができる

A、B,C A、B,C

RI検査について理解指示し、結果を解釈できる A、B,C A、B,C

肺機能検査法を理解指示し、結果を解釈できる A、B,C A、B,C

血液ガス分析を実施し、結果を解釈できる A、B,C A、B,C

内視鏡検査法と生検(擦過法、生検、肺胞洗浄)を経験する A、B,C A、B,C

穿刺液細胞診断を解釈できる A、B,C A、B,C

各種吸入療法を理解する A、B,C A、B,C

消化器

糞便検査(寄生虫卵、脂肪染色)を指示し、結果を解釈できる A、B,C A、B,C

腹部エコー検査の実施、読影ができる A、B,C A、B,C

腹部CT検査の読影ができる A、B,C A、B,C

腹部MRI検査の読影ができる A、B,C A、B,C

胃食道透視を実施、読影できる。 A、B,C A、B,C

胃管及びイレウス管挿入法を実施できる A、B,C A、B,C

腹水穿刺、腹水採取法を実施、結果を解釈できる A、B,C A、B,C

注腸検査を経験する A、B,C A、B,C

胃カメラ検査及び処置治療を経験する A、B,C A、B,C

腹部超音波内視鏡検査を経験する A、B,C A、B,C

大腸ファイバー検査及び処置治療を経験する A、B,C A、B,C

ERCP検査を経験する A、B,C A、B,C

乳頭部切開処置を経験する A、B,C A、B,C

腹部血管造影検査及び処置治療を経験する A、B,C A、B,C

血液

血算と赤血球指数(MCV,MCH,MCHC)について理解、解釈ができる A、B,C A、B,C

血液型検査、クロスマッチの指示、実施、結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

造血系疾患の細胞学的診断を経験する A、B,C A、B,C

骨髄穿刺法を経験する A、B,C A、B,C

出血凝固線溶系検査を理解し指示できる A、B,C A、B,C

内分泌代謝、免疫、膠原病

各種内分泌機能検査法を理解し、指示できる A、B,C A、B,C

各種免疫学的検査法を理解する A、B,C A、B,C

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神経

頭部CTの読影ができる A、B,C A、B,C

頭部MRI検査の読影ができる A、B,C A、B,C

脳波検査を経験する A、B,C A、B,C

末梢神経伝達速度測定検査を経験する A、B,C A、B,C

髄液採取法を経験し、結果について解釈ができる A、B,C A、B,C

リハビリテーションを理解し指示できる A、B,C A、B,C

救急部門(一年次 3ヶ月)

・救急

Ⅰ)到達目標

生命や機能的予後に係わる、緊急を要する病態や疾病、外傷に対して適切な対応ができる。

Ⅱ)研修方針と内容

① 救急室及び救急病棟での一次、二次救急の診療に指導医とともに参加し、診察手法、検査法、

治療法を学ぶ。

②定期的なカンファランス等で、救急診療に必要な知識と技術を習得する。

② BLS(Basic Life Support)及びACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)を学び、

BLSを指導する。

④救急ナースや救急救命士と連携して、チーム医療としての救急医療を学ぶ。

⑤専門医へのコンサルテーションを経験する。

⑥災害時の救急医療体制の知識を得る。

Ⅲ)教育体制

指導医である救急当直医(内科、小児科、外科系、産婦人科)の元で、夜間救急医療に携わる

とともに、救急病棟で、指導医である指導医とともに、日勤帯に救急入院患者の診断、治療法

を学ぶ。

Ⅳ)教育スケジュール

研修期間1ヶ月の内、全般2週間は、当直医である指導医とともに副直医として夜間救急に従

事する。後半2週間は、救急病棟にて、主治医である指導医の元で、入院救急患者の診断、治

療にあたるとともに、コメディカルも含んだ救急カンファランスに参加する。

前半2週間

午前 午後

月 なし 夜間副直(夜間救急医療)

火 なし 夜間副直(夜間救急医療)

水 なし 夜間副直(夜間救急医療)

木 なし 夜間副直(夜間救急医療)

金 なし 夜間副直(夜間救急医療)

後半2週間

午前 午後

月 救急病棟で研修 救急病棟で研修

火 救急病棟で研修 救急病棟で研修

水 救急病棟で研修 救急病棟で研修

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0305A

木 救急病棟で研修 救急病棟で研修

金 救急病棟で研修 救急病棟で研修

Ⅴ)臨床研修プログラム

1) 基本的事項

救急に対する急性諸症の諸原因を再認識し、与えられた状況下で最も適切な処置を講ずる能力を身につける

各項目に自己評価と指導医評価を付記する。 A(劣る)B(普通)C(優れる)

カンファランスなどへ出席する。 A,B,C A,B,C

救急症例に関する検討会(ナースや救急救命士を含む)で患者の

プレゼン テーションができる。

A,B,C A,B,C

バイタルサインの把握ができる。 A,B,C A,B,C

意識レベルを正確に評価できる。 A,B,C A,B,C

病態の重症度及び緊急度の把握ができる。 A,B,C A,B,C

ACLS を習得した。 A,B,C A,B,C

BLS を指導できる。 A,B,C A,B,C

ショックの診断と治療ができる。 A,B,C A,B,C

初期治療の継続と適切な専門医へ連絡する状況判断、重症患者の転送に

ついて主要な指示ができる

A,B,C A,B,C

災害時の救急医療体制について、概略を説明でき、自己の果たす役割を説

明できる。

A,B,C A,B,C

頻度の高い救急疾患の初期治療ができる。 A,B,C A,B,C

2)基本的臨床検査(指導医とともにオーダー、解釈ができる。)

動脈血ガス分析 A,B,C A,B,C

緊急血液検査 血算 A,B,C A,B,C

緊急血液検査 生化学 A,B,C A,B,C

緊急血液検査 簡易血糖検査 A,B,C A,B,C

尿一般検査 A,B,C A,B,C

心電図モニター、十二誘導心電図 A,B,C A,B,C

緊急画像診断 放射線 単純 X線 A,B,C A,B,C

緊急画像診断 放射線 造影検査 A,B,C A,B,C

緊急画像診断 放射線 X 線 CT A,B,C A,B,C

緊急画像検査 超音波 A,B,C A,B,C

緊急手術の場合、術前の最小限の検査及び処置、専門医への転送 A,B,C A,B,C

2) 基本的手技

気道確保を実施できる。 A,B,C A,B,C

人工呼吸を実施できる。 A,B,C A,B,C

気管内挿管、気管切開の適応 A,B,C A,B,C

レスピレーターの装着、調節、直流除細動の適応を認識し実施 A,B,C A,B,C

体外心マッサージを実施できる。 A,B,C A,B,C

圧迫止血法を実施できる。 A,B,C A,B,C

包帯法を実施できる。 A,B,C A,B,C

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注射法(皮内、皮下、筋肉内、点滴)を実施できる。 A,B,C A,B,C

静脈確保、輸血、輸液ができる。 A,B,C A,B,C

中心静脈圧測定 A,B,C A,B,C

採血法(静脈血、動脈血)を実施できる。 A,B,C A,B,C

大量出血の一般的対策 A,B,C A,B,C

穿刺法を実施できる(腰椎)。 A,B,C A,B,C

穿刺法を実施できる(胸腔ドレナージ)。 A,B,C A,B,C

穿刺法を実施できる(腹腔洗浄)。 A,B,C A,B,C

導尿法を実施できる。 A,B,C A,B,C

局所麻酔法を実施できる。 A,B,C A,B,C

創部消毒とガーゼ交換ができる。 A,B,C A,B,C

創傷の基本的処置(止血、感染防止、副木など) A,B,C A,B,C

簡単な切開、排膿を実施できる。 A,B,C A,B,C

皮膚縫合法を実施できる。 A,B,C A,B,C

軽度の外傷、熱傷の処置を実施できる。 A,B,C A,B,C

胃管挿入、胃洗浄ができる。 A,B,C A,B,C

救急医療で経験すべき病態、疾患は以下のようなものであり、より多くの

症例、症状を経験できるように努力する。

A,B,C A,B,C

緊急を要する病態、疾患

心肺停止、ショック、意識障害、脳血管障害、急性呼吸不全、急性心不全、

急性冠症候群、急性腹症、急性消化管出血、急性腎不全、急性感染症、外

傷、急性中毒、誤飲、熱傷、精神科領域の救急

A,B,C A,B,C

経験すべき内因性疾患

神経系疾患/脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞、てんかん発作、脳髄膜炎

心血管系疾患/うっ血性心不全、虚血性心疾患、不整脈、血管性疾患

呼吸器系疾患/気管支喘息発作、重症肺炎、COPD急性増悪

消化器系疾患/消化管穿孔、消化管出血、汎発性腹膜炎、イレウス

腎泌尿器系、生殖器系疾患/泌尿器系救急疾患、生殖器系急性腹症

内分泌代謝系疾患/糖尿病性昏睡、精神科救急

A,B,C A,B,C

経験すべき外因性疾患

頭部外傷/脳脊髄外傷、顔面、頚部外傷、胸部外傷/多発肋骨骨折、血気胸

腹部外傷/消化管破裂、腸間膜損傷、脾損傷、腹部穿通創、肝胆道損傷、膵、

十二指腸損傷、運動器(筋骨格)系疾患/骨折、関節の脱臼、亜脱臼、捻挫、

靭帯損傷、脊柱障害(腰椎椎間板ヘルニア)、四肢切断、その他の四肢外傷、

骨盤外傷、泌尿生殖器損傷/腎損傷、皮膚系疾患/湿疹皮膚炎、蕁麻疹、薬

疹、皮膚感染症、多発外傷、熱傷、急性中毒

A,B,C A,B,C

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地域医療(4週コース)

Ⅰ)到達目標

地域医療を必要とする患者さんとその家族に対して、全人的に対応できる。

Ⅱ)研修方針と内容

①地域の社会福祉施設(特別養護老人ホームなど)の役割について理解し、実践活動に参加する。

②診療所やへき地医療拠点病院での医療について理解し実践する。

③訪問診療や在宅医療を通じて、患者さんや家族の苦しみを知り、その医療的援助の方法を学ぶ。

Ⅲ)教育体制

研修指導者である国保京丹波町病院、副病院長の指導の元に、研修を行う。長生園では診療所で指導医の指

導を受ける。

Ⅳ)教育スケジュール

1ヶ月の期間中は国保京丹波町病院、長生園、訪問看護での研修を以下の表のプログラムで行う。

Ⅴ)臨床研修プログラム

経験すべき事項

京丹波町病院及び、その他の社会福祉施設 A(劣る)B(普通)C(優れる)

介護療養型病棟の役割を知る。 A,B,C A,B,C

介護型病棟の褥瘡回診に参加し、治療法の実際を学ぶ。 A,B,C A,B,C

介護療養型病棟入院調整会議に参加し、その目的・意義を学ぶ。 A,B,C A,B,C

介護認定委員会に参加し、その役割を知る。 A,B,C A,B,C

特別養護老人ホームの役割を知る。 A,B,C A,B,C

僻地診療所の役割を知る。 A,B,C A,B,C

僻地診療所での医療を実践する。 A,B,C A,B,C

訪問診療の役割を知る。 A,B,C A,B,C

訪問介護や訪問入浴の役割を知る。 A,B,C A,B,C

訪問看護や訪問リハビリの役割を知る。 A,B,C A,B,C

グループホームの役割を知る。 A,B,C A,B,C

ディサービスの役割を知る。 A,B,C A,B,C

共同作業所の役割を知る。 A,B,C A,B,C

選択必修科目

外科

Ⅰ)到達目標

基本プログラムでは、外科的疾患と処置に関して、基本的知識と手技の基本を習得する。選択プログラ

ムでは、より高度な知識と手技を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

指導医の下で、外来、病棟、手術場での診療参加と基本的診療を習得する。基本プログラムでは、将来、

臨床医として外科以外の診療科を専門とする医師にとっても、必要な外科分野の基本的知識と手技を研

修内容とする。選択プログラムでは、基本プログラム習得を基礎に、更に消化器外科、血管外科、呼吸

器外科、内分泌外科(乳腺、甲状腺)、小児外科の基本的知識と手技を習得する。外科術前カンファレン

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ス、重症患者カンファレンス、外科内科合同カンファレンスに参加し、指導医の指導の下にプレゼンテ

ーションを実践学習する。

Ⅲ)教育体制

外科学会指導医、消化器外科学会指導医、消化器外科学会専門医、小児外科学会認定医、外科学会認定

医、消化器外科学会認定医、胸部外科学会認定医、乳癌学会認定医による指導体制。各指導医と共に入

院患者の担当医となり、患者への説明、術前術後の管理、手術手技等につき実践し習得する。指導医と

共に外来患者への対応、診断、治療につき実践し取得する。

Ⅳ)教育スケジュール

基本プログラムでは、指導医の下、包帯法、注射法、採血法、穿刺法、動脈血ガス分析、軽度の外傷の

処置、輸液、局所麻酔、創消毒とガーゼ交換、簡単な切開排膿、皮膚縫合法、ドレーンの管理、胃管の

挿入と管理、清潔と不潔の概念、院内感染予防、手術室での手洗い、手袋の着用、術衣の着用につき習

得する。選択プログラムでは、その期間に応じて外科手術の基本を習得する。

午前 午後

月 全身麻酔手術(見学、助手) 局所麻酔手術(見学、助手)

火 外科一般外来(研修) 副院長病棟回診(臨床経過説明)術前症例検討会(症例

提示) 肛門外来

水 全身麻酔手術(見学、助手) 重症症例検討会 小児外科外来

木 全身麻酔手術(見学、助手) 内科外科合同カンファレンス 血管外科外来

金 小児外科手術(見学、助手)

腰椎麻酔手術(見学、助手)

乳腺外来、甲状腺外科外来

午後の特殊外来での研修は、おおむね各外来1カ月間とする

Ⅴ)臨床研修プログラム

1:基本プログラム

包帯法 A,B,C A,B,C

注射法 A,B,C A,B,C

採血法、 A,B,C A,B,C

穿刺法、 A,B,C A,B,C

動脈血ガス分析、 A,B,C A,B,C

軽度の外傷の処置、 A,B,C A,B,C

輸液、 A,B,C A,B,C

局所麻酔 A,B,C A,B,C

創消毒とガーゼ交換 A,B,C A,B,C

簡単な切開排膿 A,B,C A,B,C

皮膚縫合法 A,B,C A,B,C

ドレーンの管理、 A,B,C A,B,C

胃管の挿入と管理 A,B,C A,B,C

清潔と不潔の概念、 A,B,C A,B,C

院内感染予防、 A,B,C A,B,C

手術室での手洗い A,B,C A,B,C

手袋の着用 A,B,C A,B,C

術衣の着用 A,B,C A,B,C

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麻酔科

Ⅰ)到達目標

日常の一般的な麻酔管理に必要な基本的知識、技術を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

① 各種麻酔法の基礎を理解し、その特徴を把握する。

② 患者様の術前状態を正確に評価できる。

③ 上記①②に基づき麻酔管理計画を立案することができる。

④ 麻酔実施中に発生する様々な全身状態の変化に適切に対処する能力を養う。

Ⅲ)教育体制

麻酔科専従医師の指導を受ける。

Ⅳ)教育スケジュール

① 指導医と共に患者の術前診察を行う。

② 術前カンファレンスに参加し、症例提示を行う。

③ 術後検討会の討議を通じ、能力の向上を図る。

④ 病棟でのペインクリニック症例に積極的に参加し、疼痛管理の基礎知識を習得する。

午前 午後

月 麻酔 麻酔

抄読会

火 麻酔 麻酔

水 麻酔 麻酔

木 麻酔 麻酔

金 麻酔 麻酔

問題症例検討会

Ⅴ)臨床研修プログラム

A(劣る)B(普通)C(優れる)

術前評価 A,B,C A,B,C

麻酔科的な問診、診察ができ、所見を記載できる。 A,B,C A,B,C

術前検査の結果を評価できる。 A,B,C A,B,C

処方されている薬剤の把握、評価ができる。 A,B,C A,B,C

術前準備 A,B,C A,B,C

麻酔器の構造を理解し始業点検ができる。 A,B,C A,B,C

麻酔計画に則り関連する器具、薬剤、モニターの準備ができる。 A,B,C A,B,C

術中管理 A,B,C A,B,C

末梢静脈路が確保できる。 A,B,C A,B,C

バッグマスク換気ができる。 A,B,C A,B,C

一般的な患者の経口挿管ができる。 A,B,C A,B,C

動静脈採血ができる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとで標準的な麻酔管理ができる。 A,B,C A,B,C

術後管理 A,B,C A,B,C

術後患者のバイタルサイン、疼痛の評価ができる。 A,B,C A,B,C

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産婦人科

Ⅰ)到達目標

女性特有による救急医療およびプライマリーケアを含めた産婦人科の基本的診療技術を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

選択必修科目としての産婦人科ローテーションは当院では1ヶ月間のため、出来るだけ多くの分娩に立

ち会い、正常分娩の機序を理解する。妊娠の診断、経過観察と分娩前後の管理を学び異常妊娠や異常分

娩も経験する。担当医として帝王切開にも参加する。指導医のもとで人工妊娠中絶、子宮内容清掃術な

ど産科救急に必須の手術の基本を習得する。婦人科疾患に関しては代表的な疾患の症状を理解し、検査

および治療計画が出来るように指導する。婦人科良性腫瘍の術前術後の管理と基本的手術手技を身につ

ける。

Ⅲ)教育体制

常勤医 3名(指導医は 2人)から one-to-oneで指導を受ける。

Ⅳ)教育スケジュール

基本プログラムは選択必須科目として産婦人科をローテートしたときの研修目標です。自由選択科目と

して更に産婦人科を研修する場合は、選択プログラム(Ⅰ , Ⅱ , Ⅲ)を順番に実行し、より高度で実践

的な産婦人科の研修も可能となります。

午前 午後

月 病棟回診、外来診察、妊婦検診 更年期外来、術前症例検討会

火 外来小手術、手術 手術

水 外来診察、妊婦検診 病棟回診、コルポスコープ、症例検討会

木 外来小手術、手術 手術、小児科、放射線科とのカンファレンス

金 外来検査、外来診察 病棟回診、子宮癌検診

Ⅴ)臨床研修プログラム

A)基本プログラム

1)産科 A(劣る)B(普通)C(優れる)

問診および病歴の記載ができる A,B,C A,B,C

妊婦の診察(外診、内診)と所見の記載ができる。 A,B,C A,B,C

経腹、経腟超音波検査で妊娠の診断ができる。 A,B,C A,B,C

分娩監視装置が使用でき、NSTの内容を理解できる。 A,B,C A,B,C

正常分娩の機序を理解し、正常経腟分娩を取り扱える。 A,B,C A,B,C

褥婦(授乳婦)への投薬を含む治療ができる A,B,C A,B,C

切迫流早産の診断と治療ができる A,B,C A,B,C

妊娠合併症を診断し、治療方針をたてられる。 A,B,C A,B,C

異常妊娠を診断し、治療方針をたてられる。 A,B,C A,B,C

異常分娩を理解し、対策がたてられる。 A,B,C A,B,C

不全流産後の子宮内清掃術を指導医のもとで実施できる。 A,B,C A,B,C

帝王切開の術式を理解し、助手を勤めることができる。 A,B,C A,B,C

2)婦人科

内診と経腟超音波を用いて子宮、付属器を診察し、所見を

記載できる。

A,B,C A,B,C

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子宮腟部の所見を理解し、子宮頚部細胞診を正確に実施できる。 A,B,C A,B,C

膣分泌物を顕微鏡で診断し、腟炎の治療ができる。 A,B,C A,B,C

CT , MRIの所見を解釈できる A,B,C A,B,C

月経異常、性器出血の機序を理解し、鑑別診断ができる A,B,C A,B,C

婦人科急性腹症の診断と治療方針がたてられる。 A,B,C A,B,C

ホルモン剤の作用機序を理解し、処方内容が解釈できる A,B,C A,B,C

婦人科感染症に対する抗菌剤の選択が理解できる。 A,B,C A,B,C

良性疾患の術前術後の輸液管理ができる。 A,B,C A,B,C

切開縫合と基本的な糸結びが確実にできる。 A,B,C A,B,C

開腹、腟式、腹腔鏡下手術に担当医として参加できる。 A,B,C A,B,C

小児科

Ⅰ)到達目標

小児科の特性を理解し、小児医療を適切に行うために必要な基礎知識、技術、態度を習得する。

周産・小児・成育医療を必要とする患者とその家族に対して、全人的に対応できるようにその現場を

経験する。

Ⅱ)研修方針と内容

① 担当医として指導医のもとに入院患者を診察、治療し、各種小児疾患の診断、治療および説明が

できるようにする。(受持患者月間20~30名)

② 小児科の一般的な処置、外来診療の技術、面接技法を習得する。

③ 時間外診療、救急当直業務において小児救急医療技術を習得する。

④ 乳幼児健診、予防接種などに参加し予防医学を習得する。

⑤ 死亡例については、可能な限り剖検を行い、正確な病態の把握に努める。

Ⅲ)教育体制

① 毎週の入院カンファレンスにて、担当入院患者の診断、治療方針の報告を行い、全員で討議する。

② 指導医と共に当直し、入院患者や外来救急患者の診察を行う。

③ 特殊外来(心臓、アレルギー、神経など)にて担当医の指導のもと症例検討を行う。

④ 抄読会を毎週行うとともに、臨床研究を中心に小児科関連の学会に症例発表などで積極的に参加

する。

Ⅳ)教育スケジュール

① 選択必修プログラムでは、医療面接、患者・家族指導法と基本的な身体診察法を習得した上で、

小児特有の検査手技を身につけ、頻度の高い疾患に対応できるようにする。

② 自由選択プログラムでは、小児特有の重要な疾患の診断法・治療法を習得するとともに、より専

門的な検査と治療に参加できるように、指導医のもとで研修する。

午前 午後

月 病棟、検査 アレルギー外来、入院カンファレンス

火 外来 病棟、検査

水 病棟、検査 病棟、抄読会

木 外来 乳児健診、周産期カンファレンス

金 病棟、検査 予防接種

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Ⅴ)臨床研修プログラム

選択必修 A(劣る)B(普通)C(優れる)

保護者から的確に問診がとれる。(共通) A,B,C A,B,C

小児の理学所見がとれ記載でき、、緊急に対処が必要か判断できる。(共

通)

A,B,C A,B,C

基本的な血液、生化学、尿検査の検査結果を解釈できる。(共通) A,B,C A,B,C

採血、注射、血管確保ができる。(共通) A,B,C A,B,C

小児に用いる薬剤の知識と使用法、小児薬用量の計算法を身につける。

(共通)

A,B,C A,B,C

新生児の一般管理を学ぶ。(共通) A,B,C A,B,C

乳幼児の正常発達を理解する。(共通) A,B,C A,B,C

けいれんの応急処置ができる。(共通) A,B,C A,B,C

心肺蘇生についての基本的手技を身につける。(共通) A,B,C A,B,C

単純レントゲン、CT、MRIの基本的判読ができる。(共通) A,B,C A,B,C

小児のウイルス感染症の診断、治療を学ぶ。(共通) A,B,C A,B,C

喘息発作の重症度を判断でき、応急処置を身につける。(共通) A,B,C A,B,C

浣腸、胃洗浄ができる。(総合コース) A,B,C A,B,C

指導者のもとで、腰椎穿刺ができる。(総合コース) A,B,C A,B,C

脳波、心電図の基本的判読ができる。(総合コース) A,B,C A,B,C

精神科

Ⅰ到達目標

患者さんの生物学的・心理的・社会的背景をふまえた精神医学的診断、および治療を行えるための基本

的知識と診療技術を身に付ける。

Ⅱ研修方針と内容

1選択必修プログラム・自由選択プログラムともに、主に前半を当院精神科外来にて一般的な精神医学

的面接法、現症の評価と記載、治療計画とその実際について習得する。また、主に後半はもみじケ丘病

院にて入院診療を中心に精神科デイケア等社会復帰や地域支援体制についても習得する。

Ⅲ研修内容

1選択必修プログラム:1ヶ月

2自由選択プログラム:選択必修プログラムに加えて3ケ月単位で選択する。

自由選択・選択必修プログラムともに基本方針に従い外来・入院治療の実際を習得する。

Ⅳ教育体制

研修指導者は当院では1人、もみじケ丘病院では4人が担当する。

午前 午後

月 外来 外来

症例検討会

火 外来 外来

症例検討会

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水 外来 外来

木 外来 外来

症例検討会

金 外来 症例検討会

Ⅴ臨床研修プログラム

精神科外来・入院治療にふれながら、下記の主要な精神疾患について習得する

① 症状精神病

② 痴呆(脳血管性痴呆・アルツハイマー型痴呆

③ アルコール依存症

④ 気分障害

⑤ 統合失調症

⑥ 不安障害

⑦ 身体表現性障害・ストレス関連障害

⑧ リエゾン医療としての終末期医療

選択必修 A(劣る)B(普通)C(優れる)

問診による精神症状の評価ができる A,B,C A,B,C

各種検査(心理検査など)の意義と解釈ができる A,B,C A,B,C

頻度の高い疾患に対する初期対応・薬物療法ができる A,B,C A,B,C

緊急を要する症状・病態の鑑別診断と初期対応ができる A,B,C A,B,C

入院治療での治療や社会復帰について理解する A,B,C A,B,C

自由選択コース

内科選択プログラム

午前 午後

月 胃透視、注腸検査 内視鏡検査

火 腹部超音波 気管支鏡検査、医局会、抄読会

症例検討会

水 外来病歴、外来診療 心筋シンチ、トレッドミル

腹部血管造影

木 在宅、ドック 消化器レントゲンフィルムカンファ

レンス

内科外科カンファレンス

金 心臓超音波 心カテ

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①前期 循環器、腎臓、呼吸器

②後期 消化器、血液

③中期 内分泌、代謝、膠原病、アレルギー、神経内科

①、②、③の選択順は自由である(同じ分野の選択は不可)。

年間計画及び臨床研究

指導医又は主治医の下に担当医として病棟研修、外来研修を行ない、症例の診療に当たる。

病棟の疾患、患者の中から症例報告可能な症例について研究発表の場を設ける。併せて指導医の下で一

定期間副直研修を行ない、時間外、当直勤務に当たり、さらに1年次疾患別診療手技で研修し得なかっ

た各種検査技能の習熟に務めさせる。

循環器系

基本的診察法 A、B,C A、B,C

頸静脈の拍動(視診)、頸動脈の拍動(触診)、前胸壁の拍動(視診、触

診)、心肺聴診、顔面四肢の浮腫、四肢、鼠経部の動脈触知

A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

胸部X線像の読影で心疾患の評価ができる A、B,C A、B,C

心電図(Holter心電図、運動負荷心電図)の所見が読める A、B,C A、B,C

心エコーの主な所見(経胸壁的、経食道)が読める A、B,C A、B,C

心臓核医学検査RIの所見が読める A、B,C A、B,C

胸腹部CT,MRIの所見が読める A、B,C A、B,C

心臓、血管カテーテル検査を経験する;末梢血管造影法 A、B,C A、B,C

CCUにおける急性期管理、PTCR,PTCAを経験する A、B,C A、B,C

スワンガンツカテーテル適応、実施、理解する A、B,C A、B,C

心筋生検を経験する A、B,C A、B,C

電気的除細動を経験する A、B,C A、B,C

ペースメーカーを経験する(電気生理学的検査の適応理解) A、B,C A、B,C

トレッドミル実施できる A、B,C A、B,C

心膜穿刺適応理解と実施ができる A、B,C A、B,C

下大静脈フィルター挿入を経験する A、B,C A、B,C

主要疾患ー患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

危険因子矯正法について説明できる A、B,C A、B,C

虚血性心疾患

急性冠不全症候群(不安定狭心症、急性心筋梗塞)

安定型狭心症(労作性、安静時、異型)

陳旧性心筋梗塞、無症候性心筋虚血

A、B,C A、B,C

うっ血性心疾患(急性肺水腫) A、B,C A、B,C

心臓弁膜症 A、B,C A、B,C

先天性心疾患 A、B,C A、B,C

不整脈

期外収縮、心停止

頻脈性不整脈(上室性頻拍症、WPW症候群を伴うもの)

心房粗細動、心室性頻拍、心室性粗細動

A、B,C A、B,C

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徐脈性不整脈;洞不全症候群,房室ブロック

Adams-Stokes症候群

感染性心内膜炎 A、B,C A、B,C

心膜疾患;急性心膜炎、収縮性心膜炎、心タンポナーデ A、B,C A、B,C

心筋症(急性心筋炎、肥大型心筋症、拡張型心筋症) A、B,C A、B,C

本態性高血圧症 A、B,C A、B,C

二次性高血圧症 A、B,C A、B,C

肺高血圧症

肺性心(急性・慢性)肺塞栓

A、B,C A、B,C

解離性大動脈瘤、大動脈瘤

大動脈炎症候群

閉塞性動脈硬化症

A、B,C A、B,C

静脈疾患(血栓性静脈炎) A、B,C A、B,C

主要薬物療法ー薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

強心剤、狭心症治療剤 A、B,C A、B,C

抗不整脈剤 A、B,C A、B,C

血管拡張薬、利尿剤、降圧剤 A、B,C A、B,C

抗凝固、抗血小板薬 A、B,C A、B,C

血栓溶解療法(経静脈的ウロキナーゼ、t-PA) A、B,C A、B,C

抗高脂肪血薬 A、B,C A、B,C

腎臓

基本的診察法 A、B,C A、B,C

腹水、腎臓の触診ができる。 A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

検尿(沈さ)を正しく解釈できる A、B,C A、B,C

腎臓超音波検査ができる A、B,C A、B,C

腹部CT、MRI検査の所見が読める A、B,C A、B,C

腎盂造影,レノグラム、腎シンチグラムの読影が正しくできる A、B,C A、B,C

腎機能検査(クレアチニンクリアランス)の解釈ができる A、B,C A、B,C

腎血管造影、副腎静脈採血を経験する A、B,C A、B,C

腎生検とその後の管理を経験する A、B,C A、B,C

主要疾患ー患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

急性腎不全(多臓器不全を含む) A、B,C A、B,C

慢性腎不全(長期透析患者を含む) A、B,C A、B,C

糸球体疾患 A、B,C A、B,C

感染症に伴う腎障害(敗血症、HCV腎症、HBV腎症) A、B,C A、B,C

尿細管、間質疾患

特発性間質性腎炎(急性、慢性)

薬物性腎障害、逆流性腎症(膀胱尿管逆流現象)

A、B,C A、B,C

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0305A

血管系疾患

血管炎関連疾患(結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発動脈炎)

腎硬化症(良性、悪性、動脈硬化性)、腎梗塞

血栓性細小血管症(溶血性尿毒症症候群、TTP)

腎静脈血栓症

A、B,C A、B,C

高血圧性緊急症の鑑別診断と初期治療ができる A、B,C A、B,C

尿細管機能異常症

尿細管性アシドーシス

Bartter症候群

腎性尿崩症

A、B,C A、B,C

腎尿路感染症(上部尿路感染症、下部尿路感染症) A、B,C A、B,C

妊娠中毒症、妊娠誘発高血圧 A、B,C A、B,C

血液透析(急性薬物中毒等の急性血液浄化療法、慢性維持血液透析) A、B,C A、B,C

腹膜透析 A、B,C A、B,C

尿路結石治療法(体外衝撃波砕石法を含む) A、B,C A、B,C

主要薬物療法―薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

生活指導(浮腫、尿量減少、多尿、頻尿、残尿感の診断、治療)ができ

A、B,C A、B,C

食事指導(低蛋白食、Na制限、K制限)ができる

高血圧、急性腎不全、慢性腎不全、ネフローゼ症候群

A、B,C A、B,C

各種病態に応じた輸液、水、電解質管理ができる A、B,C A、B,C

利尿薬、降圧薬、副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬 A、B,C A、B,C

血液浄化法を経験する A、B,C A、B,C

尿道バルーンカテーテルが挿入できる A、B,C A、B,C

腎機能低下時の薬物動態について理解し、説明できる A、B,C A、B,C

呼吸器

基本的診察法 A、B,C A、B,C

視診:呼吸のリズムと異常、呼吸筋活動、胸郭異常、頸静脈、怒張、羽

ばたき振戦、眼瞼下垂、チアノーゼ、浮腫、ばち指

触診:握雪感、触覚振盪、胸郭運動

打診:鼓音、濁音聴診:正常呼吸音、連続性ラ音、断続性ラ音

A、B,C A、B,C

喀血の鑑別診断、初期治療ができる A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

喀痰検査の実施、解釈が出来る

細胞診、微生物学的検査、核酸増幅法

A、B,C A、B,C

胸部X線診断法(胸部CT含む)の所見が読める A、B,C A、B,C

胸部MRI,MRAの所見が読める A、B,C A、B,C

肺機能検査の正しい評価ができる A、B,C A、B,C

血液ガス分析を正しく評価できる

経皮的酸素飽和度モニターの評価ができる

A、B,C A、B,C

中心静脈圧測定、右心カテーテル検査、肺血管造影の所見を読める A、B,C A、B,C

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0305A

核医学的診断法RI検査の読影(肺換気、血流シンチグラム、Gaシン

チ)ができる

A、B,C A、B,C

気管支ファイバーの実施、解釈(擦過法、生検、肺胞洗浄)ができる(緊

急気管支鏡検査の適応、気管内異物吸引)

A、B,C A、B,C

生検法(経皮的肺生検、胸腔鏡下肺生検、経気管支肺生検、胸膜生検)

を経験する

A、B,C A、B,C

腫瘍マーカー(CEA,SYFRA,ProGRP等)の結果を解釈ができる A、B,C A、B,C

主要疾患ー患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

禁煙指導(ニコチンガム、ニコチンパッチ)ができる A、B,C A、B,C

呼吸リハビリテーションの適応判断ができる A、B,C A、B,C

外科療法適応判断ができる A、B,C A、B,C

感染症 A、B,C A、B,C

慢性閉塞性肺疾患COPD(慢性気管支炎、肺気腫) A、B,C A、B,C

細気管支炎(びまん性汎細気管支炎、閉塞性細気管支炎) A、B,C A、B,C

気管支喘息 A、B,C A、B,C

肺胞気管支系の異常拡張;気管支拡張症、肺のう胞症 A、B,C A、B,C

特発性間質性肺炎(肺線維症) A、B,C A、B,C

器質化肺炎を伴う閉塞性細気管支炎(BOOP) A、B,C A、B,C

無気肺(無気肺,中葉症候群) A、B,C A、B,C

肺循環障害 A、B,C A、B,C

アレルギー性肺疾患(急性好酸球肺炎,PIE症候群、過敏性肺臓炎) A、B,C A、B,C

サルコイドーシス A、B,C A、B,C

薬剤性肺炎 A、B,C A、B,C

肺脈管筋腫症 A、B,C A、B,C

放射線による肺障害(放射線肺炎)、放射線療法の適応判断 A、B,C A、B,C

全身性疾患に伴う肺病変(膠原病および類縁疾患に伴う肺病変,Wegener

肉芽腫)

A、B,C A、B,C

呼吸器新生物(肺癌;小細胞癌、非小細胞癌)

気管支動脈塞栓療法適応判断ができる

A、B,C A、B,C

胸膜疾患(気胸、胸膜炎、膿胸、血胸、乳び胸、胸膜腫瘍) A、B,C A、B,C

横隔膜疾患(横隔膜麻痺、横隔膜ヘルニア) A、B,C A、B,C

縦隔疾患(縦隔気腫、縦隔腫瘍、縦隔炎) A、B,C A、B,C

呼吸中枢の疾患

肺胞低換気症候群、睡眠時無呼吸症候群、過換気症候群

A、B,C A、B,C

主要薬物療法ー薬理作用、投与量、 A、B,C A、B,C

気管支喘息治療剤 A、B,C A、B,C

気管支拡張剤、鎮咳剤、去痰剤 A、B,C A、B,C

副腎皮質ステロイド剤 A、B,C A、B,C

酸素療法(高流量、低流量、高濃度、低濃度酸素療法) A、B,C A、B,C

吸入療法(定量噴霧器、パウダー、ジェット超音波) A、B,C A、B,C

体位ドレナージ A、B,C A、B,C

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0305A

非侵襲的陽圧呼吸(NIPPV) A、B,C A、B,C

放射線療法(肺癌、縦隔腫瘍) A、B,C A、B,C

在宅呼吸療法(在宅酸素療法、在宅人工呼吸、持続的陽圧呼吸CPAP) A、B,C A、B,C

消化器

基本的診察法 A、B,C A、B,C

口腔内の診察(口腔粘膜、舌、咽頭視診)、所見の記載ができる A、B,C A、B,C

腹部の理学所見(視診、聴診、触診、打診、圧痛点)が取れる A、B,C A、B,C

全身所見(皮膚所見、貧血、黄疸)をみることができる。 A、B,C A、B,C

リンパ腫大を触知できる。はばたき振戦が指摘できる A、B,C A、B,C

直腸診、肛門鏡検査が正しくできる A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

糞便検査(寄生虫卵、脂肪染色)の実施、解釈ができる A、B,C A、B,C

免疫学的検査、腫瘍マーカーの実施、解釈ができる A、B,C A、B,C

消化管X線検査の実施と造影ができる(食道、胃、十二指腸、注腸)

排泄性胆嚢造影(DIC)の実施と造影ができる

A、B,C A、B,C

腹部超音波検査の実施、解釈ができる(診断) A、B,C A、B,C

腹部CTの読影ができる A、B,C A、B,C

腹部MRI、MRCPの読影ができる A、B,C A、B,C

腹水穿刺及び排液の実施、解釈ができる A、B,C A、B,C

消化管内視鏡検査の実施、解釈ができる(食道,胃、十二指腸、大腸フ

ァイバー)

緊急内視鏡検査の適応を判断できる

A、B,C A、B,C

経皮経肝的胆道造影を経験する A、B,C A、B,C

経皮的エタノール注入療法を経験する A、B,C A、B,C

ラジオ波焼灼療法経験する A、B,C A、B,C

経カテーテル的肝動脈塞栓療法を経験する A、B,C A、B,C

食道静脈瘤硬化療法、内視鏡的静脈瘤結さつ術を経験する A、B,C A、B,C

胃管、イレウス管の挿入ができる A、B,C A、B,C

胃洗浄、胃液採取ができる A、B,C A、B,C

膵胆道系造影検査の実施、解釈が出来る A、B,C A、B,C

腹部血管造影を経験する A、B,C A、B,C

肝機能検査の正しい解釈ができる A、B,C A、B,C

肝生検を経験する A、B,C A、B,C

浣腸、高圧浣腸ができる A、B,C A、B,C

経管栄養を経験する A、B,C A、B,C

特殊治療法(消化管、肝、胆、膵)を経験する A、B,C A、B,C

主要疾患ー患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

療養指導(安静度、食事、入浴など)正しく指示できる。

食事療法と栄養管理が指示できる

A、B,C A、B,C

食道疾患 A、B,C A、B,C

胃十二指腸疾患 A、B,C A、B,C

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0305A

腸疾患 A、B,C A、B,C

肝疾患 A、B,C A、B,C

胆道疾患 A、B,C A、B,C

膵疾患 A、B,C A、B,C

腹腔、腹壁疾患(急性腹膜炎、癌性腹膜炎、鼠経ヘルニア、腹水) A、B,C A、B,C

主要薬物療法ー薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

口腔用薬、消化性潰瘍薬、健胃消化薬、緩下薬・浣腸、止痢薬、整腸薬,

鎮痙・鎮痛薬

A、B,C A、B,C

肝、膵治療剤 A、B,C A、B,C

抗癌剤 A、B,C A、B,C

消化管出血止血法を経験する A、B,C A、B,C

イレウス管挿入を経験する A、B,C A、B,C

血液

基本的診察法 A、B,C A、B,C

貧血を診ることができる A、B,C A、B,C

全身のリンパ節腫脹を触知できる A、B,C A、B,C

肝、脾腫を触知できる A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

血算と赤血球指数(MCV,MCH,MCHC)の実施と解釈ができる A、B,C A、B,C

末梢血塗抹標本の作製と検鏡ができる A、B,C A、B,C

骨髄穿刺ができ、骨髄像が判定できる

骨髄生検、腰椎穿刺(髄液採取)ができる

A、B,C A、B,C

細胞化学的検査の解釈ができる A、B,C A、B,C

溶血に関する検査実施と結果の解釈ができる A、B,C A、B,C

造血必須物質測定(鉄、UlBC、フェリチン、ビタミン B15、葉酸)実施と

結果の解釈が出来る

A、B,C A、B,C

細胞表面抗原分析の指示、解釈ができる A、B,C A、B,C

免疫血液学的検査(PaIgG)の指示、解釈ができる A、B,C A、B,C

血漿蛋白検査(蛋白分画、免疫電気泳動)の指示、解釈ができる A、B,C A、B,C

出血凝固線溶系検査の解釈ができる A、B,C A、B,C

凝固阻止因子の測定と解釈ができる A、B,C A、B,C

染色体検査、分子生物学的検査の指示と解釈ができる A、B,C A、B,C

リンパ節生検の実施と解釈ができる A、B,C A、B,C

主要疾患―患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

赤血球系 A、B,C A、B,C

白血球系 A、B,C A、B,C

蛋白異常症 A、B,C A、B,C

多発性骨髄腫 A、B,C A、B,C

免疫不全症 A、B,C A、B,C

出血性疾患 A、B,C A、B,C

主要薬物療法―薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

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0305A

療養指導(食事、安静度、入浴等)ができる

食事療法(鉄欠乏、葉酸欠乏、ビタミンB12 欠乏)と栄養管理の指導

ができる

A、B,C A、B,C

薬物療法

造血剤(鉄剤、葉酸、ビタミンB12)、造血因子

アンドロゲン、免疫抑制剤、抗腫瘍薬(アルキル化薬、代謝拮抗薬、抗癌抗

生物質、アルカロイド薬、分化誘導薬)

A、B,C A、B,C

成分輸血(血液製剤と輸血副作用)を理解し、実施できる A、B,C A、B,C

同種造血幹細胞移植(骨髄、末梢血、臍帯血)を経験する

無菌管理(感染対策、GVHD管理)を経験する

A、B,C A、B,C

特殊療法を経験する

摘脾、放射線療法、髄注(髄液内抗腫瘍薬注入)、無菌管理

A、B,C A、B,C

内分泌代謝系、免疫系

基本的診察法 A、B,C A、B,C

甲状腺の触知ができる A、B,C A、B,C

代謝性疾患の合併症の診察が正しくできる

糖尿病神経障害;腱反射、知覚障害

A、B,C A、B,C

筋肉痛、筋脱力を評価診察ができる A、B,C A、B,C

皮膚、皮疹の評価診察ができる

糖尿病患者の足;拍動、色調、感染症

皮膚粘膜潰瘍(ベーチェット病、SLEなど)

A、B,C A、B,C

血管病変(血圧の左右差、動脈拍動触知)の診察ができる A、B,C A、B,C

関節(腫脹、発赤、変形、可動域)の診察ができる

リューマチ性疾患における関節炎の鑑別ができる

A、B,C A、B,C

視力、結膜異常(ぶどう膜炎、強膜炎、結膜炎)が指摘できる A、B,C A、B,C

アレルギー:ショック、チアノーゼ、喘鳴、結膜浮腫と充血、血管神経

浮腫が指摘できる

A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

内分泌機能検査の実施、解釈ができる

視床下部下垂体前葉機能検査

下垂体後葉機能検査(水制限・負荷試験)

甲状腺機能検査

副甲状腺機能検査

副腎皮質機能

A、B,C A、B,C

超音波検査(甲状腺、副甲状腺、膵、副腎、卵巣)ができる A、B,C A、B,C

シンチグラム(甲状腺、副甲状腺、副腎)の所見を読める A、B,C A、B,C

CT,MRI(下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵、副腎、卵巣)の所見が読める A、B,C A、B,C

内分泌疾患の成因診断(HLA検査,遺伝子解析)を理解できる A、B,C A、B,C

RI検査の所見が読める A、B,C A、B,C

胸部X線、CT検査の所見から膠原病肺の鑑別ができる A、B,C A、B,C

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糖代謝検査

血糖測定、糖負荷試験の実施、解釈ができる

自律神経機能検査(心電図R-R間隔の変動,起立試験)を経験する。

神経伝導検査を経験する

A、B,C

A、B,C

脂質検査の解釈ができる

内臓脂肪測定(CT、超音波)の実施、解釈ができる

アキレス腱軟線撮影を指示、解釈ができる

A、B,C A、B,C

皮膚反応(掻皮、皮内、湿布)の実施、解釈ができる

IgE(RAST,RIST)、リンパ球芽球化試験(PHA,抗原)の指示、解釈が

できる

A、B,C A、B,C

リューマチ因子、自己抗体について理解説明できる A、B,C A、B,C

免疫複合体、補体について理解説明できる A、B,C A、B,C

サイトカインについて理解説明できる A、B,C A、B,C

HLAについて理解説明できる A、B,C A、B,C

生検(腎生検、筋生検、皮膚生検、神経生検、リンパ節生検、甲状腺針

生検)を経験する

A、B,C A、B,C

主要疾患ー患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

視床下部下垂体疾患 A、B,C A、B,C

甲状腺疾患 A、B,C A、B,C

クリーゼの治療(甲状腺機能亢進症、低下症、高Ca血症、副腎) A、B,C A、B,C

ホルモン補充療法 A、B,C A、B,C

ホルモン分泌過剰症の薬物治療 A、B,C A、B,C

外科、放射線療法 A、B,C A、B,C

副甲状腺疾患 A、B,C A、B,C

副腎疾患 A、B,C A、B,C

その他の内分泌疾患

神経性食思不振症、骨粗鬆症

A、B,C A、B,C

糖尿病(1型、2型、その他の特定の機序による糖尿病) A、B,C A、B,C

高脂血症 A、B,C A、B,C

痛風 A、B,C A、B,C

肥満 A、B,C A、B,C

アナフィラキシー(診断と治療) A、B,C A、B,C

皮膚アレルギー A、B,C A、B,C

呼吸器アレルギー A、B,C A、B,C

食物アレルギー A、B,C A、B,C

薬物アレルギー

起立性低血圧、迷走神経反射性失神

A、B,C A、B,C

慢性関節リウマチ A、B,C A、B,C

全身性エリトマトーデス A、B,C A、B,C

強皮症、CREST症候群 A、B,C A、B,C

皮膚筋炎、多発性筋炎 A、B,C A、B,C

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0305A

シェーグレン症候群 A、B,C A、B,C

血管炎 A、B,C A、B,C

リウマチ熱 A、B,C A、B,C

ベーチェット病 A、B,C A、B,C

オーバーラップ症候群、混合性結合組織病 A、B,C A、B,C

成人発症型スチル病

Felty症候群

A、B,C A、B,C

変形性関節症 A、B,C A、B,C

抗リン脂質抗体症候群 A、B,C A、B,C

アミロイドーシス(二次性) A、B,C A、B,C

クリオグロブリン血症 A、B,C A、B,C

結晶性関節炎(痛風、偽痛風) A、B,C A、B,C

繊維筋痛症、慢性疲労症候群 A、B,C A、B,C

主要薬物療法ー薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

療養指導(安静度、食事、入浴等)ができる

食事療法と栄養管理、運動療法を指示できる

A、B,C A、B,C

副腎皮質ステロイド A、B,C A、B,C

その他のホルモン剤 A、B,C A、B,C

免疫抑制剤 A、B,C A、B,C

免疫調整剤 A、B,C A、B,C

抗リウマチ剤 A、B,C A、B,C

非ステロイド抗炎症剤 A、B,C A、B,C

プロスタグランディン A、B,C A、B,C

抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、抗コリン薬 A、B,C A、B,C

痛風治療剤 A、B,C A、B,C

糖尿病用剤 A、B,C A、B,C

抗高脂血症薬 A、B,C A、B,C

抗癌剤 A、B,C A、B,C

抗甲状腺薬 A、B,C A、B,C

特異的療法(アレルゲン除去など)、非特異的療法(ヒスタグロビンな

ど)

A、B,C A、B,C

減感作療法について理解説明できる A、B,C A、B,C

薬物療法

抗ヒスタミン薬、β刺激薬、キサンチン系薬剤、抗アレルギー薬、副腎

皮質ステロイド薬、抗コリン薬、免疫抑制薬

A、B,C A、B,C

血漿交換療法、免疫吸着療法、アフェレーシス A、B,C A、B,C

理学療法(温浴、マッサージ、ホットパック、超音波、超短波療法など) A、B,C A、B,C

膠原病患者に感染を引き起こす主な病原体の種類、予防と対策について

説明

A、B,C A、B,C

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0305A

神経

基本的診察法 A、B,C A、B,C

大脳機能の診察、意識障害、精神症状の所見がとれる A、B,C A、B,C

高次脳機能;失語、失認(半側無視)、半盲、健忘、痴呆

脳神経系ならびに頭頚部の診察(脳神経症状、髄膜刺激症状)ができる

A、B,C A、B,C

四肢ならびに体幹の診察(痙性麻痺、弛緩性麻痺、筋萎縮、錘体外路徴

候、運動失調、感覚障害、自律神経障害、めまい、けいれん発作)がで

きる

A、B,C A、B,C

神経学的局所診断ができる A、B,C A、B,C

腱反射と病的反射の実施、評価、解釈、頚動脈の聴診ができる

運動機能検査ができる

A、B,C A、B,C

筋萎縮、緊張、不随運動の観察ができる A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

頭部、脊椎X線像の読影ができる A、B,C A、B,C

頭部、脊椎CTの読影ができる A、B,C A、B,C

頭部、脊椎の MRIの読影が出来る A、B,C A、B,C

脳波が読める(適応と解釈) A、B,C A、B,C

筋電図を読める(適応と解釈) A、B,C A、B,C

腰椎穿刺の実施と所見の解釈ができる A、B,C A、B,C

頚動脈超音波検査、経頭蓋ドップラー検査を経験する A、B,C A、B,C

脳SPECTの実施と解釈ができる A、B,C A、B,C

末梢神経伝道速度検査の実施、解釈ができる A、B,C A、B,C

徒手筋力テスト実施と解釈ができる A、B,C A、B,C

筋生検、神経生検を経験する A、B,C A、B,C

テンシロンテストを経験する A、B,C A、B,C

自律神経機能検査、平衡機能検査を経験する A、B,C A、B,C

主要疾患―患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

脳血管障害 A、B,C A、B,C

腫瘍性疾患 A、B,C A、B,C

感染性疾患

髄膜炎(ウィルス性、細菌性)、脳炎(ヘルペス脳炎等)

A、B,C A、B,C

中枢性及び末梢性呼吸不全の鑑別診断と初期治療 A、B,C A、B,C

末梢神経疾患

多発神経炎(ギランバレー症候群を含む)

顔面神経麻痺(ベル麻痺等)

神経痛(三叉神経通、後頭神経痛)、多発ニューロパチー(糖尿病性を

含む)

A、B,C A、B,C

筋疾患

多発性筋炎、重症筋無力症、周期性四肢麻痺,低カリウム性ミオパチー

A、B,C A、B,C

脱髄疾患(多発性硬化症または急性散在性脳脊髄炎) A、B,C A、B,C

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変性疾患 A、B,C A、B,C

代謝性疾患(Wernicke脳症) A、B,C A、B,C

圧迫性神経疾患

脊椎病変による神経根・脊髄症(頸部脊椎症、頸椎後縦靭帯骨化症)

手根管症候群

A、B,C A、B,C

自律神経疾患(起立性低血圧、迷走神経反射性失神) A、B,C A、B,C

痴呆性疾患 A、B,C A、B,C

てんかん(特発性、症候性) A、B,C A、B,C

片頭痛、緊張性頭痛 A、B,C A、B,C

良性発作性頭位性眩暈症、メニエール症候群 A、B,C A、B,C

救急処置

脳卒中の処置

意識障害、けいれん、せん妄などの処置

A、B,C A、B,C

主要薬物療法ー薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

療養指導(安静度、食事、入浴など)

嚥下障害の評価と食事開始の判断

A、B,C A、B,C

脳循環代謝改善剤 A、B,C A、B,C

抗てんかん剤 A、B,C A、B,C

パーキンソン病治療剤 A、B,C A、B,C

慢性期脳梗塞の抗血小板、抗凝固剤 A、B,C A、B,C

急性期脳梗塞の線溶、抗凝固、抗血小板療法 A、B,C A、B,C

神経免疫疾患に対する大量ガンマグロブリン療法 A、B,C A、B,C

頭蓋内圧降下薬(抗脳浮腫薬) A、B,C A、B,C

振戦治療薬 A、B,C A、B,C

片頭痛治療薬 A、B,C A、B,C

抗不安剤、向精神薬 A、B,C A、B,C

抗コリンエステラーゼ薬 A、B,C A、B,C

副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬 A、B,C A、B,C

抗ウィルス薬、抗菌薬等 A、B,C A、B,C

感染症

基本的診察法

リンパ節触診、皮膚所見が正しく診察できる

A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

培養検体の採取、保存(血液培養、閉鎖性膿汁、髄液)ができる A、B,C A、B,C

病原微生物の同定、検鏡を経験する

グラム染色、チールネルセン染色、墨汁染色

血液塗抹標本でのマラリア原虫検索

A、B,C A、B,C

病原微生物の同定―培養 A、B,C A、B,C

ラテックス凝集法による迅速診断(A群溶連菌、クロストリディウムな

ど)を指示、結果を解釈できる

A、B,C A、B,C

薬剤感受性検査を理解する A、B,C A、B,C

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血清学的診断を指示、結果を解釈できる

梅毒、HIV、ウィルス肝炎、真菌

A、B,C A、B,C

主要疾患―患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

ウィルス感染症 A、B,C A、B,C

クラミジア感染症(クラミジアニューモニア感染症) A、B,C A、B,C

マイコプラズマ感染症(マイコプラスマ肺炎) A、B,C A、B,C

細菌感染症 A、B,C A、B,C

グラム陽性球菌感染症 A、B,C A、B,C

グラム陰性球菌感染症 A、B,C A、B,C

グラム陰性桿菌感染症 A、B,C A、B,C

抗酸菌感染症(結核,非定型抗酸菌) A、B,C A、B,C

嫌気性菌感染症 A、B,C A、B,C

真菌感染症 A、B,C A、B,C

スピロヘータ感染症(梅毒) A、B,C A、B,C

原虫(マラリア,カリニ肺炎) A、B,C A、B,C

寄生虫疾患(線虫症(アニサキス症、蟻虫症)) A、B,C A、B,C

主要薬物治療―薬理作用、投与量 A、B,C A、B,C

抗菌薬、抗結核薬、抗真菌薬、抗ウィルス薬 A、B,C A、B,C

免疫、血清療法(γグロブリン補充療法と予防投与、特異抗血清) A、B,C A、B,C

予防接種 A、B,C A、B,C

中毒

基本的診察法(神経、皮膚、腹部所見) A、B,C A、B,C

臨床検査法 A、B,C A、B,C

1.化学物質の検出と法医学的資料の保存に努める

2.CO-Hb、コリンエステラーゼ、血液ガス分析など指示できる

A、B,C A、B,C

主要疾患―患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

胃洗浄が実施できる A、B,C A、B,C

血液浄化の適応と実施 A、B,C A、B,C

特殊解毒薬について説明できる A、B,C A、B,C

主要疾患―患者受け持ち、病態、治療法 A、B,C A、B,C

ガス中毒、薬物中毒、アルコール中毒、食中毒

公害、環境汚染、熱による障害(熱中症)

A、B,C A、B,C

外科選択プログラム

午前 午後

月 全身麻酔手術(見学、助手) 局所麻酔手術(見学、助手)

火 外科一般外来(研修) 副院長病棟回診(臨床経過説明)術前症例検討会(症例

提示) 肛門外来

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水 全身麻酔手術(見学、助手) 重症症例検討会 小児外科外来

木 全身麻酔手術(見学、助手) 内科外科合同カンファレンス 血管外科外来

金 小児外科手術(見学、助手)

腰椎麻酔手術(見学、助手)

乳腺外来、甲状腺外科外来

午後の特殊外来での研修は、おおむね各外来1カ月間とする

選択プログラム(初期)

開腹閉腹、開胸閉胸の手技が理解でき、助手ができる A,B,C A,B,C

急性虫垂炎の診断、手術適応、手術法が理解でき、手術の助手ができる A,B,C A,B,C

そけい部ヘルニアの診断、手術適応、手術法が理解でき、手術の助手が

できる

A,B,C A,B,C

肛門疾患の診断、手術適応、手術法が理解でき、手術の助手ができる A,B,C A,B,C

自然気胸の診断と手術適応、手術法が理解でき手術の助手ができる A,B,C A,B,C

IVHの適応が理解でき、その管理ができる A,B,C A,B,C

乳癌の診断と手術適応、手術法が理解でき手術の助手ができる A,B,C A,B,C

選択プログラム(中期)

開腹閉腹ができる A,B,C A,B,C

イレウスの病態を理解し、診断ができ、手術の助手および周術期管理が

実践できる

A,B,C A,B,C

急性腹膜炎の病態を理解し、診断ができ、手術の助手および周術期管理

が実践できる

A,B,C A,B,C

胃疾患(癌)の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解でき、手術の助

手および周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

大腸疾患(癌)の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解でき、手術の

助手および周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

胆のう、胆道疾患(胆石症)の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解

でき、手術の助手および周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

大腸ストーマの手術適応、術式が理解でき、手術の助手および周術期管

理が実践できる

A,B,C A,B,C

肺癌の病態を理解し、診断ができ、手術の助手および周術期管理がじっ

せんできる

A,B,C A,B,C

甲状腺疾患(腫瘍、バセドウ病)の診断と手術適応、手術法が理解でき

手術の助手ができる

A,B,C A,B,C

選択プログラム(後期)

開胸閉胸ができる A,B,C A,B,C

肝膵脾疾患の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解でき、手術の助手

および周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

直腸疾患の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解でき、手術の助手お

よび周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

食道疾患の病態、鑑別診断、手術適応、術式が理解でき、手術の助手お

よび周術期管理が実践できる

A,B,C A,B,C

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急性虫垂炎にたいし、指導医の下に執刀医として手術ができる A,B,C A,B,C

そけい部ヘルニアにたいし指導医の下に執刀医として手術ができる A,B,C A,B,C

肛門疾患(痔核)にたいし指導医の下に執刀医として手術ができる A,B,C A,B,C

皮下良性腫瘍に対し指導医の下に執刀医として手術ができる A,B,C A,B,C

産婦人科選択プログラム

午前 午後

月 病棟回診、外来診察、妊婦検診 更年期外来、術前症例検討会

火 外来小手術、手術 手術

水 外来診察、妊婦検診 病棟回診、コルポスコープ、症例検討会

木 外来小手術、手術 手術、小児科、放射線科とのカンファレンス

金 外来検査、外来診察 病棟回診、子宮癌検診

選択プログラムⅠ

A 経験すべき診察法・検査・手技

1)産科

内診により Bishop scoreが採点できる。 A,B,C A,B,C

人工破膜ができる。 A,B,C A,B,C

経腹超音波検査で羊水量を計測し、その所見を解釈できる。 A,B,C A,B,C

児頭骨盤不適合の診断ができる。 A,B,C A,B,C

分娩監視装置の異常所見を指摘できる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとで会陰切開、縫合ができる。 A,B,C A,B,C

3) 婦人科

内診や経腟超音波検査で得た異常所見を正しく記載できる。 A,B,C A,B,C

CT, MRIを正しく判読できる。 A,B,C A,B,C

子宮内膜細胞診を採取することができる。 A,B,C A,B,C

B 経験すべき症状・病態・疾患

1)産科

産科救急の初期治療ができる A,B,C A,B,C

経腟分娩症例を担当し分娩前後の治療を担当できる。 A,B,C A,B,C

切迫流産早産症例を担当できる。 A,B,C A,B,C

合併症妊娠症例を担当し、治療計画が立てられる。 A,B,C A,B,C

2)婦人科

婦人科救急の初期治療ができる。 A,B,C A,B,C

良性腫瘍、急性腹症を診断し治療に参加できる。

開腹、腟式、腹腔鏡下手術症例を担当し、診断治療に参加できる。

A,B,C A,B,C

選択プログラムⅡ

A 経験すべき診察法・検査・手技

1)産科

胎児超音波スクリーニング検査ができる。 A,B,C A,B,C

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Biophysical scoringを行い、正確に採点できる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとで会陰切開縫合、陰部神経ブロックができる。 A,B,C A,B,C

頭皮電極が付けられる。 A,B,C A,B,C

2)婦人科

経腟超音波により卵胞径を測定できる。 A,B,C A,B,C

頚管粘液検査、Huner test ,HSG、通水ができる。 A,B,C A,B,C

更年期障害の診断、治療ができる。 A,B,C A,B,C

レゼクトスコープ、ヒステロスコープの所見を理解できる。 A,B,C A,B,C

B 経験すべき症状・病態・疾患

1)産科

指導医のもとで産科救急の治療方針を決定できる。 A,B,C A,B,C

急速遂娩術に参加できる。 A,B,C A,B,C

合併妊娠症例を担当し、その診断、治療方針をたてられる。 A,B,C A,B,C

帝王切開症例を担当し、その診断、治療方針をたてられる。 A,B,C A,B,C

1) 婦人科

指導医のもとで婦人科救急の治療方針を決定できる。 A,B,C A,B,C

婦人科悪性腫瘍の診断、治療が理解できる。 A,B,C A,B,C

開腹、腟式、腹腔鏡下手術症例を担当し、診断治療に参加できる。 A,B,C A,B,C

選択プログラムⅢ

A 経験すべき診察法・検査・手技

1)産科

臍帯血管抵抗をカラードップラー超音波検査で測定できる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとに羊水穿刺ができる。 A,B,C A,B,C

会陰切開、縫合ができる。 A,B,C A,B,C

2)婦人科

指導医のもとに colposcopy , punch biopsyができる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとに子宮鏡、resectoscopyができる。 A,B,C A,B,C

B 経験すべき症状・病態・疾患

1)産科

産科救急症例を担当し、指導医のもとで治療行うことができる。 A,B,C A,B,C

陣痛誘発剤を適正に使うことができる。 A,B,C A,B,C

合併症妊娠症例を担当し、その診断治療ができる。 A,B,C A,B,C

帝王切開症例を担当し、指導医のもとで手術の一部を行うことができる。 A,B,C A,B,C

2)婦人科

初診患者の診断、治療を指導医のもとでおこなうことができる。 A,B,C A,B,C

基本的なホルモン治療ができる。 A,B,C A,B,C

婦人科悪性腫瘍手術症例を担当し、治療に参加できる。 A,B,C A,B,C

開腹、腟式、腹腔鏡下手術症例を担当し、手術の一部を行うことができ

る。

A,B,C A,B,C

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小児科選択プログラム

午前 午後

月 外来 病棟、入院カンファレンス

火 病棟、検査 循環器外来

水 外来 病棟、検査、抄読会

木 神経外来 病棟、周産期カンファレンス

金 外来 病棟、検査

選択前期

浣腸、胃洗浄ができる。 A,B,C A,B,C

未熟児の一般管理を学ぶ。 A,B,C A,B,C

指導者のもとで腰椎穿刺ができる。 A,B,C A,B,C

脳波、心電図、呼吸機能検査の基本的判読ができる。 A,B,C A,B,C

肺炎の治療を習得する。 A,B,C A,B,C

腸炎・脱水症の治療を学ぶ。 A,B,C A,B,C

気管支喘息の治療・管理を習得する。 A,B,C A,B,C

熱性けいれん・てんかんの管理を習得する。 A,B,C A,B,C

乳幼児の発達スクリーニングを学び、母子手帳を理解し活用できる。 A,B,C A,B,C

選択中期

指導者のもとで導尿ができる。 A,B,C A,B,C

指導者のもとで心エコー、腹部エコーができる。 A,B,C A,B,C

腎炎・ネフローゼ症候群の治療、管理を学ぶ。 A,B,C A,B,C

腸重積、急性腹症の診断ができ、適切な対応がとれる。 A,B,C A,B,C

低身長・肥満の診断、治療を習得する。 A,B,C A,B,C

髄膜炎、脳炎の初期治療、管理を学ぶ。 A,B,C A,B,C

先天性心疾患、川崎病の診断、治療、管理法を習得する。 A,B,C A,B,C

急性喉頭炎、クループ症候群の治療法を学ぶ。 A,B,C A,B,C

虐待について説明できる。 A,B,C A,B,C

選択後期

指導者のもとで新生児の交換輸血ができる。 A,B,C A,B,C

指導者のもとで気管内挿管や心マッサージができる。 A,B,C A,B,C

指導者のもとで骨髄穿刺ができる。 A,B,C A,B,C

各種負荷試験の意義、判定ができる。 A,B,C A,B,C

核医学検査を理解する。 A,B,C A,B,C

糖尿病のコントロールを習得する。 A,B,C A,B,C

心不全、不整脈の治療を学ぶ。 A,B,C A,B,C

未熟児・新生児の呼吸管理を学ぶ。 A,B,C A,B,C

貧血、出血傾向の鑑別診断を理解する。 A,B,C A,B,C

学校、家庭、職場環境に配慮し、地域との連携に参画できる。 A,B,C A,B,C

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麻酔科選択プログラム

午前 午後

月 麻酔 麻酔

抄読会

火 麻酔 麻酔

水 麻酔 麻酔

木 麻酔 麻酔

金 麻酔 麻酔

問題症例検討会

(選択:前期)

術前検査の異常に対し、必要な追加検査をオーダーできる。 A,B,C A,B,C

気道確保困難症の予測ができる。 A,B,C A,B,C

末梢静脈路確保で適切な部位の選択ができる。 A,B,C A,B,C

動脈カテーテル挿入ができる。 A,B,C A,B,C

換気が十分にできているか判断できる。 A,B,C A,B,C

意識下挿管ができる。 A,B,C A,B,C

適切な周術期体液管理ができる。 A,B,C A,B,C

脊椎麻酔ができる。 A,B,C A,B,C

(選択:中期)

患者の術前状態を総合的に評価できる。 A,B,C A,B,C

術前処方を判断し、必要に応じて中止、継続を指示できる。 A,B,C A,B,C

麻酔中の一般的な患者全身状態の変化に適切に対応できる。 A,B,C A,B,C

硬膜外麻酔ができる. A,B,C A,B,C

(選択:後期)

術前評価や術式に基づき麻酔計画をたてることができる。 A,B,C A,B,C

指導医のもとで重症患者の麻酔管理ができる。 A,B,C A,B,C

肺動脈カテーテルを使用して血行動態を評価できる。 A,B,C A,B,C

緊急手術の麻酔管理ができる。 A,B,C A,B,C

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精神科選択プログラム

午前 午後

月 外来 外来

症例検討会

火 外来 外来

症例検討会

水 外来 外来

木 外来 外来

症例検討会

金 外来 症例検討会

A経験すべき診察法・検査・手技

初診患者さんの鑑別診断と治療法を実施できる A,B,C A,B,C

各種検査を自ら実施し、所見を解釈・記録できる A,B,C A,B,C

総合病院における精神科救急の対応と専門病院への

連携ができる

A,B,C A,B,C

初期入院治療における診察と初期対応ができる A,B,C A,B,C

リハビリテーション・作業療法等の適応を判断し実施できる A,B,C A,B,C

B経験すべき症状・病態・疾患

不眠・不安・抑うつ・強迫症状・幻覚妄想等の頻度の高い症状について、

鑑別と評価、さらに初期治療ができる

A,B,C A,B,C

意識障害・昏迷・精神運動興奮・薬物中毒・痙攣等の緊急を要する症状・

病態に対する初期治療ができる。

A,B,C A,B,C

頻度の高い疾患に対する薬物療法ができる A,B,C A,B,C

頻度の高い疾患に対する精神療法ができる A,B,C A,B,C

児童思春期精神障害・てんかん・薬物依存など経験が求められる疾患や

病態の診断・治療に参加できる。

A,B,C A,B,C

統合失調症や躁鬱病などの精神疾患の入院治療での診断・治療に参加で

きる

A,B,C A,B,C

精神疾患に対する社会福祉資源とその利用の方法を理解する A,B,C A,B,C

整形外科選択プログラム

Ⅰ)到達目標

骨、関節、脊髄・脊椎、靱帯、筋、腱、末梢神経など広範囲の運動骨格支持器を取り扱う整形外科学

は慢性疾患から救急外傷まで多岐にわたる疾患を対象とする。これらの整形外科領域疾患について必要

な基本的知識や幅広い治療法を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

整形外科における治療の特徴は保存療法と手術療法を駆使するところにある。運動支持器疾患に対し

まず内科的治療を考え、それが無効である場合に外科的治療を考える。整形外科研修でもこれに従い初

期は保存的療法を中心に、研修が進むに従い手術療法を中心に学ぶ。

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Ⅲ)教育体制

部長、医長をはじめとする整形外科医師 4人が各症例を指導する。

Ⅳ)教育スケジュール

前期、中期、後期でプログラムを用意し設定した目標を習得していく。

午 前 午 後

月 外来で病歴のとり方と外来患者の診察

について研修

骨折などの手術に参加、見学して研修

火 病棟の回診に参加し、病棟での処置に

ついて研修

関節造影検査について研修

水 外来で病歴のとり方と外来患者の診察

について研修

関節リウマチの外来、診療について研修

木 人工関節の手術について研修 脊髄造影検査、脊髄造影 CT検査について研修

金 外来で病歴のとり方と外来患者の診察

について研修

整形病棟総回診に参加

Ⅴ)臨床研修プログラム

各項目に自己評価と指導医評価を付記する。

前期の目標

A(劣る)B(普通)C(優れる)

運動支持器疾患について正確に病歴などの問診ができる。 A,B,C A,B,C

疾患に適切なX線写真の撮影部位と方向を指示できる。 A,B,C A,B,C

疾患に適切な徒手検査法を理解し、その手技と評価ができる。 A,B,C A,B,C

疾患に適切な検査指示ができる。 A,B,C A,B,C

X線、CT、MRI、造影検査の読影と結果の記載ができる。 A,B,C A,B,C

主な身体計測(ROM、MMT、四肢長、四肢周囲径)ができる。 A,B,C A,B,C

神経学的所見がとれ、評価できる。 A,B,C A,B,C

多発外傷の重傷度を判断し、優先検査順位を判断できる。 A,B,C A,B,C

多発外傷における重要臓器損傷とその症状を述べることができる。 A,B,C A,B,C

開放骨折を診断でき、その重傷度を判断できる。 A,B,C A,B,C

骨折にともなう全身的・局所的所見を述べることができる。 A,B,C A,B,C

骨折に対する初期・応急固定ができる。 A,B,C A,B,C

変性疾患を列挙してその自然経過、病態を理解する。 A,B,C A,B,C

理学療法の処方が理解できる。 A,B,C A,B,C

中期の目標

基本的な局所麻酔や伝達麻酔ができる。 A,B,C A,B,C

清潔操作を理解し、創処置、縫合術、関節穿刺・注入、直達牽引ができ

る。

A,B,C A,B,C

整形外科手術における高度の清潔を理解でき、適切な手術手

洗いができる。

A,B,C A,B,C

神経・血管・筋腱の損傷を診断できる。 A,B,C A,B,C

脊髄損傷の症状を述べることができる。 A,B,C A,B,C

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神経学的診察によって麻痺の高位を判断できる。 A,B,C A,B,C

関節リウマチ、変形性関節症、脊椎変性疾患、骨粗鬆症、腫瘍

のX線、MRI、造影像の解釈ができる。

A,B,C A,B,C

上記疾患の検査、鑑別診断、初期治療方針をたてることができる。

腰痛、関節痛、歩行障害、四肢のしびれの症状、病態を理解できる。

A,B,C A,B,C

診断書の種類と内容が理解できる。

後療法の重要性を理解し適切に処方できる。

A,B,C A,B,C

後期の目標

手術の必要性、概要、侵襲性について患者に説明し、うまくコミュニケ

ーションをとることができる。

A,B,C A,B,C

リハビリテーション、義肢、装具の指示処方、記録ができる。 A,B,C A,B,C

神経ブロック、硬膜外ブロックを指導医のもとで行うことができる。 A,B,C A,B,C

関節造影、脊髄造影を指導医のもとで行うことができる。 A,B,C A,B,C

一般的な外傷の診断、応急処置ができ、骨折・脱臼の徒手整復が理解で

きる。

A,B,C A,B,C

人工関節置換術などで使用するクリーンルームで手術ができるための手

洗い、ガウンテクニックを習得できる。

A,B,C A,B,C

リハビリテーション、在宅医療、社会復帰のどの諸問題を他の専門家、

コメディカル、社会福祉士と検討できる。

A,B,C A,B,C

放射線科選択プログラム

1) 到達目標

日常診療・救急診療で遭遇する疾患の画像診断と、インターベンショナルラジオロジー(IVR)の基本を

マスターする。研修終了後の診療に役立つ放射線生物学・物理学の基礎を理解する。

2) 基本方針

放射線科は、診断・治療とも全身の疾患に関っている。放射線科の担当する診療内容は診断、IVR に大

別される。

3) 研修内容

1.放射線科読影室にてフィルムリーディングに参加して一般撮影・CT・MRI・RI・造影検査などのあら

ゆる放射線診断の基礎を習得する。

2.造影検査などの技能を要する検査は、検査室にて参加して習得する。

3.血管撮影に参加して技能を修得する。

4.IVR外来及び IVR入院患者のケアを通じて IVR治療の実際に参加する。

4) 教育体制

1.診断読影カンファレンス

2.IVRカンファレンス

3.学会・研究会参加

放射線科 臨床研修の経験目標ならびに評価

診断:あらゆる放射線科診断の読影の基礎を習得する。放射線診断検査のリスク、ベネフィット、コス

トを理解する。

IVR::IVRの適応と限界を理解する。血管撮影の基本手技を習得する

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0305A

午 前 午 後

病棟回診、胃透視をはじめとした各

種透視検査の研修

注腸検査、CT・MRI・RI・単純撮影の読影の研修

抄読会(英語論文、寺山副医長担当)

血管造影検査の研修

病棟回診

血管造影検査の研修

CT・MRI・RI・単純撮影の読影の研修

病棟回診、胃透視をはじめとした各

種透視検査の研修

IVR外来で病歴の取り方と外来患者の診察について研修

注腸検査、CT・MRI・RI・単純撮影の読影の研修

血管造影検査の研修

病棟回診

血管造影検査の研修

CT・MRI・RI・単純撮影の読影の研修

産婦人科画像カンファレンス(P.M.5~6)

シャント PTA、造影の研修

病棟回診、胃透視をはじめとした各

種透視検査の研修

注腸検査、CT・MRI・RI・単純撮影の読影の研修

5)臨床研修プログラム

放射線科 臨床研修の経験目標ならびに評価 前期

A(劣る)B(普通)C(優れる)

CT、MRIの読影を通じて人体の基本的な解剖を理解する A,B,C A,B,C

救急疾患の画像診断の読影を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

Common diseaseの検査のプランをたて読影をできるようにする A,B,C A,B,C

CTの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

MRIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

RIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

消化管造影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

単純撮影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

DIPの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

造影剤に関する infomed consentをとることができる A,B,C A,B,C

患者被曝のリスクを理解する A,B,C A,B,C

自己の被曝防護に関して理解する A,B,C A,B,C

造影剤の副作用に対処できる A,B,C A,B,C

IVR手技の適応を決定することができる A,B,C A,B,C

清潔の概念を理解し、操作することができる A,B,C A,B,C

消毒を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

局所麻酔を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

血管穿刺の手技を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

イントロデューサー挿入を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

ガイドワイヤー操作を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

各種 IVRの器具に関して理解する A,B,C A,B,C

IVR治療に関する infomed consentを指導医と共にとることができる A,B,C A,B,C

IVR治療の合併症に対する対処を指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

IVR外来、入院患者のケアを指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

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放射線科 臨床研修の経験目標ならびに評価 中期

診断、IVR::基本的に短期間の場合と同様であるが、症例数を経験することによってより一層の理解を

深める。

CT、MRIの読影を通じて人体の基本的な解剖を理解する A,B,C A,B,C

救急疾患の画像診断の読影を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

Common diseaseの検査のプランをたて読影をできるようにする A,B,C A,B,C

CTの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

MRIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

RIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

消化管造影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

単純撮影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

DIPの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

造影剤に関する infomed consentをとることができる A,B,C A,B,C

患者被曝のリスクを理解する A,B,C A,B,C

自己の被曝防護に関して理解する A,B,C A,B,C

造影剤の副作用に対処できる A,B,C A,B,C

IVR手技の適応を決定することができる A,B,C A,B,C

清潔の概念を理解し、操作することができる A,B,C A,B,C

消毒を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

局所麻酔を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

血管穿刺の手技を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

イントロデューサー挿入を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

ガイドワイヤー操作を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

カテーテル操作(選択造影)を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

マイクロカテーテル操作(選択造影)を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

各種 IVRの器具に関して理解する A,B,C A,B,C

IVR治療に関する infomed consentを指導医と共にとることができる A,B,C A,B,C

IVR治療の合併症に対する対処を指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

IVR外来、入院患者のケアを指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

放射線科 臨床研修の経験目標ならびに評価 後期

診断、IVR::基本的に短期間の場合と同様であるが、症例数を経験することによってより一層の理解を

深める。

CT、MRIの読影を通じて人体の基本的な解剖を理解する A,B,C A,B,C

救急疾患の画像診断の読影を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

Common diseaseの検査のプランをたて読影をできるようにする A,B,C A,B,C

CTの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

MRIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

RIの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

消化管造影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

単純撮影の特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

DIPの特徴と限界、コスト・ベネフィットを理解する A,B,C A,B,C

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0305A

造影剤に関する infomed consentをとることができる A,B,C A,B,C

患者被曝のリスクを理解する A,B,C A,B,C

自己の被曝防護に関して理解する A,B,C A,B,C

造影剤の副作用に対処できる A,B,C A,B,C

IVR手技の適応を決定することができる A,B,C A,B,C

清潔の概念を理解し、操作することができる A,B,C A,B,C

消毒を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

局所麻酔を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

血管穿刺の手技を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

イントロデューサー挿入を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

ガイドワイヤー操作を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

カテーテル操作(選択造影)を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

マイクロカテーテル操作(選択造影)を指導医と共にできるようにする A,B,C A,B,C

バルーンカテーテル操作に指導医と共に参加し、理解する A,B,C A,B,C

コイル留置に指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

ステント留置に指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

リザーバー留置に指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

血栓溶解・破砕に指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

各種フィルター留置に指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

TAEに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

TAIに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

UAEに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

B-RTOに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

緊急 IVRに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

CTガイド下ドレナージに指導医と共に参加し、方法を理解する A,B,C A,B,C

各種 IVRの器具に関して理解する A,B,C A,B,C

IVR治療に関する infomed consentを指導医と共にとることができる A,B,C A,B,C

IVR治療の合併症に対する対処を指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

IVR外来、入院患者のケアを指導医と共にすることができる A,B,C A,B,C

眼科選択プログラム

Ⅰ)到達目標

眼科領域において頻度の高い疾患や救急的な疾患に対する基本的な知識と診療技術を習得する。他の

診療科領域の疾患にしばしば眼病変が伴うことを理解する。

Ⅱ)研修方針と内容

1)基本的な眼科知識を習得した上で,細隙灯顕微鏡の使い方、眼底診察法、眼科特殊検査(角膜内皮・

視野・色覚・斜視)などの検査手技を理解し,頻度が高くかつ重要な眼科疾患の診断法・治療法を習

得する。

2) 3ヶ月目以降では,眼科疾患のより専門的な検査と治療に主体的に参加できるように,指導医のもと

で研修する。

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Ⅲ)教育体制

眼科医長及び眼科副医長が主として指導を担当する。

Ⅳ)教育スケジュール

1) 月火木金曜日の午前中:眼科外来にて,診療担当医の診察,検査,治療法などを習得する。

2) 毎日午後:指導医とペアを組んで入院患者の診療にあたる。

3)月木金曜日の午後:視野検査や小児の斜視検査などより専門的な検査法について学ぶ。

4)火曜午後及び水曜日の全日:手術に参加する。

5) 医長回診に参加し,担当入院患者の病状説明を行い,診断・治療方針についての指導をうける。

6) 火曜日の症例検討会にて,外来患者および入院患者の診断・治療方針の報告を行い,全員で討議する。

7)火曜日の勉強会に参加し、眼科学の習得とプレゼンテーションを行う。

8) 随時、外来救急患者の診療を行う。

午前 午後

月 入院患者の診察、手術前の検査、手術の説明

と同意書のとり方の研修

視野検査や斜視検査など特殊検査について研

修する

火 外来にて外来患者の診療、検査、治療法など

を研修する

手術に参加する

症例検討会、勉強会に参加する

水 手術に参加する 手術に参加する

木 外来にて外来患者の診療、検査、治療法など

を研修する

術後入院患者の診察や検査をおこなう

金 外来にて外来患者の診療、検査、治療法など

を研修する

眼底蛍光造影写真やレーザー治療について研

修する

Ⅴ)臨床研修プログラム(選択)

前期の目標

A(劣る)B(普通)C(優れる)

病歴を簡潔かつ要点をはずさずに記録できる A,B,C A,B,C

眼位や瞳孔を含め、肉眼的に前眼部の異常を指摘できる A,B,C A,B,C

流行性角結膜炎の診断ができ、感染防止の対応ができる A,B,C A,B,C

オートレフラクトメーターを使って屈折検査ができる A,B,C A,B,C

ノンコンタクトトノメーターを使って眼圧測定ができる A,B,C A,B,C

細隙灯顕微鏡を使用して前眼部及び中間灯透光体の観察ができる A,B,C A,B,C

眼底鏡を使用して視神経乳頭の観察ができる A,B,C A,B,C

眼底写真をみて異常所見を指摘することができる A,B,C A,B,C

角膜内皮細胞数の測定ができる A,B,C A,B,C

日常汎用される点眼薬の適応と禁忌について理解する A,B,C A,B,C

外来処置や涙道洗浄ができる A,B,C A,B,C

手術に参加し手洗い、器機の組立ができる A,B,C A,B,C

視覚障害者の誘導ができる A,B,C A,B,C

中期の目標

オートレフラクトメーターを使って矯正視力検査ができる A,B,C A,B,C

アプラネーショントノメーターを使って眼圧測定ができる A,B,C A,B,C

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眼底鏡で前眼部および中間透光体の異常を指摘することができる A,B,C A,B,C

眼底写真で高血圧性網膜症や糖尿病網膜症の stage分類ができる A,B,C A,B,C

眼軸長測定ができ、眼内レンズ度数の決定ができる A,B,C A,B,C

主な斜視検査ができて、その結果を評価できる A,B,C A,B,C

眼球運動検査ができ、眼筋麻痺の診断ができる A,B,C A,B,C

視野検査を指示でき、その結果を評価できる A,B,C A,B,C

色覚検査ができて、その結果を評価できる A,B,C A,B,C

眼部 CT・MRI検査の必要な症例を指摘できて、所見を解釈できる A,B,C A,B,C

後期の目標

結膜下注射、麦粒腫、結膜異物および角膜異物の治療が指導医の指示の

下でできる

A,B,C A,B,C

急性緑内障発作の初期治療ができる A,B,C A,B,C

その他の眼科救急疾患の初期治療ができる A,B,C A,B,C

手術に参加し、手術の助手ができる A,B,C A,B,C

泌尿器科選択プログラム

Ⅰ)到達目標

泌尿器科疾患を有する患者に接した際に医師として正しい初期診療を行うことができ、さらに専門医

とともに当該患者の治療に参加できるための知識と診療技術を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

基本プログラムとして、基本的な泌尿器科的診察法を習得した上で、尿・精液・血液検査、レントゲン

検査、ウロダイナミクス検査、超音波検査などの各種検査について理解し、その手技を習得する。選択

プログラムとして、泌尿器科疾患のより専門的な検査と手術を含む各種の治療に主体的に参加できるよ

うに、指導医のもとで研修する。

Ⅲ)教育体制

外来での診察と手術の指導は主に泌尿器科医長が担当し、入院患者の処置方法や各種検査の指導は泌尿

器科医長と同医員が共同して担当する。

Ⅳ)教育スケジュール

前期は基本プログラムを中心とし、選択プログラムの内容を適宜取り入れた研修を行う。中期は主に選

択プログラムの内容について理解を深めるべく研修を行い、後期は選択プログラムの内容について、指

導医のもとに助手としてその実施に参加する。

研修終了時に研修内容の達成度について、指導医と自己がそれぞれ別個に、優れる=1、普通=2、劣る

=3の 3段階で評価を行う。

午前 午後

月 外来診療について研修 内視鏡手術、ESWLについて研修

火 開腹手術、腹腔鏡下手術について研修 開腹手術、腹腔鏡下手術について研修

水 外来診療について研修 内視鏡手術、ESWLについて研修

木 入院患者の処置について研修 開腹手術、内視鏡手術について研修

金 外来診療について研修 内視鏡手術、ESWLについて研修

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Ⅴ)臨床研修プログラム

基本プログラム

A(劣る)B(普通)C(優れる)

頻度の高い泌尿器科疾患について理解し、外来での問診が適切に行える。 A,B,C A,B,C

泌尿器科的腹部診察、外性器の診察、前立腺に対する直腸診が行える。 A,B,C A,B,C

尿・精液・血液の検査結果を正しく解釈できる。 A,B,C A,B,C

単純および造影のレントゲン検査を指示し、その結果を正しく解釈でき

る。

A,B,C A,B,C

尿流量測定・膀胱内圧測定などのウロダイナミクス検査の手技を習得し、

その結果を正しく解釈できる。

A,B,C A,B,C

腎・腎盂尿管・膀胱の超音波検査が適切に行える。 A,B,C A,B,C

経直腸的前立腺超音波検査が適切に行える。 A,B,C A,B,C

CT検査および MRI検査を指示し、その結果を正しく解釈できる。 A,B,C A,B,C

腎・骨・上皮小体・副腎の RI検査を指示し、その結果を正しく解釈でき

る。

A,B,C A,B,C

導尿・留置カテーテルの交換を適切に行える。 A,B,C A,B,C

外来で行われる薬物療法について理解できる。 A,B,C A,B,C

検査結果と治療方針について患者とその家族に納得できる説明ができ

る。

A,B,C A,B,C

入院治療の要否が判定でき、安静度・食事・入浴などの療養指導および

点滴・手術などの治療を正しく指示できる。

A,B,C A,B,C

投薬・点滴の指示・実施が適切に行え、手術後の患者の様態を適切に診

察・判定できる。

A,B,C A,B,C

入院患者と十分なコミュニケーションが取れる。 A,B,C A,B,C

他の医師と連携を取り、円滑な医療が行える。 A,B,C A,B,C

不明な事柄に対して、資料や文献で検索できる。 A,B,C A,B,C

カルテの記載や診断書などの文書の作成が行える。 A,B,C A,B,C

選択プログラム

膀胱鏡検査を適切に行える。 A,B,C A,B,C

腎・膀胱・前立腺の生検を適切に行える。 A,B,C A,B,C

逆行性腎盂造影・順行性腎盂造影を適切に行い、その所見より鑑別診断

ができる。

A,B,C A,B,C

膀胱瘻造設術・経皮的腎瘻造設術の適応が判断でき、

指導医とともに実施できる。

A,B,C A,B,C

手術に必要な局所麻酔・腰椎麻酔が適切に行える。 A,B,C A,B,C

体外衝撃波結石破砕術が適切に行える。 A,B,C A,B,C

経尿道的内視鏡手術に助手として参加できる。 A,B,C A,B,C

腎・膀胱・前立腺・陰嚢の開放手術に助手として参加できる。 A,B,C A,B,C

耳鼻咽喉科選択プログラム

Ⅰ)到達目標

耳鼻咽喉科、頭頚部外科領域の医療を必要とする患者と家族に対して全人的に対応できる。

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Ⅱ)研修方針と内容

耳鼻咽喉科、頭頚部外科領域の疾患全般において、その基本的な病態理解、診断能力を獲得すると共に、

治療に積極的に参加し、当科領域における救急疾患に対する処置についても習得する。

Ⅲ)教育体制

耳鼻咽喉科医長の直接指導のもと、外来、入院患者の診療を行う。言語聴覚師の行う聴覚検査、嚥下機

能訓練等に参加できる。

Ⅳ)教育スケジュール

以下の臨床研修プログラムに沿って行う。

午前 午後

月 外来診療・予診 嚥下障害について研修

火 手術参加 手術参加

水 外来診療・予診 手術参加

木 病棟回診 平衡機能・聴力検査

金 外来診療・予診 手術参加

Ⅴ)臨床研修プログラム

前期の目標

A(劣る)B(普通)C(優れる)

耳鼻咽喉科医として日常診療における心構えを身につける A,B,C A,B,C

他の医療者と良好な協力関係を築くことができる A,B,C A,B,C

適切な問診がとれる A,B,C A,B,C

額帯鏡を用いて耳鼻咽喉所見がとれる A,B,C A,B,C

純音聴力検査ができる A,B,C A,B,C

適切な検査依頼ができる A,B,C A,B,C

各種画像検査の異常所見を理解できる A,B,C A,B,C

手術に参加できる A,B,C A,B,C

中期の目標

基本的な耳鼻科処置ができる A,B,C A,B,C

眼振所見を取り記載できる A,B,C A,B,C

耳鼻科一般の急性疾患に対する診断、治療ができる A,B,C A,B,C

間接喉頭鏡検査および喉頭ファイバー検査ができる A,B,C A,B,C

内耳性難聴の検査所見を理解することができる A,B,C A,B,C

扁桃腺摘出、喉頭微細手術の適応を理解し、参加することができる A,B,C A,B,C

鼻内視鏡手術の適応を理解し、参加することができる A,B,C A,B,C

基本的な耳鼻科手術の術後管理ができる A,B,C A,B,C

後期の目標

鼓膜切開ができる A,B,C A,B,C

上顎洞穿刺、洗浄ができる A,B,C A,B,C

鼻出血止血ができる A,B,C A,B,C

中耳疾患の病態と手術適応を理解できる A,B,C A,B,C

睡眠時無呼吸症候群の病態と検査結果を理解できる A,B,C A,B,C

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0305A

鼓室形成術に参加することができる A,B,C A,B,C

頭頚部外科手術に参加することができる A,B,C A,B,C

頭頚部癌患者の入院管理ができる A,B,C A,B,C

皮膚科選択プログラム

Ⅰ)到達目標

日常診療の場において頻繁に遭遇する皮膚・粘膜疾患について必要な基本的知識

とプライマリーケアを含めた皮膚科的診療技術を習得する。

Ⅱ)研修方針と内容

皮膚の正常構造と機能に基づいた皮膚の病態生理を理解し、皮膚疾患に必要な一般的診断および

検査法を習得する。また、外用療法などの局所療法および全身療法、さらに皮膚外科療法の基本と適応

を理解し、実践できる知識と技術を習得する。

Ⅲ)教育体制

皮膚科を担当する皮膚科医長が主として担当する。

Ⅳ)教育スケジュール

午前 午後

月 外来 病棟処置

火 外来 手術

水 外来 病棟処置

木 外来 手術

金 外来 症例検討会

Ⅴ)臨床研修プログラム(選択)

前期の目標

A(劣る)B(普通)C(優れる)

原発疹・続発疹の視診・触診ができ、所見を記載できる。 A,B,C A,B,C

真菌症の検体採取と判定ができる。 A,B,C A,B,C

パッチテスト、プリックテストを実施し、判定ができる。 A,B,C A,B,C

皮膚生検を正確に実施できる。 A,B,C A,B,C

膿瘍切開、ドレナージの適応を判断し、正確に実施できる。 A,B,C A,B,C

整容面に配慮した皮膚切開、縫合処置を正確に実施できる。 A,B,C A,B,C

ステロイド外用剤の種類やランク等の特性を理解できる。 A,B,C A,B,C

皮膚潰瘍治療剤の種類や特性を理解できる。 A,B,C A,B,C

湿疹・皮膚炎群の薬物療法が理解できる。 A,B,C A,B,C

蕁麻疹・痒疹の薬物療法が理解できる。 A,B,C A,B,C

皮膚感染症の薬物療法が理解できる。 A,B,C A,B,C

凍結療法の適応を理解し、実施できる。 A,B,C A,B,C

皮膚病理組織検査の所見と結果を解釈できる。 A,B,C A,B,C

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中期の目標

頻度の高い疾患を指導医のもとで診断できる。 A,B,C A,B,C

接触皮膚炎 A,B,C A,B,C

アトピー性皮膚炎 A,B,C A,B,C

蕁麻疹 A,B,C A,B,C

中毒疹 A,B,C A,B,C

皮膚腫瘍 A,B,C A,B,C

真菌症 A,B,C A,B,C

光線テスト、パッチテストを実施し、判定できる。 A,B,C A,B,C

外用剤の適切な選択および外用療法が実施できる。 A,B,C A,B,C

抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤を適切に使用できる。 A,B,C A,B,C

皮膚感染症の鑑別診断ができる。 A,B,C A,B,C

熱傷の範囲・深達度の判定と初期治療ができる。 A,B,C A,B,C

皮膚外傷の初期治療ができる。 A,B,C A,B,C

褥瘡の症状に応じた外用療法を選択できる。 A,B,C A,B,C

良性・悪性皮膚腫瘍の診断、治療に参加できる。 A,B,C A,B,C

後期の目標

薬疹を含めた中毒疹の検査、治療を計画できる。 A,B,C A,B,C

皮膚炎におけるアレルギー検査を計画、実施できる。 A,B,C A,B,C

指導医とともに膠原病の皮膚所見から鑑別診断ができる。 A,B,C A,B,C

指導医とともに水疱症の鑑別診断ができる。 A,B,C A,B,C

ざ瘡の薬物療法と生活指導ができる。 A,B,C A,B,C

皮膚感染症の全身および局所療法ができる。 A,B,C A,B,C

褥瘡・皮膚潰瘍のデブリードマンが実施できる。 A,B,C A,B,C

植皮術、皮弁形成術の手術介助ができる。 A,B,C A,B,C

病院病理選択プログラム

I) 到達目標

病院病理の存在意義を考えた上で、具体的に細胞診、組織診断、病理解剖(剖検)についての基礎事項、

応用、実践を学ぶ。

研修内容

選択にて、実習期間を2ヶ月から6ヶ月までとることができる。

細胞診;検体の受付から染色、包埋までのプレパラート製作過程を学ぶ。、

顕微鏡を使い実践的に診断する。

組織診断;手術材料については観察と切り出しを行う。

包埋から薄切、染色までを実習し、プレパラートを作製する。

代表的な病的状態を診断できる。

病理解剖;剖検例に立会い、更には執刀する。

切り出しに参加する。

ミクロの所見と併せて最終診断を下す。

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④ 実習期間中に CPCがあれば、積極的に参加する。

教育体制

現体制は病理医が常勤1人非常勤1人(府立医科大学助教授)と技師3人でなっている。プレパラー

トの作製および細胞診に関しては主に技師が、組織診断、病理解剖に関しては、病理医が指導を行う。

教育スケジュール

実習期間の長短に関わらず、一通り上記①②③を経験する。期間が長くなればなるほど細胞診、ミク

ロ病理組織診の鏡検に多くの時間が割かれることになり、専門的知識が蓄積される。過去の症例を選び

(データベースから検索できる)自ら興味のある分野を極めることができる。

午前 午後

月 電子カルテシステムによる受付の実際

手術材料の写真撮影、切り出し

組織標本の作製の見学と実習

病理組織診断;呼吸器

細胞診標本の作製見学と実習

細胞診;リンパ系、スタンプ標本

病理組織診断;呼吸器

火 手術材料の写真撮影、切り出し

病理組織診断;消化器

細胞診;胸、腹水

病理組織診断;消化器

水 手術材料の写真撮影、切り出し

病理組織診断;女性生殖器、乳腺

細胞診;女性生殖器

病理組織診断;女性生殖器、乳腺

木 手術材料の写真撮影、切り出し

病理組織診断;男性生殖器、泌尿器

細胞診;尿路系

病理組織診断;男性生殖器、泌尿器

金 手術材料の写真撮影、切り出し

病理組織診断;リンパ系、軟部腫瘍、他

細胞診; 呼吸器

病理組織診断;リンパ系、軟部腫瘍、他

# 前日に細胞診、組織診断の勉強する分野をひととおり勉強しておくのが望ましい。

# 剖検の診断については、病理組織診断に適宜組み入れていく。

# 病院病理という仕事上、手術時の迅速標本、剖検が何時入って来るか分からない。その度に実習する

ことになる。

# 上記のスケジュールで進む予定だが、希望は取り入れる。

# 実習時間を越えて、鏡検することが出来る。

研修項目

下記各項目について、自己評価と指導医評価を付記する。

A(優れる)B(普通)C(劣る)

細胞診のプレパラートを製作できる A,B,C A,B,C

手術材料の切り出しができる A,B,C A,B,C

組織診のプレパラートを製作できる A,B,C A,B,C

細胞診の鏡検で材料が何であるか分かる

(例;胸腹水、尿、…)

A,B,C A,B,C

組織診の鏡検で材料が何であるか分かる

(例;胃の生検、膀胱、…)

A,B,C A,B,C

細胞診で上皮性か非上皮性か分かる A,B,C A,B,C

細胞診で典型的なものについて悪性か否か分かる A,B,C A,B,C

細胞診で正確に診断ができる A,B,C A,B,C

組織診で悪性かどうか典型的なものについて分かる A,B,C A,B,C

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組織診で正確に診断ができる A,B,C A,B,C

研修時間

勤務時間内とするが、それ以外は自ら積極的に鏡検し研鑽を積むことが出来る。また、剖検は勤務時

間以外に行われることがあるが、可能なかぎり参加する。

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プログラム番号、病院施設番号及び臨床研修病院群番号は、既に取

得されている場合に記入してください。 病院施設番号: 030472 臨床研修病院の名称:公立南丹病院

臨床研修病院群番号: 臨床研修病院群名:公立南丹病院卒後臨床研修病院群

6.研修スケジュール(一年次・ニ年次:いずれかに○) プログラム番号

臨床研修開始月を基準に各月の研修人数を記入してください。*1 (No.1)

病院又は施設の名称(病院施設番号) 研修分野*2 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

公立南丹病院 内科 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3

公立南丹病院 救急部門 1 1 1 2 2 2 1 1 1 2 2 2

公立南丹病院 自由選択科目 2 2 2 1 1 1 2 2 2 1 1 1

*1:臨床研修病院群における臨床研修で、1つの研修プログラムの中で研修医によって研修を行う研修分野の順番が異なる研修方法(たすきがけ方式等)を採用する場合は、当該研修プログ

ラムの研修分野並びに当該分野の研修を行う病院又は施設の名称及び研修期間を本用紙に記入した上で、研修分野の順番のパターンごとに研修スケジュールを別葉に記入すること。また、

同様の研修プログラムが複数存在する場合は、すべての研修プログラムを1枚にまとめたものを添付すること。

*2:「研修分野」欄には、「5.臨床研修を行う分野」欄に記入した研修分野を記入すること。

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プログラム番号、病院施設番号及び臨床研修病院群番号は、既に取得

されている場合に記入してください。 病院施設番号: 030472 臨床研修病院の名称:公立南丹病院

臨床研修病院群番号: 臨床研修病院群名:公立南丹病院卒後臨床研修病院群

6.研修スケジュール(一年次・ニ年次:いずれかに○) プログラム番号

臨床研修開始月を基準に各月の研修人数を記入してください。*1 (N0.2)

病院又は施設の名称(病院施設番号) 研修分野*2 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

公立南丹病院 地域医療 0.75 0.75

国保京丹波町病院 地域医療 1.5 1.5

社会福祉法人長生園 地域医療 0.75 0.75

公立南丹病院 選択必修科目 1 1 2 2 2 2 2

公立南丹病院 自由選択科目 2 2 4 4 4 4 4 6 6 6 6 6

*1:臨床研修病院群における臨床研修で、1つの研修プログラムの中で研修医によって研修を行う研修分野の順番が異なる研修方法(たすきがけ方式等)を採用する場合は、当該研修プログ

ラムの研修分野並びに当該分野の研修を行う病院又は施設の名称及び研修期間を本用紙に記入した上で、研修分野の順番のパターンごとに研修スケジュールを別葉に記入すること。また、

同様の研修プログラムが複数存在する場合は、すべての研修プログラムを1枚にまとめたものを添付すること。

*2:「研修分野」欄には、「5.臨床研修を行う分野」欄に記入した研修分野を記入すること。