発行所 学校法人 松本歯科大学 長野県塩尻市広丘郷 …松本歯科大学...

松本歯科大学 発行所 学校法人 松本歯科大学 長野県塩尻市広丘郷原1780 www.mdu.ac.jp (0263)52-3100 毎月1日発行 第321号 Matsumoto  Dental  University  News  Volume  25, No. 9, May  1, 2010 調50 使21 25 18 21 30 15 中国語会話部の学生 北京へ研修旅行 北京大学口腔医学院を訪問 院内の特別診療科(VIP)の診療室 35 16 姿35 39 89 北京大学口腔医学院を訪れた中国語会話部の一行 歯学部・大学院・衛生学院の新入生たちに告辞する矢ヶ﨑 雅理事長・学長 明日 歯科医療人 をめざして

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松本歯科大学発行所 学校法人 松本歯科大学長野県塩尻市広丘郷原1780

www.mdu.ac.jp (0263)52-3100

毎月1日発行 第321号

Matsumoto Dental University News  Volume  25, No. 9, May  1, 2010

私も高い目標をもって、もっと

がんばりたいと思います。

 

2日目以降は万里の長城や故

宮博物館などを見学。初日から

4日間、私たちに同行してくだ

さったのは河北省衛生庁外事所

助理調研員の張ジ

ャン 

学シュエリャン良氏で、車

の手配や各所の案内をはじめ、

宮廷料理などもご馳走してくだ

さり、大変お世話になりました。

 

食事の席ではとにかく飲ませ

られました。これは中国北方独

特の習慣で、上海などの南方で

はそれほど強制されないそうで

すが…。アルコール50度以上の

白酒と呼ばれるお酒を何度も乾

杯します。今回の旅行は、食事

の席で目上の方々と過ごすとき

の最低限のマナーや気遣いなど、

社会勉強も非常に大きかったと

思います。

 

このような機会を与えてくだ

さった現地の諸先生方に心より

感謝申し上げます。

(中国語会話部キャプテン 

第6学年 

千葉祐胤)

 「♪卯の花の匂う垣根に、

時ホトトギス鳥早も来鳴きて……」

 

幼い日に聞いた歌は、まだ耳

の底に新しい。

 「卯月」といえば4月だが、

卯の花の咲くのは5月。芽出し

の遅いアオギリやサルスベリの

芽が出そろうのも5月である。

新緑の季節は北へ山へと進み、

高原では新緑の代表といわれる

シラカバの若葉が最も美しい。

森ではカッコウの鳴き声も聞か

れよう。

 

しかし、月末ごろ天気のぐず

つくことがあり「卯の花くたし」

と呼んでいる。卯の花を腐らせ

るほど降る雨という意味だがい

まは「走り梅雨」「迎え梅雨」

などとドライな言葉が使われ

る。そのまま本格的な梅雨に入

ってしまう年もあるが、たいが

いは2~3日でおさまる。

 

5日は「立り

っか夏」。暦では早く

も夏を刻むが、5月の夏は空気

がからっとしてさわやかな夏に

当たる。21日は「陽気さかん万

物ようやく長じ満つ」という

「小し

ょうまん満」に当たり、天気さえよ

ければ軽い服装でも汗ばむほど

の陽気となり、気温25度以上の

夏日にもなる。

 

5月の空はさわやかに晴れる

が、まだ長つづきしない。しかし、

いったん良くなると思いっきり

晴れ上がるのが特徴である。ま

た時おり上空に冬の名残の寒気

が入ってきて、午後になって一

天にわかに曇って、雷鳴ととも

ににわか雨かひょうの降ること

がある。その情景はベートーベ

ンの田園交響曲の第四楽章に見

事に表現されている。穏やかな

田園風景がすがすがしい響きで

始まるが、第四楽章に入ると突

然激しい嵐に一変する。

 

私たち中国語会話部の学生6

人(現第6学年の千葉祐胤、千

原隆弘、第5学年の岡野真紀、

第2学年の小林祐子、志村美智

子、松下雅衣)は、春休みを利

用し3月18日(木)から21日(日)

にかけて、北京へ研修旅行に行

ってまいりました。同部の海外

研修旅行は昨年の上海に続き2

回目で、今回は中国一の規模と

最新設備を誇る北京大学口腔医

学院を訪問し、党委書記・副院

長である葛グ

ー 

立リーホン宏先生に附属病

院を案内していただきました。

 

同院はチェア数が450台も

ある総合歯科病院で、院内はモ

ダンで清潔感がありました。修

復科と歯内療法科が分かれてい

て、インプラント科が独立した

待合室や複数のオペ室を有して

いることなど、本学病院と比べ

て診療科が細分化、独立してい

るイメージを受けました。

 

ドクターは指名制で、患者は

待合室にある掲示板の顔写真の

中から指名して診療を受けま

す。指名料は2元から100元

(約30円~1500円)まで。指

名料は歯科医療技術への対価で、

評議委員会による審査を通して

患者からの人気を形に反映させ

たものです。

 

特診は特別診療科(VIP)

を意味します。3ランクあり、

個別診療室が15室、そのほかに

ソファやテレビつきの待合室や、

専用エレベーターが完備されて

いました。また小児歯科は子ど

もたちの授業終了時間を考慮し

て他の科に比べて遅い午後6時

まで診療を受付けていました。

 

見学後、葛先生に話を伺いま

したが、印象的だったのは「医

療や研究で世界一を目指すこと

も大切だが、なにより中国国内

にある医科や歯科大学の指導者

となる人材を育て、中国全体の

医療レベルの向上を図ることが

北京大学の目標である」という

お言葉でした。

 

北京大学の施設で印象に残っ

たのはその精神性です。先生も

学生も自分のやることに誇りを

持ち、精一杯の努力をしている

ように感じました。お会いした

どの方の話にも、“努力”という

言葉が出てきます。中国で農村

戸籍をもつ人間が北京の市民権

(都市戸籍)を獲得するには、北

京などの都市部の大学に合格す

るか、軍人になるかの二つの道

しかありません。彼らの話を聞

くと、自分は誰よりも努力した、

ということに自信をもっている

ようです。厳しい社会の一面を

見たことで、改めて自分の恵ま

れた環境に気づかされました。

中国語会話部の学生北京へ研修旅行

北京大学口腔医学院を訪問

院内の特別診療科(VIP)の診療室

 

入学したのはガウンと角帽に身を包

んだ歯学部第1学年生35人、第2学年

編入生3人、大学院歯学独立研究科16

人、そしてスーツ姿の衛生学院歯科衛

生士学科35人。笠原悦男歯学部長、高

橋直之研究科長、山本昭夫衛生学院長

からそれぞれ新入生一人ひとりの名前

が読み上げられると、緊張した面持ち

で起立して一礼し、参列したご父母、

法人役員、教職員から温かい拍手が贈

られた。

 

矢ヶ﨑 

雅理事長・学長は、告辞と

して「1972年開学当時の入学式は、

入学生とご父母らでこの講堂が一杯で

した。今では創立39年を迎え、約40

00人が巣立ち、歯科医師として全国

各地で活躍しています」と、本学1期

生としての思い出を語り、「歯科医師、

歯科衛生士ともに、就職難とは無縁の

専門職であり、やりがいのあるすばら

 

2010年度松本歯科大学・松本歯科大学衛生学院の入学式

が4月2日(金)本学講堂において挙行され、歯学部、大学院、

衛生学院の新入生総勢89人が式に臨んだ。

しい職業です。皆さんは、初

心を貫き目的を達成するために

も、学んで学んで学びぬき、将

来立派な歯科医療人として社会

に貢献できるよう努力してくだ

さい」と激励した。

北京大学口腔医学院を訪れた中国語会話部の一行

歯学部・大学院・衛生学院の新入生たちに告辞する矢ヶ﨑 雅理事長・学長

松本歯科大学歯学部・大学院

松本歯科大学衛生学院�

入学式を挙行

明日を担う歯科医療人をめざして

Campus Today  Volume  25, No. 9, May  1, 2010/page  2

カールソンの

英語 ! ! !

主張

教育はひとえに愛である

アザン・ビン・ケイス私立学校の正門

本学代表団オマーン訪問記-

アザン・ビン・ケイス私立学校校長

スワーダ・アル・ムダファーラ女史と会見

 

中東諸国の学術組織との親交

を深める活動の一環として、矢

ヶ﨑 

雅理事長を団長とする本

学代表団が、オマーンの首都マ

スカットにあるアザン・ビン・

ケイス私立学校(以下ABQ)

を1月31日(日)に訪れた。

ABQは、日本人女性ス

ワーダ・アル・ムダファー

ラ(以下スワーダ女史)が

1990年に創立し、校

長を務める男女共学の一貫

校だ。訪れた校舎は20億

円かけて完成したものだ。

「世界が尊敬する日本人1

00人」(Newsweek

)や

「世界で活躍する100人

の日本人」(テレビ東京)

などで紹介されているスワ

ーダ女史は、今や超有名

人だ。確かに、ABQの高い教

育水準やスワーダ女史の素描な

どは、これら報道記事や彼女自

身の著書「砂漠に創った世界一

の学校」の中で紹介されてはい

る。ところが、実際に訪れてみ

ると、ABQは、学力教育だけ

でなく、国際的な人材を育てる

という視点からの人格教育にも

力を入れていること、加えて、

スワーダ女史という生身の人間

ABQの教育体系

 

初めにABQの教育体系を紹

介しよう。ABQは、日本でい

えば、幼稚園―

短大一貫校に

近い(注=ABQの短大は、正

確には短大相当Diplom

a

取得

課程のこと)。幼稚園は3歳半

から2年間(KG1-KG2

)、小

中は8年間(G1-G8

)、高校は

2年間(G9-G10

)、そして短大

相当課程は2年間(G11-G12

の総計14年教育。G12

の卒業生

は一番若くて17歳半だが、場合

によっては卒業が遅れる生徒も

いる。毎年授業は9月初めから

6月中旬までの約180日間行

われ、その後は休暇だ。およ

そ650人の生徒のほとんどは

オマーン人だが、およそ70人の

教師は13カ国から選抜された有

能な人材だ。そのほかに、ス

クールバスで生徒を送り迎えす

るsupervisor

や手洗い所で生

徒を守るsecurity

や事務員な

どが25人ほどいる。オマーンで

は、KG1-G12

までは、教育省

(Ministry of Education

)の監

督下にある。それ以降の大学教

育は高等教育省(M

inistry of Higher Education

)の監督下

にあり、日本の教育機関がすべ

て文部科学省で監督されるのと

好対照をなしている。

 

生徒の履修Programは、

International, Bilingual, M

onolingual

(Arabic

)の3

種類が用意されている。どの

Program

を履修する生徒も、

当初は全員が、イスラム、アラ

ビア語、英語、社会、数学、理

科、美術、音楽、体育、コン

ピュータを学ぶ。ただし、アラ

ビア圏でない外国人にはイスラ

ムは必要ない。理科は、G7

ら専門化して、物理、化学、生

物教科に分かれる。授業は英語

が基本だが、仮に英語力が不足

している生徒は、数学と理科

をアラビア語で学ぶ。これが、

Monolingual Program

だ。そ

れでは、International Program

とBilingual Program

の違い

は何だろうか。International

Program

は特に優秀な生徒の

ためといえる。これらの生徒

には、その目標として英国の

A-level

検定試験に合格するこ

とが設定されている。A-level

が取得できれば、大学の基礎

講座(日本の短期大学コースに

相当)diplom

a

を取得したこと

になる。Bilingual Program

Monolingual Program

を履修

する生徒は、12年終了時に受け

るオマーン文部省の全国統一検

定試験で平均点50%以上の取得

を目指す。これは高校卒業資格

を取得することを意味する。さ

らに大学に進学するには、英

語検定に合格する必要があるの

で、Bilingual Program

と 

Monolingual Program

を履修

する生徒は、IL 6.0 TOEFL

50以上の取得を目標として教

育を受ける。この成績に達した

生徒は、大学の英語講座を取得

する義務がなく、国内海外のど

の大学も無条件に受け入れる。

どのProgram

履修生徒も、で

きるだけ多くの資格をG10

で取得することが奨励されてい

る。(次号へ続く)

(海外学術戦略室 

蝦名 

恵)

の素顔が案外に知られていない

ことに気付いた。そこで、この

記事では、ABQの人格教育と

スワーダ女史の素顔を紹介しよ

う。そうすることで、国際化を

緊急の課題とする日本の教育が

今後たどるべき貴重な道しるべ

が見付かるだろう。

 

ある日、私はタオルをいただ

きましたが、それに写真のよう

な「M

ade in Earth

」というラ

ベルが付いていました。普通は

「Made in

Japan

」、

「Made in

USA

」の

ように、

国の名前が来ますので、私は一

瞬「あれっ?」と思いました。

 

実際、Earth

を使う場合、普

通は「M

ade on Earth

」と言い、

この表現を社名として使ってい

る英語圏の会社がたくさんあり

ます。例えば、アウトドア家具

とか、庭先の飾り製品など、そ

れぞれ別の会社なのですが、社

名が「M

ade on Earth

」とな

っています。On Earth

が最初

にイメージさせるものは、本来

on Mars

(火星で)のように

planet earth

(惑星としての地

球)なのですが、on the earth

は、地面の上でという意味にも

なるので、この場合はそれをも

じっています。

 

さて、その後調べたところ

によると、「M

ade in Earth

という表現は、Good Earth

Potato

というアメリカのポテ

ト会社が(ポテトは地面の中で

取れるので)キャッチフレーズ

として茶化して使っています。

他にも天然貴石(sem

iprecious stones

)を販売している会社が、

(これも地面の中から取れるの

で)「M

ade in Earth

」を使っ

ています。

 

ちなみに、この写真はオーガ

ニックコットン製品を扱う日本

の会社のブランド名だというこ

とです。

矢ヶ﨑 雅理事長(左)とスワーダ女史

 

去る4月2日に逝去された本

学の創立者・矢ヶ﨑 

康先生は、

その偉大なる思想をさまざまな

文章として遺されている。

 

本紙上でも、1985年の創

刊号から百回を重ねた「桔梗ヶ

原随想」を初め、近年でも「視

点」を09年6月まで長期連載さ

れるなど、珠玉の文章に込めら

れた高邁な識見と燃えるような

情熱が多くの読者に多大の感銘

を与え続けてきた。

 

本年の新年号のごあいさつが

最後のご寄稿となってしまった

ことは、編集長の立場からして

もなんとも残念でならない。

 

そこで、先生を追悼するよす

がのひとつとして、いつまでも

記憶に留めておきたい文章のい

くつかを、過去の紙上から拾い

上げてみることにしたい。

 「桔梗ヶ原随想」第1回では、

「本当の大学を」を求めて本学

創立を決意された経緯ととも

に、わが国の教育の状況を憂い

て次のように記されている。

 「今さかんに『いじめっ子』

という言葉が叫ばれている。小、

中、高校の子供たちにどんなに

『いじめっ子をするな』と云っ

たところで学校教育の基本的事

柄を正さない限り、ただ子供た

ちの性格が歪むだけで枝葉の心

配に終わってしまうに違いない

し、子供たちの上には新たなべ

からず的抑圧が追加されるだけ

に過ぎなくなろう。いじめっ子

をなくすのでなくて教育の基本

的な事柄が正されさえすればい

じめっ子もその姿を変えるであ

ろうし、正しく大学で学ぶこと

の出来る学生も生まれてくるで

あろう。」

 

86年4月号(連載第6回)で

は、わが国の教育の混乱の原因

を冷厳に分析されている。大日

本帝國の時代の日本は、絶対的

君主制下での人民支配という中

世的な半封建的社会であり、人

びとは「言論の自由さえ知ら

ずに、ただ生活苦の中で勤倹

に励むのみで近代的なメンタリ

ティーの育まれる余地などは全

くと云ってよいほどなかった。」

と。

 

終戦によって、欧米的な民主

主義や新教育の導入が図られた

はずだったのだが、明治以来長

年にわたって「お上」への服従

を叩き込まれて続けてきた日本

人が、「自由な個の行動」の重

要性を認識することは容易なこ

とではなかったのだろう。

 

つまり「意識の変革」が十分

なものではなかったところを反

動的な勢力につけこまれて、教

創立者を偲ぶ

 

94年2月号に掲載された「桔

梗ヶ原随想」の最終回では、わ

が国にいまだに存在している封

建的な意識や歪んだ競争原理

が、陰惨な「いじめ」や「受験

地獄」を生み出した元凶である

として、真の教育は「愛」を基

調としたものでなければならな

いと、情熱を込めて説かれてい

る。

 

少し長くなるが、後半部を転

載させていただく。

 「教育は、それ自身大きな社

会過程であり、社会から切り離

されては教育の真の意味は失わ

れてしまうだろう。その意味か

らいって子供にとって最も偉大

な教師は社会であるにもかかわ

らず、そこから切り離して人間

形成を考えようとするからこそ

従来の教師の滑稽なほどの悲劇

的錯誤がそこに存在してきたの

である。(中略)学校と云う教

育の場で劣等意識のみを強烈に

焼きつけられて来てしまったと

するならば、むしろそれは弊害

育委員公選制などの民主主義的

な制度などが次々に骨抜きにさ

れ、以前のような権威主義的押

し付け教育がふたたび主流とな

ってしまったのである。

 

先生は次のように書かれてい

る。「学校教育は未来の行為に

於いてよりよく社会に奉仕し得

る人間を作るために発生した。

教育は他人と競争するためのも

のでもなければ立身出世の道具

でもない。まして学問は権力に

奉仕するものでは更々ないのだ

が、明治以来の学校教育は徳育、

訓育、知育を三本柱とし、恐る

べき封建的メンタリティーを人

民に期待してきた。その名残が

強烈なるが故にこそ新教育の定

着も甚だ未熟なものとなってし

まったと云うことができよう。」

以外のなにものでもないのであ

る。

 

学校と云うところはさして優

れていない能力の持ち主でも早

熟で自我意識が早く芽萌えたも

のが出来がよいと云われ、すば

らしい才能を持ちながらもそれ

が晩成の者は劣等生といわれ勝

ちである。人間の本来的能力は

生理学的にいって成長しきった

一定の年齢に達して初めて定め

られるものであり、しかも学校

の教科の数のみでは決して判定

し得ないものなのである。人間

の評価というものは学校の教師

が教科の成績だけで出来不出来

を判定するようなそんな簡単な

ものでは決してないのである。

まして最近足切りだの、共通

何とか試験だのと云うような大

それた事柄が平然と語られてい

るが、こんなことが学校教育の

真の姿などと思っていたらそれ

こそ大変なことである。ことに

よると教育という美名にかくれ

て成長期の子供たちの人権を無

視し教育犯罪にもなりかねない

ことを銘記すべきである。運よ

く学校の成績のよかった者だけ

が、それがさしたる能力のない

人間でも早熟であったばかりに

その道を与えられ、そうでない

者が永久に劣等意識を持たされ

排除されたとしたならば、それ

こそ学校などと云うものは不要

なものになってしまう。

 

どこまでも学校は子供に対し

て責任をもち、いやしくも人

間の尊厳を傷つけることがあっ

てはならない。教育はひとえ

に『愛』であり、大学にまでそ

れが当てはまらなければならな

い。」

 「桔梗ヶ原随想」の全文は本

紙縮刷版や本学出版会から上梓

された「果てしない流れの中に」

で読んでいただきたい。熟読す

れば、当時から現在に至る教育

の荒廃に真っ向から対決する姿

勢と、個の尊厳を基本とした真

の民主主義的な学園を実現しよ

うとする情熱がひしひしと伝わ

ってくるはずである。(笠

原 

浩)

Campus Today  Volume  25, No. 9, May  1, 2010/page  3

 

学生たちは5~6人の小グル

ープに分かれ、教員も一人ずつ

加わったグループ編成で、選ん

だテーマに基づいて約6分間の

劇をつくりあげていく。まずは

仲間同士打ち解けるために各自

が好きな漢字一字を紙に書き、

その理由を説明しながら自己紹

介を行った。本題のグループワ

ークでは、学生たちはあらかじ

め設定されたリストの中からテ

ーマや時代、登場人物の職業や

キャラクターなどを選んで、ス

トーリーや台詞を考えた。

 

学生たちは最初は当惑気味だ

ったが、みんなでアイデアを出

し合い、夕食をはさんでのリ

ハーサルにも次第に熱がこもっ

た。演技重視で立ち稽古に励む

グループや、入念に脚本づくり

 

小児歯科学講座ではこれま

で、広大な中国大陸の北東部に

位置する河北省石家荘市や天津

市、南東部の上海市、北西部の

山西省太原市の各地域で中国人

小児の歯科疾患実態調査を実施

してきた。

 

今回は南方に位置する広東省

佛山市における幼稚園児の生活

習慣要因と口腔内診査結果から

齲蝕要因の探索を目的として、

3月7日(日)~11日(木)ま

で小児歯科学講座の中山 

聡講

師、水谷智宏助手、陳 

彦呈助

手、総合歯科医学研究所の李 

憲起講師、および筆者・岩崎 

浩の5人で健診に赴いた。

 

佛山市は広州市から車で1時

間ほどの所で、昔から窯業が隆

盛で中国四大名鎮(江西省景徳

 

第1学年のオリエンテーションの一環として、学外宿泊研修が4月8

日(木)・9日(金)の両日、長野市で行われた。第1学年生38人の一

行はバスで大学から一路長野市へ。初日は善光寺を参詣後、宿泊先のホ

テルメトロポリタン長野において研修の主な目的であるグループワー

ク(劇の創作・上演)に取り組んだ。

鎮、湖北省漢口鎮、河南省朱仙

鎮)の一つに数えられている。

また、人口593万人の地方都

市で、禅城区、南海区、順徳区、

山水区、高明区に分けられてい

る。食事時には黒酢を頻用する

中国にあって、比較的使用頻度

が少なく、味も薄味であったこ

とが印象的であった。

 

調査は順徳区碧桂花城幼稚園

の園児480人に対して、事前

に取り組むグループ、照明の演

出に凝るグループなど、スタイ

ルはさまざま。係わった教員の

個性も妙味となって、それぞれ

面白い劇が出来上がった。

 

本番ではバブル時代の歯科医

の流転や、戦国時代の成金物語、

奇想天外な法廷劇など、各グル

ープとも知恵を絞ったパフォー

マンスを繰り広げ、流行のギャ

グを交えて笑いを誘ったグルー

プもあった。学生たちはシナリ

オ作りで意見を寄せ合い、各自

の役割を決めて一緒に稽古をす

るなど、劇を作っていく過程で

相互理解を深め、協調性や団結

力を育んだ。

 

2日目は、建学の理念に謳わ

れている信州の思想家・佐久間

象山ゆかりの松代を訪れ、象山

記念館をはじめ城下町松代の風

情を堪能し、帰路に着いた。

第1学年が長野市で学外宿泊研修

グループワークで創作劇、相互理解深める

 

4月15日(木)から17日(土)

にかけて、トルコのイスタン

ブール都心にあるM

armara

ホテルにおいてICOI Europe

Symposium

(国際インプラント

ロジスト学会欧州シンポジウム)

が開催された。トルコ国内から

約100人、欧州、中東、東南

アジアおよび米国から約400

人の計約500人のインプラン

ト専門医がこの学会に参加した。

 

同学会では欧州を中心に15人

が招待され、各々1時間の講演

を行った。トルコ3人、米国2

人、ドイツ4人、フランス1人、

イタリア1人、イスラエル1人、

ポルトガル1人、エジプト1人、

そして日本1人という内訳であ

ったが、日本からは本学歯科放

射線学講座の田口 

明教授が招

待された。本学会は基本的にイ

ンプラント専門医の国際学会の

ため、放射線学分野からの招待

講演者は世界で初めてとのこと

であった。

 

田口教授は学会2日目に、

「Evaluation of bone quality and quantity of the jaw

s- im

aging modalities and

biochemical m

arkers of bone quality

」と題して約1時間の

講演を行った。座長を務めたの

はトルコ第1の歯学部を有する

Hassetape

大学のProf. Tozum

副学部長であった。

 

従来、インプラント治療前に

顎骨を評価する際、骨量(骨

密度)と骨質が混同して評価さ

れている。田口教授はこの講演

において、画像診断学的に骨量

小児歯科学講座の有志が中国訪問

広東省の幼稚園で歯科健診、齲蝕要因を探る

ステージで創作劇を披露、熱演する第1学年生

患者さんから信頼の得られる歯科医師に研修歯科医修了証授与式

国際インプラントロジスト学会欧州シンポジウム

歯科放射線学講座・田口教授が招待講演

﹁矢ヶ﨑 康特別賞﹂ ほか09年度授与式 学生 23 人が栄誉の受賞

ルーマニアテレビ局の取材を受ける田口教授

各賞受賞の栄誉に輝いた学生たち

中国の幼稚園児を対象に歯科健診

と骨質をどう評価していくのか

に加え、骨代謝マーカーや1

型コラーゲン関連マーカーによ

る骨質評価について、過去に行

ってきた研究から最近のpilot

study

の所見を交えながら講演

を行った。

 

講演後、本学会長のOzzeybek

教授より、これまでにないイン

パクトある講演であったとのコ

メントがあった。また、ルーマ

ニアのテレビ局からの取材を受

け、インタビューの模様は、ル

ーマニア国内のテレビ放映以外

にアンケート調査票を保護者に

配布し、園児の生活習慣を記載

してもらい、健診当日に健診票

とアンケート調査票を回収した。

あいにくアンケート票の回収が

うまくいかず、健診票とアンケ

ート調査票の両方が揃った園児

は280人程度であった。同幼

稚園は私立幼稚園でセキュリテ

ィーが万全であり、保護者は高

所得者が多く、園児の生活レベ

ルは高いとのことであった。

 

今後は検診データの収集を行

い、当講座が実施した過去の調

査結果(石家荘市、上海市、山

西省)との比較検討を行って歯

科疾患の実態や環境要因を明ら

かにし、齲蝕予防体系の確立に

結びつけていく予定である。

 

また、今回の調査を契機に佛

山科学技術学院医学院口腔系と

本学の共同研究へ発展すること

を期待している。

 

最後に、今回の健診では19

94年に本学に研修に来られて

いた王 

躍進先生(佛山科学技

術学院医学院口腔系)をはじめ

夏 

麗華先生(佛山市口腔医院、

王先生の令夫人)、梁 

翠云先

生(佛山科学技術学院医学院口

腔系)、その他多くの先生の多大

なるご支援・ご協力をいただき

無事遂行することができました。

紙面を借りて深く感謝申し上げ

ます。(

小児歯科学講座 

准教授 

岩崎 

浩)

に、インターネット上(www.

dentaltv.ro

)にて全世界へ配信

された。

【矢ヶ﨑康特別賞】唐澤美千代、 

笹山智史、チャールストンコード解、 

本多 

【矢ヶ﨑康賞】大塚 

拓、三村泰亮、鍵谷真吾、 

長井健

、嶋田勝光

、宮島

啓、

小山修康、市原有美、西田大輔、餅田 

愛、中村美加代、小田恵理、

福田智典、川口大輔、上堂義明

【スポーツ賞・活動賞】中尾圭吾、仲野光治、渡辺幸司、西山信正

(敬称略)

 「矢ヶ﨑 康特別賞」をはじめ各賞の授与式が4月2日(金)、図書会館学生ホールで行われ、受賞した学生に川原一祐学監から賞状が授与された。

 

2009年度研修歯科医修了

証授与式が、3月26日(金)、

図書会館学生ホールにて行わ

れ、本学病院が実施する1ヵ年

の研修プログラムを修了した41

人が式に臨んだ。

 

本年度の本学病院歯科医師臨

床研修では、単独型臨床研修プ

ログラム(プログラムⅠ)と複

合型臨床研修(プログラムⅡ)

の2種類を実施。前者は、本学

病院総合診療科でグループ制・

チーム診療方式で行われ、修了

者は14人だった。また、後者は

全国86の協力型臨床研修施設お

よび26の研修協力施設の協力を

得て行われ、修了者は27人であ

った。

 

修了証授与は、宮沢裕夫病院

長より、研修者代表の渡邉いく

子研修歯科医に手渡された。

 

川原一祐学監は、「研修のプ

ログラムを修了したことは一つ

のステップである。一日一日の

医療活動の経験を積んで、患者

様から信頼の得られる歯科医師

になってもらいたい。そして社

会で大いに活躍されることを心

から願っています。」と労いの

言葉を贈った。

 

修了者代表としてあいさつし

た小笠原慶一研修歯科医は、「初

めて患者様に接した時は緊張の

あまり手が震えてしまいまし

た。ご指導くださった先生方の

おかげで修了することができ、

感謝しております。これから踏

み出す歯科医師としての前途は

楽観的なものではないが、この

一年間で培った知識、技術、自

己研鑽の精神を以って乗り越え

て生きたい」と、力強く決意を

述べた。

代表して修了証を受ける渡邉いく子研修歯科医

Campus Today  Volume  25, No. 9, May  1, 2010/page  4

メルボルン大学セントビンセント医学研究所名誉教授

Thomas John Martin 先生

 3 月 31 日(水)、メルボルン大学名誉教授のジャック・マーチン先生をお迎えして大学院セミナーを開催した。マーチン先生は、オーストラリア生まれ、

メルボルン大学医学部を卒業され、メルボルン大学セントビンセント医学研究所の所長を永く務められた。現在も、セントビンセント医学研究所における研究チームを統率されている他、多くの製薬会社の顧問として研究活動に従事され、世界を駆け巡っている。この度、京都で開催された国際内分泌学会(ICE 2010)における特別講演のため来日されたので、松本歯科大学でのセミナーをお願いした。 マーチン先生は、悪性腫瘍の骨転移の際に認められる高カルシウム血症の原因物質として、副甲状腺関連タンパク質(PTHrP)を世界に先駆けて発見さ

れたことで有名だが、ライフワークとしては、骨形成と骨吸収のカップリング現象を探る「骨細胞生物学」がメインである。今回のセミナーでは、骨組織に埋め込まれている骨細胞が分泌するスクレロスチン(SOST)の合成を、LIFやオンコスタチン M などの gp130 関連サイトカインが抑制するという新しい知見を発表した。また、骨形成因子である副甲状腺ホルモン(PTH)はスクレロスチン合成を抑制、骨吸収抑制因子であるカルシトニンはスクレロスチン合成を促進する知見を示し、骨のカップリングにおける骨細胞由来のスクレロスチンの重要性を強調した。さらに、抗スクレロスチン中和抗体が骨量を増やすという実験結果に言及し、今後の新しい骨粗鬆症治療薬としての開発の可能性を示した。 マーチン先生のセミナーに先立ち、本学硬組織研究グループの若手研究者 7人がそれぞれの実験結果について英語でプレゼンテーションを行い、大変的確な指摘を多数いただいた。今後の更なる研究の発展に結び付けたい。また、新病院見学の際には、歯科放射線学講座の田口 明教授による、患者の自己骨髄細胞移植による骨再生を MRI によって解析するという世界で初めてのトランスレーショナルな研究成果にも高い評価を与えていただいた。

(口腔生化学講座 講師 中村美どり)

カルシトニンとgp130サイトカイン -骨細胞における新しい制御因子-Calcitonin and gp130 cytokines-new regulators of the osteocyte

講演するマーチン先生

◎ 3 月に開催の大学院セミナーは、Thomas John Martin 先生のセミナーを紹介します。

 

学生食堂「カフェテリア」で

は、2002年よりICカード

によるキャッシュレス化および

オートレジ精算システムを導入

しているが、本年4月には精

算システムのリニューアルを行

い、画面表示などを進化させた。

 

今回のリニューアルでは、新

型オートレジを採用したのに加

え、学内システムとの連携を深

めて、学生・教職員で異なる多

重料金設定に対応し、個人ごと

に設定可能な柔軟なシステムに

移行した。

 

新型オートレジは、昨年導入

した食事情報管理システム『ス

マートダイアリー』と連携し、

精算時には、食事の摂取カロリ

ーや、蛋白質、脂質、炭水化物、

食物繊維、塩分といった栄養素

のバランスを、レーダーチャー

ト形式で画面表示できるように

なった。画面レイアウトも見や

すくなり、支払い料金を大きく

提示するようにもなって、利用

者に好評だ。

 

本学では、学生が一日3食5

00円で食事が摂れる料金設定

にし、早くから『食育』に対し

ても力を注いできた。学生一人

ひとりが、健全な食生活をおく

り、自らの『食』について考え

る習慣を身に付けてもらうこと

 

4月15日(木)午後6時より

本館7階講堂において、交通安

全講習会が開催され、歯学部・

大学院・衛生学院の学生約30

0人が参加した。日々の生活に

密接している交通安全について

の認識を新たにした。

 

まず、学生部長の吉澤英樹教

授が「交通事故は被害者・加

害者の双方で悲劇が生まれるた

め、気をつけなければならない」

とあいさつし、続いて本講習会

の講師であり、交通安全に対す

る啓蒙指導をされている塩尻警

察署交通課長の青木清人氏を紹

介した。

学食の会計画面が

新しくなりました!

学生対象に

交通安全講習会を開催

 

青木講師は講演のなかで、法

の厳罰化や車の安全性向上を背

景に昨年の死亡事故は減少傾向

にあることを説明。さらに「交

通社会人として遵守していただ

きたい」として飲酒運転の根絶

を訴え、長野県警が推奨してい

るハンドルキーパー運動(自

動車で飲食店に来て飲酒する場

合、仲間同士や飲食店の協力を

得て飲まない人を決め、その人

は酒を飲まず仲間を自宅まで送

り、飲酒運転事故を防止する運

動)を紹介し、飲酒運転にかか

わる道路交通法についても解説

した。最後に、交通安全啓発の

ビデオを視聴し、参加者に講習

修了証が手渡されて会は終了し

た。

を目指しているが、今回のシス

テム・リニューアルは、その『食

育』に対してもおおいに貢献し、

学生や教職員の食事に対する意

識向上を促している。

青木講師の講演を聞く学生たち

見やすく機能的になった画面表示

Economic News 内外の経済 4月22日付

株価 東京外国為替相場と各国定期預金金利 (3カ月物)日本  11,090.05円

米国  11,073.98ドル 米ドル 93.90円 0.07%▲

金地金店頭価格� (消費税込み) 英ポンド 144.20円 0.15%売り(1グラム) 3,625円 ユーロ 125.40円 0.05%買い(1グラム) 3,553円 スイスフラン 87.80円 0.01%▲

白金地金店頭価格�(消費税込み) タイバーツ 2.97円 0.01%売り(1グラム) 5,526円 日 円 ——— 0.06%買い(1グラム) 5,338円 (シティバンク調べ)

17日㈪

 

献血

27日㈭~28日㈮

 

大学院発表会

31日㈪~6月4日㈮

 

介護体験実習(衛生学院第2学年)

〔定年退職〕3月31日付

 

森本 

俊文

(大学院歯学独立研究科主任教授

(顎口腔機能制御学講座)  

 

小澤 

英浩

(大学院歯学独立研究科主任教授

(硬組織疾患制御再建学講座)

 

倉持  

(歯学部教授(倫理学))

 

山岡  

(歯学部教授(口腔顎顔面外科学講座))

 

傳田 

良子

(事務局法人室主席秘書)

 

有賀 

則正

(事務局長補佐)

 

吉江 

吉夫

(事務局図書館事務課主任司書)

 

森下 

芳郎

(事務局学事課係長補佐)

 

富田 

眞弓

(事務局学事課事務員(チーフ))   

口腔細菌学講座、口腔病理学講座担当))

〔退 

職〕3月31日付

 

王  

宝禮

(歯学部教授(歯科薬理学講座))

 

伊藤 

充雄

(大学院歯学独立研究科教授

(硬組織疾患制御再建学講座))

 

酒匂 

充夫

(歯学部講師(歯科補綴学第1講座))

 

宇田  

(歯学部助教(歯科補綴学第1講座))

 

藤崎  

(歯学部助教(歯科補綴学第2講座))

 

堂東 

亮輔

(歯学部助教(口腔顎顔面外科学講座))

 

竹内 

瑞穂

(歯学部助教(小児歯科学講座))

 

押領司 

(歯学部助教(小児歯科学講座))

 

山木 

貴子

(病院助教(口腔診断科))

 

石原 

章弘

(歯学部助手(歯科保存学第1講座))

 

阪中孝一郎

(歯学部助手(歯科保存学第1講座))

 

滝嶋  

(歯学部助手(歯科補綴学第2講座))

 

戸井 

尚子

(歯学部助手(障害者歯科学講座))

 

阿部 

康之

(事務局入試広報室主幹)

 

須澤健太郎

(事務局学事課事務員)

 

三井理恵子

(歯科衛生士室歯科衛生士チーフ)

 

山崎 

升子

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

池上 

奈那

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

百瀬 

千草

(歯科衛生士室歯科衛生士)

〔期間満了〕3月31日付

 

甘利 

光治

(特任教授)

 

笠原  

(特任教授)

 

秋山麻沙子

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

宮﨑 

周一

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

丸山 

雄介

(歯学部助手(歯科補綴学第1講座))

 

研修歯科医33名

(氏名・所属は省略))

 

太田  

(薬局薬剤師(契約職員))

 

西山瑛理子

(臨床検査室臨床検査技師(契約職員))

 

髙橋 

和通

(放射線検査室診療放射線技師

     (パートタイマー))

 

河野  

恵 (歯科衛生士室歯科衛生士

   (パートタイマー))

〔採 

用〕4月1日付

 

橋爪 

潔志 (歯学部教授(内科学))

 

飯島  

勲 (歯学部特任教授)

 

川原 

一祐

(歯学部特任教授)

 

研修歯科医49名

(氏名・所属は省略))

 

後藤紗世子

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

小林 

加奈

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

羽田えりか

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

松本 

朱加

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

宮川こずえ

(歯科衛生士室歯科衛生士)

 

中村 

綾子

(事務局大学病院事務課健康管理士)

 

長谷川順一

(放射線検査室診療放射線技師主任

          (契約職員))

 

佐藤 

美華

(臨床検査室臨床検査技師(契約職員))

 

遠藤奈津美

(看護師室看護師(契約職員))

 

村上 

智子

(事務局大学病院事務課保健師(契約職員))

 

高砂 

和雄

(事務局付(契約職員))事務局総務課兼務)

 

有賀 

則正

(事務局付(契約職員))事務局学事課兼務)

 

垣内 

三平

(事務局管理課(契約職員))

 

渡辺 

良雄

(事務局管理課(契約職員))

 

吉江 

吉夫

(事務局管理課(契約職員))

 

富田 

眞弓

(事務局学事課(契約職員))

 

松浦 

寛子

(事務局学事課(契約職員))

 

中島 

博行

(事務局学事課(契約職員))

 

遠山 

和康

(事務局大学病院事務課(契約職員))

 

森下 

芳郎

(事務局図書館事務課(契約職員))

 

赤羽 

章司

(総合歯科医学研究所          

ハイテクセンター電子顕微鏡室(契約職員))

 

新保 

栄子

(事務局大学病院事務課事務員

     (パートタイマー))

〔採 

用〕4月12日付

 

太田紗世子

(事務局大学病院事務課運動指導員

       (パートタイマー))

〔採用(再任)〕4月1日付

 

瀬村江里子

(歯学部助教(言語表現))

 

雪田  

(歯学部助教(口腔解剖学第2講座))

 

荒  

敏昭

(歯学部助教(歯科薬理学講座))

 

髙橋 

美穂

(歯学部助教(歯科保存学第1講座))

 

佐藤 

将洋

(歯学部助教(歯科保存学第2講座))

 

溝上 

真也

(歯学部助教(歯科補綴学第1講座))

 

高橋 

昌宏

(歯学部助教(口腔顎顔面外科学講座))

 

小野 

裕輔

(歯学部助教(口腔顎顔面外科学講座))

 

影山 

康子

(歯学部助教(歯科矯正学講座))

 

薄井 

陽平

(歯学部助教(歯科矯正学講座))

 

金山 

隼人

(歯学部助教(歯科矯正学講座))

〔採用(新規)〕4月1日付

 

河瀨 

雄治

(歯学部助教(歯科保存学第2講座))

 

小町谷美帆

(歯学部助教(歯科補綴学第1講座))

 

中塚 

佑介

(歯学部助教(歯科補綴学第2講座))

 

水谷 

智宏

(歯学部助教(小児歯科学講座))

 

河瀨聡一朗

(歯学部助教(障害者歯科学講座))

 

隅田 

佐知

(歯学部助教(障害者歯科学講座))

 

脇本 

仁奈

(歯学部助教(障害者歯科学講座))

 

鹿内 

恒樹

(歯学部助教(歯科麻酔学講座))

 

播磨 

宏眞

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

横島 

利久

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

渡邉いく子

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

関谷 

靖子

(歯学部助手(歯科補綴学第1講座))

 

田尾 

直文

(歯学部助手(歯科補綴学第2講座))

 

秋田 

大輔

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

中澤 

高志

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

久野  

(歯学部助手(障害者歯科学講座))

〔採用(更新)〕4月1日付

 

海瀬 

聖仁

(歯学部助手(歯科保存学第1講座))

 

河合  

(歯学部助手(歯科保存学第1講座))

 

山口 

祐美

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

新井  

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

甲田 

訓子

(歯学部助手(歯科保存学第2講座))

 

山口 

正人

(歯学部助手(歯科補綴学第1講座))

 

松山 

雄喜

(歯学部助手(歯科補綴学第1講座))

 

山口 

育子

(歯学部助手(歯科補綴学第1講座))

 

野々田 

(歯学部助手(歯科補綴学第2講座))

 

笠原 

隼男

(歯学部助手(歯科補綴学第2講座))

 

杉田 

乃亮

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

髙田 

匡基

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

中村 

典正

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

丹羽  

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

宮下みどり

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

山田 

秀史

(歯学部助手(口腔顎顔面外科学講座))

 

陳  

彦呈

(歯学部助手(小児歯科学講座))

 

牧井 

覚万

(歯学部助手(障害者歯科学講座))

 

中島  

(歯学部助手(歯科麻酔学講座))

〔昇 

任〕4月1日付

 

荻村 

博文

(副主幹      

事務局経理課副主幹)

 

丸山 

雅久

(副主幹      

事務局管理課長補佐)

 

須澤 

秀雄

(副主幹      

事務局管理課長補佐)

 

新家  

(副主幹      

事務局学事課副主幹)

 

中村 

良二

(副主幹        

事務局入試広報室副主幹)

 

吉江みはる

(副主幹          

事務局大学病院事務課副主幹)

 

高砂 

洋子

(主査           

事務局図書館事務課主任司書)

 

中越 

晴彦

(主査           

事務局図書館事務課係長心得)

 

福澤 

正人

(主査        

検査科病理薬剤師主任)

 

飯田 

健司

(副主査         

事務局入試広報室係長補佐)

 

青柳 

英治

(副主査           

事務局大学病院事務課係長補佐)

 

中島 

靖子

(副主査         

歯科衛生士室歯科衛生士長)

 

酒井 

康成

(事務局法人室主任    

事務局入試広報室主任兼務)

 

林  

詳子

(事務局総務課主任)

 

堀内 

規子

(事務局総務課主任)

 

塚田 

涼子

(事務局総務課主任)

 

早川 

大輔

(事務局総務課主任)

 

若林 

英美

(事務局管理課主任)

 

大和 

壽一

(事務局学事課主任)

 

小澤  

(事務局入試広報室主任)

 

宮嶋 

秀明

(事務局入試広報室主任)

 

塩原 

則子

(事務局図書館事務課主任)

 

田中加緒里

(事務局管理課チーフ)

 

新村 

和久

(事務局学事課チーフ)

 

永井 

志保

(事務局図書館事務課チーフ)

 

小野 

洋子

(看護師室看護師チーフ)

 

新井麻衣子

(歯科衛生士室歯科衛生士チーフ(保存科))

 

吉地 

由香

(歯科衛生士室歯科衛生士チーフ(第1補綴科))

 

竹内 

志保

(歯科衛生士室歯科衛生士チーフ(第2補綴科))

 

廣瀬 

絵美

(歯科衛生士室歯科衛生士チーフ(口腔外科))

〔昇任・配置換〕4月1日付

 

田中  

(事務局大学病院事務課主任)

〔配置換〕4月1日付

 

藤波 

義明

(医療職員に配置換        

薬局薬剤師・歯学部助手 (歯科薬理学講座)兼務

 

赤羽 

二郎

(事務局学事課長)

 

原  

聖司

(事務局課長補佐)

 

宮田久美子

(事務局勤務)

 

青木枝里子

(事務局総務課勤務)

 

楡井 

快枝

(事務局大学病院事務課勤務)

 

松尾 

昌利

(事務員に配置換     

事務局大学病院事務課勤務)

 

北野由紀子

(事務局大学病院事務課勤務)

〔配置換・本務名変更〕4月1日付

 

横山 

幸代

(事務局総務課チーフ)

 

上條 

由美

(事務局大学病院事務課チーフ)

〔本務名変更〕4月1日付

 

召田 

三博

(事務局学生支援センター・ 

校友会・父母会事務室事務長)

 

竹下 

重雄

(事務局管理課(材料センター))主幹)

 

上條  

(事務局学事課副主幹)

 

清水 

善久

(事務局学事課副主幹)

 

一ノ瀬敦博

(事務局大学病院事務課副主幹)

 

森田 

朱美

(事務局学事課係長補佐)

 

樋口 

壽英

(事務局学事課副主査)

 

片瀬 

容子

(事務局学事課主任)

 

山田 

賢一

(事務局学事課主任)

〔兼 

務〕4月1日付

 

上原 

俊介

(大学院歯学独立研究科助教

(硬組織疾患制御再建学講座))

 

原田 

寿久

(事務局大学病院事務課)