第60 回 全国IE年次大会 in Kyoto - kpcnet.or.jp · 第60回 全国IE年次大会 in Kyoto...
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第 60 回 全国IE年次大会 in Kyoto
2019 年 7 月 10 日(水)午後 ~ 12 日(金)
ホテル グランヴィア京都 [JR京都駅 直結]
■1日目【全体会議】(7/10(水) 13:30-19:15)
特別講演① 「未来への道筋をえがく」~イノベーションは『デザイン』から~
㈱エムテド 代表取締役 アートディレクター・デザイナー 田子 學 氏
特別講演② 「京文化を生かすモノづくり」~日本の伝統を新たな伝統に創造する~
㈱くろちく 代表取締役社長 黒竹 節人 氏
基調講演 「グローバル事業を支える人づくり」
住友電気工業㈱ 取締役会長 松本 正義 氏
交流会 *オープニング・セレモニー「京都祇園祭『綾傘鉾棒振囃子』」
■2日目【事例発表会】(7/11(木) 9:30-16:30) *各5事例
《第1分科会》モノづくりへの挑戦
オークマ㈱/㈱デンソー/日本環境設計㈱/リコーインダストリー㈱/レンゴー㈱
《第2分科会》コトづくりへの挑戦
㈱最上インクス/㈱電通&パナソニック㈱/三菱電機㈱/㈱MUJIN/㈱安川電機
《第3分科会》ひとづくりへの挑戦
KIGURUMI.BIZ㈱/㈱ジェイテクト/東芝メモリ㈱/トヨタ自動車九州㈱/盛岡セイコ-工業㈱
■3日目【現場見学会】(7/12(金)) 全10コース
オムロン㈱/㈱クボタ/シスメックス㈱/㈱島津製作所/ダイキン工業㈱/
㈱ダイセル/ダイハツ工業㈱/パナソニック㈱/ヤンマー㈱/京都伝統工芸視察
●主催 東北インダストリアル・エンジニアリング協会、日本インダストリアル・エンジニアリング協会、中部インダストリアル・エンジニアリング協会、
九州インダストリアル・エンジニアリング協会、関西インダストリアル・エンジニアリング協会【担当事務局】
●協賛 北海道生産性本部、東北生産性本部、(公財)日本生産性本部、(一財)中部生産性本部、
四国生産性本部、中国生産性本部、(公財)九州生産性本部、(公財)関西生産性本部、関西経営品質協議会
(公社)日本経営工学会
●後援 近畿経済産業局、京都府、京都市、(公社)関西経済連合会、(公社)大阪府工業協会、京都新聞
参加申込みは締切りました。
■ ご 案 内 ■ 我が国は、緩やかな回復基調にあった国内経済がここにきて、米中経済摩擦などの影響により、先が見通し
にくい状況にあります。一方、人手不足の問題は、製造業に関わらず、既に多くの現場で深刻化しています。
「働き方改革」への対応を含め、生産性向上が喫緊の課題と言えますが、これらの問題解決のためには“ある
べき姿のデザイン”が必要となります。
そこで本大会では「未来輝くモノづくりデザイン」をメインテーマとし、SDGs(持続可能な開発目標)の達
成と超スマート社会をめざした日本の国家戦略「Society5.0」実現に向けた製造業の「モノづくり、コトづくり、
ひとづくり」を探究する場といたしました。
「令和」最初の本大会は、伝統と革新により洗練された文化や技術・技能を脈々と受け継ぐ古の京都で開催
いたします。つきましては、多数のご参加をお待ちしております。
■ 大 会 組 織 ■ (敬称略・順不同) *2019年 4月1日現在
●大会会長 東北インダストリアル・エンジニアリング協会 会長 北日本電線㈱ 取締役社長 三 浦 政 彦
日本インダストリアル・エンジニアリング協会 会長 日産自動車㈱ 取締役副社長 坂 本 秀 行
中部インダストリアル・エンジニアリング協会 会長 トヨタ自動車㈱ 元取締役・技監 林 南 八
九州インダストリアル・エンジニアリング協会 会長 TOTO㈱ 取締役常務執行役員 林 良 祐
関西インダストリアル・エンジニアリング協会 会長 ㈱クボタ 特任顧問 小 川 謙四郎
●大会副会長
㈱トーキン 代表取締役 執行役員社長 小山 茂典 日本特殊陶業㈱ 上席執行役員 石田 昇
㈱東芝 執行役常務 生産推進部長 上條 勉 トヨタ自動車九州㈱ 取締役 車両本部長 米岡 俊郎
日産自動車㈱ 専務執行役員 日本生産事業本部 本部長 本田 聖二 日産自動車九州㈱ 代表取締役社長 荒井 孝文
日本電気㈱ 執行役員 福田 公彦 ㈱安川電機 取締役常務執行役員 生産・業務本部長 南 善勝
㈱日立製作所 執行役常務 CTO 兼研究開発グループ長兼 コーポレートベンチャリング室長 鈴木 教洋 オムロン㈱
執行役員 グローバルものづくり革新本部長 江田 憲史
㈱ブリヂストン 常務執行役員 細 幸彦 ㈱神崎高級工機製作所 代表取締役社長 山岡 靖幸
大同特殊鋼㈱ 代表取締役副社長 執行役員 西村 司 住友電気工業㈱ 執行役員 生産技術本部 副本部長 戸川 契
大同メタル工業㈱ 代表取締役会長 兼 最高経営責任者 判治 誠吾 東洋紡㈱
執行役員 技術革新統括部統括 荒木 良夫
㈱デンソー 顧問 土屋 総二郎 日本製鉄㈱ 交通産機品事業部 製鋼所長 小泉 智志
トヨタ自動車㈱ 副社長 河合 満 パナソニック㈱ 執行役員 マニュファクチャリ ングイノベーション本部本部長 小川 立夫
●大会委員 大阪学院大学 大阪市立大学
経営学部 教授 名誉教授 太田 雅晴 ダイハツ工業㈱
取締役 生技・製造・調達ユニット担当 岸本 史
大阪ガス㈱ 執行役員 ガス製造・発電・エン ジニアリング事業部 計画部長 後藤 暢茂 大和ハウス工業㈱
執行役員 技術本部 生産購買部門 生産部長 河村 太郎
大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 教授 本位田 光重 東レ㈱
大阪本社 専任理事 生産本部(繊維技術・生産)担当 田中 良幸
㈱カネカ 執行役員 信頼の生産力センター信頼の生産センター長 古川 直樹 (公社)日本経営工学会 関西支部 支部長 椎原 正次
京セラ㈱ 執行役員 生産技術開発統括部長 東原 伸浩 ハウス食品㈱
取締役 生産・SCM本部長 小野 昭宣
住友精密工業㈱ 執行役員 総務人事・業務改革推進担当 中本 圭一 村田機械㈱ 取締役副社長 村田 洋介
ダイキン工業㈱ 堺製作所 役員待遇 空調生産本部 副本部長 兼 生産技術部長 長谷川 功 レンゴー㈱ 取締役常務執行役員 横田 光政
●大会企画実行委員長 クボタ精機㈱ 取締役 生産技術・品質保証担当 植野 良治
●大会企画実行委員 大阪学院大学 大阪市立大学
経営学部 教授 名誉教授 太田 雅晴 ダイキン情報システム㈱ シニアスキルスペシャリスト 平野 徹
大阪工業大学 工学部 環境工学科 教授 皆川 健多郎 ダイハツ工業㈱ グローバル生産推進センター 主査 白石 治
オムロン㈱ グローバルものづくり革新本部 ものづくり人財開発部長 尾副 泰稔 大和ハウス工業㈱
副理事 技術本部 生産購買部門 生産企画部 部長 嶋 哲司
㈱カネカ 信頼の生産力センター 信頼の生産センター(モノづくり推進) 幹部職 福田 一生 東洋紡㈱
技術革新統括部 技術革新グループ マネジャー 野口 國彦
㈱神崎 高級 工機 製作所 YWK 推進室 室長 坂井 信之 東レ㈱ 生産本部 生産総務室 室長 黒川 浩亨
京セラ㈱ 生産技術開発統括部 エンジニアリング部 生産革新部 大阪生産技術1課 泉野 祥吾 日本製鉄㈱
交通産機品事業部 製鋼所 技術・品質保証部 システム・IE企画室長 塩野谷 岳彦
㈱クボタ 生産本部 KPS推進部 兼 生産技術統括部 担当部長 大西 修一 ハウス食品㈱
生産・SCM本部 生産・SCM企画推進部長 金子 茂靖
㈱島津製作所 業務システム統括部 業務プロセス革新室 室長 大久保 昭 パナソニック㈱
マニュファクチャリングイノベー ション本部 企画部 部長 那須 博
住友精密工業㈱ 業務改革推進部 部長 後藤 正好 村田機械㈱ 執行役員 製造本部本部長 田中 克典
住 友 電 気 工 業 ㈱ 生産技術本部 生産技術部 生産システム 技術部 大阪グループ グループ長 黒川 憲之 レンゴー㈱
理事 パッケージング部門 技術開発本部長 兼 技術開発第二部長 衣斐 康二
1日目〈7月10日(水)〉 13:30~19:15 ★ 全体会議 ★ 13:30~13:40 ■ 開会挨拶
関西インダストリアル・エンジニアリング協会会長 小川 謙四郎 (㈱クボタ 特任顧問)
13:40~14:00 ■ 第 48 回「日本IE文献賞」表彰式 14:00~14:15 (休 憩)
14:15~15:15 ■ 特別講演①
「未来への道筋をえがく」~イノベーションは『デザイン』から~
㈱エムテド 代表取締役 アートディレクター・デザイナー 田子た ご
學まなぶ
氏
15:15~16:00 ■ 特別講演②
「京文化を生かすモノづくり」~日本の伝統を新たな伝統に創造する~
㈱くろちく 代表取締役社長 黒竹くろたけ
節人さ だ と
氏
16:00~16:15 (休 憩)
16:15~17:20 ■ 基調講演
「グローバル事業を支える人づくり」
住友電気工業㈱ 取締役会長 松本まつもと
正義まさよし
氏
17:20~17:30 ■ 次期開催地会長挨拶
東北インダストリアル・エンジニアリング協会会長 三浦 政彦 (北日本電線㈱ 取締役社長)
17:30~17:45 (休憩・移動)
17:45~19:15 ■ 交流会(立食) ※17:45~18:05 オープニング・セレモニー「京都祇園祭『綾
あや
傘がさ
鉾ほこ
棒 振ぼうふり
囃子はやし
』」
* 講演者プロフィール * ㈱エムテド 代表取締役 アートディレクター・デザイナー 田子 學 氏
㈱くろちく 代表取締役社長 黒竹 節人 氏
住友電気工業㈱ 取締役会長 松本 正義 氏
デザインとは色や形など外観を示すものではありません。デザインには、個人や組織の意識を変革したり、新たな価値創
造(イノベーション)を生む力があります。本講演では、その力を引き出すデザインマネジメントについてお話します。
26歳で創業以来、歴史的時を経た物の魅力を保有した物造りをめざし、これまで京文化を現代に解釈し、幅広い事業を
独自に展開してきました。本講演では、拠り所にしている経営理念、事業展開や危機時の対応などについてお話します。
住友電工グループは、住友事業精神を基本的な価値軸に置いた経営を進めており、「企業は人なり」の基本原則を大切にして
います。本講演では、新たに設立したコーポレートユニバーシティを通じて、グローバルに通用する人材、リーダーの在り方、モ
ノづくり人材とその育成に付き、その考え方や取り組みをご紹介致します。
1944(昭和 19)年、兵庫県洲本市生まれ。’67 年、住友電気工業㈱に入社後、米英に計 12 年間駐在して海外経験を積んだ。
2004 年の社長就任後は事業のグローバル化を加速。世界約 40 カ国のグループ企業約 395 社、従業員約 25 万人を率い、連結
売上高 3 兆 822 億円(’18 年 3 月期)へと就任時から倍増させた。’17 年、住友電気工業㈱取締役会長に就任。
【公職】’17 年に(公社)関西経済連合会 会長、’19 年に(一社)2025 年日本国際博覧会協会 副会長に就任。
1994(平成 6)年より、㈱東芝デザインセンターに勤務。㈱リアル・フリート(現・アマダナ㈱)を経て、2008 年8月に㈱エムテドを設立。幅広い産業分野のデザインマネジメントに従事。デザインを社会システムに活用することをモットーとし、統合的戦略の視点でコンセプトメイクからブランドの確立を行う。【公職】慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特別招聘教授。国立東京藝術大学 デザイン科 非常勤講師。国立熊本大学 自然科学系客員教授。東京造形大学 デザイン学科 特任教授。 【著書】『デザインマネジメント』(共著/日経BP社)、『カフェオレからはじまるイノベーション』(同/翔泳社)。
1947(昭和 22)年、京都生まれ。伝統意匠建築家。堀川高校を卒業後、呉服業者でデザイン業務に携わり、’73 年に独立創業、「日本の伝統を継承する事」を企業理念とする。’74 年より、新しい時代のクラフト運動を提唱し、以来「京都クラフト展」をはじめ、数々のコンペに出品、受賞多数。その後、欧米諸国に研修、その成果をもとに分野を超えたクラフトを指向。クラフトデザインのみならず、伝統建築の設計や地域開発など、幅広い領域のデザインにおいて日本文化の歴史的な復元運動を精力的に展開中。【公職】(一社)京都経済同友会 常任幹事。(一社)京都国際工芸センター 理事長。
■ 2日目〈 7月11日(木)〉 9:30~16:30 ★事例発表会★
第1 分科会 第2 分科会
モモノノづづくくりりへへのの挑挑戦戦 ココトトづづくくりりへへのの挑挑戦戦
9:30~10:30 〈事例1〉
「TFP(全要素生産性)をキーとした
『働き方改革』の取組み」 レンゴー㈱ パッケージング部門
管理本部 管理第一部長 樫間 裕司 氏
管理本部 管理第二部長 根本 篤 氏 ●段ボール産業におけるTFP向上の目的と取組み
●レンゴーが目指す「働き方改革」について
●製造現場における「働き方改革」事例のご紹介
9:30~10:30 〈事例1〉
「『e-F@ctory』で実現する エネルギー管理と省エネ推進」
~ 省エネ・生産性向上 ~
三菱電機㈱ 福山製作所 営業部 省エネソリューション課 外原 晴隆 氏
●製造現場の使用エネルギー量と生産情報の見える化による省エネの取組み
●FA 技術と IT 技術を融合したモノづくり
10:45~11:45 〈事例2〉
「デンソーが目指す 人を成長させる共創型IoT」
㈱デンソー 生産革新センター 生産技術部 部長 齋藤 賢宏 氏
●デンソーのモノづくり基盤
●Factory-IoT の取組み
●究極リーンなモノづくりの実現に向けて
10:45~11:45 〈事例2〉
「ものづくりとビジネスをデザインする 安川ソリューションファクトリの取組み」
㈱安川電機 生産・業務本部
生産技術部 生産技術開発課 課長代理 山口 寛太 氏
●各種IE手法を活用した開発プロセスによる効率的な設備開発
●データに基づき、自律的に稼働するBTO生産設備
●継続的進化により、フレキシビリティ、止めない・止まらないを実現
〈コーディネータ〉
住友電気工業㈱ 生産技術本部 生産技術部 生産システム技術部 大阪グループグループ長 黒川 憲之 氏
リコーインダストリー㈱ プリンティング生産事業部 第3生産技術室シニアスペシャリスト 尾形 博之 氏
〈コーディネータ〉
㈱島津製作所 業務システム統括部 業務プロセス革新室 室長 大久保 昭 氏
レンゴー㈱ 理事 パッケージング部門 技術開発本部長 兼 技術開発第二部長 衣斐 康二 氏
(11:45~13:00 昼食・休憩)
13:00~14:00〈事例3〉
「工作機械の自己完結一貫生産を実現する
スマートファクトリー」
~ マスカスタマイゼーションの実現に向けて ~
オークマ㈱ 製造本部 生産技術部 部長 一木 洋介 氏
●超多品種少量生産での自動化
●IoT を高度に活用したスマートマニュファクチャリング
13:00~14:00〈事例3〉
「人の記憶や五感に響く未来の家電の開発」 ~ Electronics Meets Crafts:Panasonic Design×GO ON ~
㈱電通 京都ビジネスアクセラレーションセンター
文化事業推進部 プロデューサー 各務 亮 氏
パナソニック㈱ アプライアンス社
デザインセンター デザイン統括部 課長 中川 仁 氏
●工芸品を、技と技術と物語に分解し、非伝統産業へ忍び込ませる
●未来の豊かな暮らしを探求する Kyoto KADEN Lab
●工芸と家電が融合するモノづくり
14:15~15:15〈事例4〉
「リコーインダストリー㈱の改善・改革への取組み」 ~ 複写機生産における高効率生産の実現を目指して ~
リコーインダストリー㈱
プリンティング生産事業部 第一製品生産室
工程改善グループ グループリーダー 荒若 和也 氏 ●カラー複写機生産での高効率の追求とその変遷
●生産活動を通した現場メンバーの育成・成長
14:15~15:15〈事例4〉
「製造・物流現場における 最先端ロボットピッキングの実例について」
㈱MUJIN 営業本部 本部長 海野 義郎 氏
●MUJINコントローラが切り拓くティーチレスの世界
●現場で実装しているロボットピッキングソリューション実例
●導入に向けた検討ステップと運用に際しての留意点
15:30~16:30〈事例5〉
「あらゆるものを循環させる」
~ 服から服をつくるサーキュラーエコノミーの取組み ~
日本環境設計㈱ 代表取締役社長 髙尾 正樹 氏
●綿繊維をバイオエタノールにする技術について
●ポリエステルのリサイクル技術とそのインパクトについて
●消費者が参加したくなるリサイクルとは
15:30~16:30〈事例5〉
「最上インクスが目指すモノ・コトづくり」 ~ コトづくりを生み出すモノづくりの挑戦 ~
㈱最上インクス 代表取締役社長 鈴木 滋朗 氏 ●企業の下請けから社会の下請けへ
●顧客の実現したい‘コト’に起点と視点を置いたものづくりを
●マーケティングとイノベーションを実行できる文化と組織へ
〈コーディネータ〉
日本ガイシ㈱ 製造技術本部 グローバルエンジニアリングセンター マネージャー 齊藤 隆雄 氏
村田機械㈱ 執行役員 製造本部本部長 田中 克典 氏
〈コーディネータ〉
大阪学院大学 経営学部教授・大阪市立大学 名誉教授 太田 雅晴 氏
ダイキン情報システム㈱ シニアスキルスペシャリスト 平野 徹 氏
※プログラムは、都合により、一部変更となる場合があります。(最新情報は、本大会のHPをご覧下さい。)
第3 分科会
ひひととづづくくりりへへのの挑挑戦戦
9:30~10:30 〈事例1〉
「小さな着ぐるみ工場の挑戦」 ~働くことをあきらめなくても良い職場づくり~
KIGURUMI.BIZ㈱ 代表取締役 加納 ひろみ 氏
●「お惣菜残業は嫌です」という言葉が会社を変えた
●女性のチームの力を引き出すために大切なこと
●KIGURUMI.BIZ式ワークライフバランス
10:45~11:45 〈事例2〉
「世界最高水準の品質と精度を誇る ウオッチづくりを支える人づくり」
盛岡セイコ-工業㈱ 代表取締役社長 林 義明 氏
●当社の経営理念と求められる人材像
●階層別人材育成のしくみ
●技術・技能伝承による強い職場づくり
〈コーディネータ〉
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 委員長/ビジネス・スクール 校長 河野 宏和 氏
住友精密工業㈱ 業務改革推進部部長 後藤 正好 氏
13:00~14:00〈事例3〉
「『からくり技術』による 現場の改善力強化への取組み」
~ 知恵と工夫で現場を楽しく変えよう ~
トヨタ自動車九州㈱ TPS推進室 チーフエキスパート 鶴村 勝美 氏
●『知恵と工夫を凝らしたモノ造りの出来る人財』の育成に向けた取組み
●動力レス設備に拘ったからくり改善事例の紹介
14:15~15:15〈事例4〉
「人が主役のスマートファクトリー」 ~見える管理で現場を変えよう~
㈱ジェイテクト 工作機械・メカトロ事業本部 理事
ラインコントロール技術部 部長 山口 泰一 氏
●ミニマムスタートから始める生産改善
●「見える化」で生産のマネジメントを変え、設備と人の成長を促す IoE ソリューション
15:30~16:30〈事例5〉
「メモリ製造業における AI 活用『AI×メモリ!?』」
東芝メモリ㈱ デジタルプロセスイノベーションセンター
副センター長 伊藤 剛 氏
●生産工程が複雑化し、人手ではコントロールが困難になった工場
●AI技術を用いたデータの見える化・分析の自動化と現場適用
●技術導入に必要となるHUB人材の必要性 〈コーディネータ〉
東洋紡㈱ 技術革新統括部 技術革新グループ マネジャー 野口 國彦 氏
㈱安川電機 生産・業務本部 生産技術部 基盤整備推進課 課長 村上 芳伸 氏
第1分科会(モノづくりへの挑戦)
モノづくりの国際的な優位性を維持・発展させるために
は、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)などの
デジタル技術を積極的に導入・活用して生産性向上を図る
一方で、働きやすい環境づくりを含めた働き方改革ならび
に SDGs(*)にて求められている「循環経済」(持続可能な
消費と生産のパターンの確保)への対応が求められている。
そこで本分科会では、Q(品質)、C(コスト)、D(納
期)、E(環境)、ならびに W(働き方)を切り口として、
地道な改善活動からデジタルやネットなどのITを活用し
たモノづくりや仕組みづくりなどの実践事例から、今後、
取り組むべき課題と解決策を探る。
*印:Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)
第2分科会(コトづくりへの挑戦)
IoT、ロボット、AI、ビッグデータといった新技術
の到来は、急速な社会変化をもたらそうとしている。今後
は、より一層、顧客の細かな要望に合わせ、必要なものを
必要な量だけ生産し、必要な時に手元に届くスマートなモ
ノづくりにサービスを連携させることにより、付加価値を
さらに高くするコトづくりとモノづくりの融合が求められ
ている。
そこで本分科会では、“コトづくりを生み出すモノづく
り”について、企業の実践事例をご紹介頂きながら半歩先
の未来のサービス面を含めたモノづくりについて探る。
第3分科会(ひとづくりへの挑戦)
スマートファクトリーに代表されるIoTを活用したモ
ノづくり現場の革新により、新たな教育訓練方法が導入さ
れ、また現場を担う人財に必要な能力にも変化が生じてい
る。顧客や市場ニーズの変化が激しい時代においても、新
たな技術・技能は「人」が生み出し、それらを使うのも「人」
であることから、「人」への期待が一層高まっている。こう
した中、幅広い知識や技能の習得において、さらなる効率
的、効果的な人財育成が求められている。
そこで本分科会では、これまで大切にされてきたカンコ
ツ等による技能伝承や人材育成、人手不足時代を見据えた
IoTを活用した新たな現場の人材育成事例、またIoT
活用を支える人財(技術者)の育成方法などを探る。
【備考・お願い】 ①各分科会会場のお席に余裕がある場合は、会場移動が可能です。
②各事例の参加者用資料は、当該HPから事前にダウンロードの上、
ご持参下さい。
※ダウンロードは、受付後に参加申込書の【派遣者(連絡窓口)】宛に
ご送付する「『資料集』のダウンロード用IDとパスワードについて」
に記載のURLから、IDとパスワードを入力して下さい。
また、その資料は、大会当日、ご持参をお願い致します。
《おことわり》 『資料集』(冊子)での当日配付はございません(メモ用小冊子を配付)。
③開催中は、録音・録画、写真撮影はご遠慮下さい。
分科会主旨
〔備考〕①同業者、ならびにコンサルタントの方は、お受けできない場合があります。あらかじめご了承ください。②【Fコース】は申込締切日が異なります。ご注意ください。
③記載の時間帯は、訪問先での滞在時間(予定)です(集合場所・時間などの詳細は、「受付」後にお送りする「現場見学会スケジュール」にてご確認ください。 ④「現場見学会」のみのお申込みはできません。また、お申込み・ご参加はお一人1コースです。
■ 3日目〈 7月12日(金)〉 ★ 現場見学会 ★
【Aコース】11:00~(昼食)~15:00 オムロン㈱ 草津事業所[滋賀県草津市] *定員:40名
■ヒトと機械の新しい協調によるモノづくり革新で未来創造へ挑戦
~IoT活用の進化 人と機械の融和による製造現場革新~
【Bコース】10:30~(昼食)~14:40 ㈱クボタ 枚方ひらかた
製造所[大阪府枚方市] *定員:40名
■クボタ生産方式(KPS)によるリードタイム短縮
【Cコース】10:30~(昼食)~14:30 シスメックス㈱ アイ スクエア[兵庫県加古川市] *定員:40名
■ICTを活用したデジタルものづくりの実現
【Dコース】10:30~(昼食)~15:30 ㈱島津製作所 本社・三条工場[京都市中京区] *定員:40名
■自ら考え行動する人材を育成するDIO活動の取り組み
【Eコース】13:30~16:30 ダイキン工業㈱ 堺製作所 臨海新工場[大阪府堺市] *定員:40名
■IoTを活用したデジタルファクトリーの実現
【Fコース】13:40~16:10 ㈱ダイセル 姫路製造所 網干あぼし
工場[兵庫県姫路市] *定員:40名
■ダイセル式生産革新の取り組み ~次世代型化学工場への挑戦~
【Gコース】13:30~16:30 ダイハツ工業㈱ 本社(池田)工場[大阪府池田市] *定員:30名
■池田工場におけるシンプル、スリムなものづくり ~良いものを安く、タイムリーに~
【Hコース】13:15~16:00 パナソニック㈱ アプライアンス社 *定員:40名
スマートエネルギーシステム事業部 草津工場[滋賀県草津市]
■IoT活用による作業の見える化と汎用化、品質保証の取り組み
【Iコース】 9:20~12:30 ヤンマー㈱ 尼崎工場[兵庫県尼崎市] *定員:40名
■ヤンマー特機エンジン統括部におけるYWK活動の取り組み
【Jコース】10:00~(昼食)~14:40 京都伝統工芸視察[京都市内] *定員:20名
IoTを活用し製造現場情報の見える化・分析・活用とIE改善の連動による多品種少量生産のモノづくりの革新に挑戦、人の活人化による取組を進め、高品質・高生産性を追
求する生産現場をご紹介致します。
建設機械製造部では、0.5t~8t のバックホー等を生産しています。今回は、品質を向上させることで工程内のリードタイムを短縮した改善活動の事例紹介及び工場見学を実
施します。
シスメックスグループの機器生産の基幹工場として高品質の医療機器を世界 190 カ国以上に供給するアイ スクエア。ICTの活用による生産活動支援(デジタルものづくり)の
取り組みを、製造現場にてご見学頂きます。
小集団改善活動(DIO 活動:Do It Ourselves)を通じて、継続的にモノづくりの体質を強化しており、近年は、製造現場に限らず、事務所・開発部門・販売会社にもグローバル
展開し、問題解決できる人材の育成に注力しています。DIO 活動を通じて「魅せる工場」作りを実現させた分析計測機器の組立工場をご紹介致します。
お客様一人ひとりの要求に対応できるマスカスタマイズ生産体制にする為、MES の構築を行いました。また、グローバルに拡大した生産拠点をコントロールする為、ものづくり
の標準化を進め、生産設備の標準化や自動化を行い、併せて稼働状況や各工程の状況の見える化を可能にする工場 IoT プラットフォームを構築しました。
当社(網干工場)が生産革新に至った背景や、工場全体を統合計器室にて 運転管理している状況を、プレゼンと工場見学を通じてご紹介します。併せて、統合計器室での
実際のオペレーションと、ここに至るまでの生産革新のプロセスについてご紹介致します。 【注】本コースは、6月4日(火)に受付終了しました。
池田工場は 58 年の歴史を持つ車両一貫生産工場です。工場の方針は「良いものを安く、タイムリーに」の実現としています。工場一丸の「シンプル、スリムなものづくり、
人づくり」に挑戦した活動を製造現場でのクルマづくりの見学を通して、ご紹介致します。
人作業で 1000 点近い部品を組み立ている工場で IoT 基軸としたモノづくり改善に取り組んでいます。見学当日は作業者に画像と音声で作業内容を指示する「標準作業ナ
ビ」システムを活用した人作業のデジタル化や、検査装置などの設備データ、生産計画・実績などのデータを一元管理する「工場見える化システム」などの取り組み事例をご
紹介致します。
YWK(Yanmar Way by Kaizen)活動として実施している様々な改善活動の中から、5S3T(*)活動の取り組み、現場改善実践訓練、オフィスの改善、ならびに品質管理
(トレーサビリティシステム)について、事例と現場見学にてご紹介致します。 *5S3T:(5S)整理、整頓、清掃、清潔、躾。(3T)定品、定位置、定量。
PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)・画像・サーボ等のコントローラー
小型建設機械
臨床検査機器
分析計測機器
業務用マルチエアコン
セルロース誘導体、有機合成品等
自動車
燃料電池
舶用・陸用ディーゼルエンジン、陸用発電機用ガスタービン
【訪問先】 ①㈱小丸屋住井→②㈱松栄堂『薫習館(くんじゅうかん)』→③百足屋(むかでや)本店《昼食》→④京町家の視察
①㈱小丸屋住井《うちわづくり400年余》: 寛永元年(1624 年)創業。当時公家であった住井家が時の帝より団扇づくりの命を受け、天正年間(1573-92 年)
に「深草うちわ」を確立以降、舞扇や夏扇子、五花街の芸子・舞妓さんの名入り「京丸うちわ」®などを、伝統の技を受け継ぎ守りながら作り続けています。
また、花街の春をどりである「北野をどり」「都をどり」「京おどり」「鴨川をどり」などの舞踊会では舞扇子や小道具を提供。(cf.写真)
②㈱松栄堂《お香づくり300余年》: 宝永2年(1705 年)に創業した松栄堂は、御所の主水職を勤めた3代目の頃以来、香づくり一筋。香文化の担い手と
して、宗教用の薫香をはじめ、茶の湯の席で用いる香木や練香、お座敷用のお線香や匂い袋などの香りの歴史を重ねています。当日は、「知る・学ぶ・
楽しむ香りの世界へ」をコンセプトに、2018 年7月に日本の香文化の情報発信拠点として開設した『薫習館』を視察。(cf.写真)
③百足屋本店《築 160 年の古民家再生》: 昔ながらの京町家の伝統と文化を残し継承するため、京都で先駆けて、明治中期の京町家の骨格を生かし、
料理屋として復元しました。階段箪笥や火鉢等々が当時の雰囲気のまま残され、京都人の暮らしや文化の一端を肌で感じることができる建築物。