第39期

決算説明会

2008年6月19日

1

・・・

第1章：決算の説明

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2

・・・

07/4期 08/4期 増減額

81,30710,858

13.4

7,9709.8

2,8883.6

2,8333.5

1,010一株当たり利益（円） 89.34 142.36 53.02 159.3

106,231

18.00

24,924売上総利益売上比（％）

13,64812.8

2,790 125.7

当期利益 1,615 605 159.9

年間配当金 20.00 2.00 111.1

1,233

1,556

9,2038.7

営業利益売上比（%）

4,4444.2

153.9

1,482経常利益売上比（%）

4,3154.1

152.3

前期比（%）

売上高 130.7

販売管理費売上比（％）

115.5

連結Ｐ/Ｌ

（単位：百万円）

当期の連結実績は、グループ会社が総じて好調に推移、ダイチク（新潟）がフルに寄与、更にあさひ調剤（埼玉）の8ヶ月分が加わり、大幅な増収増益となった。

3

・・・

07/4期 08/4期 増減額

51,2626,996

13.6

5,57110.9

1,4252.8

1,4222.8

544一株当たり利益（円） 48.18 34.30 ▲13.88

54,386

71.2

3,124売上総利益売上比（％）

7,09513.0

99 101.4

当期利益 389 ▲155 71.5

280

▲182

5,85110.8

営業利益売上比（%）

1,2432.3

87.2

177経常利益売上比（%）

1,5992.9

112.4

前期比（%）

売上高 106.1

販売管理費売上比（％）

105.0

単体Ｐ/Ｌ

（単位：百万円）

当期の単体実績は、物販事業における在庫削減等の前倒し処理により営業利益が前期比87.2％となった。また、CFSコーポレーションとの経営統合費用、物販事業のポイントカード引当金を処理したことで、当期利益は389百万円と前期比71.5％となった。

調剤事業 3,316百万円

ﾄﾞﾗｯｸﾞ事業 ▲183百万円

その他 ▲9百万円

調剤事業 150百万円

ﾄﾞﾗｯｸﾞ事業 ▲260百万円

その他 ▲72百万円

CFS統合関連損失 132百万円

ﾎﾟｲﾝﾄｶｰﾄﾞ引当金 270百万円

減損 236百万円

4

・・・

07/4期 08/4期 増減額

66,7856,987

10.5

2,9054.3

4,0816.1

4,1046.1

247処方箋枚数（千枚） 6,738 8,757 2,019 130.0

91,989

9,801

25,204売上総利益売上比（％）

9,93210.8

2,945 142.1

期末店舗数 356 109 144.1

処方箋単価（円） 10,283 482 104.9

1,100

1,845

4,0054.4

営業利益売上比（%）

5,9266.4

145.2

1,914経常利益売上比（%）

6,0186.5

146.6

前期比（%）

売上高 137.7

販売管理費売上比（％）

137.9

調剤事業（連結）

（単位：百万円）

グループ会社の好決算にあさひ調剤が加わり、売上高で前期比137.7％、営業利益で145.2％と大幅な

増収増益となった。

既存店及び

前期出店ﾌﾙ稼働 10,470百万円

今期出店 1,973百万円

閉店及び譲渡 ▲357百万円

あさひ調剤 11,631百万円

その他 1,487百万円

単体 150百万円あさひ調剤 1,032百万円その他各社 663百万円

5

・・・

07/4期 08/4期 増減額

14,2533,943

27.7

4,20429.5

▲260－

▲163－

43期末延床面積（㎡） 18,510 18,645 135 100.7客単価（円） 1,746 1,979 233 113.3

13,973

8,158

▲280売上総利益売上比（％）

3,79227.1

▲151 96.2

期末店舗数 45 2 104.7

客数（千人） 7,466 ▲692 91.5

69

▲221

4,27330.6

営業利益売上比（%）

▲481－

－

▲219経常利益売上比（%）

▲382－

－

前期比（%）

売上高 98.0

販売管理費売上比（％）

101.6

物販事業（連結）

（単位：百万円）

収益改善に向けて、在庫の適正化と仕入の見直しを進めた結果、赤字計上となった。

既存店及び

前期出店ﾌﾙ稼働 145百万円

今期出店 186百万円

閉店 ▲611百万円

6

・・・ 連結Ｂ/Ｓグループ会社の拡大に伴い総資産77億円増加。あさひ調剤の株式取得資金80億円を銀行借入で調達したが、CMS（キャッシュマネジメントシステム）を導入し、資金の有効活用を図った。これにより、ネット借入金残高は74百万円の増加にとどまる。

財務指標

08/4期

資産の部 負債の部

流動資産現預金

22,6084,315

流動負債短期借入金

32,5707,377

固定資産 34,937 固定負債長期借入金

12,26811,198

純資産計 12,707

資産合計 57,546 負債・純資産合計

57,546

財務指標

49,849負債・純資産合計

49,849資産合計

11,326純資産計

7,0946,217

固定負債長期借入金

28,597固定資産

31,42812,155

流動負債短期借入金

21,2514,186

流動資産現預金

負債の部資産の部

07/4期（単位：百万円）（単位：百万円）

14,186ネット借入金残高

18,373借入金残高

14,260ネット借入金残高

18,575＋202

借入金残高（前期末比）

7

・・・ 資産の部

グループ会社の拡大に伴い増加、あさひ調剤の流動資産71億8千4百万円、固定資産18億3千1百万円、総資産で90億円を計上している。 （単位：百万円）

投資総額は1,951百万円、減価償却費は、871百万円となっている。

ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社の拡大による

07/4期 08/4期 増減額

現金及び預金 4,186 4,315 128売掛金 7,545 8,964 1,418棚卸資産 5,497 5,355 ▲142

流動資産合計 21,251 22,608 1,357建物・構築物 5,072 5,794 721土地 3,815 4,849 1,034

有形固定資産合計 9,788 11,562 1,774無形固定資産合計 9,923 13,903 3,979投資有価証券 2,011 1,964 ▲47繰延税金資産 627 884 256敷金・保証金 5,735 6,111 376

投資その他の資産合計 8,885 9,472 586固定資産合計 28,597 34,937 6,340

■

ドラッグ事業の在庫削減

あさひ調剤、サンウッドののれん増加のため

8

・・・ 負債・純資産の部

CMS（キャッシュマネジメントシステム）による資金の有効活用から、あさひ調剤取得に80億円の投資をしたものの、有利子負債残高は2億3百万円の増加にとどまる。

（単位：百万円）

利益の増加による

株式取得に要した借入金をグループ会社の資金集中により返済

07/4期 08/4期 増減額

買掛金 14,325 18,576 4,250短期借入金 12,155 7,377 ▲4,778流動負債合計 31,428 32,570 1,141

株主資本合計 10,722 12,171 1,449純資産合計 11,326 12,707 1,381

長期借入金（社債含む） 6,217 11,198 4,981固定負債合計 7,094 12,268 5,174

負債合計 38,522 44,839 6,316資本金 3,395 3,424 28資本剰余金 3,515 3,543 28利益剰余金 3,815 5,207 1,392

負債純資産合計 49,849 57,546 1,381

グループ規模拡大による

9

・・・ 財務指標

営業キャッシュフロー84億円を確保し、有利子負債の圧縮と子会社化に伴う株式取得資金及び出店資金

に充当した。

07/4期 08/4期 増減額

営業ｷｬｯｼｭﾌﾛｰ 2,277 8,424 6,146

投資ｷｬｯｼｭﾌﾛｰ ▲6,676 ▲6,980 ▲303

財務ｷｬｯｼｭﾌﾛｰ 5,437 ▲1,429 ▲6,866

自己資本比率（％） 21.5 20.9 ▲0.6

時価ﾍﾞｰｽの自己資本比率（％） 34.1 29.4 ▲4.7

債務償還年数（年） 8.1 2.2 ▲5.9

ｲﾝﾀﾚｽﾄ・ｶﾞﾊﾞﾚｯｼﾞ・ﾚｼｵ（倍） 11.5 23.2 11.7

総資産利益率（％）ROA 2.2 3.0 0.8

株主資本利益率（％）ROE 9.6 14.2 4.6

EV/EBITDA（倍） 8.5 5.7 ▲2.8

（単位：百万円）

税前純利益 3,710百万円

減価償却費 968百万円

のれん償却額 727百万円

棚卸資産減少 731百万円

■EV/EBITDA倍率は、のれん代を除いて算出しています。

10

・・・

08/4期 実績 09/4期 計画 増減額

106,23113,648

12.8

9,2038.7

4,4444.2

4,3154.1

1,615一株当たり利益（円） 142.36 179.40 37.04 126.0年間配当金（円） 20.00 25.0 5.0

120,600

125.0

14,369売上総利益売上比（％）

15,12012.5

1,472 110.8

当期利益 2,108 493 130.5

997

476

10,2008.5

営業利益売上比（%）

4,9204.1

110.7

405経常利益売上比（%）

4,7203.9

109.4

前期比（%）

売上高 113.5

販売管理費売上比（％）

110.8

2009/4期計画（連結）

（単位：百万円）

当期は、医療費及び薬価の改定により影響を受けるものの、積極的な新規出店により調剤事業単独で業界初となる売上高1,000億円を超える見込みで、売上、利益共に過去最高を更新する計画である。

11

・・・

08/4期 実績 09/4期 計画 増減額

54,3867,095

13.0

5,85110.8

1,2432.3

1,5992.9

389一株当たり利益（円） 34.30 58.72 24.42

60,860

171.2

6,474売上総利益売上比（％）

8,06013.2

965 113.6

当期利益 690 301 177.4

509

457

6,36010.5

営業利益売上比（%）

1,7002.8

136.8

211経常利益売上比（%）

1,8103.0

113.2

前期比（%）

売上高 111.9

販売管理費売上比（％）

108.7

2009/4期計画（単体）

（単位：百万円）

当期は、新規出店（調剤23、物販5、計28）及び物販事業の利益改善により、前期比営業利益136.8％当期利益177.4％の増収増益を見込んでいる。

12

・・・

第２章：経営の現状と展望

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13

・・・ 実績検証（連結）

（単位：百万円）

08/1月、（株）CFSｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝとの統合に関わる費用、物販事業の在庫圧縮及びポイントカードの引当

処理を進めることで計画を下方修正した。しかし、連結対象子会社の業績が好調に推移したことで営業・経常利益共に期初計画を上回る成績で終了した。

期初計画 修正計画 実績 計画比

105,26013,660

13.0

9,2308.8

4,4304.2

4,2504.0

1,850

106,231

163.43

売上総利益売上比（％）

13,26012.5

13,64812.8

99.8

102.9

99.2

111.7

112.1

当期利益 1,450 1,615 111.4 159.9

一株当たり利益（円） 127.65 142.36 111.5

125.7

159.3

9,2038.7

4,4444.2

4,3154.1

106,400

9,2808.7

営業利益売上比（%）

3,9803.7

153.9

経常利益売上比（%）

3,8503.6

152.3

前期比（%）

売上高 130.7

販売管理費売上比（％）

115.5

14

・・・実績検証（調剤連結）

前期出店のﾌﾙ稼動及び6月に買収したあさひ調剤（８ヶ月間）により、営業・経常利益共に増益で終了

した。

（単位：百万円）

期初計画 修正計画 実績 計画比

89,3289,180

10.3

3,9404.4

5,2395.9

91,989

5,1825.8

売上総利益売上比（％）

9,30810.1

9,93210.8

99.6

106.7

100.3

111.5

142.1

114.2

4,0054.4

5,9266.4

6,0186.5

92,376

3,9934.3

営業利益売上比（%）

5,3155.8

145.2

経常利益売上比（%）

5,2695.7

146.6

前期比（%）

売上高 137.7

販売管理費売上比（％）

137.9

15

・・・実績検証（物販連結）

（単位：百万円）

前期は思い切った在庫圧縮により、粗利額及び仕入割戻額が大幅に減少し、赤字決算となった。当期は、利益率の高い商品構成を展開することで、黒字化達成が見込める。

期初計画 修正計画 実績 計画比

15,6344,525

28.9

4,42928.3

950.6

13,973

1390.9

売上総利益売上比（％）

3,96927.6

3,79227.1

97.1

95.5

96.7

－

96.2

－

4,27330.6

▲481－

▲382－

14,396

4,41730.7

営業利益売上比（%）

▲447－

－

経常利益売上比（%）

▲370－

－

前期比（%）

売上高 98.0

販売管理費売上比（％）

101.6

16

・・・

■ 調剤報酬の内訳 区分 改定後 影響度

改定

新設

分割調剤加算 新設 － 5 ＋5薬剤服用歴管理料 廃止 22 0 ▲22服薬指導加算 廃止 22 0 ▲22薬剤服用歴管理指導料 新設 － 30 30後期高齢者薬剤服用歴管理指導料 新設 － 35 35（後期高齢者）薬剤情報提供料 廃止 15 0 ▲15

外来服薬支援 新設 － 185 ＋185

一包化加算 改定 97 89 ▲8新設

新設

▲2（▲1）40(18)4

時間外加算 － 40 ＋40

＋4

350 ＋350

改定前

調剤基本料 42(19)後発医薬品調剤体制加算 －

在宅患者訪問薬剤管理指導料（居住系入居者） －

調剤報酬改定の検証①

08年度の医療費改定は、診療報酬改定率＋0.38％（調剤＋0.17％）、薬価改定率▲1.2％（薬価ベース▲5.2％）となり、全体の改定率は▲0.82％となった。

（単位：点）

17

・・・調剤報酬改定の検証②

08/4月に実施された改定により、薬剤売上高は▲5.2％、技術料は▲1％として計画を作成した。5月ま

での推移から技術料の減少は見られず、粗利益のダウンは最小限に抑えられる。

■ 調剤報酬の内訳 3月

1580

分割調剤加算 0薬剤服用歴管理料

服薬指導加算

薬剤服用歴管理指導料

後期高齢者薬剤服用歴管理指導料

一包化加算 54 80 81

－ 91 91

96 0 0

薬剤情報提供料 21 14 14

5月

157

4月

調剤基本料

後発医薬品調剤体制加算 158

10,446円10,578円10,611円処方箋単価（円）

707721713技術料（百万円）

（単位：百万円）

■ 単体データ（08/4出店店舗を除く）

18

・・・調剤報酬改定の検証③

診療報酬改定の影響を、処方箋1枚あたりで検証した。改定前後を比較した場合、処方箋単価は減少し

ているが、技術料は増加している。

■ 1枚あたりの処方箋内訳 3月

4590

分割調剤加算 0

一包化加算 157 241

薬剤服用歴管理料

服薬指導加算

薬剤服用歴管理指導料

後期高齢者薬剤服用歴管理指導料

処方箋単価 10,611 10,464

－ 270

278 0

薬剤情報提供料 62 40

5月

464調剤基本料

後発医薬品調剤体制加算

8,3698,550薬剤料

2,0952,062技術料

（単位：円）

■ 単体データ

19

・・・今日のトピックス

■

■

■

■

調剤事業で圧倒的な日本No.1を目指す

目標達成のカギとなる「人材・出店ロケーション・資金」に関する準備はできている

が当社成長の推進力となる

09/4期から11/4期までの調剤事業における経常利益平均成長率は19％となる

当社の戦略目標は、調剤薬局事業で質・量共に同業競合他社を圧倒する。目標達成の準備は十分にできており、中期的な経常利益の平均成長利益率は19％を見込んでいる。

20

・・・マーケットサイズの比較

調剤の市場規模は06年で4.5兆円、ドラッグストアは4.7兆円、ｽｰﾊﾟｰﾏｰｹｯﾄは14兆円、コンビニエンスストアは7.4兆円となっている。調剤市場は、潜在マーケットとして、今後60～70％以上の成長（市場全体で7兆～8兆円）が期待できる。

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

00年度 01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度 07年度（予）12年以降

調剤薬局 ドラッグストア

市場規模（兆円）

参考 ・社団法人日本薬剤師会

・日本チェーンドラッグストア協会

・社団法人日本フランチャイズチェーン協会

20

16

12

8

4

001年度 03年度 05年度 07年度

コンビニエンスストア スーパー

調剤

40％コンビニエンス

30％OTC10％

H＆B20％

構成比

21

・・・成長の推移

02/4月期から08/4月期までの3度にわたる診療報酬及び薬価の改定が行われた。しかし、当社はそれらを乗り越え、経常利益平均成長率は25.7％で推移している。

01/4期 02/4期 03/4期 04/4期 05/4期診療報酬改定▲1.3％薬価改定▲6.3％

06/4期 07/4期

M&A

診療報酬改定±0薬価改定▲4.2％

診療報酬改定▲3.0％薬価改定▲6.7％

02/11月

05/4月

06/4月

07/1月

08/4期

04/5月

04/12月

今川薬品合併 アイン東海

ｱｲﾝﾒﾃﾞｨｶﾙｼｽﾃﾑｽﾞ

ﾘｼﾞｮｲｽ

ﾘｼﾞｮｲｽ薬局

ﾒﾃﾞｨｶﾙﾊｰﾄﾗﾝﾄﾞ

ダイチク

改定薬価改定▲5.2％

サンウッド

07/6月

あさひ調剤

診療報酬改定+0.17％

07/12月

■ 売上・利益の推移

売上高

（百万円）

経常利益

（百万円）

100,000

80,000

60,000

40,000

20,000

5,000

4,000

3,000

2,000

1,000

001 02 03 04 05 06 07 08

■

■

■

■

■

■

■

■

■■■■

■

■

■

■ ■ 連結売上

■ ■ 単体売上

連結経常利益

単体経常利益

09（予）

120,000 6,000

■

■

■

22

・・・ 調剤事業成長のポイント

■ 門前薬局特化から顧客ニーズ対応へマーケットの成熟状況を見据え、大型門前薬局を中心に、中・小型薬局或いは医療モールなどにも柔軟に対応する。

■ チェーン展開医薬品・消耗品等の仕入、調剤機器・設備などの開発に対しスケールメリットが働く。調剤過誤を防ぐ観点から、作業の平準化を図る。

■ 薬剤師の採用・教育成長拡大には、優秀な人材確保と共に生涯にわたる研修・教育システムの構築が重要である。

■ M&Aの積極的な活用この5年間で8社の買収を成立させ、調剤売上全体の54％を占める。

当社の調剤薬局は、病院の門前に店舗を構えこれを全国規模でチェーン化し、薬剤師のスキルアップを全社的に図り、質の高いサービスを広く提供することを基本としている。

23

・・・ 医療モールへの対応

当社は93年、中規模ショッピングセンター内に小児科クリニックを誘致し、ドラッグストアと共に出店したのを皮切りに現在まで3箇所、複数のクリニックを有するメディカルビルへの出店が11箇所ある。いずれも、大型

門前薬局と比較すると収益力が劣る。しかし、社会的なニーズの高まりから医療モールへの対応を迫られ、08年6月、 東日本の子会社である（株） JＲ東日本ステーションリテイリングの要請により、東京都立川市

の立川エキナカへの医療モール開発に参画し、モール運営のサポートと共に薬局を開設した。今後、このようなプロジェクトには、当社子会社である と共に積極的に参画する。

ﾅﾋﾞﾀｽｸﾘﾆｯｸ 待合室

アイン薬局立川ｴｷｭｰﾄ店エキュート立川

■ 医療モール

外来数予測（初年度） ：

100～150名/日

目標売上高（初年度） ：

1,500万～2,000万円/月

保育所デンタルクリニック

英会話ナビタスクリニック

ｱｲﾝ

24

・・・出店戦略

08/4期実績 09/4期計画 10/4期計画

売上高 91,989 106,212 120,900 133,300

総店舗数 356 398 452 516新規出店 117★ 43 54 64

11/4期計画

★ 08/4期の新規出店は、M&Aを含む。

09/4期から11/4期までの3年間で、160店舗増の516店舗とする。年間売上平均成長率19％と設定している。ターゲット医療機関は600施設、既に確保している物件も60件以上あり、目標達成は十分可能と考えて

いる。

東北地区 61店舗

あさひ調剤86店舗

関東・甲信越地区 189店舗

北海道地区 87店舗

大阪地区 64店舗

サンウッド 5店舗

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25

・・・System導入プロセス

03/4期より本格的に調剤業務のシステム開発に着手した。ﾒｰｶｰとの共同開発により、調剤過誤防止、業務の効率化の双方に威力を発揮している。前期よりAIMSが本格始動し、医薬品管理に大きく貢献し

ている。今後更なる改良を加え、安全性と効率化を高めていく。

02/4期 03/4期 05/4期 06/4期 08/4期 09/4期

178147 139（計画）138153

04/4期 07/4期

投資額

（百万円）150 117

システム導入

薬袋プリンタ

電子レセプト 02/10月導入開始→06/8月全店舗導入完了

03/4月全店舗導入完了

04/3月導入開始→05/12月完了

08/4期67店導入

08/4期17店導入

散剤・水剤監査システム

AIMS開発

電子薬歴開発

OCR開発 OCRテスト導入

電子薬歴導入

06/10月全店舗導入完了

AIMS追加機能開発

26

・・・AIMS（AIN PHARMACIEZ MANAGEMENT SYSTEM)導入効果

■ 在庫推移

06/4期

1,2171408.72.6

平 均 在 庫 金 額 1,103 1,093 ▲20店 舗 数 149 161 121 店 舗 平 均 在 庫 7.4 6.8 ▲0.6在庫回転率（月） 3.0 3.2 0.2

（単位：百万円）

07/4期 08/4期 前期

増減額

■ 期限切れ薬品額の推移

07/4期 08/4期 増減額

期 限 切 れ 薬 品 14,054 10,569 ▲3,485

AIMSの導入により、医薬品の在庫状況、移動検証が容易となった。当社単体では、平均在庫金額は前期比約▲8％、期限切れ医薬品でも約▲25％の削減と、どちらも有意に減少していることが確認された。

当期は、連結でも同様の在庫削減を計画している。

■ 単体データ

■ 子会社へ導入を開始

①在庫削減（▲10％）

②期限切れ医薬品（▲50％）

■ 単体データ （単位：千円）

27

・・・リクルート

■ 採用者数の推移

08/4月実績

28432

316一 般 39

06/4月実績 07/4月実績

44

09/4月計画

薬 剤 師 159 174 40045

合 計 198 218 445

グループ拡大により、採用力が高まっている。09/4月は、薬学6年制による空白の2年間を考慮し、過去最大の薬剤師採用を計画している。前年は7,000名の登録となり、今年は400名の採用に対し、既に当社ネット上で9,000名が登録となっている。

■ 採用者数の拡大要因

①大学において、安定性とコンプライアンスから当社への信頼が高まっている

②新入社員研修をはじめとする一連の研修制度に対する評価

③公開企業であることによる透明性に対する評価

50歳以上

6.0%

40歳代

19.4%

30歳代

32.4%

20歳代

41.7%20歳代

61.4%

30歳代

27.9%40歳代

8.0%

50歳以上

2.7%

■ 薬剤師平均年齢（単体）

`00年 `08年

平均年齢：33.3歳 平均年齢：29.7歳

28

・・・

（単位：百万円）

08/4期実績及び09/4期計画（調剤）

07/4期実績

08/4期実績

09/4期計画

増減額

106,212

売上原価 59,798 82,057 95,610 13,553 116.5

10,60210.0

4,1653.9

6,4386.1

経常利益売上比（%）

4,1046.1

6,0186.5

6,8476.4 829 113.8

店舗数 247 356 398 42 111.8

14,223

670

160

512

91,989

9,93210.8

4,0054.4

5,9266.4

66,785

6,98710.5

2,9054.3

4,0816.1

前期比（％）

売上高 115.5

売上総利益売上比（%）

106.7

販売管理費売上比（%）

104.0

営業利益売上比（%）

108.6

前期は、新規出店23店舗に加え、あさひ調剤が8ヶ月分寄与した事により、増収増益で終了。当期は、薬価改定及び診療報酬改定の影響を少なからず受けるものの、新規出店43店舗、あさひ調剤がフル寄与する事で調剤事業単独で業界初となる売上高1,000億円以上を計画。

29

・・・ （WSS）のプロセス

ＧＥ

調剤機器等

ＧＥ変更可処方交付開始

アインファーマシーズ店舗へ

出荷開始（０６／６月）

グループ会社店舗へ

出荷開始（０６／８月）

外販店舗（たんぽぽ薬局）へ

出荷開始（０６／９月）

調剤機器取扱開始

（０６／９月）

製品カタログ作成

（０７／１月）

患者啓蒙ＤＶＤ作成

（０７／４月）

弘前デポ開設、弘前大学へ

出荷開始（０７／１０月）

調剤機器外販開始

（０７／４月）

処方箋様式再変更原則ＧＥ変更可に

新物流センターへ物流移管

（０８／５月）

06/3期 07/3期診療報酬改定▲3.0％薬価改定▲6.7％

08/3期

行政診療報酬改定+0.17％薬価改定▲5.2％

06年4月に設立したWSSは、GEと調剤機器等の卸業を平行して進めている。07年10月には弘前大学

医学部付属病院へ出荷を開始、当社店舗をデポ化することで緊急対応も可能とした。

ＧＥ専門卸として設立（０６／４月）

09/3期

関東のﾄﾞﾗｯｸﾞｽﾄｱﾁｪｰﾝにＰｈＡｉｎシステムを07/9月～08/3月末までに106台供給

30

・・・診療報酬改定（GEに関して）

政府目標2012年度使用量ベース30%の実現化

■ GEの使用促進施策

① 処方せん様式再変更（原則、ＧＥへの変更可）

② ＧＥ→ＧＥの変更可、ＧＥのお試し調剤（分割調剤）

③ ＧＥ調剤体制加算（4点）によりＧＥ調剤への誘導

④ 後期高齢者医療制度発足による患者負担増

⑤ 大型ＧＥの上市による市場活性化

31

・・・先発医薬品の動向

2010年問題といわれる様に、今後5年間で大型医薬品の特許切れによりGE市場が拡大する。これに伴い、WSSは当社グループのバイヤー部門としての役割を担い、一方他調剤薬局を含む医療機関への販売が拡

大される。

■ 2007年、ジルテック（135.8円）のGEが上市された。その数は4品目以上であり、その最高価格99.5円、最低43.8円となっている。どのGEを選ぶかは、医療機関・ 薬局の状況による。

■ ノルバスクは、34社からGEの上市が予定されている。

2008年計18成分/36規格約4,700億円 2009年計12成分/24規格約1,600億円

■市場規模

08年 09年 10年 11年 12年

販売名 販売名 販売名 販売名 販売名

ノルバスク・アムロジン

（ﾌｧｲｻﾞｰ・大日本住友）

セフゾン

（アステラス）

パリエット

（エーザイ）

リピトール

（アステラス）

アクトス

（武田）

フロモックス

（塩野義）

セレベント（GSK）

クラリチン（塩野義・ｼｪﾘﾝｸﾞﾌﾟﾗｳ）

タナトリル

（田辺三菱）

ローコール

（ノバルティス）

キサラタン

（ファイザー）

シングレア

（万有）

バイアグラ

（ファイザー）

ブロプレス

（武田）

ニューロタン

（万有）

マイスリー

（アステラス）

エバステル

（大日本住友）

エースコール

（第一三共）

アリセプト

（エーザイ）

モービック

（第一三共）

タケプロン

（武田）

パキシル

（グラクソ）

ムコスタ

（大塚製薬）

ハルナール

（アステラス）

クラビット

（第一三共）

売上高500億円以上

32

・・・ＧＥ調剤の推移

08/4月の診療報酬改定により、GE調剤体制加算（GE加算）が新設された。当グループは、GEへの取組

みを本格的に実施することで、医療費削減に貢献すると共に、利益を確保していく。

08/4月単月実績

目標

加 算 店 舗

未加算店舗

実 施 比 率

32436

90.0

21414659.4

■ GE調剤体制加算

■ GE変更率推移

07/5月 7月 9月 11月 08/1月 3月

11.2 16.2

2.72.4

14.8

2.6

12.2

2.4

11.1

3.0

10.6

2.8

4月

56.6

19.9

変更可/全処方箋

GE実施率/全処方箋

目標

80.0

56.0

■ GE調剤体制加算要件

（1）当該保険薬局における直近3ヶ月間の処方箋受付回数のうち、GEを調剤した処方箋の受付回数割合が30%以上で

ある事。

（2）GEの調剤を積極的に行っている旨を当該保険薬局の内側及び外側の見えやすい場所に掲示すると共に、GE調剤

体制加算を算定している旨を当該保険薬局内側の見えやすい場所に掲示している事

33

・・・08/3期 実績及び09/3期計画（WSS）

（単位：百万円）

07/3期実績

08/3期実績

09/3期計画

増減額

2,507

41616.6

2299.1

1877.5

経常利益売上比(%)

112.7

916.1

2028.1 111 221.9

医薬品納入先数 211 348 800 452 230.0

1,010

210

106

103

1,497

20613.8

1228.1

845.6

408

7518.4

6616.2

92.2

前期比（％）

売上高 167.4

売上総利益売上比(%) 202.1

販売管理費売上比(%) 188.5

営業利益売上比(%) 221.7

処方箋様式の変更及びGE調剤体制について療養担当規則に明文化されたことにより、GEの普及は拡大すると見込んでいる。当期には、売上比67.4％増、納入先件数800件を目標とする。

34

・・・物販事業部の年度別推移

01/4期 02/4期 03/4期 05/4期 06/4期 08/4期

31

139

1,525

34

148

1,039

4

－

125

638

24

79

167

25

58

45

7

－

51

－

04/4期 07/4期

政策・方針等

主な店舗展開

Open 3 3Close 7 3

売上高（億円） 95 142カード会員

（千人）378 1,291

二番街開店

新MD展開

トルペ開店

原宿店

名古屋・大阪出店 3店閉店

川口・三宮

自由が丘開店

ｶﾃﾌﾟﾘ開店

ｱﾘｵ札幌・ｱﾘｵ西新井・調布店開店

▲ ▲ ▲ ▲ ▲

BASICに帰る

コスト削減

都市型店舗拡大

新業態へのチャレンジ

全国展開へ

ﾄﾙﾍﾟﾌﾞﾗﾝﾄﾞ認知拡大

路面からｲﾝｼｮｯﾌﾟへ

ｱｲﾝｽﾞ＆ﾄﾙﾍﾟの展開

新店の機動修正

収益改善

新MD実行 在庫適正化

CFSとの統合

に向けて

35

・・・在庫の適正化

在庫適正化・圧縮により、07/4月から08/4月まで在庫回転日数が107日から71日へと減少した。また、販売粗利率は商品政策強化により23.2％から27.7％へと上昇傾向にある。

07/4月 7月 10月 08/1月 4月在庫日数 （日） 107.3 94.2

23.683.3

販売粗利率 （％） 23.292.325.6 27.6 27.7

71.8

71.875.2

83.384.893.492.3

100.496.8

94.2

101.5104.7

107.3

74.8

27.527.827.6

27.026.5

25.6

24.924.5

23.623.723.423.2

27.7

50

60

70

80

90

100

110

120

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月

在庫日数

（日

）

21.0

22.0

23.0

24.0

25.0

26.0

27.0

28.0

29.0

販売粗利率

（％

）

在庫日数 販売粗利率

36

・・・ の出店

■ トルペ アリオ札幌店開店：2007年9月22日面積：43坪

■ トルペ 港北東急店開店：2008年5月31日面積：62坪

トルペは、前期に2店舗。当期5月に1店舗の計3店舗出店。機動性を追求し、今後も出店を加速していく。

トルペアリオ札幌店

トルペ港北東急店

制度化粧品 33.3％ 27.4％

ビューティーケア 2.3％ 2.5％一般化粧品 64.2％ 66.5％

その他 0.2％ 3.6％

商品構成は95％以上が化粧品

アイテム数は約6,000品目

店舗面積：40～80坪

37

・・・08/4期実績及び09/4期計画（物販）

（単位：百万円）

前期は、CFSとの統合に向け思い切った在庫圧縮に取り組んだ結果、売上総利益の減少に繋がり赤字

となった。当期は更なる在庫の適正化、ロス率改善、商品政策強化、管理レベル向上により黒字回復を達成する。

07/4期実績

08/4期実績

09/4期計画

増減額

15,602

粗利率（%） 24.2 24.9 27.0 2.1 108.4

4,60329.5

4,63229.7

▲28－

経常利益売上比（%）

▲163－

▲382－

520.3 434 －

店舗数 43 45 51 42

1,629

811

359

453

13,973

3,79227.1

4,27330.6

▲481－

14,253

3,94327.7

4,20429.5

▲260－

前期比（％）

売上高 111.7

売上総利益売上比（%）

121.4

販売管理費売上比（%）

108.4

営業利益売上比（%）

－

38

・・・総括（CFSコーポレーションとの経営統合）

07年7月 4日 ：第1回経営統合事務局ミーティング開催

0 7年 8月 0 0 0 ：デューデリジェンス実施

07年10月 5日 ：経営統合基本合意契約締結・記者会見

07年11月 6日 ：共同株式移転契約書締結

07年11月28日 ：イオンよりCFSに対し、企業価値向上提案

07年12月13日 ：CFSは臨時取締役会にてイオンの提案を否定（委任状争奪戦の開始）

08年1 月08日 ：ISS、グラスルイスより統合支持

08年1 月22日 ：臨時株主総会

CFS：経営統合案否決（取引先もイオン側に）

AIN：経営統合可決

CFSコーポレーションとの経営統合により、日本を代表するトータルヘルスケア企業の姿を具現化し、国内最大級のヘルスケアネットワークグループの構築を目的としていた。しかし、CFSの臨時株主総

会で否決され、経営統合は破談となった。

2013年度 連結売上高2,000億円、連結営業利益100億円を目標とし、

調剤薬局のリーディングカンパニーとして成長を継続

39

・・・08/4期実績及び09/4期計画（全社）

（単位：百万円）

07/4期実績

08/4期実績

09/4期計画

増減額

120,600

15,12012.5

10,2008.5

4,9204.1

経常利益売上比（%）

2,8333.5

4,3154.1

4,7203.9 405 109.4

当期利益売上比（%）

1,0101.2

1,6151.5

2,1081.7 493 130.5

14,369

1,472

997

476

106,231

13,64812.8

9,2038.6

4,4444.2

81,307

10,85813.4

7,9709.8

2,8883.6

前期比（％）

売上高 113.5

売上総利益売上比（%）

110.8

販売管理費売上比（%）

108.8

営業利益売上比（%）

110.7

当期は、医療費及び薬価の改定により影響を受けるものの、積極的な新規出店により調剤事業単独で業界初となる売上高1,000億円を超える見込みで、売上、利益共に過去最高を更新する計画である。

第39期

決算説明会

2008年6月19日