Excel2010 中級

目 次

第１章 模擬試験成績表を作成する ............................................... 1

１－１ ＣＯＵＮＴ関数 ........................................................ 4

１－２ ＣＯＵＮＴＡ関数 ...................................................... 7

１－３ 均等割り付けを設定する ............................................... 14

第２章 成績優秀者一覧表を作成する ............................................ 19

２－１ シートについて ....................................................... 20

２－２ 別のシートにデータをコピーする ....................................... 21

２－３ データを並べ替える（単一の条件） ..................................... 25

２－４ 文字を自由な場所に配置する（テキストボックス） ....................... 29

第３章 エンゲル係数を計算する ................................................ 33

３－１ ＲＯＵＮＤ関数 ....................................................... 37

３－２ ＲＯＵＮＤＵＰ関数 ................................................... 44

３－３ ＲＯＵＮＤＤＯＷＮ関数 ............................................... 47

３－４ 構成比を求める ....................................................... 50

３－５ 相対参照について ..................................................... 53

３－６ 絶対参照について ..................................................... 55

３－７ パーセント表示にする ................................................. 59

第４章 月間予定表を作成する .................................................. 64

４－１ 連続した日付を数式で入力する ......................................... 66

４－２ ＴＥＸＴ関数 ......................................................... 70

４－３ 条件付書式で曜日の色を変更する ....................................... 75

４－４ ＭＯＮＴＨ関数 ....................................................... 80

４－５ 文字を自動で付け足す（ユーザー定義） ................................. 83

４－６ ＩＦ関数 ............................................................. 86

４－７ 次月の予定表を作成する ............................................... 94

第５章 従業員名簿を作成する .................................................. 96

５－１ ＰＨＯＮＥＴＩＣ関数 ................................................. 98

５－２ ふりがなを半角表示にする ............................................ 101

５－３ ふりがなを修正する .................................................. 104

５－４ 郵便番号の表示形式を設定する ........................................ 106

５－５ 郵便番号辞書を設定する .............................................. 108

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５－６ 文字を置換する ...................................................... 114

５－７ ＴＯＤＡＹ関数 ...................................................... 117

第６章 作成した名簿を活用する ............................................... 122

６－１ オートフィルター（抽出）を準備する .................................. 124

６－２ オートフィルターでデータを抽出する .................................. 125

６－３ オートフィルターの抽出を元に戻す .................................... 127

６－４ オートフィルターを解除する .......................................... 129

６－５ データを並べ替える（複数の条件） .................................... 130

第７章 家計費構成グラフを作成する ........................................... 136

７－１ 円グラフを作成する .................................................. 137

７－２ データを並べ替える（表の一部を指定） ................................ 140

７－３ グラフタイトルを表示する ............................................ 144

７－４ データラベルを表示する .............................................. 146

７－５ データラベルの表示形式を変更する .................................... 150

７－６ 凡例の位置を変更する ................................................ 153

７－７ グラフの各部分にグラデーションを設定する ............................ 155

７－８ グラフの各部分に枠線の色を設定する .................................. 159

７－９ グラフの各部分にテクスチャを設定する ................................ 162

７－１０ グラフの各部分に影を設定する ...................................... 165

７－１１ グラフの各部分に３Ｄを設定する .................................... 168

７－１２ 系列の一部のみを選択する .......................................... 171

７－１３ 系列を切り出す .................................................... 173

７－１４ 数式を編集する .................................................... 175

７－１５ グラフを別シートに移動する ........................................ 179

テキストの作成環境

ＯＳ ········· Windows 7

ソフト ······· Microsoft Excel 2010

画面解像度 ··· 主に 1024×768 で作成

インターネットに常時接続している環境

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1

第１章 模擬試験成績表を作成する

本章では、数値データが入力されているセルの個数を求める COUNT 関数、デー

タが入力されているセルの個数を求める COUNTA 関数を使って、模擬試験成績表

を作成します。

【完成例】

次ページから手順に沿って作成していきましょう。

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2

データを入力する

① エクセルを起動して、次のとおりに入力しましょう。

入力データを編集する

① セルＢ３のデータをオートフィルでＣ３～Ｆ３にコピーしましょう。

② A 列の列幅を自動調整、Ｂ～F 列の列幅を［6］に設定しましょう。

③ セル A3～F3、Ａ4～A19、及び「-」を入力したセルを中央揃えにしましょう。

④ セル A3～F17 に罫線の［格子］、セル B19 に罫線［外枠］を設定しましょう。

⑤ セル A3～F3、A4～A17 を好みの色で塗りつぶしましょう。

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3

計算式を入力する

① セル B14 に MAX 関数で、セル B4～B13 の最高点を求めましょう。

② セル B15 に MIN 関数で、セル B4～B13 の最低点を求めましょう。

③ セル B16 に AVERAGE 関数で、セル B4～B13 の平均点を求めましょう。

④ セル B14～B16 の計算式を F 列までオートフィルでコピーしましょう。

【計算結果】

小数点を変更する

① セル B16～F16 を小数点第１位までの表示に変更しましょう。

名前を付けて保存する

① 「模擬試験成績表」と名前を付けて保存しましょう。

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4

１－１ ＣＯＵＮＴ関数

COUNT（カウント）関数は指定した範囲の数値データの個数を求める関数です。

セル B17 に COUNT 関数で毎回の出席者数を求めてみましょう。

① 関数を入力するセ

ルを選択します。

例：セル B17

③ ［数値の個数］を

クリックします。

② （ オ ー ト

SUM）の をクリ

ックします。

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④ 計算式が入力され

るので、計算対象の

範囲を確認します。

⑤ 範囲が違っている

場合は、正しい範囲

をドラッグして選

択しなおします。

例：セル B4～B13

※ 黒く反転している

部分が計算対象の

範囲です。

⑥ （オート SUM）

をクリックして、

数式を確定します。

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オートフィルでコピーする

① セル B17 の数式をセル C17～F17 にオートフィルでコピーしましょう。

⑦ 数値データの個数

が求められました。

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１－２ ＣＯＵＮＴＡ関数

COUNTA（カウントエー）関数は、指定した範囲内のデータの個数を求める関

数です。（前項で学んだ COUNT 関数は数値のみの個数を求めます）

セル B19 に、COUNTA 関数で総受講者数を求めてみましょう。

① 関数を入力するセ

ルを選択します。

例：セル B19

② ［関数の挿入］

をクリックします。

③ ［関数の分類］の

をクリックします。

④ ［すべて表示］を

クリックします。

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⑤ ［関数名］欄の任意

の関数をクリック

します。

例：ABS

⑥ ［入力モード］を

の 状 態 に し ま

す。

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⑧ 押したキーの文字

で始まる関数に

一覧が移動します。

※ 例の「C」は

［COUNTA］の頭

文字です。

⑦ キーボードで目的

の関数の頭文字の

キーを押します。

例：C

※ 図では「C」で始ま

る関数に移動して

います。

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⑩ 目的の関数が見つ

かったらクリック

します。

⑪ ［OK］をクリック

します。

⑨ をクリックして、

目的の関数を探し

ます。

例：COUNTA