BRMSのススメ - Hitachi Solutions · にあったシステムを実現する...

ファン分析の結果を即システムに反映させる

BRMSのススメ

株式会社アシスト

情報基盤事業部

プログレス推進部

Prowise Business Forum in Tokyo

2015年3月12日

Copyright 2015 K.K.Ashisuto All right reserved. 2

株式会社アシストのご紹介

ビジネスを進化させるパッケージインテグレーター

・日本のITシステムに役立つソフトウェア・パッケージをプロの眼で選定 Oracle、WebFocus、JP1、QlikViewなど

・ソフトウェアの徹底的な活用を支援

・40年パッケージ一筋全国5,600社を超えるお客様とお取引

設立 1972年3月

代表取締役会長ビル・トッテン

代表取締役社長大塚辰男

資本金 6,000万円

売上高 211億円(2013年)

社員数 850名(2014年4月現在)

取引会社数 5,600社(2013年度)

主要取扱製品数 60商品


アシストとオムニチャネル

Webに関わる最高のパートナーとなるために

・No1. コンテンツ管理システム(CMS)パッケージNoren

・2014年株式会社のれんとして独立

・企業の顔であるコーポレートサイトの基盤として13年

O2Oマーケティングを陰で支えてきた「裏方」だからこそ見えることがある

今回はオムニチャネルを違った視点で見てみる


オムニチャネルの目指すところ

ネットとリアルの融合ネットストアでもリアル店舗でも利用者には同様のカスタマー・エクスペリエンスを提供する、いわば「おもてなし」の究極系シングルチャネルのカスタマー・エクスペリエンスに比べ、顧客の長期囲い込み効果がある

O2OマーケティングではスマートフォンやWebサイト上での行動をリアル店舗と結びつけるための施策


O2Oマーケティングの課題

施策が当たり前になってしまう

・クーポンをもらっても、お得だから使うだけでその店のファンになるわけではない

・おすすめ商品とかDMが来ても迷惑なだけ・ネットに慣れた消費者にとって、リアル店舗はショーウィンドウにすぎない


顧客の予想を超える

当たり前の先に驚きがある。そのためのファン分析！

EC上では商品があるけど、実店舗に行くと取り寄せに3日かかると言われる

欲しいものがどこの店舗に行ってもある！

店舗でキャンペーンを実施しているが、販売員がキャンペーン内容をきちんと把握していない

ゴールド会員が商品棚に来ると、今買うと、ポイント10倍の通知が飛んでくる！

コールセンターにおすすめ商品を聞いても、人によって答えがばらつく

どこの店舗にいっても自分に最適な製品が提案される！


驚きを超えるために障壁となるもの

ファン分析の結果、キャンペーンを立案しても、バックオフィス系がついていけない！どうしてもフロントオフィス系システムで対応可能な施策が多くなる＝斬新ではない

バックオフィスがファン分析ソリューションの妨げ！？

71%の顧客は小売の在庫状況をオンラインで閲覧したい※

オムニチャネル実現には、バックオフィス系との連携とシステムの改修が不可欠 ※Forrester Consulting調べ

コールセンターマーケティング販売員教育


Think Business Rules Fast

ビジネスルールを独立して考える！

そもそもマーケティング施策とはビジネスルールの変更！

欲しいものがどこの店舗に行ってもある！

ゴールド会員が商品棚に来ると、今買うと、ポイント10倍の通知が飛んでくる！

どこの店舗にいっても自分に最適な製品が提案される！

ECで閲覧されたものが多い商品は在庫レベルを一定に保ち、別便で配送する

ゴールド会員が店舗で併売対象商品の棚に近づいた場合、ポイント10倍の通知を行い、その通りに販売する

商品Aと商品Bを手に取った人は、商品Cをおすすめする


ビジネスルールは正しいPDCAにつながる

ビジネスルールによるDoの強化

Do the right thing. Do the things right. 正しいことを正しいタイミングで行わなくてはいけない

マーケ

ティング

分析

立案

実行

チェッ

ク

ファン分析結果から施策を立案

立案した内容は即時反映

実行した結果はただちに

検証し、ファン分析する


ファン分析の結果をすぐに反映するには

ビジネスルールをプログラムから切り出して管理

Excelライクなインターフェースでルールを管理変更が容易になる、ルールが可視化できるなどの効果によりシステム改修のQCDを最大化する

ビジネスルール管理システム(BRMS)が必要

ビジネスルール

ビジネスプロセス

UI

ビジネスプロセス、UI、ビジネスルール (全てプログラミング言語で構成)

一般的なアプリケーションは、各要素が混在しているため、業務ユーザは仕様書と完成したアプリケーションからしか関与できない。

業務ユーザはプログラムから外出しされ、GUIで可視化されビジネスルールに関与できるため、品質や開発スピード向上につながる。

従来型

BRMS

業務部門とIT部門の協調

×

○


BRMSが解決できること

SE

プログラマ

経営層

業務ユーザ

BRMSがない時 BRMSがある時

ビジネススピードにITのスピードが追いつかない意思決定を即時にシステム反映可能

変更依頼がすぐにシステムに反映せず、期待したシステムになっていないケースが多い

変更依頼がすぐにシステムに反映。また開発の早いフェーズでプロトタイプを確認可能

業務ユーザとの齟齬による仕様変更、それに伴う開発や単体テストの工数が増大により工期が延び、コストも増加し、品質が低下する

業務ユーザを内部設計、開発・単体テストフェーズに巻き込むことが出来るため、仕様の齟齬がなくなり、開発や単体テストが同時に行えることで、大幅な開発効率の向上が可能

度重なる仕様変更により、開発や単体テストで膨大な時間を要する

仕様変更へ柔軟に対応可能で、開発や単体テストも同時に行えるため、大幅な開発効率の向上が可能

あらゆる層に、QCD向上のメリット


BRMSがあると

業務業務ユーザでも理解可能な形でルール記述が可能

・口座の解約には預金通帳と印鑑もしくは運転免許証が必要である

マイナンバー制で健康保険証にも本人証明能力がついたとしたら？従来型：法令施行前に計画し、影響調査。改修で6カ月かかる BRMS：法令決定後に計画し、1週間程度で改修、テスト

預金通帳印鑑運転免許証保険証解約可否

あるある - - 解約

ないないある - 解約不可

あるないある - 解約

ないあるない - 解約不可

ないないない - 解約不可

あるないないある解約

わかりやすいインターフェースを利用できるため、内部設計、開発・単体テストフェーズにも携わることができる


短期開発と高品質アプリケーション

カットオーバー前に仕様が陳腐化するのを防ぐ

各開発フェーズに業務ユーザが参画する

プロトタイピングにてユーザニーズにあったシステムを実現する

プログラミングとテストを同時に行い、設計を進化させる

ツールを利用して抜け漏れ、矛盾のない分析、設計を行う

コーディングしないことでバグのないシステムを実現する

内部設計から単体テストまでの間、業務ユーザが仕様策定に参画出来るため、陳腐化を抑制

業務ユーザでも理解できるGUIでルール開発が出来るため、多くの開発工程に参画可能

プロトタイピングが開発工程の早い段階で可能であるため、ユーザニーズに沿った開発が可能

プログラミングとテストが同時に行えるため、設計の進化が可能

ビジネスルール抜け漏れ、矛盾、ループの分析機能による設計が可能

ビジネスルール部分はノンコーディングとなるため、バグを大幅に減らすことが可能

BRMSにて、短期開発と高品質化の両方を実現

必要な要素 BRMS開発を行うと


Progress Corticon

Copyright 2015 K.K.Ashisuto All right reserved.

BRMSの沿革から見た優位性

ルールの外部管理だけでなく「ビジネスの柔軟性」を向上させることを目的としている真のBRMS

「次世代BRMS」Corticon

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1980年 1990年 2000年 2010年

エキスパート

システム

他BR

MS

次世代B

RM

S

RETEアルゴリズム

CLISP(C言語によるRETE実装)

JESS(Java言語によるRETE実装)

OBR(JESSベース)/Oracle Policy Automation

Drools(RETEベース)/Jboss BRMS

Fair Issac Blaze Advisor

ILOG LISP Rule Engine/ILOG Jrules(RETE Ⅱ相当)/IBM Operational Decision Management

InnoRules(シーケンシャル)

学術の世界

ITの世界

ビジネスの世界


Corticonの最大の特徴

全てのビジネスルール、業務ロジックをExcelライクなディシジョン・テーブルで表現することができる

ビジネスルール記述力の高さ

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他BR

MS

次世代B

RM

S

語彙の

開発

Javaクラスの開発が必要

開発者

ビジネス

ユーザ

BOM 開発

ビジネス用語とのマッピング

自然言語

ディシジョン

ツリー

ディシジョン

テーブル

ルールによって

使い分けが必要独自言語生成 Javaソース

カスタマイズ

分析

単体

テスト

分析を補完

する機能無し

ビジネスユーザー

と開発者語彙の

作成

ディシジョン

テーブル分析単体

テスト


Corticonの最大の特徴

洗練されたディシジョン・テーブル

17

条件部

アクション部

ルールステートメント部

語彙

演算子


ビジネスルールの効率化

登録したビジネスルールの論理チェックと圧縮機能

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曖昧性の確認同じ条件、組み合わせにも関わらず判定が異なるものを検知

完全性の確認条件の組み合わせを計算し、不足しているパターンを追加

論理ループの確認ルール同士で論理的な無限ループが発生する箇所を検知

ルールの圧縮条件として評価しなくて良い部分やまとめられる部分を効率化

膨大な数のビジネスルールの妥当性を確認し、それが表すロジックが完全で、内部的に整合性が取れており、重複がないことを確認することは難しい。品質や効率を向上させるための分析機能はBRMSにとって必須


ビジネスルールの効率化

分析例

19

曖昧性検出包括条件も検出して矛盾点を指摘

完全性欠如の検出組み合わせの不足を指摘


単体テストフェーズ

ホワイトボックステスト

ブラックボックステスト

ブラック・ホワイトボックステストを同時に実施

単体テストフェーズの高品質化、工数の大幅圧縮可能


デバッグ時間の短縮

従来の手法ではルールのデバッグが課題

Corticonは要件定義段階で論理エラーを特定できるため

デバッグに掛かるコストを大幅に削減できる


高速なアルゴリズム

第一世代BRMSの推論エンジンはRETE

「RETEウォール」と呼ばれる性能の壁があるため、推論エンジンを放棄し逐次処理アルゴリズムへ

DeTIではルールコンパイル時に実行順序を決定することで、推論エンジンと逐次処理アルゴリズムのいいとこ取りができる

第一世代BRMSを圧倒するDeTIアルゴリズム

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RETE RETE II RETE +


実装例


プロバイダ加入プラン料金計算ルール

①インターネット回線／基本料金＆割引額

- 利用期間が長くなるほど割安になる

②IP電話サービス／基本料金

③ケーブルテレビ／基本料金

- 加入プランに応じて変動

④動画配信サービス／基本料金

- 2年目以降は無料

加入プランに応じた料金計算は競争力の源泉

24

＜開発におけるポイント＞・複数のサービスが絡むので計算ロジックが複雑

・基本料金や割引額の変更が頻繁にある

・唐突にキャンペーンが開始される etc...


条件部

料金表をそのままCorticonに実装


アクション部


単体テスト

このルールが期待した挙動になっているかあらかじめ確認することができる

作成したルールをその場で単体テスト


BRMSを使うと

2015年2月28日までに

インターネット回線とケーブルテレビをセットで加入すると

インターネット回線の基本料金が初年度半額になる

競合他社が急遽キャンペーンを実施

社長からは即対応しろと言われ

てしまった

システム部は2ヶ月はかかる

と言うし

マーケだけじゃどうにもならない

今追随しないと手遅れだ


ビジネスルールの変更が楽

一列追加しただけで完了。かかった時間は1分！


採用実績


導入実績

保険金融公共ヘルスケア小売

State Department

DIA

OPM

FBI

500社以上の採用実績


全米での利用が加速

「オバマケア」「フードスタンプ」での採用が拡大

要件が定まらない状態から走りはじめられるメリット


Corticon事例

アプリケーションのコードとビジネスルールを分離して管理することにより、MRGはハードコーディングよりも柔軟性を高められ、ITやビジネスマネージャが改良したり、チャンスに素早く対応

小売店、オンラインショップ、アマゾンのような第三者サイトを含む数々の販売チャネルを通して、サイズやスタイル、色の異なる何万アイテムもの製品を扱いながら、MRG が競争力を手に入れるために、個人や複数のチャネルへのプロモーションを立ち上げたり変更したりする柔軟性を獲得


Corticon事例

Adobeの課題営業チームと取扱製品の規模、複雑さ、そして地理的な分布を踏まえた、見込み客情報の正確な担当区域の割当てと配付に必要なルールの維持

Corticon導入による成果見込み客情報の担当区域の割当てと配付のロジックを維持するのに必要な工数が大幅に削減された上、営業チームが正確に対応できるよう再処理可能に。販売活動組織が組織内で複雑な営業テリトリーの変更を含む人事異動や、取引やビジネスプロセスの変更に素早く対応出来るようになった。


Corticon試用できます

Server含めたトライアルをご要望の方は個別にご相談下さい。

Corticon Studioを試してみよう下記URLからダウンロード可能です。

90日間無償利用可能。操作用のチュートリアル付で、簡単にお試し頂けます。

http://www.ashisuto.co.jp/product/category/brms/progress_corticon/download/

アシスト Corticon


次世代オムニチャネルの実現のために

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