17:診 断 学 コ ー ス - 関西医科大学 ·...

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1 7 1.診断学コースの概説 本コースは、全臨床医学分野の基礎となる、診断学、臨床検査医学および放射線診断学を学習するもの である。 2.教育目標 (1) 一般目標 来るべきクリニカルクラークシップを有意義かつ安全に実施するために、その基礎となる基本的診療技 能および内科診断学・臨床検査医学・放射線医学の各知識を学習する。同時に患者への配慮や態度も習得 する。 放射線を用いた画像診断、核医学診療の実際を理解する手始めとして、胸部単純写真、CT、MRI、 血管造影、消化管造影検査、核医学検査などの各種画像の成り立ちと正常像ならびに代表的疾患における 特徴像を学習し、画像診断の基礎力を涵養する。 (2) 行動目標 到達できた項目には○、もう一息の項目には△、まだまだの項目には×をつけ、自己評価に利用してく ださい。 自己評価 医療チームの構成や各構成員の役割、連携と責任体制について説明できる。 教科書、論文や講義などの内容について、重要事項や問題点を抽出して論理的に表現できる。 保健、医療、福祉と介護のチーム連携における医師の役割を説明できる。 自分の考えを論理的に整理し、分かりやすく表現できる。 実験・実習の内容を決められた様式にしたがって文書または口頭で発表できる。 糖質代謝異常の病態を説明できる。 タンパク質・アミノ酸代謝異常の病態を説明できる。 脂質代謝異常の病態を説明できる。 骨髄の構造を説明できる。 造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。 血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。 赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。 血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序を説明できる。 貧血を分類し、鑑別に有用な検査を列挙できる。 心筋細胞の電気現象と心臓の興奮(刺激)伝導系を説明できる。 448

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    17:診 断 学 コ ー ス

    1.診断学コースの概説

    本コースは、全臨床医学分野の基礎となる、診断学、臨床検査医学および放射線診断学を学習するもの

    である。

    2.教育目標

    (1) 一般目標

    来るべきクリニカルクラークシップを有意義かつ安全に実施するために、その基礎となる基本的診療技

    能および内科診断学・臨床検査医学・放射線医学の各知識を学習する。同時に患者への配慮や態度も習得

    する。

    放射線を用いた画像診断、核医学診療の実際を理解する手始めとして、胸部単純写真、CT、MRI、

    血管造影、消化管造影検査、核医学検査などの各種画像の成り立ちと正常像ならびに代表的疾患における

    特徴像を学習し、画像診断の基礎力を涵養する。

    (2) 行動目標

    到達できた項目には○、もう一息の項目には△、まだまだの項目には×をつけ、自己評価に利用してく

    ださい。

    到 達 目 標 自己評価

    医療チームの構成や各構成員の役割、連携と責任体制について説明できる。

    教科書、論文や講義などの内容について、重要事項や問題点を抽出して論理的に表現できる。

    保健、医療、福祉と介護のチーム連携における医師の役割を説明できる。

    自分の考えを論理的に整理し、分かりやすく表現できる。

    実験・実習の内容を決められた様式にしたがって文書または口頭で発表できる。

    糖質代謝異常の病態を説明できる。

    タンパク質・アミノ酸代謝異常の病態を説明できる。

    脂質代謝異常の病態を説明できる。

    骨髄の構造を説明できる。

    造血幹細胞から各血球への分化と成熟の過程を説明できる。

    血漿タンパク質の種類と機能を説明できる。

    赤血球とヘモグロビンの構造と機能を説明できる。

    血小板の機能と止血や凝固・線溶の機序を説明できる。

    貧血を分類し、鑑別に有用な検査を列挙できる。

    心筋細胞の電気現象と心臓の興奮(刺激)伝導系を説明できる。

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    到 達 目 標 自己評価

    低酸素(血)症と高二酸化炭素(血)症の原因、分類と診断を説明し、治療を概説できる。

    腎・尿路系の位置・形態と血管分布・神経支配を説明できる。

    尿細管各部における再吸収・分泌機構と尿の濃縮機序を説明できる。

    水電解質・酸塩基平衡の調節機構を概説できる。

    糸球体濾過量を測定する方法を概説できる。

    高・低ナトリウム血症を概説できる。高・低カリウム血症を概説できる。

    高脂血症の分類、原因と病態を説明できる。

    脱水の原因と病態を説明できる。

    腹痛の原因と病態を説明できる。

    浮腫をきたした患者の診断と治療の要点を説明できる。

    タンパク尿の原因と病態を説明できる。

    タンパク尿を呈する患者の診断の要点を説明できる。

    末梢血液検査の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。

    髄液検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。

    呼吸機能検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。

    バイタルサインを説明できる。

    血圧測定の原理を説明し、正しく血圧を測定できる。

    脈拍のチェックポイントを説明し、正しく脈拍をとれる。

    12 誘導心電図を適切に記録できる。

    基本的診療知識にもとづき、症例に関する情報を収集・分析できる。

    得られた情報をもとに、その症例の問題点を抽出できる。

    病歴と身体所見等の情報を統合して、鑑別診断ができる。

    発熱の原因と病態生理を説明できる。

    ショックの定義、原因と病態を説明できる。

    ショック患者の診断の要点を列挙できる。

    意識障害の程度評価(コーマ・スケール)を説明できる。

    黄疸の診断と原因鑑別ができる。

    生体防御機構における免疫系の特徴(特異性、多様性、寛容、記憶)を説明できる。

    免疫反応に関わる組織と細胞を説明できる。

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    到 達 目 標 自己評価

    ウイルス、細菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

    病原体に対する生体の反応を説明できる。

    細菌学的診断と血清学的診断を概説できる。

    免疫学的検査項目の目的、適応と異常所見を説明し,結果を解説できる。

    内視鏡診断の方法と意義を説明できる。

    X線発生の原理が説明できる。

    フイルムカセッテ撮影、X線透視、DSAの概略が説明できる。

    CTとMRの基本原理が説明できる。

    X線造影剤の特徴と副作用が説明できる。

    放射線防護と職業人の被曝管理について説明できる。

    放射線障害の確率的影響と確定的影響を説明できる。

    CT、MRIの正常像を説明できる。

    CT、MRIの異常像を説明できる。

    血管造影、IVR の手法、適応、正常所見を説明できる。

    血管造影、IVR の異常所見を説明し診断できる。

    消化管造影検査について

    核医学検査に用いられる放射性医薬品の種類を説明できる。

    核医学検査の前処置の内容とその理由を説明できる。

    核医学検査の対象疾患を列挙できる。

    核医学検査の正常像を説明できる。

    核医学検査の異常像を説明できる。

    生体防御機構における免疫系の特徴(特異性、多様性、寛容、記憶)を説明できる。

    免疫反応に関わる組織と細胞を説明できる。

    ウイルス、細菌と寄生虫に対する免疫応答の特徴を説明できる。

    病原体に対する生体の反応を説明できる。

    細菌学的診断と血清学的診断を概説できる。

    免疫学的検査項目の目的、適応と異常所見を説明し,結果を解説できる。

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    3.教育担当者

    (※オフィスアワーは該当ページを参照)

    役 割 所属部署 教員名

    コース責任者

    病態検査学講座 蔦 幸治

    放射線科学講座 谷川 昇

    講義担当者

    病態検査学講座 稲葉 真由美、保坂 直樹、田代 敬、桝田 緑、横井 豊彦、

    吉賀 正亨、小宮山 豊

    放射線科学講座 黒川 弘晶、池田 耕士、宇都宮 啓太、狩谷 秀治、

    池田 茂樹、大村 直人、上埜 泰寛、広川 雄三

    内科学第一講座 野村 昌作、伊藤 量基

    内科学第二講座 塩島 一朗、塚口 裕康、浮田 千津子、前羽 宏史

    内科学第三講座 岡崎 和一

    小児科学講座 金子 一成

    神経内科学講座 日下 博文

    健康科学教室 木村 穣

    4.コース前の準備について

    下記に示した参考書、インターネットホームページなどを利用し、該当部分の事前学習をしておくことを

    希望する。

    内科診断学および臨床検査医学。

    5.講義・試験

    (1) 講義(授業内容・コアカリキュラム)

    授業内容 コアカリキュラム

    (総論) 放射線診断学概論Ⅰ・Ⅱ

    E2(7)1),2)

    (総論)臨床検査診断学 F2(2), F2(2)1), F2(2)2), F2(2)13), G1

    (総論) 診断学「病歴」

    A1(4)3),4),5)、A3(2)2) G2 1),2),3),4)

    (総論) 診断学「胸部」

    F3(5)[胸部] F3(5)[全身状態とバイタルサイン]1),2),3),4),5)

    (総論) 診断学「腹部」

    F5,G2(腹部)1),2),3),4)

    (各論)測定法の原理 F2(2), F2(2)13), F2(2)14)

    (各論)血清蛋白 F2(2)6), F2(2)7)

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    授業内容 コアカリキュラム

    (各論) 臨床血液学① 血小板検査

    D1(1)7) D1(4)④1) D1(4)④2) D1(4)④*5) D1(4)④*7)

    (各論) 脂質代謝とその検査

    4-(3)-3) (4)-⑥-1)

    (総論) 小児診断学総論

    E5,E5(1)1),E5(1)2),E5(2)1),E5(3)7), F2(2)1),F2(2)15),F3(5)

    (総論) 診断学「頭頸部」

    F3(5)(頭頸部)

    (各論) 臨床血液学② 血液凝固検査

    D1(1)7)

    D1(4)④1)

    D1(4)④3)

    D1(4)④*6)

    F1(11)1) F1(12)2) E3(3)②*3)

    (各論) 一般検査

    F1(31)1),2) F1(32)1),2) F1(33)1),2) F2(2)4),5)

    (各論) 臨床生理検査

    D5(1) 1) 1),2),3),4) D5(4)③1),2),3) D8(1)6) D8(3)②1) F2(2)8),9),10),11),12)

    (各論)非蛋白窒素 F2(2)6), F2(2)7)

    (各論)酵素 F2(2)6), F2(2)7)

    (各論) 腎機能検査

    8-(1)-1),8-(2)-2

    (各論)臨床検査診断学 G1, G1(1)

    (総論) 胸部Ⅰ

    C(6)[診断と検査の基本]1)

    (各論) 超音波診断学

    1134~1137

    (各論) 血管について

    1238~1241,444 の一部

    (各論) 臨床血液学③ 白・赤血球(末梢血、骨髄)の検査法と意義

    D1(1)4) D1(1)5) D1(1)6) D1(1)7)

    D1(4)①1)

    D1(4)①2) D1(4)②1) D1(4)②2) F1(11)1) F1(11)2)

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    授業内容 コアカリキュラム

    (総論) 症候・病態からのアプローチ「意識障害」

    F1(4)1 意識障害・失神の原因を列挙できる F1(4)2 意識障害の程度評価を説明できる. F1(4)3),F1(4)4) D2(3)④2)急性・慢性頭蓋内圧亢進の症候を説明できる D2(3)④*3)脳ヘルニアの種類と症候を説明できる F3(5)[頭頸部] G2[全身状態とバイタルサイン]4 呼吸数を測定し,呼吸異常の有無を確認できる G2 [頭頸部]2) 眼の診察が出来る G2[神経]2)意識状態を判定できる G2[神経]6) 髄膜刺激所見を確認できる.

    (各論) 症候・病態からのアプローチ「ショック」

    G4(3)1) G4(3)2) F1(1)1) F1(1)2) F1(1)3)

    (各論) 臨床血液学④ 線溶機構とその検査、DIC DIC の基礎疾患・病態・診断、静脈採決の手順・部位・合併症

    C4(4)2) C4(4)3) D1(1)7) D1(4)④4) F1(12)1) F1(12)2) F2(2)3) G3【一般手技】6)

    (各論) 電解質 生体成分の臨床意義とその異常 1.血清蛋白 2.血清酵素 3.非蛋白性窒素

    2-2)-6,8-(3)-①-1)2) 8-(1)-1,8-(1)-6,8-(1)-7

    (各論) 内分泌検査~負荷検査を中心に~

    420,453 の一部

    (各論) 胸部Ⅱ

    C(6)[診断と検査の基本]1)

    (総論) 核医学Ⅰ

    F2(7)1),2)

    (各論) 血液ガス検査

    2-2)-10,8-(3)-②-1)2)

    (各論) 臨床免疫

    【免疫系の一般特性】B2(2)1), B2(2)2), 【疾患と免疫】B2(2)1), D1(1)1),D1(2)2),E2(2)7)

    (各論) 核医学Ⅱ

    F2(7)1),2)

    (総論) CT 診断Ⅰ

    F2(7)1),2)

    (総論) 消化管診断Ⅰ

    F2(7)1),2)

    (総論) 血管造影 IVR 診断Ⅰ

    F2(7)1),2),6)

    (総論) MRI 診断Ⅰ

    F2(7)1),2)

    (総論) MRI 診断Ⅱ

    F2(7)1),2)

    (各論) 核医学Ⅲ

    F2(7)1),2)

    (各論) CT 診断Ⅱ

    F2(7)1),2)

    (各論) CT 診断Ⅲ

    F2(7)1),2)

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    授業内容 コアカリキュラム

    (各論) 血管造影 IVR 診断Ⅱ

    F2(7)1),2),6)

    (各論) CT 診断Ⅳ

    F2(7)1),2)

    (各論) 消化管診断Ⅱ

    F2(7)1),2)

    (各論) MRI診断Ⅲ

    F2(7)1),2)

    (各論) MRI診断Ⅳ

    F2(7)1),2)

    (2) 試験

    試験名 日付 時 間 場 所 範 囲 形 式

    本試験 12/15(木) 14:00~15:00 試験・実習室 基本的に講義した内容 マルチ

    プルチョイス

    追・再試験 2/4(土) 9:30~10:30 第4講義室 基本的に講義した内容 マルチ

    プルチョイス

    6.週間時間割

    診断学コース第1週

    11/28(月) 11/29(火) 11/30(水) 12/1(木) 12/2(金)

    1時間目 9:00~

    10:10 自習

    総論1

    (病検・蔦)

    超音波診断学

    (病検・横井)

    電解質

    (2内・塚口) 自習

    2時間目 10:25~

    11:35 自習

    血ガス

    (病検・田代)

    脂質

    (病検・横井)

    腎機能

    (病検・吉賀) 自習

    3時間目 12:50~

    14:00 自習

    診断学

    「胸部」

    (2内・塩島)

    臨床免疫

    (病検・桝田)

    血糖・糖尿病

    (病検・吉賀)

    内分泌

    (病検・横井)

    4時間目 14:15~

    15:25 試験

    (第8ブロック)

    小児科診断学

    総論

    (小児・金子)

    自習

    症候・病態からのアプ

    ローチ「ショック」

    (健康科学・木村)

    臨床血液学①

    (病検・小宮山)

    5時間目 15:40~

    16:50

    心筋マーカー

    (2内・前羽) 自習

    酵素

    (病検・保坂)

    臨床血液学②

    (病検・小宮山)

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    診断学コース第2週

    12/5(月) 12/6(火) 12/7(水) 12/8(木) 12/9(金)

    1時間目 9:00~

    10:10

    一般臨床検査

    (病検・吉賀)

    診断学

    「頭頸部」

    (2内・浮田)

    放射線診断学

    概論Ⅰ

    (放射・谷川)

    血管造影 IVR

    診断Ⅰ

    (放射・狩谷)

    MRI診断Ⅲ

    (放射・黒川)

    2時間目 10:25~

    11:35

    血球

    (1内・伊藤)

    自己抗体

    (病検・稲葉)

    放射線診断学

    概論Ⅱ

    (放射・谷川)

    胸部Ⅰ

    (放射・谷川)

    MRI診断Ⅳ

    (放射・黒川)

    3時間目 12:50~

    14:00

    症候・病態からの

    アプローチ

    「意識障害」

    (神内:日下)

    染色体・遺伝子

    (病検・蔦)

    CT診断Ⅲ

    (放射・広川)

    CT診断Ⅰ

    (放射・池田耕)

    診断学

    「腹部」

    (3内・岡崎)

    4時間目 14:15~

    15:25 自習

    診断学「腹部」

    (3内・岡崎)

    CT診断Ⅳ

    (放射・広川)

    CT診断Ⅱ

    (放射・池田耕)

    核医学Ⅰ

    (放射・宇都宮)

    5時間目 15:40~

    16:50

    感染症

    (病検・西原)

    診断学「病歴」

    (1内・野村)自習 自習

    核医学Ⅱ

    (放射・宇都宮)

    診断学コース第3週

    12/12(月) 12/13(火) 12/14(水) 12/15(木) 12/16(金)

    1時間目 9:00~

    10:10

    胸部Ⅱ

    (放射・谷川) 自習 自習 自習

    2時間目 10:25~

    11:35

    血管造影 IVR

    診断Ⅱ

    (放射・狩谷)

    核医学Ⅲ

    (放射・上埜) 自習 自習

    3時間目 12:50~

    14:00

    消化管診断Ⅰ

    (放射・池田茂)

    MRI診断Ⅰ

    (放射・大村) 自習 自習

    4時間目 14:15~

    15:25

    消化管診断Ⅱ

    (放射・池田茂)

    MRI診断Ⅱ

    (放射・大村) 自習

    試験

    (第9ブロック)

    5時間目 15:40~

    16:50 自習 自習 自習

    7.評価方法

    出席率、総括試験で判定する。

    8.参考書、参考 Web site

    1) 内科診断学 武内重五郎 改訂 14 版(著)南江堂

    2) 標準臨床検査医学:中原一彦、猪狩 淳編(医学書院)

    3) 日本臨床検査医学会 臨床検査ガイドライン HP(http://www.jscp.org/)

    4) 今井宣子の尿沈渣アトラス

    (http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-lab/www/atlas/CONTENTS.html)

    5) 江東微生物研究所 HP(http://www.ddc.co.jp/biken/kensa/kensa.html)

    6) 標準放射線医学:有水昇,高嶋力編(医学書院)

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    7) マイヤース腹部放射線診断学:佐久間貞行訳(南江堂)

    9.そのほかに学生諸君に伝えたいこと

    本コースは全臨床医学分野の基礎となるものであり、本コースで学習する技能および知識は医師にとって

    必要不可欠なものです。この点を念頭におき学習に望んで下さい。また、教員も学生の皆さんの学習目標到

    達のため努力するので活発な質問・意見を期待します。

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