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結果 :

1。 好きな ところについて

町の中は車が少なく、静かな町だという意見が多かった。そして

離宮や松風村雨堂などの歴史を蓄積してきた場所が近<にあり、歴

史を感じさせる町という意見もあった。また桜木町近辺には山や海

などの自然が多<、 また眺めもよく、町の自然とともに人々が生活

してきたことが感じられる。桜木町は戦災の影響が少なく、昔から

の町並み・家並みが残っており、細い路地、曲がり<ねった細い坂

道なども多い。そうした町の歴史や空間の中で、ここで暮らす人々

の生活が織りなされ育まれてきたことが分かつた。

嫌 いな と ころ につ いて

最も多かったのは、車交通から受ける騒音 0振動・排気ガス、そ

して交通事故の危険についてであった.車の増大が、町の静かな環

境を変えていくことへの危惧を表わしているといえよう。また震災

時の問題や、震災後の変化に関するものも多 <、 街灯が少なくなつ

たことや、開放されない離宮公園、道路の陥没などが挙げられてい

る。

まとめ 歴史・自然とともに培われ、住民どうしのつながりを基盤にした

町の生活を大事にしていきたいという思いが強いことが分かった。

しかし震災のよる影響や、車交通の増大による問題などで、今まで

培ってきた町が変わっていくのでは、という懸念も非常に大き<

なつている。

102

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結果

1。 シミュ レーシ ョンマ ップ

この中で最も多かつたのは、離宮公園前の環境・健康被害と安

全、交通の変化に関するもの。排気ガスや騒音、通過交通による渋

滞、子供たちの安全は現在でも問題であり、計画道路によつてさら

に悪化するという懸念が多く出されている。住民には「新しい道路

はむしろ交差点付近の渋滞を悪化させる」と考えられているため

で、このため、道路の線形を変える代替案も出されている.

次に多いのは、各住民の生活ルー トの分断に関するものだつた。

先の「道調べ」で重要性が再評価された細街路が分断されることヘ

の懸念が出されている。

地域のシンボルである離宮道については、計画道路との相乗効果

で環境、景観がさらに害されることへの懸念や、遊歩道にする代替

案などが出された。

また、詳しくは明らかになつていない道路の構造に関しての意見

も多く、景観を壊す高架や交通事故に対する懸念が大半だつた。

2.地 図に表わせな い意見

まとめ

環境 0健康被害、コミュニティ、渋滞問題、安全性、地便に関す

る意見で、いずれも悪影響への懸念を示すものである。とくにコ

ミュニティについては、建設用地の住民の立ち退きだけでなく、住

環境の悪化から周囲の住民も住めなくなり、町自体がなくなつてし

まう一一という強い危機感が表われている。

また計画の影響予測には直接関係ないが、行政の計画の考え方や

進め方に対する批判、それへの対応についての提案も出された。

計画道路の概要、現在の幹線道路の状況などから、住民の健康被

害、渋滞、事故の増加、生活道路の分断、ひいてはコミュニティの

崩壊などが懸念されている。

108

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目的

第 6回住民集会 :ま ちの道 しらべ その 4

道 じらベアンタート

方 法

第6回住民集会で集めたまちの道に関する意見を、集会に参加で

きなかった人からも集めて、桜木町の住民が日頃使っている道や、

須磨多聞線の影響などについて、より詳しく知るために、アンケー

トを実施した。

第 6回住民集会での、まちの道しらベワークショップの参加者に

調査キットを持ち帰ってもらい、家族や近隣の参加出来なかった人

に手渡してもらつた。中学生以下の子供 26名を含む 88名からの

回答を得た.調査内容としては、ワークショップと同様、よく通る

道を地図にマジック等で記入してもらうとともに、別欄を設けて、

記入したルートの目的、手段、その道を通るときに気付くこと (好

きな点、嫌いな点)、 および須磨多聞線が出来た場合に予想される

影響について書いてもらつた。その内、よく通る道については、

ワークショップで収集したデータと合わせて「まちの道しらべ そ

の 1 よ<通る道しらべ」(93～ 100ページ)の ところでまと

め、その他の結果について以下に示した。

道路の現状に関する意見として、排ガスによる大気汚染など、地

区周縁の幹線道路の問題についてのものが多くなつている。また地

域の細街路については、幹線と比べると車が少なくて歩きやすい、

という意見がある一方、通り抜けの車が増えて危険であるとの声も

多くなっている。また地図に表わせない意見のほとんどは、須磨多

聞線の影響に関するものであり、車両交通の増大による大気汚染を

心配する声が最も多くなつている.その他にも、騒音や事故の危

険、立ち退きやまちの行き来の分断などによるコミュニテイーの破

壊など、ほぼすべての意見が悪影響を懸念するものである。

子ども達からも、車による危険や環境汚染に関する意見が多数寄

せられている。また須磨多聞線についても、事故の危険が増すこ

と、環境の悪化などの悪影響を心配する声が出されている.

現在の道路状況にも問題がある上、計画道路が建設された場合、

住民にとっての甚大な悪影響が予想されることが、アンケートから

も、裏付けられた.またこれらの悪影響は、子ども達にとつては、

なおさら深刻であるといえる。

結果

1。 大人の意見

2.子どもの意見

まとめ

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□騒音と排害公害が今まで以上に激し<FJる。

□騒音、大気汚染で悩まこれ3。

□排気ガスや粉菫が多<なしノ住みに<<なると

思つ。

□交通量が倍増すると思つ。

□車によ3そう音によしノ、今までの静かな環境

が失われるので|さない弁。

□交通量|さ多聞線によしノ緩和されると思つが、

視的環境が悪くなし′、空気七汚れるだ3つ。

□騒音もそうだが排気ガスが激しくなるだБつ。

□騒音 。大気汚染の増大、居住環境の劣化。

□からだが健康でFJく FJ3か七

(特に、子供、老人)

□根本的な問題として、必要最低限に車き減ら

すと静、車にとつて不便FJ街の方が人にとつ

てやごしい街で|さないでしょつか。

□最寄ιノの駅、施設まで、何度も大きな道路をま

たがねばならないことなど、安全面について

も大変不安である。□子供 (特に幼児)によιノ以上の注意をしないと

事故に巻き込まれる可能性が高くFJ3。

□子どもが外で遊べなくFJる。

日小ごな子供にとつては、危険な道路が多<FJる。 「

□子供、あ年奇しノに|さ特に住みに<い環境にな

る。

□交通事故がlb配。人車分離が必要。

□子供き連れて安lbして歩けない。

□静かだつだ町が、騒音が多くなる。

□子供に良い環境にならFJいのではと思う。

□ひいては、人□の減少に、者齢イヒ(高齢イヒ)に

拍車がかか3ので|さないのでしようか。

□桜木町の住民にとつては、静えつて、車での外

出がむずかし<FJ3のでは?□車き置く駐車スペースがない。

□生活道路への車の侵入が減しノ、安心して歩け

る。

□離宮道の渋滞がなくなつて、桜木町内への出

入しノが楽になる。排気ガスも少FJくな3。

□此の地区の住民は古<から永年住みついた市

にとつても多額納税者が多く、新興住宅地ヘ

の環境と利便ば弁しノが先行され、之が為の通

過地点となしノ排ガス、騒音公害の被害が増大

するのみならず、地下が下が3-方で、同一つ

利益もない此地区の住民の犠牲を強いてまで、

すでに10年余t前の此の路線計画を今ご5強行しても、焼石に水のいだちごつこで、開通

した途端、又々直ぐマイカーの激増等(現実態

を見ても判3と思われる通勤ラ ン`シユ時の平

均10台中8台 |さ運転手一人しか乗つていFJ

い)で、市バス、地下鉄の減収にtFJじノ弁ねな

い (之等|さ統べて一般市民の負担に降しノ掛か

3)のは大き見3ましノ明らかと予想ごれる。tう之以上住民き泣かせないて下さい。(市が今

思い切つて出陽電車き地下にtぐらせるだけ

で道路が出来、立体交差の橋桁t必要なくな

ると思われますが費□何。)

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