ゲームデザイン公開討論会 第3回 資料 (日本デジタルゲーム学会)

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #3 「アート&ゲーム: ゲームは“芸術”たりえるか!?」 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN・遊戯史学会共催 http://digrajapan.org http://www.gameshistory.net 2017.2.11(日) @朝日新聞メディアラボ 公式サイト: http://digrajapan.org/?p=4136 三宅 陽一郎 (日本デジタルゲーム学会 理事)

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #3

「アート&ゲーム:

ゲームは“芸術”たりえるか!?」

日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN) ・遊戯史学会共催

http://digrajapan.org http://www.gameshistory.net

2017.2.11(日) @朝日新聞メディアラボ

公式サイト: http://digrajapan.org/?p=4136

三宅 陽一郎 (日本デジタルゲーム学会 理事)

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AI for Game Titles Books

三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN)

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目次

• 日本デジタルゲーム学会とは

• ゲームデザイン討論会の歴史

• ゲームデザイン公開討論会の歴史

• セッション2 「花札―歴史あるアートワーク」

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DIGRA JAPAN (日本デジタルゲーム学会)とは

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DiGRA JAPANとは?

DiGRA(Digital Game Research Association)は、

スウェーデンに本部を置く、非営利のゲーム研究に関する国際学会です。

日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は、

日本国内におけるデジタルゲーム研究の発展、普及啓蒙を目指して2006年に設立されました。

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DiGRA JAPANとは?

会長 岩谷徹(東京工芸大学)

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http://digrajapan.org/?p=3341

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DiGRA JAPANの活動・研究発表大会

2010年次大会・芝浦工業大学 「デジタルゲームの過去・現在・未来」

2011年次大会・立命館大学 「デジタルゲーム研究の地平:ゲームある日常のこれまでとこれから」

2012夏季大会・@東京工業大学 2012年次大会・九州大学 「デジタルゲーム研究の発展-アジアを背景としたコンテンツ創成・地域の魅力の発信-」

2013夏季大会・@東京工芸大学 中野キャンパス 2013年次大会・はこだて未来大学「ゲーム?考える」(3/9-10) 2014夏季大会 @東京工科大学 八王子キャンパス 2014年次大会・宮城大学 「ゲームの社へようこそ」 2015夏季大会・@日本大学 生産工学部 津田沼キャンパス 2015年次大会・芝浦工業大学大宮キャンパス 「ゲームの歴史と未来」 2016夏季大会・@東京工芸大学 中野キャンパス 2016年次大会・星城大学「デジタルゲーム研究のフロンティアを目指して」(3月11、12日)

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DiGRA JAPANの活動・学会誌発行

「デジタルゲーム学研究」

年2回発行

投稿論文

依頼論文

特集

ゲーム史探訪

産業界からの声

参加記

書評

ゲームを語る

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日本デジタルゲーム学会概要

まずはどんなものなの?

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DiGRA JAPAN 公式サイト

日本デジタルゲーム学会公式サイト

http://digrajapan.org/ 日本デジタルゲーム学会 YouTube https://www.youtube.com/user/digrajapan

研究委員会サイト http://digra-j.net/

研究委員会 USTREAM 「DIGRA JAPAN CHANNEL」

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なるほど DiGRA JAPAN って 学会なのに面白そうだ!と思った方は

2017年夏季研究発表大会が開催されます

ここから参加してみませんか?

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ゲームデザイン討論会の歴史

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ゲームデザイン討論会立ち上げの経緯 蔵原さん 『遊戯史学会とDiGRA JAPAN の方で何かできませんか?』 → とりあえず個人で始めましょう。 → 草場さん@kusabazyun (遊戯史学会)と 三宅@miyayou (DiGRA JAPAN) がtwitter 上でアナログとデジタルゲームの デザインについて討論する。 → 一人一人ゲストを増やして行く。蔵原さんが管理。 → 現在は小野さん @hourei (Table Game in the World) 、 渡辺さん @Drosselmeyers_ (ドロッセルマイヤーズ)を加えて 4人体制。ゲストは一人ずつ増やして行く。 → いずれは公開形式に移行する。1~2ヶ月に一回。 → 時々、リアルイベントもしよう!

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理念

• ゲームデザインについてデジタルとアナログを分けずに議論する。

• 議論を蓄積して、形として残す。

• 継続する。

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草場純(遊戯史学会)

デジタルゲームの最先端に立つ人々が集合した,「第4回ボードゲーム交流会」レポート (4gamers, 2009.2.10) @kusabazyun

「なかよし村とゲームの木 」主催 (1981年- ) http://www2.ocn.ne.jp/~kusaba/gamenoki/

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渡辺範明(ドロッセルマイヤーズ)

• http://drosselmeyers.com/

@Drosselmeyers_

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小野卓也(Table Game in the World)

http://www.tgiw.info

@hourei

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ゲームデザイン討論会 • 第五回 「難しいゲームと易しいゲームの二極化」 2014年6月27日 http://togetter.com/li/682287 ユーザーのニーズがゲームを二極化する • 第四回 「ゲームにおける語り」 2014年4月23日 http://togetter.com/li/658716 手は意図の表現となり、それがユーザー同士の語り、となる。

• 第三回「デジタルゲームとアナログゲームのインタラクション」2014年2月10日

http://togetter.com/li/628077 人と人とのインタラクションが、アブストラクトゲームはセロ時間

• 第二回「デジタルゲームとアナログゲームのルールの違い」2014年1月5日

http://togetter.com/li/612527 明示的なルール、暗示的なルール • 第一回「デジタルゲームとアナログゲームのルールの違い」2013年12月9日

http://togetter.com/li/601010 伝統的なゲームにデザイナーがいない。 ・ 第ゼロ回 「ゲームデザインの定義」 2013年11月5日 http://togetter.com/li/586446 プレイヤーとデザイナーの区別がない。

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ゲームデザイン討論会

• 第十一回 「ゲームマーケットの歴史」 2015年4月28日 http://togetter.com/li/814194 草場さんが設立、小野さんも黎明期(小さな会会議室ぐらい)から参加

• 第十回 「ゲームデザインの歴史」 2015年3月13日 http://togetter.com/li/794675 ゲームの歴史から、歴史そのものへ迫れるはずだ。 • 第九回 「ゲームデザインの起源と発展」 2015年2月10日 http://togetter.com/li/78177 人間の存在は遊びと共にあった

• 第八回 「ライフスタイルとゲームデザイン」 2014年12月28日 http://togetter.com/li/763123 デジタルゲームは日常に溶け込もうとし、アナログゲームは非日常を求める • 第七回 「商業と同人・インディーズ」 2014年11月17日 http://togetter.com/li/746548 ゲームの作りやすさがインディーズを加速する • 第六回 「デジタルゲームから見たアナログゲーム」 2014年9月8日 http://togetter.com/li/716950 デジタルゲームとアナログゲームは合わせ鏡

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ゲームデザイン討論会 • 第十六回 「ゲームと歴史学」 2016年1月26日 http://togetter.com/li/930552 ゲームは歴史を記述できるか? ゲームによって歴史の研究が可能か? ゲームは歴史学研究の成果となり得るか? • 第十五回 「材質ゲーム」と「アブストラクトゲーム」2015年12月17日 http://togetter.com/li/913865 物質で作られたアナログゲームのほうが抽象性が高いゲームデザインが多く、 デジタルゲームのほうが実在感のある「世界」を描こうとするという矛盾構造

• 第十四回 「世界最大のボードゲームの祭典エッセン「SPIEL15」を語る」 2015年10月26日 http://togetter.com/li/891887 SPIEL化するゲームマーケット、拡大するゲーム展 • 第十三回 「不謹慎ゲーム」 2015年8月19日 http://togetter.com/li/862803 作り手の認識、宣伝・パッケージの認識に上で。 • 第十二回 「史実とゲームデザイン」 2015年6月17日 http://togetter.com/li/835982 ゲームから史実を追認する、史実からゲームを作る。

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ゲームデザイン討論会 • 第二十一回 「「バーチャルリアリティとボードゲーム」 2016年12月28日

https://togetter.com/li/1064432 バーチャルリアリティとボードゲームの関係を議論します。 • 第二十回 「SPIEL2016とアナログゲームデザインの今」 2016年10月27日

https://togetter.com/li/1041711 エッセン帰りの小野さんを中心に「SPIEL’2016とアナログゲームデザインの今」。

• 第十九回 「文化圏とゲームデザイン」 2016年8月9日 https://togetter.com/li/1010189 文化圏とゲームデザインはどのような関係にあるか。 • 第十八回 「アートとゲーム」 2015年5月17日 https://togetter.com/li/976438 今回はアートと、ゲーム上のアートがどのような関係にあるか。 • 第十七回 「ゲームとアート」 2016年3月31日 https://togetter.com/li/956782 ゲーム上のアートがどのような関係にあるか。

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ゲームマーケット/ SPIEL

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ゲームマーケット/ SPIEL

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アクセス数

0

2000

4000

6000

8000

10000

12000

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系列1

「アートとゲーム」

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登録数

0

5

10

15

20

25

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35

40

45

50

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系列1

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理念/これから

• ゲームデザインについてデジタルとアナログを分けずに議論する。

• 議論を蓄積して、形として残す。

• 継続する。

• 誰でも参加できるようにする(オープン型)

いきなりは敷居が高いので

ゲストを増やして行く。

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ゲームデザイン公開討論会の歴史

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #1

(左から) 渡辺範明 (ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表) 草場純 (遊戯史学会理事、「ゲームマーケット大賞」審査委員長) 奥野伸夫 (奥野かるた店会長) 蔵原大 (遊戯史学会広報担当理事、DiGRA JAPAN会員) 小野卓也 (Table Games in the World主宰) 遠藤雅伸 (DiGRA JAPAN 理事、東京工芸大学教授) 三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN 理事 / IGDA日本ゲームAI専門部会代表)

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション

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奥野かるた店 由緒ある日本のアナログゲームの中心

http://www.okunokaruta.com

奥野かるた店会長 奥野伸夫さん インタビュー(ちよだの人々) http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/2716/Default.aspx (千代田観光協会)

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2

渡辺範明 (ゲームプロデューサー/ドロッセルマイヤーズ代表) 草場純 (遊戯史学会理事、「ゲームマーケット大賞」審査委員長) 蔵原大 (遊戯史学会広報担当理事、DiGRA JAPAN会員) 小野卓也 (Table Games in the World主宰) 石塚正英(歴史知学、東京電機大学理工学部教授) 牧野元紀(ベトナム近代史、公益財団法人東洋文庫主幹研究員) 鈴木銀一郎(永世ゲームデザイナー) 池尻良平(シリアスゲーム研究、東京大学情報学環特任助教) 岸本好弘(DiGRA JAPAN 研究委員、ゲーム教育SIG 代表、東京工科大学准教授) 遠藤雅伸 (DiGRA JAPAN 理事、東京工芸大学教授) 三宅陽一郎 (DiGRA JAPAN 理事 / IGDA日本ゲームAI専門部会代表)

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2「遭遇―ゲームと歴史学」

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2

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ゲームデザイン討論会 公開ディスカッション #2 レポート

•「ゲームと歴史:ゲームデザイン討論会後日談」(高梨俊一) (2016/4/2)

•「ゲームデザイン討論会第二回レポート」(待兼音二郎、岡本充弘)(2016/2/7)

日本デジタルゲーム学会 ダウンロードサイト http://digrajapan.org/?page_id=279

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セッション2 「花札―歴史あるアートワーク」

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要旨

• 話し手:草場純

• 聞き手:三宅陽一郎+小野卓也

• 「セッション2」では草場先生から花札の歴史、美術史との相互影響を説明。

• 三宅は聞き手。

• 小野さんは現代ボードゲームとの関連で気づいた点を補足説明

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町田町子 原画(切り絵)

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町田町子 原画(切り絵)

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町田町子 原画(切り絵)