魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

20
隠岐國 海士町 魅力ある学校づくり×持続可能づくり 島前高校魅力化プロジェクトの挑戦

Transcript of 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

Page 1: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

隠岐國 海士町 魅力ある学校づくり×持続可能な島づくり 島前高校魅力化プロジェクトの挑戦

Page 2: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

取り組みの背景

Page 3: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

20

30

40

50

60

70

80

H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20

超高齢化・超少子化の影響で入学者数が減少 島の最高学府である高校が存続の危機

人 島前高校への入学者数の推移

Page 4: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

020406080100120140 0 20 40 60 80 100 120 140

90~

85~89

80~84

75~79

70~74

65~69

60~64

55~59

50~54

45~49

40~44

35~39

30~34

25~29

20~24

15~19

10~14

5~9

0~4

(歳)

 (H15.12.26)

激減

子連れ家族の流出、地域活力の減退 学校の存続は地域の存続に直結

Page 5: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

そこで、

高校魅力化プロジェクト発足

官・民・産・学の協働により、 地域 総がかりで学校と地域の魅力化を目指す。

危機 好機高校という

盲点地域づくりの

中核

Page 6: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

人口/若者流出、後継者不足、産業衰退、公共依存(少子高齢化、文化・行事の衰退、財政難)

若者定住促進、継承者育成、雇用産業創出、自立共助

地域で持続可能な事業・産業を創り出せる人(地域起業家的グローカル人財)

●地域の課題(悪循環)

●地域の向かう指針

●求められる人材

学校の存在意義を再定義→

「食料」「エネルギー」に加え「人」の自給自足を

未来のつくり手の育成

Page 7: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

観光

教育・子育て

科学・研究

農業・漁業・

畜産業

歴史・芸能

自然・環境

福祉

医療

文化・

暮らし まちづくり

ものづくり

商業・経営

行政・政治

島まるごと学校構想高齢者も「先生」  人や自然のつながりを学ぶ

Page 8: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

高校生がまちづくりを実践 「人」と「つながり」を観光資源に変えた

Page 9: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

地域から世界へ「地域地球学」 エネルギーや海藻を活かした課題解決

Page 10: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

島国の子どもに生じやすい傾向

集団の均質化・価値観の同質化

関係性の固定化

多文化協働力の不足

価値観や視野の固定化

刺激や競争心の不足

Page 11: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

全国から意欲ある脱藩生を募集「多様性」を学校に持ち込み活性化

Page 12: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

島の高齢者が『島親』となり 次々世代との交流で、智の循環を起こす

Page 13: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25

人 島前高校の生徒数の推移

超少子化・超高齢化の地域で 異例の学級増(定員40→80人)が実現

Page 14: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

新入生の4割強が島外から入学 東京、東北、ドバイなどから、今後は更に海外から

国立大進学率や卒業生の動きも変化 海外留学、貢献活動、ビジネスコンテスト表彰など

キャリア教育連携推進表彰受賞

Page 15: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

子連れ家族の定住 全国から若者も集まる(Iターン320人以上)

Page 16: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

今まで~ 

高度成長社会

健康便利

早い安い

効率 幸福度

量・規模

環境

質・本物

安心安全

経済発展

これから~ 持続可能な社会

Page 17: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

高度成長社会への

アメリカ

日本

明治~高度成長期イメージ

東京

最後尾

Page 18: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

プラチナ社会への

タグボートに

最後尾から最先端へ

海士

日本 大阪

東京

アメリカ

今後

Page 19: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

島から日本の未来を 変えるモデルをつくる

最後尾から最先端へ

海士

日本 大阪

東京

アメリカ

今後

Page 20: 魅力ある学校づくり × 持続可能な島づくり

高校という盲点からの魅力ある社会づくり

島と世界を結ぶ人づくりを通して未来を創る