White paper SAP HANA TDI構成のバックアップ手順 …...Integration)の構成下で、SAP HANA データベースの高速バックアップと世代管理する方法を説明した
バックアップ勉強会資料: システムバックアップのすすめ
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システムバックアップのススメ
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2012/08/28ミラクル・リナックス株式会社ビジネス推進本部
青山 雄一
システムバックアップの必要性
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OS起動不可
ディスク障害
• データのバックアップだけで十分?• RAIDを組んでいてもデータ障害は防ぎきれない• ファイルがひとつ壊れただけでも OSは起動しなくなる• ファイルを戻しただけでは OSは起動しない
OSアップデート失敗
ファイルシステム障害
誤ったオペレーション
OS
クラスタ
AP
そのシステムは大丈夫?
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バックアップしてるから大丈夫?
クラスタリングしてるから大丈夫?
仮想化してるから大丈夫?
- OSをインストールしただけではデータ復旧できない - OSの設定項目は膨大にある - どこまでバージョンアップしていたか知るのは困難 - 最新でない状態までパッチを当てるのは困難
- 縮退運転中に障害が発生してもフェイルオーバできない - クラスタ間で同一設定にしておかないと問題が出る - 障害試験、フェイルオーバ試験が十分にできない - クラスタ間でパッチの適用状態合わせる必要がある
- VMwareにもパッチ摘要が必要 - VMwareにも各種設定が存在する
IPアドレス、 VLAN、ユーザ設定ストレージの接続設定、 iSCSI、マルチパス
データリカバリ
再構築OS
AP
設定
データ
OS
クラスタ
AP
データ データリカバリ
再構築
仮想化基盤
VM
OS
AP
VM
OS
AP
再構築
インポート
データのリカバリまでの手順
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OSインストール
OS設定
ミドルウェアインストール
- OSのバージョンは? - どこまでパッチをあててる? - パーティションはどう切る?
- IPアドレス? VLAN?ファイアウォール? - カーネルパラメータ設定 - ユーザの追加
- 何がインストールされていた?→HW管理ツール→バックアップエージェント→クラスタソフト
- バージョンは? - どのような設定?
準備 - 構築時の担当者は? - ドキュメントはある? - インストールメディアはどこ? - システム構築できる SEはいる? - サーバの設置場所は?
• 当時の担当者がもういない
• ドキュメントがない• SEがアサインできない
• サーバ設置場所が遠い• 予算がない
考慮するポイント よくある状況
エンタープライズ環境のバックアップ
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データ領域システム領域
データ領域システム領域
再インストール
・専門知識を持っている IT担当者の減少・システム領域の複雑化
データバックアップ・ NetVault Backup(Quest)・ Backup Exec(Symantec)・ Netbackup (Symantec)
システムバックアップ・ BESR (Symantec)・ Backup & Recovery (Acronis)・MSS (MIRACLE LINUX)
統合バックアップソフト、スクリプトのバックアップ
データ領域とシステム領域をそれぞれバックアップ. システム領域はイメージバックアップへ
システムバックアップ2つの手法
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- 自動化して毎日定期的にシステムバック アップを取る必要がある環境
用途
メリット
リスク
オフラインバックアップオンラインバックアップ
- エージェントソフトの導入が必須- 各社独自開発のスナップショット機能使用 するため、構成の制限が多い- DBなどはさらにリカバリ処理が必要
- オンラインバックアップに比べ、確実なバックアップを取れる- ソフトのインストール作業が不要- リカバリ後すぐ動作可能
- スケジューリングができる(自動でできる)- サーバーを止めずバックアップが取れる
- 構築時にシステムバックアップを取る環境- その後システムバックアップを取る頻度が 少ない環境
- スケジューリング(自動化)ができない- サーバーを止めなければならない- 最新の HWに対応したライブ CDが必要
Installed
システムバックアップソフトの選び方
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- Windows、 Linux、仮想環境など OSによって操作が同一であることが望ましい - OSによって操作が違うとリカバリ手順書をつくるのが困難
どんな OSをもっているか?
- 外部ストレージがつながっていないか? - SANブートになっていないか? - クラスタを組んでいないか? - これらがサポートされているか?
どんな環境をバックアップするか?
- 毎日変更するため、毎日バックアップをとる必要がある→OSの停止が必要ないオンラインバックアップ
- 変更頻度が少ないため、毎日バックアップする必要ない→操作がシンプルなオフラインバックアップ
いつバックアップするか?
企業で求められる要件
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システム構築時、アップデート適用時にバックアップ
• 必須条件 - 複雑化するシステムの構成に対応する
> SANBoot、 クラスタ環境、仮想化環境などへの対応 - システムに影響を及ぼさずない
> バックアップソフトのインストールしない> ケーブルの抜線、設定変更が不要
- 新しい OS、環境に素早く対応する - SEでなくても操作できるシンプルな操作感
• サポート - コミットされたサポート期間 - 24時間 365日のサポート時間
ご紹介
システムバックアップソフト
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- FCマルチパス、 SANBoot構成、 EFIマシンに対応 - Linux, Windows, VMwareESX, Xen Server, KVMに対応 - CLUSTERPRO, Oracle RAC, LifeKeeperなどクラスタ環境にも対応 - ドライバディスク読み込み機能 - 環境を問わず単一の CDで対応可能
複雑なシステムに対応
サポート
単一サーバをオフラインで簡単にイメージバックアップ
Windows
Linux
VMware
- 国内完結のサポート体制 - 販売期間 5年、最長サポート期間 7年 - 平日営業時間帯サポート、 24x365サポート、複数年サポート( 1,3,5年)の提供
(MSS)
MSSでシステム起動
イメージにバックアップ/リストア
MSSの主な特徴
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- シンプル、確実なオフラインバックアップ - バックアップ、リストアも同操作 - ネットワーク上のファイルサーバか、ローカルディスクへ保存
MSS専用ライブ CDで起動リモートコンソール機能によるISOイメージの遠隔操作でも可
• Windows 共有フォルダ• NFSサーバ• NASサーバ
① ネットワークフォルダのマウント
②サーバイメージをファイルサーバへ保存・ディスク全体
・パーティション単位バックアップ対象サーバ
イメージ保存先
MSS専用ライブ CDで起動リモートコンソール機能によるISOイメージからの遠隔操作でも可
• Windows 共有フォルダ• NFSサーバ• NASサーバ
① ネットワークフォルダのマウント
リストア対象サーバ
イメージ保存先
②ファイルサーバに保存されているストレージからイメージのリストア
バックアップ時
リストア時
・ディスク全体・パーティション単位
MSS の導入事例 ~某製造業様~
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・統合基盤サービスとして静的で確実なバックアップサービスの提供・ライセンス・保守費の圧縮・ SANboot構成、マルチパス構成への対応
お客様の利点採用の背景
ビジネスへの効果
・ SANboot構成や物理と仮想環境の混在など複雑な環境への一元的な対応。その結果としてバックアップツールの乱雑化を防げた・統合基盤プロジェクトでは長期に渡る同一品質のサービス提供が必要となる。このニーズに対応できる最終出荷から 7年間の長期サポート・雑多なサーバが統合される統合基盤のニーズに合う、構成に対する柔軟なサポート対応・ OSSの分野で長年のサポート経験があるMIRACLE LINUX社による質の高いサービスの提供・1世代前の下位互換保証により、ツールのバージョンアップの影響の低減・簡素な機能でシンプル分かり易い CUI
サーバ集約基盤
HP c7000 BladeHP EVA6400
SANboot SANboot
ファイルサーバ
・利用形態に応じた保守メニュー選択によるコスト低減・同等の機能を持つ商用製品に対する価格優位性。 その結果もたらされる台数拡張時の追加費用の圧
縮
HP c7000 Blade Systemと VMwareを採用したサーバ集約プロジェクトにて、 Red Hat Enterprise Linux物理サーバと vSphere4.0のシステムバックアップ標準ツールとして導入
MSSの詳細な情報は・・・
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製品ページhttps://www.miraclelinux.com/jp/product-service/miracle-plus/mss
システム要件https://www.miraclelinux.com/jp/product-service/miracle-plus/mss/specification
注意事項https://www.miraclelinux.com/jp/product-service/miracle-plus/mss/annotation
試用版ダウンロードhttps://www.miraclelinux.com/jp/online-service/download/evaluation