地域の皆さまとともに - shizuokabank.co.jp · 9,159 5,563 3,928 1,235 1,990 1,832 439...

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銀行は、広くお客さまの大切な資産をお預りし、資金や金 融サービスを企業や個人のお客さまに提供することで、社 会の健全な発展に資するという役割を担っております。静岡 銀行グループは、こうした社会的責任と公共的使命を負う総 合金融グループとして、さまざまな金融サービスの提供を通 じて、地域のお客さまの暮らしや事業の夢の実現のお手伝 いをするとともに、地域経済の発展に貢献しております。 静岡銀行グループでは、第9次中期経営計画のもと、平成 17年度から18年度の2ヵ年を計画期間とする「地域密着 型金融推進計画」を推進し、中小企業金融の円滑化やお客 さまの利便性の向上、地域経済への幅広い貢献に取組んで まいりました。本編では、主要な営業基盤である静岡県経済 の特徴とともに、地域密着型金融への取組み状況について ご紹介いたします。 静岡銀行グループと地域のお客さま 地域の皆さまとともに 静岡銀行グループでは、株主の皆さまからご出資いただいた資金、お客さまからお預りした資金をもとに、静岡県を中心と したお客さまへのご融資を通じて、地域経済の持続的発展に努めております。 8,980億円 8,226億円 創業・新事業育成、 経営改善支援等の お取引先支援業務 個人預り資産 (うち静岡県内) (うち静岡県内) 22,466億円 5,748億円 (株主資本) 7,634億円 純資産の部 (公共債、外貨預金、投資信託、 個人年金保険、譲渡性預金) (平成19年3月末現在) 静岡銀行 グループ会社 12社 54,955億円 36,853億円 (うち静岡県内) 貸出金 (18年度平残) 預 金 (18年度平残) 66,682億円 57,273億円 25 SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

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銀行は、広くお客さまの大切な資産をお預りし、資金や金

融サービスを企業や個人のお客さまに提供することで、社

会の健全な発展に資するという役割を担っております。静岡

銀行グループは、こうした社会的責任と公共的使命を負う総

合金融グループとして、さまざまな金融サービスの提供を通

じて、地域のお客さまの暮らしや事業の夢の実現のお手伝

いをするとともに、地域経済の発展に貢献しております。

静岡銀行グループでは、第9次中期経営計画のもと、平成

17年度から18年度の2ヵ年を計画期間とする「地域密着

型金融推進計画」を推進し、中小企業金融の円滑化やお客

さまの利便性の向上、地域経済への幅広い貢献に取組んで

まいりました。本編では、主要な営業基盤である静岡県経済

の特徴とともに、地域密着型金融への取組み状況について

ご紹介いたします。

静岡銀行グループと地域のお客さま

お客さま

お客さま

株主の

皆さま

地域の皆さまとともに

静岡銀行グループでは、株主の皆さまからご出資いただいた資金、お客さまからお預りした資金をもとに、静岡県を中心としたお客さまへのご融資を通じて、地域経済の持続的発展に努めております。

8,980億円

8,226億円

創業・新事業育成、 経営改善支援等の お取引先支援業務

個人預り資産

(うち静岡県内)

( う ち 静 岡 県 内 )

22,466億円 有 価 証 券

5,748億円 ( 株 主 資 本 )

7,634億円 純 資 産 の 部

(公共債、外貨預金、投資信託、 個人年金保険、譲渡性預金)

(平成19年3月末現在)

静岡銀行

グループ会社 12社

54,955億円 36,853億円

( う ち 静 岡 県 内 )

貸出金(18年度平残) 預 金(18年度平残) 66,682億円 57,273億円

静岡

静岡ことで全 近年が活ービ

●静岡●県土の山

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県 内 総

農 業

漁 業

製造品出荷

卸 売 業

新 設 住

情報サ

■ 主

■ 静

320

300

360

340

380

25 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

S H I Z U O K A B A N K G R O U P R E P O R T 2 0 0 7

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静岡県経済の特徴

静岡銀行グループの中心的な営業基盤である静岡県は、東西の大きな市場に挟まれた交通の要衝にあることなどから製造業を中心にさまざまな産業が発達しております。人口、県内総生産など多くの経済指標で全国シェア3%、都道府県順位10位前後に集中しているため、「3%経済圏」と称せられております。 近年は、産業の集積をベースに大学などの英智と行政の支援が一体となり、新製品や新サービスの研究が活発に行われております。静岡銀行グループは、地域を支える基幹産業から新たな活力を生み出すニュービジネスまでさまざまな産業の発展のお役に立てるよう努めております。

●静岡県の総面積は、7,780km2で全国で13番目、全国土の2.1%を占めております。 ●県土の南側には、遠州灘、駿河湾、相模灘に沿った約500kmの海岸線が続き、北側には富士山など3,000m級の山々からなる山岳地帯が連なっております。

●全般的に温暖で、四季のはっきりした気候ですが、冬は乾燥して晴天が多く、平地では雪がほとんど見られません。 ●人口は379万人(平成18年10月)と全国第10位の規模で、5年間の人口増加率は0.4%となっております。  また、世帯数は138万世帯(平成18年3月)で5年間に6.4%増加しております。

土地・人口

●静岡県の県内総生産16兆688億円(名目、平成16年度)は、北陸3県や四国4県の地区内総生産を上回ります。また、世界の国々の国内総生産と比較すると香港、タイ、アルゼンチンに次ぐ第37位(日本を順位に含む)に相当し、シンガポールの約1.4倍にあたる高水準の経済力を有しております。

●県内の事業所総数(平成16年6月現在)は18万8,883事業所で、産業別にみると「卸売・小売業」が5万1,382事業所で全体の27.2%を占めており、次いで「サービス業」が4万7,813事業所で25.3%、「飲食店・宿泊業」が2万6,330事業所で13.9%となっており、これら3産業で全体の66.4%に達しております。

●また、従業員数では、「製造業」が49万7,010人で全体(166万1,281人、平成16年6月現在)に占める割合は29.9%と最も高く、次いで「サービス業」が36万7,687人で22.1%、「卸売・小売業」が33万9,971人で20.4%となっております。

経済規模

静岡県経済の特徴

7,780km2

379万人

138万世帯

160,688億円

188,883事業所

2,516億円

203千トン

173,227億円

67,900億円

38,686戸

1,144億円

総 面 積

人 口

世 帯 数

県 内 総 生 産( 名 目 )

事 業 所 数

農 業 産 出 額

漁 業 生 産 量

製造品出荷額等(従業者4人以上)

卸 売 業 年 間 販 売 額

新 設 住 宅 着 工 戸 数

情 報サービス業売上高

13位

10位

10位

10位

9位

12位

8位

3位

11位

10位

13位

2.0%

2.9%

2.7%

3.1%

3.2%

2.8%

3.7%

5.8%

1.6%

2.9%

0.7%

平成17年10月

平成18年10月

平成18年 3月

平成16年度

平成16年 6月

平成17年

平成18年

平成17年

平成16年

平成18年

平成17年

調査時点 順位 全国シェア 実数 項目

■ 主要経済指標 ■ 経済同規模地域との比較

■ 静岡県の人口推移 ■ 静岡県の姿

■ 静岡県 ■ 北陸3県 ■ 四国4県

面積 (平成17年10月)

人口 (平成18年10月)

県内総生産 (平成16年度)

製造品出荷額等 (平成17年)

(km2)

(万人)

(億円)

(億円)

7,780 12,622 18,803

379 310 406

160,688 124,412 135,239

173,227 79,328 77,475

(平成19年3月末現在)(単位:万人)

市・・・・・23市 町・・・・・19町

面積 7,780km2

320

300

昭和46年 昭和51年 昭和56年 昭和61年 平成3年 平成8年 平成13年 平成18年

360

340

380

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 26

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●静岡県は、東部・中部・西部の3地域に大別され、各々特色を持って発展しております。

●県内各地で既存産業が培った技術・ノウハウを生かすとともに、中小企業が異業種の企業や研究機関などと連携して、新商品を開発・事業化する動きも活発になっており、今後ますますの発展が期待されております。平成19年3月末現在、中小企業新事業活動促進法に基づく県内企業をコア企業とする「新連携計画」認定件数は、全国321件のうち11件となっております。

産業の特徴

● 西 部

■ 主要生産品目別製造品出荷額規模 ■ 新連携 (平成16年)

静岡県経済の特徴

※ウインド形、セパレート形を除く ●経済産業省調査統計部「平成16年工業統計表 品目編」(最新版)にもとづいております。

自 動 車 部 品

パルプ・紙・紙加工品

医薬品製剤(含医薬部外品)

携 帯 ・ P H S電話機

エアコンディショナ※

緑 茶 ( 仕 上 茶 )

茶 飲 料

ピ ア ノ

KDセット(二輪自動車)

木 製 家 具

ま ぐ ろ 缶 詰

ア ル ミニウム はく

26,468

9,159

5,563

3,928

1,235

1,990

1,832

439

1,061

964

428

355

212,896

72,021

62,252

22,655

3,510

3,213

5,379

439

2,161

21,712

461

917

12.4%

12.7%

8.9%

17.3%

35.1%

61.9%

34.0%

100.0%

49.0%

4.4%

92.8%

38.6%

2位

1位

3位

1位

1位

1位

1位

1位

1位

7位

1位

1位 新事業分野開拓

中小企業(異分野)

中小企業(コア企業)

中小企業(異分野)

経営資源

経営資源

経営資源

経営資源

経営資源

規約等の存在 (法人格等の有無は問わない)

信頼関係

静岡県 全国

製造品出荷額等(億円)全国シェア 順位 品目

新事業 活動

NPO・組合等 大学・研究機関等

平成19年4月に政令指定都市へ移行した浜松市を中心とする西部地区は、オートバイや楽器をはじめとする製造業が集積しており、世界的に有名なメーカーが多く操業しております。このことが、製造品出荷額等第3位、シェア5.8%(平成17年)と製造業のウエイトが高く、輸出型産業が多い静岡県の「工業県」としての特徴を形造っております。

オートバイ、軽四輪、自動車部品、楽器、 携帯電話・PHS電話機、繊維、 農林水産品類(みかん、ウナギ等) 他

主 要 品目等

● 中 部

平成17年4月に政令指定都市へ移行した静岡市を中心とする中部地区は、商業、サービス業の集積が厚く、家具などの伝統工芸品製造やプラモデルの製造、製茶、缶詰などの食品加工業が盛んです。また、水揚量全国1位(平成17年)の焼津港は遠洋漁業基地として知られ、輸出入額全国9位(平成17年)の清水港は、物流機能を一層充実させることで国際貿易港としての地位を高めております。

家電製品(エアコンディショナ等) 、 特産品類(家具、プラモデル等)、 農林水産品類(茶、花き類、鰹・鮪、缶詰等) 他

主 要 品目等

● 東 部

沼津市を中心とする東部地区は、富士山麓の水資源により発達した紙・パルプ業と、首都圏などからの移転型資本の集積に特徴があります。また、四季折々の自然と豊富な温泉源に恵まれた伊豆半島は、映画などのロケ地としても注目されており、日本有数の観光地として年間を通じて多くの観光客を集めております。

紙・パルプ製品、一般機械、観光 他 主 要

品目等

27 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

■ イ

■ イ

技能五

国際ア

国民文

第二東

富士山

小道

童取

1

2

4

3

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国立遺伝学研究所、県立静岡がんセンターを拠点に高度医療・技術開発を目指し、研究開発促進と健康関連産業の振興・集積を図る。

3歳未満児の私立幼稚園入園を可能とし、幼児期からの一貫教育による計画的かつ適切な教育等を実現する。

産業振興・創出の動き

主要大型プロジェクト

静岡県経済の特徴

■ イベント

■ インフラ整備

( 静岡県内の認定特区 ・・・ 平成19年3月末現在10件 )

平成19年11月に沼津市にて開催予定の世界技能競技大会。 ものづくりのための技術・技能の向上とともに、 「ものづくり県・静岡」を内外にアピールする。

東京~名古屋間約330kmのうち静岡県内区間(御殿場~引佐)は 約164km(連絡路含む)。県内区間は用地買収がほぼ終了し、 工事着手率99%(平成18年11月末現在)。

平成21年3月開港予定。開港時には、国内線では新千歳、福岡などの路線が、 また国際線はソウル、北京などを中心に、 アジア・太平洋地域への就航が見込まれている。

平成19年11月に静岡市にて開催予定の国際障害者技能競技大会。 技能五輪国際大会との県内同時開催。

平成21年10月に静岡県各地にて開催予定の 国体の文化版といえる国内最大の文化イベント。 マスコットキャラクター「ふじっぴー」が決定されるなど、準備が進行中。

技能五輪国際大会

先端健康産業集積特区

国際アビリンピック

国民文化祭

第二東名自動車道

富士山静岡空港

三島市、長泉町

早期幼児教育入園特区 三島市

三島市IT人材育成特区

区域で行われる講座の修了者に、IT関連技術者試験の一部受験を免除し、IT技術力の高い人材を育成することを目指す。

三島市

株式会社立の広域通信制高等学校の設置により、不登校等の問題を抱える青少年が学習を行う環境を整備する。

市が教師の人件費を負担して小人数学級編制(35人学級)を実現し、きめ細やかな教育指導に取組む。

吉田町教育特区 吉田町

「歴史と文化のまち、     ふるさと先生制度」特区

磐田市

光技術関連産業集積促進特区

光・電子技術関連研究をもとにした外国人を含む研究者・技術者の集積、交流による起業の促進や技術力の高度化を図る。

浜松市

小学1、2年生の教育課程に「書道科」を設け、書道を通じた児童の心の充実・豊かな感性の涵養を図る。

「言語科」の新設による言語教育の充実を通じ、児童の論理的思考力とコミュニケーション力の向上に取組む。

伊東市書道教育特区 伊東市

介護運送において福祉車両のほかタクシー等の利用を認めることで、障害者等の移動制約者の外出機会の確保を図る。

静岡県福祉有償運送セダン型車両特区 静岡県全域

沼津市言語教育特区 沼津市

中枢都市型企業人育成特区

株式会社立大学の誘致により、新事業への進出、起業、経営革新などに挑戦する人材の養成を図る。

静岡市

1

2

4

6

8

83

5

7

静岡県全域

2

134

567

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 28

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第9次中期経営計画『創造と変革への挑戦』のもと、健全性を重視しつつ、お取引先の規模や格付に応じた積極的な貸出業務運営に取組んだ結果、平成18年度の総貸出金平均残高は年率6.0%の伸びを示すなど、着実に貸出金ボリュームを積み上げております。 静岡県内においても、県内金融機関(全業態)の貸出金シェアが前期末より+0.8ポイント増加するなど増加基

調が続いております。

法人向け貸出金の状況

地域経済を支えるパートナーとして、 静岡銀行グループは、お客さまが抱える経営課題を共有し、 安定した資金の供給をはじめ、 グループの総合金融機能の提供により 企業の成長と発展をお手伝いしております。

法人市場

■ 総貸出金残高(平残)の推移 ■ うち中小企業向け貸出金残高(平残)の推移

銀行全体 うち静岡県内 銀行全体 うち静岡県内

17年度 上半期

17年度 下半期

18年度 上半期

18年度 下半期

50,163

34,118

51,862

35,109

54,955

36,853

50,967

52,762

54,002

55,913

34,622

35,599

36,325

37,384

21,516

17,465

22,252

17,707

23,488

18,336

21,651

22,855

23,178

23,801

17,437

17,97818,088

18,584

公社等を含む

60,000

40,000

20,000

0

(億円)

平成16年度 平成17年度 平成18年度

平成18年度における中小企業向け貸出金の平均残高は、前期比1,236億円増加し、2兆3,488億円となり、このうち静岡県内向け貸出金は、629億円増加し、1兆8,336億円となりました。

平成18年度における総貸出金の平均残高は、前期比3,093億円増加し、5兆4,955億円となり、このうち静岡県内向け貸出金は、1,744億円増加し、3兆6,853億円となりました。

56,000

50,000

53,000

17,000

18,000

34,000

36,000

(億円)

17年度 上半期

17年度 下半期

18年度 上半期

18年度 下半期

38,000

(億円)

17年度 上半期

17年度 下半期

18年度 上半期

18年度 下半期

24,000

23,000

22,000

21,000

(億円)

17年度 上半期

17年度 下半期

18年度 上半期

18年度 下半期

19,000

(億円)

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0

(億円)

平成16年度 平成17年度 平成18年度

���

���

���

29 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

���

不動大など進によまた

ジネスおりま

■ 中

グル

しずぎビジネ

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しずぎ(TKC

しずぎ

しずぎ

エコサ

単なる大型産車等の企業の

静銀

静岡銀の開発したシス係るIT

コンピ

ページ単位P01~58.qxd 07.7.27 19:51 ページ 29

不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資推進体制の定着化を図る一方で、ビジネスステーション※の拠点拡大など、お客さまの規模や業態に応じた営業チャネルの整備を進め、個別企業の実態を踏まえた積極的な融資の推進により、地域のお客さまに対する円滑な資金供給に取組んでおります。 また、ビジネスステーションの専用商品として、原則として無担保・第三者保証人不要の小口融資商品「しずぎんビ

ジネスカードローン ビジネスパスポート」を新たに投入するなど、スコアリング審査を活用した融資商品を推進しております。

地域に対する円滑な資金供給

■ 中小企業事業者向け融資商品

グループ会社のご紹介

中小企業のお客さまを対象に電話やファックスでご融資や経営相談に応じるリモート営業拠点。静岡県内7拠点体制で、中小企業のお客さまの資金ニーズや経営相談に迅速に対応しております。

※ビジネスステーション

しずぎんビジネスカードローン ビジネスパスポート

ビジネスステーションのお客さまを対象に、原則として無担保かつ第三者保証人を不要とし、 最大1,000万円までご融資するカードローンです。 スコアリングによる債務者格付を活用し、資金ニーズに迅速に対応します。

しずぎんビジネスサポートローン (商工会議所等連携口)

商工会議所等の会員事業者向けに、最大6,000万円まで、 原則として無担保かつ第三者保証人を不要とし、 かつ支店長の決裁によりスピーディーにご融資するローンです。

しずぎんビジネスサポートローン (TKC静岡会連携口)

TKC静岡会の会員税理士の関与先向けに、原則として無担保かつ第三者保証人を不要とし、 最大6,000万円(TKC静岡会の会員税理士が会計参与に就任している場合は1億円)まで 支店長の決裁によりスピーディーにご融資するローンです。

しずぎんビジネスローンO(オー) 中小企業や個人事業主のお客さまを対象に、原則として無担保かつ第三者保証人を不要とし、 オリックス株式会社の保証を付して最大3,000万円までご融資するローンです。

しずぎん介護・医療ビジネスサポートローン 静岡県内の介護保険指定事業者や保険医療機関などを対象に、 介護報酬債権等を譲渡担保としてご融資するローンです。

エコサポート・ビジネスローン 環境に配慮した経営に取組む企業向けに、 設備資金だけでなく運転資金も含めて総合的に支援するローンです。

主な事業内容

単なる資金調達の代替手段の提供にとどまらず、最新OA機器から大型産業機械までさまざまな用途の機械・器具・諸設備および自動車等のリースにより、お取引先企業の設備投資ニーズにお応えし、企業の事業拡大と効率的な事業運営をバックアップしております。

●リース・オートリース業務 ●割賦販売業務

主な事業内容

静岡銀行グループで唯一の海外現地法人かつ欧州営業拠点として、欧州に所在する日系企業を中心とするご融資をはじめ、国内取引先ファイナンス、静銀ティーエム証券株式会社の売出しに対応する有価証券の引受・販売および債券投資を行っております。また、欧州の金融・経済情報収集と国内取引先への還元などを通じて、お取引先企業の国際化ニーズにお応えしております。

欧州静岡銀行

静銀リース株式会社 ●銀行業務

●証券業務

法人市場

主な事業内容

静岡銀行グループにおけるIT提供責任部署として銀行基幹システムの開発・運用業務を一貫して担う一方で、高い専門性と技術力を活かしたシステムコンサルティングの推進により、お取引先企業の財務に係るIT化支援など、地域社会の情報化ニーズにお応えしております。

●銀行基幹システムの開発・運用 ●事業者の財務に係るIT化支援

主な事業内容

企業の成長段階に応じて、新規公開会社の株式引受や公開会社のファイナンス引受など直接金融における資金調達ニーズにお応えし、地域の総合証券会社としての機能を発揮しております。

静岡 コンピューターサービス

株式会社

静銀ティーエム証券 株式会社

●証券業務

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 30

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各地区カンパニーに配置した中小企業診断士などの資格を持つMC(マネジメントコンサルタント)推進担当と営業店、本部、グループ会社が連携し、将来性ある企業の発掘・育成に取組んでおります。 グループ会社の静岡キャピタル株式会社との共同出資ファンドのほか、「しずぎんニュービジネス育成資金」などの融資制度により、創業期における企業の資金ニーズに積極的に対応しているほか、顧問技術士の帯同訪問による技術相談やベンチャー企業支援セミナーなどを通じて、情報・技術面からのサポートも行っております。

創業・新事業支援

グループ会社のご紹介

■ 創業・新事業に取組む事業者向け商品・サービス

しずぎんニュービジネス育成投資制度 業歴にかかわらず、成長が見込まれる創造的事業を営み(営もうとする)、 株式公開を志向している企業を対象に、「しずぎん投資ファンド光輝」を活用し、 株式や社債の引受を行う制度です。

しずぎんニュービジネス育成資金 将来性・成長性が見込まれる新事業への取組みにより、 経営革新・企業再生を目指す企業のサポートを目的とし、 中小企業新事業活動促進法の認定企業を対象とした融資制度です。

しずぎん産業クラスター計画サポートローン 「産業クラスター計画」などにかかる補助金交付決定企業に対して補助金交付までの つなぎ資金をご融資するローンです。

次世代経営者塾Shizuginship次世代を担う経営者・後継者・実務担当者の皆さまに、 研鑽と交流の「場」をご提供する会員制サービスです。

「中小企業新事業活動促進法」の申請支援

主な事業内容

優れた技術やノウハウを持つベンチャー企業に対する直接投資や、静岡銀行との共同出資ファンド「しずぎん投資ファンド光輝」、株式会社愛知銀行との共同出資ファンド「あいぎん未来創造ファンド」を通じた資金提供など、株式公開指向のある企業の上場を支援しております。また、平成16年からスタートした中小企業再生支援業務では、地元中小企業の経営改善・事業再生のお手伝いを通じて地域経済の活性化に取組んでおります。

●ベンチャーキャピタル業務 ●中小企業再生支援業務

静岡キャピタル 株式会社

「中小企業新事業活動促進法」の申請支援に取組み、静岡県内企業を中核企業とした「新連携計画」の認定合計11件のうち9件に関与するなど、大きな成果を上げております。

産学官連携

静岡県内の17大学・高専と「産学連携に関する業務協力覚書」を締結し、ベンチャービジネス支援や情報交換などの連携を強化しております。平成19年3月には、東京大学と産学連携手法に関する研究について「共同研究契約」を締結し、金融機関としては全国初の試みとなる東京大学との共同研究に着手いたしました。

法人市場

写真提供 : 内閣官房再チャレンジ担当室

創業や新事業に取組む企業は、本法律の認定(承認)を受けることで、減税や融資、補助金等の支援を得ることができます。特に「新連携」は、中小企業等が異業種の企業や大学、研究機関等と連携して新商品を開発し、市場における事業化を目指す活動として注目されております。

中小企業新事業活動促進法とは?

創業期から成長期、さらには事業再生にいたるまで、企業のビジネスステージに応じてさまざまなニーズに総合金融サービスでお応えする「経営相談・支援機能の強化」に取組んでおります。

平成19年6月、静岡キャピタル株式会社は、地域再生ファンドによる中小企業の再チャレンジ支援の実績が認められ、再チャレンジ支援の功労者に対する内閣総理大臣表彰を受賞いたしました。

「再チャレンジ支援功労者表彰」受賞

31 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

●海

『中

●農

『し

法人営業店連携しポータ行内L業の商の開催ネスマ平成の合同ぎん@件のビ19年ービス供するングをの開催取組ん

ページ単位P01~58.qxd 07.7.27 19:51 ページ 31

平成16年度

情報営業の展開 ■ 情報発信件数とマッチング件数

法人市場

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

(件)

平成17年度 平成18年度

情報発信件数 マッチング件数

●海外における商談会

『中国ビジネスマッチング商談会in上海』

●農林水産業者とその仕入企業との商談・交流をはかる

『しずぎん@gricom(アグリコム)』

●第一回地域フォーラム

「Shizuginship」

法人部に設置した「新事業支援チーム」を中心に、各営業店の情報営業推進責任者と本部・グループ会社が連携して情報営業に取組んでおります。法人向け金融ポータルサイト「しずぎんビジネスナビ」の機能拡充や行内LANによる企業ニーズの共有化など、お取引先企業の商談成約を支援するインフラ整備のほか、イベントの開催を通じて販売先や仕入先などをご紹介するビジネスマッチングに積極的に取組んでおります。 平成18年度は、商談会「東京ビジネス・サミット」への合同出展や、農業関係者を対象とした商談会「しずぎん@gricom(アグリコム)」の開催により、年間708件のビジネスマッチングをサポートいたしました。平成19年4月には「次世代経営者塾Shizuginship」のサービスを開始し、会員の皆さまに幅広い経営情報を提供するとともに、人脈形成や会員間のビジネスマッチングを支援しております。また、中国上海市での商談会の開催など、海外展開を図るお客さまの情報支援にも取組んでおります。

1,663

2,261

1,961

432

599

708

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 32

ページ単位P01~58.qxd 07.7.27 19:51 ページ 32

各地区カンパニーのMC(マネジメントコンサルタント)推進担当やグループ会社のコンサルティング機能を活用し、より質の高い解決策をご提案しております。各種セミナーなどを通じてM&Aや株式公開、401kなどのコンサルティングニーズに対応しているほか、法人部に設置した「ストラクチャードファイナンスチーム」を中心として、シンジケートローンや売掛債権保証など新種商品への対応力を強化し、お取引先企業の資金調達ニーズの多様化に向けた幅広い提案を行っております。

経営課題の解決に向けたコンサルティング営業の推進

グループ会社のご紹介

■ その他・商品サービス

■ コンサルティング業務

EB(エレクトロニックバンキング)

経理事務の合理化や資金効率化ニーズにお応えするため、各種EBサービスをご提供しております。 また、静岡コンピューターサービス株式会社と提携し、 同社の「EBセンター」でのヘルプデスク対応や「しずおかワイドネットサービス」といった 代金回収サービスのご提案など、お客さまのニーズにきめ細やかにお応えしております。

信託業務 地域社会への貢献を目的とし、静岡銀行では公益信託および特定贈与信託を本体業務として取扱っております。 また、お客さまの相続に関する幅広いニーズに対応するため、 遺言信託・遺産整理業務等の信託契約代理業務の取扱いを行っております。

株式公開支援 東証マザーズなど新興の株式市場の整備が進み、株式公開を目指す企業は今後も増加していくものと予想されます。 お客さまの株式公開に関するニーズについては静岡キャピタル株式会社と連携し、情報提供やアドバイスを行っております。

確定拠出年金

401k(確定拠出年金)の導入コンサルティング、運営管理業務、商品提供業務を通じて、 企業の退職金・企業年金制度の見直しに関するご提案を行っております。 401k企業型においては、東京海上日動火災保険株式会社との提携プラン「しずぎん401kサポートプラン」のほか、 「しずぎん401k総合型プラン/単独型プラン」を取扱っております。

デリバティブ(金融派生商品) 多様化、複雑化するお客さまのリスクヘッジニーズにオーダーメイドでお応えするため、 金利スワップやクーポンスワップ、通貨オプションなどの各種デリバティブ商品をご提供しております。

一括ファクタリングシステム お客さま(手形振出側/支払企業)とお取引先(手形受取側/納入企業)、静岡銀行の三者間で 債権買取(ファクタリング)契約を締結することで、お客さまの手形レス・ニーズにお応えするシステムです。

シンジケートローン 複数の金融機関からなるシンジケート団が、同一契約書・同一条件でご融資する方法です。 静岡銀行では、設備投資など多額な資金を必要とされるお客さま向けにご提供しております。

M&A(企業の買収・合併)業務 事業拡大・多角化や事業承継対策などの経営課題についてM&A戦略の採用をお考えのお客さまに対して、 静銀経営コンサルティング株式会社と連携し、的確なアドバイスを行っております。

売掛債権保証 保証会社と提携し、商取引から発生する売掛債権の回収にかかるリスク回避手段のご提供を仲介しております。 売掛債権保証は、リスク回避のほか、新規拡販、信用状況把握などにお役立ていただけます。

中古資産買取仲介 中古資産の廃棄にかかるコスト削減ニーズにお応えし、お客さまの保有する機械・設備など 中古資産の譲渡先として提携先の資産買取会社をご紹介しております。

■ 株式公開支援(投資)実績

主な事業内容

●M&A ●ISO認証取得の支援 ●事業承継支援 ●人事労務コンサルティング ●経営相談 (経営診断・経営計画の策定支援)

M&A、ISO認証取得、事業承継、人事労務および経営相談など企業経営に関する幅広いコンサルティングニーズにお応えするため、実務経験豊富な専門スタッフが、静岡銀行グループをはじめ民間の専門機関や公的研究機関とも連携し、質の高い解決策を提供しております。

静銀 経営コンサルティング

株式会社

法人市場

コンサルティング 契約受託件数

成約件数

平成16年度

650

550

450

350

250

1500

(百万円)

30

(件)

平成17年度 平成18年度

※成約件数は一つの案件について譲渡企業・譲受企業双方とコンサルティング契約がある場合、2件とカウントしています

静岡キャピタル(株)との連携

30

25

30

17

12

7

25

20

15

10

5

■ M&Aコンサルティング実績

平成16年度

30

(件)

20

20 15

10 10

(件)

平成17年度 平成18年度

静銀経営コンサルティング(株)との連携

5

298

617 614

24

21

12

投資金額

投資件数

33 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

地域業績がまた連携に

地域一

土肥か、稲活性化

事業再

企業し、地でおり代表静岡中グルー“スク取引先

経営改

営業経営改審査部善アド善計画支援活管理先ち46上げてまた再生支て中小岡県中数は平水準の23件

地域経ループ再生手

■ 事業

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地域経済の活性化に不可欠である地元中小企業の再生に向けて、営業店、本部、グループ会社が一体となって、業績が低迷しているお取引先企業の経営改善・事業再生に取組んでおります。 また、個別企業の「点」の再生から、地域全体の活性化につながる「面」の再生に向け、行政や他の金融機関との連携により、地域一体再生や中心市街地の活性化、公共性の高い企業の再生にも取組んでおります。

地域経済活性化への取組み

■ 経営改善支援の取組み実績

地域一体再生

土肥温泉旅館協同組合などが地域活性化の柱として推進している「恋人の里づくり」プロジェクトへの協力のほか、稲取温泉街が街をあげて取組んでいる「稲取温泉街活性化事業」など4件をリストアップし、それぞれの地域の活性化や再生の実現を支援しております。

事業再生支援活動

企業サポート部を専担部署として、お取引先企業の財務状況、業績見通しなどに基づく再生可能性を個別に検討し、地域経済に影響のある企業を主体に、外部専門機関やグループ会社などとも連携し早期の再生実現に取組んでおります。 代表的な取組みのひとつに、地域の中小企業向け再生ファンドの活用があります。平成16年3月に設立された静岡中小企業支援ファンド“パートナー”は、静岡銀行を含む県内14金融機関と中小企業基盤整備機構が出資し、グループ会社の静岡キャピタル株式会社が運営する再生ファンドです。平成18年9月には第2号ファンドとなる“スクラム”が設立され、この2つのファンドによる支援先は、平成19年3月末現在で18先、このうち静岡銀行のお取引先企業は10先となっております。

経営改善支援活動

営業店において通常の融資営業業務の一環として経営改善支援に取組んでいるほか、企業サポート部と審査部が連携し、営業店と一体となって早期に経営改善アドバイスを行う体制を構築しております。「経営改善計画の策定」や「企業実態の評価」などの経営改善支援活動に取組んだ結果、平成19年3月末時点で「要管理先」対象企業107社(平成17年3月末時点)のうち46社の債務者区分が上昇するなど、着実な成果を上げております。 また、経営改善意欲のある企業に対して、中小企業再生支援協議会の活用を働きかけ、同協議会と連携して中小企業の再生を支援しております。この結果、静岡県中小企業再生支援協議会の再生計画策定完了件数は平成19年3月末時点で55件に達し、全国でも高水準の成果を上げております。静岡銀行では、このうち23件について関与しております。

法人市場

(平成17年4月~平成19年3月)

期末に 債務者区分が 変化しなかった先

期末に 債務者区分が 上昇した先

うち経営改善支援取組み先 17年度 期初 債務者数

正 常 先

要 注 意 先

破綻懸念先

実質破綻先

破 綻 先

合 計

うちその他要注意先

うち要管理先

24,149

6,322

222

1,563

593

85

32,934

0

46

26

0

0

72

0

0

37

48

0

0

85

0

0

107

86

0

0

193

(単位 : 先)

地域経済への影響が大きい企業を主体に、グループ企業や外部専門機関等と連携し、各種再生手法により支援しています。

■ 事業再生支援活動

経営改善 支援活動

これまで培ってきたノウハウを活用し、営業店がお取引先の経営改善支援に取組んでいます。

■ 経営改善支援活動

地域活性化に向けて「まちづくり」の視点から地域社会と一体となった取組みを進めています。

■ 地域一体再生

事業再生 支援活動

地域一体再生

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 34

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静岡銀行では、地域のお客さまからお預りした資金をもとに、ご融資などを通じて地域経済の発展に貢献していくことを使命としております。第9次中期経営計画では、預金を預り資産やローンなどすべてのお取引の基本に位置づけ、預金獲得への取組みを強化しております。 この結果、平成18年度の国内預金平均残高は6兆4,576億円、うち静岡県内預金は、個人預金を中心に前期比1,051億円増加し、5兆7,274億円となりました。

預金は「すべてのお取引の基本」

金融のワンストップサービスを提供する拠点として、平成19年4月に「アゴラ浜松」をオープンいたしました。浜松営業部本館と一体となった建物内には、ビジネスステーション浜松支店のほか、1階に静銀ティーエム証券株式会社浜松支店、2階にプライベートバンキングルームを設置し、常駐の専門スタッフが幅広いご相談に応じております。 また、地域経済と文化の発信拠点として「アゴラロビー」を設け、地域の工業製品や特産品、文化・歴史などを紹介するスペースとしております。

アゴラ浜松オープン

時代とともに変化するお客さまの生活スタイルや、 それぞれのライフステージに応じた商品やサービスを充実し、 多様化するお客さまのニーズにお応えしております。

個人市場

■ 預金の状況(国内店平残)

65,000

60,000

55,000

50,000

45,000

40,000

35,000

(億円)

平成16年度 平成17年度 平成18年度

国内店全体

うち個人預金

静岡県内全体

うち個人預金

63,688

55,746

63,824

56,223

64,576

57,274

※東京オフショア市場勘定は含みません。

42,634

47,686

43,095

48,274

43,824

47,296

本館内 アゴラロビー

プライベートバンキングルーム

35 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

グル速にお静岡

などのした結億円増

■ 個

■ 主

グル

住宅ロ

住宅ロ

無担保

長期固

全期間「YOU

リフォ

「マイ

「教育 「趣味

住宅関

マイカ

18,000

17,000

16,000

15,000

14,000

13,000

12,000

11,000

10,000

(億円)

住関連取扱っンに取ておりま

ページ単位P01~58.qxd 07.7.27 19:51 ページ 35

グループ会社の静銀信用保証株式会社と連携し、スコアリング審査の高度化によりお客さまの資金ニーズに迅速にお応えする体制を整備し、円滑な資金提供に努めております。 静岡銀行では、団塊ジュニア世代が住宅購入の適齢期を迎えるなか、長期固定金利型住宅ローン「住宅新時代」

などの戦略商品の投入や、愛知県・神奈川県地区への営業担当者の重点的配置により住宅ローン新築市場に注力した結果、平成19年3月末の個人のお客さま向けローンの残高は、住宅関連ローンを中心に前期末より1,474億円増加し、1兆7,650億円となりました。

個人向けローンの状況

■ 個人向けローン残高の推移(末残)

■ 主な個人向けローン商品

グループ会社のご紹介

住宅ローンを中心に各種ローンを専門的に取扱うローンセンターを、静岡県内に13拠点、愛知県、神奈川県内に各1拠点設置しているほか、相談窓口(ローンデスク)を静岡県内6店舗、愛知県内1店舗に設置しております。

ローンセンター・ローンデスク

住宅ローン「住宅新時代」 5・10・15年固定金利型の住宅ローンです。借入当初の金利を固定し安定した返済計画がたてられます。

住宅ローン「カスタマーズプラン」

新築、建替、マンションの購入から借替まで幅広くご利用いただける住宅ローンです。

無担保借替専用住宅ローン「スイッチホーム」

無担保で1,500万円までご利用いただける借替専用の住宅ローンです。

長期固定金利型住宅ローン「固定くん」 住宅金融支援機構の住宅ローン証券化事業を活用した全期間固定金利の住宅ローンです。

全期間金利優遇住宅ローン《変動金利型》 「YOUグーマイONE」

静岡銀行の標準金利から最大マイナス1.0%をご返済終了まで継続して優遇する住宅ローンです。

リフォームローン「リフォーム天国」 最高1,000万円まで無担保でご利用いただけます。

「マイカーローン」 自動車の購入・借替の他、車検、修理、免許取得にもご利用いただけます。

「教育ローン」

お子さまの在学中は利息だけお支払いいただき、卒業後に元金返済が始められる教育ローンです。

「趣味と暮らしのローン」 結婚や旅行、趣味などに幅広くご利用いただけるローンです。

住宅関連ローン

マイカーローン・教育ローン・趣味と暮らしのローン

18,000

17,000

16,000

15,000

14,000

13,000

12,000

11,000

10,000

(億円)

17/3末 18/3末 19/3末

その他のローン

無担保ローン

住宅ローン

18年3月末比

+1,474億円

14,804

12,537

16,176

13,637

17,650

14,740

ローンの内訳

その他のローン

無担保ローン

住宅ローン

うち静岡県内

※「無担保ローン」は自動車ローン、教育ローン、カードローン(ハイカードローン、サポートマックス、ネクストワン、アップグレード)の合計額。

 「その他のローン」はキャピタルローンなど。

主な事業内容

住関連資金を中心とした消費者ローンの審査業務や保証業務を取扱っております。また、スコアリングによる審査手法を住宅ローンに取り入れ、静岡銀行のお客さまの資金ニーズに迅速に対応しております。

静銀信用保証 株式会社

●信用保証業務

主な事業内容

担保不動産の調査・評価および債権書類の集中管理・保管など、銀行グループの与信関連業務に特化して受託を行っております。平成19年には、静岡銀行ローン事務センターよりローン事務集中業務等の委託を受けるなど業務範囲を一層拡大し、グループの効率化と生産性の向上に向けた融資業務改革の一翼を担っております。

静岡 モーゲージサービス

株式会社 ●担保不動産の調査・評価業務 ●債権書類の管理・保管業務 ●ローン事務業務

個人市場

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 36

ページ単位P01~58.qxd 07.7.27 19:51 ページ 36

人口構成の変化から、平成22年には住宅ローンの取扱いは減少に転じることが予想されております。静岡銀行では、住宅ローンに代替する新たなビジネスモデルとして、マーケティング技術を活用した無担保ローンやクレジットカード業務に取組んでおります。

お客さまのさまざまなライフステージに応じて、限度額の範囲内で繰り返しご利用いただける当座貸越型ローンを各種ご用意しております。

ポスト住宅ローン

当座貸越型ローン

クレジットカード

グループ会社のご紹介

主な事業内容

三菱UFJニコス株式会社とフランチャイズ契約を結び、カード会員・加盟店の皆さまに各種クレジット機能を提供し、利用者の利便性向上と地域の消費活動の活性化に貢献しております。また、静岡銀行が発行するクレジットカードの保証業務など、静岡銀行グループのカード戦略の一翼を担っております。

静銀ディーシーカード 株式会社

●クレジットカード業務 ●銀行の無担保ローンの保証業務

主な事業内容

国内で初めて、銀行と流通系カード会社が共同出資をして設立した会社です。地域の事業者と生活者を結ぶ「地域共通ポイントプログラム」を通じてエリアカードを普及させることにより、地域経済の活性化に貢献してまいります。 ※静銀セゾンカード株式会社は持分法適用の関連会社です。

静銀セゾンカード 株式会社

●クレジットカード業務 ●カードローンの発行・保証業務

「しずぎんjoyca」は、銀行のお取引とクレジットカードのご利用の両方でポイントがたまるほか、1枚のカードにクレジットカード機能とICキャッシュカード機能が搭載できる多機能カードで、平成19年7月1日現在、会員数は14万人を数えます。

「ALL-Sカード」は、静岡県の地元企業63社約500店舗(平成19年7月1日現在)が参加する「地域共通ポイントプログラム」を通じて、静岡県で暮らす方と事業者を応援するカードです。

最高500万円までご融資する静岡銀行住宅ローンご利用者限定のローンです。

住宅ローン利用者専用ローン

「ネクストワン」

最高90万円までご融資する若年層向けのカードローンです。

初めての方でもお手軽に

「ハイカードローン」

最高200万円までご融資する大型カードローンです。 パートタイマーやアルバイト、主婦の方々にも、最高50万円までご利用いただけます。

「選ぶ」という名のカードローン

「セレカ」

「しずぎんjoyca」 「ALL-Sカード」

公共料金の支払いなど生活のさまざまな場面にクレジットカード決済が広がるなか、静岡銀行では平成18年3月より銀行本体によるクレジットカード業務を開始し、「しずぎんjoyca(ジョイカ)」のほか、静岡鉄道株式会社との提携による「LuLuCa+(ルルカプラス)」を発行しております。 平成19年4月には静岡銀行と株式会社クレディセゾンが共同出資により設立した静銀セゾンカード株式会社が

営業を開始し、「ALL-S(オールエス)カード」の会員募集をスタートいたしました。これまで静岡銀行と接点の少なかった若年層や女性などにとっても魅力ある商品として、新たなお客さま層へアプローチしてまいります。

個人市場

37 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

お客いくなてエリ置し、て外貨年金保す。証中心に銀ティ会社のートフさら通じてベートさらに野のプ備してまたきましとして化して情報を

グル

個人年

外貨預

投資信

■ 主

投資信

しずぎ

みんな

円・息

為替特

定額年

変額年

一時払

投資信と連携客さま

静銀

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お客さまの志向が「貯蓄」から「投資」へと変化していくなか、静岡銀行では、資産運用の専門スタッフとしてエリアFP(ファイナンシャルプランナー)を各地に配置し、円貨預金に加え、お客さまのリスク許容度に応じて外貨預金、国債、個人向け国債、積立投資信託、個人年金保険など魅力のある商品を幅広く提供しております。証券商品にご興味をお持ちの方には、投資信託を中心に数多くの金融商品を取り揃えた証券子会社の静銀ティーエム証券株式会社を紹介するなど、グループ会社の機能も活用し、一人ひとりのお客さまに最適なポートフォリオをご提案しております。 さらに、“One To One”で長期的なお付き合いを通じて資産形成をお手伝いするカンパニーPB(プライベートバンカー)を県内3拠点に配置しており、今後はさらに資産運用や相続・事業承継などのご相談に各分野のプロフェッショナルがチームで対応する体制を整備してまいります。 また、今後ニーズの増加が見込まれる相続対策につきましては、三菱UFJ信託銀行株式会社の信託代理店として遺言信託や遺産整理業務を中心に取組みを強化しており、相続講演会の開催などお客さまに有益な情報を発信しております。

資産運用のお手伝いと金融のワンストップ化

グループ会社のご紹介

個人年金保険等

外貨預金

投資信託

■ 主な資産運用商品

投資信託 多くのお客さまからお預りした資金を一つにまとめて、運用のプロである投信会社が複数の株式や 債券などに分散投資し、その運用成果をお客さまにお返しする商品です。

しずぎん積立投信 月 1々万円から気軽にスタートできる自動積立型の投資信託で、 毎月一定額を定期的に買付けることで価格変動リスクを分散することもできます。

みんなの外貨 月々1万円から気軽にスタートできる自動積立型の外貨普通預金で、 毎月一定額を外貨に振替えることで為替リスクを分散することもできます。

円・息・気・分(えんそくきぶん) 元本を外貨で預け入れたまま、定期的に円貨で利息を受け取ることができる外貨定期預金です。

為替特約付外貨定期預金(エンジェルプラン) 一定範囲内の為替変動リスクを回避して、円ベースでの安定利回りを目指す外貨定期預金です。

定額年金 満期時点での受取額があらかじめ確定している商品です。為替変動のリスクはあるものの、 外貨ベースで比較的高い運用利回りが約束されている外貨建年金などがあります。

変額年金 運用実績により受取額が変動する商品です。 元本の保証がない代わりに、運用結果次第では高いリターンが期待できるタイプと、 一定の条件のもとで元本の保証があるミドルリスクタイプがあります。

一時払終身保険 一時払で払込みいただいた保険料を終身運用し、万一被保険者がお亡くなりになった場合は 運用残高を死亡保険金としてお支払いする商品です。保険金には、一時払保険料の最低保証があり、 相続対策としてもご活用いただけるローリスクタイプの商品です。

公共債(国債等) 個人年金保険 静銀ティーエム証券

円貨預金 譲渡性預金 外貨預金 投資信託

■個人預り資産の推移(末残)

62,000

60,000

58,000

56,000

54,000

52,000

50,000

48,000

46,000

44,000

(億円)

17/3末 18/3末 19/3末

18年3月末比

+2,153億円

55,901

58,249

60,402

主な事業内容

投資信託や債券、株式などの幅広い商品ラインナップや静岡銀行と連携した総合金融サービスの提供により、多様化・高度化するお客さまの資産運用ニーズにお応えしております。

静銀ティーエム証券 株式会社

●証券業務

個人市場

静銀ティーエム証券株式会社は、静岡県内に12拠点、神奈川県内に1拠点をかまえ、すべての店舗を静岡銀行との共同店舗としております。また、静岡銀行の6店舗を証券仲介窓口として、金融のワンストップサービスをご提供しております。

店舗のご案内

本店営業部 清 水 支 店 藤 枝 支 店

富 士 支 店 三 島 支 店 熱 海 支 店

磐 田 支 店 浜松北支店

島 田 支 店 沼 津 支 店

浜 松 支 店 掛 川 支 店

藤 沢 支 店

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 38

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移転新築や改装により既存店舗の機能強化を図る一方で、平成18年9月には愛知県に豊橋ローンセンター、平成18年10月には神奈川県に厚木支店を新規出店するなど、今後成長が見込まれる近隣他県においても積極的に店舗ネットワークの充実を図っております。 また、お客さまに、より身近に便利にご利用いただくため、ショッピングセンターやコンビニエンスストアなどの他業態と共同での出店も進めております。

店舗

窓口営業時間中にご来店の難しいお客さまや遠隔地にお住まいのお客さまには、インターネットやモバイル、電話を利用して24時間※お取引いただける「しずぎんダイレクトバンキングサービス」を提供しております。機能やサービスの拡充のほか、平成18年11月にはインターネットバンキングにユニバーサルデザインを採用するなど、使いやすさの向上に努めております。 平成19年5月には、来店せずに口座開設や各種お取引ができるインターネット取引専用のインターネット支店を開設し、7月からお客さま向けのサービスを開始いたしました。 なお、静岡銀行では、お客さまに安心してインターネット取引をご利用いただくため、各種セキュリティ強化に取組んでおります。詳しくは41ページをご覧ください。 ※「しずぎんダイレクトバンキングサービス」のご利用には事前申込が必要です。 ※電話でのお取引は平日の朝9時から夜8時までのご利用となります。また、システムメンテナンス等によりお取引いただけない時間帯がございます。

ダイレクトバンキング

静岡銀行ホームページでは、取扱商品・サービス、キャンペーンをはじめ、店舗や手数料などの情報をご案内しているほか、ニュースリリースや財務データなど、静岡銀行グループの最新状況を掲載しております。

ホームページ

※平成19年7月現在のATM手数料無料化提携金融機関は、静岡県内の信用金庫およびJA、豊橋信用金庫、愛知銀行です。

ショッピングセンターや鉄道駅構内など利便性の高い施設内に設置しているほか、株式会社セブン銀行や日本郵政公社、静岡県内の信用金庫などとの提携により、充実したATMネットワークを構築しております。

ATM

静岡銀行では、お客さまのライフスタイルにあわせ、より多くの接点で幅広い金融サービスを提供できるよう、店舗やCD・ATMなどのチャネルの充実に努めております。

※仮想店舗(3店舗)を除く

(平成19年7月1日現在)

国内店合計

店 舗 ロ ー ン セ ン タ ー ビ ジ ネ ス ス テ ー シ ョ ン

163 15 7

合計 185

ATM合計

店 舗 内 A T M 店 舗 外 A T M セブン銀行ATM(全  国)

〃    (静岡県内) 手数料無料化提携金融機関のATM※

695 335

12,145 502

約2,300

合計 約15,500

●ホームページURL

http://www.shizuokabank.co.jp/無担保ローンの仮申込、外貨両替の予約のほか、住宅ローンの事前審査のご相談を受付けております。

個人市場

愛知・大阪地区

店 舗 ローンセンター

4 1

東京・神奈川地区

店 舗 ローンセンター

15 1

西部地区

店 舗 ロ ー ン セ ン タ ー ビジネスステーション

58 4 2

東部地区

店 舗 ロ ー ン セ ン タ ー ビジネスステーション

41 5 2

中部地区

店 舗 ロ ー ン セ ン タ ー ビジネスステーション

45 4 3

39 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

企業もと、を、商プ」をまから

「信地域心の親しまた銀行

その料無料たアンだくこ開して

店ち

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企業行動の原点として「CSの向上」を経営の最重要課題の一つに位置づけ、活動方針「感謝の心を行動に」の

もと、グループをあげてCS活動に取組んでおります。平成18年10月には、お客さまから寄せられた苦情・ご意見を、商品企画を含むCS施策に直接反映させる体制を強化するため、支店サポート部に「お客さまサービスグループ」を新設いたしました。また、銀行本部では、各部の役職者で構成するワーキンググループを毎月開催し、お客さまからのご意見・ご要望をサービスの改善などに迅速に反映するよう努めております。

CS(お客さま満足度)の推進

お客さまから寄せられたご意見・ご要望に対応しております。

店舗レイアウトの見直し

「信頼」から「愛着」へ。静岡銀行グループは、 地域の皆さまに、より身近な存在に近づくため、日々の営業活動の中で 心のこもった接遇、お客さまのニーズに合致した商品・サービスの提供、 親しみやすい店舗づくりに取組んでおります。 また、お客さまの生活に欠かせない金融システムの一翼を担う 銀行グループとして、安心してお取引いただける体制の整備を進めております。

お客さまの満足と安心のために

そのほか、お客さまのご要望をふまえ、休日のATM現金入金の手数料無料化などを実施いたしました。静岡銀行では、お客さまを対象としたアンケート調査のほか、平成19年5月からは、お客さまから評価いただくことで従業員の接遇向上を目指す「お客さま満足運動」を全店で展開しております。

「お客さま満足運動」では、「ガンバレター」によりお客さまの声を募集しております。 各店に設置の専用スタンドご意見箱への投函または郵送によりご送付ください。

ガンバレター

着席型の記帳台

店舗によってATMの稼働時間がちがって、わかりづらいわ。

一部の店舗を除き、ATMの稼働時間を、平日は朝8時から夜9時まで、土・日・祝日は朝9時から夜7時までに統一いたしました。

通帳更新をしたいのだけど、銀行窓口まで行かなければならないのかしら。

通帳更新につきましては、銀行窓口のほか、一部の通帳はスピーディーで便利な通帳繰越機がご利用いただけます。通帳繰越機をご利用いただける通帳デザインはステッカーでわかりやすくご案内しております。ご利用方法はロビースタッフなどにお気軽におたずねください。

電話番号を変更するだけなのに、 必要書類が多くて記入が大変だ。

お届けの住所・電話番号の変更に必要な書類を見直し、預金取引の場合は1枚の用紙で簡単にお手続きいただけるよう改訂いたしました。

※お取引の内容に応じて必要書類が異なります。

ロビースペースの拡張や相談ブースの設置など、落ち着いた雰囲気のなかでゆっくりご相談いただける店頭の整備を進めております。 また、キッズコーナーや着席型記帳台の設置など、すべてのお客さまにご利用いただきやすい店舗づくりに努めております。

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 40

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カードセキュリティ対策

インターネットセキュリティ対策

静岡の大切銀行

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金融犯罪への取組み

静岡銀行では、偽造・盗難カードの不正使用や盗難通帳による犯罪、インターネットへの不正アクセスなどによる犯罪被害の拡大防止にむけ、各種セキュリティ強化対策に取組んでおります。

利用者保護態勢の強化

投資は、「金リスクついてにご理しておリング果を販平成

より一教育を容やニてまい

ATMによる「暗証番号変更サービス」の提供 ■お客さまご自身により、ATMからいつでも暗証番号を即時変更いただけます。  さらに、生年月日など推測されやすい暗証番号をご利用のお客さまに対し、ATMお取引画面へ注意メッセージを表示し、個別に暗証番号変更をお勧めしております。

■提携先ATMを除くすべてのATMへ、「後方確認用ミラー」と「覗き見防止フィルム」を装着しております。

「しずぎんICカード」の発行 ■より一層安全性を高めるため、平成18年3月より「しずぎんICカード」の発行を開始いたしました。現在、ICカードへの生体認証機能の搭載を検討しております。

「ATMご利用限度額変更サービス」の提供 ■磁気ストライプ型「しずぎんカード」の一日あたりのATM出金限度額(現金出金とお振込取引の合計金額)を、一律200万円としております。出金限度額のさらなる引き下げをご希望の場合は、ATMで設定いただくことが可能です。

■「しずぎんICカード」をご利用のお客さまは、お申込時に出金限度額を300万円以内でご指定いただくことが可能です。

■インターネットバンキングへのアクセスに際し、本人認証をより厳格に行う仕組みを導入し、なりすまし防止を図っております。 ■平成19年7月より、ダイレクトバンキングご利用時に必要なパスワードを1分ごとに自動更新するワンタイムパスワードサービスをご提供しております。

■静岡銀行ホームページを偽造したサイトに重要情報を送信しようとすると、警告メッセージを表示するフィッシング対策ツールを導入しております。 ■インターネットバンキングを利用しない間は、お客さまの携帯電話からインターネットバンキングへのログインをロックする機能をご提供しております。

■無担保ローン仮申込などのためにホームページにご入力いただいたお客さま情報は、暗号化して管理しております。

「ATMによる異常取引検索システム」 によるモニタリング ■異常なカード取引を早期に把握するための検索システムにより、モニタリングを実施しております。

1 不正に使われないために 2 被害の拡大を防ぐために

3 万一被害に遭われたときのために

1 本人確認の厳格化

3 フィッシング詐欺・スパイウェア対策

2 お客さま情報の保護

しずぎんICカード ICカードは偽造が難しく、スキミングなどによる不正使用防止に対して有効な手段となります。

お客さまの満足と安心のために

「しずぎんカード被害補償制度」の充実 ■「預金者保護法」の施行(平成18年2月)にさきがけ、平成17年12月にしずぎんカード規定を改定し、同法の趣旨に沿った偽造・盗難カードの不正使用による被害補償に真摯に取組んでおります。

41 ● SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007

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静岡銀行では、「静岡銀行プライバシーポリシー」(お客さまの個人情報保護に関する宣言)を制定し、お客さまの大切な個人情報の保護に努めております。 銀行グループの情報資産を統括管理する部署として、コンプライアンス部に「情報セキュリティ管理室」を設置

し、各種安全管理措置の強化に継続して取組んでおります。 ※「静岡銀行プライバシーポリシー」の全文は、静岡銀行ホームページでご覧いただけます。

個人情報保護への取組み

お客さまからのご相談・苦情につきましては、支店サポート部お客さまサービスグループに設置した「お客さまサービス室」が一元的に管理・対応を行い、業務担当部署において改善策を検討する態勢としております。また、苦情事例を毎月営業店に還元し、再発防止を図っております。

苦情への対応

リスク商品の販売

グループ会社のご紹介

主な事業内容

静岡銀行の営業店後方事務の受託会社として、事務品質の向上を目指すとともに、事務の集中処理化と業務プロセスの再構築を通じて、静岡銀行グループ全体の業務効率化およびローコスト化に貢献しております。また、平成15年から銀行営業店への社員派遣を開始し、現在では営業店事務を支える大きな戦力となっております。

●事務の集中処理業務 ●特定労働者派遣業務

主な事業内容

静岡銀行およびグループ各社への一般労働者派遣・紹介予定派遣業務と総務関係の受託業務を行っております。また、平成15年からは、グループ各社の総務事務を集中処理する体制を整備し、静岡銀行グループ全体の効率化と生産性向上の一翼を担っております。

静銀総合サービス 株式会社

静銀 ビジネスクリエイト

株式会社 ●人材派遣業務  (一般労働者派遣・紹介予定派遣) ●総務業務代行

投資信託、外貨預金、保険、デリバティブ商品などお客さまに元本割れのリスクなどが生じる商品の販売に際しては、「金融商品の勧誘方針」に則った取扱いを徹底しております。公的な販売資格が必要な商品を含む、すべてのリスク商品について販売資格の基準を定め、商品の仕組みやリスクの所在などについて十分な知識を持った行員に販売を限定しているほか、商品ごとにお客さまにご理解いただく事項をチェックシートにまとめ、これに基づき説明を行う態勢としております。さらに、コンプライアンス部コンプライアンスグループによるモニタリングや、監査部による営業店検査などを通じて販売態勢の検証を行い、その結果を販売ルールの見直しなどに活用しております。 平成19年9月に施行される金融商品取引法では、各金融機関に利用者保護を

より一層意識した業務運営が求められます。静岡銀行では、販売担当者に対する教育を徹底し、わかりやすい説明態勢の強化に取組むことで、お客さまの資産内容やニーズにふさわしい商品をお勧めできるよう適切な販売態勢の構築に努めてまいります。

お客さまの満足と安心のために

SHIZUOKA BANK GROUP REPORT 2007 ● 42

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